JP2008195410A - スープ類の小分け装置 - Google Patents

スープ類の小分け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008195410A
JP2008195410A JP2007030429A JP2007030429A JP2008195410A JP 2008195410 A JP2008195410 A JP 2008195410A JP 2007030429 A JP2007030429 A JP 2007030429A JP 2007030429 A JP2007030429 A JP 2007030429A JP 2008195410 A JP2008195410 A JP 2008195410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soup
valve
subdividing
hopper
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007030429A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Ikuta
一誠 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bay City Service Co Ltd
Original Assignee
Bay City Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bay City Service Co Ltd filed Critical Bay City Service Co Ltd
Priority to JP2007030429A priority Critical patent/JP2008195410A/ja
Publication of JP2008195410A publication Critical patent/JP2008195410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

【課題】作業ベイでの設置スペースの節約性、作業効率性、安全性、意匠性等に配慮したスープ類の小分け装置を提案すること。
【解決手段】弁部材が、外筒状の外弁と、この外弁に回動自在に組み込まれた内筒状の内弁と、この内弁に摺動部分が組み込まれた押し出し作動体とを備え、また、外弁の吸引孔用嵌合部にホッパーが装着されるスープ類の小分け装置Xに於いて、小分け装置Xを横方向に複数台併設し、これらの小分け装置Xは、それぞれ前壁下部から外方向に突出する左右一対の固定杆を備え、これらの固定杆には、前記小分け装置Xから供給されるスープ類を収納する容器用受け皿部材を横方向に複数個備えた連結部材を嵌脱自在に設けたこと。
【選択図】図7

