JP2008187392A - ファクシミリ装置及びコピー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】悪意を有するオペレータによってワンタッチキーの短縮ダイヤル機能を際限無く利用されてしまうことを防止できるファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一つのワンタッチキーと、前記ワンタッチキーのそれぞれに対して、送信先を示す情報とパスワードと対応付けた、管理テーブルを格納する記憶部と、表示画面と、制御部と、所定の送信先へ送信を行う通信部と、を具備する。前記制御部は、前記ワンタッチキーが押下されると、前記表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、前記管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下された前記ワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、押下された前記ワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファクシミリ装置及びコピー装置に関する。
ワンタッチキーを有する処理装置が知られている。一般に、ワンタッチキーには所定の動作が割り当てられており、オペレータがワンタッチキーを押下することにより、割り当てられた動作が実行される。
オフィスや店舗などでは、一台の処理装置が不特定多数のオペレータにより利用される事が考えられる。このような場合、ワンタッチキーに割り当てられた動作は、不特定多数のオペレータにより利用できてしまう。ワンタッチキーに割り当てられる動作としては、不特定多数のオペレータにより利用されるのが好ましくないものも有り得る。
特に、ファクシミリ装置のように、ワンタッチキーに対して、特定の宛先への短縮ダイヤル機能などを割り当てた場合、不特定多数のオペレータがワンタッチキーを用いてその宛先にダイヤルできることとなり、好ましくない。従って、ワンタッチキーを用いた特定の宛先へ短縮ダイヤルを、特定のオペレータにのみ許可できる様にする技術が望まれる。
上記と関連して、特許文献1には、宛先に対応させてパスワードを設定しておき、パスワードが一致した場合にのみその宛先から受信した文書を出力することができる様にしたファクシミリ装置が記載されている。
また、特許文献2には、ダイヤル番号をグループ化し、グループ毎にパスワードを設定しておくことが記載されている。
特開2003−78669号 公報 特開平4−137950号 公報
しかしながら、特許文献1に記載されたファクシミリ装置は、受信した文書を特定のオペレータにのみ出力可能とするものであり、特定の宛先へのダイヤルを特定の人間にのみ許可するようにしたものではない。
また、特許文献2の技術では、ユーザ認証により使用が許可されたオペレータがユーザ認証中の状態でファクシミリ装置から離れてしまった場合や、装置を悪用しようとするオペレータが万が一にもユーザ認証をすり抜けてしまった場合などでは、そのグループ内におけるワンタッチキーを制限なく利用できてしまうことになる。
従って、本発明の目的は、使用許可のないオペレータによってワンタッチキーの短縮ダイヤル機能が際限無く利用されてしまうことを防止できるファクシミリ装置を提供する事にある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明にかかるファクシミリ装置(200)は、複数のワンタッチキーと、その複数のワンタッチキーのそれぞれに対して、送信先を示す情報とパスワードと対応付けた、管理テーブルを格納する記憶部(215)と、表示画面と、制御部(212)と、所定の送信先へ送信を行う通信部(217)と、を具備する。制御部(212)は、ワンタッチキーが押下されると、その表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、その管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下されたワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、押下されたワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可する。
このような構成によれば、ワンタッチキーのそれぞれに対してパスワードが設定されているので、実質的にワンタッチキーが押下される度にパスワードの入力が必要となる。従って、パスワードを知らないオペレータがワンタッチキーを制限なく利用することを防止できる。
