JP2008185775A - 表示装置の駆動装置、駆動方法、及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】走査速度を上げることなく階調再現力を向上させることが可能な表示装置の駆動装置を提供する。
【解決手段】表示装置の駆動装置は、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加することによって、表示装置を駆動する。この場合、表示装置の駆動装置は、少なくとも1フィールドにおいて全走査線が走査されるように、1サブフィールドごとに走査すべき走査線を選択すると共に、1サブフィールドの間に選択された走査線を複数回連続して走査する。これにより、サブフィールドを細かく設定することなく、各画素に加えられる最小パルス幅を小さくすることができる。したがって、上記の表示装置の駆動装置によれば、走査速度を上げることなく、階調表現力を高めることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】表示装置の駆動装置は、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加することによって、表示装置を駆動する。この場合、表示装置の駆動装置は、少なくとも1フィールドにおいて全走査線が走査されるように、1サブフィールドごとに走査すべき走査線を選択すると共に、1サブフィールドの間に選択された走査線を複数回連続して走査する。これにより、サブフィールドを細かく設定することなく、各画素に加えられる最小パルス幅を小さくすることができる。したがって、上記の表示装置の駆動装置によれば、走査速度を上げることなく、階調表現力を高めることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、サブフィールド駆動方式により階調表示制御を行う表示装置の駆動装置、駆動方法、及び電子機器に関する。
従来から、例えば液晶表示装置における液晶パネルに対するデジタル的な駆動方式として、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して各サブフィールドにおいて各画素を階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加するサブフィールド駆動方式が提案されている。例えば、特許文献1には、オン電圧を印加した場合に電気光学材料の透過率が飽和するまでの飽和応答時間よりもサブフィールドの時間を短く設定し、表示データに基づいてオン電圧を印加するサブフィールドとオフ電圧を印加するサブフィールドとを決定して階調表現を行う技術が記載されている。
ところで、サブフィールド駆動方式を用いた場合、表示可能な階調が、分割したサブフィールドの数に制限されてしまう傾向にある。つまり、最小パルス幅(1サブフィールドの時間幅に対応する)によって、階調再現力が決定されると言える。例えば、フィールドをM個のサブフィールドに分割した場合、表示可能な階調は(M+1)となる。ここで、階調数を増やすためには、パルスの組み合わせによって液晶のアナログ応答部の特性を利用したり、サブフィールドの数を増やしたりすることが考えられるが、この場合には画面の走査を高速にする必要がある。しかし、実際には駆動素子の動作速度により限界があると言える。
上記した特許文献1に記載された方法ではパルスの組み合わせを利用しているが、この方法によっても、設定された走査速度やサブフィールド数によって、暗部などの階調表現力が限定されてしまう場合があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、サブフィールド駆動方式を用いて、走査速度を上げることなく階調再現力を向上させることが可能な表示装置の駆動装置、駆動方法、及び電子機器を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加する表示装置の駆動装置は、1フィールドにおいて前記表示部における全走査線が少なくとも走査されるように、1サブフィールドごとに、走査すべき走査線を選択する走査線選択手段と、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された走査線を複数回連続して走査する走査線駆動手段と、を備える。
上記の表示装置の駆動装置は、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加することによって、表示装置を駆動する。この場合、走査線選択手段は、少なくとも1フィールドにおいて全走査線が走査されるように、1サブフィールドごとに走査すべき走査線を選択し、走査線駆動手段は、1サブフィールドの間に選択された走査線を複数回連続して走査する。これにより、1サブフィールドの時間幅が短くなるように設定することなく(リフレッシュ期間を細かく設定することなく)、各画素に加えられる最小パルス幅を小さくすることができる。具体的には、最小パルス幅を、少なくとも1サブフィールドの時間幅よりも短くすることができる。したがって、上記の表示装置の駆動装置によれば、走査速度を上げることなく、階調表現力を高めることが可能となる。