Description

本発明は、スープ類の小分け装置に関する。
特許文献1乃至特許文献3は、本願発明者が提案したものである。これらの特許文献1、特許文献2及び特許文献3には、「弁部材が、外弁としての外筒体と、この外筒体に回動自在に組み込まれた内弁としての内筒体と、この内筒体に摺動部分が組み込まれた押し出し作動体とを備え、また、外筒体の吸引孔用嵌合部にホッパーが装着されるスープ類の小分け装置」が記載されている。
特に、特許文献1は、弁部材(エンジン本体)が小分け装置の水平板に着脱自在にセットできる構成が記載されている。また、特許文献2には、ホッパーがクランプを含む連結手段を介して弁部材に取り外し可能に装着される構成が記載されている。さらに、特許文献3には、攪拌しなから、スープ類をコップに供給する旨が記載されている。
ところで、上記構成の小分け装置を業務用で使用する場合には、同一の場所で複数台使用されている。また、小分け装置のホッパーには、例えば熱いスープ類が入っていることから、仮に地震等より倒れると危険である。
そこで、現在、設置スペースの節約性、作業効率性、安全性、意匠性等に配慮したスープ類の小分け装置の出現が要望されている。
特開2007−7505号公報 特開2005−253355号公報 特許第3267964号公報
本発明の所期の目的は、作業ベイでの設置スペースの節約性、作業効率性、安全性、意匠性等に配慮したスープ類の小分け装置を提案することである。第2の目的は、複数台の小分け装置を、可能に限り隙間なく横一連に簡単に連結し、又は簡単に分離することができることである。第3の目的は、スープ類が容器からこぼれても、連結部材の受け皿部材で受け取ることができることである。第4の目的は、受け皿部材で受け取ったスープ類を簡単に捨てることができることである。その他、連結部材を固定杆に装着したとき、連結部材が振動しない(ガタツカない)こと、固定杆が強靭であることなどである。
本発明のスープ類の小分け装置は、弁部材が、外筒状の外弁と、この外弁に回動自在に組み込まれた内筒状の内弁と、この内弁に摺動部分が組み込まれた押し出し作動体とを備え、また、外弁の吸引孔用嵌合部にホッパーが装着されるスープ類の小分け装置Xに於いて、前記小分け装置Xを横方向に複数台併設し、これらの小分け装置Xは、それぞれ前壁下部から外方向に突出する左右一対の固定杆を備え、これらの固定杆には、前記小分け装置Xから供給されるスープ類を収納する容器用受け皿部材を横方向に複数個備えた連結部材を嵌脱自在に設けたことを特徴とする。
上記構成に於いて、連結部材には、横方向に所定間隔を設けて画定開口が形成され、これらの画定開口には、容器からこぼれたスープ類を受け取る受け皿部材が脱着自在に嵌め込まれることを特徴とする。また、固定杆は固定レールであり、一方、連結部材は、前記固定レールを前後方向にスライドする横長の矩形枠状部材であることを特徴とする。また、連結部材の左右部位の側壁は、連結対象の小分け装置の数に対応して、最も左右に位置する固定杆に嵌り合うように寸法設定されていることを特徴とする。また、連結部材は、小分け装置に対して磁石の極性に対応して固定されることを特徴とする。さらに、受け皿部材27は、フランジ28aを介して連結部材20の画定開口21にそれぞれ嵌着する凹所状皿本体28と、この皿本体28に脱着自在に嵌合する受板29とから成ることを特徴とする。加えて、固定杆8aは、長杆状ベース部材8の先端部側を利用していることを特徴とする。
ここで「スープ類」とは、スープ、具入りスープ、味噌汁などの流体、スープに類似する半流動体をいう。
(1)複数台の小分け装置を、可能に限り隙間なく横一連に簡単に連結することができるので、作業ベイでの設置スペースの節約性、作業効率性、安全性、意匠性等優れている。特に、地震の時に容易に倒れない。
(2)連結部材が嵌脱自在なので、横一連に簡単に連結し、又は簡単に分離することができる。
(3)スープ類が容器からこぼれても、連結部材の受け皿部材で受け取ることができる。
(4)受け皿部材で受け取ったスープ類を簡単に捨てることができる。
(5)固定杆が、長杆状のベース部材の先端部側を利用している実施例の場合は強靭である。したがって、容易に折れない。
以下、図1乃至図12に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1乃至図3は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1は、スープ類(以下、「スープ」という。)の1台の小分け装置Xと、スープ用のホッパーYと、ホッパーに収納されたスープを攪拌する攪拌手段Zとの関係を示す。
図2は、1台の小分け装置Xの右側面視からの概略説明図である。図1及び図2は、ホッパーYを小分け装置Xにセットした後にホッパー本体41から栓部材43を抜き取り、蓋体61を有する攪拌手段Zをホッパー本体41にセットした状態を示す。
付言すると、小分け装置Xの使用時、まず、ホッパーYから栓部材43を抜き、次に、ホッパーYに攪拌手段Zをセットする(図1)。しかる後、駆動源32、34を起動する。図3は小分け装置Xの主要部と駆動源を示す。
