JP2008197843A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄なプレゼンス情報の登録処理を防止しつつ、プレゼンス情報の登録処理を好適に行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯端末2においては、プレゼンス管理部13は、プレゼンス利用者確認要求を生成し、プレゼンス通信部12は、プレゼンス利用者確認要求をプレゼンスサーバに送信し、プレゼンスサーバから送信されてきたプレゼンス利用者確認要求に対する応答であるプレゼンス利用者確認応答を受信し、プレゼンス管理部13は、プレゼンス利用者確認応答に含まれるプレゼンス利用者に関する情報に基づいて、プレゼンス利用状態管理情報16を更新し、プレゼンス利用状態管理情報16に基づいて、携帯端末2のプレゼンスを利用する他の携帯端末2が存在するか否かを判定し、判定結果に基づいて、プレゼンスの通知に関するモードを決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、プレゼンスサーバにプレゼンス情報を登録することができるようにした情報処理装置に関する。
近年、ネットワークを介して接続された複数の携帯端末(例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)など)の現在のプレゼンス情報をプレゼンスサーバに逐次登録するとともに、登録された各携帯端末のプレゼンス情報をプレゼンスサーバにおいて管理しておき、プレゼンスサーバに管理されている携帯端末のプレゼンス情報を必要に応じて他の携帯端末に供給する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に提案されている技術によれば、不必要なプレゼンス情報の登録シーケンスを回避することができる。
特開2005−318221号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている技術では、プレゼンスサーバ側からの携帯端末へのプレゼンス情報の要求を減らすことにより、不必要なプレゼンス情報の登録処理を一応回避することはできるが、携帯端末側からの自発的なプレゼンス情報の登録処理を回避することができるわけではないため、不必要なプレゼンス情報の登録を必ずしも完全に回避することができるわけではないという課題があった。
特に、携帯端末の現在のプレゼンス情報に関して他の携帯端末からの取得要求があるか否かにかかわらず、携帯端末側から自発的に、例えば所定の時間(例えば10分間など)ごとに現在のプレゼンス情報の登録処理を常に行うようにすると、帯端末の現在のプレゼンス情報に関して他の携帯端末からの取得要求がないときには、このプレゼンス情報の登録処理は全く無駄なものとなってしまう。
また、高いポータビリティ性を有する携帯端末の場合に、ユーザの行動パターン(ユーザコンテキスト)に基づいてプレゼンス情報の登録処理を行うか否かを判定し、この判定結果に基づいてプレゼンス情報の登録処理を行うようにすると、ユーザコンテキストが頻繁に変化するときには、この変化に応じてプレゼンス情報の登録処理も頻繁に行われてしまい、より多くの無駄なプレゼンス情報の登録処理が行われてしまうだけでなく、無駄に多くの電力を消費させてしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無駄なプレゼンス情報の登録処理を防止しつつ、プレゼンス情報の登録処理を好適に行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、プレゼンス利用者の確認を要求するためのプレゼンス利用者確認要求を生成し、生成されたプレゼンス利用者確認要求を情報管理装置に送信する第1の送信手段と、情報管理装置から送信されてきたプレゼンス利用者確認要求に対する応答であるプレゼンス利用者確認応答を受信する受信手段と、受信手段により受信されたプレゼンス利用者確認応答に含まれるプレゼンス利用者に関する情報に基づいて、プレゼンス利用者の状態に関する情報を更新する更新手段と、更新手段により更新されたプレゼンス利用者の状態に関する情報に基づいて、情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在するか否かを判定する第1の判定手段と、第1の判定手段による判定結果に基づいて、プレゼンスの通知に関するモードを決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置においては、プレゼンス利用者の確認を要求するためのプレゼンス利用者確認要求が生成され、生成されたプレゼンス利用者確認要求が情報管理装置に送信され、情報管理装置から送信されてきたプレゼンス利用者確認要求に対する応答であるプレゼンス利用者確認応答が受信され、受信されたプレゼンス利用者確認応答に含まれるプレゼンス利用者に関する情報に基づいて、プレゼンス利用者の状態に関する情報が更新され、更新されたプレゼンス利用者の状態に関する情報に基づいて、情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在するか否かが判定され、判定結果に基づいて、プレゼンスの通知に関するモードが決定される。
本発明によれば、無駄なプレゼンス情報の登録処理を防止しつつ、プレゼンス情報の登録処理を好適に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るネットワークシステム1の概略的な構成を表している。
図1に示されるように、ネットワークシステム1には、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局3が設置されている。これらの基地局3には、本発明に係る情報処理装置として適用可能な移動無線局である携帯端末2−1が例えばW−CDMAと呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続されており、例えば2[GHz]の周波数帯の5[MHz]帯域を利用して静止時に2[Mbps]、移動時に384[Kbps]のデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信することができる。
また、ネットワークシステム1には、無線LANのアクセスポイント4が設置されており、このアクセスポイント4には携帯端末2−2が適宜無線接続される。
この基地局3やアクセスポイント4には、ネットワーク5(例えば、インターネット、LAN、WAN、その他の各種のネットワークを含む)を介して、本発明に係る情報管理装置として適用可能なプレゼンスサーバ6が接続される。
携帯端末2−1乃至2−2は、必要に応じて、現在の端末の状態を示すプレゼンス情報を基地局3またはアクセスポイント4を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
