JP2008188185A - 伸縮ワンタッチ扇子 - Google Patents

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Masashi Ito
昌史 伊藤
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Abstract

【課題】伸縮し小さくでき、ワンタッチで開閉でき、耐久性があり雨にも強く、把持部を握りなおさなくても片手でボタンを押せ、従って操作しやすい伸縮ワンタッチ扇子を提供する。
【解決手段】把持部6に保持され回動可能で伸縮する3本の骨4が、開バネ10により放射状に開き、扇形状の柔軟性のある布又はビニール素材からなる扇面体8を開く。ロック装置12は、開バネ10の力に抗して3本の骨4を平行に閉じた状態をロックでき、ワンタッチでロックを解除できる。このロック装置12は、把持部6で上下動できる係止爪部30が係止バネ36により上方へ付勢され、両端の骨4の内側に形成された凹部18に設けられた係止部38に、係止する。骨4が閉じる際に係止部38へ係止爪部30が接触すると、係止爪部30の傾斜部40により、係止爪部30は押し下げられ、係止部38を乗り越えてロックを行う。係止爪部30の中央でには押下ボタン42が設けられ、指で押され、係止爪部30を押下げ、ロックを解除する。
【選択図】図1

Description

この発明は、伸縮し小さくたたむことができ、ワンタッチで開閉できる扇子の構造に関する。
下記特許文献1には、扇子を構成する各骨が伸縮することで小さくできる扇子が記載される。また、特許文献2、3にはワンタッチで開閉できる扇子が記載される。
これらの扇子は、伸縮し小さくできたり、ワンタッチで開閉できるものであるが、左右の親骨と多数の骨とから構成され、このため、これらの骨により支えられる扇面体は、細かく折られうる材質でなければならず、紙が使用されねばならない。
また、ワンタッチで開閉するための機構は、親骨と多数の骨の基部を、コイルバネの力に抗して、把持部の内部に形成された狭い筒状の空間に引き込んで扇子を閉じる。そして、引き込まれる親骨の外側面に形成された爪が、筒状の空間の側面に開けられた孔に係合して、ロックがなされる。この孔にはボタンが外側に設けられ、このボタンを押すと、爪が孔から押し出されてロックが解除され、コイルバネにより扇子が開く。
実用新案登録3122371 実用新案登録3085903 特開平7-289335
しかしながら、左右の親骨と多数の骨により支えられる扇面体が紙でなければならないとすると、耐久性がなく、雨にも弱い。
また、ワンタッチで開閉するための機構は、ボタンが孔から押し出す爪は親骨の外側面に形成されているので、図8(B)に示すように、このボタン100も把持部102の外側面の側に位置し、よって、扇子の面と同じ方向に位置する。そして、このボタン100を押す指は、扇子を扇ぐために把持部を持った手の人差し指か、親指になる。そして、人差し指によりボタン100が押しにくく、親指ではボタン100に届きにくく、よって、さらに押しにくい。片手でボタンを押すには、把持部を握りなおさなければならない。従って操作しにくい。
この発明は、以上の問題点を解決するために、伸縮し小さくでき、ワンタッチで開閉でき、耐久性があり雨にも強く、把持部を握りなおさなくても片手でボタンを押せ、従って操作しやすい伸縮ワンタッチ扇子を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、各々伸縮する3本の骨と、これらの3本のうち中央の骨の基部に設けられ、両端の骨の基部を回動可能に保持する把持部と、前記3本の骨を両端と中央に取り付けた扇形状の柔軟性のある布又はビニール素材からなる扇面体と、前記把持部に設けられ前記3本の骨を放射状に開く開バネと、この開バネの力に抗して前記3本の骨を平行に閉じた状態をロックでき、ワンタッチでロックを解除できるロック装置と、を有することを特徴とする伸縮ワンタッチ扇子である。
第二発明は、前記ロック装置は、前記把持部に設けられ中央の骨の長さ方法に沿って上下動できる係止爪部と、この係止爪部を上方へ付勢する係止バネと、両端の骨の内側に形成された凹部に設けられ前記係止爪部が上方へ向かって係止する係止部と、前記骨が閉じる際に前記係止部と前記係止爪部とが接触するいずれかの接触部分に形成され、接触により前記係止爪部が押し下げられ係止部を乗り越えて再び上方へ付勢されてロックを行うための傾斜部と、前記係止爪部の中央で扇子の面に直角に設けられ、指で前記係止バネの力に抗して前記係止爪部を押下げロックを解除するための押下ボタンと、を有することを特徴とする伸縮ワンタッチ扇子である。
第一、又は第二発明によれば、扇面体は、両端と中央に3本の骨を取り付けるものであるから、従来のように細かく折られうる材質である必要はなく、よって紙ではなく、布又はビニール素材を用いることができる。このため、耐久性があり雨にも強くできる。
また、扇面体に柔軟性のある布又はビニール素材を使用することで、伸縮する骨で扇子を縮め更に閉じた状態で、閉じた骨の周りに扇面体を巻きつけ、非常にコンパクトにたたむことができる。
第二発明によれば、前記ロック装置は、骨が3本であることから、係止爪部を中央の骨に設けることができ、そして、係止爪部の中央に設けられた押下ボタンは、扇子の面に直角に設けられるので、扇子を扇ぐために把持部を持った手の親指で押し下げやすい。よって、把持部を握りなおさなくても片手でボタンを押せ、従って操作しやすい。
この発明の実施形態を、図1から図8に示す。
(全体概略)
図1、図4に示すように、この実施形態の伸縮ワンタッチ扇子2は、各々伸縮する3本の骨4を有する。これらの3本のうち中央の骨4の基部に把持部6が設けられ、両端の骨4の基部を回動可能に保持する。扇子の主たる部分である扇面体8は、3本の骨4を両端と中央に取り付けて扇形状を開いた状態に維持される。また、扇面体8は、ビニール素材からなる。把持部6には、3本の骨4の間、つまり2箇所に開バネ10を有し、3本の骨4を放射状に開くことができる。また、把持部6には、ロック装置12が設けられ、開バネ10の力に抗して3本の骨4を平行に閉じた状態をロックでき、ワンタッチでロックを解除できる。
(骨4)
図1、図2に示すように、各骨4は、筒状の先部14と、この先部14の中へ挿入される、より小さい径の筒状の基部16からなる。先部14に扇面体8が取り付けられる。左右の骨4の基部16の内側には、凹部18が形成される。
