JP2008185629A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体画像の表示態様を適切に設定することのできる技術を提供する。
【解決手段】立体画像を表示するための画像表示装置は、複数の視差画像を形成する画像形成部と、画像形成部に形成された複数の視差画像を対応する複数の視点に案内するために、複数の開口部を含むパターンを形成するパターン形成部と、観察者の位置を示す位置情報を取得して、画像形成部に、位置情報に応じた数の視差画像を形成させると共に、パターン形成部に、位置情報に応じた数の開口部を含むパターンを形成させるための処理を実行する処理実行部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、立体画像を表示する技術に関する。
近年、観察者に裸眼で立体画像を観察させる立体画像表示装置が開発されている。例えば、2眼式の画像表示装置では、2つの視差画像が表示され、観察者は、右眼で第1の視差画像を観察し、左眼で第2の視差画像を観察することによって、1種類の立体画像を観察することができる。また、多眼式の画像表示装置では、互いに異なる多数の視差画像が表示され、観察者は、2つの眼で多数の視差画像のうちの2つの視差画像を観察することによって、互いに異なる多種類の立体画像を観察することができる。すなわち、多眼式の画像表示装置では、観察者は、観察位置に応じて異なる立体画像を観察することができる。
なお、特許文献1では、2眼画像の表示と4眼画像の表示との双方を実行可能な立体ディスプレイが開示されている。具体的には、2眼画像を表示する場合には、表示パネルに2つの視差画像が形成され、4眼画像を表示する場合には、表示パネルに4つの視差画像が形成される。そして、4眼画像を表示する場合には、2眼画像を表示する場合よりも可変バリアの開口の数が低減される。
特開2005−172925号公報
しかしながら、従来の技術では、画像表示装置は、立体画像の表示態様を適切に設定することが困難であった。具体的には、従来の技術では、画像表示装置は、2眼画像の表示と4眼画像の表示とを適切に変更することが困難であった。
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、立体画像の表示態様を適切に設定することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の装置は、立体画像を表示するための画像表示装置であって、
複数の視差画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に形成された前記複数の視差画像を対応する複数の視点に案内するために、複数の開口部を含むパターンを形成するパターン形成部と、
観察者の位置を示す位置情報を取得して、前記画像形成部に、前記位置情報に応じた数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを形成させるための処理を実行する処理実行部と、
を備えることを特徴とする。
この装置では、観察者の位置に応じた数の視差画像が画像形成部に形成されると共に、観察者の位置に応じた数の開口部を含むパターンがパターン形成部に形成されるため、観察者の位置に応じて、立体画像の表示態様を適切に設定することができる。
上記の装置において、
前記処理実行部は、
視差画像群の中から前記位置情報に応じた数の前記視差画像を選択して前記画像形成部に供給する画像供給部と、
パターン群の中から前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを選択して前記パターン形成部に供給するパターン供給部と、
を備えるようにしてもよい。
上記の装置において、
前記処理実行部は、前記位置情報を繰り返し取得し、新たな前記位置情報を用いて前記処理を実行することが好ましい。
こうすれば、立体画像の表示態様を、観察者の移動に応じて、適切に変更することができる。
上記の装置において、
前記処理実行部は、
前記観察者の位置が所定の領域内に含まれる場合には、前記画像形成部に、第1の数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、第2の数の前記開口部を含む前記パターンを形成させ、
前記観察者の位置が前記所定の領域内に含まれない場合には、前記画像形成部に、前記第1の数よりも大きな第3の数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記第2の数よりも小さな第4の数の前記開口部を含む前記パターンを形成させることが好ましい。
こうすれば、観察者の位置が所定の領域内に含まれる場合には、該観察者に解像度の高い立体画像を観察させることができる。また、観察者の位置が所定の領域内に含まれない場合にも、該観察者に立体画像を観察させることができる。
上記の装置において、さらに、
前記位置情報を生成する位置情報生成部を備えるようにしてもよい。
なお、位置情報は、少なくとも、画像表示装置の表示面にほぼ平行な方向における観察者の位置を示す第1の情報を含んでいてもよい。あるいは、位置情報は、少なくとも、画像表示装置の表示面にほぼ垂直な方向における観察者の位置を示す第2の情報を含んでいてもよい。
上記の装置において、
前記位置情報生成部は、
前記観察者を撮影する撮影部を含み、
前記位置情報生成部は、
前記撮影部によって生成された撮影済み画像を用いて、前記位置情報を生成するようにしてもよい。
上記の装置において、
前記処理実行部は、さらに、前記画像表示装置に、前記位置情報に応じた輝度を有する前記複数の視差画像を表示させるための処理を実行することが好ましい。
こうすれば、立体画像の表示態様が変更される場合にも、観察者によって観察される立体画像の輝度を変化させずに済む。
上記の装置において、
前記画像形成部は、
液晶パネルと、
前記液晶パネルを照明するための光を射出する照明部と、