上記の表示装置の駆動装置において好適には、前記走査線選択手段は、前記全走査線を複数の走査線からなる複数のグループに分割し、前記1サブフィールドごとに、前記複数のグループのいずれかのグループを順に選択すると共に、前記1フィールドにおいて前記選択を繰り返し実行することができる。
上記の表示装置の駆動装置の一態様では、前記走査線選択手段は、前記全走査線を、奇数番目の走査線からなる奇数走査線と偶数番目の走査線からなる偶数走査線とに分割し、前記1サブフィールドごとに、前記奇数走査線及び前記偶数走査線のいずれかを交互に選択することを繰り返し、前記走査線駆動手段は、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された前記奇数走査線及び前記偶数走査線のいずれかを2回連続して走査する。この場合、各画素に加えられる最小パルス幅を「1/2」サブフィールド期間にすることができる。
上記の表示装置の駆動装置の他の一態様では、前記走査線選択手段は、「k=0、1、2、3、…」としたときに、前記1サブフィールドごとに、「3k+1」本目の走査線から構成される第1の走査線、「3k+2」本目の走査線から構成される第2の走査線、及び「3k+3」本目の走査線から構成される第3の走査線のいずれかを順に選択することを繰り返し、前記走査線駆動手段は、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された前記第1の走査線、前記第2の走査線、及び前記第3の走査線のいずれかを3回連続して走査する。この場合、各画素に加えられる最小パルス幅を「1/3」サブフィールド期間にすることができる。
上記の表示装置の駆動装置の他の一態様では、前記1サブフィールドの間において前記走査線選択手段により選択された走査線を1回走査し終えるタイミング、前記1サブフィールドが終了するタイミング、及び前記1フィールドが終了するタイミングのいずれかのタイミングで、前記印加する電圧の極性を反転させる極性反転駆動手段を更に備える。これにより、一方の極性の電圧のみを印加させ続けた場合に発生し得る表示部の劣化などを適切に抑制することが可能となる。
上記の表示装置の駆動装置は、表示装置の駆動装置によって駆動され、画像を表示する表示部を備える画像表示装置に好適に適用することができる。
本発明の他の観点では、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加する表示装置の駆動方法は、1フィールドにおいて前記表示部における全走査線が少なくとも走査されるように、1サブフィールドごとに、走査すべき走査線を選択する走査線選択工程と、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択工程により選択された走査線を複数回連続して走査する走査線駆動工程と、を備える。上記の表示装置の駆動方法によっても、走査速度を上げることなく、階調表現力を高めることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る画像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、主に、コントローラ10と、走査線駆動回路11と、データ線駆動回路12と、表示パネル14と、を備える。画像表示装置100は、画像信号を取得し、これを表示させるための装置である。具体的には、画像表示装置100は、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して各サブフィールドにおいて各画素を階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加するサブフィールド駆動方式に基づいて、画像を表示する。つまり、1サブフィールド期間内で全画素を順次、オン若しくはオフに相当する2値の電圧のどちらかで書込み、これを1フィールドを構成する全てのサブフィールドにおいて繰り返して実行することで、1フィールド期間の明るさを決定する。
コントローラ10は、クロック信号clkと、垂直走査信号VSと、水平走査信号HSと、画像信号Dと、を外部から取得する。そして、コントローラ10は、これらの取得した信号に基づいて、スタートパルスDYと、走査側転送クロックCLYと、イネーブル信号ENBY1、ENBY2、ENBXと、データ転送クロックCLXと、2値信号Dsと、を生成する。スタートパルスDYは、走査側(Y側)に対する走査の開始タイミングで出力されるパルス信号である。走査側転送クロックCLYは、走査側(Y側)の水平走査を規定する信号である。イネーブル信号ENBY1、ENBY2は、ハイレベル又はローレベルを示すデータであり、走査線駆動回路11から表示パネル14(詳しくは走査線14a)に対して出力すべきデータを選択するために用いられる。イネーブル信号ENBXは、データ線駆動回路12へデータ転送を開始する、及び走査線毎データを画素14cへ出力するタイミングを決めるパルス信号であって、走査側転送クロックCLYのレベル遷移(即ち、立ち上がり及び立ち下がり)に同期して出力される。データ転送クロックCLXは、データ線駆動回路12へデータを転送するタイミングを規定する信号である。2値信号Dsは、画像信号Dに対応するデータであり、各サブフィールド期間毎に画素14cをオン状態又はオフ状態にするためのハイレベル又はローレベルを示すデータである。