本発明にかかるファクシミリ装置の別の形態は、複数のワンタッチキーと、ワンタッチキーのそれぞれと送信先を示す情報とが対応付けられた管理テーブルと、全ての前記ワンタッチキーに共通に設定されたパスワードと、を格納する記憶部(215)と、表示画面と、制御部(212)と、を具備する。制御部(212)は、そのワンタッチキーが押下されると、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、入力されたパスワードが記憶部(215)に格納されたパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、管理テーブルを参照して押下されたワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を実行する。
本発明にかかるファクシミリ装置の動作方法は、複数のワンタッチキーを有するファクシミリ装置(200)の動作方法である。この動作方法は、複数のワンタッチキーのそれぞれに対して、送信先を示す情報とパスワードと対応付けた、管理テーブルを準備するステップ(ステップS101、102)と、ワンタッチキーが押下された際に、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示するステップ(ステップS105)と、パスワードが入力されると、その管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下されたワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断するステップ(ステップS107)と、パスワードが一致していた場合に、押下されたワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可するステップ(ステップS108A)と、を具備する。
本発明にかかるファクシミリ装置の動作方法の別の一形態は、複数のワンタッチキーを有するファクシミリ装置の動作方法である。この動作方法は、ワンタッチキーのそれぞれと送信先を示す情報とが対応付けられた管理テーブルと、全てのワンタッチキーに共通に設定されたパスワードと、を準備するステップ(ステップS201)と、ワンタッチキーが押下された際に、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示させるステップ(ステップS204)と、パスワードが入力されると、入力されたパスワードが準備されたパスワードに一致するか否かを判断するステップ(ステップS206)と、パスワードが一致していた場合に、管理テーブルを参照して押下されたワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可するステップ(ステップS207A)と、を具備する。
本発明にかかるファクシミリ装置動作プログラムは、上記のファクシミリ装置の動作方法をコンピュータにより実現するためのものである。
本発明にかかるコピー装置(300)は、複数のコピープログラムキーと、複数のコピープログラムキーのそれぞれに対して、実行する処理の内容とパスワードと対応付けた、管理テーブルを格納する記憶部(314)と、表示画面と、制御部(312)と、を具備する。制御部(312)は、コピープログラムキーが押下される度に、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下されたコピープログラムキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、押下されたコピープログラムキーに対応する処理を実行する。
上記のような構成とすれば、コピー装置(300)のコピープログラムキーに対しても、各コピープログラムキーにパスワードを設定することで、パスワードを知らないオペレータによってコピー装置のコピープログラムキーが制限なく利用されることを防止することができる。
本発明にかかるコピー装置(300)の更に別の形態は、複数のコピープログラムキーと、複数のコピープログラムキーのそれぞれに対して実行する処理の内容を対応付けた管理テーブルと、全ての前記コピープログラムキーに共通に設定されたパスワードと、を格納する記憶部(314)と、表示画面と、制御部(312)と、を具備する。制御部(312)は、コピープログラムキーが押下される度に、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、入力されたパスワードが記憶部(314)に格納されたパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、管理テーブルを参照して押下されたコピープログラムキーに対応する処理を実行する。
本発明によれば、悪意を有するオペレータによってワンタッチキーが制限なく利用されてしまうことを防止できるファクシミリ装置、及びコピー装置が提供される。
(第1の実施形態)