を備え、
前記処理実行部は、前記照明部に、前記位置情報に応じた強度を有する光を射出させるための処理を実行するようにしてもよい。
こうすれば、位置情報に応じて、複数の視差画像の輝度を変更することができる。
この発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像表示装置、画像表示方法、これらの装置の機能または方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.画像表示装置の構成:
B.立体画像の表示:
C.表示部の動作:
D.適視範囲:
E.制御回路の処理:
F.変形例:
A.画像表示装置の構成:
図1は、画像表示装置100の外観を示す説明図である。この画像表示装置100は、2以上の視差画像を表示することによって、観察者に裸眼で立体画像を観察させることができる。特に、この画像表示装置100は、観察者の位置(観察位置)に応じて、立体画像の表示態様を変更することができる。具体的には、観察者の位置に応じて、表示される視差画像の数を変更することができる。なお、本実施例の画像表示装置100は、2つ,4つ,または8つの視差画像を表示可能である。
図示するように、画像表示装置100は、表示部101と、フレーム102と、2つのカメラ190a,190bと、を備えている。フレーム102は、表示部101を囲むように設けられている。第1のカメラ190aは、フレーム102の上部の中央の位置に設けられており、第2のカメラ190bは、フレーム102の上部の図中左側の位置に設けられている。
図2は、画像表示装置100の内部構成を模式的に示す説明図である。画像表示装置100は、表示部101(図1)と、2つのカメラ190a,190b(図1)と、制御回路180と、を備えている。
表示部101は、バックライト110と、2つの液晶パネル120,130と、を備えている。なお、以下では、第1の液晶パネル120を「画像形成パネル」と呼び、第2の液晶パネル130を「パターン形成パネル」と呼ぶ。
バックライト110は、画像形成パネル120を照明するための光を射出する。バックライト110は、例えば、発光デバイスと拡散板とを含んでいる。
画像形成パネル120は、有意な画像、すなわち、観察者によって観察されるべき画像を形成する。具体的には、画像形成パネル120は、制御回路180から与えられた表示用画像データに従って、表示用画像を形成する。表示用画像には、複数の画像(視差画像)が含まれる。例えば、図2では、表示用画像には、左眼用の視差画像Lと右眼用の視差画像Rとが含まれており、画像形成パネル120内の左眼用の視差画像Lを構成する画素と右眼用の視差画像Rを構成する画素とは、水平方向(行方向)に沿って交互に並んでいる。
パターン形成パネル130は、いわゆるパララックスバリアとして機能し、画像形成パネル120に形成された複数の視差画像を対応する複数の視点に案内する。具体的には、パターン形成パネル130は、制御回路180から与えられたパターンデータに従って、複数の開口部と複数の遮光部とを含むパターン(遮光パターン)を形成する。本実施例では、複数の開口部と複数の遮光部とは、ストライプ状に配列されている。パターン形成パネル130内の画素が入射する光を通過させる状態(開状態)に設定される場合には、該画素はパターンの開口部を構成する。パターン形成パネル130内の画素が入射する光を遮断する状態(閉状態)に設定される場合には、該画素はパターンの遮光部を構成する。例えば、図2では、パターン形成パネル120の開口部(図中白色で示す)を構成する画素と遮光部(図中黒色で示す)を構成する画素とは、水平方向(行方向)に沿って交互に並んでいる。そして、図2では、画像形成パネル120に形成された2つの視差画像R,Lは、複数の開口部を介して、対応する2つの視点に案内される。
なお、画像形成パネル120の画素のピッチeとパターン形成パネル130の画素のピッチfとは、以下の式(1)が満足されるように設定されている。
2・e:2・f=D+d:D
e:EL=d:D …(1)
ここで、Dは、適視距離、すなわち観察者と表示部101(具体的にはパターン形成パネル130)との間の距離を示す。なお、Dは、メーカによって画像表示装置の設計の際に決定される値であり、観察者は、表示部101から適視距離Dだけ離れた位置(適視位置)において、立体画像を観察することができる。ELは、観察者の2つの眼の間隔と等しく、例えば、約65mmである。dは、2つのパネル120,130の間の距離を示す。
各カメラ190a,190bは、観察者を撮影して、観察者が表現された撮影済み画像データを生成し、該撮影済み画像データを制御回路180に供給する。なお、各カメラ190a,190bは、例えば、CCDなどの撮像素子を含んでいる。
制御回路180は、画像表示装置100の全体を制御する。具体的には、制御回路180は、2つのカメラ190a,190bから取得した2つの撮影済み画像データを用いて、バックライト110の動作と2つのパネル120,130の動作とを制御する。
制御回路180は、調整部181と、画像供給部182と、パターン供給部183と、位置特定部186と、判断部187と、を備えている。なお、各部181,182,183,186,187の機能は、CPUがメモリに格納されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。コンピュータプログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。
位置特定部186は、2つのカメラ190a,190bから2つの撮影済み画像データを取得して、該2つの撮影済み画像データを用いて、観察者の位置(観察位置)を特定する。
判断部187は、位置特定部186から観察者の位置を示す位置情報を取得し、観察者の位置(観察位置)が所定の範囲内に含まれるか否かを判断する。そして、判断部187は、判断結果に応じて、換言すれば、観察者の位置に応じて、調整部181と画像供給部182とパターン供給部183とを制御する。