走査線駆動回路11は、コントローラ10から、スタートパルスDYと、走査側転送クロックCLYと、イネーブル信号ENBY1、ENBY2とを取得し、表示パネル14の走査線14aに対して走査信号G1、G2、G3、…、Gnを出力する。具体的には、走査線駆動回路11は、コントローラ10から供給されるスタートパルスDYを走査側転送クロックCLYに従って転送し、走査線14aの各々に走査信号G1、G2、G3、…、Gnとして順次排他的に供給するものである。
データ線駆動回路12は、コントローラ10から、イネーブル信号ENBXと、データ転送クロックCLXと、データ信号Dsとを取得し、表示パネル14のデータ線14bに対してデータ信号d1、d2、d3、…、dmを出力する。具体的には、データ線駆動回路12は、ある水平走査期間において2値信号Dsをデータ線14bの本数に相当するm個順次ラッチした後、ラッチしたm個の2値信号Dsを、次の水平走査期間において、それぞれ対応するデータ線14bにデータ信号d1、d2、d3、…、dmとして一斉に供給するものである。
表示パネル14は、液晶(LCD)などによって構成され、電圧が印加されることによって画像信号などを表示する表示部である。具体的には、表示パネル14は、走査線14aと、データ線14bと、画素14cとを備える。詳しくは、表示パネル14には、n本(なお、「n」は偶数であるものとする)の走査線14aが、図においてX(行)方向に延在して形成され、m本のデータ線14bがY(列)方向に沿って延在して形成されている。そして、画素14cは、走査線14aとデータ線14bとの各交差に対応して設けられて、マトリクス状に配列されている。
なお、上記したコントローラ10及び走査線駆動回路11は、主に、本発明における表示装置の駆動回路として機能する。具体的には、コントローラ10及び走査線駆動回路11は、協調して動作することにより、走査線選択手段、走査線駆動手段、及び極性反転駆動手段として機能する。
ここで、図2を参照して、第1実施形態に係る走査線駆動回路11の構成について具体的に説明する。図2は、走査線駆動回路11の概略構成を示す図である。
走査線駆動回路11は、シフトレジスタ11aと、アンド回路11b1〜11bnと、信号線11c2〜11cnと、信号線11d1〜11dnと、を有する。なお、以下では、アンド回路11b1〜11bnの区別をしない場合には単に「アンド回路11b」と呼び、信号線11c2〜11cnの区別をしない場合には単に「信号線11c」と呼び、信号線11d1〜11dnの区別をしない場合には単に「信号線11d」と呼ぶ。
シフトレジスタ11aは、コントローラ10からスタートパルスDY及び走査側転送クロックCLYを取得する。また、シフトレジスタ11aには、「n/2」本の信号線11cが接続されており、コントローラ10から供給されるスタートパルスDYを走査側転送クロックCLYに従って転送し、信号線11cの各々に信号を順次排他的に供給する。
また、信号線11cは、2つに分岐しており、分岐したラインごとにアンド回路11bに入力している。例えば、2つに分岐した信号線11c2は、アンド回路11b1と、アンド回路11b2とにそれぞれ入力している。同様に、信号線11c4は、2つに分岐した後、アンド回路11b3と、アンド回路11b4とにそれぞれ入力している。
なお、各アンド回路11bからは、それぞれ信号線11dが出力されており、信号線11dは、前述した走査線14a(図1参照)として、走査信号G1〜Gnを出力することとなる。
そして、奇数番目(1、3、…、nー1)のアンド回路11b1、11b3、…、11bn−1には、コントローラ10からイネーブル信号ENBY1が入力され、偶数番目(2、4、…、n)のアンド回路11b2、11b4、…、11bnには、コントローラ10からイネーブル信号ENBY2が入力される。この場合、イネーブル信号ENBY1がハイレベルでありイネーブル信号ENBY2がローレベルである場合には、奇数番目の信号線11d1、11d3、…、11dn−1のみから走査信号が出力されることとなる。つまり、「n/2」本の奇数番目の走査線(以下、「奇数走査線」と呼ぶ。)のみが走査されることとなる。これに対して、イネーブル信号ENBY2がハイレベルでありイネーブル信号ENBY1がローレベルである場合には、偶数番目の信号線11d2、11d4、…、11dnのみから走査信号が出力されることとなる。つまり、「n/2」本の偶数番目の走査線(以下、「偶数走査線」と呼ぶ。)のみが走査されることとなる。なお、基本的には、コントローラ10は、イネーブル信号ENBY1、ENBY2のいずれか一方をハイレベルに設定し、他方をローレベルに設定する。
