JP2008191319A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記録した記録媒体、並びに画像表示装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記録した記録媒体、並びに画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】4色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭のジャギーを適切に低減可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力する。具体的には、色変換手段は、3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する。また、変換手段は、第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことにより、3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する。これにより、開口率を低下させない画素構成を採用する場合に、4色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭のジャギーを適切に低減することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像データに対して処理を行う画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記録した記録媒体、並びに画像表示装置の技術分野に関する。
従来から、画像を表示する表示装置の表示特性などを向上させるために、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、画像の輪郭におけるギザギザ(ジャギー)を低減することを目的として、RGBのサブピクセル(サブ画素)を用いて画像の輪郭を再現する技術が記載されている。特許文献2には、通常のRGBにW(White)を追加した4原色表示装置の色再現方法が記載されている。
特開2002−40980号公報 特開2003−295812号公報
しかしながら、上記した特許文献1及び2に記載された技術では、例えば4色を用いて表示を行う表示装置において、画像の輪郭におけるジャギーを適切に低減することが困難であった。特に、開口率を低下させない画素構成を採用しつつ、ジャギーを低減することが困難であった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、4色表示における色再現を行いつつ、画像の輪郭におけるジャギーを適切に低減させることが可能な画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記録した記録媒体、並びに画像表示装置を提供することを課題の一つとする。
本発明の1つの観点では、4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力する画像処理装置は、3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換手段と、前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換手段と、前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記の画像処理装置は、4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを表示データとして出力するために好適に利用される。具体的には、色変換手段は、取得した3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する。そして、変換手段は、第1の4色の画像データから、3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成するために、第1の4色の画像データに対して変換を行う。この場合、変換手段は、第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と表示部におけるサブ画素の位置(即ち、第2の4色の画像データにおけるサブ画素の位置)との関係に基づいて、第1の4色の画像データに対して補間処理を行う。このように3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データ生成することにより、通常に用いられる3色の画素レイアウトをそのまま用いることができ、設計効率を高めることが可能となる。また、上記のようにして生成された第2の4色の画像データを用いることにより、第1の4色の画像データを用いる場合と比較して、表示画素数が減少されるため、画素密度が低くなり開口率を高くすることが可能となる。したがって、上記の画像処理装置によれば、開口率を低下させない画素構成を採用する場合に、4色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することができる。
上記の画像処理装置の一態様では、前記変換手段は、前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された関数に基づいて、前記第1の4色の画像データにおける少なくとも1つ以上のサブ画素のデータを用いて前記補間処理を行うことによって、前記第2の4色の画像データにおける1つのサブ画素のデータを生成することができる。
上記の画像処理装置の他の一態様では、前記変換手段は、前記関数として1次関数を用いて前記補間処理を行う。この態様では、変換手段は、第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と表示部におけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された1次関数に基づいて、第1の4色の画像データにおける少なくとも1つ以上のサブ画素のデータを用いて補間処理を行うことができる。なお、上記の場合、前記変換手段は、2個の補間係数を用いて前記補間処理を行うことができる。
上記の画像処理装置の他の一態様では、前記関数として3次関数を用いて前記補間処理を行う。この態様では、変換手段は、第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と表示部におけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された3次関数に基づいて、第1の4色の画像データにおける少なくとも1つ以上のサブ画素のデータを用いて補間処理を行うことができる。このように3次関数を用いた補間処理は、例えば1次関数を用いた補間処理を行う場合よりも、補間処理により得られた画像に発生し得る「ぼやけ」を効果的に抑制することが可能となる。したがって、3次関数を用いた補間処理は、走査線方向の画素数が少ないデータに対して補間処理を行う場合に、「ぼやけ」を効果的に抑制して解像感を保つために有効な手段となる。なお、上記の場合には、前記変換手段は、4個の補間係数を用いて前記補間処理を行うことができる。
上記の画像処理装置において好適には、前記変換手段は、前記第1の4色の画像データにおける表示画素数を0.75倍に縮小して前記第2の4色の画像データを生成する。
好適には、前記第1及び第2の4色の画像データは、Red、Green、Blue、Whiteから構成される。