画像供給部182は、判断結果(観察者の位置)に応じて、外部から与えられた8つの視差画像データPS1〜PS8の中から2つ,4つ,または8つの視差画像データを選択して、表示用画像データを生成する。なお、表示用画像データが生成される際には、各視差画像データに対して間引き処理が行われる。そして、画像供給部182は、該表示用画像データを画像形成パネル120に供給する。
パターン供給部183は、判断結果(観察者の位置)に応じて、予め準備された3種類のパターンデータの中から1種類のパターンデータして、該パターンデータをパターン形成パネル130に供給する。なお、3種類のパターンデータは、それぞれ、2つ,4つ,8つの視差画像の表示に適している。
調整部181は、判断結果(観察者の位置)に応じて、バックライト110から射出される光の強度を調整する。具体的には、調整部181は、バックライト110に供給されるべき電力を3種類の値のうちのいずれかに設定する。なお、3種類の電力値は、それぞれ、2つ,4つ,8つの視差画像の表示に適している。
なお、本実施例におけるバックライト110と画像形成パネル120とが本発明における画像形成部に相当し、パターン形成パネル130が本発明におけるパターン形成部に相当する。また、本実施例における調整部181と画像供給部182とパターン供給部183と判断部187とが、本発明における処理実行部に相当する。そして、位置特定部186と2つのカメラ190a,190bとが本発明における位置情報生成部に相当する。
B.立体画像の表示:
図3は、立体画像が表示される過程を示す説明図である。図3(A)は、画像形成パネル120に形成される表示用画像を示している。図3(B)は、パターン形成パネル130に形成されるパターンを示している。図3(C),(D)は、それぞれ、観察者の左眼と右眼とによって観察される画像を示している。
図3(A)に示すように、表示用画像は、左眼用の視差画像Lと右眼用の視差画像Rとを含んでいる。図3(A)では、奇数列に属する画素群は、左眼用の視差画像Lを構成し、偶数列に属する画素群は、右眼用の視差画像Rを構成する。なお、各視差画像がカラー画像である場合には、各列の画素群には、赤色,緑色,青色用の画素が含まれる。
図3(B)に示すように、パターンは、ストライプ状に設けられた複数の開口部と複数の遮光部とを含んでいる。図3(B)では、奇数列に属する画素群は、遮光部を構成し、偶数列に属する画素群は、開口部を構成する。
図3(A)に示す表示用画像が画像形成パネル120に形成され、図3(B)に示すパターンがパターン形成パネル130に形成されると、観察者の左眼には、図3(C)に示すように、表示用画像内の左眼用の視差画像Lのみが観察される。これは、画像形成パネル120の左眼用の視差画像Lを構成する画素から射出された光は、パターン形成パネル130の開口部を通って観察者の左眼に入射するが、遮光部に遮られて観察者の右眼に入射しないためである。同様に、観察者の右眼には、図3(D)に示すように、表示用画像内の右眼用の視差画像Rのみが観察される。
このように、観察者が2つの眼で異なる視差画像を観察することによって、観察者は立体画像を観察することができる。
なお、図3に示すように、2つの視差画像が表示される場合には、観察者は、1種類の立体画像を観察可能である。一方、4つの視差画像が表示される場合には、観察者は、3種類の立体画像を観察可能であり、8つの視差画像が表示される場合には、観察者は、7種類の立体画像を観察可能である。ただし、画像形成パネル120の画素数は一定であるため、画像形成パネル120に形成される視差画像の数が多い程、立体画像の解像度は低くなる。
なお、画像形成パネル120に1つの画像(視差画像)が形成され、かつ、パターン形成パネル130の全画素が開状態に設定される場合には、画像表示装置100は、観察者に、通常の画像(二次元画像)を観察させることができる。
C.表示部の動作:
図4は、2つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。図4では、画像形成パネル120の水平方向(行方向)に沿った画素群と、パターン形成パネル130の水平方向(行方向)に沿った画素群と、が示されている。説明の便宜上、画像形成パネル120内の8つの画素には符号「E1」〜「E8」が付されており、パターン形成パネル130内の8つの画素には符号「F1」〜「F8」が付されている。
画像形成パネル120では、図中「4」が付された4つの画素E2,E4,E6,E8を含む複数の画素は、視差画像データPS4に従って変調され、視差画像IM4を形成する。また、「5」が付された4つの画素E1,E3,E5,E7を含む複数の画素は、視差画像データPS5に従って変調され、視差画像IM5を形成する。そして、視差画像IM4を形成する第1種の画素と、視差画像IM5を形成する第2種の画素とは、画像形成パネル120の水平方向(行方向)に沿って交互に並んでいる。なお、第1種の画素と第2種の画素とは、それぞれ、画像形成パネル120の垂直方向(列方向)に連続して並んでいる。
パターン形成パネル130では、図中白色で示される4つの画素F1,F3,F5,F7を含む複数の画素は、パターンデータに従って開口部を形成する。また、黒色で示される4つの画素F2,F4,F6,F8を含む複数の画素は、パターンデータに従って遮光部を形成する。なお、開口部を形成する第1種の画素と遮光部を形成する第2種の画素とは、パターン形成パネル130の水平方向(行方向)に沿って交互に並んでいる。なお、第1種の画素と第2種の画素とは、それぞれ、パターン形成パネル130の垂直方向(列方向)に連続して並んでいる。
画像形成パネル120の隣接する2つの画素から射出された光は、パターン形成パネル130の1つの開口部を通過する。例えば、画像形成パネル120の隣接する2つの画素E4,E5から射出された光は、パターン形成パネル130の開口部を形成する画素F1を通過する。
