JP2008178940A - 吸着ヘッドおよび移載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筒状部材を安定して保持可能な吸着ヘッドおよび該ヘッドを備えた移載装置を提供する。
【解決手段】吸着ヘッド100は、一方端が真空発生装置に接続される吸着ノズル110と、吸着ノズル110の他方端に接続され、真空発生装置による吸引力により変形可能なスポンジを含む吸着パッド120とを備え、吸着パッド120は、その吸着面上に、吸着ノズル110と連通し、冷陰極蛍光管(CCFL)1に沿って略直線状に断続的または連続的に形成された開口部121を有する。
【選択図】図2
【解決手段】吸着ヘッド100は、一方端が真空発生装置に接続される吸着ノズル110と、吸着ノズル110の他方端に接続され、真空発生装置による吸引力により変形可能なスポンジを含む吸着パッド120とを備え、吸着パッド120は、その吸着面上に、吸着ノズル110と連通し、冷陰極蛍光管(CCFL)1に沿って略直線状に断続的または連続的に形成された開口部121を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、吸着ヘッドおよび移載装置に関し、特に、筒状部材の移載に適した吸着ヘッドおよび移載装置に関する。
吸引力により種々の物品を吸着して移載するための吸着ヘッドが従来から知られている。
たとえば、実開平1−78637号公報(特許文献1)においては、本体に取り付けられた弾性体と、該弾性体に穿設された吸入口とを備え、吸着物を確実に吸着するとした吸着器が記載されている。
同様に、特開昭58−50310号公報(特許文献2)においては、吸着面上に開口する真空孔を有するパッド本体を備え、パッド本体に薄板が押し付けられることでパッド本体の吸着面に薄板が吸着されるとした吸着パッドが記載されている。
また、特開平9−309085号公報(特許文献3)においては、弾力性柔軟材をチャックヘッドの先端部に設け、弾力性柔軟材が被吸着物の形状に密着してチャックするとした記載がある。
実開平1−78637号公報
特開昭58−50310号公報
特開平9−309085号公報
たとえば、液晶表示装置のバックライトとして用いられる冷陰極蛍光管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの筒状部材の移載を、複雑な機構によらずに自動で行ないたいという要請がある。したがって、筒状部材を安定して保持することが可能な吸着ヘッドを構成することが要求される。
しかしながら、特許文献1〜3に記載の構造では、筒状部材を十分に真空吸引できず、必ずしも安定して筒状部材を保持できない場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、筒状部材を安定して保持可能な吸着ヘッドおよび該ヘッドを備えた移載装置を提供することにある。
本発明に係る吸着ヘッドは、一方端が吸引力発生部に接続される吸着ノズルと、吸着ノズルの他方端に接続され、吸引力発生部による吸引力により変形可能な独立気泡帯からなる弾性体を含む吸着パッドとを備え、上記吸着パッドは、該吸着パッドの吸着面上に、吸着ノズルと連通し、略直線状に連続的または断続的に形成された開口部を有する。
上記構成によれば、略直線状の開口部を筒状部材に沿って位置付けながら筒状部材を吸着することで、筒状部材は吸引通路方向に引き寄せられ、さらに、開口部の両側に位置する吸着面が筒状部材を包み込むように弾性体が変形するので、筒状部材を安定して保持することが可能になる。
1つの例として、上記吸着ヘッドにおいて、吸着パッドの吸着面は平行な二辺を有し、平行な二辺の二等分線上に延びるように開口部が形成される。
また、好ましくは、上記吸着ヘッドにおいて、吸着面は略直線状の開口部を中心に凹状に形成されている。
このようにすることで、吸着面が筒状部材を包み込むような弾性体の変形を促すことができるので、筒状部材をさらに安定して保持することが可能になる。
本発明に係る移載装置は、筒状部材を移載するための移載装置であって、上述した吸着ヘッドを備える。
本発明によれば、筒状部材を安定して保持可能な吸着ヘッドおよび該ヘッドを備えた移載装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る移載装置を示す図である。図1を参照して、本実施の形態に係る移載装置は、冷陰極蛍光管(以下、単に「CCFL」と称する。)を移載するための装置である。CCFL1は、配列トレイ2に保持されている。複数の吸着ヘッド100は、たとえば、図1に示すように、CCFL1の軸方向に並ぶように配設される。図1に示す状態から、吸着ヘッド100は下降(図1中の矢印方向に移動)し、CCFL1を吸着保持する。その状態で、吸着ヘッド100は上昇する。これにより、CCFL1が配列トレイ2から吸着ヘッド100に受け渡される。CCFL1を保持した状態で吸着ヘッド100が移動することにより、CCFL1が移送される。
図2は、図1に示された移載装置に含まれる吸着ヘッド100を示す図である。また、図3は、図2に示される吸着ヘッドを矢印IIIの方向から見た図である。図2を参照して、吸着ヘッド100は、吸着ノズル110と、吸着パッド120とを含んで構成される。吸着ノズル110は、吸引通路111を有する。吸引通路111は、「真空発生装置」としての真空ポンプに接続されている。他方、吸着パッド120は、たとえば単泡体ウレタンなどからなるスポンジを含んで構成される。吸着パッド120には、吸引通路111と連通する開口部121が形成されている。開口部121は、CCFL1の軸方向に並ぶように複数形成されている。すなわち、開口部121は、CCFL1に沿って略直線状に断続的に形成されている。なお、図2,図3において、吸引通路111の径はたとえば4mmφ程度であり、開口部121の径はたとえば5mmφ程度である。