本発明は、複数台(例えば3台)の小分け装置Xを横方向に隣接状態に並べ、横長枠状の連結手段(例えば枠状摺動連結部材)を介して一体的に連結した点に特徴がある。まず、本発明の連結部材20の構成を説明する前に、本発明の適用対象である小分け装置Xの基本的な構成を説明する。
(2)小分け装置Xの基本的な構成
小分け装置Xの基本的構成は、特許文献1に記載されている。すなわち、特許文献1には、小分け装置Xの弁部材(エンジン本体)が、外筒体(外弁)と、この外筒体に回動自在に組み込まれた内筒体(内弁)と、この内筒体に摺動部分が組み込まれかつ従動作動杆を有する押し出し作動体とを備えていることが記載されている。
また、小分け装置Xの駆動源側は、駆動源と、この駆動源の駆動力により、かつ、支持部材に案内されて水平移動する駆動作動杆とを備えている旨が記載されている。
また、弁部材の従動作動杆と駆動源側の駆動作動杆との連結時、前記弁部材の係合部分が、前記駆動作動杆の先端部に取付けた連結支持具に係脱することが記載されている。さらに、前記連結支持具は、バネ部材で常時所定方向に付勢された状態で前記駆動作動杆に片手式に軸支され、該連結支持具は、取付け用枢支板部の先端部に連設する垂直板部と、該垂直板部の前面に突出状態に連設する係止部とから成ることが記載されている。
本発明は、この特許文献1の基本的な構成を前提として、複数台の小分け装置Xを横方向に隣接状態に並べ、横長枠状の連結手段を介して一体的に連結したものである。また、ホッパーYの装着構造を改良した。
(3)固定側部材1
小分け装置Xの基本的構成は、特許文献1に記載されている(公知事項)。したがって、図3では本発明に関係のある小分け装置Xの主要部を概略断面で示している。なお、細部的な事項は図面を割愛している。また駆動源側を概念的に示している。
さて、図3を参照にすると、1は固定側部材(筐体を含む)である。この固定側部材1の形態は特に問わない。固定側部材1は、図1及び図2で示すように、ボックス状の筐体部分1a及び筐体部分1aよりも下方に位置するカバー状前壁1bの下部から前方(外方向)に突出する固定杆8aを有している。
付言すると、固定側部材1は、例えば図12で示すように、2本の長杆状ベース部材(例えば角筒状のパイプ部材)8を備え、これらの長杆状ベース部材8の先端部側8aが被嵌合部分又は固定レールとして利用される。
一方、長杆状ベース部材8の後端部側8bは、ベース部分(支持台)として利用される。本実施例では、前記後端部側8bに固定側部材1を構成する骨組み部材8cが「やぐら状」に溶着されている。後述する連結手段(例えば枠状の摺動連結部材)20は、一実施例としての固定レール8aに嵌脱自在に嵌合する。
また、筐体部分1aの上部には、蝶番を介してケース状のカバー部分1cが設けられている。また、固定側部材1は、筐体部分1aの前面中央部に図示しない加熱手段又は冷却手段を内蔵する筒状の支持部材1eを有している。ホッパーY用支持部材1eの内面はすり鉢状に形成されている。
さらに、固定側部材1は、支持部材1eと固定レール8aとの間にアルミ製の上部水平板1fを有している。なお、前記上部水平板1fには、符号を付さない弁部材用開口、駆動歯車用開口、伝動歯車用開口など複数個の開口或いは切欠部が適宜に形成されている。
(4)外筒体3
まず、弁部材(エンジン本体)2を構成する外筒体(外弁)3の構成を説明する。外筒体3は、左右の両端部がそれぞれ開口する長筒状の周胴部分3aと、この周胴部分の一端部側の開口に嵌合するヘッド3bとから成る。
周胴部分3aの適宜箇所の上面には吸引孔4を形成する短筒状の嵌合部5が突壁状に周設されている。この嵌合部5にはホッパーYの突出下端部41cが弾性体46を介して着脱自在に嵌入する。
一方、周胴部分3aの適宜箇所の下面には、吸引孔4と対向する吐出孔6が形成されている。そして、この吐出孔6には、吐出ノズルを含むシール部材7が螺着自在に取付けられる。
ところで、外筒体3は、所要の長さを有し、かつ、上部水平板1fに取り外し可能に固定されている。なお、吸引孔4及び吐出孔6は、本実施例では単数である。また吸引孔4と吐出孔6の形状は、例えば円形である。
(5)内筒体11
内筒体(内弁)11は、外筒体3に嵌合した状態で、かつ、第1駆動源32の駆動力により回転する。また、ホッパーYの下端部から吸引孔4を介して所定量のスープfを内部に取り込み、かつ、吐出孔6を介して外部(例えばコップ17)に吐出する定量筒体である。したがって、内筒体11は、外筒体2に対して内弁の機能を発揮する。
そこで、内筒体11の挿入先端部(図3、左)には、外筒体3の吸引孔4及び吐出孔6に選択的に連通する一つの開口12が形成されている。
ところで、本実施例の内筒体11は、長筒状本体11aと、該長筒状本体と係脱可能であり、かつ、後退移動した連結支持具19を包む短筒状後端部11bとを有し、前記短筒状後端部11bは、駆動源側に設けられた弾発性部材(バネ)15により長筒状本体11aの後端部に係合する方向に常に付勢されている。
したがって、本実施例の弁部材2は、吸引孔4及び吐出孔6を有する外筒体3と、この外筒体に回動自在に組み込まれた内筒体11と、この内筒体に摺動部分18aが組み込まれかつ従動作動杆18bを有する押し出し作動体18とから成る。