また、好適には、前記第1及び第2の4色の画像データは、Red、Yellow−Green、Blue、Emerald−Greenから構成される。
上記の画像処理装置において好適には、前記色変換手段は、3DLUT及び1DLUTを用いて前記色変換を行うことができる。
なお、上記の画像処理装置は、画像データを表示する表示部を少なくとも備える画像表示装置に好適に適用することができる。
本発明の他の観点では、4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力する画像処理方法は、3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換工程と、前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換工程と、前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力工程と、を備える。
本発明の更に他の観点では、4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力するための画像処理プログラムは、コンピュータを、3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換手段、前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換手段、前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力手段、として機能させる。
上記した画像処理方法及び画像処理プログラムを実行することによっても、開口率を低下させない画素構成を採用する場合に、4色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することができる。
なお、画像処理プログラムを記録した記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、ICカードなど、コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(全体構成)
図1は、第1実施形態に係る画像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、外部から画像データと制御コマンドを取得して画像データに対して画像処理を行う画像処理部10と、画像処理部10で画像処理された画像データを表示する表示部20とを備える。
画像表示装置100は、p、q、s、tの4色を用いて画像を表示可能に構成されている(以下では、画像を表示する際に用いる基本となる色を「原色」とも呼ぶ。)。詳しくは、画像表示装置100における表示部20は、4原色p、q、s、tに対応する4つのサブ画素(原色に対応する画素を示すものとする)を一組として構成される表示画素を用いて画像の表示を行う。1つの例としては、4原色p、q、s、tとして、Red、Yellow−Green、Blue、Emerald−Greenを用いることができる。この場合には、色再現域を広げた鮮やかな表示装置を実現できる。他の例としては、4原色p、q、s、tとして、Red、Green、Blue、Whiteを用いることができる。この場合には、表面輝度の高い明るい表示装置を実現できる。
画像処理部10は、I/F制御回路11と、画像処理回路12と、VRAM(Video RAM)13と、アドレス制御回路14と、テーブル格納メモリ15と、γ補正回路16と、を備える。
I/F制御回路11は、外部(例えばカメラなど)から画像データと制御コマンドを取得し、入力されるデータのタイミングを整えて、画像データd1を画像処理回路12に供給する。画像処理回路12は、取得した画像データd1に対して、後述する色変換処理及びサブ画素処理を行い、画像データd2を生成する。なお、画像処理回路12は、本発明における画像処理装置に相当する。具体的には、画像処理回路12は、色変換手段、変換手段、及び出力手段として機能する。
画像処理回路12で画像処理された画像データd2は、VRAM13に書き込まれる。VRAM13に書き込まれた画像データd2は、アドレス制御回路14からの制御信号d21に基づいて、γ補正回路16によって画像データd3として読み出される。同時に、表示前データに対応するアドレス信号d4が表示部20内の走査線駆動回路22に供給される。これにより、データ線駆動回路21と走査線駆動回路22とが同期して表示パネル23を駆動することが可能となる。また、γ補正回路16は、テーブル格納メモリ15に記憶された補正データに基づいて、取得した画像データd3に対してγ補正を行う。そして、γ補正回路16は、γ補正後の画像データd5を表示部20内のデータ線駆動回路21に供給する。
表示部20は、データ線駆動回路21と、走査線駆動回路22と、表示パネル23と、を備える。データ線駆動回路21は、「X」本のデータ線に対してデータ線駆動信号X0〜XX−1を供給し、走査線駆動回路22は、「Y」本の走査線に対して走査線駆動信号Y0〜YY−1を供給する。詳しくは、走査線駆動回路22は、一定周期で横方向の画素列を選択し、データ線駆動回路21は、走査線駆動回路22において選択される画素列に対して各々に対応する駆動信号を供給する。この場合、データ線駆動回路21と走査線駆動回路22は、同期して表示パネル23を駆動することとなる。表示パネル23は、液晶(LCD)などによって構成され、走査線及びデータ線に電圧を印加されることによって、表示すべき文字や映像などの画像を表示する。また、表示パネル23は、前述した4原色p、q、s、tを表示可能に構成されている。
なお、上記したVRAM13は、同じ表示データを繰り返し表示する際、低消費電力化に有効な手段であるが、低消費電力化に拘らなければ、VRAM13を用いずに画像表示装置100を構成することも可能である。その場合には、アドレス制御回路14と走査線駆動回路22とを直接接続すると共に、走査線駆動回路22及びデータ線駆動回路21を同期させて表示を行う。
図2は、画像処理回路12の概略構成を示すブロック図である。画像処理回路12は、色変換回路121及びサブ画素処理回路122を備える。色変換回路121は、3原色RGBにおける表示画素数を維持しつつ、3原色RGBから4原色PQSTへ変換する処理(以下、「色変換処理」と呼ぶ。)を行う回路である。サブ画素処理回路122は、3原色の画像データとデータ総数が同一となるように、4原色PQSTから4原色pqstを生成する処理(以下、「サブ画素処理」と呼ぶ。)を行う回路である。なお、4原色PQSTは第1の4色の画像データに相当し、4原色pqstは第2の4色の画像データに相当する。
図3は、上記の色変換回路121の概略構成を示すブロック図である。色変換回路121は、3原色RGBから4原色PQSTへの色変換処理を行う回路であり、前段ガンマ変換部121a、3色→4色変換部121b、及び後段ガンマ変換部121cを備える。
前段ガンマ変換部121aは、前述したI/F制御回路11から3原色RGB(画像データd1に対応する)を取得し、3原色RGBのデータに対してガンマ変換(以下、「前段ガンマ変換」と呼ぶ。)を行うことによって3原色R’G’B’を生成する処理部である。具体的には、前段ガンマ変換部121aは、入力された3原色RGBがデジタルカメラなどの入力装置においてガンマ変換が施されていることから、各々の色ごとに1DLUT(1-Dimentional Look-Up-Table)を用いて前段ガンマ変換を行う。図4に、1DLUT(以下、「前段1DLUT」と呼ぶ。)の一例を示す。図4では、横軸に入力される3原色RGBを示し、縦軸に前段ガンマ変換後の3原色R’G’B’を示す。なお、前段1DLUTは、各色共通で用いる。
