JP2008182542A - 移動通信システム及びそのソフトハンドオーバー方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動端末がHARQを実行しつつ移動している場合でもソフトハンドオーバーを実現できる移動通信システム及びソフトハンドオーバー方法を提供する。
【解決手段】ソフトハンドオーバー処理時、ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置ではハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置がハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって移動端末に対してデータを送信する。無線ネットワーク制御装置は、ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置に対してのみ移動端末宛のデータを送信し、ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置からデータが転送されると、該データをソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ転送し、ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置からデータの再送要求を受信すると、該再送要求をソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ転送する。
【選択図】図2

Description

本発明は移動通信システム及びそのソフトハンドオーバー方法に関する。
第3世代の移動通信システムの主流として採用されているCDMA(Code Division Multiple Access)方式、あるいは次世代の移動通信システムの採用候補であるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式では、移動端末がセル間を移動する際に複数の無線基地局装置(Base Transceiver Station:以下、BTSと称す)と同時に通信することで、通信が途切れない安定したサービスを提供できる特徴(ソフトハンドオーバー)を備えている。また、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request:以下、HARQと称す)処理により高い通信性能を備えた特徴も持つ。
一方、移動通信システムでは、移動中における高速通信(高画質動画ストリーミング通信等)の実現が期待され、W−CDMA(Wideband - CDMA)方式ではHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)技術が標準化されている。
CDMA方式の移動通信システムにおける従来のソフトハンドオーバー処理及びHARQ処理について説明する。なお、以下では、通信相手(Correspondent Node:以下、CNと称す)と移動端末(Mobile Node:以下、MNと称す)間で通信を行う場合を例にして説明する。
図3は従来の移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、移動通信システムは、コアネットワークを含む上位ネットワーク(以下、単に上位ネットワークと称す)1、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller:以下、RNCと称す)2及び複数のBTS(図3ではBTS21及びBTS22のみ例示)を有する構成である。
RNC2は、上位ネットワーク1と接続され、配下に複数のBTS(BTS21及びBTS22)が接続されている。CN3は上位ネットワーク1と接続することでMN61との通信が可能になる。
BTS21及びBTS22は、自装置が管理するセル内に在圏する複数のMN(図3ではMN61のみ例示)と無線通信が可能な構成である。図3に示す移動通信システムでは、セル31とセル32とが隣接して配置され、セル31がBTS21によって管理され、セル32がBTS22によって管理されている。
MN61は、各BTSの受信電力レベルの情報を所定の周期毎にRNC2へ報告する。また、MN61は、HARQ処理として、受信したデータの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK(ACKnowledgments:確認)応答を送信元のBTSに送信し、受信データが異常である場合はNACK(Negative ACKnowledgments:否定)応答を送信元のBTSに送信する。また、MN61は、複数のBTSから同じデータを受信している場合、それらの無線信号をRake合成し、Rake合成後の信号から再生したデータを用いて上記HARQ処理を実行する。
RNC2は、MN61が在圏するセルを管理するBTSを判定し、CN3とMN61間で送受信されるデータを、該BTSを通して中継する。また、MN61から報告されるBTS毎の受信電力レベルの情報に基づいてMN61に対するソフトハンドオーバー処理の要否を判断する。