図面を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置200について説明する。図1は、本実施形態に係るファクシミリ装置200の構成を表わしたブロック図である。ファクシミリ装置200は、入力操作・表示部211、制御部212、スキャナ部213、プリンタ部214、記憶部215、画データメモリ216、及び通信部217を備えている。これらの諸構成は、バス210を介して互いに接続されている。また、このファクシミリ装置200は、通信部217において公衆回線網100と接続されている。
通信部217は、公衆回線網100を介して、通信先との間で画データの送受信等の通信を行う機能を実現するものである。通信部217は、例えば、データの送受信のための符号化および復号化回路や通信モデム、網制御回路等によって構成される。
プリンタ部214は、受信した画データをプリントアウトする為のものであり、例えばサーマルヘッドを使用した感熱記録部や感光体ドラムを使用した静電気記録部などにより構成される。
スキャナ部213は、原稿の画データをファクシミリ装置200内に取りこむためのものである。スキャナ部213は、例えば、一次元イメージセンサを備える事によって構成される。
入力操作・表示部211は、オペレータがファクシミリ装置200に対して指示を入力したり、ファクシミリ装置200からオペレータに対して情報を通知するためのものであり、入力操作を行う為の複数のキー(図示せず)と、表示画面(図示せず)とを備えている。
複数のキーのうちのいくつかは、ワンタッチで特定の宛先のFAX番号を読み出すワンタッチキー(短縮キー)となっている。複数のキーは、ワンタッチキーのほかに、例えば、数字を入力する為のテンキー、送信処理を開始する為のスタートキー、送信処理を中止する為のストップキー、ある処理を実行中に別の処理の割り込みを行わせる為の割り込みキー等を備えていてもよい。また、以下の説明においては、これらのキーが、表示画面に一体に形成されたいわゆるタッチパネル方式である場合について説明する。但し、必ずしもタッチパネル方式である必要はなく、例えば通常のボタンであってもよい。
制御部212は、CPU(中央処理装置;図示せず)やファクシミリの動作方法を制御するファクシミリ動作プログラム(図示せず)を格納したROM(リード・オンリ・メモリ)等から構成されており、ファクシミリ装置200の動作を制御する機能を実現する。
画データメモリ216は、スキャナ部213から取りこんだ画データや、通信部217を介して受信した画データを格納する為のメモリである。画データメモリ216は、所定のブロック単位で画データを格納する。この画データメモリ216には、圧縮符号化された後の画データの量や、ページごとの画データのサイズ(容量)や解像度といった原稿の画データに付属するデータも格納される。
記憶部215は、管理テーブルを記憶している。記憶部215には、管理テーブルの他に、例えばファクシミリ送信の宛先データ、装置の設定値などの各種データが格納されていてもよい。記憶部215は、例えば、メモリやハードディスクにより構成される。
図2を参照して、記憶部215に格納される管理テーブルについて説明する。図2は、管理テーブルの概念図を示している。この図に示されるように、管理テーブルには、個々のワンタッチキーを特定する情報(ワンタッチNo、ワンタッチ名称)に、宛先を特定する情報(電話(FAX)番号/宛先情報)と、パスワードとが対応付けられている。尚、パスワードは、一のワンタッチキーに対して1つではなく、複数のパスワードが対応付けられていてもよい。また、必要に応じて、ワンタッチキーに対して、その他の情報などが対応付けられる様にしておいてもよい。また、ワンタッチキーのうち、誰にでも使用できる様にしてもよいキーに関しては、必ずしもパスワードを対応付けておく必要はない。
次に、上述した構成を有するファクシミリ装置200の動作方法について説明する。図3は、ファクシミリ装置200の動作方法を示すシーケンス図である。尚、以下の説明で特に断りのない限り、ファクシミリ装置200の動作は、制御部212に格納されたファクシミリ動作プログラムよって実現されるものとする。
まず、予め管理テーブルを作成しておく。具体的には、ファクシミリ装置200に対して利用権限のあるオペレータが、入力操作・表示部211より、短縮ダイヤルに割り当てたいワンタッチキーを選択して、送信先の電話(FAX)番号/宛先情報を入力する(ステップS101)。さらに、オペレータは、送信先の電話番号/宛先情報に加えて、個々のワンタッチキーごとに使用の許可を判断するためのパスワードもあわせて登録する(ステップS102)。これにより、個々のワンタッチキーに対して、送信先を特定する情報とパスワードとが対応付けられた管理テーブルが作成される。作成された管理テーブルは、記憶部215に格納される。
オペレータがワンタッチキーを利用して相手先に送信を行う場合には、入力操作・表示部211を操作して、図4に示されるようなワンタッチキーの操作画面を表示画面上に表示させる(ステップS103)。尚、オペレータの操作によって操作画面が表示されるようにしなくとも、オペレータの操作待ちの状態にある時には、自動的にワンタッチキーの操作画面が表示画面上に表示されるなっていてもよい。