そして、弁部材2は、従動作動杆18bと駆動作動杆30との連結時、該弁部材2を連結支持具19の係止部19aのテーパーに対して水平方向に押し込むと、簡単に連結状態となる。
一方、弁部材2を取り外す時、該弁部材2を、多少持ち上げすると、弁部材2と連結支持具19の係合関係が簡単に解消するように工夫されている。
(6)駆動源32、34
小分け装置Xは、複数個の駆動源(駆動モータ)32、34を備えている。図3では、固定側部材1の筐体部分1aに内装された第1駆動源32、第2駆動源34等を概念的に示している。筐体部分1aの適宜箇所には、制御手段を有する電源用基板31が設けられている。
しかして、第1駆動源32の駆動力は、動力伝達手段33を介して内筒体11の後端部11bに伝えられる。内筒体11は第1駆動源32の駆動力により、間欠的に所定量回転する。
一方、第2駆動源34の駆動力は、クラッチを含む動力変換機構35を介して駆動作動杆30の後端部に伝えられる。駆動作動杆30は第2駆動源34の駆動力により、所定位置まで進退動する。なお、駆動作動杆30用の位置検知手段は省略している。また、符号16は駆動作動杆30用の支持部材、17は横長枠状連結部材20の受け皿部材27に載置されたコップである。
(7)ホッパーY
図4は、本発明のホッパーYに関する説明図である。図4ではホッパーYに栓をし、かつ、その内に包袋40のスープfを入れた状態も示している。
本実施例のホッパーYは、少なくとも人の手で持ち運びできる大きさに形成され、その突出下端部41cの周溝46aに嵌着した弾性体46を介して弁部材2の外筒体3の突出嵌合部5に着脱自在(カートリッチ式)に嵌入する。
図4で示すように、本実施例のホッパーYは、全体として「じょうご形状」に形成されたホッパー本体41と、このホッパー本体41の上方開口47を閉じる蓋体42と、前記ホッパー本体41の底面に形成された嵌合孔(下端開口)48に着脱自在に嵌着する栓部材43とから構成されている。なお、スープfは、例えば合成樹脂製の包袋40に収納されている。
まず、ホッパー本体41について説明する。ホッパー本体41は、上端部が大きく開口47する「長筒状部41a」と、この長筒状部41aの下端部に連設する「すり鉢状部分41b」と、このすり鉢状部分41bに連設すると共に底面に小さい嵌合孔(円形開口)48を有する「突出下端部41c」とから成っている。
そして、前記長筒状部41aには把手45が回転自在に取付けられている。また、前記突出下端部41cの外周に周設された周溝46aには、環状弾性体(例えば輪状のゴム)46が固定的に装着されている。
次に、栓部材43について説明する。栓部材43は、円盤状の栓本体43aと、この栓本体43aの中心部に垂直状態に固定された細長い棒状体43bとから構成されている。
しかして、細長い棒状体43bは、その取付け基端部50からフック状に折り曲げた操作用上端部51までパイプ状に形成されている。したがって、ホッパー本体41の嵌合孔48に栓本体43aを嵌め込んだ状態でホッパーYを弁部材2の嵌合部5にセットした場合には、弁部材2の内部の圧力を、棒状体43bを介して外部へと逃がすことが可能である。
(8)ホッパーYのセット
小分け装置Xを使用する際、まず、図3で示すように、上部水平板1fに弁部材(エンジン本体)2をセットする。
次に、図5で示すように、弁部材2の外筒体3の嵌合部5にホッパーYの突出下端部41cを、弾性体46を介して嵌め込む。次に、図6で示すように、栓部材43を嵌合孔48から引き抜くと、ホッパーY内の具入りスープfは、吸引孔4、開口12を介して内筒体11内に入り込む。そこで、図1で示すように攪拌手段Zを小分け装置Xにセットした後、駆動源を起動する。
なお、図1で示す攪拌手段Zは、攪拌蓋61、回転軸62、複数個の攪拌羽63、角軸64用の嵌合凹所部材65を有している。角軸64は小分け装置Xのカバー部分1cに内装された攪拌用駆動モータ66の駆動力によって回転する。
(9)各小分け装置Xの固定杆
複数台の小分け装置Xを一連に連結する連結部材20は、複数台の小分け装置Xの各固定杆(例えば固定レール)8aに沿って水平方向にスライドする枠状の摺動連結部材である。以下、図7乃至図12を参照にして、本発明の主要部を説明する。
図7は合計3台の小分け装置X(下部側のみ示す)を横方向に、かつ、隣接状態に併設した状態と、横長の矩形枠状に形成された連結部材20を示す。図7は連結部材20を各小分け装置Xの固定レール8aに同時に嵌め込む前の状態である。
しかして、各固定杆8は、その下面の前後にアジャスター、ゴム脚等の脚部材9を備えている。本実施例の固定杆8は、前述したように所定長さの角筒状の長杆部材である(図12)。
固定杆8の一部である固定レール8aは、外観上、一台の小分け装置Xの前壁1bの下部に所定間隔を有して左右一対存在する。本実施例では、合計3台の小分け装置Xを略隙間なく併設していることから、一番左側に1本、一番右側に1本、中央部寄りの部位にそれぞれ2本ずつ「合計6本」の固定レール8aが存在する。
(10)連結部材20