BTS121及びBTS122は、上位ネットワーク1及びRNC2を介してCN3とMN61間で送受信されるデータを中継する。このとき、BTS121及びBTS122は、HARQ処理として、MN61へ送信するデータに、誤りを検出するための冗長ビットまたは誤り訂正用の冗長ビットを付加して送信する。また、BTS121及びBTS122は、MN61からNACK応答を受信した場合、HARQ処理として、MN61に対するデータの再送処理を行う。
このような構成において、次に図4を用いて従来のソフトハンドオーバー処理について、MN61がセル31からセル32へ移動する場合を例にして説明する。MN61がセル32からセル31へ移動する場合もBTS21及びBTS22の処理が入れ替るだけであり、BTS21及びBTS22の処理は基本的に同じである。
MN61は、ソフトハンドオーバー元のセル31内において、BTS21、RNC2及び上位ネットワーク1を介してCN3と通信を行っている(ステップ301)。このとき、RNC2は、CN3から受信したMN61宛のデータをBTS21へ送信し(ステップ302)、BTS21はRNC2から受信したMN61宛のデータを無線信号に変換してMN61へ送信する(ステップ303)。[状態A]。
MN61が移動してセル32との境界付近へ到達すると(ステップ304)、セル31からセル32へのソフトハンドオーバー処理が以下の手順で実行される。
上述したように、MN61はBTS21及びBTS22から送信された無線信号の受信電力レベルの情報をRNC2に対して所定の周期毎に報告している。RNC2は、MN61から報告されるBTS毎の受信電力レベルの情報に基づいて、MN61に対するBTS21からBTS22へのソフトハンドオーバー処理の要否を判断する。ソフトハンドオーバー処理を実施する場合(ステップ305)、RNC2は、CN3からMN61宛のデータを受信すると(ステップ306)、BTS21及びBTS22へ該データをそれぞれ送信する(ステップ307)。
BTS21及びBTS22は、RNC2から受信したMN61宛のデータを無線信号に変換し、MN61へ送信する(ステップ308及び309)。このとき、MN61にはBTS21及びBTS22から同じデータが送信されている。
MN61は、BTS21及びBTS22から受信した無線信号のRake合成を実施する(ステップ310)。この状態がMN61に対するソフトハンドオーバー状態である(ステップ311)。[状態B]。
RNC2は、MN61から報告されたBTS21及びBTS22の受信電力レベルの情報に基づき、MN61に対するソフトハンドオーバー処理が終了できると判断した場合(ステップ312)、BTS22に対してのみCN3から受信したMN61宛のデータを送信する(ステップ313、314)。
BTS22は、RNC2からMN61宛のデータを受信すると、該データを無線信号に変換してMN61へ送信する(ステップ315)。このとき、MN61は、BTS22からのみデータを受信しており(ステップ316)、ソフトハンドオーバー処理が終了する。[状態C]。
次に、図5を用いて従来のHARQ処理について説明する。
図5は従来のHARQの処理手順を示すシーケンス図である。
MN61は、セル31内にあって、BTS21、RNC2及び上位ネットワーク1を介してCN3と通信を行っている(ステップ321)。このとき、RNC2は、CN3から受信したMN61宛のデータをBTS21へ送信し(ステップ322)、BTS21は、RNC2から受信したMN61宛のデータを無線信号に変換し、MN61へ送信する(ステップ323)。
上述したようにMN61及びBTS21はHARQ処理を行っているため、MN61は、受信データの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS21に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS21に送信する(ステップ324)。
BTS21は、MN61からNACK応答を受信すると、MN61に対するデータの再送処理を行う(ステップ325)。
以上の処理をふまえて、HARQ処理を実施中にソフトハンドオーバー処理を実行する場合の課題となる動作について図6を用いて説明する。以下では、MN61がセル31からセル32へ移動する場合を例にして説明する。MN61がセル32からセル31へ移動する場合もBTS21及びBTS22の処理が入れ替るだけであり、BTS21及びBTS22の処理は基本的に同じである。
MN61は、ソフトハンドオーバー元のセル31内において、BTS21、RNC2及び上位ネットワーク1を介してCN3と通信を行っている(ステップ341)。このとき、RNC2は、CN3から受信したMN61宛のデータをBTS21へ送信し(ステップ342)、BTS21はRNC2から受信したMN61宛のデータを無線信号に変換してMN61へ送信する(ステップ343)。[状態A]。
また、HARQ処理により、MN61は、受信データの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS21に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS21に送信する(ステップ344)。BTS21は、MN61からNACK応答を受信すると、MN61に対するデータの再送処理を行う(ステップ345)。
MN61が移動してセル32との境界付近へ到達すると(ステップ346)、セル31からセル32へのソフトハンドオーバー処理が以下の手順で実行される。
