JP2008197421A - 表示装置、表示装置の駆動方法及びプログラム - Google Patents

表示装置、表示装置の駆動方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】駆動処理が煩雑化するのを抑えることが可能な表示装置、表示装置の駆動方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】スイッチング素子21及びスイッチング素子23によって、画素電極15R、15G、15Bに供給されたRGBの画像信号に基づいて、画素電極15Ya及び15Yb、15Ca及び15Cb、15Ma及び15Mbに供給される画像信号(YCM)を生成するので、当該画素電極15Ya及び15Yb、15Ca及び15Cb、15Ma及び15Mbに信号を供給する回路を別途設ける必要が無い。これにより、サブ画素の種類が多くなっても駆動処理が煩雑化するのを抑えることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、表示装置の駆動方法及びプログラムに関する。
液晶表示装置や有機EL表示装置などの表示装置は、表示パネルに複数のサブ画素がマトリクス状に配列された構成になっており、数個のサブ画素が1組になって1つの画素を構成している。各サブ画素には画素電極が設けられており、信号供給部(ドライバ)から電気信号が供給されることにより、表示のオン、オフが切り替えられるようになっている。通常、1つのサブ画素は1つの色を表示するようになっている。
画素の構成としては、従来は1画素内に赤色、緑色、青色をそれぞれ表示する3種類のサブ画素が設けられている場合がほとんどであったが、近年では、赤緑青の3色に加えて白色のサブ画素を配置する場合がある。また、特許文献1に記載されているように、赤緑青の3色に加えてシアン、マゼンタ、イエローを表示する6種類のサブ画素が設けられている場合もある。このように、1画素内に4種類以上のサブ画素が設けられる場合も多くなっている。特に、上記のように6種類のサブ画素を配置させた場合には、鮮明な表示が可能となり、画像のコントラストがより高くなることが知られている。
特開2000−22973号公報
しかしながら、1画素に4種類以上のサブ画素を配置させる場合、各種類のサブ画素に別々の駆動信号を生成して供給する必要が生じるため、1画素に含まれるサブ画素の種類が多くなればなるほど駆動処理が煩雑になるという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、駆動処理が煩雑化するのを抑えることが可能な表示装置、表示装置の駆動方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、信号生成部が、複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に供給された第1の信号に基づいて、第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成するので、第2のサブ画素に信号を供給する場合であっても、第1のサブ画素に第1の信号を供給すれば済むことになる。これにより、サブ画素の種類が多くなっても駆動処理が煩雑化するのを抑えることができる。
上記の表示装置は、前記信号生成部が、前記表示領域内に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、信号生成部が表示領域内に設けられていることとしたので、表示領域内で第2の信号を生成することができる。これにより、信号供給部に予め第2の信号を供給するような構成を付加しておく必要が無いため、信号供給部の構成が複雑化するのを回避することができる。
上記の表示装置は、前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、前記第2のサブ画素が、赤色、緑色及び青色のいずれとも異なる色を表示するサブ画素を含んでいることを特徴とする。
本発明によれば、第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、第2のサブ画素が、赤色、緑色及び青色のいずれとも異なる色を表示するサブ画素を含んでいるので、赤緑青の3色を表示するビデオ信号から当該3色とは異なる色を生成することが可能となる。
上記の表示装置は、前記表示パネルが、前記複数のサブ画素のそれぞれに設けられた画素電極と、前記信号供給部に電気的に接続された接続部と、前記各画素電極についてそれぞれ設けられ、各々対応する前記画素電極と前記接続部とを電気的に接続するスイッチング素子とを有しており、前記第1のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子と、前記第2のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子とが、同一の前記接続部に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子と、第2のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子とが、同一の接続部に接続されているので、当該接続部をスイッチング素子毎に別々に設けた場合に比べて接続部の数が半分に減少することになる。これにより、接続部に印加する信号周波数を低くすることができ、消費電力の低下を図ることができる。
