JP2008186656A - 光源を有するパネル及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

光源を有するパネル及びそれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 パネル基板を導光板として用いるときの照明効率向上。
【解決手段】 主面(上基板下面41、下基板上面12等)とこの主面と交差する方向の面である側面(下基板側面13、上基板側面44等面)を有する基板を間隙を設け対向配置し間隙に枠形状をなすシール(80)を配設し該シール(80)で前記対向する基板を接着をした構成を有するパネルに光源(90)が実装された光源を有するパネルにおいて、前記光源(90)の光を出射する出射面(94)が前記対向する基板(上基板40、下基板10)の少なくとも一方の基板(下基板10)の前記主面(下基板上面12)の非画像領域に対面した構成を有することで前記光源(90)の出射光の多くを前記光源(90)が配置された前記一方の基板(下基板10)の厚み方向に向って前記一方の基板(下基板10)に、光源(90)の出射光を入射させた。
【選択図】 図9

Description

本発明は、照明装置を有する表示装置及び照明装置に用いることができる光源を有したパネルに関する発明である。
特に、携帯電話に代表される各種携帯機器に特に有効な、小型であり軽量であり薄型であり低消費電力であるなどの特徴を有する表示装置及び照明装置の発明である。
また、本発明はタッチパネルにも適用できる。
携帯電話などの表示装置としては、電気光学変換部材である液晶を対向する基板の間に封止した構成をなす液晶表示装置が主に用いられている。
この液晶表示装置は、反射タイプ、半透過タイプ、透過タイプの形態を有している。
半透過タイプや透過タイプは照明装置を、表示装置の看視側(電気光学変換部材に対して看視側とする構成をなす場合がある)と反対側に配設した構成をなし、この照明装置をバックライトと称している。
一方、半透過タイプや反射タイプの液晶表示装置は、看視側から表示装置(電気光学変換部材とする構成をなす場合がある)に入射する外光を反射して、表示を看視するので、照明装置を用いないタイプと、フロントライトと称する照明装置を表示装置の看視側(電気光学変換部材に対して看視側)に配設するタイプがある。
本願発明は、下記に記すように、バックライトタイプ、フロントライトタイプの両方の照明装置にも適用できる。また、本発明のバックライトタイプ、フロントライトタイプの両方の照明装置を用いて本発明の表示装置を得ている。
本実施の形態では液晶を電気光学変換部材として用いるが、液晶以外の光の反射、透過に関わる光量を制御する液晶以外の他の電気光学変換部材を用いた表示装置に適用できる。さらに、照明装置単独としてもとしても各種用途に適用できる。
従来、表示用の表示部材あるいはパネルを照明するため、表示部材の直下に光源として蛍光管を配設し、直下に配設された蛍光管の発光の光をパネル、例えば液晶パネル、で制御し表示を看視していた。これを直下型のバックライトとも称する。
その後、パネルの直下に蛍光管を配設するとバックライト全体の構造が厚くなり、薄型化が十分得られないとの問題により、パネルの下には、薄板状の導光板を配設し、光源を導光板の側面に配設し、光源からの光を導光板の側面から入射し導光板の平面である出射面から光を出射する。このような導光板をパネルの直下に配設したバックッライトの構成が用いられるようになった。これは、光源が導光板の側方(平面で見て、横)に配設するサイドライトと称する照明装置である。。
さらに、サイドライトの光源としては蛍光管が用いられることが多いが、携帯電話などの小型機器には近年LED(発光ダイオード)が主に用いられている。
光源としてLEDを用いた場合も、前記サイドライトの照明装置の構成と基本的に同じである。
一方、前記したフロンライトの照明装置は、前記サイドライトの構成を、パネルあるいは電気光学変換部材より上側の看視側に配設したものである。このとき導光板の看視側の面にはプリズムが形成されている。
このような照明装置を用いた表示装置を、さらに小型、薄型にするために、さらなる改良がなされた。
液晶などの電気光学変換部材を対向する透明基板間に封止部材(シール部材とも称する)でシールを形成し電気光学変換部材を封止するのだが、この透明基板を導光板として用
いてしまうという提案が、これまでに何件かが出願されている。
その代表的な出願を特許文献として記載した。
特許文献1から4は、本発明に対する先行技術の開示であり、パネルの透明基板上に照明装置の光源であるLEDを乗せた開示がある。
特許文献5は、光源として用いられるLEDの技術開示である。
特開平8−248420公報 (基板上にLEDを乗せた開示) 特開平10−161113公報 (基板上にLEDを乗せた開示) 特開平11−125816公報 (基板上にLEDを乗せた開示) 特開2000−298314公報 (基板上にLEDを乗せた開示) 特開平9−298314公報 (光源として用いられるLED) 特開2005−309377公報 (内在偏光層)
以下の課題を説明する。
図11の(a)、(b)において、図11(a)はパネル101の断面図である。図11(b)はパネル101の上方あるいは看視側から見た透視によるパネルの要部を示した平面図である。図11(a)の断面図は、図11(b)の断面図であり、断面する位置は図2の一点鎖線で示したA−A’線とほぼ同じ位置である。
この図11は、液晶表示装置の例であり、図示をしない液晶駆動電極を少なくとも有する上基板110と図示をしない液晶駆動電極を少なくとも有する下基板130が間隙(ギャップ)を有し対向して配置され、間隙には枠形状のシール115が配設され、シール115の内側に電気光学変換部材の1つの例である液晶140が封止されている。
下基板130は、上基板110の端面より延出した部位である延出部131を有している。この延出部131には、光源であるLED(発光ダイオード)150が、上基板110の端面111であり光入射面111に近接して配設されている。このとき、LEDの光出射面は、光入射面111となる上基板110の側面と対向している。
延出部131には、さらに、パネル101に対して外部に配設される外部回路から液晶140を駆動するための信号をパネル101に供給するための外部接続回路用であるFPC(フレキシブル回路基板)160が、異方性導電接着材で下基板130の延出部131の上に配設された配線電極と接続され接着される。
また、図11(a)、(b)には、本発明が解決しようとするところの技術の問題であり課題であるLEDの光放射の光指向性により生じる輝度ムラが生じる輝度ムラ領域Aを示した。
また、図11(a)に、前記延出部131側の枠状のシール部材の辺とLEDとの間にパネルの機能には不要な空間部116が形成されている状態が示した。この空間部116には水分が溜り、且つ水分を除去するのがが難しいため、主に空間部116で下基板130上の配線電極が電食によりショートや断線の問題を生じる。
さらに、光源であるLED150の光漏れの問題がこの空間部で116で生じる。
そこで、この断面この字(コの字)の空間部に商品名タフィーなる樹脂接着材等を挿入する技術が開示されているが、LED150の出射面と上基板110の側面との狭い隙間に接着材を挿入することは難しく、製造工数が高くなり、費用が高くなる問題を生じてい
た。
また、断面図である図11(a)には、上基板110の前記延出部131側の面の基板側面の切断面が凸凹である問題を示した。この上基板の端面111の凸凹に関しては、光源であるLEDの光入射が最適に入射できない問題を生じる原因となっていることを、図12の(a)、(b)を用いて、後に説明している。
課題の対象となる技術の図11(a)、(b)をさらに説明すると。
図11(a)、(b)に示すように、パネル101の基板を導光板として利用してパネル101の基板にLED150を実装する場合には、下基板130の上のLED駆動用電極にLED150を半田付けあるいは接着材の中に導電粒子が混合された導電接着剤を用いて電気的導通を行うと共に接着する。さらにLED150の発光面を第1基板110の側面の光入射面に接触するようにLED150を配設して接着する。
この場合、図11(a)、(b)に示すごとく、パネル101は、看視者が表示を見るための表示部117を有しており、この表示領域117で画像が表示され、認識される。一方パネル101は、表示領域の周囲に非表示領域118を有している。この非表示領域118は、シール部材よりなるシールを配設した部位を含むが、特に表示に係わる領域が、シールの内側から表示領域との境であるため、パネルの表示を見るためにこの領域は、注意すべき注意領域である。なぜなら、この領域は表示領域117に対応して開口を有する枠の窓の外側になるので、看視者から見えないように思えるが、実際に製品を製造すると注意領域の無意味な表示が見えてしまう。
このような表示装置では、LED150からの光が入射する基板側面の入射面近傍を中心にして輝度ムラを生じている。輝度ムラは表示品質を悪くする問題を生じる。
図11(a)、(b)の輝度ムラ領域Aは輝度ムラが生じている、輝度ムラが看視者から視認される領域を示している。この輝度ムラ領域Aは、前記注意領域だけでなくシール部材115の内側の中の表示領域117に掛かった領域に渡っている。このためシール部材115の内側の中の表示領域117の一部に輝度ムラ領域が生じる。またLED150からの光Lの光放射特性(指向性)によっても輝度ムラの領域Aが広がり、より表示領域117に表示ムラ領域Aが食い込んでしまう問題が生じている。
この様な構成のパネル110を表示パネルとして用いると、表示品質が悪く、見栄えが悪い問題が存在することになる。
この輝度ムラ部分を避けて、あるいは輝度ムラ領域Aを隠して表示するとなる構成を採用できるが、このような対策であると、パネル101の表面積(図11(b)における表面積)の大きさに対して表示領域117をより小さくする事になり、パネル101の表示に係わる面積利用率が悪くなり、小型化の指向に反して、大型になってしまう問題や無駄が多いということになり、コスト高の問題を生じる。