これにより、観察者は、表示部101から距離Dだけ離れた適視位置において、左眼で視差画像IM4を観察することができると共に、右眼で視差画像IM5を観察することができる。この結果、観察者は、2つの視差画像IM4,IM5で構成される立体画像S4を観察することができる。
図5は、4つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。なお、図5では、図4と同様に、符号「E1」〜「E8」,「F1」〜「F8」が付されている。
画像形成パネル120では、図中「4」が付された2つの画素E4,E8を含む複数の画素は、視差画像IM4を形成する。また、「5」が付された2つの画素E1,E5を含む複数の画素は、視差画像IM5を形成する。さらに、「3」が付された2つの画素E3,E7を含む複数の画素は、視差画像IM3を形成し、「6」が付された2つの画素E2,E6を含む複数の画素は、視差画像IM6を形成する。そして、視差画像IM3,IM4,IM5,IM6を形成する4つの連続する画素は、画像形成パネル120の水平方向(行方向)に沿って繰り返し並んでいる。なお、図5では、画素E2,E3,E6,E7は、図4とは異なる視差画像を形成している。
パターン形成パネル130では、図中白色で示される2つの画素F1,F5を含む複数の画素は、開口部を形成する。また、黒色で示される4つの画素F2,F4,F6,F8と、ハッチングで示される2つの画素F3,F7と、を含む複数の画素は、遮光部を形成する。開口部を形成する1つの画素と、遮光部を形成する3つの連続する画素と、を含む4つの連続する画素は、パターン形成パネル130の水平方向(行方向)に沿って繰り返し並んでいる。なお、画素F3,F7は、図4では開口部を形成するが、図5では遮光部を形成している。
画像形成パネル120の4つの連続する画素から射出された光は、パターン形成パネル130の1つの開口部を通過する。例えば、画像形成パネル120の4つの連続する画素E3〜E6から射出された光は、パターン形成パネル130の開口部を形成する画素F1を通過する。
これにより、観察者は、適視位置において、図4で観察可能な1種類の立体画像を含む3種類の立体画像を観察可能である。すなわち、観察者は、図4と同様に、第1種の立体画像S4を観察することができる。また、観察者は、2つの視差画像IM3,IM4を観察することによって、第2種の立体画像S3を観察することができる。さらに、観察者は、2つの視差画像IM5,IM6を観察することによって、第3種の立体画像S5を観察することができる。
図6は、8つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。なお、図6では、図4,図5と同様に、符号「E1」〜「E8」,「F1」〜「F8」が付されている。
画像形成パネル120では、図中「n」が付された画素Enを含む複数の画素は、視差画像IMnを形成する。ここで、nは、1〜8のいずれかである。視差画像IM1〜IM8を形成する8つの連続する画素は、画像形成パネル120の水平方向(行方向)に沿って繰り返し並んでいる。なお、図6では、画素E1,E2,E7,E8は、図5とは異なる視差画像を形成している。
パターン形成パネル130では、図中白色で示される画素F1を含む複数の画素は、開口部を形成する。また、黒色で示される4つの画素F2,F4,F6,F8と、ハッチングで示される2つの画素F3,F7と、クロスハッチングで示される画素F5と、を含む複数の画素は、遮光部を形成する。開口部を形成する1つの画素と、遮光部を形成する7つの連続する画素と、を含む8つの連続する画素は、パターン形成パネル130の水平方向(行方向)に沿って繰り返し並んでいる。なお、画素F5は、図5では開口部を形成しているが、図6では遮光部を形成している。
画像形成パネル120の8つの連続する画素から射出された光は、パターン形成パネル130の1つの開口部を通過する。例えば、画像形成パネル120の連続する8つの画素E1〜E8から射出された光は、パターン形成パネル130の開口部を形成する画素F1を通過する。
これにより、観察者は、適視位置において、図5で観察可能な3種類の立体画像を含む7種類の立体画像を観察可能である。すなわち、観察者は、図5で観察可能な立体画像S3〜S5の他に、視差画像IM1,IM2で構成される立体画像S1と、視差画像IM2,IM3で構成される立体画像S2と、視差画像IM6,IM7で構成される立体画像S6と、視差画像IM7,IM8で構成される立体画像S7と、を観察可能である。
図4〜図6から分かるように、画像形成パネル120に形成される視差画像の数が2倍に変更される場合には、換言すれば、視点数が2倍に変更される場合には、パターン形成パネル130の開口部の数(開口面積)は1/2倍に変更される。なお、視点数は、適視位置において、互いに異なる視差画像を視認可能な視点の数を意味する。
ところで、前述したように、制御回路180は、2つのパネル120,130の動作を制御すると共に、バックライト110の動作を制御している。具体的には、図4〜図6から分かるように、制御回路180は、画像形成パネル120に形成される視差画像の数が増大する程、バックライト110から射出される光の強度を増大させている。これは、視差画像の数が増大する程、パターン形成パネル130の開口部の数が減少し、この結果、観察者の眼に入射する光の量(強度)が減少してしまうためである。このように、バックライト110から射出される光の強度を、視差画像の数に応じて変更することにより、各視差画像の輝度を変更することができ、この結果、立体画像の輝度の変化を抑制することができる。例えば、2つの立体画像S4を観察する観察者は、視差画像の数が変更される場合にも、ほぼ等しい輝度を有する立体画像S4を観察し続けることができる。本実施例では、視差画像の数が2倍に変更され、かつ、開口部の数(開口面積)が1/2倍に変更される場合には、バックライト110から射出される光の強度は2倍に設定される。