上述したように、MN61はBTS21及びBTS22から送信された無線信号の受信電力レベルの情報をRNC2に対して所定の周期毎に報告している。RNC2は、MN61から報告されるBTS毎の受信電力レベルの情報に基づいて、MN61に対するBTS21からBTS22へのソフトハンドオーバー処理の要否を判断する。ソフトハンドオーバー処理を実施する場合(ステップ347)、RNC2は、CN3からMN61宛のデータを受信すると(ステップ348)、BTS21及びBTS22へ該データをそれぞれ送信する(ステップ349)。
BTS21及びBTS22は、RNC2から受信したMN61宛のデータを無線信号に変換し、MN61へ送信する(ステップ350及び351)。このとき、MN61にはBTS21及びBTS22から同じデータが送信されている。
MN61は、BTS21及びBTS22から受信した無線信号のRake合成を実施する(ステップ352)。
MN61は、Rake合成後の信号から再生したデータの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS21に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS21に送信する(ステップ353)。このとき、MN61では、Rake合成後の信号を基にデータに誤りがあるか否かを判定するため、BTS21及びBTS22へ送信する応答結果(ACK応答またはNACK応答)は同じになる。
BTS21及びBTS22は、MN61からNACK応答を受信すると、MN61に対するデータの再送処理を行う(ステップ354及び355)。[状態B]。
RNC2は、MN61から報告されたBTS21及びBTS22の受信電力レベルの情報に基づき、MN61に対するソフトハンドオーバー処理が終了できると判断した場合(ステップ357)、BTS22に対してのみCN3から受信したMN61宛のデータを送信する(ステップ358及び359)。
BTS22は、RNC2からMN61宛のデータを受信すると、該データを無線信号に変換してMN61へ送信する(ステップ360)。このとき、MN61は、BTS22からのみデータを受信しており、ソフトハンドオーバー処理が終了する。
MN61は、受信データの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS22に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS22に送信する(ステップ361)。
BTS22は、MN61からNACK応答を受信すると、MN61に対するデータの再送処理を行う(ステップ362)。[状態C]
なお、ソフトハンドオーバーについては特許文献1等にも詳細に記載され、HRAQについては特許文献2等にも詳細に記載されている。
国際公開第WO2004/030396号パンフレット 特開2006−295912号公報
上述した従来の移動通信システムにおいて、ステップ354及び355の処理にて、MN61からBTS21及びBTS22にそれぞれACK応答が送信された例を考える。ここで、MN61はセル境界付近に存在しているため、例えばBTS21は正常にACK応答を受信し、BTS22はACK応答を正常に受信できない場合が考えられる。その場合、BTS22でのみHARQにより再送処理が実行される。これは、HARQが各BTSで独立して実行されることに起因する。
そのため、BTS21の処理とBTS22の処理とが一致しなくなり、MN61に対するソフトハンドオーバー処理が実行できない問題がある。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、移動端末がHARQを実行しつつ移動している場合でもソフトハンドオーバーを実現できる移動通信システム及びそのソフトハンドオーバー方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の移動通信システムは、移動端末がセル間を移動する際に通信が途切れないようにするためのソフトハンドオーバー処理を実施する移動通信システムであって、
前記ソフトハンドオーバー処理時、前記ソフトハンドオーバー先である場合は、ハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、前記ソフトハンドオーバー元で実行される前記ハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって前記移動端末に対してデータを送信する複数の無線基地局装置と、
前記ソフトハンドオーバー処理時、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置に対してのみ該データを送信し、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置から前記データが転送されると、該データを前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ転送し、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記データの再送要求を受信すると、該再送要求を前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ転送する無線ネットワーク制御装置と、