図7、図8等を参照にして連結部材20の構成を説明する。本実施例の連結部材20は、横方向に合計3個の画定開口21を有する枠状の摺動連結部材である。また、前記画定開口21には、図10で示す受け皿部材27が脱着自在に嵌め込まれる。付言すると、連結部材20は、小分け装置Xから供給されるスープ類を収納する容器用受け皿部材27を横方向に複数個備え、前記各固定レール8aに対して嵌脱自在である。
また、連結部材20は金属板で形成され、その左右部位の端面L形状の側壁22が、連結対象の最も左右に位置する固定レール8a,8aに同時に嵌り合うように寸法設定されている。
しかして、23は左右の側壁22の先端部にそれぞれ直交するように連結する先端連結部で、この先端連結部23は、特に図示しないが、例えば断面コ字形状に形成されている。
一方、24は左右の側壁22の後端部にそれぞれ直交するように連結する後端連結部で、この後端連結部24は、横方向に所定間隔を有して、かつ、下方方向に折り曲げ形成された合計3枚の吸着片24aを有する。これらの吸着片24aは、各固定レール8の間の空間部分に入り込むことができるように寸法設定されている。
25は先端連結部23の上壁と後端連結部24の上壁に連設する合計2枚の仕切板である。本実施例では、左右の側壁22の上壁と所要間隔を有して平行する仕切り板25はそれぞれ平坦であり、前述した3個の画定開口21を形成する。
本実施例では、嵌着(装着)時、連結部材20が「振動」しないように、例えば各小分け装置Xの前壁1bの下部にそれぞれ磁石26が固定的に設けられている。これらの磁石26は、連結部材20の各吸着片24aにそれぞれ対向する。したがって、連結部材20は、嵌着時、前記磁石26の極性に対応して固定される。図9は連結部材20を嵌め込み、かつ、押してセットした状態の概略説明図である。
図10に示した受け皿部材27は、フランジ28aを介して連結部材20の画定開口21にそれぞれ嵌着する凹所状の皿本体28と、この皿本体28に脱着自在に嵌合する蓋状の受板29とから成る。
しかして、前記凹所状の皿本体28には、開口に2本の支持棒28bが架設されている。また、前記受板29の中央部には、コップ用の円形支持孔29aが形成されていると共に、その適宜箇所には、コップからこぼれ落ちたスープを皿本体28へ流すための複数本のスリット状切欠29bが形成されている。
発明の実施の形態で示した実施例に於いて、小分け装置Xの前壁下部から外方向に突出する左右一対の固定杆は、長杆状のベース部材8であり、その先端部側が固定レール8aとして利用されているが、連結部材20が単なる嵌め込み式の場合には、固定レール8aの部分は、被嵌合部分となる。
本実施例では、弁部材(エンジン本体)2の位置を考慮して、小分け装置Xの手前側から嵌め込む方式を採用しているが、これに限定するものではない。
また、固定杆8の被嵌合部分又は固定レール8aは、2本の長杆状の角筒状部材8の先端部側であるが、これは強度性を考慮したものである。設計如何によっては、固定部材1を構成する前壁1bの下部に短杆状の被嵌合部分又は固定レールの基端部を適宜に固定することも可能であるが、スープ類を収納したホッパーYの重みを考慮すると、図12で示すように、長杆状のベース部材8の先端部側8aを被嵌合部分又は固定レールとして利用するのが最適である。
また、本実施例に於いて、小分け装置Xは合計3台であるが、これは一例であり、例えば2台又は4台の場合には、連結部材20の左右部位の側壁は、小分け装置Xの数に対応して、連結対象の最も左右に位置する被嵌合部分又は固定レールに嵌り合うように寸法設定される。さらに、連結部材20は、小分け装置Xの前壁下部或は固定杆に対して磁石の極性に対応して吸着自在に固定できれば良いから、磁石の設ける位置は実施例に限定されない。つまり、連結部材20の内壁面や端部、固定杆等の適宜箇所に設けても良い。
本発明は、主にポンプ業界で製造され、例えばスープ類(スープ、ソイスープなど)を小分けしてお客に提供する食品サービス業の業界で利用される。
図1乃至図12は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
小分け装置にホッパーをセットした後、攪拌手段を利用して使用する一例を示した概略説明図。 右側面からの概略説明図。 主要部を含む環境説明図。 ホッパーYに関する概略説明図。 ホッパーと弁部材の突出嵌合部との嵌合状態を示す説明図。 栓部材を抜き抜く説明図。 合計3台の小分け装置(下部側のみ示す)を横方向にかつ隣接状態に併設した状態と、連結手段をそれぞれ示す概略説明図。 連結手段を裏側から見た説明図。 連結手段を嵌め込み、かつ、押してセットした状態の概略説明図。 受け皿部材の説明図。 画定開口と受け皿部材の皿本体との関係を示す概略説明図。 固定杆を有するベース部材等の概略説明図。
符号の説明
X…小分け装置、Y…ホッパー、Z…攪拌手段、fースープ、1…固定側部材、1a…筐体部分、1b…前壁、8…長杆状ベース部材、8a…固定杆(例えば固定レール)、8b…後端部側、18a…摺動部分、20…連結部材、21…画定開口、23…先端連結部、24…後端連結部、24a…吸着板、25…仕切板、26…磁石、27…受け皿部材、28…皿本体、29…受板、29a…支持孔、29b…切欠、1e…支持部材、1f…上部水平板、2…弁部材(エンジン本体)、3…外筒体(外弁)、11…内筒体(内弁)、12…開口、18…押し出し作動体。