なお、携帯端末2−1乃至2−2は、以下において、それぞれを個々に区別する必要がない場合、携帯端末2と総称する。
図2は、図1の携帯端末2の内部の構成を表している。
図2に示されるように、携帯端末2は、通信部11、プレゼンス通信部12、プレゼンス管理部13、プレゼンス自動更新部14、プレゼンス利用状態管理部15、操作部17、プレゼンス状態表示管理部18、および表示部19により構成される。
通信部11は、基地局3やアクセスポイント4、そしてネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6と通信処理を行う。プレゼンス通信部12は、通信部11を介して接続されているプレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を行う。
プレゼンス管理部13は、予め記憶されているプレゼンス設定情報(すなわち、プレゼンスサーバ6のURLやユーザIDなどのプレゼンス通信処理に必要な情報)に基づいて、携帯端末2の現在のプレゼンスを示すプレゼンス情報を生成するとともに、生成されたプレゼンス情報を管理し、必要に応じてプレゼンス通信部12に供給する。
なお、プレゼンス情報には、例えば位置情報、接続されているネットワークに関する情報、通信帯域情報などの種々の情報が含まれている。
プレゼンス自動更新部14は、携帯端末2のプレゼンス情報を自動更新すると設定されているとき、設定された所定の時間(例えば10分間)ごとに携帯端末2のプレゼンス情報を新たに生成してプレゼンス管理部13に供給する。
プレゼンス利用状態確認部15は、携帯端末2の現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の利用状態(例えば利用数など)を示すプレゼンス利用状態情報16(例えばプレゼンス利用状態フラグなど)をデータベースに保持するとともに、必要に応じて、保持されているプレゼンス利用状態情報16に基づき、携帯端末の現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の利用状態を確認し、確認結果をプレゼンス管理部13に供給する。
操作部17は、図示せぬ操作キーや操作ボタンなどにより構成される。特に、操作部17には、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6と接続し、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を開始または終了を指示するための操作キーが設けられており、ユーザは、この操作キーを操作することで、適宜、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を開始または終了を指示することが可能である。また、操作部17には、携帯端末2の現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示するための操作キーが設けられており、ユーザは、この操作キーを操作することで、適宜、携帯端末2の現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示することが可能である。
プレゼンス状態表示管理部18は、表示部19による種々の情報の表示を管理する。特に、プレゼンス状態表示管理部18においては、携帯端末の現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が存在するか否かを示すアイコンなどの表示が管理される。
表示部19は、LCDなどからなり、プレゼンス状態表示管理部18の制御に従い、携帯端末の現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が存在するか否かを示すアイコンなどを表示する。
図3は、図1のプレゼンスサーバ6の内部の構成を表している。
プレゼンスサーバ6は、通信部21、プレゼンスサーバ制御部22、クライアント管理部23、およびプレゼンス利用状態管理部24により構成される。
通信部21は、ネットワーク5を介して携帯端末2と通信処理を行う。プレゼンスサーバ制御部22は、例えばCPU、ROM、およびRAMなどからなり、プレゼンスサーバ6全体を統括的に制御する。クライアント管理部23は、プレゼンスサーバ6に接続されているクライアントとしての携帯端末2のプレゼンス情報などを管理する。
プレゼンス利用状態管理部24は、それぞれの携帯端末2ごとにプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の利用状態(例えば利用する携帯端末2の有無や利用数など)が対応付けられて登録されているプレゼンス利用状態管理データベース25を管理する。
次に、図4のフローチャートを参照して、ユーザにより操作部17(例えば携帯端末2の現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示するための操作キー)が操作されることにより、携帯端末2の現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始が指示された場合における、携帯端末2とプレゼンスサーバ6との間におけるプレゼンス情報の登録処理の概略について説明する。なお、プレゼンス情報登録処理は、ユーザにより操作部17(プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を開始または終了を指示するための操作キー)が操作されることにより、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理が開始されている。また、各装置の詳細な処理については後述する。
ステップS1において、携帯端末2は、ユーザにより操作部17(例えば携帯端末2の現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示するための操作キー)が操作されることにより、携帯端末2の現在のプレゼンス情報をネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始が指示されると、携帯端末2の現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の利用者の確認を要求するメッセージであるプレゼンス利用者確認要求メッセージを生成し、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