を有する。
一方、本発明のソフトハンドオーバー方法は、移動端末がセル間を移動する際に通信が途切れないようにするための、移動通信システムにおけるソフトハンドオーバー方法であって、
前記ソフトハンドオーバー処理時、無線基地局装置が前記ソフトハンドオーバー先である場合は、ハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、前記ソフトハンドオーバー元で実行される前記ハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって前記移動端末に対してデータを送信し、
無線ネットワーク制御装置が、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置に対してのみ該データを送信し、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置から前記データが転送されると、該データを前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ転送し、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記データの再送要求を受信すると、該再送要求を前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ転送する方法である。
上記のような構成及び方法では、ソフトハンドオーバー処理時、ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置ではハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置がハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって移動端末に対してデータを送信することで、ハイブリッド自動再送要求による制御が各無線基地局装置で独立して実行されることによる処理の不一致が防止される。そのため、移動端末がハイブリッド自動再送要求を実行しつつ移動している場合でもソフトハンドオーバーが可能になる。
本発明によれば、移動端末がHARQ(ハイブリッド自動再送要求)を実行しつつ移動している場合でもソフトハンドオーバーを実現できる。
また、ソフトハンドオーバーが可能になることで、CDMA通信方式を採用している移動通信システムでは、移動端末がセルの境界付近に位置しているときのように、無線基地局装置からの受信電力レベルが小さい場合でも、移動端末では、複数の無線基地局装置からの電波を受信してRake合成が実施できるため、通信品質が向上する。
また、OFDMA通信方式を採用している移動通信システムでは、ガードインターバルを最小にできるため、通信効率が向上する。また、無線基地局装置から移動端末への送信電力が低減できるため、無線資源の有効利用が期待できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の移動通信システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、移動通信システムは、コアネットワークを含む上位ネットワーク101、RNC102及び複数のBTS(図1ではBTS121及びBTS122のみ例示)を有する構成である。コアネットワークを含む上位ネットワーク101は、当業者に周知の構成であり、また本発明とは直接関係しないため、その詳細な説明は省略する。
RNC102は、上位ネットワーク101と接続され、配下に複数のBTS(BTS121及びBTS122)が接続されている。CN103は上位ネットワーク101と接続することでMN161との通信が可能になる。
BTS121及びBTS122は、自装置が管理するセル内に在圏する複数のMN(図1ではMN161のみ例示)と無線通信が可能な構成である。図1に示す移動通信システムでは、セル131とセル132とが隣接して配置され、セル131がBTS121によって管理され、セル132がBTS122によって管理されている。
MN161は、各BTSの受信電力レベルの情報を所定の周期毎にRNC2へ報告する。また、MN161は、HARQ処理として、受信したデータの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答を送信元のBTSに送信し、受信データが異常である場合はNACK応答を送信元のBTSに送信する。また、MN161は、複数のBTSから同じデータを受信している場合、それらの無線信号をRake合成し、Rake合成後の信号から再生したデータを用いて上記HARQ処理を実行する。
RNC102、BTS121、BTS122及びMN161は、以下に記載する各種の機能を実現する、例えば論理回路等から構成されるLSI(Large Scale Integration)、あるいはCPUやDSP(Digital Signal Processor)等を備えた半導体集積回路によって実現される。RNC102、BTS121、BTS122及びMN161に、CPUやDSPを備えている場合、CPUやDSPは、不図示の記録媒体に記録されたプログラムにしたがって処理を実行することで、以下に記載する機能を実現する。
