JP2008192029A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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JP2008192029A JP2007027622A JP2007027622A JP2008192029A JP 2008192029 A JP2008192029 A JP 2008192029A JP 2007027622 A JP2007027622 A JP 2007027622A JP 2007027622 A JP2007027622 A JP 2007027622A JP 2008192029 A JP2008192029 A JP 2008192029A
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Abstract

【課題】安全性が更に高まり、かつ、実施が容易で、更には低廉なコストで実施できる本人認証の技術を提供することである。
【解決手段】 携帯端末機は、通信手段と、表示手段と、テンキー及び方向指示キーを具備した入力手段とを具備し、サーバ2は、通信手段と、携帯端末機の入力手段の方向指示キーで入力された情報を受け取って該方向指示キー情報を前記携帯端末機の識別情報に関連付けて格納したデータベースを有する記憶手段23と、携帯端末機の入力手段で入力されて通信手段を介して受け取った暗号情報が入力手段の方向指示キーから入力された情報であるかテンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定手段242と、暗号情報はテンキーから入力された情報であると前記第1判定手段242が判定した場合、実行手段241による実行をさせないものとする停止手段244とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば携帯電話機などの携帯端末機に関する。
今日、携帯電話機は広範囲に使用されている。すなわち、通信のみならず、決済手段としても使用されている。さて、決済手段として用いられる場合、他人に使用される恐れが有ると、拡がらない。従って、本人認証が非常に大事である。
さて、これまで、様々な認証方式が考え出されて来た。例えば、指紋や声紋、網膜等の生体(バイオメトリックス)情報を用いて本人認証を行う方式が有る。しかしながら、これまでに提案されて来た技術は、セキュリティ強度が高まった反面、処理が複雑で認証完了までに時間が掛かり、実用に向かないものであった。或いは、特別な機器が必要であったり、かつ、その特別な機器の操作を覚えなければならなかったり、認証操作が複雑で誰でも簡単に認証できないものであったりする。若しくは、コストが掛かるものであったりする。又、例えばケガや病気などによって認証を受けられなくなる恐れも有る。更には、生体情報は生涯不変であるが故に、一度複製によって破られてしまうと、安全性を回復できない。又、生涯不変であるが故に、脱退等の時に無効化できないなどの問題も有る。
このような理由から、広く利用されている認証方式は、パスワードとして記号(欧文字や数字)を組み合わせた文字列を入力する方式である。
ところで、携帯電話機の場合、大きなパーソナルコンピュータとは異なって、入力手段の占める面積が非常に小さい。そして、携帯電話機にあっては、入力手段として、テンキーや、その他に僅かな数のキーが設けられているに過ぎない。かつ、キーの大きさ自体も非常に小さい。このようなことから、携帯電話機のキー入力によって複雑なパスワードを入力することは大変である。例えば、テンキーによって、「2」「8」「6」「4」を順に入力しようとした場合、手馴れた若者ならば、比較的スムーズな入力が出来るであろうものの、年配者になって来ると、横にいる人がキャッチ出来る程のスローなものであり、しかも押し間違いが避けられない。スピーディに行なおうとすればする程、押し間違いが頻繁に起きる。そして、このようになって来ると、最早、パスワードとは言ってられない。
尚、パスワードを文字として入力しない方式としては、予め登録しておいた画像と同じものを送信して認証を行う方式(特開2006−120116号公報)や、予め登録しておいた画像を認証時に選択する方式(特開2002−189967号公報)が有るものの、データの送信等に手間が掛かり、又、データを送信したり画像を選択する操作が容易では無く、更に致命的な事には、携帯電話機の如きの小さな表示画面では複数の画像を表示し難く、パスワードの代わりに画像を用いる技術は十分なものと言えない。
一方、暗証番号入力に上下左右を指示する方向キーを用いることが提案されている。すなわち、上下左右を指示するキーを用いて容易に数字を入力でき暗証番号入力にも好適な数字や文字の入力方法として、