プレゼンスサーバ6は、ステップS11でネットワーク5を介して携帯端末2から送信されてきたプレゼンス利用者確認要求メッセージを受信すると、ステップS12において、プレゼンス利用者確認要求メッセージに対する応答であるプレゼンス利用者確認応答メッセージを生成しネットワーク5を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2は、ステップS2でネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6から送信されてきたプレゼンス利用者確認応答メッセージを受信すると、ステップS3において、受信されたプレゼンス確認応答メッセージに含まれる、携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の利用状態(例えば利用する携帯端末2の有無や利用数など)に関する情報を取得し、取得されたこれらの情報に基づいて携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2の有無を判定する(換言すれば、取得されたこれらの情報に基づいて携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が少なくとも1つ以上存在するか否かを判定する)。
携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が有ると判定された場合、携帯端末2は、プレゼンス通知実行モードとなり、現在の携帯端末2のプレゼンスを示すプレゼンス情報を新たに生成するとともに、生成された新たなプレゼンス情報を用いて、携帯端末2のプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを生成し、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
プレゼンスサーバ6は、ステップS13でネットワーク5を介して携帯端末2から送信されてきたプレゼンス登録要求メッセージを受信すると、受信されたプレゼンス登録要求メッセージに含まれる携帯端末2の現在のプレゼンスを示す新たなプレゼンス情報を取得し、取得されたプレゼンス情報を登録し、その後、ステップS14において、プレゼンス登録要求メッセージに対する応答であるプレゼンス登録応答メッセージを生成し、生成されたプレゼンス登録応答メッセージをネットワーク5を介して携帯端末2に送信する。
携帯端末2はステップS4でネットワーク5を介して送信されてきたプレゼンス登録応答メッセージを受信する。
これにより、プレゼンス情報登録処理は終了する。
一方、携帯端末2のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が無いと判定された場合(すなわち、携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が0であると判定された場合)、携帯端末2は、プレゼンス通知休止モードとなり、現在の携帯端末2のプレゼンスを示すプレゼンス情報を新たに生成せず、プレゼンス登録要求メッセージをプレゼンスサーバ6に送信しない。
次に、図5のフローチャートを参照して、携帯端末2において、この携帯端末2に対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が無いと判定された場合にプレゼンス通知休止モードとなった後、プレゼンスサーバ6に他の携帯端末2から携帯端末2の現在のプレゼンスの利用を開始するためのプレゼンス利用開始メッセージが送信された場合における、携帯端末2(以下、便宜上、「携帯端末A」という。)、他の携帯端末2(以下、「携帯端末B」という。)、およびプレゼンスサーバ6との間での処理の概略について説明する。なお、図5のステップS21乃至S22、ステップS25、ステップS31乃至S32、ステップS35、およびステップS37の処理は、図4のステップS1乃至S2、ステップS4、ステップS11乃至S14の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS41において、携帯端末Bは、携帯端末Aの現在のプレゼンスの利用を開始するためのプレゼンス利用開始メッセージを、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
プレゼンスサーバ6は、ステップS33でネットワーク5を介して携帯端末Bから送信されてきたプレゼンス利用開始メッセージを受信すると、ステップS34において、携帯端末Aに対する携帯端末Bの利用開始を通知するためのプレゼンス利用開始通知メッセージを生成し、生成されたプレゼンス利用開始通知メッセージをネットワーク5を介して携帯端末Aに送信する。
携帯端末Aは、ステップS23でネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6から送信されてきたプレゼンス利用開始通知メッセージを受信すると、ステップS24において、プレゼンス通知休止モードからプレゼンス通知実行モードに変更し、現在の携帯端末2のプレゼンスを示すプレゼンス情報を新たに生成するとともに、生成された新たなプレゼンス情報を用いて、携帯端末2のプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを生成し、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
ステップS36において、プレゼンスサーバ6は、携帯端末Aの現在のプレゼンスを示すプレゼンス情報を用いて、携帯端末Aの現在のプレゼンスを通知するためのプレゼンス状態通知メッセージを、ネットワーク5を介して携帯端末Bに送信する。
なお、携帯端末Aにおいてプレゼンス通知実行モードになされている場合に、プレゼンスサーバ6に携帯端末Bから携帯端末2の現在のプレゼンスの利用を終了するためのプレゼンス利用終了メッセージが送信された場合、図6のフローチャートに示されるように、プレゼンスサーバ6からネットワーク5を介して携帯端末Aに、プレゼンス利用終了通知メッセージが送信され、その後、携帯端末Aにおいてプレゼンス通知実行モードからプレゼンス通知休止モードに再び変更される。
以下、図4乃至図6のフローチャートを参照して説明した処理の詳細について、装置ごとに説明する。なお、以下に説明する処理においては、本発明を、例えば2つの携帯端末2(例えば携帯端末AとB)とプレゼンスサーバ6との間における処理について適用するようにしているが、このような場合に限られず、3つ以上の携帯端末とプレゼンスサーバ6との間における処理について適用するようにしてもよい。
図7のフローチャートを参照して、図2の携帯端末2におけるプレゼンス情報送信処理について説明する。このプレゼンス情報送信処理は、ユーザにより操作部17(例えば携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示するための操作キー)が操作されることにより、携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始が指示されたときに、開始される。