Claims (7)

  1. 弁部材が、外筒状の外弁と、この外弁に回動自在に組み込まれた内筒状の内弁と、この内弁に摺動部分が組み込まれた押し出し作動体とを備え、また、外弁の吸引孔用嵌合部にホッパーが装着されるスープ類の小分け装置Xに於いて、前記小分け装置Xを横方向に複数台併設し、これらの小分け装置Xは、それぞれ前壁下部から外方向に突出する左右一対の固定杆を備え、これらの固定杆には、前記小分け装置Xから供給されるスープ類を収納する容器用受け皿部材を横方向に複数個備えた連結部材を嵌脱自在に設けたことを特徴とするスープ類の小分け装置。
  2. 請求項1に於いて連結部材には、横方向に所定間隔を設けて画定開口が形成され、これらの画定開口には、容器からこぼれたスープ類を受け取る受け皿部材が脱着自在に嵌め込まれることを特徴とするスープ類の小分け装置。
  3. 請求項1に於いて、固定杆は固定レールであり、一方、連結部材は前記固定レールを前後方向にスライドする横長の矩形枠状部材であることを特徴とするスープ類の小分け装置。
  4. 請求項1に於いて、連結部材の左右部位の側壁は、連結対象の小分け装置の数に対応して、最も左右に位置する固定杆に嵌り合うように寸法設定されていることを特徴とするスープ類の小分け装置。
  5. 請求項1に於いて、受け皿部材27は、フランジ28aを介して連結部材20の画定開口21にそれぞれ嵌着する凹所状皿本体28と、この皿本体28に脱着自在に嵌合する受板29とから成ることを特徴とするスープ類の小分け装置。
  6. 請求項1に於いて、連結部材は、小分け装置Xの前壁下部或は固定杆に対して磁石の極性に対応して吸着自在に固定されることを特徴とするスープ類の小分け装置。
  7. 請求項1に於いて、固定杆8aは、長杆状ベース部材8の先端部側を利用していることを特徴とするスープ類の小分け装置。
JP2007030429A 2007-02-09 2007-02-09 スープ類の小分け装置 Pending JP2008195410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030429A JP2008195410A (ja) 2007-02-09 2007-02-09 スープ類の小分け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030429A JP2008195410A (ja) 2007-02-09 2007-02-09 スープ類の小分け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008195410A true JP2008195410A (ja) 2008-08-28