次に、オペレータが、操作画面からファクシミリ文書を送りたい相手先の情報の登録されたワンタッチキーを選択(押下)する(ステップS104)。制御部212は、ワンタッチキーの押下に応じて、パスワードの入力を促す画面(以下、パスワード入力用画面と記載する)を表示画面上に表示させる(ステップS105)。オペレータが入力操作・表示部211を介してパスワードを入力すると(ステップS106)、制御部212は管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが、選択されたワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断する(ステップS107)。
S107の判断の結果、パスワードが一致していた場合には、ワンタッチキーの使用が許可される。すなわち、選択されたワンタッチキーに対応した相手先の情報や電話(FAX)番号を読み出して表示画面に表示し、スタートボタンが押下されると通信部217を介してその相手先へファクシミリ文書を送信する(ステップS108A)。一方、パスワードが一致しなかった場合には、宛先の情報を表示画面に表示することなく、ワンタッチキーの使用を禁止し、その旨を表示画面上に表示してオペレータに通知する(ステップS108B)。
以上のステップS101〜108までの処理により、ワンタッチキーを利用した送信処理に係る一連の動作を終了する。尚、S108の後に、オペレータが別のワンタッチキーを更に選択した場合には、ステップS104以降の動作を繰り返す。
本実施の形態に係るファクシミリ装置200によれば、図2に示されるように、個々のワンタッチキーに対してパスワードが設定されているので、一のワンタッチキーが許可されてしまったとしても、別のワンタッチキーを使用する際には別のパスワードを入力しなければ許可されない。従って、オペレータがあるワンタッチキーの使用が許可された状態でファクシミリ装置200から離れてしまったり、装置を悪用しようとするオペレータが万が一あるワンタッチキーのパスワードをすり抜けてしまったとしても、個々のワンタッチキーを利用するに際してその都度パスワード入力が必要となる。よって、使用権利のないオペレータにより、際限なくワンタッチキーが利用されてしまうことを防止できる。
また、ワンタッチキーを押下した際に、ワンタッチキーに登録されている宛先が表示画面上に表示される事も無く、ワンタッチキーの宛先に関係する情報を保護することもできる。
また、不特定多数のオペレータにより使用されるファクシミリ装置200の場合、オペレータが悪意を持っていなかったとしても、ワンタッチキーの誤操作により、文書をそのオペレータには関係の無い宛先へ送信してしまうこともありうる。本実施形態のように、個々のワンタッチキーに対してパスワードを設定し、各オペレータにとって関係の無い宛先のワンタッチキーに対するパスワードを知らせない様にすることで、誤操作による無関係な宛先への送信を防止する事もできる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかるファクシミリ装置200について説明する。本実施形態に係るファクシミリ装置200は、第1の実施形態と比較して、個々のワンタッチキーについてパスワードが設定されるのではなくて、全てのワンタッチキーに対して共通のパスワードが設定される点で異なっている。すなわち、第1の実施形態における管理テーブルの様に、個々のワンタッチキーを特定する情報に対してパスワードが対応付けられたものが記憶されている必要はなく、ワンタッチキー全体に対応するパスワードが記憶部215に記憶されていればよい。尚、このパスワードは一つであっても、2つ以上であってもよい。その他の構成については、図1に示される第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態に係るファクシミリ装置200の動作方法を、図5に示すシーケンス図を参照しつつ説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、オペレータが入力操作・表示部211を介して短縮ダイヤルとして割り当てたいワンタッチキーを選択し、送信先の電話(FAX)番号/宛先情報を入力する。これにより、ワンタッチキーと送信先との対応関係を示す管理テーブルが作成され、記憶部215に格納される(図5における記載は省略されている)。更に、オペレータは、ワンタッチキー(短縮キー)全てに対して使用の許可を判断するためのパスワードを、入力操作・表示部211を介して入力する。入力されたパスワードは、記憶部215に登録される。ここで登録されるパスワードの数は1つに限定されず、複数登録されてもよい(ステップS201)。
オペレータがワンタッチキーを利用して相手先に送信を行う場合、まず入力操作・表示部211を操作して、図4に示したようなワンタッチキーの操作画面を表示画面上に表示させる(ステップS202)。尚、オペレータの操作によって操作画面が表示されるようにしなくとも、オペレータの操作待ちの状態にある時には、自動的にワンタッチキーの操作画面が表示画面上に表示されるようになっていてもよい。