本発明の移動通信システムは、RNC102に中継機能部110を備え、BTS121に転送機能部111を備え、BTS122に転送機能部112を備えている。
本発明の移動通信システムでは、ソフトハンドオーバー処理時、ソフトハンドオーバー先のBTSではHARQによる制御は実施せず、ソフトハンドオーバー元のBTSのHARQによる制御にしたがってMN161に対してデータを送信する。すなわち、ソフトハンドオーバー元のBTSは、MN161宛のデータにHARQ処理で用いる冗長ビットを付加すると共に、所要の送信時刻の情報を付加してソフトハンドオーバー先のBTSへRNC102を介して転送する。このデータを、以下、転送データと称す。また、MN161からNACK応答を受信した場合、MN161宛の再送用のデータにHARQ用の冗長ビットを付加すると共に、所要の再送時刻の情報を付加してソフトハンドオーバー先のBTSへRNC102を介して転送する。さらに、ソフトハンドオーバー先のBTSにてACK/NACK応答を正常に受信できない場合、ソフトハンドオーバー先のBTSからソフトハンドオーバー元のBTSへ再送要求を送信する。その場合、ソフトハンドオーバー元のBTSは、MN161宛の再送用のデータにHARQ用の冗長ビットを付加すると共に、所要の再送時刻の情報を付加してソフトハンドオーバー先のBTSへRNC102を介して転送する。
MN161宛のデータは、指定された送信時刻でソフトハンドオーバー先のBTS及びソフトハンドオーバー元のBTSから同時に送信され、MN161宛の再送用のデータは、指定された再送時刻でソフトハンドオーバー先のBTS及びソフトハンドオーバー元のBTSから同時に送信される。
RNC102は、MN161が在圏するセルを管理するBTSを判定し、CN103とMN161間で送受信されるデータを、該BTSを通して中継する。また、MN161から報告されるBTS毎の受信電力レベルの情報に基づいてMN161に対するソフトハンドオーバー処理の要否を判断する。また、ソフトハンドオーバー処理を実施する場合は、MN161宛ての送信データに付与したソフトハンドオーバー中であること示すフラグを立て、ソフトハンドオーバー元のBTSに対してのみデータを送信する。中継機能部110は、ソフトハンドオーバー元のBTSから転送データを受信すると、ソフトハンドオーバー先のBTSへ転送(中継)する。また、ソフトハンドオーバー先のBTSから再送要求を受信すると、ソフトハンドオーバー元のBTSへ転送(中継)する。
BTS121及びBTS122は、従来と同様に、上位ネットワーク101及びRNC102を介してCN103とMN161間で送受信されるデータを中継する。このとき、BTS121及びBTS122は、HARQ処理として、MN161へ送信するデータに、誤りを検出するための冗長ビットまたは誤り訂正用の冗長ビットを付加して送信する。また、BTS121及びBTS122は、MN161からNACK応答を受信した場合、HARQ処理としてMN161に対するデータの再送処理を行う。
本発明の移動通信システムが備えるBTS121及びBTS122は、ソフトハンドオーバー元である場合、RNC102から受信したデータのソフトハンドオーバー中を示すフラグが立っているか否かを確認し、フラグが立っている場合は、転送機能部111、112にて、MN161宛のデータに所要の送信時刻の情報を付加してカプセル化し、カプセル化後のデータ(転送データ)をRNC102へ転送する。MN161宛のデータは、該送信時刻のタイミングでMN161へ送信する。また、MN161からNACK応答を受信したときの再送処理として、転送機能部111、112にてMN161宛ての再送用のデータに所要の再送時刻の情報を付加してカプセル化し、カプセル化後のデータ(転送データ)をRNC102へ転送する。MN161宛の再送用のデータは、該再送時刻のタイミングでMN161へ送信する。さらに、他(ソフトハンドオーバー先)のBTSからRNC102を介して再送要求を受信した場合は、転送機能部111、112にてMN161宛ての再送用のデータに再送時刻の情報を付加してカプセル化し、カプセル化後のデータをRNC102へ転送する。MN161宛の再送用のデータは、該再送時刻のタイミングでMN161へ送信する。但し、MN161からNACK応答を受信し、RNC102に対する転送処理を実施した後に、他(ソフトハンドオーバー先)のBTSから該データの再送要求を受信した場合は、その再送要求を無視する。
一方、BTS121及びBTS122は、ソフトハンドオーバー先である場合、他(ソフトハンドオーバー元)のBTSからRNC102を経由してデータ(転送データ)が転送されると、転送されたデータのカプセル化を解除し、そのデータを指定された送信時刻のタイミングでMN161へ送信する。また、他(ソフトハンドオーバー元)のBTSから転送されたデータをMN161へ送信した結果、MN161からNACK応答を受信した場合、転送機能部111、112にてデータ転送元のBTSへRNC102を経由してデータの再送要求を送信する。
次に、本発明のソフトハンドオーバー処理について図2を用いて説明する。
図2は本発明のソフトハンドオーバー方法の処理手順を示すシーケンス図である。