また、断面図である図11(a)には、第1基板110の前記延出部131側の面の基板切断面が、凸凹であることが示されている。この第1基板110の端面111の凸凹に関しては、光源であるLED150の光入射が最適に入射できない問題を生じる原因となっている。
この問題を図12(a)、(b)を用いて以下に説明する。
図11(a)、(b)に示すごとく、LED150を上基板110の前記延出部131側の側面である端面(光源からの光入射面)111に密着したいのだが、基板を切断すると図12(a)、(b)に示すごとく図面を見て上下方向に斜めに割れ突起である切断突起112が形成されてしまう。このために、LEDが上基板110の側面に傾いて接触するので、LED150からの光Lが基板の側面に均等に入射できず、上基板110内いに光Lが均等に拡散されず液晶140へ向けて出射する光の輝度ムラが生じる。このよう輝度ムラの光が液晶を通過することになり、液晶を通過した光Lは第2基板130に設けられた反射部材によって反射され、再度液晶を通過して第1基板110の上面から出射する
。このようにして出射された光Lは、上基板110の平面の場所により輝度が異なることになり輝度ムラが生じ、結果表示品質を悪くする問題を生じる。
この問題の原因を、さらに液晶パネルの製造方法の角度から説明すると。
パネル101は、間隙を設けて第1基板110と第2基板130とを対向させ、この対向する2枚のガラス等からなる基板の間に電気光学変換部材の例である液晶140を前記間隙に挟持させるとともに、シール部材115で液晶140を間隙内に封止する。
この対向基板の内面、すなわち液晶側の面上には、電気光学変換部材である液晶に電圧を印加するための配線及び配線と接続された画素電極が形成される。
このようなパネル101のさらなる製造方法は、基板の表面上に配線や画素電極等のパターンを形成した2枚の基板を枠形状をなすシール等を介して貼着することにより空セルを構成し、この空セルの内部に液晶を注入することによってパネル101とする。
上記のようなパネル101は、空セルに対応した基板を単個のパネル101に対応するように単個に対応した上下基板を対向させて単個のパネル101に対応したシール115を用いて、単個パネル101毎に貼り合わせる場合もあるが、小型の液晶装置(例えば、収差補正セル、液晶レンズ、携帯電話用パネル)(小型パネルだけではなく大型パネルでもも基板から同時に複数の単個のパネルを製造することは、行われている。)を製造する場合には、複数のセルを形成できる大きな母基板上に、複数の単個のパネル101に対応した複数の電極パターンを形成し、シール部材により対向する母基板同士の張り合わせ、単個のセルを複数個配設した母基板状態での母基板空セルを製造する。その後、第1の切断工程を通して母基板を短冊状に複数の単個の空セルが横一列に並んだ短冊基板形状に分割する。
この短冊状の複数の単個のセルを備えた基板に配設された複数の枠形状をなすシール115内に、シール115に形成された注入口から一括して液晶140を注入する注入工程を行う。
液晶の注入が終わると注入孔を封止剤(紫外線硬化接着材が主に用いられるが、エポキシ接着材でも良い)で封止して、複数個の注入済み液晶パネルが並んだ短冊状の短冊パネルが得られる。
つぎに短冊パネルを単個のパネル101に分割するための第2の切断工程を行う。この第2の切断工程後に液晶140が注入された単個のパネル101が得られる。
このようにして、複数個のセルが設けられた母セル(大判セル:母基板を貼り合わせた状態)から、少なくとも2回の切断工程を通すことにより、単個の液晶パネル101が得られる。
単個のパネルが大型のパネルである場合には、母セルとして1個のセル(1個のパネル)、あるいは2個のセル(2個のパネル)を得る場合もある。
この大型パネルを得るにしても、切断工程を通って母セルから単個の大型パネルを得る。母セルの切断する部位は、主に大型セルの周囲の耳と呼ばれる部位を切り離すのである。この耳は、廃棄される。
このように単個のパネルあるいは液晶パネルを得るためには、切断工程を必ず通すことになる。
ところが、個の切断工程に於いて、パネルあるいはセルを構成する対向する基板の少なくとも一方を導光部材として用いるとなると、上記切断工程で新たなる問題を起こすことが判った。この点の課題を以下に図12を用いて、さらに説明する。
図12は、基板の切断工程における切断手段を示しており、図12(a)はスクライブ・ブレイク法の切断状態を示している。図12(b)は、切断工程を終えた切断基板の断面図であり切断後の基板の状態を示している。
上記のごとく複数の単個のセルが形成された母セルから単個のセルあるいは短冊状のセ
ルを得るための基板を切断する工程である切断工程を有するパネルの製造方法においては、複数のセルを一方の大判のガラス基板上に配設する工程を行い、他方の大判基板に単個のTFT基板に対応する複数のTFT基板を形成する工程を行い、この2枚の母基板である大判基板を対向させ所定の間隙を設定して基板を重ね合わせる工程と接着工程を行い、その後、短冊形状を形成するための第1の切断工程、液晶注入工程、液晶封口工程、個々の液晶パネルの大きさに第2の切断する工程を行う。
基板を切断する切断工程においては、図12に示すごとくこのガラス基板110の切断に、ダイヤモンドカッター200が用いられる。
このダイヤモンドカッター200で母基板あるいは大判基板110のガラス表面に図12(a)に示すごとく切込み113を入れる。さらに、この切込み113に衝撃等を与え、切込み113から(図面において)下方にクラックを(切断方向に)成長させることにより切断する方法であるスクライブ・ブレイク法が低コストの製造方法として用いる。
このスクライブ・ブレク法では、基板を切断した後の切断形状が図12(b)に示すごとく不要な突出形状や凹形状や凸凹形状を生じる。
図12(b)では、切断突起112が上基板110の切断面に発生している。
この切断突起112により、LED150の光出射面が基板の切断面に傾いて接触するために、LED150からの光が基板の側面に均等に入射できず、光の輝度ムラが生じて、表示品質を悪くする問題が生じる。
切断面が凹形状であっても、LED150の光出射面が基板の切断面に傾いて接触するために、LED150からの光が基板の側面に均等に入射できず、光の輝度ムラが生じて、表示品質を悪くする問題が生じていた。
本発明は、基板を光り導光板として用いると共に、基板に近接して配設される光源であるLEDを用いた、最適照明装置、最適表示パネル及びそれらを用いた液晶表示装置を得ることを目的とする。
光源の光が入射する基板の出射面の輝度分布がムラを生じている状態の輝度ムラを防ぎ輝度ムラ領域Aをなくす。
シール部材の内側の中の表示領域に至る輝度ムラ領域Aを生じないようにし、輝度ムラをAを解決した照明装置を得て、照明装置を用いた表示パネルの表示品質の向上と見栄え向上を得る。
この表示ムラはパネル101の表面積の大きさを一定とすると、表示領域117を狭くする事になり、パネル101の表面の面積利用率が悪くなり、装置の小型化の指向に反して装置が大型になってしまう問題を解決する。
さらに装置の無駄な空間を削減し、部材のコストダウンを得る。
本発明は、基板の切断面あるいは基板側面が凸凹であっても、光源の出射光が基板に適切、最適に、効率よく入光することができる照明装置を得る。また、この照明装置を備えた表示パネル得て、輝度ムラのない表示パネルを得る。生産設備が安い製造方法で製造しても表示品質、画像品質を確保するすることができる光源を有するパネルを得ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の手段は、主面とこの主面と交差する方向の面である側面を有する基板を間隙を設け対向配置しこの間隙に枠形状をなすシールを配設すと共に該シールで前記対向する基板を接着をした構成を有するパネルに光源が実装された光源を有するパネルにおいて、前記光源の光を出射する出射面が前記対向する基板の少なくとも一方の基板の前記主面の非画像領域に対面し配設された構成を有することで前記光源の出射光の多くを前記光源が配置された前記一方の基板の厚み方向に向って前記一方の基板に入射させたことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第2の手段は、本発明の第1の手段において前記対向する基板の前記一方の基板が第2の基板(上基板)であり他方の基板が第1の基板(下基板)であり前記第2の基板の前記第1の基板と対向する面と反対側の面の前記非画像領域には、前記光源の出射面が前記第1の基板面と対面して配設されたことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第3の手段は、本発明の第1の手段において前記対向する基板の一方が第2の基板(上基板)であり他方の基板が第1の基板(下基板)であり前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面と反対側の面の前記非画像領域には、前記光源の出射面が前記第2の基板面と対面して配設されたことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第4の手段は、本発明の第1の手段において前記対向する基板の一方が第2の基板(上基板)であり他方の基板が第1の基板(下基板)であり前記第1の基板は前記第2の基板の端部より突出した延出部を有しており前記光源が、前記第1の基板の前記液晶側の面であり前記延出部の上に出射面を前記第1の基板の基板面に対向させて配設したことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第5の手段は、本発明の第1乃至第4のいずれか一の手段において前記光源が配設された前記基板の前記光源が配設された面と反対側の面の少なくとも前記光源と対向する面には、反射機能を有する部材が配設されたことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第6の手段は、本発明の第5の手段において前記光源が配設された前記基板の前記光源に隣り合う前記基板側面には、反射機能を有する部材が配設されたことを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第7の手段は、本発明の第1乃至第6のいずれか一の手段において前記光源の出射面が、透明な接着材により前記光源が配設された前記基板に接着されることを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第8の手段は、本発明の第1乃至第7のいずれか一の手段において記対向する基板の間の間隙に電気光学変換部材が接着材であり枠形状をなすシールにより封止されることを特徴とする光源を有するパネルである。