オペレータが、ワンタッチキーの操作画面から送信したい相手先の短縮ダイヤルであるワンタッチキーを選択(押下)すると(ステップS203)、制御部212は、表示画面上に、パスワード入力用画面を表示させる(ステップS204)。オペレータがパスワードを入力操作・表示部211を介して入力すると(ステップS205)、制御部212は、記憶部215を参照して、入力されたパスワードが記憶部215に記憶されたパスワードに一致するかどうかを判断する。尚、パスワードが複数個記憶されている場合には、複数のパスワードのうちのいずれかに一致するかどうかを判断する(ステップS206)。
S206において、一致していると判断した場合には、ワンタッチキーの使用を許可し、スタートボタンが押されると相手先へのファクシミリ文書の送信を行う。更に、他のワンタッチキーの使用も許可された状態となり、操作を継続して別のワンタッチキーを用いてファクシミリの送信を実行する事が可能となる(ステップS207A)。
S206において、パスワードが一致しない場合は、ワンタッチキーの選択操作を禁止するとともに、その旨を表示画面に表示してオペレータに通知する(ステップS207B)。
本実施形態によれば、全てのワンタッチキーに対して共通のパスワードが設定されているので、特定のオペレータにのみワンタッチキーの使用が許可され、悪意を持ったオペレータにワンタッチキーが悪用されてしまうことを防止できる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。既述の実施形態では、ファクシミリ装置について説明したが、本実施形態では、ワンタッチキーに代えてコピープログラムキーを有するコピー装置300について説明する。すなわち、本実施形態にかかるコピー装置300は、コピープログラムキーに、よく使うコピー機能(例示;部数指定、用紙サイズ指定、倍率指定、濃度指定、ソード、とじ代指定、イレース処理、等)のコピープログラムが割り当てられたものである。
図6は、本実施形態に係るコピー装置300の構成を表わしたブロック図である。コピー装置300は、スキャナ部313、プリンタ部316、入力操作・表示部311、記憶部314、制御部312、及び画データメモリ315を有しており、これらは互いにバス310を介して接続されている。
プリンタ部316は、画データをプリントアウトするものであり、例えば、図示しないサーマルヘッドを使用した感熱記録部や感光体ドラムを使用したゼログラフィによる静電記録部を備えることで構成される。
スキャナ部313は、原稿上の画データの読み取りを行うもので、例えば、図示しない1次元イメージセンサ等により構成される。
入力操作・表示部311は、オペレータがコピー装置300に対して指示を入力したり、コピー装置300からオペレータに対して情報を通知するためのものであり、入力操作を行う為の複数のキー(図示せず)と、表示画面(図示せず)とを備えている。
複数のキーのうちのいくつかは、ワンタッチで所定のコピープログラムを呼び出すコピープログラムキー(短縮キー)となっている。複数のキーは、コピープログラムキーのほかに、例えば、数字を入力する為のテンキー、コピー処理を開始する為のスタートキー、コピー処理を中止する為のストップキー、ある処理を実行中に別の処理の割り込みを行わせる為の割り込みキー等を備えていてもよい。これらのキーは、表示画面に一体に形成されたいわゆるタッチパネル方式であってもよい。尚、以下の説明では、タッチパネル方式である場合について説明する。
記憶部314には、コピープログラムキー管理テーブル(詳細は後述する)が格納されている。また、各コピープログラムのデータ等も格納されている。記憶部314は、例えばハードディスクやメモリ等から構成される。
制御部312は、図示しないCPU(中央処理装置)やコピー装置動作プログラムを格納したROM(リード・オンリ・メモリ)等から構成されており、コピー装置300の各種制御をおこなうようになっている。
画データメモリ315は、所定のブロック単位で画データを格納し、また読み出すためのメモリである。この画データメモリ315には、圧縮符号化された後の画データの量や、ページごとの画データのサイズ(容量)や解像度といった原稿の画データに付属するデータも格納される。
記憶部314に格納されたコピープログラムキー管理テーブルについて、図7を参照しつつ詳述する。図7は、コピープログラムキー管理テーブルの概念図を示している。図7に示されるように、個々のコピープログラムキーを特定する情報(コピープログラムNo、コピープログラム名称)に対して、各コピー機能の設定情報(部数、用紙サイズ、等)及びパスワードとが対応付けられている。
次に図8に示すシーケンス図に沿って本実施形態に係るコピー装置300の動作方法を説明する。尚、特に断りのない限り、コピー装置300の動作は、制御部312に格納されたコピー装置動作プログラムよって実現されるものとする。