ステップS51において、プレゼンス管理部13は、ユーザにより操作部17(例えば携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理の開始を指示するための操作キー)が操作されることにより、携帯端末Aの現在のプレゼンス情報をネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理を開始するとの指示が受け付けられたか否かを判定し、携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定するまで待機する。
ステップS51において、携帯端末Aの現在のプレゼンス情報をネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に登録する登録処理を開始するとの指示が受け付けられたと判定された場合、プレゼンス管理部13はステップS52で、携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用者の確認を要求するメッセージであるプレゼンス利用者確認要求メッセージを生成する。プレゼンス管理部13は、生成されたプレゼンス利用者確認要求メッセージをプレゼンス通信部12に供給する。
ステップS53において、プレゼンス通信部12は、プレゼンス管理部13から供給されたプレゼンス利用者確認要求メッセージを取得し、取得されたプレゼンス利用者確認要求メッセージを通信部11およびネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
ステップS54において、プレゼンス通信部12は、通信部11およびネットワーク5を介して、プレゼンス利用者確認要求メッセージに対する応答であるプレゼンス利用者確認要求メッセージを受信する。
このプレゼンス利用者確認要求メッセージには、携帯端末Aの他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)による利用状態に関する情報、すなわち、利用携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)の利用者の数などに関する情報が含まれている。
プレゼンス通信部12は、受信されたプレゼンス利用者確認要求メッセージをプレゼンス管理部13に供給する。
ステップS55において、プレゼンス管理部13は、プレゼンス通信部12から供給されたプレゼンス利用者確認要求メッセージに含まれる、携帯端末Aの他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)による利用状態に関する情報、すなわち、利用携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用者の数などに関する情報を取得する。
ステップS56において、プレゼンス管理部13は、取得された携帯端末Aの他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)による利用状態に関する情報に基づいて、プレゼンス利用状態確認部15に管理されているプレゼンス利用状態情報16を更新する。
例えばステップS56におけるフラグ更新処理の前に、携帯端末Aの他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)による利用者数が「2」であった場合に、プレゼンスサーバ6から送信されてきたプレゼンス利用者確認応答メッセージに含まれる利用者数が「1」であるとき、プレゼンス利用状態確認部15に管理されているプレゼンス利用状態情報16は「2」から「1」に更新される。
ステップS57において、プレゼンス利用状態確認部15は、プレゼンス利用状態情報16に基づき、現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が存在するのか否かを判定する。すなわち、プレゼンス利用状態情報16に基づき、携帯端末Aに対してそのプレゼンス情報を利用する他の携帯端末2が少なくとも1つ以上存在するか否かが判定される)。
ステップS57において現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が存在すると判定された場合、プレゼンス利用状態確認部15は、その確認結果(判定結果)をプレゼンス管理部13に供給する。
ステップS58において、プレゼンス管理部13は、プレゼンス利用状態確認部15から供給された確認結果に従い、プレゼンス通知に関するモードをプレゼンス通知実行モード(携帯端末Aのプレゼンスを他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に通知するモード)に決定する。
ステップS59において、プレゼンス管理部13は、予め記憶されているプレゼンス設定情報(すなわち、プレゼンスサーバ6のURLやユーザIDなどのプレゼンス通信処理に必要な情報)に基づいて、新たに携帯端末Aのプレゼンスを示すプレゼンス情報を生成する。このプレゼンス情報には、例えば位置情報、接続されているネットワークに関する情報、通信帯域情報などの種々の情報が含まれている。
ステップS60において、プレゼンス管理部13は、生成されたプレゼンス情報を用いて、携帯端末Aのプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを生成してプレゼンス通信部12に供給する。
このプレゼンス登録要求メッセージには、生成されたプレゼンス情報が含まれている。
ステップS61において、プレゼンス通信部12は、プレゼンス管理部13から供給されたプレゼンス登録要求メッセージを取得し、取得されたプレゼンス登録要求メッセージを通信部11およびネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信する。
ステップS62において、プレゼンス通信部12は、通信部11およびネットワーク5を介して、プレゼンス登録要求メッセージに対する応答であるプレゼンス登録応答メッセージを受信する。
これにより、プレゼンスサーバ6において携帯端末Aのプレゼンスを示すプレゼンス情報が更新されたことを認識することができる。
ステップS63において、プレゼンス管理部13は、プレゼンスサーバ6からネットワーク5を介してプレゼンス利用終了メッセージがプレゼンス通信部13において受信されたか否かを判定する。
ステップS63においてプレゼンスサーバ6からネットワーク5を介してプレゼンス利用終了メッセージがプレゼンス通信部13において受信されたと判定された場合、プレゼンス管理部13はステップS64で、プレゼンス利用状態確認部15において管理されているプレゼンス利用状態情報16を更新する。
例えば携帯端末Aの他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)による利用者数が「1」であった場合、プレゼンス利用状態確認部15に管理されているプレゼンス利用状態情報16は「1」から「0」に更新される。