上記の表示装置は、前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、前記第2のサブ画素が、シアンを表示するシアンサブ画素と、マゼンタを表示するマゼンタサブ画素と、イエローを表示するイエローサブ画素とを含んでおり、前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記シアンサブ画素、前記マゼンタサブ画素、前記イエローサブ画素に供給される第2の信号をそれぞれC、M、Yとすると、C=(g+b)/2、M=(b+r)/2、Y=(r+g)/2となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、C、M、Yを簡単に生成することができる。なお、このような信号生成部については、表示領域の外側の領域に配置しても構わない。
上記の表示装置は、前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、前記第2のサブ画素が、シアンを表示するシアンサブ画素と、マゼンタを表示するマゼンタサブ画素と、イエローを表示するイエローサブ画素とを含んでおり、前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記シアンサブ画素、前記マゼンタサブ画素、前記イエローサブ画素に供給される第2の信号をそれぞれC、M、Yとすると、C=(g・b)1/2、M=(b・r)1/2、Y=(r・g)1/2となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、赤、緑、青の純色を表示させることができる。例えば、(r,g,b)=(1,0,0)の場合には(R,G,B,C,M,Y)=(1,0,0,0,0,0)となる。なお、R、G、Bは、それぞれ赤色サブ画素、緑色サブ画素、青色サブ画素に供給される第2の信号を示している。
上記の表示装置は、前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給される第2の信号をそれぞれR、G、Bとすると、R=r・(g+b−1)、G=g・(b+r−1)、B=b・(r+g−1)となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、シアン、マゼンタ、イエローの各色を純色で表示させることができる。例えば、(r,g,b)=(0,1,1)の場合には(R,G,B,C,M,Y)=(0,0,0,1,0,0)となる。また、(r,g,b)=(1,1,1)の場合には(R,G,B,C,M,Y)=(1,1,1,1,1,1)となり、白色を表示することも可能となる。
本発明に係る表示装置の駆動方法は、画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部とを具備する表示装置を駆動する際に、前記第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、前記信号生成部によって第2の信号が生成されるように、前記信号供給部が前記第1のサブ画素に前記第1の信号を供給することを特徴とする。
本発明によれば、第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、信号生成部が第1の信号に基づいて第2の信号を生成するので、サブ画素の種類が多くなっても駆動処理が煩雑化するのを抑えることができる。
本発明に係るプログラムは、画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部とを具備する表示装置を駆動する際、前記第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、前記信号生成部によって前記第2の信号が生成されるように、前記信号供給部に対して前記第1のサブ画素に前記第1の信号を供給するように命令することを特徴とする。
本発明によれば、第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、信号生成部が第1の信号に基づいて第2の信号を生成するので、サブ画素の種類が多くなっても駆動処理が煩雑化するのを抑えることができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
図1は、液晶表示装置1の全体構成を示す平面図である。本実施形態では、表示装置として、スイッチング素子に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下TFTという)素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置を例に挙げて説明する。
図1に示すように、液晶表示装置1の主部分を構成する液晶パネル2は、例えばガラスやプラスチックなどの光透過可能な一対の基板が液晶層を挟持してなる。液晶パネル2の平面視中央部には、静止画や動画等の画像を表示する表示領域3になっている。