上下左右の方向を指示するキー用い、あらかじめ、前記上下左右の方向を指示するキーを押す操作の順序の組み合わせを数字または文字に対応させておき、前記キーの操作があった場合に該キーの操作の順序と前記対応から数字または文字を特定することを特徴とする数字または文字の入力方法が提案(特開平8−190452号公報)されている。
特開平8−190452号公報
ところで、方向指示キー(方向キー)は、テンキーとは多少離れた位置に設けられている。すなわち、テンキーの「1」と「2」との間の距離に比べて、方向指示キーとテンキーとの間の距離は比較的大きい。かつ、方向指示キーとテンキーとは、構造的(形状的)にも、異なっていることが多い。そして、テンキーを操作するよりも、方向指示キーの操作は非常に楽である。
従って、上記特許文献1に記載の如く、方向指示キーを本人認証に際してのパスワード入力キーとして用いたならば、非常に便利である。
しかしながら、本人認証用のパスワード入力キーとして方向指示キーを用いたならば万全かと言うと、そうでも無いことが判って来た。すなわち、方向指示キーを用いた場合でも、更なる安全性の確保が要請される。
従って、本発明が解決しようとする課題は、安全性が更に高まり、かつ、実施が容易で、更には低廉なコストで実施できる本人認証の技術を提供することである。
前記の課題は、
サーバと、このサーバに通信回線を介して接続されている携帯端末機とを備えた情報処理装置において、
前記携帯端末機は、
通信手段と、
表示手段と、
テンキー及び方向指示キーを具備した入力手段と、
前記入力手段で入力された情報を基にして所定の処理を行なう制御手段
とを具備し、
前記サーバは、
通信手段と、
前記携帯端末機の入力手段の方向指示キーで入力された情報を受け取って該方向指示キー情報を前記携帯端末機の識別情報に関連付けて格納したデータベースを有する記憶手段と、
前記携帯端末機から受け取った指示情報に基づいて所定の処理を実行する実行手段と、
前記携帯端末機の入力手段で入力されて前記通信手段を介して受け取った暗号情報が前記入力手段の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定手段と、
前記暗号情報は前記テンキーから入力された情報であると前記第1判定手段が判定した場合、前記実行手段による実行をさせないものとする停止手段とを具備する
ことを特徴とする情報処理装置によって解決される。
特に、
サーバと、このサーバに通信回線を介して接続されている携帯端末機とを備えた情報処理装置において、
前記携帯端末機は、
通信手段と、
表示手段と、
テンキー及び方向指示キーを具備した入力手段と、
前記入力手段で入力された情報を基にして所定の処理を行なう制御手段
とを具備し、
前記サーバは、
通信手段と、
前記携帯端末機の入力手段の方向指示キーで入力された情報を受け取って該方向指示キー情報を前記携帯端末機の識別情報に関連付けて格納したデータベースを有する記憶手段と、
前記携帯端末機から受け取った指示情報に基づいて所定の処理を実行する実行手段と、
前記携帯端末機の入力手段で入力されて前記通信手段を介して受け取った暗号情報が前記入力手段の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定手段と、
前記暗号情報は前記テンキーから入力された情報であると前記第1判定手段が判定した場合、前記実行手段による実行をさせないものとする停止手段と、
前記通信手段を介して受け取った暗号情報が方向指示キーから入力された情報であることを第1判定手段が判定した場合、該暗号情報が記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定手段とを具備し、
前記第2判定手段によって一致することが判明した場合、実行手段が実行するよう構成されてなることを特徴とする情報処理装置によって解決される。
中でも、上記の情報処理装置であって、前記通信手段を介して受け取った暗号情報が方向指示キーから入力された情報であることを第1判定手段が判定した場合、該暗号情報が記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段が一致しないと判定した場合、携帯端末機に暗号情報の再送信を督促する督促手段
とを具備することを特徴とする情報処理装置によって解決される。
又、前記の課題は、
サーバと該サーバに通信回線を介して接続されているテンキー及び方向指示キーを具備した入力手段を有する携帯端末機とを備えた情報処理装置における情報処理方法において、
携帯端末機が、該携帯端末機の識別情報と該携帯端末機の入力手段で入力された暗号情報をサーバに向けて送信させる送信ステップと、
前記サーバが、前記送信ステップで送信された情報を受信させる受信ステップと、
前記サーバが、前記受信ステップで受信した暗号情報は、前記携帯端末機の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定ステップにおいて、前記受信ステップで受信した暗号情報は前記携帯端末機の前記テンキーから入力された情報であると判定された場合、該携帯端末機からの指示情報に基づいた処理をサーバが実行しないものとする終了ステップ
