JP2008178094A - 無線通信システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークで無線通信を実施する方法を提供する。
【解決手段】ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノードおよび複数の加入者局を含むネットワーク・ノードによって、無線通信を実施する方法であり、該方法は、ネットワーク・ノードが、ネットワーク・コーディネーターまたは上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含む遅延データを送信することを含む。さらに該方法は、ネットワーク・コーディネーターまたは上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信すること、および、ネットワーク・コーディネーターまたは上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信することを含む。さらに該方法は、目標伝送時間に、加入者局にメッセージを伝送することを含む。目標遅延データは遅延データに基づいており、目標伝送時間は目標遅延データに基づいている。
【選択図】なし

Description

本出願は、2007年1月4日に出願された米国特許仮出願第60/878,409号の利益を主張し、任意の目的で参照により本明細書中に含まれる。
本開示は、一般的に無線通信システムのための方法および装置に関し、および、より詳細には、制御ノード、中間ノード、および宛先ノードを含む無線通信システム、方法、および装置に関する。
無線装置の数の増加および無線サービスの需要の高まりによって、無線通信システムは拡大を続けている。需要の高まりに応えるため、無線事業者はより多数の無線伝送器を配備してきた。しかしながら、無線事業者は代替としてリレーベース・システムもまた活用してきた。
リレーベース・システムにおいて、無線システムの一つのノードは、リレー・ノードとよばれる一つ以上の中間ノードを用いて、無線システム中の別のノードと通信してもよい。一部のシステムでは、リレー・ノードを中継局と称してもよく、および、始点ノードと宛先ノードとの間のノードと接続点の組み合わせを伝送経路と称してもよい。リレーベース・システムは任意の種類の無線ネットワークの中に見出されうる。
リレーベース・システムの例は、マルチホップ・リレー(MR)ネットワークである。図1は、電気電子技術者協会(IEEE)802.16シリーズの規格に基づいた従来のMRネットワーク100の図である。図1に示すように、MRネットワーク100は、たとえば基地局(BS)110など一つ以上の伝送器、RS120a、120bおよび120cを初めとする一つ以上の中継局(RS)120、SS130x、130yおよび130zを初めとする一つ以上の加入者局(SS)130、および、TP140aおよびTP140bを初めとする一つ以上の伝送経路(TP)140を含んでもよい。
MRネットワーク100中では、送信局(たとえばBS110)と加入者局(たとえば、SS130x、SS130y、SS130z等)との間の通信は、一つ以上の中継局(たとえば、RS120a、RS120b、RS120c等)を用いて達成してもよい。たとえば、MRネットワーク100中では、RS120aは、BS110からデータを受信し、および別の中継局(たとえばRS120b)にデータを送信してもよい。代替的にRS120aは、下流の中継局(たとえばRS120b)からデータを受信し、およびBS110にデータを送信してもよい。別の例として、RS120bはRS120aからデータを受信し、および対応した加入者局(たとえばSS130y)にデータを送信してもよい。代替的にRS120bは、加入者局(たとえばSS130y)からデータを受信し、および上流の中継局(たとえばRS120a)にデータを送信してもよい。
図1に示すように、伝送経路(TP)140は、BS110から一つ以上のRS120を経由した伝送ルートであってもよい。たとえば、BS110からRS120bまでの伝送ルート(すなわちTP140a)はBS110、RS120a、およびRS120bを含んでもよい。BS110からRS120cまでの伝送ルート(すなわちTP140b)はBS110およびRS120cを含んでもよい。
伝送経路は長さが異なりうるので、異なる伝送経路に沿って移動する放送用伝送パケットの時間の長さもまた異なりうる。このため、BS110が複数の伝送経路に沿ってデータを伝送する際、各種伝送経路のそれぞれにおける最終中継局は、異なる時間にデータを受信してもよい。最終中継局は、次いで、加入者局にデータを伝送し、これによって加入者局に対して異なる時間にデータを受信させてもよい。
このため、送信待機時間の異なる中継局から、異なる長さの伝送経路に沿った放送用データパケットの同期伝送を保証するシステムおよび方法が必要とされる。加えて、マルチホップ伝送システム中の放送およびマルチキャストデータの同期伝送を保証するシステムおよび方法が必要とされている。
開示された実施形態は、上述した一つ以上の問題を克服することを目的とする。
例示的な一実施形態では、本開示は、ネットワーク・コーディネーターによって、ネットワーク中の無線通信を管理する方法を対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。該方法は、ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路と関連付けられた遅延データを受信すること、および、一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延を計算することを含む。該一つ以上の伝送経路のそれぞれは、複数のうち少なくとも一つのネットワーク・ノードを含む。該方法はまた、一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延に基づいて目標遅延データを計算すること、および、ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信することも含む。さらに該方法は、ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿ってメッセージを伝送することを含む。
別の例示的な一実施形態では、本開示は、ネットワーク中の無線通信を管理するネットワーク・コーディネーターを対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。該ネットワーク・コーディネーター基地局は、データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ、および、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に、一つ以上の伝送経路と関連付けられた遅延データを、ネットワーク・コーディネーターによって受信し、および、一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延を計算するよう構成された少なくとも一つの処理装置を含む。一つ以上の伝送経路のそれぞれは、複数のうち少なくとも一つのネットワーク・ノードを含む。処理装置は、一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延に基づいて目標遅延データを計算するよう、および、ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信するようにも構成されている。さらに、処理装置は、ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿ってメッセージを伝送するよう構成されている。
別の例示的な一実施形態では、本開示は、アクセス・ネットワーク・ノードによって、ネットワーク中で無線通信を実施する方法を対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。該方法において、アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードに含まれている。該方法は、アクセス・ネットワーク・ノードによって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、遅延データを送信することを含む。該遅延データは、アクセス・ネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含み、および、一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、アクセス・ネットワーク・ノードとネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む。該方法はまた、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信することも含む。目標遅延データは遅延データに基づいている。さらに該方法は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信すること、および、目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送することを含む。目標伝送時間は目標遅延データに基づいている。