表示領域3内には、複数のサブ画素4が平面視マトリクス状に配列されている。この複数のサブ画素4のうち、2行×3列の6個のサブ画素が1組となって1つの画素5を形成している。6個のサブ画素4は、それぞれ赤色、緑色、青色、シアン、マゼンタ、イエローを1色ずつ表示するようになっている。
一対の基板のうち一方の基板には、各サブ画素4に平面視で重なる領域に画素電極(図3参照)15が設けられており、当該画素電極15に電気信号を供給することにより、画像を表示するようになっている。また、一対の基板のうち他方の基板には、各サブ画素4に平面視で重なる領域に上記の赤色、緑色、青色、シアン、マゼンタ、イエローのカラーフィルタ層が形成されている。
表示領域3の外側には、走査線駆動回路6と、データ線駆動回路7とが設けられている。走査線駆動回路6は、液晶パネル2の図中左辺側に設けられている。走査線駆動回路6からは液晶パネル2の長手方向に沿って走査線16が形成されている。走査線16は、画素5に設けられた2列のサブ画素4の間を通るように延在している。データ線駆動回路7は、液晶パネル2の図中下辺側に設けられている。データ線駆動回路7からは液晶パネル2の短手方向に沿ってデータ線17が形成されている。データ線17は、サブ画素4の列ごとに設けられている。走査線駆動回路6及びデータ線駆動回路7は、制御部8によって制御されるようになっている。
図2は、制御部8の概略構成を示す図である。同図に示すように、制御部8は、CPU9と、RAM10と、ROM11と、記憶部14とを主体として構成されている。記憶部14には、走査線16に供給する走査信号のデータ(走査信号データ)12と、データ線17に供給する画像信号のデータ(画像信号データ)13と、制御プログラムPとが格納されている。画像信号データ13については、赤色、緑色、青色の3色のビデオデータから構成されている。制御プログラムPは、走査線駆動回路6及びデータ線駆動回路7に対して画像信号データ13及び走査信号データ12に基づいて信号を供給するよう命令するプログラムである。
図3は、液晶パネル2のうち画素電極の形成された基板の構成を示す平面図である。
同図に示すように、各サブ画素4に平面視で重なる領域には、画素電極15が形成されている。赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を表示するサブ画素4には、画素電極15R、15G、15Bがそれぞれ配置されている。イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)を表示するサブ画素4には、画素電極15が分割して配置されている。すなわち、イエローを表示するサブ画素4には画素電極15Yaと画素電極15Ybとが配置されており、シアンを表示するサブ画素4には画素電極15Caと画素電極15Cbとが配置されており、マゼンタを表示するサブ画素4には画素電極15Maと画素電極15Mbとが配置されている。
画素電極15R、15G、15Bには、それぞれ当該画素電極に対応するスイッチング素子20が設けられている。画素電極15R、15G、15Bにおいて同一の構成になっているため、以下の説明では画素電極15Rを代表させて説明する。スイッチング素子20は、例えば薄膜トランジスタからなるn型の素子である。当該薄膜トランジスタのゲート側が走査線16に接続されており、ソース側がデータ線17rに接続されており、ドレイン側が画素電極15Rに接続されている。
一方、画素電極15Yaには、スイッチング素子21が接続されている。なお、画素電極15Ca、15Maにおいても同一の構成になっているため、以下画素電極15Yaを代表させて説明する。スイッチング素子21は、上記のスイッチング素子20と同様に例えば薄膜トランジスタからなるn型の素子である。スイッチング素子21は、ゲート側が走査線16に接続されており、ソース側がデータ線17rに接続されており、ドレイン側が画素電極15Yaに接続されている。
画素電極15Ybには、スイッチング素子23が接続されている。なお、画素電極15Cb、15Mbにおいても同一の構成になっているため、以下画素電極15Ybを代表させて説明する。スイッチング素子23は、上記のスイッチング素子20と同様に例えば薄膜トランジスタからなるn型の素子である。スイッチング素子23は、ゲート側が走査線16に接続されており、ソース側がデータ線17gに接続されており、ドレイン側が画素電極15Ybに接続されている。
また、スイッチング素子21とスイッチング素子23との間にはスイッチング素子22が設けられている。このスイッチング素子22は、例えばp型の薄膜トランジスタからなる。スイッチング素子22は、ゲート側が走査線16に接続されており、ソース側が画素電極15Yaに接続されており、ドレイン側が画素電極15Ybに接続されている。画素電極15Ca及び15Cb、画素電極15Ma及び15Mbについても同様の構成になっている。
次に、上記のように構成された液晶表示装置1の動作を説明する。
走査線16に走査信号が供給されている場合(走査期間中)において、例えばデータ線17r(図中左端)に画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線17rからスイッチング素子20を介して画素電極15Rに入力される。同時に、画像信号はデータ線17rからスイッチング素子21を介して画素電極15Yaに入力される。
