JP2008197596A - 光線路器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光配線盤の内側に上下複数段配列される光線路器具において、それぞれのシャーシに大きな余長収容スペースを確保し、光配線盤を小型かつ簡単に構成する。
【解決手段】 光線路器具3は箱形のシャーシ11を備える。シャーシ11の前面にアダプタ16を配設し、シャーシ11の内側に光ケーブルの余長を収容する余長収容室18を形成する。シャーシ11の上面に天板22を設け、天板22の前端に規制壁23を立設する。規制壁23より後側の天板22上に光ケーブルの別の余長15bを収容する余長収納部24を設ける。天板22のバンド挿通孔に結束バンド26を通し、余長収納部24の光コードを保持する。
【選択図】 図4
【解決手段】 光線路器具3は箱形のシャーシ11を備える。シャーシ11の前面にアダプタ16を配設し、シャーシ11の内側に光ケーブルの余長を収容する余長収容室18を形成する。シャーシ11の上面に天板22を設け、天板22の前端に規制壁23を立設する。規制壁23より後側の天板22上に光ケーブルの別の余長15bを収容する余長収納部24を設ける。天板22のバンド挿通孔に結束バンド26を通し、余長収納部24の光コードを保持する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、光配線盤の内側に上下複数段配列される光線路器具に関し、特に、箱形シャーシ上に光コードの余長を収納するための構成に関する。
従来、光コードの余長を光線路器具の側方で処理する光配線盤が知られている。例えば、特許文献1に記載された光配線盤50は、図6に平面形態を示すように、ラック51の内側に、光線路器具52を設置するスペース53と、光コード54を配線するスペース55とを備えている。光線路器具52は箱形のシャーシ56の前面に複数のアダプタ57を装備し、アダプタ57の前方にダクト58が設けられている。
シャーシ56の側面にはステージ59が配線スペース55側へ突設され、ステージ59より高い位置のラック51に掛止部材60が取り付けられている。そして、配線スペース55において、光コード54の余長54aを掛止部材60に引っ掛けてステージ59側へ湾曲させ、ステージ59からダクト58に引き回し、光コード54のコネクタ(図示略)をアダプタ57に接続するようになっている。
特開2003−222731号公報
ところが、従来の光配線盤50によると、光線路器具52の余長収容スペースがシャーシ56の内部に限られているため、光線路器具52の側方に大きな配線スペース55を確保する必要があり、光配線盤50が大型化する問題点があった。また、限られた大きさのラック51に大きな配線スペース55を設けると、シャーシ56の容積が相対的に小さくなるため、別途の棚板や容器をラック51内に追加する必要があり、光配線盤50の部品点数が増えるという問題点もあった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、シャーシの余長収容スペースを拡張し、光配線盤を小型かつ簡単に構成できる光線路器具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、光配線盤の内側に上下複数段配列される光線路器具において、光配線盤に取り付けられる箱形のシャーシを備え、シャーシの前面に光コードを接続する複数のアダプタを配設し、シャーシの内側に光コードの余長を収容する余長収容室を形成し、シャーシの上面に余長収容室を覆う天板を設け、天板の前端部に規制壁を立設し、規制壁より後側の天板上に光コードの余長を収納する余長収納部を設けたことを特徴とする。
また、本発明の光線路器具は、余長収納部に収納された光コードを係止する係止部をシャーシの天板に設けたことを特徴とする。係止部としては、例えば、複数本の光コードを結束するためのバンドが挿通される孔やスリット、または、複数本の光コードをまとめて拘束する切起しや突起、その他テープ、クリップ、クランプなどを使用でき、これらの係止部を天板の適宜箇所に形成または付設することができる。
本発明の光線路器具は、シャーシ内側の余長収容室に加え、天板上に別の余長収納部を備えている。このため、限られた容積のシャーシに全体として大きな余長収容スペースを確保できる。従って、光線路器具側方の配線スペースを相対的に小さくし、光配線盤を小型に構成できるとともに、別途の余長収容部材を不要にし、光配線盤を少ない部品で簡単に構成できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は光配線盤のラックから扉を取り外して光線路器具の全体的な配列形態を示す。図2は図1の光配線盤の上端部を拡大して光線路器具の部分的な配列形態を示す。図3は図2のA−A線に沿って光線路器具の設置形態を示す。図4は図2のB−B線に沿って光線路器具の余長収容スペースを示す。図5は図2のC−C線に沿って光線路器具の平面的な構成を示す。
図1に示すように、この光配線盤1は縦長のラック2とその前面を開閉する扉(図示略)を備え、ラック2の内側上部に光線路器具3が上下方向に複数段配列されている。光線路器具3の左右両側には配線スペース4がマウントアングル5により区画され、両方のスペース4に複数の掛止部材6が上下に配列されている。光線路器具3の下側には融着トレイ7、テンションメンバ押え8、ケーブルクランプ9が配設され、ラック2の下端部から導入した光ケーブル(図示略)がクランプ9に保持され、光ケーブルから取り出した光コード15(図5参照)が掛止部材6を介して光線路器具3に配線される。
図2、図3に示すように、光線路器具3は四角箱形のシャーシ11を備え、シャーシ11の前端部の取付片12がネジ13でマウントアングル5に取り付けられている。シャーシ11の前面には左右二枚の扉14が設けられ、扉14に光コード15を接続する複数のアダプタ16が縦横に配列され、アダプタ16の下側にコード受け17が前方へ折り曲げられている。シャーシ11の内側には光コード15の余長15a(図5参照)を収容する余長収容室18が形成され、その前端に扉14の閉止部材19が設けられている。余長収容室18の左右両側面は側壁20で覆われ、側壁20に光コード15を通す開口部21が掛止部材6と略同じ高さに形成されている。