ステップS65において、プレゼンス利用状態確認部15は、プレゼンス利用状態情報16に基づき、現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が「0」であると認識し、プレゼンス管理部13は、現在のプレゼンス通知実行モードから、プレゼンス利用状態確認部15から供給された確認結果に従い、プレゼンス通知に関するモードをプレゼンス通知休止モード(携帯端末Aのプレゼンスを他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に通知を休止するモード)に決定する。
これにより、携帯端末Aからのプレゼンス情報の登録頻度を減少させることができる。例えばユーザの好みのタイミングで操作部17の操作キーが操作されることで携帯端末Aのプレゼンス情報を登録するような場合に、プレゼンス状態表示管理部18により携帯端末Aのプレゼンスを更新する必要がない旨を示すアイコンなどを表示部19に表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が「0」であることから、携帯端末Aのプレゼンスを更新する必要がない旨を知ることができる。その結果、ユーザは、このような場合には、携帯端末Aのプレゼンスの登録指示を出さないようにすることができる。
なお、これらのアイコンなどを「指示情報」と定義する。
勿論、プレゼンス自動更新部14により携帯端末Aのプレゼンス情報を例えば予め設定された所定の時間(例えば10分間など)ごとに自動的に更新する場合にも適用するようにしてもよく、この場合、プレゼンス通知休止モードに決定されると、例えばプレゼンス情報の更新処理のタイミングを所定の時間だけ遅延させるようにしてもよい。これにより、無駄なプレゼンス情報の登録処理を行わないようにすることができる。
一方、ステップS63においてプレゼンスサーバ6からネットワーク5を介してプレゼンス利用終了メッセージがプレゼンス通信部13において受信されていないと判定された場合、ステップS64乃至S65の処理はスキップされる。これにより、プレゼンス利用状態情報16は更新されず、プレゼンス通知実行モードのまま維持される。
ステップS66において、プレゼンス管理部13は、ユーザにより操作部17(プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を開始または終了を指示するための操作キー)が操作されることにより、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を終了するとの指示が受け付けられたか否かを判定する。
ステップS66においてプレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を終了するとの指示が受け付けられていないと判定された場合、処理はステップS51に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。これにより、ユーザが好みに応じて、携帯端末Aのプレゼンスを利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用数に従い、携帯端末Aの現在のプレゼンスを登録することができる。
ステップS66において、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を終了するとの指示が受け付けられたと判定された場合、プレゼンス情報送信処理は終了する。
一方、ステップS67において、現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が存在しないと判定された場合、プレゼンス利用状態確認部15は、その確認結果(判定結果)をプレゼンス管理部13に供給する。
ステップS67において、プレゼンス管理部13は、プレゼンス利用状態確認部15から供給された確認結果に従い、プレゼンス通知に関するモードをプレゼンス通知休止モード(携帯端末Aのプレゼンスを他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に通知を休止するモード)に決定する。
ステップS68において、プレゼンス管理部13は、プレゼンスサーバ6からネットワーク5を介してプレゼンス利用開始メッセージがプレゼンス通信部13において受信されたか否かを判定する。
ステップS68において、プレゼンスサーバ6からネットワーク5を介してプレゼンス利用開始メッセージがプレゼンス通信部13において受信されたと判定された場合、プレゼンス管理部13はステップS69で、プレゼンス利用状態確認部15において管理されているプレゼンス利用状態情報16を更新する。
例えば携帯端末Aの他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)による利用者数が「0」であった場合、プレゼンス利用状態確認部15に管理されているプレゼンス利用状態情報16は「0」から「1」に更新される。
ステップS70において、プレゼンス利用状態確認部15は、プレゼンス利用状態情報16に基づき、現在、携帯端末Aに対して利用する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)が「1」であると認識し、プレゼンス管理部13は、プレゼンス利用状態確認部15から供給された確認結果に従い、現在のプレゼンス通知休止モードから、プレゼンス通知に関するモードをプレゼンス通知実行モード(携帯端末Aのプレゼンスを他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に通知を実行するモード)に決定する。
その後、処理はステップS59に進み、ステップS59以降の処理が繰り返し実行される。
次に、図8のフローチャートを参照して、図7のフローチャートを用いて説明したプレゼンス情報送信処理に対応する、図3のプレゼンスサーバ6におけるプレゼンス登録処理について説明する。
ステップS81において、プレゼンスサーバ制御部22は、通信部21およびネットワーク5を介して、携帯端末2(例えば携帯端末Aなど)からプレゼンス利用確認要求メッセージを受信したか否かを判定し、携帯端末2(例えば携帯端末Aなど)からプレゼンス利用確認要求メッセージを受信したと判定するまで待機する。
ステップS81において携帯端末2(例えば携帯端末Aなど)からプレゼンス利用確認要求メッセージを受信したと判定された場合、プレゼンスサーバ制御部22はステップS82で、クライアント管理部23を介し、プレゼンス利用状態管理部24に管理されているプレゼンス利用状態管理データベース25を参照して、携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用状態に関する情報(例えば携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用者数などに関する情報)を読み出す。