図3に戻って説明する。3色→4色変換部121bは、前段ガンマ変換部121aから3原色R’G’B’を取得し、3原色R’G’B’を4原色P’Q’S’T’に変換(以下、「3色→4色変換」と呼ぶ。)する処理部である。具体的には、3色→4色変換部121bは、3DLUT(3-Dimentional Look-Up-Table)を用いて3色→4色変換を行う。図5は、3色→4色変換を説明するための図である。図5に示すように、3DLUTは、概念的に3次元の格子データとして表すことができる。この場合、格子の軸が入力に対応し、あらかじめ計算された変換データが格子上に格納されている。ここで、格子上の3色→4色変換後のデータをあらかじめ計算する際には、最小二乗法などを用いればよい。具体的には、3色→4色変換に際しては、入力3原色を囲む8セットの3色→4色変換後のデータが読み出される。更に、入力データの位置に応じて、8セットを使った補間演算が実行される。なお、3DLUTを中心とした3色→4色変換は、格納する変換値を用途に応じて最適に計算することにより、色変換精度を向上させたり、所望の特性を柔軟に実現したりすることが可能となる。
図3に戻って説明する。後段ガンマ変換部121cは、3色→4色変換部121bから4原色P’Q’S’T’を取得し、4原色P’Q’S’T’に対してガンマ変換(以下、「後段ガンマ変換」と呼ぶ。)を行うことによって4原色PQSTを生成する処理部である。このように後段ガンマ変換を行うのは、表示部20では通常ガンマ設定が行われているからである。具体的には、後段ガンマ変換部121cは、4原色P’Q’S’T’に対して、1DLUT(以下、「後段1DLUT」と呼ぶ。)を用いて後段ガンマ変換を行う。図6は、後段1DLUTの一例を示す図である。図6では、横軸に入力される4原色P’Q’S’T’を示し、縦軸に後段ガンマ変換後の4原色PQSTを示す。なお、後段1DLUTは、4原色PQSTの各色ごとに存在する。
(サブ画素処理)
次に、画像処理回路12内のサブ画素処理回路122が行うサブ画素処理について、具体的に説明する。第1実施形態では、入力された3原色RGBにおけるデータ総数と同一となる4原色pqstを生成するために、サブ画素処理回路122が、色変換回路121で色変換処理後の4原色PQSTに対してサブ画素処理を行う。この場合、カラー単位として画素数が縮小されるが、カラー解像度の低下の発生が抑制されるようにサブ画素処理を行う。具体的には、サブ画素処理回路122は、色変換処理後の4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置(即ち、表示部20(表示パネル23)における原色の位置)との関係に基づいて、4原色PQSTに対して補間処理を行う。つまり、サブ画素処理回路122は、4原色PQSTに対して補間処理を行うことによって、4原色pqstを生成する。
図7は、第1実施形態におけるサブ画素処理を説明するための画素配置を示す図である。図7(a)は3原色RGBにおける画素配置を示しており、図7(b)は4原色pqstにおける画素配置を示している。
第1実施形態では、画像処理回路12は、走査線1ラインあたり、320画素(320個の表示画素)の計960ドットからなる3原色RGBの画像データを取得し、240画素(240個の表示画素)の計960ドットからなる4原色pqstの画像データを出力する(なお、「ドット」はサブ画素に相当するものとする)。つまり、画像処理回路12(具体的には、色変換回路121及びサブ画素処理回路122)は、入力された3原色RGBにおけるデータ総数(具体的には、960ドット)と同一となる4原色pqstを生成する。言い換えると、3原色RGBにおけるサブ画素の総数と同一のサブ画素の総数を有する4原色pqstを生成する。
図8は、第1実施形態において、色変換処理とサブ画素処理を行った場合のドット数の変化を具体的に示す図である。この場合、色変換回路121は、走査線1ラインあたり、320画素の計960ドットからなる3原色RGBの画像データを取得する。色変換回路121は、320画素の計960ドットからなる3原色RGBの画像データから、320画素の計1280ドットからなる4原色PQSTの画像データを生成する。つまり、色変換回路121は、3原色RGBにおける表示画素数(320画素)を維持しつつ、3原色RGBから4原色PQSTへ色変換処理する。
サブ画素処理回路122は、320画素の計1280ドットからなる4原色PQSTの画像データを取得し、この4原色PQSTの画像データから、240画素の計960ドットからなる4原色pqstの画像データを生成する。この場合、サブ画素処理回路122は、4原色として同じ画素配列へ配置する場合には色変換処理後の4原色PQSTのデータをそのまま割り当てることができないため、カラー単位として320画素から240画素へ、倍率としては0.75倍の縮小を行う(つまり、表示画素数を320画素から240画素へ、0.75倍に縮小する)。このようにカラー単位として320画素から240画素へ0.75倍の縮小を行うと、カラー単位での解像度が低下する傾向にある。したがって、サブ画素処理回路122は、カラー解像度の低下の発生が抑制されるようにサブ画素処理を行う。なお、上記のようにしてサブ画素処理回路122で生成された4原色pqstは、表示部20に供給される。
ここで、第1実施形態において、4原色pqstとして240画素の計960ドットを配置する理由について説明する。図7に示すとおり、4原色pqstの240画素は、3原色RGBの320画素と、合計のドット数(データ総数)が960で同じである。このため、上記のように4原色pqstを配置することにより、通常に用いられる3原色の画素レイアウトをそのまま用いることができ、設計効率を高めることが可能となる。また、4原色pqstとして240画素を配置する場合には、4原色pqstとして320画素を配置する場合と比較すると、画素密度が低くなり開口率を高くすることが可能となる。このため、例えば4原色pqstとしてRed、Green、Blue、Whiteを用いて表示を行った場合に、表面輝度の低下を抑制して、明るい表示部20を実現することが可能となる。
次に、図9を参照して、サブ画素処理回路122が行うサブ画素処理について説明する。図9は、サブ画素処理の概要を示す図である。図9(a)は、色変換処理後の4原色PQST(具体的には、「P」から「P」)の画素配置を示す図であり、図9(b)は、サブ画素処理後の4原色pqst(具体的には、「p」から「p」)の画素配置を示す図である。なお、図9において、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、4原色pqstにおけるサブ画素のデータを生成する際に参照する4原色PQSTのサブ画素を示している。
サブ画素処理回路122は、サブ画素処理を実行することによって、走査線1ラインあたり、320画素からなる4原色PQSTの画像データから、240画素からなる4原色pqstの画像データを生成する。具体的には、サブ画素処理回路122は、局所的に見ると、PQST4画素(4つの表示画素)からpqst3画素(3つの表示画素)を生成する処理を行う(なお、PQST4画素の前後1画素を部分的に使用する)。つまり、表示画素数を0.75倍にする処理を行う。この場合、サブ画素処理回路122は、色変換処理後の4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置(即ち、表示部20(表示パネル23)における原色の位置)との関係に基づいて、4原色PQSTに対して補間処理を行う。つまり、サブ画素処理回路122は、サブ画素処理として補間処理を実行する。