次に、図4を用いて、吸着ヘッド100がCCFL1を保持する状態について説明する。図4を参照して、真空ポンプを動作させることにより、CCFL1は吸引通路111方向に引き寄せられ、吸着パッド120は吸引通路111方向に押し縮められる。さらに、吸引により、吸着パッド120の吸着面は開口部121を中心として内側(矢印DR120方向)に引き寄せられ、CCFL1に貼り付くようにはたらく。上記のように、CCFL1を吸引通路111方向に引き寄せるとともに、CCFL1を吸着パッド120の吸着面に貼り付くように吸引することで、CCFL1を安定して保持することが可能になる。また、保持されるCCFL1の径を変化させた場合、吸着パッド120は、その径に応じた態様で変形する。したがって、本実施の形態に係る吸着ヘッド100によれば、別段の設定を要することなく、異なる複数の径(たとえば、3mmφ,3.4mmφ,4mmφ,5mmφ,6mmφ,7mmφ程度)のCCFL1を保持することが可能になる。
また、図3に示すように、吸着ヘッド100において、吸着パッド120の吸着面を予め開口部121を中心に凹状に形成することで、上述した吸着パッド120の変形を促すことができるので、CCFL1をさらに安定して保持することが可能になる。
次に、図5〜図7を用いて、吸着ヘッド100を含む移載装置によりCCFL1を移載する各工程について説明する。図5を参照して、配列トレイ2上に配置された複数本のCCFL1上に、吸着ヘッド100を位置付ける。複数のCCFL1は、たとえば、15mm〜25mm程度の間隔で配列されている。図6を参照して、吸着ヘッド100は、CCFL1を保持した状態で、たとえば図6中の矢印方向に移動する。図7を参照して、吸着ヘッド100は、液晶表示装置に含まれるバックライトシャーシ3上に達し、バックライドシャーシ3にCCFL1を載置した後、CCFL1を開放する。以上の工程により、バックライトシャーシ3上にCCFL1が配置される。
次に、図8,図9を参照して、吸着ヘッド100の変形例について説明する。開口部121は、必ずしも図2に示すように複数形成されている必要はなく、図8に示すように、CCFL1の軸方向に沿って連続的に延びる1つの開口部121が設けられていてもよい。また、吸着パッド121の吸着面は、必ずしも図4に示すように予め凹状に形成されている必要はなく、図9に示すように、吸着パッド121の吸着面が平坦に形成されていてもよい。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る吸着ヘッド100は、一方端が「吸引力発生部」としての真空発生装置に接続される吸着ノズル110と、吸着ノズル110の他方端に接続され、真空発生装置による吸引力により変形可能な「独立気泡体からなる弾性体」であるスポンジを含む吸着パッド120とを備え、吸着パッド120は、その吸着面上に、吸着ノズル110と連通し、CCFL1に沿うように略直線状に断続的(図2)または連続的(図8)に形成された開口部121を有する。
本実施の形態に係る吸着ヘッド100によれば、CCFL1に沿って開口部121を位置付けるようにCCFL1を吸着することで、開口部121の両側に位置する吸着面がCCFL1を包み込むようにスポンジが変形するので、CCFL1を安定して保持することが可能になる。
なお、本実施の形態では、吸着ヘッド100によりCCFL1を移載する例について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、CCFL1に代えて、任意の脆性材料(たとえばガラス)からなる筒状部材を移載するために吸着ヘッド100を用いることは当然にあり得る。
また、本実施の形態では、吸着ヘッド100において、吸着パッド120の吸着面が平行な二辺を有し、該平行な二辺の二等分線上に延びるように開口部121が形成される例について説明したが、本発明の範囲は、これに限定されるものではない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 CCFL、2 配列トレイ、3 バックライトシャーシ、100 吸着ヘッド、110 吸着ノズル、111 吸引通路、120 吸着パッド、121 開口部。
Claims (4)
- 一方端が吸引力発生部に接続される吸着ノズルと、
前記吸着ノズルの他方端に接続され、前記吸引力発生部による吸引力により変形可能な独立気泡体からなる弾性体を含む吸着パッドとを備え、
前記吸着パッドは、該吸着パッドの吸着面上に、前記吸着ノズルと連通し、略直線状に連続的または断続的に形成された開口部を有する、吸着ヘッド。 - 前記吸着パッドの吸着面は平行な二辺を有し、
前記平行な二辺の二等分線上に延びるように前記開口部が形成される、請求項1に記載の吸着ヘッド。 - 前記吸着面は前記略直線状の開口部を中心に凹状に形成されている、請求項1または請求項2に記載の吸着ヘッド。
- 筒状部材を移載するための移載装置であって、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸着ヘッドを備えた、移載装置。
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JP2007014160A JP2008178940A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 吸着ヘッドおよび移載装置 |
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2007
- 2007-01-24 JP JP2007014160A patent/JP2008178940A/ja not_active Withdrawn
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