ステップS83において、プレゼンスサーバ制御部22は、読み出された携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用状態に関する情報に基づいて、プレゼンス利用者確認要求メッセージに対する応答であるプレゼンス利用者確認応答メッセージを生成する。
プレゼンスサーバ制御部22は、生成されたプレゼンス利用者確認応答メッセージを通信部21に供給する。
ステップS84において、通信部21は、プレゼンスサーバ制御部22から供給されたプレゼンス利用者確認応答メッセージを、ネットワーク5を介して携帯端末Aに送信する。
ステップS85において、プレゼンスサーバ制御部22は、通信部21およびネットワーク5を介して、携帯端末Aのプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを受信したか否かを判定し、携帯端末Aのプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを受信したと判定するまで待機する。
ステップS85において、携帯端末Aのプレゼンス情報の登録を要求するメッセージであるプレゼンス登録要求メッセージを受信したと判定された場合、プレゼンスサーバ制御部22はステップS86で、プレゼンス登録要求メッセージに含まれている携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を取得し、取得された携帯端末Aの現在のプレゼンス情報をクライアント管理部23に供給する。ステップS87において、クライアント管理部23は、プレゼンス制御部22から供給されたた携帯端末Aの現在のプレゼンス情報を取得し、取得されたた携帯端末Aの現在のプレゼンス情報に基づいて、携帯端末Aの現在のプレゼンスを登録(更新)する。
ステップS88において、プレゼンスサーバ制御部22は、クライアント管理部23において携帯端末Aの現在のプレゼンスが登録(更新)されると、プレゼンス登録要求メッセージに対する応答であるプレゼンス登録応答メッセージを生成し、生成されたプレゼンス登録応答メッセージを通信部21に供給する。
ステップS89において、通信部21は、プレゼンスサーバ制御部22から供給されたプレゼンス登録応答メッセージを、ネットワーク5を介して携帯端末Aに送信する。
ステップS90において、プレゼンスサーバ制御部22は、通信部21およびネットワーク5を介して、携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用開始メッセージを受信したか否かを判定する。
ステップS90において携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用開始メッセージを受信していないと判定された場合、処理はステップS81に戻り、ステップS81以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS90において携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用開始メッセージを受信したと判定された場合、プレゼンスサーバ制御部22はステップS91で、クライアント管理部23を介して、プレゼンス利用状態管理部24に管理されているプレゼンス利用状態管理データベース25を更新する。
例えばプレゼンス利用状態管理データベース25において管理されている携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用数が現在「0」である場合、携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用数は「1」に更新される。
ステップS92において、プレゼンスサーバ制御部22は、受信されたプレゼンス利用開始メッセージに基づき、携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用開始を通知するためのプレゼンス利用開始通知メッセージを生成する。
プレゼンスサーバ制御部22は、生成されたプレゼンス利用開始通知メッセージを通信部21に供給する。
ステップS93において、通信部21は、プレゼンスサーバ制御部22から供給されたプレゼンス利用開始通知メッセージを、ネットワーク5を介して携帯端末Aに送信する。
その後、処理はステップS94に進み、ステップS94乃至S100において携帯端末Aのプレゼンス情報登録処理が実行される。なお、ステップS95乃至S96およびステップS99乃至S100の処理は、ステップS86乃至S89の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS97において、プレゼンスサーバ制御部22は、登録された携帯端末Aのプレゼンス情報に基づいて、携帯端末Aの現在のプレゼンスを通知するためのプレゼンス状態通知メッセージを生成し、生成されたプレゼンス状態通知メッセージを通信部21に供給する。
ステップS98において、通信部21は、プレゼンスサーバ制御部22から供給されたプレゼンス状態通知メッセージを、ネットワーク5を介して携帯端末A以外の他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に送信する。
ステップS101において、プレゼンスサーバ制御部22は、通信部21およびネットワーク5を介して、携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用終了メッセージを受信したか否かを判定する。
ステップS101において、携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用終了メッセージを受信していないと判定された場合、処理はステップS81に戻り、ステップS81以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS101において携帯端末A以外の他の携帯端末(例えば携帯端末Bなど)からプレゼンス利用終了メッセージを受信したと判定された場合、プレゼンスサーバ制御部22はステップS102で、クライアント管理部23を介して、プレゼンス利用状態管理部24に管理されているプレゼンス利用状態管理データベース25を更新する。
例えばプレゼンス利用状態管理データベース25において管理されている携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用数が現在「1」である場合、携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)の利用数は「0」に更新される。
