JP2008194145A - 診療用体位保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手術の内容に応じて被治療者に必要な体位を取らせ手術を行っている最中、あるいは、被治療者に必要な体位を取らせ手術を行った後、被治療者の体位を保持したまま手術台装置の手術台から画像診断装置の検査台に移動できる診療用体位保持装置を提供すること。
【解決手段】 被検者または被治療者を載置し、被検者または被治療者を検査の内容または手術の内容に応じて必要な体位に変更することのできる板状の受け部2と、受け部2を支持すると共に、受け部2に載置された被検者または被治療者が検査の内容または手術の内容に応じて必要とする体位に合わせて受け部2を変更し、変更した状態を保持する支持機構3と、受け部2と支持機構3を上部に設け、下部に移動可能な移動手段19を備え、手術台装置の手術台21上、ストレッチャー40上、画像診断装置30の検査台31上を移動する基部とによって構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定の体位の状態にある被検者または被治療者を手術台から画像診断装置の検査台に移動する際に、被検者または被治療者を特定の体位の状態に保持したまま手術台と画像診断装置の検査台との間を移動することのできる診療用体位保持装置に関する。
従来より医師は、被治療者に対して手術室で外科的手術を行う場合、被治療者を手術室に固定された手術台の上に載せ、被治療者を医師が手術しやすい状態の体位にして外科的手術を行っている。この治療者を載置する手術台は、手術室に固定されており、被治療者を医師が手術しやすい状態の体位にできるように手術台の天板が操作できるようになっている。
腹部外科手術においては、上腹部の臓器の一部は肋骨弓の上方に隠れており、視野の展開がしばしば困難で、また、膵臓や副腎のような上腹部背側にある臓器は、腹部側から開腹した場合、深い位置にあるため、やはり視野の展開に苦労しがちとなっている。
そこで、従来、床面に固定される支柱(コラム)に被治療者の腰部と臀部を支える略水平の腰板が固着され、前記腰板の一端に前記被治療者の下半身部分を支える略水平の脚板を設け、前記脚板および前記腰板の延長上に設けられ、前記腰板の他端に駆動機構取付板を設け、前記駆動機構取付板に駆動機構を介して略水平状態のまま前記脚板よりも所定の高さ挙上する背板と、前記背板を水平方向に移動するスライド機構とを設け、前記被治療者を胸を反らせるように載置する手術台が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、従来、医師が被検者または被治療者に対して診断を行い、必要に応じて外科的手術を行い、手術後の経過を観察することを行っている。この手術後の経過観察に当たっては、MRI装置(核磁気共鳴画像装置)等の画像診断装置を用いて行っている。
このような手術から手術後の経過観察までの一連の作業ついて、従来、外科的手術については、手術室で手術を行い、手術終了後は、必要があれば、手術室とは別の場所に設けられている画像診断室に被治療者を搬送していって、画像診断装置の検査台に被治療者を載置して画像診断装置によって経過の観察が行われている。このため、手術室の手術台から画像診断室の検査台に被治療者を載置するまでの時間のロスが、被治療者と手術を行う医師の双方にとって時間的・精神的および肉体的な負担となっている。さらに、手術終了後の画像診断装置による経過の観察によって手術の不適当が発見され、再手術を要するような場合、被治療者を画像診断室の検査台から搬送して手術室の手術台に載置するまでの時間のロスが、大出血を起こしたり、緊急を要する事項が発生することがあり、被治療者および医師の双方にとってリスクを負う結果になる可能性がある。
