JP2008192345A - 燃料カートリッジの接続構造 - Google Patents

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澤  幸儀
Toshifumi Kamiya
俊史 神谷
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博明 小山
Yoji Takeuchi
容治 竹内
Takeshi Kobayashi
武 小林
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Abstract

【課題】 液体燃料カートリッジ内の液体燃料を液漏れさせることなく効率よく燃料電池本体側に供給することができる燃料カートリッジの接続構造及び接続方法を提供する。
【解決手段】 液体燃料を収容する燃料カートリッジ10と、接続装置20とを有し、該燃料カートリッジ10と接続装置20の接続時に接続装置に備える棒状部材37が燃料カートリッジ10内のスリット弁13を貫通して挿入されることで燃料カートリッジ内の液体燃料を接続装置を介して燃料電池本体側に供給する燃料カートリッジの接続構造であって、上記接続装置20には、燃料カートリッジ10の接続を解除した際に、棒状部材37先端部分の液体燃料が接続装置20内の引き込み空間部35に引き込まれる液ダレ防止機構を備えたことを特徴とする燃料カートリッジの接続構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、ノート型パソコン及びPDAなどの携帯用電子機器の電源として用いられる燃料電池用の燃料カートリッジと、該燃料カートリッジ内の液体燃料を接続装置を介して燃料電池本体に供給する燃料カートリッジの接続構造に関する。
一般に、燃料電池は、空気電極層、電解質層及び燃料電極層が積層された燃料電池セルと、燃料電極層に還元剤としての燃料を供給するための燃料供給部と、空気電極層に酸化剤としての空気を供給するための空気供給部とからなり、燃料と空気中の酸素とによって燃料電池内で電気化学反応を生じさせ、外部に電力を得るようにした電池であり種々の形式のものが開発されている。
近年、環境問題や省エネルギーに対する意識の高まりにより、クリーンなエネルギー源としての燃料電池を、各種用途に用いることが検討されており、特に、メタノールと水を含む液体燃料を直接供給するだけで発電できる燃料電池が注目されてきている(例えば、特許文献1及び2参照)。
これらの燃料電池において、液体燃料を収容する燃料カートリッジから燃料電池本体側へ液体燃料を供給する接続手段としては、例えば、液体燃料を供給するための燃料供給口と、該燃料供給口を取り囲む接続用円筒体とを備えた容器本体と、燃料電池に供給すべく容器本体内部に形成された燃料貯蔵室とを有する燃料電池用燃料カートリッジにおいて、燃料貯蔵室に貯蔵された燃料の種類に応じて円筒体の形状を異なる形状としたことを特徴とする燃料電池用燃料カートリッジの接続構造(例えば、特許文献3参照)や、液体燃料等の液体を収容する液体リサーバと、前記液体リサーバから液体を受容する液体アクセプタを接続するジョイントにおいて、液体リサーバまたは液体アクセプタの何れか一方若しくは両方のジョイント部に、少なくとも逆液方向に対して予め貫通した切り込みを入れた弾性体を備えたことを特徴とする液体送受用ジョイント装置(例えば、特許文献4参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献3に記載の燃料電池用燃料カートリッジの接続構造は、燃料貯蔵室に貯蔵された燃料の種類に応じて円筒体の形状を異なる形状としたものであり、本発明とはその接続構造が異なるものである。また、上記特許文献4に記載の液体送受用ジョイント装置は、本発明の近接技術を記載するものであり、液体リサーバと液体アクセプタとを単に液漏れさせることなく、直接パイプ形状のジョイントチューブにより液体リサーバと液体アクセプタ間の液体燃料の供給をする接続構造であるが、この接続構造では、液体リサーバ(液体燃料カートリッジ)の詳細な構造は何等記載されていないので、燃料カートリッジの向きによって液面が変動した場合等において液体燃料を効率よく液体アクセプタに供給するための接続機構が更に必要となるため、構造上パイプ形状では、バルブ部分が先端より離れた場所になるので、接続解除時にパイプ先端に液が残る(液ダレが起こる)という課題があり、これらの課題を解決すると共に、接続構造を複雑化することなく、小型化、低コスト化を図ることができる燃料カートリッジの接続構造が切望されているのが現状である。
特開平5−258760号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開平5−307970号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2006−54055号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2005−203175号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来の燃料カートリッジの接続構造における課題に鑑み、これを解消するためになされたものであり、液体燃料カートリッジ装着後、非装着時の微量の燃料漏れ(液滴、揮発)を抑えることができる安全性に優れた燃料カートリッジの接続構造を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来の課題等について、鋭意検討した結果、液体燃料を収容する燃料カートリッジと、該燃料カートリッジ内の液体燃料を接続装置を介して燃料電池本体に供給する燃料カートリッジの接続構造において、前記燃料カートリッジ及び接続装置を特定構造とし、その接続を特定の接続構造とすることにより、上記目的の燃料カートリッジの接続構造が得られることに成功し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(7)に存する。