とを具備することを特徴とする情報処理方法によって解決される。
特に、
サーバと該サーバに通信回線を介して接続されているテンキー及び方向指示キーを具備した入力手段を有する携帯端末機とを備えた情報処理装置における情報処理方法において、
携帯端末機が、該携帯端末機の識別情報と該携帯端末機の入力手段で入力された暗号情報をサーバに向けて送信させる送信ステップと、
前記サーバが、前記送信ステップで送信された情報を受信させる受信ステップと、
前記サーバが、前記受信ステップで受信した暗号情報は、前記携帯端末機の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定ステップにおいて、前記受信ステップで受信した暗号情報は前記携帯端末機の前記テンキーから入力された情報であると判定された場合、該携帯端末機からの指示情報に基づいた処理をサーバが実行しないものとする終了ステップと、
前記第1判定ステップにおいて、受信ステップで受信した暗号情報は携帯端末機の方向指示キーから入力された情報であると判定された場合、該暗号情報がサーバの記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、一致することが判明した場合、サーバが携帯端末機からの指示情報に基づいた実行を行なう実行ステップ
とを具備することを特徴とする情報処理方法によって解決される。
中でも、上記の情報処理方法であって、第1判定ステップにおいて、受信ステップで受信した暗号情報は携帯端末機の方向指示キーから入力された情報であると判定された場合、該暗号情報がサーバの記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定ステップと、
前記第2判定ステップにおいて、不一致が判明した場合、サーバが携帯端末機に暗号情報の再送信を督促する督促ステップ
とを更に具備することを特徴とする情報処理方法によって解決される。
本発明によれば、テンキーと方向指示キーとを間違えて誤操作する恐れは非常に少ない。例えば、テンキーによって、「2」「8」「6」「4」を順に入力しようとした場合、各キー間の距離が小さい為、かつ、各キー間の違いが乏しい為、間違って押し易い。例えば、「2」を押すつもりが、「3」を押していたりする。この間違いは入力時(押時)には気が付き難い。「2864」を入力し、相手方から、暗証番号違いを指摘されて始めて気が付くことが多い。この為、パスワード入力に際して、例えば3回の間違いまでは許容するとした方式が縷々見られる。しかしながら、何回かの間違いが許容されると言うことは、他人によって、使用される確率がそれだけ高いことになる。通常用いられている暗証番号は、誕生日のデータであると言った幾つかの限られた数字である。とすると、他人が何回かに亘って幾つかのデータを入力できると言うことは、それだけ、危険性が高いことを意味する。
しかしながら、各テンキー入力の場合に起きる押し間違いは方向指示キーの場合には、先ず、起こり得ない。従って、本人認証に際して、テンキー入力が行なわれたならば、その場合には、その後の動作が実行されないとしても不都合は殆ど無い。なぜならば、本人認証の情報としてテンキー入力か方向指示キー入力かを間違って取り扱うことは本人ならば有り得ないからである。
よって、本発明は、本人認証方式として安全性が高いことを意味する。
又、方向指示キーによる入力ならば、テンキーによる入力よりも、素早く操作でき、この面からも他人に読み取られ難く、安全性が高い。
しかも、本発明の実施には、指紋や声紋、網膜等の生体(バイオメトリックス)情報を用いて本人認証を行なう場合のような格別な装置を必要とせず、簡単に、かつ、低廉なコストで実施できる。
本発明になる情報処理装置は、サーバと、このサーバに通信回線を介して接続されている携帯端末機とを備えた情報処理装置である。携帯端末機は、通信手段と、表示手段と、入力手段(テンキー及び方向指示キーを具備)と、入力手段で入力された情報を基にして所定の処理を行なう制御手段とを具備する。尚、このような携帯端末機は、例えば市販の携帯電話機が該当する。サーバは、通信手段と、前記携帯端末機の入力手段の方向指示キーで入力された情報を受け取って該方向指示キー情報を前記携帯端末機の識別情報に関連付けて格納したデータベースを有する記憶手段と、前記携帯端末機から受け取った指示情報に基づいて所定の処理を実行する実行手段と、前記携帯端末機の入力手段で入力されて前記通信手段を介して受け取った暗号情報が前記入力手段の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定手段と、前記暗号情報は前記テンキーから入力された情報であると前記第1判定手段が判定した場合、前記実行手段による実行をさせないものとする停止手段とを具備する。更に、前記通信手段を介して受け取った暗号情報が方向指示キーから入力された情報であることを第1判定手段が判定した場合、該暗号情報が記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定手段を具備する。そして、第2判定手段によって一致することが判明した場合、実行手段が実行するよう構成されている。又、第2判定手段が一致しないと判定した場合、携帯端末機に暗号情報の再送信を督促する督促手段を具備する。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