走査期間中においてデータ線17gに画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線17gからスイッチング素子20を介して画素電極15Gにも入力される。同時に、画像信号はデータ線17gからスイッチング素子21を介して画素電極15Caにも入力される。また、画像信号はデータ線17gからスイッチング素子23を介して画素電極15Ybにも入力される。
走査期間中においてデータ線17bに画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線17bからスイッチング素子20を介して画素電極15Bにも入力される。同時に、画像信号はデータ線17bからスイッチング素子21を介して画素電極15Maにも入力される。また、画像信号はデータ線17bからスイッチング素子23を介して画素電極15Cbにも入力される。
走査期間中においてデータ線17r(図中右端)に画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線17bからスイッチング素子23を介して画素電極15Mbに入力されることになる。
このように、スイッチング素子21及びスイッチング素子23によって、画素電極15R、画素電極15G、画素電極15Bに対して供給された信号(第1の信号)に基づいて、画素電極15Ya及び15Yb、画素電極15Ca及び15Cb、画素電極15Ma及び15Mbに供給される信号が生成されることになる。したがって、スイッチング素子21及びスイッチング素子23によって信号生成部が構成されていることになる。
また、データ線17rに供給する信号をr、データ線17gに供給する信号をg、データ線17bに供給する信号をb、画素電極15Yに入力される信号をY、画素電極15Cに入力される信号をC、画素電極15Mに入力される信号をMとすると、Y、C、Mはそれぞれ、
Figure 2008197421
で表されるように生成されることになる。
したがって、制御プログラムPの構成としては、画素電極15Yに信号を入力する場合には、走査線16に走査信号を供給する間に、データ線17rに信号rを供給すると共にデータ線17gに信号gを供給するように命令する構成にすれば良い。画素電極15C、15Mにそれぞれ信号を入力する場合についても同様である。
このように、本実施形態によれば、スイッチング素子21及びスイッチング素子23によって、画素電極15R、15G、15Bに供給されたRGBの画像信号に基づいて、画素電極15Ya及び15Yb、15Ca及び15Cb、15Ma及び15Mbに供給される画像信号(YCM)を生成するので、当該画素電極15Ya及び15Yb、15Ca及び15Cb、15Ma及び15Mbに信号を供給する回路を別途設ける必要が無い。これにより、サブ画素4の種類が多くなっても駆動処理が煩雑化するのを抑えることができる。
また、2行に亘って設けられている画素電極15R、15G、15Bと、画素電極15Ya及び15Yb、15Ca及び15Cb、15Ma及び15Mbとが同一の走査線16に接続されているので、画素電極の各列に沿って走査線16を形成する場合に対して、走査線16の本数を半減させることができる。これにより、走査線16に供給する走査信号の周波数を高くしなくても済むことになるため、消費電力を抑えることが可能となる。また、走査線16の本数を半減することができるため、その分開口率を向上させることができるという利点もある。
また、スイッチング素子22が設けられているので、上記の状態から走査線16に印加した信号を解除すると、スイッチング素子22のソース側とドレイン側とが導通するため、画素電極15Yaと画素電極15Ybの間で等電位となる。これにより、安定駆動を実現させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る液晶表示装置101の液晶パネル102の構成を示す平面図であり、図3に対応している。
図4に示すように、1画素内に赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの6種類のサブ画素105が設けられている。サブ画素105は図4の上側の行に3個、下側の行に3個配置されている。サブ画素105のうち上側の行には画素電極115R、115G、115Bがそれぞれ設けられており、下側の行には115Y、115C、115Mがそれぞれ設けられている。
画素電極115R、115G、115Bには、各々に対応するスイッチング素子120が設けられている。画素電極115Rを例に挙げて説明すると、スイッチング素子120は、第1実施形態と同様に、ゲート側が走査線116に接続されており、ソース側がデータ線117rに接続されており、ドレイン側が画素電極115Rに接続されている。画素電極115G及びが素電極115Bについても同様の構成になっている。
画素電極115Y、115C、115Mについては、各々に対応するスイッチング素子121及びスイッチング素子122が設けられている。画素電極115Yを例に挙げて説明すると、スイッチング素子121のゲート側が走査線116に接続されており、ドレイン側が画素電極115Yに接続されている。スイッチング素子121のソース側は、スイッチング素子122のドレイン側に接続されている。
スイッチング素子122については、ゲート側がデータ線117rに接続されており、ソース側がデータ線117gに接続されており、ドレイン側がスイッチング素子121のソース側に接続されている。画素電極115C及び画素電極115Mにおいても同様の構成になっている。