(1) 液体燃料を収容する燃料カートリッジと、接続装置とを有し、該燃料カートリッジと接続装置の接続時に接続装置に備える棒状部材が燃料カートリッジ内のスリット弁を貫通して挿入されることで燃料カートリッジ内の液体燃料を接続装置を介して燃料電池本体側に供給する燃料カートリッジの接続構造であって、上記接続装置には、燃料カートリッジの接続を解除した際に、棒状部材先端部分の液体燃料が接続装置内に引き込まれる液ダレ防止機構を備えたことを特徴とする燃料カートリッジの接続構造。
(2) 接続装置は、燃料電池本体内に設けられる上記(1)に記載の燃料カートリッジの接続構造。
(3) 接続装置は、外筒部と該外筒部内に固定される棒状部材が取り付けられた固定部材とを有する本体部と、該本体部の固定部材に取り付けられた弾性部材により本体部に摺動自在になると共に、先端に燃料カートリッジの燃料排出口に当接する筒状の当接部を有する摺動部を備えたバルブ体とから構成され、かつ、液ダレ防止機構は上記固定部材と摺動部間に液体燃料を引き込む引き込み空間部を備え、燃料カートリッジの接続を解除した際に、当接部内を摺動する棒状部材先端部分の液体燃料が上記引き込み空間部内に引き込まれて液ダレを防止することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の燃料カートリッジの接続構造。
(4) 棒状部材の先端には、燃料カートリッジの接続を解除した際に当接部からの液体燃料の揮発を防止するシール体を備えたことを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
(5) 燃料カートリッジは、酸素バリア性に優れる樹脂層を少なくとも一層以上有する樹脂層により構成されていることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
(6) 酸素バリア性に優れる樹脂が、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルから選ばれる少なくとも1種である上記(5)に記載の燃料カートリッジの接続構造。
(7) 液体燃料がメタノール液、エタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液、ショ糖水溶液から選ばれる少なくとも1種である上記(1)〜(6)の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
本発明によれば、簡便な構造で液体燃料カートリッジを脱着する一連の動作で燃料電池本体側の液体燃料を接続装置の液ダレ防止機構内に収納することができるため、カートリッジ装着後、非装着時の微量の燃料漏れ(液滴、揮発)を抑えることができる安全性に優れた燃料カートリッジの接続構造が提供される。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳しく説明する。
図1及び図2は、本発明の燃料カートリッジの接続構造(以下、単に「接続構造」という)の実施形態の一例を示すものであり、図1は、燃料カートリッジと接続装置とを接続する前の状態を示す縦断面図、図2は、燃料カートリッジと接続装置とを接続した状態を示す縦断面図である。
本実施形態の接続構造Aは、図1に示すように、液体燃料を収容する燃料カートリッジ10と、該燃料カートリッジ10内の液体燃料を燃料電池本体(図面H側方向)に供給するための接続装置20とを備えている。なお、この接続装置20は、燃料電池本体内に設けられていてもよく、また、燃料電池本体とは独立したものであっても良いものであり、本実施形態では、燃料電池本体内に設けられた形態を示すものである。
燃料カートリッジ10は、液体燃料を直接収容する燃料貯蔵槽11を有し、該燃料貯蔵槽11の上部に燃料排出口12が設けられると共に、排出口12にはスリット弁13が設けられる構成となっている。
上記燃料貯蔵槽11としては、収容される液体燃料Fに対して保存安定性、耐久性、ガス不透過性(酸素ガス、窒素ガス等に対するガス不透過性)があるものから構成されることが好ましく、例えば、アルミニウム、ステンレスなどの金属、合成樹脂、ガラスなどが挙げられる。
特に好ましくは、燃料貯蔵槽11は、光透過性を有し、酸素バリア性に優れる樹脂層を少なくとも一層(単層又は2層以上の多層構造)以上有することが望ましい。光透過性、酸素バリア性に優れる樹脂としては、例えば、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルから選ばれる少なくとも1種が挙げられる。これらの樹脂は、光透過性、ガス不透過性、特に酸素バリア性に優れ、しかも、製造や組立時のコスト低減及び製造の容易性の点で特に好ましい。