そこで、従来は、手術空間の中に検査空間を統合し、被治療者の体位が任意に設定できる手術台装置において、更にその手術台装置がMRI装置による検査空間に近接して、手術目的に適応した任意の位置に設置される手術領域とを結ぶ搬送手段を有する構造を持ち、手術中にMRI検査を適宜行うことができるようにしたMRI装置と連係する手術台装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。すなわち、この手術台装置1は、その脚台にレール受け部13が設けられており、MRI装置2の下部に設けられたレール14の上を移動可能に構成し、この手術台装置1のレール受け部13とMRI装置2のレール14の両者を組み合わせることによりMRI装置2と手術台装置1との位置を任意に設定できる構成となっている。また、床面にレールを設け、手術台装置1にレール受け部13を設置して、手術台装置1が床面のレールのガイドに沿って任意の場所へ移動することができるように構成されている。
特開2002−126017 特開2000−232969
手術の部位によって、例えば、被治療者に胸を反らせるように仰臥させ、この体位の状態で手術を行っている最中に、画像診断装置を用いて被治療者の手術部位を確認する必要が生じたとき、被治療者の体位を保持したまま画像診断装置で撮影して手術を続けられるようにするのが適している。
しかしながら、特許文献1によると、床面に固定される支柱(コラム)に被治療者の腰部と臀部を支える略水平の腰板が固着され、前記腰板の一端に前記被治療者の下半身部分を支える略水平の脚板を設け、前記脚板および前記腰板の延長上に設けられ、前記腰板の他端に駆動機構取付板を設け、前記駆動機構取付板に駆動機構を介して略水平状態のまま前記脚板よりも所定の高さ挙上する背板と、前記背板を水平方向に移動するスライド機構とを設けた構成となっている。このため、特許文献1によったのでは、手術の部位によって被治療者に胸を反らせるように仰臥させ、この体位の状態で手術を行っている最中に、画像診断装置を用いて被治療者の手術部位を確認する必要が生じたとき、被治療者の体位を保持したまま画像診断装置で撮影することはできないという問題点を有している。
また、特許文献2によると、手術台に被治療者を載置し、手術中、あるいは手術した後、手術台装置の手術台を移動しMRI装置に挿入しMRI検査を行うことができるが、手術の部位によって被治療者に胸を反らせるように仰臥させることができないという問題点を有している。
一方、既存の手術台装置の手術台、あるいは既存の画像診断装置の検査台を大幅に改良すれば、使用できるようになるが、医療機器を改造するためには、薬事法第14条第9項および第10項に則り、改造の程度によって承認または届出をする必要があり、その承認または届出には、専門知識を必要とし、時間とコストもかかる。また、改造された医療機器は、改造したことにより、未承認機器となり、それを用いた診療行為には、保険の適用ができない等の制度上の制約や不利益を受ける。このため、特許文献1,2によったのでは、既存の手術台装置の手術台、あるいは既存の画像診断装置の検査台を改造しないで前記問題点を改善することはできないものであった。
本発明は、手術の内容に応じて被治療者に必要な体位を取らせ手術を行っている最中、あるいは、被治療者に必要な体位を取らせ手術を行った後、被治療者の体位を保持したまま手術台装置の手術台から画像診断装置の検査台に移動できる診療用体位保持装置を提供することを目的とする。
本発明は、被検者または被治療者を載置し、被検者または被治療者を検査の内容または手術の内容に応じて必要な体位に変更することのできる板状の受け部と、前記受け部を支持すると共に、前記受け部に載置された前記被検者または被治療者が検査の内容または手術の内容に応じて必要とする体位に合わせて前記受け部を変更し、該変更した状態を保持する支持機構と、前記受け部と前記支持機構を上部に設け、下部に移動可能な移動手段を備え、手術台装置の手術台上、ストレッチャー上、画像診断装置の検査台上を移動する基部とからなることを特徴とする。
本発明によれば、基部に受け部と支持機構を設け、受け部と支持機構によって被検者または被治療者を任意の体勢にし、手術台装置の手術台上からストレッチャー上に移動し、このストレッチャーを、画像診断装置の検査台の所まで移動し、ストレッチャー上から画像診断装置の検査台上に、受け部と支持機構を取り付けた基部を移動することによって、被検者または被治療者を受け部上で採った体位を保持したまま、手術台装置の手術台上、画像診断装置の検査台上間で被検者または被治療者を移動することができる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1には、本発明に係る診療用体位保持装置の実施例が示されている。図1は、本発明に係る診療用体位保持装置を手術台装置の手術台の上に載置した状態を示している。