(把持部6)
図4に支援すように、把持部6は、中央の骨4の基部16に連続して形成される細い箱状部分20に、ロック装置12が設けられる。箱状部分20の背面に板状の把持プレート22が設けられる。把持プレート22の左右に、左右の骨4の基部16が、図示しないピン結合により回動可能に保持される。
(扇面体8)
図1に示すように、扇面体8は、柔軟性のある厚手のビニール素材からなり、4つの部分に分割される。各分割部分24は台形をなし、右の骨4の左側に一枚、中央の骨4の左右側に各一枚、左の骨4の右側に一枚が取り付けられる。右の骨4の左側の一枚は、中央の骨4の右側の一枚に、複数の紐26で連結される。同様に、左の骨4の右側の一枚は、中央の骨4の左側の一枚に、複数の紐26で連結される。すなわち、隣り合う分割部分24の両縁部には、それぞれ縁部に沿って4個の鳩目金具28が設けられ、縁部をはさんで対抗する左右の鳩目金具28に紐26が通され、連結が行われる。このような連結により、厚手のビニール素材は、連結部分で折れ曲がりやすくなり、後述するように、閉じた骨4の周りに扇面体8を巻きつける際に、巻き付けやすい(図3参照)。
(開バネ10)
図1などに示すように、開バネ10は、短いコイルバネの両端を長くしたもので、3つの骨4の間に、合計2箇所に取り付けられる。コイルバネの両端は、このコイルバネの両側に存在する骨4に沿って当接される。左右の骨4の凹部18には、コイルバネの当接された両端が、外れないように保持される。
(ロック装置12)
図4から図6に示すように、ロック装置12は、中央の骨4の基部16に連続する把持部6の細い箱状部分20に設けられる。これらの図において、箱状部分20の前面は取り外されて、内部が開示される。係止爪部30が、箱状部分20の内部を上下動、すなわち中央の骨4の長さ方法に沿って上下動できるように配置される。つまり、係止爪部30は上向きのコの字形状を有し、このコの字の両端に相当する爪32は、箱状部分20の両側面に形成されたスリット34から、それぞれ外部に突出する。箱状部分20の内部で係止爪部30の下側には、コイルバネからなる係止バネ36が設けられ、係止爪部30を上方へ付勢する。
両端の骨4の内側には、凹部18が形成され、凹部18の内部には、凹部18を横切るように係止部38が設けられる。この係止部38に、係止爪部30が上方へ向かって係止する。
爪部の外側の上部には、傾斜部40が形成される。これにより、コの字形状の係止爪部30の両端は、ハの字形状に傾斜する。この傾斜部40は。丸みを帯びる曲線からなる。この傾斜部40は、骨4が閉じる際に、係止部38と係止爪部30とが接触する接触部分になる。この丸みの働きで、接触により係止爪部30が一度、なめらかに押し下げられ係止部38を乗り越えて、再び上方へ付勢されて係止部38に係止しロックを行うことになる。
係止爪部30の中央には押下ボタン42が設けられる。この押下ボタン42は、箱状部分20の取り外された図示しない前面に形成されたスリット窓から露出し、扇子の面に直角に位置する。この押下ボタン42を、指で、係止バネ36の力に抗して押し下げ(図8(A))、よって係止爪部30を押下げると、係止爪部30が係止部38から外れ、ワンタッチでロックを解除できる。
(作用)
扇子の放射状方向の長さを伸縮するには、各骨4を、筒状の先部14に対して、より小さい径の筒状の基部16を、押し込んだり(図3参照)、引き出したりする。これにより扇子は、小さくしたり(図3参照)大きくしたりできる。
図4から図7に示すように、扇子を閉じるには、左右の骨4を、手の指で挟んで閉じる。すると、係止爪部30が係止部38に接触し、一度、押し下げられ係止部38を乗り越えて、再び係止バネ36により上方へ付勢されて係止部38に係止しロックを行う。
図7、図8(A)に示すように、扇子を開くには、押下ボタン42を、指で、係止バネ36の力に抗して押し下げ、これにより係止爪部30を押下げると、係止爪部30が係止部38から外れ、各骨4は、開バネ10により開かれるので、ワンタッチでロックを解除できることになる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、扇面体8は、両端と中央に3本の骨4を取り付けるものであるから、従来のように細かく折られうる材質である必要はない。よって扇面体8には、紙ではなく、ビニール素材を用いることができる。このため、耐久性があり雨にも強くできるので、夏のナイター野球観戦などで急に雨に降られたときなどに有利である。
また、扇面体8に柔軟性のあるビニール素材を使用することで、伸縮する骨4で扇子を縮め更に閉じた状態で、閉じた骨4の周りに扇面体8を柔軟性を利用して巻きつけ、非常にコンパクトにたたみ、輪ゴムなどで止めることができる(図3)。
また、ロック装置12は、骨4が3本であることから、多数の骨4を有する従来技術の扇子に比べ、係止爪部30を中央の骨4に設けることができる。そして図8(A)に示すように、係止爪部30の中央に設けられた押下ボタン42は、扇子の面に直角に設けられるので、扇子を扇ぐために把持部6を持った手の親指で押し下げやすい。よって、把持部6を握りなおさなくても片手で押下ボタン42を押せ、従って操作しやすい。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、扇面体8は、ビニール素材であったが、他の実施形態では、柔軟性のある布を用いることができる。
この発明の一実施形態に係る伸縮ワンタッチ扇子を開いた状態で示す正面図である。 図1の扇子を開いた状態で示す図である。 図2の扇子を、扇面体を巻きつけることで、コンパクトにたたんだ状態の図である。 図1のロック装置を示す拡大図である。 図4のロック装置がロックを行う初期の状態を示す図である。 図4のロック装置がロックを行う途中の状態を示す図である。 図4のロック装置がロックを完了した状態を示す図である。 (A)図7のロック装置のボタンを操作してロックを解除しようとする状態を示す図、(B)は、従来の扇子のロック装置のボタンを操作してロックを解除しようとする状態を示す図である。
符号の説明
2…伸縮ワンタッチ扇子、4…骨、6…把持部、8…扇面体、10…開バネ、12…ロック装置、14…先部、16…基部、18…凹部、20…箱状部分、22…把持プレート、24…分割部分、26…紐、28…鳩目金具、30…係止爪部、32…爪、34…スリット、36…係止バネ、38…係止部、40…傾斜部、42…押下ボタン。