燃料貯蔵槽11が多層構造の場合は、少なくとも1層が、前記した性能(酸素バリア性等)を持つ樹脂で構成されていれば、残りの層は通常の光透過性を有する樹脂でも実使用上問題はない。このような構造の燃料貯蔵槽12は、押出し成形、射出成形、共押出し成形などにより製造することができる。
前記燃料排出口12の下部となる燃料貯蔵槽11内の燃料排出口12の周縁部には、燃料排出口12を被覆する形態で中央部に直線状のスリット部13aが形成されたスリット弁13が固着されている。
このスリット弁13の形状としては、円形状又は楕円状などが挙げられ、本実施形態では、楕円状であって、短径方向に連通部となるスリット部13aを設け、長径方向に外縁部を圧縮するようにしたものであり、スリット13aが閉じる方向(径方向)に圧縮力が作用される構成となっている。この構成によりスリット弁13の更なる気密性を発揮せしめることができる。
このスリット弁13の材質としては、液体燃料Fに対して保存安定性、耐久性、ガス不透過性、弾性を有するものであれば、特に限定されず、例えば、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ナイロン、セロハン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、1,2−ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、二トリルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、多硫化ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴムなどのゴム、熱可塑性エラストマーが挙げられ、通常の射出成形や加硫成形などによって製造することができる。
上記燃料吸蔵槽11に収容される液体燃料Fとしては、例えば、メタノールと水とからなるメタノール液が挙げられるが、図示しない燃料電池本体の燃料電極体において燃料として供給された化合物から効率良く水素イオン(H+)と電子(e-)が得られるものであれば、液体燃料は特に限定されず、例えば、ジメチルエーテル(DME)、エタノール液、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液、ショ糖水溶液などの液体燃料も用いることができる。
また、これらの液体燃料の濃度は、燃料電池の構造、特性等により種々の濃度の液体燃料を用いることができ、例えば、1〜100%濃度の液体燃料を用いることができる。
前記接続装置20は、本体部21と該本体部21に摺動自在となるバルブ体を構成することとなる摺動体30とを備えている。
本体部21は、図1に示すように、燃料カートリッジ10側に後述する摺動体30の当接部が通過する通過口22aを有する外筒部22と、該外筒部22内に固定される固定部材23とを有している。
固定部材23は、先端側となる燃料カートリッジ10方向に液体燃料が通過する固定通過孔23aを有すると共に、外周端部に後述する弾性部材を取り付ける環状凹部23bとを有し、外筒部22内に液体燃料が通過する支持通過体23cにより離隔状態で保持されている。
摺動体30は、先端に燃料カートリッジの燃料排出口12に当節する内部が液体燃料が通過する流路31を有する筒状の当接部32と、上記固定部材23の基部に形成された凹部23bに取り付けられたコイルスプリング部材から構成される弾性部材33により固定部材23の外周に摺動自在となる摺動部34とを有している。この摺動部34には、先端側に液体燃料が通過する環状の摺動通過孔34aを有すると共に、上記固定部材23と摺動部34間には液体燃料を引き込む液ダレ防止機構を構成する引き込み空間部35が設けられている。また、摺動部34を固定部材23外周に摺動自在とすることにより、該摺動部34と上記外筒部22との間は液体燃料を燃料本体側に通過せしめる通過空間部36が設けられることとなる。
また、上記固定部材23には、図1に示すように、当接部32の流路31内を摺動する先端に当接部32内の流路31のシール口31aをシールするボール状のシール体37aを有する棒状部材37が取り付けられている。
このように構成される本発明の接続構造では、例えば、接続装置20を図示しない燃料電池本体側に埋め込み等により取り付け、燃料カートリッジ10を接続装置20に接続した場合に作動する構成とした場合、燃料カートリッジ10を燃料電池本体に備える接続装置20に装着すると、図2に示すように、バルブ体を構成する摺動体30が弾性部材33の抗力に対して燃料電池本体側に移動し、固定部材23に固着されるシール体37aを有する棒状部材37がシール口31aから離れ、燃料カートリッジ10内のスリット弁13を貫通して挿入されることとなる。このとき、固定部材23の固定通過孔23aと摺動部34の摺動通過孔34aとは重なり合うこととなる。
これにより、燃料カートリッジ10内の液体燃料が燃料本体側に備わるポンプ等の吸引手段により、接続部32の流路31、引き込み空間部35、通過空間部36、支持通過体23cを介して燃料電池本体側に効率よく供給され燃料電池が稼動することとなる。
また、燃料カートリッジ10の接続を解くと(不使用時には)、摺動体30は弾性部材33により元の位置に戻ることにより、流路31内の液体燃料は液ダレ防止機構となる引き込み空間部35に引き込まれると共に、流路31内のシール口31aを棒状部材37の37aが塞ぐこととなる。これにより、接続装置20からの液体燃料の揮発や液ダレはなく、しかも、外部からのゴミ等の異物の侵入も防止することができることとなる。