図1において、診療用体位保持装置1は、受け部2と、支持機構3と、基部4とよって構成されている。
受け部2は、板状部材5を有しており、この板状部材5上に被検者または被治療者を載置できるように構成されている。この受け部2の板状部材は、略中央部で分割され、2つの板状部材5A,5Bで構成されている。この板状部材5A,5Bの分割部6には、軸7が取り付けられており、この軸7を介して板状部材5Aと板状部材5Bは、回動自在に連結されている。そして、この板状部材5A,5Bの分割部6を上方に押し上げることにより、受け部2の上に仰向けに載置された被検者または被治療者の体勢を、身体を反らせた体勢に変えることができるようになっている。この被検者または被治療者の身体の反らせ具合は、板状部材5A,5Bの分割部6の上方への押し上げ位置によって調整することができる。
支持機構3は、2つの支持棒8A,8B(支持棒8Bは、図1では隠れていて表れていない)と油圧シリンダ9とから成っている。この2つの支持棒8A,8Bは、受け部2の幅方向両端部に設けられている。この油圧シリンダ9は、基部4に取り付けられており、油圧シリンダ9のシリンダロットの先端は、受け部2の板状部材5A,5Bの分割部6に取り付けられている。この油圧シリンダ9を駆動し、シリンダロットの先端が押し出されると、2つの支持棒8A,8B(支持棒8Bは、図1では隠れていて表れていない)と共働して板状部材5A,5Bの分割部6が押し上げられるようになっている。
この支持機構3は、図1においては、2つの支持棒8A,8B(支持棒8Bは、図1では隠れていて表れていない)と油圧シリンダ9とで構成するものが示されているが、図2に示す如く、受け部2の板状部材5を複数個(図2では、3個)に分割し、その分割された板状部材5a,5b,5cのそれぞれを油圧シリンダ10A,10B,10Cによって駆動するようにしてもよい。
また、支持機構3は、図1においては、受け部2の板状部材5を2つの板状部材5A,5Bに分割し、この分割部6を上方への押し上げる手段として油圧シリンダ9を用いている例を示してあるが、図3に示す如く、基部4にガイド11を取り付け、このガイド11にスライダ12を取り付け、このスライダ12に分割部6に回動自在に取り付けられる支持棒13を回動自在に取り付け、スライダ12を移動することによって2つの支持棒8A,8Bと共働して板状部材5A,5Bの分割部6が押し上げられるようにしてもよい。このスライダ12には、ネジ式のロック12Aが設けられており、この、ロック12Aによってスライダ12を任意の位置に固定することができるようになっている。
また、支持機構3は、図4に示す如く、受け部2の板状部材5を複数個(図2では、3個)に分割し、その分割された板状部材5a,5b,5cの中央に当たる板状部材5bと基部4に一対の磁石14A,14Bを取れ付け、この一対の磁石14A,14Bを用いて浮上させるようにしてもよい。14a,14b,14c,14dは、受け部2の板状部材5の動きを停止するワイヤである。
さらに、支持機構3は、図5に示す如く、受け部2の板状部材5を複数個(図2では、3個)に分割し、その分割された板状部材5a,5b,5cの中央に当たる板状部材5bの幅方向両端部に2つの支持棒8A,8B(支持棒8Bは、図5では隠れていて表れていない)を設け、基部4に取り付けられている油圧シリンダ9のシリンダロットの先端を板状部材5bに回動自在に取り付け、油圧シリンダ9を移動することによって2つの支持棒8A,8B(支持棒8Bは、図1では隠れていて表れていない)と共働して板状部材5bを押し上げるようにしてもよい。
基部4は、図1に示す如く、板状に形成される基板15を有している。この基板15の上面には、受け部2と支持機構3とが取り付けられている。受け部2の一端には、ガイド16Aが、他端には、2つのガイド16B,16Cが、それぞれ設けられている。そして、このガイド16Aにはスライダ17Aが取り付けられており、ガイド16B,16Cには、それぞれにスライダ17B,17C(スライダ17Cは、図1では隠れていて表れていない)が、取り付けられている。図1には図示されていないが、このスライダ17A,17B,17Cには、それぞれネジ式のロック18A,18B,18Cが設けられている。