上記課題を解決するために本発明の第9の手段は、本発明の第8の手段において前記対向する基板の前記間隙側のそれぞれの面に少なくとも電気光学変換部材を駆動する電極有し前記電気光学変換部材が液晶であることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明は、基板を光り導光板として用いると共に、基板に近接して配設される光源を用いた、最適照明装置、最適表示パネルを得た効果を有する。
本発明は、光源の光が入射する基板の輝度分布は、画像領域及び看視者により観察される非画像領域の部位の輝度ムラなる問題を解決した効果を有する。シール部材の内側の中の表示領域に渡る輝度ムラ領域Aが生じなくなったために、表示パネルの表示品質の向上と見栄えの向上が得られた効果を有する。
本発明は、輝度ムラが生じないので、パネルの表面積の大きさを一定とすると、表示領域117をより大きくする事になり、パネルの表面の面積利用率が良くなり、小型化の指向に適応した製品を市場に提供する効果を有する。
本発明は、パネルの表面の面積利用率が良くなり、無駄が改善され、コスト高の問題を解決した効果を有する。
基板の切断面あるいは基板側面が凸凹であっても、光源の出射光が基板に適切、最適に、効率よく入光することができる照明装置が得られる効果を有する。
さらに、この照明装置を備えた表示パネル得て、輝度ムラのない表示パネルを得られる効果を有する。
本発明は、一方に基板の端部から他方の基板が延出した延出部と枠状のシール部材と前記一方の基板の端部とに囲まれた空間部に光源が覆い被さるように配設することがないために、この空間部に除湿用、あるいは防湿用の接着剤を配設することができ、延出部上に配設された配線電極の電食によるショートや断線を防ぐことができ、パネルあるいは表示パネルの信頼性が向上し、市場での前記問題が生じることの防止する効果を有する。
発明を実施するための最良の形態は、主面(上基板下面41、上基板上面42、下基板下面11、下基板上面12)とこの主面と交差する方向の面である側面(下基板側面13、上基板側面44等の側面)を有する基板を間隙を設け対向配置しこの間隙に枠形状をなすシール(80)を配設すと共に該シール(80)で前記対向する基板(上基板40、下基板10)を接着をした構成を有するパネルに光源(90(LED90))が実装された光源を有するパネルにおいて、前記光源(90)の光を出射する出射面(94)が前記対向する基板(上基板40、下基板10)の少なくとも一方の基板(下基板10)の前記主面(下基板上面12)の非画像領域(非画像形成部72、74、75、77、78)に対面し配設された構成を有することで前記光源(90)の出射光の多くを前記光源(90)が配置された前記一方の基板(下基板10)の厚み方向に向って前記一方の基板(下基板10)に、光源(90)の出射光を入射させたことを特徴とする光源を有するパネル(1)にある。
ここで、「光源(90)の出射光の多く」に関して。光源からの出射光は何らかしかの指向性を有する。例えば、光源を中心にして断面楕円形状や断面円形状や断面気球形状などの形状をなす光放射強度(光放射方向、光放射角度に対する輝度高さ)特性を有する。この光の放射指向性の一番輝度が高い方向を「光源(90)の出射光の多く」として示している。逆に言えば、光源(90)の出射光がより多く向う方向は、輝度がより高くなる方向であるので、光の放射指向性が高い方向である。
さらに、前記対向する基板(上基板40、下基板10)の一方が第2の基板(上基板40)であり他方の基板が第1の基板(下基板10)であり、前記第1の基板(下基板10)は前記第2の基板(上基板40)の端部(上基板側面A43)より突出した延出部(15)を有しており前記光源(90)が、前記第1の基板(下基板10)の前記液晶側の面(下基板上面12)であり前記延出部(15)の上に出射面(光出射部94)を前記第1の基板の基板面(下基板上面12)に対向させて配設し、前記光源(90)が配設された前記基板(下基板10)の前記光源(90)が配設された面(下基板上面12)と反対側の面(下基板下面11)の少なくとも前記光源と対向する面(下基板上面11の少なくとも一部)には反射機能を有する部材(反射部材60)が配設される。さらに前記光源(90(LED90))が配設された前記基板(下基板10)の前記光源(90)に隣り合う前記基板側面(下基板側面A13)には、反射機能を有する部材(反射部材60)が配設されたことを特徴とする光源を有するパネル(1)にある。
あるいは前記本発明の特徴にさらなる特徴を加えた、前記対向する基板(上基板40、下基板10)の間の前記間隙側のそれぞれの前記基板の面(上基板下面41、下基板上面12)には、少なくとも電気光学変換部材を駆動する電極有し前記対向する基板(上基板40、下基板10)の間隙に前記電気光学変換部材である液晶(81)を封止した液晶表示装置にある。
このような技術的特徴を有する本発明を表示装置に用いた場合には、表示パネルの表示
品質の向上と見栄えの向上が得られた効果を少なくとも有する。

(実施例1)
以下本発明の実施例1を図1、図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1であるところのバックライトの機能を有する液晶パネルの要部断面図であり図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面図である。
図2は本発明の実施例1である液晶パネルの上方から見た透視により要部を示した平面図である。
本発明の実施例1に於ける液晶パネルには、図1の断面図に示された如く、光源の実施例である発光ダイオード(以下、LEDと称する)90の光出射面である下面が第1の基板下基板10の上面である下基板上面12と対面し、間隙あるいは接触して配設されている。このことにより、基板面の平らな面から基板内に基板の厚み方向に向って光を入れることができる。よって、導光板の機能をなす基板内に光源の光を入光させることができるため、本発明の課題が解決できる特徴を得ることができる。
このような図1では、光源90の光を出射する出射面94が、対向する第2の基板である上基板40と第1の基板である下基板10の少なくとも一方の基板である下基板10の前記主面である下基板上面12の非画像領域72、74、75、77、78の中の非画像領域78である延出部15部位に対面し配設された構成をなす。この構成により前記光源90の出射光の多くを前記光源が配置された前記一方の基板の厚み方向に向ってあるいは下基板下面11に向う方向に前記一方の基板である下基板10に光を入射させたことを特徴とする光源を有するパネルである。
ここで、「光源(90)の出射光の多く」に関して。光源90からの出射光は指向性を有する。例えば、光源を中心にして断面楕円形状や断面円形状や断面気球形状などの形状をなす光放射強度(光放射方向、光放射角度に対する輝度高さ)特性を有する。この光の放射指向性の一番輝度が高い方向を「光源(90)の出射光の多く」として示している。光源(90)の出射光がより多く向う方向は、輝度がより高くなる方向であるので、光の放射指向性が高い方向である。
当実施例1及び下記実施例では、光源90を配設する部位を下基板10の延出部15の下基板上面12に配設した。しかし、本発明は、上基板40あるいは下基板10の非画像領域72、74、75、77、78のいずれの領域に配設しても本願発明が適用でき、効果が得られる。
このような、このような構成をなす液晶パネルは、さらに、第1の基板下基板10と対向して第2の基板である上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設し枠形状のシール80を形成する。このシール部材によるシール80で、下基板10と上基板40は接着されるのであるが、シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)が混在されているのでシールで接着された状態の下基板10と上基板40の間は、電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間が設けられることになる。
間隙調整部材(図示せず)は、枠形状をなすシール80の内側の画像領域と非画像領域とシール80内であるシール部材内に混在させる方法の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
図1には、この空間に液晶81が充填された、或いはシール80で封止された状態が示されている。
上基板40の上基板下面41と下基板10の下基板上面12には、それぞれ液晶81を駆動するための駆動用電極(画素用電極)が配設され、下基板12の延出部15に設けられた外部回路接続用の下基板端子電極と接続されたフレキシブル回路基板(以下、FPCと称する)95と配線電極A等(チップオングラス(COG)技術を用いる時には、配線電極Aと駆動集積回路が配設される)で電気的に接続される。
前記延出部15は、上基板40の上基板側面A43より延出した下基板10により成る。この延出部15には、光源90となるLED90が前記の如く、LEDの出射面を下基板上面12に密接させて配設されている。この延出部15は、非画像形成部78に相当する。
LED90の周囲の延出部15には、上基板側面A43(正確にはシール80)とLED90の間にM部位70が存在する。このM部位70には前記配線電極Aが配設されているため、この配線電極Aを電食問題から保護するために絶縁性樹脂接着材79(図9を参照)を塗布する。この防湿機能を有する絶縁性接着材の塗布作業、塗布工程が容易に行えるように、M部位が適切な空間を設けて配設しても良い。M部位70の空間を利用して、光を基板全体に均一に導光するようにする。これによりLED90からの光を適切に配光でき輝度ムラが解消できるとの本発明の効果が得られ、効果が向上する。