ここで、補間処理について具体的に説明する。サブ画素処理回路122は、PQSTカラー画素の間隔を「1.0」として(つまり、4原色PQSTにおける1つの表示画素のサイズを「1.0」として)、4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と、4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間で、距離に応じた重み付き平均演算を行うことによって補間処理を実行する。より詳しくは、1つ若しくは2つの4原色PQSTにおけるサブ画素(具体的には、4原色pqstにおけるサブ画素と距離が近い、4原色PQSTにおける1つ若しくは2つのサブ画素)のデータを参照することによって、4原色pqstにおける1つのサブ画素のデータを生成する。この場合、サブ画素処理回路122は、求めるべき4原色pqstにおけるサブ画素の色に対応する4原色PQSTにおけるサブ画素のデータに対して補間処理することによって、pqstのサブ画素のデータを生成する。つまり、p画素のデータはP画素のデータより求め、q画素のデータはQ画素のデータより求める。一例を挙げて説明すると、4原色pqstにおける表示画素pを構成するpのデータを生成する場合には、4原色PQSTにおける2つの表示画素P及びPをそれぞれ構成するPのデータ及びPのデータを用いる。また、4原色pqstにおける表示画素pを構成するpのデータを生成する場合には、4原色PQSTにおける1つの表示画素Pを構成するPのデータのみを用いる。以上のように補間処理を実行することにより、生成されるデータに対してpqstとしての位置の情報を反映することができ、画像輪郭におけるキザキザ(ジャギー)を適切に低減することが可能となる。
図10は、上記した補間処理を行う際に用いる補間係数(言い換えると、重み付き平均演算を行う際に用いる重み)を示す図である。図10は、横軸に4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間の距離を示し、縦軸に補間係数を示す。この場合、補間係数は、4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された1次関数により得られる。言い換えると、補間係数は、バイリニア補間(線形補間若しくは双一次内挿)により求められることとなる。第1実施形態では、上記した距離として「1/3」及び「−2/3」の2つの距離が得られるため、これらに対応するC及びCの2つの補間係数を用いる。なお、「C=2/3」であり、「C=1/3」である。
次に、図11乃至図14を参照して、pqst画素を生成する際の演算を具体的に説明する。
図11は、p画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図11(a)は、色変換処理後の4原色PQST(具体的には、「P」から「P」)の画素配置を示し、図11(b)は、サブ画素処理後の4原色pqst(具体的には、「p」から「p」)の画素配置を示す。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、p画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図11(c)は、p画素(具体的には、p、p、p)を生成するための演算式を示す。
この場合、p、p、pの3つのサブ画素を生成するために、P、P、P、Pの4つのサブ画素を参照する(ただし、pを生成する際には、前のP0も使用する)。例えば、pを生成する場合には、PとPとを用いる。この場合、pにおける位置とPにおける位置との間の距離は「−2/3」となり、pにおける位置とPにおける位置との間の距離は「1/3」となる。図10を参照して、これらの距離に対応する補間係数を求めると、「−2/3」の距離に対応する補間係数は「C=1/3」となり、「1/3」の距離に対応する補間係数は「C=2/3」となる。よって、Pのデータに対しては補間係数として「C=1/3」を用い、Pのデータに対しては補間係数として「C=2/3」を用いる。これより、pを生成するための演算(重み付き平均演算)は、図11(c)の上段に示す式で表される。
同様にして、pを生成するための演算式は、図11(c)の中段に示す式で表される。この場合、pにおける位置とPにおける位置とが一致するため(即ち、距離が「0」となる)、Pのデータをそのままpのデータとして用いる。また、pを生成するための演算式は、図11(c)の下段に示す式で表される。この場合、Pのデータに対して補間係数として「C=2/3」を用い、Pのデータに対して補間係数として「C=2/3」を用いて、重み付き平均演算を行うことによってpを生成する。
図12は、q画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図12(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図12(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、q画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図12(c)は、q画素(具体的には、q、q、q)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、q画素が生成される。
図13は、s画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図13(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図13(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、s画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図13(c)は、s画素(具体的には、s、s、s)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、s画素が生成される。
図14は、t画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図14(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図14(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、t画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図14(c)は、t画素(具体的には、t、t、t)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、t画素が生成される。
ここで、前述した第1実施形態に係るサブ画素処理と比較例に係る処理とを比較するために、図15乃至図20を参照して、比較例に係る処理について説明する。