以下では、HARQ処理を実行しつつ、MN161がセル131からセル132へ移動する場合を例にして説明する。[状態A→状態B→状態C]。MN161がセル132からセル131へ移動する場合もBTS121及びBTS122の処理が入れ替るだけであり、BTS121及びBTS122の処理は基本的に同じである。なお、BTS121とBTS122の無線信号の送信タイミングは同期しているものとする。送信タイミングの同期にはGPS(Global Positioning System)等を利用することが考えられるが、GPSは、当業者にとってよく知られた構成であり、また本発明とは直接関係しないため、その詳細な説明は省略する。
MN161は、ソフトハンドオーバー元のセル131内において、BTS121、RNC102及び上位ネットワーク101を介してCN103と通信を行っている(ステップ401)。このとき、RNC102は、CN103から受信したMN161宛のデータをBTS121へ送信し(ステップ402)、BTS121はRNC102から受信したMN161宛のデータを無線信号に変換してMN161へ送信する(ステップ403)。
また、HARQ処理により、MN161は、受信データの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS121に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS121に送信する(ステップ404)。BTS121は、MN161からNACK応答を受信すると、MN161に対するデータの再送処理を行う(ステップ405)。[状態A]。
MN161が移動してセル132との境界付近へ到達すると(ステップ406)、セル131からセル132へのソフトハンドオーバー処理が以下の手順で実行される。
上述したように、MN161はBTS121及びBTS122から送信された無線信号の受信電力レベルの情報をRNC102に対して所定の周期毎に報告している。RNC102は、MN161から報告されるBTS毎の受信電力レベルの情報に基づいて、MN161に対するBTS121からBTS122へのソフトハンドオーバー処理の要否を判断する。ソフトハンドオーバー処理を実施する場合(ステップ407)、RNC102は、CN103からMN161宛のデータを受信すると(ステップ408)、該データにソフトハンドオーバー中であることを示すフラグを付与し、該フラグを立ててBTS121に対してのみデータを送信する(ステップ409)。
BTS121は、RNC102から受信したMN161宛のデータに含まれる、ソフトハンドオーバー中であることを示すフラグを確認し、該フラグが立っている場合は、転送機能部111にてMN161宛のデータに所要の送信時刻の情報を付与してカプセル化し、RNC102の中継機能部110へ転送する(ステップ410)。
RNC102の中継機能部110は、BTS121から転送データを受信すると、ソフトハンドオーバー先のBTS122へ該データを転送する(ステップ411)。
BTS121は、上記送信時刻のタイミングでRNC2から受信したMN161宛のデータを無線信号に変換し、MN161へ送信する(ステップ413)。また、BTS122は、RNC102の中継機能部110からMN161宛の転送データを受信すると(ステップ412)、該データのカプセル化を解除し、指定された送信時刻のタイミングで転送されたMN161宛のデータを無線信号に変換し、MN161へ送信する(ステップ414)。このとき、MN161にはBTS121及びBTS122から同じデータが送信され、ソフトハンドオーバー状態にある。
MN161は、BTS121及びBTS122から受信した無線信号のRake合成を実施する(ステップ415)。
MN161は、Rake合成後の信号から再生したデータの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS121及びBTS122に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS121及びBTS122に送信する(ステップ416)。
ソフトハンドオーバー元のBTS21は、MN161からNACK応答を受信すると、転送機能部111にてMN161宛のデータに所要の再送時刻の情報を付加してカプセル化し、RNC102の中継機能部110へ転送する(ステップ417)。ソフトハンドオーバー先のBTS122は、MN161からNACK応答を受信すると、転送機能部112にてRNC102の中継機能部110を介してBTS121(データの転送元)に再送要求を発行する(ステップ418)。
BTS121は、ステップ417の処理にてMN161からACK応答を受信したにも係わらずRNC102の中継機能部110から再送要求を受信した場合、転送機能部111にて、MN161宛のデータに所要の再送時刻の情報を付加してカプセル化し、RNC102の中継機能部110へ転送する(ステップ419)。
BTS121は、ステップ417の処理にてMN161からNACK応答を受信し、RNC102に対する転送処理を実行した後に、転送要求を受け付けた場合は、RNC102に対するデータの再転送は実施しない。
BTS121から再送用のデータを受信したRNC102の中継機能部110は、ソフトハンドオーバー先のBTS122へ該データを転送する(ステップ420)。また、BTS121は、上記再送時刻のタイミングでMN161へデータを再送信する(ステップ422)。
BTS122は、RNC102の中継機能部110からMN161宛の再送用のデータを受信すると(ステップ421)、カプセル化を解除し、指定された再送時刻のタイミングでMN161へデータを再送信する(ステップ423)。このとき、MN161にはBTS121及びBTS122から同じデータが送信され、ソフトハンドオーバー状態にある。[状態B]