図1〜図5は本発明の一実施形態を説明する為のもので、図1は携帯端末機(携帯電話機)の概略図、図2は携帯電話機の要部の説明図、図3はサーバのブロック図、図4は暗号情報(本人認証情報)の登録のフローチャート、図5はサーバ2によるサービスを受けようとする場合のフローチャートである。
各図中、1は携帯電話機、11は表示手段、12は入力手段である。表示手段11は、例えば液晶表示部である。入力手段(キー操作部)12は、「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「0」「*」「#」の押下型ボタンからなるテンキーと、上・下・左・右方向の入力が出来る方向指示キーとからなる。すなわち、方向指示キーは、図2に示される通り、上方向キー121と、下方向キー122と、左方向キー123と、右方向キー124と、入力確定キー125と有している。勿論、方向指示キーは、上記の如くに、各々に分離・独立したキーを備えたものでも良いが、一つのキーを、上・下・左・右の各方向に傾けることによって入力可能にしたものでも良い。そして、入力確定は、この一つのキーを押下することで実行されるようなものでも良い。その形態は何れであっても良い。そして、このような携帯電話機は公知なものであるから、詳細な説明は省略される。尚、携帯電話機1は、所定のネットワークを介して、本発明のサーバ2に接続される。
本発明のサーバ2は、データ更新および本人認証を行うサーバである。サーバ2は、通信手段21と入力手段22と記憶手段23と制御手段24とを有する。
記憶手段23には、携帯電話機1の入力手段(方向指示キー121,122,123,124,125)の操作によって入力・送信されて来た情報が携帯電話機1の識別情報(電話番号)に関連付けて記憶されている。すなわち、ユーザ情報データベースが記憶手段23には設けられており、このデータベースには、携帯電話機1の識別情報(電話番号)に関連付けて、該携帯電話機1の方向指示キーによる入力情報が格納されている。例えば、携帯電話機1の電話番号090−1234−5678に関連付けて、「上方向キー121−下方向キー122−左方向キー123−右方向キー124」と言った順で押下された情報(暗号情報)が、或いは「上方向キー121−右方向キー124−下方向キー122−左方向キー123」と言った順で押下された情報(暗号情報)が登録されている。勿論、このような登録暗号情報は、「上方向キー121−右方向キー124−下方向キー122」の如きの三つの情報からなるものでも、「上方向キー121−右方向キー124−下方向キー122−左方向キー123−上方向キー121」の如きの五つの情報からなるものでも良い。但し、本実施形態では、現行の暗証番号が四つの数字であることから、「上方向キー121−下方向キー122−左方向キー123−右方向キー124」や「上方向キー121−右方向キー124−下方向キー122−左方向キー123」の如く、四つの場合で説明する。
サーバ2の制御手段24は、携帯端末機1から通信手段21が受信した情報に基づいて所定の処理を実行する実行手段241を有する。尚、このような実行手段241は、従来のサーバでも備えているから、詳細な説明は省略される。
制御手段24は、更に、第1判定手段242、第2判定手段243、停止手段244、及び督促手段245を備えている。第1判定手段242は、携帯端末機1の入力手段12で入力されて通信手段21を介して受け取った暗号情報が、携帯電話機1の入力手段の中の方向指示キー121,122,123,124から入力された情報であるか、又はテンキーから入力された情報であるかを判定するものである。第2判定手段243は、第1判定手段242が「受信した暗号情報は方向指示キー121,122,123,124から入力された情報である」と判定した場合、記憶手段23に記憶させているユーザ情報データベースから暗号情報に該当する情報を読み出させ、この読み出された登録暗号情報と受信した暗号情報とが一致するか否かを判定するものである。そして、第2判定手段243による判定結果が「一致」の場合、実行手段241に実行命令を伝える。第2判定手段243による判定結果が「不一致」の場合には、督促手段245に、携帯端末機1に暗号情報の再送信を督促せしめる。そして、この督促情報を携帯電話機1が受信すると、その情報が表示手段11に表示されることから、暗号情報を間違えて入力したことを知ることになるから、改めて、正しい暗号情報を入力する。さて、正しい暗号情報が入力されなかった場合には、例えば3回の繰り返しによっても、正しい暗号情報が入力されなかった場合には、停止手段244は実行手段241を実行させないようになっている。又、停止手段244は、第2判定手段243による判定結果が「不一致」の場合にのみ動作するのでは無く、第1判定手段242が「受信した暗号情報は方向指示キー121,122,123,124から入力された情報では無い」の判定をした場合、直ちに動作せしめ、実行手段241を実行させないようになっている。