図15は、3原色表示において行うサブ画素処理(以下、「第1比較例に係る処理」と呼ぶ。)の概要を示す図である。図15(a)は、入力された3原色RGB(具体的には、「R」から「R」)の画素配置を示す図であり、図15(b)は、第1比較例に係る処理後の3原色rgb(具体的には、「r」から「r」)の画素配置を示す図である。なお、図15において、3原色RGBから3原色rgbに至る矢印は、3原色rgbにおけるサブ画素のデータを生成する際に参照する3原色RGBのサブ画素を示している。第1比較例に係る処理においては、320画素からなる3原色RGBの画像データから240画素からなる3原色rgbの画像データを生成する。また、第1比較例に係る処理は、局所的に見ると、RGB4画素(4つの表示画素)からrgb3画素(3つの表示画素)を生成する処理となる。つまり、カラー単位として320画素から240画素へ0.75倍の縮小を行うこととなる。
図16は、第1比較例に係る処理を行う際に用いる補間係数を示す図である。図16は、横軸に3原色RGBにおけるサブ画素の位置と3原色rgbにおけるサブ画素の位置との間の距離を示し、縦軸に補間係数を示す。この場合にも、補間係数は、3原色RGBにおけるサブ画素の位置と3原色rgbにおけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された1次関数より得る。具体的には、上記した距離として9つの距離が得られるため、第1比較例に係る処理では、これらの距離に対応するD〜Dの9つの補間係数を用いる。
図17は、第1比較例に係る処理を行う場合に、r画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図17(a)は、入力された3原色RGBの画素配置を示す図であり、図17(b)は、第1比較例に係る処理後の3原色rgbの画素配置を示す図である。なお、3原色RGBから3原色rgbに至る矢印は、r画素を生成する際に用いる3原色RGBのサブ画素を示している。また、図17(c)は、r画素(具体的には、r、r、r)を生成するための演算式を示す。図17(c)に示すように、第1比較例に係る処理においても、距離により求まる補間係数を用いて重み付き平均演算を行うことにより、r画素におけるデータを生成する。
図18及び図19に、第1比較例に係る処理を行う場合に、g画素のデータ及びb画素のデータを生成するための演算方法をそれぞれ示す。なお、g画素のデータ及びb画素のデータは、上記の図17に示した方法と同様の方法によって生成されるため、ここでは、その説明を省略する。
ここで、第1実施形態に係るサブ画素処理と第1比較例に係る処理とを比較すると、第1実施形態に係るサブ画素処理ではC及びCの2個の補間係数だけ使用したのに対して(図10参照)、第1比較例に係る処理では9個の補間係数をそれぞれ別々の位置で使用する。つまり、同じ比率(0.75倍)で縮小してサブ画素処理を適用する際であっても、第1実施形態に係るサブ画素処理と第1比較例に係る処理とでは別々の演算を行うことになる。即ち、第1実施形態に係るサブ画素処理は、第1比較例に係る処理を拡張したものではないと言える。
次に、図20を参照して、4原色PQSTから4原色pqstを計算する際に、pqstの中心(即ちq画素とs画素の間)としてpqstの位置を設定して、重み付き平均演算を行う処理(以下、「第2比較例に係る処理」と呼ぶ。)について説明する。図20(a)は、4原色PQSTの画素配置(具体的には、「P」から「P」)を示す図であり、図20(b)は、第2比較例に係る処理後の4原色pqstの画素配置(具体的には、「p」から「p」)を示す図である。この場合にも、カラー単位として320画素から240画素へ0.75倍の縮小を行う。また、図20において、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、4原色pqstにおけるサブ画素のデータを生成する際に参照する4原色PQSTのサブ画素を示している。更に、図20(c)は、第2比較例に係る処理において、p画素(具体的には、p、p、p)を生成するための演算式を示す。具体的には、第2比較例に係る処理では、重み付き平均演算に用いる係数として、図16に示したD、D、Dの3つを用いて重み付き平均演算を行う。なお、第2比較例に係る処理ではpqstの中心としてpqstの位置を設定して重み付き平均演算を行うので、pqstをそれぞれ生成するための演算式が同一となるため、図20に画素pの計算を代表して示し、画素q、s、tを生成する方法については図示を省略する。
ここで、第1実施形態に係るサブ画素処理と第2比較例に係る処理とを比較すると、両方の処理とも4原色として0.75倍の縮小を行うが、第2比較例に係る処理では、pqstの中心としてpqstの位置を設定して重み付き平均演算を行うため、サブ画素の位置を考慮していないと言える。これに対して、第1実施形態に係るサブ画素処理では、生成するpqstの位置に基づいて補間処理(重み付き平均演算)を行うため、生成されるデータに対してpqstとしての位置の情報が反映される。つまり、第1実施形態に係るサブ画素処理は、第2比較例に係る処理を単純に拡張したものではないと言える。以上より、第1実施形態に係るサブ画素処理によれば、カラー単位で320画素から240画素へ0.75倍の縮小を行う場合に、pqstの細かい位置情報を反映することができ、画像輪郭におけるキザキザ(ジャギー)を適切に低減することが可能となる。逆に、第2比較例に係る処理を行った場合には、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することは困難であると言える。
以上説明したように、第1実施形態に係るサブ画素処理によれば、開口率を低下させない画素構成を採用する場合に、4原色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、画像処理回路において、3原色RGBとして160画素の計480ドットから、4原色pqstとして120画素の計480ドットへ変換する点で、前述した第1実施形態とは異なる。この場合には、カラー単位で160画素から120画素へ0.75倍の縮小を行うこととなる(言い換えると、表示画素数を160画素から120画素へ、0.75倍に縮小することとなる)。このような縮小を行う際に、第2実施形態においても、サブ画素処理を実行する。しかし、前述した第1実施形態では、サブ画素処理において1次関数を用いて補間処理(バイリニア補間)を行っていたのに対して、第2実施形態では、サブ画素処理において3次関数を用いて補間処理(バイキュービック補間)を行う点で異なる。
図21は、第2実施形態に係るサブ画素処理を説明するための画素配置を示す図である。図21(a)は3原色RGBにおける画素配置を示しており、図21(b)は4原色pqstにおける画素配置を示している。第2実施形態では、走査線1ラインあたり、160画素(160個の表示画素)の計480ドットからなる3原色RGBの画像データから、120画素(120個の表示画素)の計480ドットからなる4原色pqstの画像データを生成する。つまり、入力された3原色RGBにおけるデータ総数(具体的には、480ドット)と同一となる4原色pqstを生成する。
図22は、第2実施形態において、色変換処理とサブ画素処理を行った場合のドット数の変化を具体的に示す図である。第2実施形態では、画像処理回路12aにおける色変換回路12a1が色変換処理を実行し、画像処理回路12aにおけるサブ画素処理回路12a2がサブ画素処理を実行する。なお、画像処理回路12aは、前述した画像処理回路12の代わりに画像表示装置100内に適用することができる(図1参照)。