RNC102は、MN161から報告されたBTS121及びBTS122の受信電力レベルの情報に基づき、MN161に対するソフトハンドオーバー処理が終了できると判断した場合(ステップ424)、BTS122に対してのみCN103から受信したMN161宛のデータを送信する(ステップ425及び426)。このとき、中継するデータに付与したソフトハンドオーバー中を示すフラグは立てない。
BTS122は、RNC102からMN161宛のデータを受信すると、該データを無線信号に変換してMN161へ送信する(ステップ427)。このとき、MN161は、BTS122からのみデータを受信しており、ソフトハンドオーバー処理が終了する。
MN161は、BTS122から受信したデータの誤りの有無を判定し、受信データが正常である場合はACK応答をBTS122に送信し、異常である場合はNACK応答をBTS122に送信する(ステップ428)。
BTS122は、MN161からNACK応答を受信すると、MN161に対するデータの再送処理を行う(ステップ429)。[状態C]
以上説明したように本発明によれば、ソフトハンドオーバー処理時、ソフトハンドオーバー先のBTSではHARQによる制御は実施せず、ソフトハンドオーバー元のBTSのHARQによる制御にしたがってMN161に対してデータを送信することで、HARQによる制御が各BTSで独立して実行されることによる処理の不一致が防止される。そのため、MN161がHARQを実行しつつ移動している場合でもソフトハンドオーバーが可能になる。また、ソフトハンドオーバーが可能になることで、CDMA通信方式を採用している移動通信システムでは、MN161がセルの境界付近に位置しているときのように、BTS121、122からの受信電力レベルが小さい場合でも、MN161では、複数のBTS121、122からの電波を受信してRake合成が実施できるため、通信品質が向上する。
また、OFDMA通信方式を採用している移動通信システムでは、ガードインターバルを最小にできるため、通信効率が向上する。また、BTS121、122からMN161への送信電力が低減できるため、無線資源の有効利用が期待できる。
本発明の移動通信システムの一構成例を示すブロック図である。 本発明のソフトハンドオーバー方法の処理手順を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムの構成を示すブロック図である。 従来のソフトハンドオーバーの処理手順を示すシーケンス図である。 従来のHARQの処理手順を示すシーケンス図である。 HARQを実施しつつソフトハンドオーバーを実施する場合の従来の処理手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
101 上位ネットワーク
102 RNC
103 CN
110 中継機能部
111、112 転送機能部
121、122 BTS
131、132 セル
161 MN

Claims (8)

  1. 移動端末がセル間を移動する際に通信が途切れないようにするためのソフトハンドオーバー処理を実施する移動通信システムであって、
    前記ソフトハンドオーバー処理時、前記ソフトハンドオーバー先である場合は、ハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、前記ソフトハンドオーバー元で実行される前記ハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって前記移動端末に対してデータを送信する複数の無線基地局装置と、
    前記ソフトハンドオーバー処理時、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置に対してのみ該データを送信し、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置から前記データが転送されると、該データを前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ転送し、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記データの再送要求を受信すると、該再送要求を前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ転送する無線ネットワーク制御装置と、
    を有する移動通信システム。