Claims (2)

  1. 各々伸縮する3本の骨と、これらの3本のうち中央の骨の基部に設けられ、両端の骨の基部を回動可能に保持する把持部と、前記3本の骨を両端と中央に取り付けた扇形状の柔軟性のある布又はビニール素材からなる扇面体と、前記把持部に設けられ前記3本の骨を放射状に開く開バネと、この開バネの力に抗して前記3本の骨を平行に閉じた状態をロックでき、ワンタッチでロックを解除できるロック装置と、を有することを特徴とする伸縮ワンタッチ扇子。
  2. 前記ロック装置は、前記把持部に設けられ中央の骨の長さ方法に沿って上下動できる係止爪部と、この係止爪部を上方へ付勢する係止バネと、両端の骨の内側に形成された凹部に設けられ前記係止爪部が上方へ向かって係止する係止部と、前記骨が閉じる際に前記係止部と前記係止爪部とが接触するいずれかの接触部分に形成され、接触により前記係止爪部が押し下げられ係止部を乗り越えて再び上方へ付勢されてロックを行うための傾斜部と、前記係止爪部の中央で扇子の面に直角に設けられ、指で前記係止バネの力に抗して前記係止爪部を押下げロックを解除するための押下ボタンと、を有することを特徴とする伸縮ワンタッチ扇子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104354214A (zh) * 2014-10-20 2015-02-18 林道新 一种扇骨加工机
KR200490129Y1 (ko) * 2018-08-27 2019-09-27 이갑순 가변 접이식 부채

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