一方、LED90の周囲の延出部15には、FPC95あるいは下基板側面A13とLED90の間にN部位71を設けてある。このN部位71にはFPC95の一部やFPCに接続された前記配線電極Bが配設されている。この空間であるN部位71の空間を利用することでも、LED90からの光を適切に配光でき輝度ムラが解消できるとの本発明の効果が得られ、効果が向上する。このN部位が無い場合でも、輝度ムラを解消できるが、下基板10内でより光の拡散性を高めたいならば、N部位を設けた方がより良いが、FPCの接着領域があるので、さらなる空間を求めなくても良い。
M部位70、N部位71を含むLED90の周囲の延出部15の上には遮光部材あるいは反射部材を配設するのが良い。遮光部材は光吸収機能の高いものを用いない方が良い。このような部材をLED90が配設された部位を避けて延出部15の全面に設ける。反射部材或いは遮光部材を導電性部材で形成したときには、前記配線電極Aや前記端子電極とのショートを防ぐために絶縁膜を設ける。反射部材、遮光部材には、無機材料、有機材料いずれの材料でも良い。前記絶縁性樹脂接着材79を黒色の材料とする。
M部位70、N部位71を含むLED90の周囲の延出部15の上には遮光部材あるいは反射部材を配設する場合には、前記の如く基板(下基板10)上に設けずに、M部位70、N部位71を含むLED90の周囲の延出部15を覆う如く、遮光機能あるいは反射機能を配設する部材で覆っても良い。例えば、遮光機能あるいは反射機能を有する樹脂あるいは金属部材(金属板)で枠を形成して、M部位70、N部位71を含むLED90の周囲の延出部15を覆っても良い。特に上基板に接するように配設するのが良い。
図1の表示パネルには、下基板10の下基板側面A13、下基板下面11、下基板側面B14には、LED90から導光部材としての機能を有する下基板10に入射した光Lが所定の方向以外に漏れないように反射部材60を配設している。このようにすることで、LED90から入射した光Lのほとんどが、下基板10の下基板上面12から液晶81に向い出光し、液晶を通過し、上基板下面41を通過し、上基板40の上基板上面からが看視に向けて光Lが出射する。
図1では、反射部材60でシール80と上基板40の上基板側側面Bを覆っている。
表示パネルを上面から見た図2に示す如く、前記の如くLED90から導光部材としての機能を有する下基板10に入射した光Lは、下基板下面11、下基板側面A13、下基板側面B14等の下基板側面に配設された反射部材60に当たり、下基板10内を光り伝搬している内に下基板上面12から液晶81に向けて光Lが出射する。光Lは、液晶81内を通過する際に液晶分子により光が制御される。このように制御された光は、上基板40の上基板上面から光Lが看視に向けて出射するが、画像として実際に利用されるのは画像形成部73、76から出射された光Lである。非画像形成部72、74、75、77(、78)から光が出射されるが、この部分には前記した非画像形成部78の場合と同様に遮光用の枠部材が配設されて出射する光Lを遮る。
さらに図1における符号78で示す領域もパネルとしては、非画素領域であるとする。
この枠部材を用いて下基板10の延出部15のM部位70、N部位71を覆うようにす。枠部材を用いる仕様の液晶表示装置においては部材兼用になり部材削減のために良い。特にこの枠部材の下面に反射機能を持たせるのが光利用の向上と照明効率向上が得られる。
少なくとも内面が反射機能を有する枠部材でFPC95の看視側の面を覆うことで、FPC95からのわずかな光漏れを防ぐことができる。この時に、この枠部材の下面に反射機能を持たせるのが光利用の向上と照明効率向上が得られる。
この反射部材60は、下基板下面11や下基板側面(例えば、下基板側面A13、下基板側面B14)に蒸着などの製造方法で反射層を設ける。
下基板下面11や下基板側面(例えば、下基板側面A13、下基板側面B14)に設ける反射部材60の前記反射層をシート状の部材で形成しても良い。
下基板下面11や下基板側面(例えば、下基板側面A13、下基板側面B14)に設ける反射部材60を表示パネル1を収納する収納部材あるいは表示パネル1を覆う(カバー)ところの枠部材を反射部材で形成しても良く、この時には白色のモールド成形樹脂を用いて枠部材や収納部材を成形するのがよい。
下基板下面11や下基板側面(例えば、下基板側面A13、下基板側面B14)に設ける反射部材60を表示パネル1を収納する収納部材あるいは表示パネル1を覆う(カバー)ところの枠部材を金属部材の反射機能を持ちいて形成しても良い。
下基板下面11や下基板側面(例えば、下基板側面A13、下基板側面B14)に設ける反射部材60を表示パネル1を収納する収納部材あるいは表示パネル1を覆う(カバー)ところの枠部材の表示パネル1側の面を反射層としても良い。
このような実施例1の特徴は、側面を有する板状の対向する透明基板である下基板10と上基板40の主面である下基板上面12と上基板下面41を対向させ、対向する前記基板を接着材であるシール部材よりなるシール80により接着をした構成を有するパネルに光源の実施例である発光ダイオード(LEDと称する)を下基板10に近接配置した光源を有する表示パネル1において、前記第1の基板である下基板10は前記第2の基板である上基板40の端部より突出した延出部15を有しており、前記光源90が、前記下基板10の前記液晶81側の面であり前記延出部15の上に光源90の出射面94を前記下基板10の下基板上面12に対向させて配設し、前記光源90が配設された前記下基板10の前記光源が配設された下基板上面12と反対側の下基板下面11の少なくとも前記光源90と対向する面の部位には反射機能を有する反射部材60が配設され、前記光源90が配設された前記下基板10の前記光源90に隣り合う前記基板側面である下基板側面A13には、反射機能を有する反射部材60が配設されたことを特徴とする。
本発明は、前記対向する下基板上面12と上基板下面41の間の前記間隙側のそれぞれの前記基板の面には、少なくとも電気光学変換部材である液晶81を駆動する電極有し前記基板の間隙に前記電気光学変換部材である液晶81をシール80で封止した液晶表示装置を構成する。
このような技術的特徴を有する本発明を表示装置に用いた場合には、表示パネルの表示品質の向上と見栄えの向上が得られた効果を少なくとも有する。
光源としてLEDを用いたが、電球や蛍光管でも良いがこれらの光源を用いるときには基板に入射される光以外に発散される光を制御或いは遮断する必要がある。

(実施例2)
本発明の実施例2を図3を用いて説明する。
本発明の実施例2である図3は、液晶パネル上の光源の位置及びその光源の近傍の部分図であり実施例2を説明するための要部を示した部分断面図である。図3の液晶パネルに
於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例2の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図2は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10に対向して配設される上基板40と下基板10を接着する。
シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシールで接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間を設けることができる。この空間に液晶81を充填し、封止しする。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側の液晶が存在する領域とシール80内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例2に於ける液晶パネル1は、図3の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と対面し、さらに接着された構成を有している。このことにより、基板面の平らな面から基板内に光を入れることができる。このように導光板の機能を有する基板の内部に、基板の側面の切断面を用いずに光源の光を入光させることができる。このことにより本発明の課題が解決できる効果を得ることができる。
実施例2は、この接着方法に着目した実施例である。
実施例2では、前記接着材として紫外線硬化型接着材82aを用いている。下基板上面11に紫外線硬化型接着材82aを塗布し、配設し、紫外線硬化型接着材82aの上に出射面が紫外線硬化型接着材82aに向くようにしてLED90を重ねるとともに、前記接着材が押されるように加圧する。その後下基板下面11側から紫外線を照射して、LED90を下基板上面12に接着する。その後、下基板下面12に前記の実施例1で述べた反射部材を配設する。
但し、実施例1で述べた下基板下面11に反射膜を蒸着した基板を用いるときには、光源90側から紫外線光を斜め方向から基板に入射させて、に基板下面の反射機能を利用して紫外線硬化型接着材82aを接着硬化させるのが良い。
このような構成をなすことで、LED90を基板上に固定する製造方法が容易になり製造コストの削減効果が得られる。
図3では、図示していないが、さらに延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
図3では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図3では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜あるいはシールなどの記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面に反射部材60を配設する。さらに、反射部材60をシール80の側面や上基板40の上基板側面B等の上基板40の側面にも配設しても良い。

(実施例3)
本発明の実施例3を図4を用いて説明する。
本発明の実施例3である図4は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。図4の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