図4、図5に示すように、シャーシ11の上面には余長収容室18を覆う天板22が設けられている。天板22の前端縁には規制壁23が上方へ起立するように折り曲げられ、、規制壁23の背後において天板22の上に光コード15の別の余長15b(図4参照)を収納する余長収納部24が設けられている。そして、天板22の適宜個所に係止部としての一対複数組のバンド挿通孔25(図5参照)が形成され、各挿通孔25に通した結束バンド26により余長収納部24の光コード15を結束して天板22上に保持できるように構成されている。なお、シャーシ11の底板27と扉14のコード受け17には光コード15を束ねるテープ等の結束部材28,29が設けられている。
上記構成の光線路器具3によれば、次のような効果を期待できる。
(a)光コード15の余長15aをシャーシ11内側の余長収容室18に収容できるとともに、別の余長15bを天板22上の余長収納部24に収納することができる。
(b)一つの光線路器具3において、多数本の光コード15を余長収容室18と余長収納部24とに区別して整然と収納でき、特に、大容量の光配線盤1において、光コード15の配線作業を容易に行うことができる。
(c)限られた容積のシャーシ11に全体として大きな余長収容スペースを確保できるため、光線路器具3の左右に位置する配線スペース4を相対的に小さくし、光配線盤1のラック2を小型に構成することができる。
(d)ラック2の内側に棚板や容器等を別途に追加する必要がなくなるので、光配線盤1を少数の部品で簡単に構成することができる。
(e)複数のシャーシ11を所定のピッチでマウントアングル5に取り付けるだけで、隣接する光線路器具3の間に余長収納部24が形成されるので、別部品を追加する場合と比較し組立工数が少なくなり、光配線盤1を容易に製作することができる。
(a)光コード15の余長15aをシャーシ11内側の余長収容室18に収容できるとともに、別の余長15bを天板22上の余長収納部24に収納することができる。
(b)一つの光線路器具3において、多数本の光コード15を余長収容室18と余長収納部24とに区別して整然と収納でき、特に、大容量の光配線盤1において、光コード15の配線作業を容易に行うことができる。
(c)限られた容積のシャーシ11に全体として大きな余長収容スペースを確保できるため、光線路器具3の左右に位置する配線スペース4を相対的に小さくし、光配線盤1のラック2を小型に構成することができる。
(d)ラック2の内側に棚板や容器等を別途に追加する必要がなくなるので、光配線盤1を少数の部品で簡単に構成することができる。
(e)複数のシャーシ11を所定のピッチでマウントアングル5に取り付けるだけで、隣接する光線路器具3の間に余長収納部24が形成されるので、別部品を追加する場合と比較し組立工数が少なくなり、光配線盤1を容易に製作することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、光コードの本数に応じて光線路器具3の設置台数を増減したり、光線路器具3をラック2の内側に前後方向へスライド可能に設置したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 光配線盤
3 光線路器具
11 シャーシ
15 光コード
16 アダプタ
18 余長収容室
22 天板
23 規制壁
24 余長収納部
25 バンド挿通孔
3 光線路器具
11 シャーシ
15 光コード
16 アダプタ
18 余長収容室
22 天板
23 規制壁
24 余長収納部
25 バンド挿通孔
Claims (2)
- 光配線盤の内側に上下複数段配列される光線路器具において、光配線盤に取り付けられる箱形のシャーシを備え、シャーシの前面に光コードを接続する複数のアダプタを配設し、シャーシの内側に光コードの余長を収容する余長収容室を形成し、シャーシの上面に余長収容室を覆う天板を設け、天板の前端部に規制壁を立設し、規制壁より後側の天板上に光コードの余長を収納する余長収納部を設けたことを特徴とする光線路器具。
- 前記天板に余長収納部の光コードを係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の光線路器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007035654A JP2008197596A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 光線路器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007035654A JP2008197596A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 光線路器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008197596A true JP2008197596A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39756563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007035654A Pending JP2008197596A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 光線路器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008197596A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109318139A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-12 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种用于加工分体式光学零件的加工夹具 |
-
2007
- 2007-02-16 JP JP2007035654A patent/JP2008197596A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109318139A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-12 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种用于加工分体式光学零件的加工夹具 |
CN109318139B (zh) * | 2018-10-16 | 2024-04-02 | 广东开放大学(广东理工职业学院) | 一种用于加工分体式光学零件的加工夹具 |
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