  2. 前記無線基地局装置は、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記移動端末宛のデータに所要の送信時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送し、前記送信時刻のタイミングで前記移動端末へ前記移動端末宛のデータを送信し、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記無線ネットワーク制御装置から転送されたデータから前記送信時刻の情報を抽出し、該送信時刻のタイミングで前記移動端末へ前記移動端末宛のデータを送信する請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記無線基地局装置は、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記移動端末から否定応答を受信すると、前記移動端末宛の再送用のデータに所要の再送時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送し、前記再送時刻のタイミングで前記移動端末へ前記再送用のデータを送信し、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記無線ネットワーク制御装置から転送されたデータから前記再送時刻の情報を抽出し、該再送時刻のタイミングで前記移動端末へ前記再送用のデータを送信する請求項1または2記載の移動通信システム。
  4. 前記無線基地局装置は、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記移動端末から確認応答または否定応答を正常に受信できないときに、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して前記移動端末宛のデータの再送要求を送信し、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記再送要求を受信すると、前記移動端末宛の再送用のデータに所要の再送時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送する請求項3記載の移動通信システム。
  5. 移動端末がセル間を移動する際に通信が途切れないようにするための、移動通信システムにおけるソフトハンドオーバー方法であって、
    前記ソフトハンドオーバー処理時、無線基地局装置が前記ソフトハンドオーバー先である場合は、ハイブリッド自動再送要求による制御は実施せず、前記ソフトハンドオーバー元で実行される前記ハイブリッド自動再送要求による制御にしたがって前記移動端末に対してデータを送信し、
    無線ネットワーク制御装置が、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置に対してのみ該データを送信し、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置から前記データが転送されると、該データを前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ転送し、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記データの再送要求を受信すると、該再送要求を前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ転送するソフトハンドオーバー方法。
  6. 前記無線基地局装置が、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記移動端末宛のデータに所要の送信時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送し、前記送信時刻のタイミングで前記移動端末へ前記移動端末宛のデータを送信し、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記無線ネットワーク制御装置から転送されたデータから前記送信時刻の情報を抽出し、該送信時刻のタイミングで前記移動端末へ前記移動端末宛のデータを送信する請求項5記載のソフトハンドオーバー方法。
  7. 前記無線基地局装置が、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記移動端末から否定応答を受信すると、前記移動端末宛の再送用のデータに所要の再送時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送し、前記再送時刻のタイミングで前記移動端末へ前記再送用のデータを送信し、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記無線ネットワーク制御装置から転送されたデータから前記再送時刻の情報を抽出し、該再送時刻のタイミングで前記移動端末へ前記再送用のデータを送信する請求項5または6記載のソフトハンドオーバー方法。
  8. 前記無線基地局装置が、
    前記ソフトハンドオーバー先である場合、前記移動端末から確認応答または否定応答を正常に受信できないときに、前記ソフトハンドオーバー元の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して前記移動端末宛のデータの再送要求を送信し、
    前記ソフトハンドオーバー元である場合、前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置から前記再送要求を受信すると、前記移動端末宛の再送用のデータに所要の再送時刻の情報を付加して前記ソフトハンドオーバー先の無線基地局装置へ前記無線ネットワーク制御装置を経由して転送する請求項7記載のソフトハンドオーバー方法。
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