油圧シリンダ9を駆動すると、シリンダロットの先端が押し出され、油圧シリンダ9と2つの支持棒8A,8Bとが共働して板状部材5A,5Bの分割部6を押し上げる。このとき、受け部2の板状部材5A,5Bの両端部に設けられているスライダ17A,17B,17Cがガイド16A,16B,16C上をスライドし、板状部材5A,5Bに図1に示す如き山型の傾斜が形成される。この傾斜角度は、油圧シリンダ9のシリンダロットの突出程度によって調整される。そして、板状部材5A,5Bの分割部6を押し上げ位置は、油圧シリンダ9によって調整されて決定され、この位置が変動しないようにロック18A,18B,18Cによって位置が固定される。
また、基部4の下面には、移動手段19が設けられている。この移動手段19は、基部4を、手術台装置の手術台の天板上、ストレッチャー上、画像診断装置の検査台の天板上のそれぞれを移動させるためのものである。この移動手段19は、図1においては、基部4の適宜箇所(図1においては、基板15の幅方向両端に、基板15の長さ方向の3箇所)に車輪20a,20b,20c,20d,20e,20fが取り付けられている。この車輪20a,20b,20c,20d,20e,20f(図1には、車輪20d,20e,20fは隠れていて表示されていない)は、基部4を載置する手術台装置の手術台21の天板22上、ストレッチャー上に設けられている2本レール(図1では手術台21の天板22上だけを示してあるが、ストレッチャー上および画像診断装置の検査台の天板上にも設けられている)23A,23B上を走行させるためのものである。
図3においては、スライダ17A,17B,17Cのガイド16A,16B,16C上をスライドさせ、特定の位置に固定するのにネジ式のロック18A,18B,18Cを用いて行っているが、図6に示す如く、基板15の上面に設けられるガイド24に溝24Aを掘り、油圧シリンダ25(図6では、油圧シリンダ25だけが示されているが、支持棒も同様である)に設けられるリンク部26に溝26Aを掘り、このリンク部26の溝26Aがガイド24の溝24Aに嵌合することでスライドすることを防止することができる。リンク部26のガイド24からの上方への抜けをなくすには、コの字状に成形される挟み込み具27をリンク部26とガイド24を挟むように嵌め込むことで固定することができる。また、図7は、ガイドに働く力の方向に応じて溝の形状を変える例を示したものである。
また、図1において、基部4の基板15は、1枚の板状部材で構成されているが、図8に示す如く、基部4の基板15を複数個に分割し、この複数個に分割された基板15のそれぞれを油圧シリンダを設け、受け部を駆動するようにし、複数個に分割された基部4を連結機構によって連結して構成してもよい。
このように構成される診療用体位保持装置1は、手術の場合、図9に示す如く、まず、診療用体位保持装置1を手術台装置の手術台21の天板22の上に載置する。そして、手術の内容に応じて、被治療者の体位を、支持機構3を駆動して変更する(仰向けの状態で身体を反らすようにして)。これは、被治療者に無理な姿勢を強いることなく、執刀医の視野を助けるためである。この被治療者の体位は、例えば、腹部外科手術においては、上腹部の臓器の一部は肋骨弓の上方に隠れており、視野の展開がしばしば困難であるため執刀医の視野を助ける体位、また、膵臓や副腎のような上腹部背側にある臓器は、腹部側から開腹した場合、深い位置にあるため、やはり視野の展開に苦労しがちとなるため執刀医の視野を助ける体位となっている。