第2実施形態では、色変換回路12a1は、走査線1ラインあたり、160画素の計480ドットからなる3原色RGBの画像データを取得する。例えば、色変換回路12a1は、320画素の計960ドットからなる3原色RGBの画像データを半分に削減する処理などが行われた後の画像データを取得する。色変換回路12a1は、160画素の計480ドットからなる3原色RGBの画像データから、160画素の計640ドットからなる4原色PQSTの画像データを生成する。つまり、色変換回路12a1は、3原色RGBにおける表示画素数(160画素)を維持しつつ、3原色RGBから4原色PQSTへ変換する。
サブ画素処理回路12a2は、160画素の計640ドットからなる4原色PQSTの画像データを取得し、この4原色PQSTの画像データから、120画素の計480ドットからなる4原色pqstの画像データを生成する。この場合、サブ画素処理回路12a2は、4原色として同じ画素配列へ配置する場合には色変換処理後の4原色PQSTのデータをそのまま割り当てることができないため、カラー単位として160画素から120画素へ、倍率としては0.75倍の縮小を行う(つまり、表示画素数を160画素から120画素へ、0.75倍に縮小する)。このようにカラー単位として160画素から120画素へ0.75倍の縮小を行うと、カラー単位での解像度が低下する傾向にある。したがって、サブ画素処理回路12a2は、カラー解像度の低下の発生が抑制されるようにサブ画素処理を行う。つまり、サブ画素処理回路12a2は、前述したような補間処理を行う。なお、上記のようにしてサブ画素処理回路12a2で生成された4原色pqstは、表示部20に供給される。
ここで、第2実施形態において、4原色pqstとして120画素の計480ドットを配置する理由について説明する。図21に示すとおり、4原色pqstの120画素は、3原色RGBの160画素と、合計のドット数(データ総数)が480で同じである。このため、上記のように4原色pqstを配置することにより、通常に用いられる3原色の画素レイアウトをそのまま用いることができ、設計効率を高めることが可能となる。また、4原色pqstとして120画素を配置する場合には、4原色pqstとして160画素を配置する場合と比較すると、画素密度が低くなり開口率を高くすることが可能となる。このため、例えば4原色pqstとしてRed、Green、Blue、Whiteを用いて表示を行った場合に、表面輝度の低下を抑制して、明るい表示部20を実現することが可能となる。
次に、図23を参照して、サブ画素処理回路12a2が行うサブ画素処理について説明する。図23は、サブ画素処理の概要を示す図である。図23(a)は、色変換処理後の4原色PQST(具体的には、「P−1−1−1−1」から「P」)の画素配置を示す図であり、図23(b)は、サブ画素処理後の4原色pqst(具体的には、「p」から「p」)の画素配置を示す図である。なお、図23において、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、4原色pqstにおけるサブ画素のデータを生成する際に参照する4原色PQSTのサブ画素を示している。
サブ画素処理回路12a2は、走査線1ラインあたり、160画素からなる4原色PQSTの画像データから、120画素からなる4原色pqstの画像データを生成する。具体的には、サブ画素処理回路12a2は、局所的に見ると、PQST4画素(4つの表示画素)からpqst3画素(3つの表示画素)を生成する処理を行う(なお、PQST4画素の前後2画素を部分的に使用する)。この場合、サブ画素処理回路12a2は、色変換処理後の4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置(即ち、表示部20(表示パネル23)における原色の位置)との関係に基づいて、4原色PQSTに対して補間処理を行う。
詳しくは、サブ画素処理回路12a2は、PQSTカラー画素の間隔を「1.0」として(つまり、4原色PQSTにおける1つの表示画素のサイズを「1.0」として)、4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と、4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間で、距離に応じた重み付き平均演算を行うことによって補間処理を実行する。より詳しくは、1つ若しくは4つの4原色PQSTにおけるサブ画素(具体的には、4原色pqstにおけるサブ画素と距離が近い、4原色PQSTにおけるサブ画素)のデータを参照することにより、4原色pqstにおける1つのサブ画素のデータを生成する。この場合、サブ画素処理回路12a2は、求めるべき4原色pqstにおけるサブ画素の色に対応する4原色PQSTにおけるサブ画素のデータに対して補間処理することによって、pqstのサブ画素のデータを生成する。つまり、p画素のデータはP画素のデータより求め、q画素のデータはQ画素のデータより求める。一例を挙げて説明すると、4原色pqstにおける表示画素pを構成するpのデータを生成する場合、4原色PQSTにおける4つの表示画素P−1−1−1−1〜Pを構成するP−1〜Pの4つのデータを用いる。また、4原色pqstにおける表示画素pを構成するpのデータを生成する場合には、4原色PQSTにおける1つの表示画素Pを構成するPのデータのみを用いる。
図24は、上記した補間処理を行う際に用いる補間係数(言い換えると、重み付き平均演算を行う際に用いる重み)を示す図である。図24は、横軸に4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間の距離を示し、縦軸に補間係数を示す。この場合、補間係数は、4原色PQSTにおけるサブ画素の位置と4原色pqstにおけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された3次関数により得られる。言い換えると、補間係数は、バイキュービック補間(三次たたみ込み内挿)によって求められることとなる。第2実施形態では、上記した距離として「1/3」、「−2/3」、「4/3」、及び「−5/3」の4つの距離が得られるため、これらに対応するE、E、E、及びEの4つの補間係数を用いる。なお、E〜Eは、以下の式(1)に従って求められる。
Figure 2008191319
上記のように3次関数を用いた補間処理(バイキュービック補間)を行うことにより、前述した第1実施形態で示したような1次関数を用いた補間処理(バイリニア補間)を行う場合よりも、補間処理により得られた画像に発生し得る「ぼやけ」を抑制することができる。つまり、第2実施形態では、第1実施形態と比較して走査線方向の画素数が少なく解像感が低下する傾向にあるため、解像感を保つために、上記した「ぼやけ」を効果的に抑制可能なバイキュービック補間を行う。
次に、図25乃至図28を参照して、pqst画素を生成する際の演算を具体的に説明する。
図25は、p画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図25(a)は、色変換処理後の4原色PQST(具体的には、「P」から「P」)の画素配置を示し、図25(b)は、サブ画素処理後の4原色pqst(具体的には、「p」から「p」)の画素配置を示す。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、p画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図25(c)は、p画素(具体的には、p、p、p)を生成するための演算式を示す。