すなわち、画像形成パネル120に形成される画像の数が2n個(nは1以上の自然数)である場合には、パターン形成パネル130に形成される複数の開口部の面積は、パターン形成パネル130の全画素に相当する総面積の1/2n倍に設定され、バックライト110から射出される光の強度は、パターン形成パネル130の全画素が開状態に設定される場合(すなわち二次元画像が表示される場合)の強度の2n倍に設定されればよい。
D.適視範囲:
立体画像を観察するためには、観察者は、いわゆる適視範囲内の位置で視差画像を観察する必要がある。
図7は、2つの視差画像が表示される場合の第1の適視範囲Waを示す説明図である。第1の適視範囲Waは、図中、ハッチングで示された四角形の領域であり、第1の適視範囲Wa内には、該範囲Waを規定する線分LSaが示されている。
線分LSaは、表示部101の表示面と平行であり、かつ、表示部101の中心線CLと直交する線分である。なお、中心線CLは、表示部101の表示面の中心を通り、表示面の法線と平行な直線である。線分LSaと表示部101との間の距離Dは、適視距離である。線分LSaの長さELは、前述のように、観察者の2つの眼の間隔と等しい。すなわち、線分LSaの2つの端点は、図4の2つの視点位置を示す。
第1の適視範囲Waは、表示部101の一方の端点と線分LSaの2つの端点とを通る2つの直線と、表示部101の他方の端点と線分LSaの2つの端点とを通る2つの直線と、で囲まれた領域である。
観察者の位置(観察位置)C、より具体的には、観察者の2つの眼の中心位置Cが第1の適視範囲Wa内に含まれる場合に、該観察者は、図4で説明したように1種類の立体画像S4を観察することができる。
図8は、4つの視差画像が表示される場合の第2の適視範囲Wbを示す説明図である。適視範囲Wbは、図中、ハッチングで示された四角形の領域であり、第2の適視範囲Wb内には、該範囲Wbを規定する線分LSbが示されている。なお、図8では、図7の第1の適視範囲Waも示されており、第2の適視範囲Wbは、第1の適視範囲Waよりも大きい。
線分LSbの長さは、3×ELに設定されている。線分LSbの2つの端点と2つの内分点とは、図5の4つの視点位置を示す。第2の適視範囲Wbは、表示部101の一方の端点と線分LSbの2つの端点とを通る2つの直線と、表示部101の他方の端点と線分LSbの2つの端点とを通る2つの直線と、で囲まれた領域である。
観察者の位置Cが第2の適視範囲Wbに含まれる場合に、該観察者は、図5で説明したように3種類の立体画像S3〜S5を観察することができる。
図9は、8つの視差画像が表示される場合の第3の適視範囲Wcを示す説明図である。第3の適視範囲Wcは、図中、ハッチングで示された四角形の領域であり、第3の適視範囲Wc内には、該範囲Wcを規定する線分LScが示されている。なお、図9では、図8の第2の適視範囲Wbも示されており、第3の適視範囲Wcは第2の適視範囲Wbよりも大きい。
線分LScの長さは、7×ELに設定されている。線分LScの2つの端点と6つの内分点とは、図6の8つの視点位置を示す。第3の適視範囲Wcは、表示部101の一方の端点と線分LScの2つの端点とを通る2つの直線と、表示部101の他方の端点と線分LScの2つの端点とを通る2つの直線と、で囲まれた領域である。
観察者の位置Cが第3の適視範囲Wcに含まれる場合に、該観察者は、図6で説明したように7種類の立体画像S1〜S7を観察することができる。
E.制御回路の処理:
図10は、制御回路180の処理手順を示すフローチャートである。ステップS112では、位置特定部186は、観察者の位置(観察位置)を特定する。なお、前述したように、観察位置は、観察者の2つの眼の中心位置を示している。
まず、位置特定部186は、2つのカメラ190a,190bによって生成された2つの撮影済み画像データを取得する。なお、各撮影済み画像には、観察者が表現されている。
次に、位置特定部186は、各撮影済み画像内における観察者の像の位置(対応位置)を求める。なお、本実施例では、対応位置として、各撮影済み画像内に表現された観察者の2つの眼の中心位置が利用される。具体的には、位置特定部186は、各撮影済み画像データを解析して、各撮影済み画像内に表現された観察者の2つの眼を検出する。そして、位置特定部186は、該2つの眼の中心位置(対応位置)を求める。
最後に、位置特定部186は、2つの撮影済み画像内における2つの対応位置を利用して、観察位置を特定する。
図11は、観察者の位置の特定手法を示す説明図である。図11では、観察者と2つのカメラ190a,190bとの関係が示されている。なお、本実施例では、観察者の位置(観察位置)Cは、第1のカメラ190aの位置を基準として、求められる。
図示するように、各カメラ190a,190bは、開口192a,192bと撮像素子194a,194bとを含んでいる。開口192a,192bと撮像素子194a,194bとの間の距離Gと、2つのカメラ190a,190bの間の距離L0とは、一定の値であり、既知である。なお、第1の撮像素子194aに形成される画像が第1の撮影済み画像であり、第2の撮像素子194bに形成される画像が第2の撮影済み画像である。
観察位置Cは、第1のカメラ190a(より具体的には、開口192aの中心)から、+x方向(横方向)に距離X、+y方向(前後方向)に距離Yだけ離れた位置である。第1のカメラ190aでは、観察位置Cに対応する第1の対応位置C’は、第1の撮像素子194aの中心から図中−x方向に距離Laだけ離れた位置に形成される。同様に、第2のカメラ190bでは、観察位置Cに対応する第2の対応位置C”は、第2の撮像素子194bの中心から図中+x方向に距離Lbだけ離れた位置に形成される。
図11に示す関係は、以下の式(2),式(3)で表される。
Y:(Y+G)=L0:(L0+La+Lb) …(2)
Y:G=X:La …(3)
上記の式(2),式(3)から、観察位置Cを示す値X,Yが求められる。
観察者が複数存在する場合には、ステップS112では、複数の観察者の複数の観察位置が特定される。