本発明の実施例3である図4は、液晶パネル上の光源の位置及びその光源の近傍の部分図と液晶パネルを覆う如く配設された枠体を備えている。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例3の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図4は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10と対向して配設される上基板40を下基板10に接着する。シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシールで接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間を形成する。この空間に液晶81を充填し、封止しする。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側の液晶が充填された領域とシール80内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例3に於ける液晶パネル1には、図4の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と対面して、さらに接着あるいは接触して配設されている。このことにより、基板面の主面の平らな面に光を入れることができる。このように導光板の機能を有する基板の内部に基板の切断面を用いずに光源の光を入光させることができるため、本発明の課題を解決できる特徴を得ることができる。
実施例3では、内面を反射処理した枠体84(枠体下部84aや枠体側部84bに反射機能を持たせた)あるいは白色などの反射色を有する樹脂で形成された枠体84により下基板10の下基板下面11と下基板側面A13を覆っている構成をなす。例えば枠体側面反射部84b’や枠体底(下)部反射部84a’に示す如く。
さらに枠体側部84bの一部に切欠きを設けてFPC95に不要な変形力が加わらないように枠体84にFPC95の引き出し部を形成している。
このような構成をなすことで、LED90から光が出射した光Lは、下基板10内に進行し、さらに枠体84の内面で反射を繰り返し下基板上面12から出射し、液晶で進行する光Lの状態、方向などが制御されて液晶層を出射する。液晶層を出射した光は上基板下面41を透過し、さらに上基板40内を透過して、上基板上面42から看視側に光Lが出射する。上基板上面42の看視側には位相差部材や偏光部材が配設されており、この部材を透過することで制御され処理された光により表示画像が看視できる。
実施例3を用いると、液晶パネルを枠体に組み込むだけで本発明の機能が得られるので、液晶パネルの1枚当たりの基板厚みが0.3mm等の薄い基板を用いた時に、生産歩留まりが向上しコストダウンが得られる効果がある。また、このような薄いガラス基板を用いても、製品が市場に出荷された後の破壊を防ぐ効果がある。このような薄いプラスチック基板を用いた時には、プラスチック基板の変形を枠体で防ぐことができ、表示品質の向上が得られる効果がある。
この実施例3に前述した実施例2を組み合わせることで、LED90を下基板10に接着する作業が容易になる。
図4では、図示していないが、さらに延出部15の部位であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
図4では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図4では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向
膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜あるいはシールなどの記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。

(実施例4)
本発明の実施例4を図5を用いて説明する。
本発明の実施例4である図5は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。図5の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例4の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図5は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10に対向して配設される上基板40を下基板10に接着する。シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシールで接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間を形成し、この空間に液晶81を充填し、封止しする。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側である液晶が充填される部位とシール80内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例4に於ける液晶パネル1には、図5の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と対面して接着されているが、実施例4では接着材が拡散機能を有する接着材よりなることに、特徴がある。
この拡散接着材を配設したことにより、基板面の平らな面に光を容易に入れることができる。
このように導光板の機能を有する基板の内部に基板の側面の切断面を用いずに光源の光を入光させることが容易にできるため、本発明の課題を解決できる効果を得ることができる。
実施例4では、前記接着材として拡散粒子を混入した紫外線硬化型接着材82aあるいは熱硬化エポキシ系の接着剤を用いる。
LED90の接着方法は、下基板上面11に拡散機能を有する紫外線硬化型接着材82aを塗布し、配設し、紫外線硬化型接着材82aの上に出射面が紫外線硬化型接着材82aに向くようにしてLED90を重ねるとともに、前記接着材が押されるように加圧する。その後下基板下面11側から紫外線を照射して、LED90を下基板上面12に接着する。その後で、下基板下面12に前記の実施例1で述べた反射部材60を配設する。
但し、実施例1で述べた下基板下面11に反射膜を蒸着した基板を用いるときには、光源90側から紫外線光を斜め方向から基板に入射させて、に基板下面の反射機能を利用して拡散機能を有する紫外線硬化型接着材82aを接着硬化させるのが良い。
他の実施例4に係わる他の実施例4’による接着方法としては、LED90を接着するのに、下基板上面11に拡散機能を有する熱硬化型接着材(82a)を塗布し、配設し、熱硬化型接着材(82a)の上に出射面が熱硬化型接着材(82a)に向くようにしてLED90を重ねるとともに、上方からLEDにより前記接着材が押されるように加圧する。その後LEDの上から熱を加え接着材を硬化するが、熱を加える方法としては熱ブローを接着材に当てる。その後で、下基板下面12に前記の実施例1で述べた反射部材60を配設する。
実施例1で述べた下基板下面11に反射膜を蒸着した基板を用いるときには、反射部材60を配設しなくても良い。
このような構成をなすことで、LED90を基板上に固定する製造方法が容易になり製
造コストの削減効果が得られるうえに、光を拡散させることで効率よく基板内に光を入射させることができる効果が得られる。
図5では、図示していないが、さらに延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
図5では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図5では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜あるいはシールなどの記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面に反射部材60を配設する。さらに、反射部材60をシール80の側面や上基板40の上基板側面B等の上基板40の側面にも配設しても良い。

(実施例5)
本発明の実施例5を図6を用いて説明する。
本発明の実施例5である図6は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。図6の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例5の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図6は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10と対向して配設される上基板40を下基板10に接着する。シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシール80で接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶81を充填する空間を形成し、この空間に液晶81を充填し、封止しする。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側である液晶81が充填される部位とシール80内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例5に於ける液晶パネル1は、図6の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と接触して対面している。または、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と接触して対面し、さらに接着された構成を有している。この実施例5では、少なくともLED90が対面している下基板10の部位が拡散機能を有する基板内拡散部16を有することを特徴としている。