第2実施形態では、p、p、pの3つのサブ画素を生成するために、P、P、P、P、P、Pの6つのサブ画素を参照する(ただし、pを生成する際には、前のP−1も使用する)。例えば、pを生成する場合には、P−1、P、P、及びPを用いる。この場合、pにおける位置とP−1における位置との間の距離は「−5/3」となり、pにおける位置とPにおける位置との間の距離は「−2/3」となり、pにおける位置とPにおける位置との間の距離は「1/3」となり、pにおける位置とPにおける位置との間の距離は「4/3」となる。図24を参照して、これらの距離に対応する補間係数を求めると、「−5/3」の距離に対応する補間係数はEとなり、「−2/3」の距離に対応する補間係数はEとなり、「1/3」の距離に対応する補間係数はEとなり、「4/3」の距離に対応する補間係数はEとなる。よって、P−1のデータに対しては補間係数としてEを用い、Pのデータに対しては補間係数としてEを用い、Pのデータに対しては補間係数としてEを用い、Pのデータに対しては補間係数としてEを用いる。これより、pを生成するための演算(重み付き平均演算)は、図25(c)の上段に示す演算式で表される。なお、第1実施形態では2回の乗算と1回の加算によってpにおけるデータを求めたのに対して(図11(c)参照)、第2実施形態では4回の乗算と3回の加算によってpにおけるデータを求める。つまり、第2実施形態では、第1実施形態よりも、サブ画素処理において補間処理を行う際の参照画素を増やしている。
同様にして、pを生成するための演算式は、図25(c)の中段に示す式で表される。この場合、pにおける位置とPにおける位置とが一致するため(即ち、距離が「0」となる)、Pのデータをそのままpのデータとして用いる。また、pを生成するための演算式は、図25(c)の下段に示す式で表される。この場合、Pのデータに対して補間係数としてEを用い、Pのデータに対して補間係数としてEを用い、Pのデータに対して補間係数としてEを用い、Pのデータに対して補間係数としてEを用いて、重み付き平均演算を行うことによってpを生成する。
図26は、q画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図26(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図26(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、q画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図26(c)は、q画素(具体的には、q、q、q)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、q画素が生成される。
図27は、s画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図27(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図27(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、s画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図27(c)は、s画素(具体的には、s、s、s)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、s画素が生成される。
図28は、t画素のデータを生成するための演算方法を示す図である。図28(a)は、色変換処理後の4原色PQSTの画素配置を示し、図28(b)は、サブ画素処理後の4原色pqstの画素配置を示している。なお、4原色PQSTから4原色pqstに至る矢印は、t画素を生成する際に用いる4原色PQSTのサブ画素を示している。また、図28(c)は、t画素(具体的には、t、t、t)を生成するための演算式を示す。この場合にも、前述したp画素を生成する場合と同様の方法によって、t画素が生成される。
以上説明したように、第2実施形態に係るサブ画素処理によっても、開口率を低下させない画素構成を採用する場合に、4原色表示における色再現を行いつつ、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することができる。また、第2実施形態によれば、走査線方向の画素数が少ないケースとして160画素から120画素へ0.75倍の縮小を行う場合でも、バイキュービック補間によってpqstの細かい位置情報を反映して、画像輪郭におけるジャギーを適切に低減することができる。更に、第2実施形態では、サブ画素処理においてバイキュービック補間を行う際に、参照画素を増やすと共に補間係数を適切に設計しているため、表示画像に生じ得る「ぼやけ」を効果的に抑制することができる。
[変形例]
上記した実施形態では、画像処理回路12、12aへの入力がカラー320画素(RGBで960ドット)及びカラー160画素(RGBで480ドット)の場合を示したが、本発明は、これ以外の画素数に対しても適用可能である。なお、色変換処理後にサブ画素処理を行う際の縮小率については、3色の画素配列をそのまま用いる観点から0.75倍となる。
また、本発明は、表示画素をストライプ配列した表示部、及び表示画素をデルタ配列した表示部の両方に対して適用することができる。なお、ストライプ配列とは、表示パネルにおける縦方向に同一色が連なるように表示画素を直線上に配置した配列をいう。また、デルタ配列とは、表示パネルにおける縦方向において上下に隣接する表示画素同士が表示画素単位で半ピッチずれるように(即ち、2つのサブ画素分だけずれるように)、表示画素を配置した配列をいう。つまり、表示パネルにおける偶数ラインの画素配列と奇数ラインの画素配列とが表示画素単位で半ピッチずれた配列をいう。
また、上記した実施形態では、4原色をPQST、pqstとして一般化したが、PQST、pqstとしては、例えばRed、Yellow−Green、Blue、Emerald−Greenや、Red、Green、Blue、Whiteなどを用いることができる。更に他の例では、PQST、pqstとして、Red、Green、Blue、Yellowを用いることができる。なお、補間処理における演算においては、サブ画素の並び順については特に問わない。例えば、Red、Green、Blue、Whiteの並び順を種々に変えても、基本的には、補間処理に用いる補間係数(重み付き演算のパターン)は変わらない。
更に、上記では、液晶(LCD)を用いて表示部20を構成する例を示したが、多原色表示を行う表示部に、LCD以外の任意の表示デバイスを用いることも可能である。例えば、有機EL表示装置(OLED)、プラズマ表示装置(PDP)、ブラウン管表示装置(CRT)、電界放出表示装置(FED)などの平面表示を行う表示部を用いることができる。また、LCDを用いる場合には、透過型、反射型、及び半透過反射型に対して適用可能である。更に、液晶(LCD)を用いて表示部20を構成する場合に、カラーフィルタやバックライトの構成は問わない。例えば、バックライトとして、Blue LED+蛍光体の白色バックライトや、RGB3色LEDバックライトなどを適用することができる。
更に、上記した変換において行う演算は、基本的には回路で行うことを想定しているが、ソフトウェア処理によって演算を行っても良い。例えば、画像処理回路12、12aが有する機能は、CPU(コンピュータ)に実行させる画像処理プログラムにより実現することができる。なお、画像処理プログラムは、予めハードディスクやROMに格納されていることとしてもよいし、またはCD−ROMなどのコンピュータが読み取り可能な記録媒体によって外部から供給され、CD−ROMドライブが読み取った画像処理プログラムをハードディスクに格納するものとしてもよい。