このように、走査線駆動回路11は、コントローラ10から供給されるイネーブル信号ENBY1、ENBY2に応じて、奇数走査線及び偶数走査線のいずれかのみを走査することができる。
(走査方法)
次に、第1実施形態における走査線14aの走査方法について説明する。第1実施形態では、1サブフィールドの走査を2つに分割して行う。具体的には、表示パネル14の全走査線を2つのグループに分割し、1サブフィールドの間に、いずれか一方のグループを構成する走査線のみを2回連続して走査を行う。より詳しくは、第1実施形態では、全走査線を奇数走査線と偶数走査線とに分割して、1サブフィールドの間に、奇数走査線及び偶数走査線のいずれかに対して2回連続して走査を行う。言い換えると、1サブフィールド期間を2分割した「1/2」サブフィールド期間に、奇数走査線及び偶数走査線のいずれかを全て走査することによって、1サブフィールド期間に、2回連続の走査を実行する。更に、第1実施形態では、1フィールド期間において、奇数走査線に対する走査と偶数走査線に対する走査とを1サブフィールドごとに交互に繰り返して実行する。
次に、第1実施形態における走査線14aの走査方法について説明する。第1実施形態では、1サブフィールドの走査を2つに分割して行う。具体的には、表示パネル14の全走査線を2つのグループに分割し、1サブフィールドの間に、いずれか一方のグループを構成する走査線のみを2回連続して走査を行う。より詳しくは、第1実施形態では、全走査線を奇数走査線と偶数走査線とに分割して、1サブフィールドの間に、奇数走査線及び偶数走査線のいずれかに対して2回連続して走査を行う。言い換えると、1サブフィールド期間を2分割した「1/2」サブフィールド期間に、奇数走査線及び偶数走査線のいずれかを全て走査することによって、1サブフィールド期間に、2回連続の走査を実行する。更に、第1実施形態では、1フィールド期間において、奇数走査線に対する走査と偶数走査線に対する走査とを1サブフィールドごとに交互に繰り返して実行する。
ここで、図3を参照して、第1実施形態に係る走査方法を具体的に説明する。ここでは、1フィールドを32サブフィールドに分割した場合を一例として説明する。
図3(a)は、1フィールドと、それを構成する32サブフィールドとを示しており、図3(b)は、サブフィールドSF1において走査される走査線、及び走査信号を示している。図3(b)に示すように、1サブフィールド期間を分割した「1/2」サブフィールド期間に奇数走査線の全てが1回走査されていると共に、1サブフィールド期間に奇数走査線が2回連続で走査されていることがわかる。この場合には、奇数走査線のみを選択するために、コントローラ10から走査線駆動回路11に入力されるイネーブル信号ENBY1、ENBY2は、イネーブル信号ENBY1がハイレベルとなっており、イネーブル信号ENBY2がローレベルとなっている。なお、基本的には、1サブフィールド期間において1回目に奇数走査線を走査する場合に用いる画像データ(データ信号d1〜dmに対応する)と、2回目に奇数走査線を走査する場合に用いる画像データとは異なるものである。
図3(c)は、1フィールドと、それを構成する32サブフィールドとを示しており、図3(d)は、サブフィールドSF2(サブフィールドSF1の次のサブフィールド)において走査される走査線、及び走査信号を示している。図3(d)に示すように、1サブフィールド期間を分割した「1/2」サブフィールド期間に偶数走査線の全てが1回走査されていると共に、1サブフィールド期間に偶数走査線が2回連続で走査されていることがわかる。この場合には、偶数走査線のみを選択するために、コントローラ10から走査線駆動回路11に入力されるイネーブル信号ENBY1、ENBY2は、イネーブル信号ENBY2がハイレベルとなっており、イネーブル信号ENBY1がローレベルとなっている。なお、基本的には、1サブフィールド期間において1回目に偶数走査線を走査する場合に用いる画像データと、2回目に偶数走査線を走査する場合に用いる画像データとは異なるものである。
この後、サブフィールドSF2の次のサブフィールドでは1サブフィールド期間に奇数走査線が2回連続で走査され、更にその次のサブフィールドでは1サブフィールド期間に偶数走査線が2回連続で走査される。つまり、1フィールドにおいて、奇数走査線に対する走査と偶数走査線に対する走査とが、1サブフィールドごとに交互に繰り返して実行される。以上の第1実施形態に係る走査方法によれば、1フィールドを32サブフィールドに分割した状態において、各画素14cに加えられる最小パルス幅を「1/64」フィールド幅にすることができる。よって、走査速度を上げることなく階調表現力を高めることが可能となる。
次に、図4乃至図6を参照して、上記した走査方法を行う際に用いる制御信号(例えば、スタートパルスDYやイネーブル信号ENBY1、ENBY2など)について説明する。
図4は、第1実施形態で用いる、垂直走査信号VS及びスタートパルスDYを示す図である。図4(a)は垂直走査信号VSを示しており、図4(b)はスタートパルスDYを示している。図4に示すように、コントローラ10は、1垂直期間(1フィールド期間)において、64発のスタートパルスDYを発生する。つまり、前述したように1フィールドを32サブフィールドに分割し、1サブフィールドにおいて2回走査を行うため、コントローラ10は64発のスタートパルスDYを発生する。