このことにより、基板の主面の平らな面である下基板上面12から下基板10の中に入った光が、基板内拡散部16において基板内で光拡散し、そして基板内を導光することになる。このように拡散された光を導光するため、下基板10から出射する光が、より均等な輝度を有しているので、光出射面94の部位により輝度が異なる輝度ムラをより効果的に防ぐ効果有する。
下基板10の内部の全体に拡散機能を持たせても良いが、光の導光の機能が下がるため、本実施例5では、上記の部位に集中させて拡散機能を持たせた。
下基板10の延出部15(図2参照)の全体に拡散機能を持たせても良い。
上記の拡散機能を有する下基板は、下基板内に光の拡散のための粒子を内蔵させる。あるいは下基板内に光の拡散のための白色の顔料等を入れる。このため、下基板10あるいは拡散機能を有する基板として、ガラス基板でも良いが、プラ基板が好ましい。
図6では、下基板下面12、下基板側面A13に、前記の実施例1で述べた反射部材と同様な反射部材を配設している。
図6では、図示していないが、さらに延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面12に接着されている。
図6では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図6では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜あるいはシールなどの記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面に反射部材60を配設する。さらに、反射部材をシール80の側面や上基板40の上基板側面B等の上基板40の側面にも配設しても良い。

(実施例6)
本発明の実施例6を図7を用いて説明する。
本発明の実施例6である図7は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。図7の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例6の説明を行う。
液晶パネル1の要部部分断面図である図7は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10に対向して配設される上基板40と下基板10を接着する。シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシールで接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間を形成し、この空間に液晶81を充填し、封止する。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側であり液晶を充填した領域とシール80の中に混在させる場合の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例6に於ける液晶パネル1は、図7の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12の拡散処理された面と接触して対面する。あるいは、LED90の光出射面である下面が下基板上面12の拡散処理された拡散処理部位17と対面し、接着された構成をなしている。
拡散処理部位17を形成するための拡散処理を基板に施す方法としては、サウンドブラスト法や化学処理法でガラス基板上に凹凸を設けることができる。基板がプラスチック基板である場合には、基板の成形において基板上に凹凸を設けることもできる。基板形成用金型に拡散用の凹凸を設けておく、樹脂基板成型時に拡散部が形成される。
このように実施例6では、少なくともLED90の光出射面94と対面する下基板上面
12の部位に拡散機能を持たせたので、基板面上から導光板としての機能を有する基板の内部に光を容易に入れることができる。
このように導光板の機能を有する基板の内部に基板の側面の切断面を用いずに光源の光を入光させることが容易にできるため、本発明の課題を解決できるうえ、光の利用効率が向上して、表示がより明るくなるとの効果を得ることができる。
図7の液晶パネル1は、図示していないが、延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
図7では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図7では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜あるいはシールなどの記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面11に反射部材60を配設する。さらに、反射部材60をシール80の外側の側面や上基板40の上基板側面B44等の上基板40の側面にも配設しても良い。

(実施例7)
本発明の実施例7を図8を用いて説明する。
本発明の実施例6である図7は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。図8の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心に実施例7の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図8は、下基板10と対向して上基板40を配設し、対向した両基板の間に枠形状をなすシール部材を配設しシール80を形成する。このシール部材によるシール80で下基板10と対向して配設される上基板40を下基板10に接着する。シール部材内には間隙調整部材(スペーサとも称する場合がある)を混在させることでシール80で接着された状態の下基板10と上基板40の間に電気光学変換部材の1種である液晶を充填する空間を形成し、この空間に液晶81を充填し、封止しする。
間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側であり液晶が充填された領域とシール80の部材内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
本発明の実施例7に於ける液晶パネル1は、図8の断面図に示された如く、LED90の光出射面94である下面が下基板10の上面である下基板上面12と接触して対面する。あるいは、LED90の光出射面である下面が下基板上面12と対面し、接着された構成をなしている。さらに下基板10の下基板下面11には前記の実施例6と同様な拡散処理がなされていることが特徴である。
下基板下面11に凹凸が形成されているため、この凸凹により下基板10内を導光する光が前記凸凹により上方に曲げられ、下基板10の光出射面94より液晶81に向けて光が出射される。下基板10の光出射面94より液晶に向けて出射される光を画像形成部73、76に均等に、輝度ムラによる不良が発生しな様にするためには、凸凹の形状、凸凹の配置間隔、凸凹の大きさ、凸凹の大きさを配設部位によって変化させる等をパラメータとして用い実験により決める。
このように、実施例7では、画像形成部73、76がより明るく、輝度ムラが生じない
効果を得ることができる
図8の液晶パネル1は、延出部15であり下基板上面12にフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている構成を有する。
図8では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図8では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜等の記載を省略している。液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面に反射部材60を配設する。さらに、反射部材60をシール80の側面や上基板40の上基板側面B等の上基板40の側面にも配設しても良い。
上記実施例は、バックライトとしての実施例を示した。
このようなバックライトの構成を偏光板が必要な液晶パネルに適用するときには、液晶81の層と下基板上面12との間に内在偏光層を設ける。あるいは、光源40の光出射面94と下基板上面12の間に偏光層を設ける。あるいは光源40の光出射面94と下基板上面12の間に両面接着剤付き偏光部材層(偏光シート)を設けても良いが、この時には接着部、或いは偏光シートの側面から漏れる光の遮光を行うのがよい。

(実施例8)
内在偏光層87bを用いた本発明の実施例である実施例8を図9を用いて説明する。
本発明の実施例8である図9は、本発明にさらに内在偏光部材を配設したときの光源40の実装状態を示す要部断面図である。図9の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
下基板10は、下基板上面12の上に偏光層87bを配設し、偏光層87bの上に下電極85bを配設し、下電極85bの上に下電極85bを覆う如く下配向膜86bを有する下基板10を有する。当実施例8は、偏光層87bと下電極85bあるいは配向膜86bとの間に、保護層あるいはカラーフィルタあるいは平坦化膜あるいは絶縁膜を配設し、カラー液晶パネルとしても良い。
一方、上基板40は、上基板下面41の上に上電極85aを配設し、上電極85aの上に上電極85aを覆う如く上配向膜86aを有する。当実施例8は、上基板下面41の
上電極85aとの間に、カラーフィルタと平坦化膜あるいは絶縁膜を配設し、カラー液晶パネルとしても良い。
下基板10において下基板上面12の上に偏光層87bを配設する製造方法について述べる。
偏光層87bの製造方法としては、OPTIVA社のTCF商品を用いて下基板上面12の上でありシール80の内側(液晶が充填される領域)の全面に偏光層87bを配設する。
あるいは、偏光性高分子膜である、水溶性のリオトロピック液晶染料材料やサーモトロピック高分子液晶を主体とする液晶材料を用いて分子膜を生成することにより得られる膜を下基板上面12の上でありシール80の内側(液晶が充填される領域)の全面に偏光層87bを配設する。
あるいは、ヨウ素を高分子膜に含有させ、その高分子膜を一方向に圧延した後に位相差板34の表面に転写する方法で、下基板上面12の上でありシール80の内側(液晶が充填される領域)の全面に偏光層87bを配設する。