手術台装置の手術台21の天板22の上に診療用体位保持装置1を載置し、被治療者に手術を施した後、手術台装置の手術台21の天板22にストレッチャー40の天板41の端部を接続する。このときストレッチャー40の天板41に設けられているレール42A,42Bは、手術台装置の手術台21の天板22のレール23A,23Bに接続される。そこで、診療用体位保持装置1の車輪20a,20b,20c,20d,20e,20fを転動して診療用体位保持装置1を手術台装置の手術台21の天板22のレール23A,23B上を移動してストレッチャー40の天板41に設けられているレール42A,42Bの上に診療用体位保持装置1の車輪20a,20b,20c,20d,20e,20fを転動させる。このようにして、診療用体位保持装置1をストレッチャー40の天板41の上に被治療者の体位を保持したまま、移動する。ストレッチャー40の天板41の上に診療用体位保持装置1が載置されると、ストレッチャー40を移動して、画像診断装置30の検査台31の端部を接続する。このときストレッチャー40の天板41に設けられているレール42A,42Bは、画像診断装置30の検査台31の天板32のレール33A,33Bに接続される。
そこで、診療用体位保持装置1の車輪20a,20b,20c,20d,20e,20fを転動して診療用体位保持装置1をトレッチャー40の天板41のレール42A,42B上を移動して画像診断装置30の検査台31の天板32のレール33A,33Bに接続される。そこで、診療用体位保持装置1の車輪20a,b,c,d,e,fを転動してストレッチャー40の天板41に設けられているレール42A,42Bの上を移動して画像診断装置(MRI装置)30の検査台31の天板32のレール33A,33Bの上に診療用体位保持装置1の車輪20a,20b,20c,20d,20e,20fを転動させる。画像診断装置30の検査台31を画像診断装置30に挿入して患部を撮像して画像診断を行う。
このように画像診断装置30の検査台31の上の診療用体位保持装置1を被治療者の体位を保持したままで診療用体位保持装置1を画像診断装置30の検査台31の上に被治療者の体位を保持したままでストレッチャー40の天板41を介して画像診断装置30の検査台31の天板32の上に移動することができる。
図10には、本発明に係る診療用体位保持装置の別な実施例が示されている。図10は、本発明に係る診療用体位保持装置を手術台装置の手術台の上に載置した状態を示している。
図10において、診療用体位保持装置50は、受け部51と、支持機構52と、基部53とよって構成されている。
受け部51は、馬鞍状に形成される板状部材54を有しており、この板状部材54上に被検者の脚部または被治療者の脚部を載置できるように構成されている。この受け部51の板状部材54は、被検者の脚部または被治療者の脚部を載置するのに適した形状を有している。
支持機構52は、板状部材54を取り付ける2つのアーム55A,55Bと、このアーム55A,55Bを支える4つの支持棒56A,56B,56C,56Dとを有している。この支持棒56A,56B,56C,56Dの一端は、基部53に回動自在に取り付けられており、他端は、アーム55A,55Bに回動自在に取り付けられている。また、2つのアーム55A,55Bの両端部には、アーム57A,57Bが取り付けられており、このアーム57A,57Bによって2つのアーム55A,55Bが補強されている。
また、アーム55Bの両端部には、それぞれ回動自在に駆動アーム58A,58Bの一端が取り付けられている。この駆動アーム58A,58Bの他端には、ボールネジ59A,59Bが取り付けられており、このボールネジ59A,59Bは、駆動装置60のウォームギヤ61A,61Bに螺合している。したがって、駆動装置60を駆動して、ウォームギヤ61A,61Bを回転させると、ボールネジ59A,59Bが移動し、ボールネジ59A,59Bが取り付けられている駆動アーム58A,58Bの他端が上下に移動し、板状部材54の位置を変更することができるようになっている。
基部53は、板状に形成される基板62を有している。この基板62の上面には、受け部51と支持機構52とが取り付けられている。また、基部53の下面には、移動手段63が設けられている。この移動手段63は、基部53を、手術台装置の手術台の天板上、ストレッチャー上、画像診断装置の検査台の天板上のそれぞれを移動させるためのものである。この移動手段63は、図10においては、基部53の適宜箇所(図10においては、基板62の幅方向両端に、基板62の長さ方向の3箇所)に車輪64a,64b,64c,64d,64e,6464fが取り付けられている。この車輪64a,64b,64c,64d,64e,f(図1には、車輪64d,64e,64fは隠れていて表示されていない)は、基部53を載置する手術台装置の手術台21の天板22上、ストレッチャー上に設けられている2本レール(図10では手術台21の天板22上だけを示してあるが、ストレッチャー上および画像診断装置の検査台の天板上にも設けられている)23A,23B上を走行させるためのものである。