また、図5及び図6は、第1実施形態における走査方法を実行する際に用いる各制御信号のタイミングチャートを示す。
図5は、奇数走査線に対する走査を行う場合の各制御信号のタイミングチャートを示す。なお、図5は、主に「1/2」サブフィールド期間におけるタイミングチャートを示している。図5(a)はスタートパルスDYを示し、図5(b)は走査側転送クロックCLYを示し、図5(c)はイネーブル信号ENBY1を示し、図5(d)はイネーブル信号ENBY2を示し、図5(e)は走査信号G1、G2、G3、…、Gnを示している。この場合、イネーブル信号ENBY1がハイレベルとなっており(図5(c)参照)、イネーブル信号ENBY2がローレベルとなっているため(図5(d)参照)、走査側転送クロックCLYに同期して、奇数走査線のみに対して走査信号G1、G3、G5、…、Gn−1が出力されていることがわかる(図5(e)参照)。つまり、偶数走査線を飛び越して、奇数走査線のみが走査されている。
図6は、偶数走査線に対する走査を行う場合の各制御信号のタイミングチャートを示す。なお、図6は、主に「1/2」サブフィールド期間におけるタイミングチャートを示している。図6(a)はスタートパルスDYを示し、図6(b)は走査側転送クロックCLYを示し、図6(c)はイネーブル信号ENBY1を示し、図6(d)はイネーブル信号ENBY2を示し、図6(e)は走査信号G1、G2、G3、…、Gnを示している。この場合、イネーブル信号ENBY1がローレベルとなっており(図6(c)参照)、イネーブル信号ENBY2がハイレベルとなっているため(図6(d)参照)、走査側転送クロックCLYに同期して、偶数走査線のみに対して走査信号G2、G4、G6、…、Gnが出力されていることがわかる(図6(e)参照)。つまり、奇数走査線を飛び越して、偶数走査線のみが走査されている。なお、奇数走査線を走査する場合も、偶数走査線する場合も、スタートパルスDYを転送する走査側転送クロックCLYの周波数は変わらない(図5(b)及び図6(b)参照)。
次に、図7を参照して、上記のような走査方法を実行した場合の、表示パネル14の画素14cにおける保持期間について説明する。具体的には、奇数走査線に対応する画素(以下、「奇数画素」と呼ぶ。)における保持期間、及び偶数走査線に対応する画素(以下、「偶数画素」と呼ぶ。)における保持期間について説明する。図7(a)は垂直走査信号VSを示し、図7(b)はスタートパルスDYを示し、図7(c)は図7(b)に示したタイミングチャートに対応した画面図(概略図)などを示す。なお、図7(c)では、走査された走査線を斜線部分で表している。
図7(b)及び図7(c)を参照すると、1回目に走査された奇数画素の保持期間は「T1」となり、2回目に走査された奇数画素の保持期間は「T2」となる。また、1回目に走査された偶数画素の保持期間は「T3」となり、2回目に走査された偶数画素の保持期間は「T4」となる。例えば、1垂直期間が「16.6(ms)」である場合には、保持期間T1は「0.26(ms)」となり、保持期間T2は「0.78(ms)」となり、保持期間T3は「0.26(ms)」となり、保持期間T4は「0.78(ms)」となる。この場合、保持期間T1、T3は、「1/2」サブフィールド期間に相当する。つまり、第1実施形態にかかる走査方法によれば、画素のリフレッシュ期間を「1/2」サブフィールド期間とすることができる。したがって、1フィールドを32サブフィールドに分割した状態において、各画素14cに加えられる最小パルス幅を「1/64」フィールド幅にすることができるため、階調表現力を高めることが可能となる。
なお、表示パネル14に対して印加する電圧(駆動電圧)の極性を、所定のタイミングで反転させることが好ましい。つまり、表示パネル14をコモン反転駆動又はライン反転駆動することが好ましい。具体的には、1サブフィールドの間において走査線(奇数走査線又は偶数走査線)を1回走査し終えるタイミング、1サブフィールドが終了するタイミング、及び1フィールドが終了するタイミングのいずれかのタイミングで、印加する電圧の極性を反転させる。この場合、コントローラ10が、データ線駆動回路12から出力される信号の電圧の極性が反転するように制御を行う。例えば、コントローラ10は、所定電圧を基準にして正極性のハイレベル信号と負極性のハイレベル信号とが反転するように制御を行う。
図8は、駆動電圧の極性を反転させた場合におけるタイミングチャートの一例を示す図である。ここでは、1サブフィールドの間に走査線を1回走査し終えるタイミングで(即ち「1/2」サブフィールドが終了するタイミングで)、駆動電圧の極性を反転させた場合を例に挙げる。