このような構成を有する上基板40と下基板10をシール部材(熱硬化型接着樹脂(エポキシ系接着樹脂)または紫外線硬化型接着樹脂)よりなる枠形状をなすシール80を挟んで互いの電極が対向するように基板を対向させて配置し、加圧の下でシール80により接着する。シール80には内部に間隙調整用の粒子を有しているので、この粒子により規定される間隙を空けて上基板40と下基板10は接着される。
枠形状をなすシールの枠の内側の間隙には、液晶8が配設されている。
さらに前記の構成を有する下基板10は、上基板40の上基板側面A43より下基板10が延出してなる延出部15(図2参照)を有する。この延出部15であり下基板上面12には光源90であるLEDが、光出射部94を下基板上面12に対向させて配設している。さらに延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
下基板上面12の光源90とFPC95の間には、空間であるN部位が存在する。このN部位には、N部位に配線された配線電極の電食やゴミなどによるショートの問題を防ぐために絶縁膜が配設されて、配線電極の信頼性向上を得ている。
下基板上面12の光源90とシール80の間には、空間であるM部位が存在する。このM部位には、M部位に配線された配線電極の電食やゴミなどによるショートの問題を防ぐために耐湿性の絶縁樹脂が配設されて、配線電極の信頼性向上を得ている。さらにシール80に隣り合うM部位においては、上基板40と下基板10とシール80の外側の側面で、断面がコの字形状をなす立体的空間が生じる。この立体的空間の高さである間隙は、数μm−数十μmであり、ここに水滴などの液体が溜まりやすく、電食の発生が起こりやすい。この問題の対策として、立体的空間にも耐湿接着材を図10に示した絶縁性接着材79の如く塗布する。
このM部位、N部位に配設する接着材として、黒光りのする反射機能を有する樹脂接着材を用いると、下基板10内の光がM部位、N部位から光漏れることが無くなり、さらに樹脂接着剤は反射機能を有するので光利用効率が向上する効果を有する。また、M部位、N部位を遮光するために配設するシート状あるいは板形状をなす、反射部材あるいは光遮断部材を配設することが無くなり、コストダウンの効果が得られる。
下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面11に反射部材60を配設する。さらに、シール80の側面や上基板40の上基板側面B44等の上基板40の側面にも配設しても良い。
光源90の光出射部94から出射した光は、下基板上面12を経由して、下基板10内に入り、反射部材60で反射されると共に下基板10内を導光し、下基板上面12であり画像形成部73、76(図2参照)から出射する。非画像形成部72、74、75、77、78等のシール80とシール部材の外側は、下基板10の光導光機能、光導光効率を向上するために下基板上面12の上に遮光膜あるいは反射膜を配設するのがよい。
下基板上面12から出射した光は、偏光層87bで偏光された光となり、対向する電極85b、85aで電気的制御された液晶81を透過するときに光学的制御を受け、光学的制御を受けた光は上基板40を透過し上基板40の上の偏光層87aで透過、吸収処理がなされる。このように制御された光は看視側に出射して、看視者から画像として認識される。

(実施例9)
本発明の実施例9を図10を用いて説明する。
本発明の実施例9である図10は、本発明の光源の実装状態を示す要部断面図である。図10の液晶パネルに於ける断面位置は、図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面位置とほぼ同じである。
実施例1と態様が異なる内容を中心にして実施例9の説明を行う。
液晶パネルの要部部分断面図である図10は、上基板40と下基板10をシール部材(熱硬化型接着樹脂(エポキシ系接着樹脂)または紫外線硬化型接着樹脂)よりなる枠形状をなすシール80を挟んで互いの電極が対向するように基板を対向させて配置し、加圧の下でシール80により接着する。
シール80には内部に間隙調整用の粒子を有しているので、この粒子により規定される間隙を空けて上基板40と下基板10は接着される。間隙調整部材は、枠形状をなすシール80の内側である液晶が充填される領域とシール80の部材内の両方に配設する場合と、いずれかの一方に配設する場合とがある。
枠形状をなすシールの枠の内側の間隙には、液晶8が配設されている。
さらに前記の構成を有する下基板10は、上基板40の端面である上基板側面A43より下基板10が延出してなる延出部15を有する。
この非画像形成部78に相当する延出部15の位置の下基板上面12には光源90であるLEDが、光出射部94を下基板上面12に対向させて配設している。
このLED90は図示の如く側面を主にしてLEDの端子電極である光源電極91a、91bをLEDの左右側面に少なくとも有している。
この光源電極91aが、延出部15であり下基板上面12に設けられている光源用接続電極15aに導電接着材92あるいは半田92で電気的接続をなすと共に、LED90を下基板10に固着する。
同様に図を見て右側の光源電極91bが、延出部15であり下基板上面12に設けられている光源用接続電極15bと導電接着材92あるいは半田92で電気的接続をなすと共に、LED90を下基板10に固着する。
このように配設されたLED90の光出射部94の面と下基板上面12の間は、理論的に、少なくとも光源用接続電極15a、15bの電極厚み800nmの間隙が生じる。本発明は、この間隙に光学的等方性の樹脂材93を配設している。一方、この間隙に何も配設せずにLED90の周囲と間隙の周囲の光漏れを防ぐ遮光のみでもよく、下基板上面12を拡散処理(凹凸処理、拡散粒子を配設、拡散部材配設)をしても良い。
下基板上面12の光源90とFPC95の間には、空間であるN部位71が存在する。このN部位71には、N部位71に配線された配線電極の電食やゴミなどによるショートの問題を防ぐために絶縁膜が配設されて、配線電極の信頼性向上を得ている。
下基板上面12の光源90とシール80の間には、空間であるM部位70が存在する。このM部位70には、M部位70に配線された配線電極の電食やゴミなどによるショートの問題を防ぐために耐湿性の絶縁樹脂である絶縁性接着材79が配設されて、配線電極の信頼性向上を得ている。さらにシール80に隣り合うM部位においては、上基板40と下基板10とシール80の外側の側面で、断面がコの字形状をな立体的空間が生じる。この立体的空間の図10で示される高さである間隙は、数μm−数十μmであり、ここに水滴などの液体が溜まりやすく、電食が発生しやすい。この問題の対策として、立体的空間にも耐湿接着材を図10に示した絶縁性接着材79の如く塗布する。
このM部位、N部位に配設する接着材として、黒光りのする反射機能を有する樹脂接着材を用いると、下基板10内の光がM部位、N部位から光漏れることが無くなり、且つ反射機能を有するので光利用効率が向上する効果を有する。また、M部位、N部位を遮光するために配設するシート状あるいは板形状をなす、反射部材あるいは光遮断部材を配設することが無くなり、コストダウンの効果が得られる。
さらに延出部15であり下基板上面12にはフレキシブル回路基板であるFPC95(基板端で接続するクリップコネクタのときもある)が下基板上面12に配設された外部回路接続用端子と電気的に接続され且つ下基板上面に接着されている。
図10では、COG(チップ・オン・グラス)なる実装技術を用いた集積回路が延出部15に配設されても良い。
また図10では、偏光部材(PNLC:液晶ポリマーネットワークを用いたときには、偏光部材が無くても良い)あるいは基板側面の反射部材あるいは液晶駆動電極あるいは配向膜あるいはカラーフィルタあるいは絶縁膜等の記載を省略している。これらの部材は、液晶パネルの仕様によって適宜選択する。
また、先に図1、2で示したM部位、N部位に於ける遮光、反射遮光の方法は、適宜実施例1等で提案する方法を用いるのが良い。
また、下基板10の側面である下基板側面A13、下基板側面B14等の側面と下基板下面11に反射部材60を配設する。さらに、反射部材60をシール80の側面や上基板40の上基板側面B40等の上基板40の側面にも配設しても良い。
このような本発明の要旨を前記実施例に当てはめて記載すると、主面(上基板下面41、上基板上面42、下基板下面11、下基板上面12)とこの主面と交差する方向の面である側面(下基板側面13、上基板側面44等の側面)を有する基板を間隙を設け対向配置しこの間隙に枠形状をなすシール(80)を配設すと共に該シール(80)で前記対向する基板(上基板40、下基板10)を接着をした構成を有するパネルに光源(90(LED90))が実装された光源を有するパネルにおいて、前記光源(90)の光を出射する出射面(94)が前記対向する基板(上基板40、下基板10)の少なくとも一方の基板(下基板10)の前記主面(下基板上面12)の非画像領域(非画像形成部72、74、75、77、78)に対面し配設された構成を有することで前記光源(90)の出射光の多くを前記光源(90)が配置された前記一方の基板(下基板10)の厚み方向に向って前記一方の基板(下基板10)に、光源(90)の出射光を入射させたことを特徴とする光源を有するパネル(1)、となる。
ここで、「光源(90)の出射光の多く」に関して。光源からの出射光は何らかしかの指向性を有する。例えば、光源を中心にして断面楕円形状や断面円形状や断面気球形状などの形状をなす光放射強度(光放射方向、光放射角度に対する輝度高さ)特性を有する。この光の放射指向性の一番輝度が高い方向を「光源(90)の出射光の多く」として示している。逆に言えば、光源(90)の出射光がより多く向う方向は、輝度がより高くなる方向であるので、光の放射指向性が高い方向である。
さらに発明の要旨を上記実施例に当てはめて記載すると、前記対向する基板(上基板40、下基板10)の前記一方の基板が第2の基板(上基板40)であり他方の基板が第1の基板(下基板10)であり前記第2の基板(10)の前記第1の基板(40)と対向する面(下基板上面12)と反対側の面(下基板下面11)の前記非画像領域(非画像形成部72、74、75、77、78)には、前記光源(90(LED90))の出射面(光出射部94)が対面して配設されたことを特徴とする光源を有するパネル(1)と、なる。