なお、図10中、65a,65b,65c,65dは、基部53の基板62を手術台装置の手術台21の天板22の特定の位置に固定するための固定用ボルトである。
本発明に係る診療用体位保持装置の第1の実施例を示す全体構成斜視図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の受け部と支持機構の別な実施例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の支持機構の別な実施例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の支持機構のさらに別な実施例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の受け部の別な実施例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の支持機構のスライド・ロック機構を適用した実施例を示す図である。 図6に図示の診療用体位保持装置の支持機構のスライド・ロック機構の変形例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置の受け部と基部と支持機構の別な実施例を示す図である。 図1に図示の診療用体位保持装置を手術台装置の手術台の天板上からストレッチャー上、画像診断装置の検査台の天板上に移動する動作を説明するための図である。 本発明に係る診療用体位保持装置の第2の実施例を示す全体構成斜視図である。
符号の説明
1,50………………診療用体位保持装置
2,51………………受け部
3,52………………支持機構
4,53………………基部
5,51………………板状部材
6………………………分割部
9………………………油圧シリンダ
15……………………基板
19……………………移動手段

Claims (6)

  1. 被検者または被治療者を載置し、被検者または被治療者を検査の内容または手術の内容に応じて必要な体位に変更することのできる板状の受け部と、
    前記受け部を支持すると共に、前記受け部に載置された前記被検者または被治療者が検査の内容または手術の内容に応じて必要とする体位に合わせて前記受け部を変更し、該変更した状態を保持する支持機構と、
    前記受け部と前記支持機構を上部に設け、下部に移動可能な移動手段を備え、手術台装置の手術台上、ストレッチャー上、画像診断装置の検査台上を移動する基部と、
    からなることを特徴とする診療用体位保持装置。
  2. 前記受け部は、1箇所または複数箇所で折り曲げることができるように1個または複数個に分割して構成し、前記被検者または被治療者を前記受け部に仰向けに載置し検査の内容または手術の内容に応じて身体を反らせる体位に合わせて変更できるものである請求項1に記載の診療用体位保持装置。
  3. 前記支持機構は、前記受け部の折曲部を上下動させるものである請求項1又は2に記載の診療用体位保持装置。
  4. 前記受け部の折曲部を上下動させる前記支持機構は、前記折曲部を押し上げる油圧シリンダ、前記折曲部を押し上げるエアシリンダ、前記折曲部を押し上げる磁石のいずれかである請求項3に記載の診療用体位保持装置。
  5. 前記基部の移動手段は、下部に取り付けた車輪である請求項1、2、3又は4に記載の診療用体位保持装置。
  6. 前記診療用体位保持装置は、前記基部の移動手段によって手術台装置の手術台上、ストレッチャー上、画像診断装置の検査台上を移動することにより、手術の内容に応じて被治療者に必要な体位を取らせ手術を行っている最中、あるいは、被治療者に必要な体位を取らせ手術を行った後、被治療者の体位を保持したまま手術台装置の手術台から画像診断装置の検査台に移動できるようにしたものである請求項1、2、3、4又は5に記載の診療用体位保持装置。
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