図8(a)はスタートパルスDYを示し、図8(b)は液晶の駆動電圧を示している。図8(b)に示すように、「1/2」サブフィールドが終了するタイミングで(つまり、「1/2」サブフィールドごとに)、液晶の駆動電圧が、電圧V0を基準にして正極性のハイレベル信号「+V1」と負極性のハイレベル信号「−V1」とに反転されていることがわかる。このように駆動電圧の極性を反転させることにより、一方の極性の電圧のみを印加させ続けた場合に発生し得る表示パネル14の劣化などを抑制することが可能となる。なお、図8(b)に示すように、「1/2」サブフィールド期間の全体に渡って同一の電圧に保持すること限定はされない。他の例では、「1/2」サブフィールド期間において、電圧を印加する期間と電圧を印加しない期間とを設けて、液晶を駆動させることができる。
なお、上記では、全走査線を奇数走査線と偶数走査線とに分割して走査を行う実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、全走査線を表示パネル14の上半分と下半分とに分割して、前述した走査方法と同様の走査方法を実行することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態における走査線14aの走査方法について説明する。第2実施形態では、1サブフィールドの走査を3つに分割して行う点で、前述した第1実施形態と異なる。具体的には、第2実施形態では、表示パネル14の全走査線を3つのグループに分割して、1サブフィールドの間に、3つのグループのいずれか1つのグループを構成する走査線のみを3回連続して走査を行う。より詳しくは、「k=0、1、2、3、…」としたときに、全走査線を、「3k+1」本目の走査線(以下、「第1の走査線」と呼ぶ。)と、「3k+2」本目の走査線(以下、「第2の走査線」と呼ぶ。)と、「3k+3」本目の走査線(以下、「第3の走査線」と呼ぶ。)とに分割して、1サブフィールドの間に、第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかに対して3回連続して走査を行う。言い換えると、1サブフィールド期間を3分割した「1/3」サブフィールド期間に、第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかを全て走査することによって、1サブフィールド期間に、3回連続の走査を実行する。更に、第2実施形態では、1フィールド期間において、第1の走査線に対する走査、第2の走査線に対する走査、及び第3の走査線に対する走査を、1サブフィールドごとに順に繰り返して実行する。なお、第2実施形態に係る走査方法は、基本的には、図1に示した画像表示装置100(例えばコントローラ10や走査線駆動回路11など)により実行される。
次に、第2実施形態における走査線14aの走査方法について説明する。第2実施形態では、1サブフィールドの走査を3つに分割して行う点で、前述した第1実施形態と異なる。具体的には、第2実施形態では、表示パネル14の全走査線を3つのグループに分割して、1サブフィールドの間に、3つのグループのいずれか1つのグループを構成する走査線のみを3回連続して走査を行う。より詳しくは、「k=0、1、2、3、…」としたときに、全走査線を、「3k+1」本目の走査線(以下、「第1の走査線」と呼ぶ。)と、「3k+2」本目の走査線(以下、「第2の走査線」と呼ぶ。)と、「3k+3」本目の走査線(以下、「第3の走査線」と呼ぶ。)とに分割して、1サブフィールドの間に、第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかに対して3回連続して走査を行う。言い換えると、1サブフィールド期間を3分割した「1/3」サブフィールド期間に、第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかを全て走査することによって、1サブフィールド期間に、3回連続の走査を実行する。更に、第2実施形態では、1フィールド期間において、第1の走査線に対する走査、第2の走査線に対する走査、及び第3の走査線に対する走査を、1サブフィールドごとに順に繰り返して実行する。なお、第2実施形態に係る走査方法は、基本的には、図1に示した画像表示装置100(例えばコントローラ10や走査線駆動回路11など)により実行される。
ここで、図9を参照して、第2実施形態に係る走査方法を具体的に説明する。ここでは、1フィールドを32サブフィールドに分割した場合を一例として説明する。
図9(a)は、1フィールドと、それを構成する32サブフィールドとを示しており、図9(b)は、サブフィールドSF1において走査される走査線、及び走査信号を示している。図9(b)に示すように、1サブフィールド期間を分割した「1/3」サブフィールド期間に第1の走査線の全てが1回走査されていると共に、1サブフィールド期間に第1の走査線が3回連続で走査されていることがわかる。また、図9(c)は、1フィールドと、それを構成する32サブフィールドとを示しており、図9(d)は、サブフィールドSF2(サブフィールドSF1の次のサブフィールド)において走査される走査線、及び走査信号を示している。図9(d)に示すように、1サブフィールド期間を分割した「1/3」サブフィールド期間に第2の走査線の全てが1回走査されていると共に、1サブフィールド期間に第2の走査線が3回連続で走査されていることがわかる。更に、図9(e)は、1フィールドと、それを構成する32サブフィールドとを示しており、図9(f)は、サブフィールドSF3(サブフィールドSF2の次のサブフィールド)において走査される走査線、及び走査信号を示している。図9(f)に示すように、1サブフィールド期間を分割した「1/3」サブフィールド期間に第3の走査線の全てが1回走査されていると共に、1サブフィールド期間に第3の走査線が3回連続で走査されていることがわかる。