次に、上記のように構成させた情報処理装置の動作について説明する。
先ず、携帯電話機1のテンキー操作により、サーバ2との間で回線が接続される(ステップ51)。この後、方向指示キー121,122,123,124,125を操作して方向指示キー情報(暗号情報)を入力し、この情報をサーバ2に送信させる(ステップ52)。この方向指示キー入力情報(暗号情報)を受信したサーバ2は、記憶手段23のユーザ情報データベースに携帯電話機1の電話番号に関連付けて方向指示キー情報(暗号情報)を格納させる(ステップ53)。この一連のステップによって、携帯電話機1の所有者の本人認証情報がサーバ2に登録されたことになる。
この後、携帯電話機1の所有者がサーバ2の提供するサービスを受けようとする場合を説明する。
先ず、携帯電話機1のテンキー操作により、サーバ2との間で回線が接続される(ステップ61)。これを受けて、サーバ2は、携帯電話機1に向けて、暗号情報を送信すべき旨の情報を送信させる。そうすると、携帯電話機1の表示手段11には「暗号情報入力」の表示がなされるので、携帯電話機1の入力手段によって暗号情報が入力される。この時、正当な所有者ならば、正しい暗号情報が入力される(ステップ62)。そして、入力手段で入力された暗号情報が携帯電話機1からサーバ2に送信されると、サーバ2は、第1判定手段242に判定を行なわせる(ステップ63)。このステップ63において、「携帯電話機1の入力手段12で入力されて通信手段21を介して受け取った暗号情報」は「携帯電話機1の入力手段の中の方向指示キー121,122,123,124から入力された情報」では無い旨、即ち、間違った情報であると判定された場合(NOの場合)には、停止手段244を動作させる(実行手段241を実行させない)(ステップ64)。ステップ63において、「携帯電話機1の入力手段12で入力されて通信手段21を介して受け取った暗号情報」は「携帯電話機1の入力手段の中の方向指示キー121,122,123,124から入力された情報」である旨、即ち、正しい情報であると判定された場合(YESの場合)には、第2判定手段243に判定を行なわせる(ステップ65)。このステップ65は、先ず、携帯電話機1の識別情報(電話番号)をキーにして記憶手段23に記憶させているユーザ情報データベースから暗号情報に該当する情報を読み出させ、この読み出された登録暗号情報と受信した暗号情報とが一致するか否かを判定するものである。そして、ステップ65において、第2判定手段243が「受信した暗号情報」=「記憶手段23に記憶させているユーザ情報データベースの暗号情報」と判定した場合(YESの場合)、実行手段241に実行命令を伝え、所定のサービスを実行させる(ステップ66)。一方、ステップ65において、第2判定手段243が「受信した暗号情報」≠「記憶手段23に記憶させているユーザ情報データベースの暗号情報」と判定した場合(NOの場合)、督促手段245を実行させる。すなわち、督促手段245を動作せしめ、携帯電話機1に、再度、暗号情報を入力・送信せしめる情報を送信する(ステップ67)。これを受けて、携帯電話機1は暗号情報を再送信し、これを受けて上記と同様なステップを繰り返す。但し、例えば3回の繰り返しによっても、第2判定手段243が「受信した暗号情報」=「記憶手段23に記憶させているユーザ情報データベースの暗号情報」と判定しなかった場合には、結局、正当な所有者からの要求では無いと判断し、停止手段244を動作させる(実行手段241を実行させない)(ステップ68)。
そして、停止手段244が動作した後では、再度、携帯電話機1からサーバ2に回線接続がなされても、サーバ2は携帯電話機1に対するサービス提供を受け付けないようになっている。従って、このような場合には、しかるべき回復手続を有人サービス店舗にて行い、その後でサーバ2のサービスが受けられるようになっている。
本発明の一実施形態になる携帯端末機(携帯電話機)の概略図 本発明の一実施形態になる携帯端末機(携帯電話機)の要部説明図 本発明の一実施形態になるサーバのブロック図 暗号情報(本人認証情報)登録のフローチャート サーバによるサービスを受けようとする場合のフローチャート
符号の説明
1 携帯電話機
11 表示手段(液晶表示部)
12 入力手段(テンキーや方向指示キーからなるキー操作部)
121 上方向キー
122 下方向キー
123 左方向キー
124 右方向キー
125 入力確定キー