まず、予めコピープログラムキー管理テーブルを作成しておく。具体的には、コピー装置300に対して利用権限のあるオペレータが、入力操作・表示部311より、所望する動作を割り当てたいコピープログラムキーを選択して、所望する動作に必要な設定を、入力操作・表示部311を介して入力する(ステップS301)。さらに、オペレータは、所望する動作に必要な設定に加えて、個々のコピープログラムキーごとに使用の許可を判断するためのパスワードもあわせて登録する(ステップS302)。これにより、個々のコピープログラムキーに対して、所望する動作に必要な設定とパスワードとが対応付けられたコピープログラム管理テーブルが作成される。作成された管理テーブルは、記憶部314に格納される。
コピープログラムキーを用いてコピーを実行するに際しては、入力操作・表示部311を操作して、図9に示されるようなコピープログラムキーの操作画面を表示画面上に表示させる(ステップS303)。尚、オペレータの操作によって操作画面が表示されるようにしなくとも、オペレータの操作待ちの状態にある時には、自動的にコピープログラムキーの操作画面が表示画面上に表示されるなっていてもよい。
次いで、オペレータが、コピープログラムキーの操作画面から所望するコピープログラムキーを選択(押下)すると(ステップS304)、制御部312は、表示画面上にパスワード入力用画面を表示させる(ステップS305)。オペレータがパスワードを入力すると(ステップS306)、制御部312は、入力されたパスワードがS302であらかじめ登録されたパスワードに一致するか否かを判断する(ステップS307)
S307においてパスワードが一致した場合、制御部312は、コピープログラムキーの使用を許可状態にする。そして、スタートキーなどが押下されるとコピープログラムキーに割り当てられた動作(コピー)を実行する(ステップS308A)。
一方、S307においてパスワードが一致しない場合、制御部312は、コピープログラムキーの使用を禁止し、その旨を表示画面に表示してオペレータに通知する(ステップS308B)
以上説明した様に、本実施の形態のようにコピー装置300のコピープログラムキーに対しても、個々にパスワードを設定することで、第1の実施形態のファクシミリ装置と同様に、悪意を有するオペレータにより際限なくコピープログラムキーが使用されてしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、個々のコピープログラムキーに対してパスワードを設ける形態について説明したが、第2の実施形態と同様に、全てのコピープログラムキーに対して共通のパスワードを設ければ、第2の実施形態と同じく、特定のオペレータにのみコピープログラムキーの使用が許可され、悪意を持ったオペレータにコピープログラムキーが悪用されてしまうことを防止できる。
第1の実施形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における管理テーブルの概念図である。 第1の実施形態に係るファクシミリ装置の動作方法を示すシーケンス図である。 第1の実施形態におけるワンタッチキー選択画面の例を示す図である。 第2の実施形態に係るファクシミリ装置の動作方法を示すシーケンス図である。 第3の実施形態におけるコピー装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるコピープログラムキー管理テーブルを示す概念図である。 第3の実施形態におけるコピー装置の動作方法を示すシーケンス図である。 第3の実施形態におけるコピープログラムキー選択画面の例を示す図である。
符号の説明
100 公衆回線網
200 ファクシミリ装置
210 バス
211 入力操作・表示部
212 制御部
213 スキャナ部
214 プリンタ部
215 記憶部
216 画データメモリ
217 通信部
300 コピー装置
310 バス
311 入力操作・表示部
312 制御部
313 スキャナ部
314 記憶部
315 画データメモリ
316 プリンタ部

Claims (7)

  1. 複数のワンタッチキーと、
    前記複数のワンタッチキーのそれぞれに対して、送信先を示す情報とパスワードとの対応関係が記述された管理テーブルを格納する記憶部と、
    表示画面と、
    制御部と、
    所定の送信先へ送信を行う通信部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記ワンタッチキーが押下されると、前記表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、前記管理テーブルを参照して、入力されたパスワードと押下された前記ワンタッチキーに対応するパスワードとが一致するか否かを判断し、一致していた場合に、押下された前記ワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可する
    ファクシミリ装置。
  2. 複数のワンタッチキーと、