この後、前述したような第1の走査線に対する走査、第2の走査線に対する走査、及び第3の走査線に対する走査が、1サブフィールドごとに順に繰り返して実行される。以上の第2実施形態に係る走査方法によれば、1フィールドを32サブフィールドに分割した状態において、各画素14cに加えられる最小パルス幅を「1/96」フィールド幅にすることができる。よって、走査速度を上げることなく階調表現力を高めることが可能となる。
なお、第2実施形態に係る走査方法を実行する場合には、走査線駆動回路によって第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかが走査されるように、コントローラや走査線駆動回路が構成される。具体的には、前述したイネーブル信号ENBY1、ENBY2に加えて、イネーブル信号ENBY3を用いると共に、これらのイネーブル信号ENBY1、ENBY2、ENBY3に応じて、第1の走査線、第2の走査線、及び第3の走査線のいずれかが走査されるように、走査線駆動回路を構成することが好ましい。
また、第2実施形態に係る走査方法を実行する場合にも、表示パネル14に対して印加する電圧(駆動電圧)の極性を、前述したような所定のタイミングで反転させることができる。
[電子機器]
次に、上述した実施形態に係る画像表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図10を参照して説明する。
次に、上述した実施形態に係る画像表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図10を参照して説明する。
まず、上述した実施形態に係る画像表示装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図10(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部713とを備えている。
続いて、上述した実施形態に係る画像表示装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図10(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部724を備える。
なお、本発明に係る画像表示装置100を適用可能な電子機器は、上記したものに限られない。
[変形例]
上記では、1サブフィールドの走査を2つ又は3つに分割して行う実施形態を示したが、本発明の適用はこれらに限定はされない。他の例では、1サブフィールドの走査を4つ以上に分割して、前述した走査方法と同様の走査方法を実行することができる。具体的には、表示パネル14の全走査線を4つ以上のグループに分割して、1サブフィールドの間に、これらのグループのいずれか1つのグループを順に選択し、選択されたグループを構成する走査線を複数回連続して走査することができる。この場合、1サブフィールドの間に、全走査線を分割したグループの数だけ連続して走査を行うことが好ましい。
上記では、1サブフィールドの走査を2つ又は3つに分割して行う実施形態を示したが、本発明の適用はこれらに限定はされない。他の例では、1サブフィールドの走査を4つ以上に分割して、前述した走査方法と同様の走査方法を実行することができる。具体的には、表示パネル14の全走査線を4つ以上のグループに分割して、1サブフィールドの間に、これらのグループのいずれか1つのグループを順に選択し、選択されたグループを構成する走査線を複数回連続して走査することができる。この場合、1サブフィールドの間に、全走査線を分割したグループの数だけ連続して走査を行うことが好ましい。
また、本発明は、プロジェクタの光変調素子として用いられる透過型や反射型(例えば、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)など)の液晶表示装置にも適用することができる。
更に、本発明は、TN(Twisted Nematic)方式や、VA(Virtical Alignment)方式や、IPS(In-Place-Switching)方式などの駆動方式を用いた種々の液晶に適用することができる。
また、本発明の適用は、液晶(LCD)を用いた表示パネル14に限定されない。走査型の表示デバイスであれば良く、例えば、PDP(Plasma Display Panel)やDLP(digital light processing)などの走査型表示デバイスの駆動装置、または駆動方法として本発明を適用することができる。
