JP2008195053A - 打ち放しコンクリートの骨材表出凸凹仕上げ法 - Google Patents
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Abstract
【課題】打ち放しコンクリートやプレキャスト製品のコンクリート表面に骨材の砂利を表出させて凹凸模様を付ける際に、職人の手や機械によってハツル方法によらず、仕上がり状態が良好で、模様付けする範囲を容易にデザインすることができ、かつ効率的に行うことができる、表面仕上げ方法を提供する。
【解決手段】生コンクリートを打設して壁や天井を成型する際に、コンクリート型枠内面の全面もしくは選択した部分にコンクリート硬化遅延剤を塗布する工程と、コンクリートを打設し、脱型後にコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を洗浄除去する工程を備えたことを特徴とする、骨材の砂利を表出させ凸凹模様にする表面仕上げ方法。
【選択図】なし
【解決手段】生コンクリートを打設して壁や天井を成型する際に、コンクリート型枠内面の全面もしくは選択した部分にコンクリート硬化遅延剤を塗布する工程と、コンクリートを打設し、脱型後にコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を洗浄除去する工程を備えたことを特徴とする、骨材の砂利を表出させ凸凹模様にする表面仕上げ方法。
【選択図】なし
Description
本発明は建設工事の打ち放しコンクリートや、工場等でのプレキャストによる製造の、床、壁及び天井の表面仕上げ法に関するものである。
従来、打ち放しコンクリート表面に骨材の砂利を表出させ凸凹の模様を付けるには、硬化後の表面を職人の手か機械によってハツルしかなく、歩掛りは1人工2平米程度にしかならなかった。
そのために次のような問題があった。
生コンクリート打設後の経過時間によっては、硬すぎたり軟らかすぎたりするために、余計な時間が掛かったり余分な箇所までハツッテしまった。
骨材そのものをハツッテしまい仕上りに悪影響をおよぼした。
骨材の砂利を表出させ凸凹の模様を付ける範囲を容易にデザインすることが出来なかった。
内面を凸凹にした型枠に、コンクリートを打設する方法もあるが、骨材の砂利の表面はコンクリートの砂とセメントに覆われ表出させることは出来なかった。
生コンクリート打設後の経過時間によっては、硬すぎたり軟らかすぎたりするために、余計な時間が掛かったり余分な箇所までハツッテしまった。
骨材そのものをハツッテしまい仕上りに悪影響をおよぼした。
骨材の砂利を表出させ凸凹の模様を付ける範囲を容易にデザインすることが出来なかった。
内面を凸凹にした型枠に、コンクリートを打設する方法もあるが、骨材の砂利の表面はコンクリートの砂とセメントに覆われ表出させることは出来なかった。
生コンクリートを打設して壁や天井を成型する際において、コンクリート型枠内面の、全面もしくは選択した部分にコンクリート硬化遅延剤を塗布する工程と、コンクリート硬化遅延剤に接した部分のコンクリートの硬化を妨げ、脱型後にコンクリート硬化遅延剤及びコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を除去洗浄する工程を備えたことを特徴とする、骨材の砂利を表出させ凸凹模様にする仕上げ法。
コンクリート硬化遅延剤を塗布することによって、塗布面から5ミリ程の深さでコンクリート表面の硬化を防ぐことが出来、脱型後の打ち放しコンクリート表面を除去洗浄するだけで、仕上表面に骨材の砂利を表出させ凸凹模様にする事が出来る。
表面をハツル手間が掛からず費用も大幅に節約出来、工期も著しく短縮出来る。
コンクリートの打設時には既に仕上げ時の模様を付けてある事になるので、仕上表面が汚れることなく綺麗に仕上る。
コンクリート硬化遅延剤の塗布部分や厚みを変えることにより、平面的な模様や凸凹の深さを自在に変えることが出来る。
工事中の安全面において、削った欠片が目に入ることは無く、施工後の安全面においても、硬化後の表面をハツルのと違い、鋭利な突起が生じないので子供などが、擦り付けて怪我をすることも無い。
表面をハツル手間が掛からず費用も大幅に節約出来、工期も著しく短縮出来る。
コンクリートの打設時には既に仕上げ時の模様を付けてある事になるので、仕上表面が汚れることなく綺麗に仕上る。
コンクリート硬化遅延剤の塗布部分や厚みを変えることにより、平面的な模様や凸凹の深さを自在に変えることが出来る。
工事中の安全面において、削った欠片が目に入ることは無く、施工後の安全面においても、硬化後の表面をハツルのと違い、鋭利な突起が生じないので子供などが、擦り付けて怪我をすることも無い。
本発明の実施の形態を説明する。
(イ)コンクリート用型枠板の内面部分の必要な箇所にコンクリート硬化遅延剤を塗る。
(ロ)コンクリート硬化遅延剤を塗ったコンクリート用型枠板を組み立てる。
(ハ)組み立てた型枠の中に生コンクリートを打設する
(ニ)コンクリートの硬化後、脱型する。
(ホ)コンクリート硬化遅延剤及びコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を除去洗浄する。
(ヘ)コンクリート硬化遅延剤はゲル状のものが好ましい。
(イ)コンクリート用型枠板の内面部分の必要な箇所にコンクリート硬化遅延剤を塗る。
(ロ)コンクリート硬化遅延剤を塗ったコンクリート用型枠板を組み立てる。
(ハ)組み立てた型枠の中に生コンクリートを打設する
(ニ)コンクリートの硬化後、脱型する。
(ホ)コンクリート硬化遅延剤及びコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を除去洗浄する。
(ヘ)コンクリート硬化遅延剤はゲル状のものが好ましい。
Claims (2)
- 生コンクリートを打設して壁や天井を成型する際において、コンクリート型枠内面の、全面もしくは選択した部分にコンクリート硬化遅延剤を塗布する工程を備えたことを特徴とする仕上げ法。
- 生コンクリートを打設して壁や天井を成型する際において、コンクリート型枠内面の、全面もしくは選択した部分にコンクリート硬化遅延剤を塗布する工程と、コンクリート硬化遅延剤に接した部分のコンクリートの硬化を妨げ、脱型後にコンクリート硬化遅延剤及びコンクリート硬化遅延剤に接した為に硬化していないコンクリート部分を除去洗浄する工程を備えたことを特徴とする、骨材の砂利を表出させ凸凹模様にする仕上げ法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007065804A JP2008195053A (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 打ち放しコンクリートの骨材表出凸凹仕上げ法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007065804A JP2008195053A (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 打ち放しコンクリートの骨材表出凸凹仕上げ法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008195053A true JP2008195053A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39754437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007065804A Pending JP2008195053A (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 打ち放しコンクリートの骨材表出凸凹仕上げ法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008195053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105239770B (zh) * | 2015-09-29 | 2017-10-31 | 中国建筑股份有限公司 | 一体化浇注钢框塑料建筑模板系统 |
-
2007
- 2007-02-15 JP JP2007065804A patent/JP2008195053A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105239770B (zh) * | 2015-09-29 | 2017-10-31 | 中国建筑股份有限公司 | 一体化浇注钢框塑料建筑模板系统 |
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