    前記複数のワンタッチキーのそれぞれと送信先を示す情報との対応関係が記述された管理テーブルと、全ての前記ワンタッチキーに共通に設定されたパスワードと、を格納する記憶部と、
    表示画面と、
    制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記ワンタッチキーが押下されると、前記表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、入力されたパスワードが前記記憶部に格納されたパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、前記管理テーブルを参照して押下された前記ワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可する
    ファクシミリ装置。
  3. 複数のワンタッチキーを有するファクシミリ装置の動作方法であって、
    前記複数のワンタッチキーのそれぞれに対して、送信先を示す情報とパスワードとの対応関係が記述された管理テーブルを準備するステップと、
    前記ワンタッチキーが押下された際に、表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示するステップと、
    パスワードが入力されると、前記管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下された前記ワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断するステップと、
    パスワードが一致していた場合に、押下された前記ワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可するステップと、
    を具備する
    ファクシミリ装置の動作方法。
  4. 複数のワンタッチキーを有するファクシミリ装置の動作方法であって、
    前記複数のワンタッチキーのそれぞれと送信先を示す情報との対応関係が記述された管理テーブルと、全ての前記ワンタッチキーに共通に設定されたパスワードと、を準備するステップと、
    前記ワンタッチキーが押下された際に、表示画面上にパスワードの入力を促す旨を表示させるステップと、
    パスワードが入力されると、入力されたパスワードが準備されたパスワードに一致するか否かを判断するステップと、
    パスワードが一致していた場合に、前記管理テーブルを参照して、押下された前記ワンタッチキーに対応する送信先への送信処理を許可するステップと、
    を具備する
    ファクシミリ装置の動作方法。
  5. 請求項3又は4に記載されたファクシミリ装置の動作方法を、コンピュータにより実現する為のファクシミリ装置動作プログラム。
  6. 複数のコピープログラムキーと、
    前記複数のコピープログラムキーのそれぞれに対して、実行する処理の内容とパスワードとの対応関係を記述した管理テーブルを格納する記憶部と、
    表示画面と、
    制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記コピープログラムキーが押下されると、前記表示画面上にパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、前記管理テーブルを参照して、入力されたパスワードが押下された前記ワンタッチキーに対応するパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、押下された前記コピープログラムキーに対応する処理の実行を許可する
    コピー装置。
  7. 複数のコピープログラムキーと、
    前記複数のコピープログラムキーのそれぞれに対して実行する処理の内容を対応付けた管理テーブルと、全ての前記コピープログラムキーに共通に設定されたパスワードと、を格納する記憶部と、
    表示画面と、
    制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記コピープログラムキーが押下されると、前記表示画面上にオペレータに対してパスワードの入力を促す旨を表示し、パスワードが入力されると、入力されたパスワードが前記記憶部に格納されたパスワードに一致するか否かを判断し、一致していた場合に、前記管理テーブルを参照して、押下された前記コピープログラムキーに対応する処理を許可する
    コピー装置。
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JP2013106295A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Kazuyuki Tsubouchi コピー装置

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