Family

ID=39754724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007030429A Pending JP2008195410A (ja) 2007-02-09 2007-02-09 スープ類の小分け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008195410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018092177A1 (ja) 2016-11-21 2018-05-24 株式会社テクノシステム スープ類の供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018092177A1 (ja) 2016-11-21 2018-05-24 株式会社テクノシステム スープ類の供給装置
KR20190087432A (ko) 2016-11-21 2019-07-24 가부시키가이샤 테쿠노시스테무 수프류의 공급 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006290469A5 (ja)
GB2419325C (en) Liquid container.
WO2006084055A3 (en) Dispensing blender
NZ595041A (en) Refill liquid container
HK1154225A1 (en) Liquid container
EP1883473A4 (en) DEVICE FOR EXTRACTING LIQUIDS FROM FARMED CONTAINERS
SI1547785T1 (sl) Vsebnik za tekocino
NO20054212D0 (no) Utmatingsanordning for en beholder for en vaeske eller flere vaesker ved en rorledning eller liknende
EG23928A (en) Flow channel for liquids
EP1712480A1 (en) Cap element for a beverage can
HK1072581A1 (en) Liquid container
JP2008195410A (ja) スープ類の小分け装置
JP4928294B2 (ja) スープ類の小分け装置
EP1565093A4 (en) COVER OF A BEVERAGE CONTAINER COMPRISING A PARTITION FOR COOLING LIQUIDS
GB2419176B (en) A Device for Cooling Liquids
KR20100124564A (ko) 이동식 받침대를 구비한 정수기
WO2008071872A3 (fr) Dispositif de dosage de poudre
FR2860215B1 (fr) Recipient destine a contenir du liquide alimentaire
JP3178023U (ja) 給水装置の容器載置具
AU2003255054A8 (en) Device for mixing liquids
ZA200407200B (en) A liquid conditioning tank.
Murai et al. Temporal changes of transboundary air pollutants in bottom sediments of lakes among East Asia, using Spheroidal Carbonaceous Particles (SCPs)
PL370933A1 (pl) Pompa o swobodnym przepływie, zwłaszcza do cieczy unoszących gruboziarniste ciała stałe
IL165491A0 (en) Container for cooling liquids
TW572066U (en) Air replenishment mechanism for liquid dripping device

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20100118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A621 Written request for application examination

Effective date: 20100204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100717

A521 Written amendment

Effective date: 20100723

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110214

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20110404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20110614