次に、上記のように構成された液晶表示装置101の動作を説明する。
走査線116に走査信号が供給されている場合(走査期間中)において、例えばデータ線117r(図中左端)のみに画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線117rからスイッチング素子120を介して画素電極115Rに入力される。同時に、この画像信号はスイッチング素子122のゲート側に供給され、スイッチング素子122のソース側とドレイン側とが導通した状態になる。また、走査線116の走査信号がスイッチング素子121のゲート側に供給され、スイッチング素子121のソース側とドレイン側とが導通した状態になる。
走査期間中において、データ117rに加えてデータ線117gにも画像信号が供給された場合、画像信号はデータ線117gからスイッチング素子120を介して画素電極115Gに入力される。同時に、この画像信号は、導通した状態になっているスイッチング素子122、スイッチング素子121を介して画素電極115Yに入力される。
このように、走査期間中にデータ線117r及びデータ線117gの両方に信号を供給しなければ画素電極115Yに信号が入力されないようになっている。この構成は画素電極115C及び画素電極115Mにおいても同様の構成になっている。すなわち、画素電極115Cに信号を入力するには、走査期間中にデータ線117g及びデータ線117bの両方に信号を供給する必要がある。また、画素電極115Mに信号を入力するには、走査期間中にデータ線117b及びデータ線117r(図中右端)の両方に信号を供給する必要がある。
つまり、データ線117rに供給する信号をr、データ線117gに供給する信号をg、データ線117bに供給する信号をb、画素電極115Yに入力される信号をY、画素電極115Cに入力される信号をC、画素電極115Mに入力される信号をMとすると、Y、C、Mは、理想的にはそれぞれ、
Figure 2008197421
となるように生成される。
上記の[数2]で示すような乗算回路においては、r、g、bの理論値は図5(a)及び図5(b)に示すような値になる。図5(a)及び図5(b)は、乗算回路の理論値を示したグラフであり、r及びgからYを生成する場合を例とした場合の結果である。グラフの各軸はr、g、Yの電圧値(単位はV)を示している。g及びbからCを生成する場合、b及びrからMを生成する場合においても同様の結果が得られる。これに対して、本実施形態に係る回路においては、図6(a)及び図6(b)のような値になる。理論値とは若干の誤差はあるものの、グラフの形状は類似しているといえる。
なお、制御プログラムPの構成としては、画素電極115Yに信号を入力する場合には、走査期間中にデータ線117r及びデータ線117gの両方に信号を供給するように命令する構成であれば良い。画素電極15C、15Mにそれぞれ信号を入力する場合についても同様である。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態においては、表示装置として液晶表示装置1を例に挙げて説明したが、これに限られることはなく、例えば有機EL表示装置、プラズマ表示装置、SED、CRTなどの表示装置、電子ペーパーなど、RGBCMYの画素を有しうる構成の表示装置に本発明を適用しても、勿論構わない。
また、上記実施形態においては、R、G、Bの表示信号についてはrgbのビデオ信号をそのまま利用する回路であったが、これに限られることはなく、例えば、R、G、Bの表示信号について、
Figure 2008197421
を満たすような理想回路を形成しても良い。この場合、例えば(r,g,b)=(0,1,1)のとき、(R,G,B,C,M,Y)=(0,0,0,1,0,0)となる。すなわち、赤色、緑色、青色、シアン、マゼンタ、イエローの単色をそれぞれ表示させることができる。なお、[数3]を満たす理想回路において、(r,g,b)=(1,1,1)のとき、RGBCMYの全色が発色する白色表示をすることができる。すなわち、(R,G,B,C,M,Y)=(1,1,1,1,1,1)となる。
また、上記実施形態においては、上記の数1〜数3に相当する回路を表示領域3内に設けたが、これに限られることはなく、表示領域3の外側(例えば周辺)に設けるようにしても勿論構わない。
本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す模式図。 本実施形態に係る液晶表示装置の制御系の構成を示す図。 本実施形態に係る液晶表示装置の画素の構成を示す平面図。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の画素の構成を示す平面図。 サブ画素に供給される電圧値を示すグラフ(その1)。 サブ画素に供給される電圧値を示すグラフ(その2)。
符号の説明
1…液晶表示装置 3…表示領域 4…サブ画素 5…画素 6…走査線駆動回路 7…データ線駆動回路 8…制御部 15…画素電極 16…走査線(接続部) 17…データ線 20、21、22、23…スイッチング素子 P…制御プログラム

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、