ステップS114(図10)では、判断部187は、観察位置Cが図7に示す第1の適視範囲Waに含まれるか否かを判断する。観察位置Cが第1の適視範囲Waに含まれる場合には、ステップS116に進み、含まれない場合には、ステップS118に進む。
ステップS118では、判断部187は、観察位置Cが図8に示す第2の適視範囲Wbに含まれるか否かを判断する。観察位置Cが第2の適視範囲Wbに含まれる場合には、ステップS120に進み、含まれない場合には、ステップS122に進む。
観察者が複数存在する場合には、ステップS114では、複数の観察位置のすべてが第1の適視範囲Waに含まれるか否かが判断され、ステップS116では、複数の観察位置のすべてが第2の適視範囲Wbに含まれるか否かが判断される。なお、2つの適視範囲Wa,Wbを示す情報は、判断部187内部のテーブル(図示せず)に予め格納されている。
ステップS116では、画像表示装置100によって2つの視差画像が表示される。具体的には、判断部187は、判断結果に応じて、調整部181と画像供給部182とパターン供給部183との動作を制御する。ステップS116の処理により、バックライト110と画像形成パネル120とパターン形成パネル130とは、図4で説明したように動作する。
すなわち、画像供給部182は、8つの視差画像データPS1〜PS8の中から2つの視差画像データPS4,PS5を選択して、表示用画像データを生成し、該表示用画像データを画像形成パネル120に供給する。また、パターン供給部183は、3種類のパターンデータの中から2つの視差画像の表示に適した1種類のパターンデータを選択し、該パターンデータをパターン形成パネル130に供給する。さらに、調整部181は、バックライト110から射出される光の強度が2つの視差画像の表示に適した強度となるように、バックライト110に供給される電力を設定する。
ステップS120では、画像表示装置100によって4つの視差画像が表示される。ステップS120の処理は、ステップS116とほぼ同様である。ステップS120の処理により、バックライト110と画像形成パネル120とパターン形成パネル130とは、図5で説明したように動作する。
ステップS122では、画像表示装置100によって8つの視差画像が表示される。ステップS122の処理は、ステップS116とほぼ同様である。ステップS122の処理により、バックライト110と画像形成パネル120とパターン形成パネル130とは、図6で説明したように動作する。
ステップS124では、立体画像の表示を終了するか否かが判断される。具体的には、制御回路180は、ユーザ(例えば観察者や管理者)によって立体画像の表示の終了が指示される場合には、図10の処理を終了させる。なお、立体画像の表示の終了が指示される場合には、立体画像の表示から二次元画像の表示への切り替えが指示される場合が含まれる。一方、制御回路180は、ユーザによって立体画像の表示の終了が指示されない場合には、ステップS112に戻って、ステップS112〜S124の処理を繰り返し実行する。
ステップS112〜S124の処理を繰り返し実行することにより、立体画像の表示態様を、観察者の移動に応じて、適切に変更することができる。
なお、本実施例では、観察位置Cが図9に示す第3の適視範囲Wcに含まれる場合と含まれない場合との双方において、8つの視差画像が表示される。しかしながら、これに代えて、観察位置Cが第3の適視範囲Wcに含まれる場合には、8つの視差画像を表示することによって立体画像が表示され、観察位置Cが第3の適視範囲Wcに含まれない場合には、1つの画像を表示することによって二次元画像が表示されてもよい。
F.変形例:
上記実施例では、図11に示す観察者のx方向(横方向)の観察位置とy方向(前後方向)の観察位置との双方に応じて、視差画像の数が変更されているが、これに代えて、x方向の観察位置とy方向の観察位置との一方に応じて、視差画像の数が変更されてもよい。
本例では、x方向(横方向)の観察位置のみに応じて視差画像の数が変更される場合について説明する。本例では、第2のカメラ190b(図1)が省略される。
本例では、ステップS112(図10)において、位置特定部186は、第1のカメラ190aから取得した第1の撮影済み画像データを用いて、第1の撮影済み画像内における観察者の像のx方向の位置(対応位置)を求める。
図12は、カメラ190aによって生成される撮影済み画像を示す説明図である。図12では、観察者のx方向の対応位置C’が示されている。また、図12では、3つの領域Za〜Zcが示されている。第1の領域Zaは、第1の適視範囲Waに対応する領域である。より正確には、第1の領域Zaは、図7に示す第1の適視範囲Waに含まれる線分LSaに対応する幅を有する領域である。同様に、第2の領域Zbは、第2の適視範囲Wbに対応する領域であり、第3の領域Zcは、第3の適視範囲Wcに対応する領域である。
本例では、ステップS114(図10)において、判断部187は、観察者のx方向の対応位置C’が第1の適視範囲Waに対応する第1の領域Zaに含まれるか否かを判断する。また、ステップS118において、判断部187は、観察者のx方向の対応位置C’が第2の適視範囲Wbに対応する第2の領域Zbに含まれるか否かを判断する。なお、2つの領域Za,Zbは、判断部187内部の図示しないテーブルに予め格納されている。
本例を採用する場合にも、観察者の観察位置に応じて、立体画像の表示態様を変更することができる。
なお、本例でも、対応位置C’が第3の領域Zcに含まれる場合と含まれない場合との双方において、8つの視差画像が表示される。しかしながら、これに代えて、対応位置C’が第3の領域Zcに含まれる場合には、8つの視差画像を表示することによって立体画像が表示され、対応位置C’が第3の領域Zcに含まれない場合には、1つの画像を表示することによって二次元画像が表示されてもよい。