2 サーバ
21 通信手段
22 入力手段
23 記憶手段
24 制御手段
241 実行手段
242 第1判定手段
243 第2判定手段
244 停止手段
245 督促手段


特許出願人 日本電気株式会社
代 理 人 宇 高 克 己

Claims (6)

  1. サーバと、このサーバに通信回線を介して接続されている携帯端末機とを備えた情報処理装置において、
    前記携帯端末機は、
    通信手段と、
    表示手段と、
    テンキー及び方向指示キーを具備した入力手段と、
    前記入力手段で入力された情報を基にして所定の処理を行なう制御手段
    とを具備し、
    前記サーバは、
    通信手段と、
    前記携帯端末機の入力手段の方向指示キーで入力された情報を受け取って該方向指示キー情報を前記携帯端末機の識別情報に関連付けて格納したデータベースを有する記憶手段と、
    前記携帯端末機から受け取った指示情報に基づいて所定の処理を実行する実行手段と、
    前記携帯端末機の入力手段で入力されて前記通信手段を介して受け取った暗号情報が前記入力手段の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定手段と、
    前記暗号情報は前記テンキーから入力された情報であると前記第1判定手段が判定した場合、前記実行手段による実行をさせないものとする停止手段とを具備する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 受け取った暗号情報が方向指示キーから入力された情報であることを第1判定手段が判定した場合、該暗号情報が記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定手段を具備し、
    前記第2判定手段によって一致することが判明した場合、実行手段が実行するよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  3. 受け取った暗号情報が方向指示キーから入力された情報であることを第1判定手段が判定した場合、該暗号情報が記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段が一致しないと判定した場合、携帯端末機に暗号情報の再送信を督促する督促手段
    とを具備することを特徴とする請求項1又は請求項2の情報処理装置。
  4. サーバと該サーバに通信回線を介して接続されているテンキー及び方向指示キーを具備した入力手段を有する携帯端末機とを備えた情報処理装置における情報処理方法において、
    携帯端末機が、該携帯端末機の識別情報と該携帯端末機の入力手段で入力された暗号情報をサーバに向けて送信させる送信ステップと、
    前記サーバが、前記送信ステップで送信された情報を受信させる受信ステップと、
    前記サーバが、前記受信ステップで受信した暗号情報は、前記携帯端末機の前記方向指示キーから入力された情報であるか前記テンキーから入力された情報であるかを判定する第1判定ステップと、
    前記第1判定ステップにおいて、前記受信ステップで受信した暗号情報は前記携帯端末機の前記テンキーから入力された情報であると判定された場合、該携帯端末機からの指示情報に基づいた処理をサーバが実行しないものとする終了ステップ
    とを具備することを特徴とする情報処理方法。
  5. 第1判定ステップにおいて、受信ステップで受信した暗号情報は携帯端末機の方向指示キーから入力された情報であると判定された場合、該暗号情報がサーバの記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップにおいて、一致することが判明した場合、サーバが携帯端末機からの指示情報に基づいた実行を行なう実行ステップ
    とを更に具備することを特徴とする請求項4の情報処理方法。
  6. 第1判定ステップにおいて、受信ステップで受信した暗号情報は携帯端末機の方向指示キーから入力された情報であると判定された場合、該暗号情報がサーバの記憶手段のデータベースから読み出された方向指示キー情報に一致するか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップにおいて、不一致が判明した場合、サーバが携帯端末機に暗号情報の再送信を督促する督促ステップ
    とを更に具備することを特徴とする請求項4又は請求項5の情報処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102058010B1 (ko) * 2013-06-27 2019-12-20 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법

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