    前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、
    前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部と
    を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記信号生成部が、前記表示領域内に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、
    前記第2のサブ画素が、赤色、緑色及び青色のいずれとも異なる色を表示するサブ画素を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  4. 前記表示パネルが、
    前記複数のサブ画素のそれぞれに設けられた画素電極と、
    前記信号供給部に電気的に接続された接続部と、
    前記各画素電極についてそれぞれ設けられ、各々対応する前記画素電極と前記接続部とを電気的に接続するスイッチング素子と
    を有しており、
    前記第1のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子と、前記第2のサブ画素に設けられた画素電極に対応するスイッチング素子とが、同一の前記接続部に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、
    前記第2のサブ画素が、シアンを表示するシアンサブ画素と、マゼンタを表示するマゼンタサブ画素と、イエローを表示するイエローサブ画素とを含んでおり、
    前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記シアンサブ画素、前記マゼンタサブ画素、前記イエローサブ画素に供給される第2の信号をそれぞれC、M、Yとすると、
    C=(g+b)/2
    M=(b+r)/2
    Y=(r+g)/2
    となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第1のサブ画素が、赤色を表示する赤色サブ画素と、緑色を表示する緑色サブ画素と、青色を表示する青色サブ画素とを含んでおり、
    前記第2のサブ画素が、シアンを表示するシアンサブ画素と、マゼンタを表示するマゼンタサブ画素と、イエローを表示するイエローサブ画素とを含んでおり、
    前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記シアンサブ画素、前記マゼンタサブ画素、前記イエローサブ画素に供給される第2の信号をそれぞれC、M、Yとすると、
    C=(g・b)1/2
    M=(b・r)1/2
    Y=(r・g)1/2
    となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記信号供給部が前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給する第1の信号をそれぞれr、g、bとし、前記赤色サブ画素、前記緑色サブ画素、前記青色サブ画素に供給される第2の信号をそれぞれR、G、Bとすると、
    R=r・(g+b−1)
    G=g・(b+r−1)
    B=b・(r+g−1)
    となるように前記信号生成部が前記第2の信号を生成する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の表示装置。
  8. 画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部とを具備する表示装置を駆動する際に、
    前記第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、前記信号生成部によって第2の信号が生成されるように、前記信号供給部が前記第1のサブ画素に前記第1の信号を供給する
    ことを特徴とする表示装置の駆動方法。
  9. 画像を表示する表示領域を有し、前記表示領域内に複数のサブ画素が設けられた表示パネルと、前記表示パネルに設けられ、前記複数のサブ画素のうち第1のサブ画素に第1の信号を供給する信号供給部と、前記表示パネルに設けられ、前記第1の信号に基づいて前記複数のサブ画素のうち前記第1のサブ画素とは異なる第2のサブ画素に供給される第2の信号を生成する信号生成部とを具備する表示装置を駆動する際、
    前記第2のサブ画素に前記第2の信号を供給するときには、前記信号生成部によって前記第2の信号が生成されるように、前記信号供給部に対して前記第1のサブ画素に前記第1の信号を供給するように命令する
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016090595A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
KR101782648B1 (ko) * 2011-04-15 2017-10-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치

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