以上説明したように、本実施例(および変形例)の画像表示装置100では、観察者の位置に応じた数の複数の視差画像が画像形成パネル120に形成されると共に、観察者の位置に応じた数の複数の開口部を含むパターンがパターン形成パネル130に形成される。このため、観察者の位置に応じて、立体画像の表示態様を適切に設定することが可能となる。すなわち、観察者の位置に応じて、視差画像を観察可能な視点数を適切に設定することが可能となる。
より具体的には、観察者の位置が所定の領域(例えば第1の適視範囲Wa)内に含まれる場合には、画像形成パネル120に、比較的少数(例えば2つ)の視差画像が形成されると共に、パターン形成パネル130に、比較的多数の開口部を含むパターンが形成される。このため、所定の領域内の観察者に解像度の比較的高い立体画像を観察させることができる。また、観察者の位置が所定の領域(例えば第1の適視範囲Wa)内に含まれない場合には、画像形成パネル120に、比較的多数(例えば4つ)の視差画像が形成されると共に、パターン形成パネル130に、比較的少数の開口部を含むパターンが形成される。このため、所定の領域外の観察者にも立体画像を観察させることができる。
すなわち、本実施例(および変形例)を採用すれば、例えば、観察者が移動する場合には、移動前および移動後において、該観察者に立体画像を観察させることができる。また、複数の観察者が存在する場合には、複数の観察者に互いに異なる立体画像を観察させることができる。さらに、複数の観察者のうちの周囲の観察者が立ち去った後には、残った一人の観察者に解像度の高い立体画像を観察させることができる。
また、本実施例(および変形例)の画像表示装置100では、バックライト110は、観察者の位置に応じた強度を有する光を射出する。このため、立体画像の表示態様が変更される場合にも、換言すれば、パターン形成パネル130に形成される開口部の数が変更される場合にも、観察者によって観察される立体画像の輝度を変化させずに済む。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例では、画像表示装置100は、2つ,4つ,または8つの視差画像を表示しているが、さらに、16個,32個…の視差画像を表示するようにしてもよい。
また、上記実施例では、画像表示装置100は、2つ,4つ,8つの視差画像を表示可能であるが、これに加えて、3つ,5つ,6つ,7つ…の視差画像を表示可能であってもよい。この場合には、パターン形成パネル130として、より解像度の高い、すなわち、単位面積当たりの画素数がより大きな液晶パネルが利用されればよい。こうすれば、パターン形成パネル130に、3つ,5つ,6つ,7つ…の視差画像を表示するのに適した開口部を含むパターンを形成可能である。
(2)上記実施例では、図3で説明したように、各視差画像は、画像形成パネル120のうちのストライプ状に配列された一部の画素群に形成されているが、これに代えて、各視差画像は、画像形成パネル120のうちの階段状に配列された一部の画素群に形成されてもよい。この場合には、パターン形成パネル130には、ストライプ状に配列された開口部を含むパターンに代えて、階段状に配列された開口部を含むパターンが形成されればよい。
(3)上記実施例では、パターン形成パネル130が画像形成パネル120よりも観察者側に設けられているが、これに代えて、画像形成パネル120がパターン形成パネル130よりも観察者側に設けられるようにしてもよい。この場合にも、観察者に立体画像を観察させることができる。
(4)上記実施例では、画像表示装置100は、2つのカメラ190a,190bを備えているが、2つのカメラ190a,190bは画像表示装置の外部に設けられていてもよい。この場合には、画像表示装置(より具体的には位置特定部186)は、外部の2つのカメラから2つの撮影済み画像データを取得すればよい。
また、上記実施例では、画像表示装置100は、位置特定部186を備えているが、位置特定部186は画像表示装置の外部に設けられていてもよい。この場合には、画像表示装置(より具体的には判断部187)は、外部の位置特定部から観察者の位置を示す位置情報を取得すればよい。
さらに、上記実施例では、観察者の位置は、2つのカメラ190a,190bによって生成された2つの撮影済み画像を用いて特定されているが、これに代えて、他の手法で特定されてもよい。例えば、距離センサの検出結果を用いて特定されてもよい。また、観察者のために座席が準備されている場合には、観察者の着座を検出することによって、観察者の位置が特定されてもよい。このように、観察者の位置としては、観察者の2つの眼の中心位置に代えて、観察者の存在する位置が利用されてもよい。
一般には、画像表示装置は、観察者の位置を示す位置情報を取得すればよい。
(5)本実施例では、画像形成パネル(液晶パネル)120とバックライト110とが利用されているが、これに代えて、PDP(プラズマディスプレイパネル),EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ,FED(電界放出ディスプレイ)などの自発光タイプのディスプレイが利用されてもよい。
自発光タイプのディスプレイが利用される場合には、観察者の位置に応じて、該ディスプレイに形成される表示用画像の輝度が調整すればよい。例えば、画像供給部182が、観察者の位置に応じて、表示用画像に含まれる各視差画像の画素値を調整すればよい。
一般には、画像表示装置に、位置情報に応じた輝度を有する複数の視差画像を表示させるための処理が実行されればよい。
(6)上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えてもよい。