10 コントローラ、 11 走査線駆動回路、 11a シフトレジスタ、 11b アンド回路、 12 データ線駆動回路、 14 表示パネル、 14a 走査線、 14b データ線、 14c 画素、 100 画像表示装置
Claims (7)
- 1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加する表示装置の駆動装置であって、
1フィールドにおいて前記表示部における全走査線が少なくとも走査されるように、1サブフィールドごとに、走査すべき走査線を選択する走査線選択手段と、
前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された走査線を複数回連続して走査する走査線駆動手段と、を備えることを特徴とする表示装置の駆動装置。 - 前記走査線選択手段は、前記全走査線を複数の走査線からなる複数のグループに分割し、前記1サブフィールドごとに、前記複数のグループのいずれかのグループを順に選択すると共に、前記1フィールドにおいて前記選択を繰り返し実行することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の駆動装置。
- 前記走査線選択手段は、前記全走査線を、奇数番目の走査線からなる奇数走査線と偶数番目の走査線からなる偶数走査線とに分割し、前記1サブフィールドごとに、前記奇数走査線及び前記偶数走査線のいずれかを交互に選択することを繰り返し、
前記走査線駆動手段は、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された前記奇数走査線及び前記偶数走査線のいずれかを2回連続して走査することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置の駆動装置。 - 前記走査線選択手段は、「k=0、1、2、3、…」としたときに、前記1サブフィールドごとに、「3k+1」本目の走査線から構成される第1の走査線、「3k+2」本目の走査線から構成される第2の走査線、及び「3k+3」本目の走査線から構成される第3の走査線のいずれかを順に選択することを繰り返し、
前記走査線駆動手段は、前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択手段により選択された前記第1の走査線、前記第2の走査線、及び前記第3の走査線のいずれかを3回連続して走査することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置の駆動装置。 - 前記1サブフィールドの間において前記走査線選択手段により選択された走査線を1回走査し終えるタイミング、前記1サブフィールドが終了するタイミング、及び前記1フィールドが終了するタイミングのいずれかのタイミングで、前記印加する電圧の極性を反転させる極性反転駆動手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置の駆動装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置の駆動装置と、
前記表示装置の駆動装置によって駆動され、画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする電子機器。 - 1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、各サブフィールドにおいて表示部の各画素に対して階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加する表示装置の駆動方法であって、
1フィールドにおいて前記表示部における全走査線が少なくとも走査されるように、1サブフィールドごとに、走査すべき走査線を選択する走査線選択工程と、
前記1サブフィールドの間に、前記走査線選択工程により選択された走査線を複数回連続して走査する走査線駆動工程と、を備えることを特徴とする表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019090A JP2008185775A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 表示装置の駆動装置、駆動方法、及び電子機器 |
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ID=39728874
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010107580A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 駆動方法および電気光学装置 |
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2007
- 2007-01-30 JP JP2007019090A patent/JP2008185775A/ja active Pending
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