本発明の接続構造は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々変更することができるものである。
次に、本発明を実施例により、更に詳述するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例1:図1及び図2に準拠〕
下記に示す構成の燃料カートリッジ10及び接続装置20を作製した。
(燃料貯蔵槽10の構成)
燃料貯蔵槽10全体:ポリプロピレン製、大きさ:直径30mm×全長70mm
スリット弁:短径10mm、長径11mm、ブチルゴム製、スリット長さ5mm、
(接続装置20の構成)
本体部21:SUS製、大きさ:直径25mm×全長70mm
摺動体30:SUS製、大きさ:直径15mm×全長50mm
当接部31:流路最大内径 7mm、最小内径 4mm
弾性部材33:SUS製コイルスプリング、大きさ:直径15mm×全長50mm
棒状部材37:SUS製、直径3mm、シール体直径5mm
(液体燃料種及び充填量)
70wt%メタノール液、25ml充填
上記主構成の燃料カートリッジ10及び接続装置20を組み立てた。
燃料カートリッジ10を接続装置20に装着すると、摺動体30が弾性部材33の抗力に対して燃料電池本体側に移動し、固定部材23に固着されるシール体37aを有する棒状部材37がシール口31aから離れ、燃料カートリッジ10内のスリット弁13を貫通して挿入されることとなる。このとき、固定部材23の固定通過孔23aと摺動部34の摺動通過孔34aとは重なり合い、燃料カートリッジ10内の液体燃料が燃料本体側に備わるポンプにより、接続部32の流路31、液ダレ防止機構となる引き込み空間部35、通過空間部36、支持通過体23cを介して燃料電池本体側に効率よく供給できることが確認できた。この接続構造では、液体燃料の供給時の液漏れが防止できることが確認できると共に、燃料カートリッジ10の接続を解くと、摺動体30は弾性部材23により元の位置に戻り、棒状部材37の先端部分の液体燃料が接続装置内の引き込み空間部35に引き込まれ液ダレを防止し、棒状部材37のシール体37aがシール口31aを塞ぐことが確認でき、接続装置20からの液体燃料の揮発や液ダレ等は防止されることが判った。
本発明の実施形態の一例を示すものであり、燃料カートリッジと接続装置とを接続する前の状態を示す縦断面図である。 図1の燃料カートリッジと接続装置とを接続した状態を示す縦断面図である。
符号の説明
A 燃料カートリッジ
10 燃料貯蔵槽
20 接続装置
21 本体部
30 摺動体
35 引き込み空間部
37 棒状部材

Claims (7)

  1. 液体燃料を収容する燃料カートリッジと、接続装置とを有し、該燃料カートリッジと接続装置の接続時に接続装置に備える棒状部材が燃料カートリッジ内のスリット弁を貫通して挿入されることで燃料カートリッジ内の液体燃料を接続装置を介して燃料電池本体側に供給する燃料カートリッジの接続構造であって、上記接続装置には、燃料カートリッジの接続を解除した際に、棒状部材先端部分の液体燃料が接続装置内に引き込まれる液ダレ防止機構を備えたことを特徴とする燃料カートリッジの接続構造。
  2. 接続装置は、燃料電池本体内に設けられる請求項1に記載の燃料カートリッジの接続構造。
  3. 接続装置は、外筒部と該外筒部内に固定される棒状部材が取り付けられた固定部材とを有する本体部と、該本体部の固定部材に取り付けられた弾性部材により本体部に摺動自在になると共に、先端に燃料カートリッジの燃料排出口に当接する筒状の当接部を有する摺動部を備えたバルブ体とから構成され、かつ、液ダレ防止機構は上記固定部材と摺動部間に液体燃料を引き込む引き込み空間部を備え、燃料カートリッジの接続を解除した際に、当接部内を摺動する棒状部材先端部分の液体燃料が上記引き込み空間部内に引き込まれて液ダレを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料カートリッジの接続構造。
  4. 棒状部材の先端には、燃料カートリッジの接続を解除した際に当接部からの液体燃料の揮発を防止するシール体を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
  5. 燃料カートリッジは、酸素バリア性に優れる樹脂層を少なくとも一層以上有する樹脂層により構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
  6. 酸素バリア性に優れる樹脂が、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルから選ばれる少なくとも1種である請求項5に記載の燃料カートリッジの接続構造。
  7. 液体燃料がメタノール液、エタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液、ショ糖水溶液から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜6の何れか一つに記載の燃料カートリッジの接続構造。
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