さらに本発明の要旨を上記実施例に当てはめて記載すると、前記対向する基板(上基板40、下基板10)の前記間隙には電気光学変換部材である液晶81が配設され、この液晶は前記対向する基板にそれぞれ配設された電極(上電極85a、下電極85b)により駆動、制御されたことを特徴とする液晶表示装置、となる。
上記実施例では、前記光源(LED90)の光を出射する出射面(94)が前記基板の延出部15の前記面(下基板上面12)の非画像領域(非画像形成部78)に対面し配設された構成を示した。
本発明は、上基板40あるいは下基板10の上基板下面41、上基板上面42、下基板下面11、下基板上面12における、非画像領域(非画像形成部72、74、75、77、78)に配設することで、本願発明の効果を得ることができる。
しかし、パネル上の空間とパネル周囲の空間を有効に活用して小形化を得るためには、本発明の実施例が、より好ましい。
上記実施例では、基板の延出部を延出部15として四方形をなす基板の1辺のみに設けたが、この延出部を他の基板辺にも設けても良く、複数の延出部を形成しても良く、本発明を用いて適宜光源を複数の延出部上に配設しても良い。
延出部を1枚の基板の対向する辺にそれぞれ設け、この対向する延出部のそれぞれに本発明を用いて光源を配設するのがさらに輝度を高めるためによりよい。
さらに、延出部を1枚の基板の4辺にそれぞれ設け、この4辺の延出部のそれぞれに本発明を用いて光源を配設するのがさらに輝度を高めるためには、さらによりよい。
本発明の実施例で光源90として用いたLEDは、白色LED、赤色LED、青色LED、緑色LED、等のLEDを適宜用いることで、本発明をより有効に利用するのがよい。
例えば、フィールドシーケンシャルによる液晶表示装置においては、赤色LED、青色LED、緑色LEDを適切な数、本発明を用いて延出部に実装するのがよい。
本発明は、光源を有するパネルとした。このパネルは液晶パネルに置き換えることができるので、本発明を用いた液晶表示装置を形成できる。また本発明は電気信号で制御された光源としても利用できる。本発明の光源は、輝度の高低を調整できるうえに、点灯時間を自動調整できる光源なる有用な光源が得られる。
本発明は、タッチパネルの光源としても用いることができる。具体的には、上記実施例の液晶パネルに相当するのがタッチパネルである。このようにタッチパネルに用いると、タッチパネルをタッチするときのタッチ位置の認識が、視認者にとって容易であり、明瞭になる効果を有する。
本発明の実施例の液晶パネルは、パッシブパネル、アクティブパネルに適用でき本発明の効果が得られる。さらには、液晶材料はいかなる材料を用いても適用でき本発明の効果が得られる。
上記のごとく複数の単個のセルが形成された母セルから単個のセルあるいは短冊状のセルを得るための切断工程では、複数のセルを一方の大判のガラス基板上に配設し、他方の大判基板に単個のTFT基板に対応する複数のTFT基板を形成し、この2枚の大判基板を対向させ所定の間隙を設定して基板を重ね合わせた後、
接着し接着母基板を製造する。その後、短冊状の接着基板あるいは単個の接着基板を母基板から切り出すためにスクライブ・ブレイク法で切断する。
図12に示すごとくこのガラス基板110の切断には、ダイヤモンドカッター200が用いられる。
このダイヤモンドカッター200で母基板あるいは大判基板110のガラス表面に図12(a)に示すごとく切込み113を入れる。さらに、この切込み113に衝撃等を与え、切込み113から(図面において)下方にクラックを(切断方向に)成長させることにより切断する方法である。このスクライブ・ブレイク法は製造設備が安く低コストの製造方法である利点を有している。
このスクライブ・ブレク法では、基板を切断した後の切断形状が図12(b)に示すごとく不要な突出部や凹部を生じる。図12(b)では、切断突起112が上基板110の切断面に発生する。
本発明は、このような製造方法を用いても、「切断突起112により、LED150の光出射面94が基板の切断面に偏って接触するために、LED150からの光が基板の側面に均等に入射できず、光の輝度ムラが生じて、表示品質を悪くする問題が生じる」、「切断面が凹部であっても、LED150の光出射面94が基板の切断面に偏って接触するために、LED150からの光が基板の側面に均等に入射できず、光の輝度ムラが生じて、表示品質を悪くする問題が生じる」との表示品質を落とすことを防いだ有用な効果を有する。
図1は、本発明の実施例1であるところのバックライトの機能を有する液晶パネルの要部断面図であり図2の一点鎖線で示されたA−A’における断面図である。 図2は本発明の実施例1である液晶パネルの上方から見た透視により液晶パネルの要部を示した平面図である。 本発明の実施例2である図3は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 本発明の実施例3である図4は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 本発明の実施例4である図5は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 本発明の実施例5である図6は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 本発明の実施例6である図7は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 本発明の実施例7である図8は、液晶パネルにおける光源を配設した位置及びその近傍の要部を示した部分断面図である。 図9は、本発明の実施例8であり、内在偏光部材を配設したときのLEDの実装状態を示す要部断面図である。 図10は本発明の実施例9であり、光源の実装状態を示す要部断面図である。 図11(a)は、液晶パネルに於けるパネル101の断面を説明するための断面図である。 図11(b)は、液晶パネルを看視側である上方から見た透視による液晶パネルの要部を示した平面図である。 図12は、パネル用の基板の切断工程における切断手段を示しており、 図12(a)はスクライブ・ブレイク法の切断状態を示している。 図12(b)は、切断工程を終えた切断基板の断面図であり切断後の基板の状態を示している。
符号の説明
1 液晶パネル
10 下基板
11 下基板下面
12 下基板上面
13 下基板側面A
14 下基板側面B
15 延出部
15a、15b 光源用接続電極
16 基板内拡散部
17 拡散部位
40 上基板
41 上基板下面
42 上基板上面
43 上基板側面A
44 上基板側面B
60 反射部材
70 M部位
71 N部位
72、74、75、77、78 非画像形成部
73、76 画像形成部
79 絶縁性接着材
80 シール
81 液晶
82a 紫外線硬化型接着材
84 枠体
84a 枠体下部
84a’ 枠体底(下)部反射部
84b 枠体側部
84b’ 枠体側面反射部
85a 上電極
85b 下電極
86a 上配向膜
86b 下配向膜
87a、b 偏光層
90 光源
91a、b 光源電極
92 導電接着材、半田
93 樹脂材
94 光出射部
95 FPC
L 光

Claims (9)

  1. 主面とこの主面と交差する方向の面である側面を有する基板を間隙を設け対向配置しこの間隙に枠形状をなすシールを配設すと共に該シールで前記対向する基板を接着をした構成を有するパネルに光源が実装された光源を有するパネルにおいて、
    前記光源の光を出射する出射面が前記対向する基板の少なくとも一方の基板の前記主面の非画像領域に対面し配設された構成を有することで前記光源の出射光の多くを前記光源が配置された前記一方の基板の厚み方向に向って前記一方の基板に入射させたことを特徴とする光源を有するパネル。
  2. 前記対向する基板の前記一方の基板が第2の基板であり他方の基板が第1の基板であり前記第2の基板の前記第1の基板と対向する面と反対側の面の前記非画像領域には、前記光源の出射面が前記第1の基板面と対面して配設されたことを特徴とする請求項1に記載の光源を有するパネル。
  3. 前記対向する基板の一方が第2の基板であり他方の基板が第1の基板であり前記第1の基板の前記第2の基板と対向する面と反対側の面の前記非画像領域には、前記光源の出射面が前記第2の基板面と対面して配設されたことを特徴とする請求項1に記載の光源を有するパネル。
  4. 前記対向する基板の一方が第2の基板(上基板)であり他方の基板が第1の基板(下基板)であり前記第1の基板は前記第2の基板の端部より突出した延出部を有しており前記光源が、前記第1の基板の前記液晶側の面であり前記延出部の上に出射面を前記第1の基板の基板面に対向させて配設したことを特徴とする請求項1に記載の光源を有するパネル。
  5. 前記光源が配設された前記基板の前記光源が配設された面と反対側の面の少なくとも前記光源と対向する面には、反射機能を有する部材が配設されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の光源を有するパネル。
  6. 前記光源が配設された前記基板の前記光源に隣り合う前記基板側面には、反射機能を有する部材が配設されたことを特徴とする請求項5に記載の光源を有するパネル。
  7. 前記光源の出射面が、透明な接着材により前記光源が配設された前記基板に接着されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の光源を有するパネル。
  8. 前記対向する基板の間の間隙に電気光学変換部材が接着材であり枠形状をなすシールにより封止されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の光源を有するパネル。
  9. 前記請求項8に於いて前記対向する基板の前記間隙側のそれぞれの面に少なくとも電気光学変換部材を駆動する電極有し前記電気光学変換部材が液晶であることを特徴とする液晶表示装置。
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