画像表示装置100の外観を示す説明図である。 画像表示装置100の内部構成を模式的に示す説明図である。 立体画像が表示される過程を示す説明図である。 2つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。 4つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。 8つの視差画像が表示される場合の表示部101の動作を模式的に示す説明図である。 2つの視差画像が表示される場合の第1の適視範囲Waを示す説明図である。 4つの視差画像が表示される場合の第2の適視範囲Wbを示す説明図である。 8つの視差画像が表示される場合の第3の適視範囲Wcを示す説明図である。 制御回路180の処理手順を示すフローチャートである。 観察者の位置の特定手法を示す説明図である。 カメラ190aによって生成される撮影済み画像を示す説明図である。
符号の説明
100…画像表示装置
101…表示部
102…フレーム
110…バックライト
120…画像形成パネル(液晶パネル)
130…パターン形成パネル(液晶パネル)
180…制御回路
181…調整部
182…画像供給部
183…パターン供給部
186…位置特定部
187…判断部
190a,190b…カメラ
192a,192b…開口
194a,194b…撮像素子

Claims (11)

  1. 立体画像を表示するための画像表示装置であって、
    複数の視差画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に形成された前記複数の視差画像を対応する複数の視点に案内するために、複数の開口部を含むパターンを形成するパターン形成部と、
    観察者の位置を示す位置情報を取得して、前記画像形成部に、前記位置情報に応じた数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを形成させるための処理を実行する処理実行部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    前記処理実行部は、
    視差画像群の中から前記位置情報に応じた数の前記視差画像を選択して前記画像形成部に供給する画像供給部と、
    パターン群の中から前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを選択して前記パターン形成部に供給するパターン供給部と、
    を備える、画像表示装置。
  3. 請求項1または2記載の画像表示装置であって、
    前記処理実行部は、前記位置情報を繰り返し取得し、新たな前記位置情報を用いて前記処理を実行する、画像表示装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記処理実行部は、
    前記観察者の位置が所定の領域内に含まれる場合には、前記画像形成部に、第1の数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、第2の数の前記開口部を含む前記パターンを形成させ、
    前記観察者の位置が前記所定の領域内に含まれない場合には、前記画像形成部に、前記第1の数よりも大きな第3の数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記第2の数よりも小さな第4の数の前記開口部を含む前記パターンを形成させる、画像表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置であって、さらに、
    前記位置情報を生成する位置情報生成部を備える、画像表示装置。
  6. 請求項5記載の画像表示装置であって、
    前記位置情報生成部は、
    前記観察者を撮影する撮影部を含み、
    前記位置情報生成部は、
    前記撮影部によって生成された撮影済み画像を用いて、前記位置情報を生成する、画像表示装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記処理実行部は、さらに、前記画像表示装置に、前記位置情報に応じた輝度を有する前記複数の視差画像を表示させるための処理を実行する、画像表示装置。
  8. 請求項7記載の画像表示装置であって、
    前記画像形成部は、
    液晶パネルと、
    前記液晶パネルを照明するための光を射出する照明部と、
    を備え、
    前記処理実行部は、前記照明部に、前記位置情報に応じた強度を有する光を射出させるための処理を実行する、画像表示装置。
  9. 複数の視差画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に形成された前記複数の視差画像を対応する複数の視点に案内するために、複数の開口部を含むパターンを形成するパターン形成部と、を備える画像表示装置を用いて立体画像を表示する方法であって、
    (a)観察者の位置を示す位置情報を取得する工程と、
    (b)前記画像形成部に、前記位置情報に応じた数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを形成させるための処理を実行する工程と、
    を備えることを特徴とする方法。
  10. 複数の視差画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に形成された前記複数の視差画像を対応する複数の視点に案内するために、複数の開口部を含むパターンを形成するパターン形成部と、を備える画像表示装置に、立体画像を表示させるためのコンピュータプログラムであって、
    観察者の位置を示す位置情報を取得する機能と、
    前記画像形成部に、前記位置情報に応じた数の前記視差画像を形成させると共に、前記パターン形成部に、前記位置情報に応じた数の前記開口部を含む前記パターンを形成させるための処理を実行する機能と、
    を前記画像表示装置に実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 請求項10記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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