ステップS103において、プレゼンスサーバ制御部22は、プレゼンス利用状態管理データベース25に管理されている携帯端末Aに対する他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)に利用数が「0」であると認識されると、現在のプレゼンスを通知するためのプレゼンス利用終了通知メッセージを生成し、生成されたプレゼンス利用終了通知メッセージを通信部21に供給する。
ステップS98において、通信部21は、プレゼンスサーバ制御部22から供給されたプレゼンス利用終了通知メッセージをネットワーク5を介して携帯端末Aに送信する。
その後、処理はステップS81に戻り、ステップS81以降の処理が繰り返し実行される。
次に、図9のフローチャートを参照して、図8のフローチャートを用いて説明したプレゼンス情報登録処理に対応する、図2の携帯端末A以外の他の携帯端末2(例えば携帯端末Bなど)におけるプレゼンス情報受信処理について説明する。
ステップS111においてプレゼンス管理部13にてプレゼンスの利用を開始をするとの指示が受け付けられたか否かが判定され、プレゼンスの利用を開始をするとの指示が受け付けられたと判定された場合、プレゼンス管理部13はステップS112で、プレゼンス利用開始メッセージを生成し、ステップS113においてプレゼンス通信部12はプレゼンス利用開始メッセージを送信する。ステップS114において、プレゼンス12はプレゼンス状態通知メッセージをプレゼンスサーバ6から受信する。これにより、携帯端末Aの現在のプレゼンスを認識することができる。
ステップS115において、プレゼンス管理部13にてプレゼンスの利用を終了をするとの指示が受け付けられたか否かが判定され、プレゼンスの利用を終了をするとの指示が受け付けられたと判定された場合、プレゼンス管理部13はステップS116で、プレゼンス利用終了メッセージを生成し、ステップS117においてプレゼンス通信部12はプレゼンス利用終了メッセージを送信する。
その後、処理はステップS111に戻り、ステップS111以降の処理が繰り返し実行される。
本発明の実施形態においては、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を行う携帯端末2は、プレゼンス情報登録処理を開始する際に、プレゼンス利用者確認要求メッセージを生成し、生成されたプレゼンス利用者確認要求メッセージを、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6に送信することができる。
また、携帯端末2は、ネットワーク5を介してプレゼンスサーバ6からプレゼンス利用者確認応答メッセージを受信し、受信され多プレゼンス利用者確認応答メッセージからプレゼンス利用者状態に関する情報を取得するとともに、取得されたプレゼンス利用者状態に関する情報に基づいてプレゼンス利用状態情報16を更新することができる。
その後、更新されたプレゼンス利用状態情報16に基づいて、携帯端末2に対して利用する他の携帯端末2が存在するか否かを判定し、携帯端末2に対して利用する他の携帯端末2が存在しないと判定された場合、プレゼンス通知休止モードに決定するとともに、携帯端末2のプレゼンス情報の登録処理を行わないようにすることができる。
さらに、その後、プレゼンスサーバ6からプレゼンス利用開始メッセージまたはプレゼンス終了メッセージを受信すると、プレゼンス通知休止モードまたはプレゼンス通知実行モードに再決定するとともに、プレゼンス利用状態情報16を更新することができる。
これにより、無駄なプレゼンス情報の登録処理を防止しつつ、プレゼンス情報の登録処理(更新処理)を効率的に行うことができ、プレゼンス情報の登録処理を好適に行うことができる。その結果、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を行う携帯端末2における負荷を減少させることができる。
ところで、予め、携帯端末2の例えばプレゼンス管理部13に例えば図10[A]および[B]に示されるアドレス帳情報およびプレゼンス通知設定情報を保持(記憶)しておき、プレゼンスサーバ6から送信されてきたプレゼンス利用者確認応答メッセージに含まれるプレゼンス利用状態に関する情報に基づいて、携帯端末2(自端末SIP(Session Initiation Protocol)アドレス「sip:user@example.co.jp」)に対して複数の他の携帯端末2がそのプレゼンス情報の利用をしていると判定された場合、図10[A]および[B]に示されるアドレス帳情報およびプレゼンス通知設定情報を参照して、グループごとにプレゼンスを通知したり、あるいは通知しなかったりするようにしてもよい。
例えば図10[A]に示されるアドレス帳情報の場合、名前「太郎」により識別されるユーザが所有する携帯端末2は、「グループA」に属し、SIPアドレスが「sip:taro@aaa.co.jp」であることを示しており、名前「次郎」により識別されるユーザが所有する携帯端末2は、「グループA」に属し、SIPアドレスが「sip:jiro@bbb.ne.jp」であることを示しており、名前「花子」により識別されるユーザが所有する携帯端末2は、「グループB」に属し、SIPアドレスが「sip:hanako@ccc.ne.jp」であることを示している。
勿論、このアドレス帳情報には、メールアドレスや電話番号なども対応付けて記憶するようにしてもよい。
また、例えば図10[B]に示されるプレゼンス通知設定情報の場合、グループAに属する携帯端末2に関しては、プレゼンスの利用者であるとき、プレゼンスが通知されるが、グループBおよびCに属する携帯端末2に関しては、プレゼンスの利用者であっても、プレゼンスが通知されない。
これらのプレゼンス通知をするのか、あるいは、通知しないのかについてのプレゼンス通知設定情報は、ユーザの好みに応じて操作部17が操作されることで、設定することができる。勿論、適宜、変更するようにしてもよい。
この場合、プレゼンスサーバ6においては、例えばプレゼンス利用状態管理データベース25で携帯端末2ごとのSIPアドレスも対応付けて登録して管理する。そして、図8のステップS84の生成処理において生成されたプレゼンス利用者確認応答メッセージに、例えば図11[A]に示されるように、現在プレゼンスの利用をしている端末のSIPアドレスを含まるようにする。
例えば図11[A]の場合、複数の“From”行で記述することで、プレゼンス利用者確認応答メッセージに、現在プレゼンスの利用をしている端末のSIPアドレスを含まるようにする。勿論、複数の“From”行で記述する以外にも、プレゼンス利用者確認応答メッセージのBody部分に記述するようにしてもよい。
これにより、プレゼンス情報をプレゼンスサーバ6に送信する携帯端末2において、図7のステップ4においてプレゼンス利用者確認応答メッセージを受信すると、受信されたプレゼンス利用者確認応答メッセージに含まれる現在プレゼンスの利用をしている端末のSIPアドレスに基づいてプレゼンス管理部13に予め記憶されているアドレス帳情報を検索し、端末ごとのグループを取得し、取得されたグループに対応するプレゼンス通知設定情報を読み出す。