第1実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 画像処理回路の概略構成を示すブロック図である。 色変換回路の概略構成を示すブロック図である。 前段1DLUTの一例を示す図である。 3色→4色変換を説明するための図である。 後段1DLUTの一例を示す図である。 第1実施形態におけるサブ画素処理を説明するための画素配置を示す図である。 第1実施形態において、色変換処理とサブ画素処理を行った場合のドット数の変化を示す図である。 第1実施形態におけるサブ画素処理の概要を示す図である。 第1実施形態で用いる補間係数を示す図である。 第1実施形態において、p画素を生成するための方法を示す図である。 第1実施形態において、q画素を生成するための方法を示す図である。 第1実施形態において、s画素を生成するための方法を示す図である。 第1実施形態において、t画素を生成するための方法を示す図である。 第1比較例に係る処理を行う際に用いる補間係数を示す図である。 第1比較例に係る処理の概要を示す図である。 第1比較例に係る処理を行う場合に、r画素を生成するための方法を示す図である。 第1比較例に係る処理を行う場合に、g画素を生成するための方法を示す図である。 第1比較例に係る処理を行う場合に、b画素を生成するための方法を示す図である。 第2比較例に係る処理を説明するための図である。 第2実施形態に係るサブ画素処理を説明するための画素配置を示す図である。 第2実施形態において、色変換処理とサブ画素処理を行った場合のドット数の変化を具体的に示す図である。 第2実施形態におけるサブ画素処理の概要を示す図である。 第2実施形態で用いる補間係数を示す図である。 第2実施形態において、p画素を生成するための方法を示す図である。 第2実施形態において、q画素を生成するための方法を示す図である。 第2実施形態において、s画素を生成するための方法を示す図である。 第2実施形態において、t画素を生成するための方法を示す図である。
符号の説明
10 画像処理部、 11 I/F制御回路、 12、12a 画像処理回路、 13 VRAM、 14 アドレス制御回路、 15 テーブル格納メモリ、 16 γ補正回路、 20 表示部、 21 データ線駆動回路、 22 走査線駆動回路、 23 表示パネル、 100 画像表示装置、 121、12a1 色変換回路、 122、12a2 サブ画素処理回路、 121a 前段ガンマ変換部、 121b 3色→4色変換部、 121c 後段ガンマ変換部

Claims (14)

  1. 4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力する画像処理装置において、
    3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換手段と、
    前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換手段と、
    前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記変換手段は、前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との間の距離によって規定された関数に基づいて、前記第1の4色の画像データにおける少なくとも1つ以上のサブ画素のデータを用いて前記補間処理を行うことによって、前記第2の4色の画像データにおける1つのサブ画素のデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換手段は、前記関数として1次関数を用いて前記補間処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記変換手段は、2個の補間係数を用いて前記補間処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記変換手段は、前記関数として3次関数を用いて前記補間処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記変換手段は、4個の補間係数を用いて前記補間処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記変換手段は、前記第1の4色の画像データにおける表示画素数を0.75倍に縮小して前記第2の4色の画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記第1及び第2の4色の画像データは、Red、Green、Blue、Whiteから構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1及び第2の4色の画像データは、Red、Yellow−Green、Blue、Emerald−Greenから構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記色変換手段は、3DLUT及び1DLUTを用いて前記色変換を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置によって処理された画像データを表示する表示部と、を少なくとも備えることを特徴とする画像表示装置。
  12. 4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力する画像処理方法において、
    3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換工程と、
    前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換工程と、
    前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  13. 4つのサブ画素からなる表示画素を用いて表示を行う表示部に対して、4色の画像データを出力するための画像処理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    3色の画像データを取得し、前記3色の画像データにおける表示画素数を維持しつつ、当該3色の画像データを第1の4色の画像データに色変換する色変換手段、
    前記第1の4色の画像データにおけるサブ画素の位置と前記表示部におけるサブ画素の位置との関係に基づいて、前記第1の4色の画像データに対して補間処理を行うことによって、前記3色の画像データとデータ総数が同一となる第2の4色の画像データを生成する変換手段、
    前記第2の4色の画像データを前記表示部に出力する出力手段、として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  14. 請求項13に記載の画像処理プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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JP2010097071A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Casio Computer Co Ltd 表示装置及び表示方法

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