このとき、読み出されたプレゼンス通知設定情報に基づいて、プレゼンス通知をするのか、あるいは、通知しないのかを判定することができる。そして、その判定結果に基づいて、プレゼンス通知の設定が「あり」のグループに属するときには、プレゼンス通知実行モードに設定され、図7に示されるようにプレゼンスの通知がなされる。すなわち、携帯端末2の現在のプレゼンス情報がプレゼンスサーバ6に送信される。
このとき、図7のステップS60の処理により生成されたプレゼンス登録要求メッセージは、例えば図11[B]に示される。
一方、その判定結果に基づいて、プレゼンス通知の設定が「なし」のグループのみに属するときには、プレゼンス通知休止モードに決定され、図7に示されるようにプレゼンスの通知がなされず、携帯端末2の現在のプレゼンス情報はプレゼンスサーバ6に送信されない。なお、この場合のプレゼンス利用者確認応答メッセージは、例えば図11[C]に示される。
従って、プレゼンス情報を利用する携帯端末2ごとにプレゼンス通知に関するモードを予め設定することができるとともに、その都度、その設定に基づいてプレゼンス通知に関するモードを切り替えることができる。その結果、無駄なプレゼンス情報の登録処理をより防止しつつ、プレゼンス情報の登録処理(更新処理)をより効率的に行うことができ、プレゼンス情報の登録処理をより好適に行うことができる。その結果、プレゼンスサーバ6との間でプレゼンス通信処理を行う携帯端末2における負荷をより減少させることができる。
なお、本発明は、携帯端末2以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係るネットワークシステムの概略的な構成を示すネットワーク図。 図1の携帯端末の内部の構成を示すブロック図。 図1のプレゼンスサーバの内部の構成を示すブロック図。 図2の携帯端末および図3のプレゼンスサーバとの間における概略的な処理を説明するフローチャート。 図2の携帯端末および図3のプレゼンスサーバとの間における他の概略的な処理を説明するフローチャート。 図2の携帯端末および図3のプレゼンスサーバとの間における概略的な処理を説明するフローチャート。 図2の携帯端末におけるプレゼンス情報送信処理を説明するフローチャート。 図3のプレゼンスサーバにおけるプレゼンス情報登録処理を説明するフローチャート。 図2の携帯端末におけるプレゼンス情報受信処理を説明するフローチャート。 図2のプレゼンス管理部に予め記憶されているアドレス帳情報およびプレゼンス通知設定情報の構成例を示す図。 図3のプレゼンスサーバから送信されるプレゼンス利用者確認応答メッセージ、および図2の携帯端末から送信されるプレゼンス登録要求メッセージの構成例を示す図。
符号の説明
1…ネットワークシステム、2…携帯端末、3…基地局、4…アクセスポイント、5…ネットワーク、6…プレゼンスサーバ、11…通信部、12…プレゼンス通信部、13…プレゼンス管理部、14…プレゼンス自動更新部、15…プレゼンス利用状態確認部、16…プレゼンス利用状態情報、17…操作部、18…プレゼンス状態表示管理部、19…表示部、21…通信部、22…プレゼンスサーバ制御部、23…クライアント管理部、24…プレゼンス利用状態管理部、25…プレゼンス利用状態管理データベース。

Claims (5)

  1. プレゼンス利用者の確認を要求するためのプレゼンス利用者確認要求を生成し、生成された前記プレゼンス利用者確認要求を情報管理装置に送信する第1の送信手段と、
    前記情報管理装置から送信されてきた前記プレゼンス利用者確認要求に対する応答であるプレゼンス利用者確認応答を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記プレゼンス利用者確認応答に含まれる前記プレゼンス利用者に関する情報に基づいて、前記プレゼンス利用者の状態に関する情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された前記プレゼンス利用者の状態に関する情報に基づいて、情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在するか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段による判定結果に基づいて、プレゼンスの通知に関するモードを決定する決定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の判定手段により情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在すると判定された場合、前記決定手段は、前記プレゼンスの通知に関するモードを、プレゼンスの通知を実行するプレゼンス通知実行モードに決定し、
    前記第1の判定手段により情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在しないと判定された場合、前記決定手段は、前記プレゼンスの通知に関するモードを、プレゼンスの通知を休止するプレゼンス通知休止モードに決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段によりプレゼンスの通知を実行するプレゼンス通知実行モードに決定されたとき、前記情報処理装置のプレゼンス情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記プレゼンス情報を用いて、プレゼンス情報の登録を要求するためのプレゼンス登録要求を生成し、生成された前記プレゼンス登録要求を前記情報管理装置に送信する第2の送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段によりプレゼンスの通知を休止するプレゼンス通知休止モードに決定されたとき、前記プレゼンス通知休止モードを指示する指示情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. プレゼンスを通知するか否かの設定に関する情報であるプレゼンス通知設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1の判定手段により情報処理装置のプレゼンスを利用する他の情報処理装置が存在すると判定された場合、前記記憶手段により記憶されている前記プレゼンス通知設定情報を参照して、前記受信手段により受信された前記プレゼンス利用者確認応答に含まれるアドレスに関する情報に基づいて、前記他の情報処理装置に関し、プレゼンスの通知をするか否かを判定する第2の判定手段とをさらに備え、
    前記決定手段は、前記第2の判定手段による判定結果に基づいて、プレゼンスの通知に関するモードを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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