別の例示的な一実施形態では、本開示は、ネットワーク中で無線通信を実施する無線通信局を対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、無線通信局を含む複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。無線通信局は、データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ、および、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に、無線通信局によって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、遅延データを送信するよう構成された、少なくとも一つの処理装置を含む。遅延データは、無線通信局と関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含み、および、一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、無線通信局とネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む。少なくとも一つの処理装置は、さらに、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信するよう構成されている。目標遅延データは遅延データに基づいている。さらに、少なくとも一つの処理装置は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信し、および、目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送するよう構成されている。目標伝送時間は目標遅延データに基づいている。
別の例示的な一実施形態では、本開示は、中間ネットワーク・ノードによって、ネットワーク中で無線通信を実施する方法を対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。該方法において、中間ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードに含まれている。該方法は、中間ネットワーク・ノードによって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信することを含む。ネットワーク・ノード遅延データは、中間ネットワーク・ノードと関連付けられており、および、一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、中間ネットワーク・ノードとネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む。該方法はまた、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流の遅延データを転送することも含む。下流の遅延データは、中間ネットワーク・ノードと複数のうち一つ以上の加入者局との間の下流の伝送経路に沿って配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられている。さらに該方法は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信すること、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、目標遅延データを転送することを含む。さらに該方法は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信すること、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、メッセージを転送することを含む。
別の例示的な一実施形態では、本開示は、ネットワーク中で無線通信を実施する無線通信局を対象とし、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、無線通信局を含む複数のネットワーク・ノード、および複数の加入者局を含む。該無線通信局は、データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ、および、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に、無線通信局によって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信するよう構成された、少なくとも一つの処理装置を含む。ネットワーク・ノード遅延データは、無線通信局と関連付けられており、および、一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、無線通信局とネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む。処理装置は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流の遅延データを転送するようにも、構成されている。下流の遅延データは、無線通信局と複数のうち一つ以上の加入者局との間の下流の伝送経路に沿って配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられている。さらに、処理装置は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信し、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、目標遅延データを転送するよう構成されている。さらに、処理装置は、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信し、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、メッセージを転送するよう構成されている。
図2(a)は、所定の開示された実施形態による例示的なMRネットワーク200の図である。図2(a)の考察は、電気電子技術者協会(IEEE)802.16シリーズの規格を参照に行われるが、本明細書中に開示されるシステムおよび方法は、複数のノードを有する任意の種類のネットワークの中で用いられてもよいと理解されるべきである。さらに、下記に図解しおよびより詳細に説明するように、MRネットワーク200は、本発明の実施形態にしたがって機能するよう構成された素子を含んでもよい。
図2(a)に示すように、MRネットワーク200は、たとえば基地局(BS)210など一つ以上の伝送器、RS220a、220bおよび220cを初めとする一つ以上の中継局(RS)220、SS230x、230yおよび230zを初めとする一つ以上の加入者局(SS)230、および、TP240aおよび240bを初めとする一つ以上の伝送経路(TP)240を含んでもよい。
BS210は、一つ以上の無線規格に基づいてデータおよび/または通信を伝送および/または受信するよう構成された任意の種類の通信装置であってもよく、その多くは当業において公知である。たとえばBS210は、たとえば、IEEE802.16シリーズの規格を初めとする任意の種類の規格によって定義された通信プロトコルを用いて、一つ以上のSS230、RS220、他のBS210および/または他のネットワーク(図示しない)と通信するよう構成されてもよい。一部の実施形態では、BS210を、たとえば、ノードB、基地局システム(BTS)、アクセスポイント等とも称してもよい。例示的な一実施形態では、BS210はネットワーク・コーディネーターとして機能してもよく、および、遅延データおよび他のネットワーク情報の収集、計算および通信を管理してもよい。
図2(b)は例示的なBS210のブロック図である。図2bに示すように、BS210は、下記の構成要素のうち一つ以上を含んでもよい:コンピュータ・プログラム指示を実行して各種処理および方法を実施するよう構成された少なくとも一つの中央処理装置(CPU)211、情報およびコンピュータ・プログラム指示にアクセスしおよびそれらを記憶するよう構成されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)212およびリード・オンリ・メモリ(ROM)213、データおよび情報を記憶するメモリ214、テーブル、リストまたは他のデータ構造を記憶する一つ以上のデータベース215、一つ以上の入出力装置216、一つ以上のインタフェース217、一つ以上のアンテナ218等。これら構成要素はそれぞれ、当業において周知の技術であり、およびさらに論じない。
RS220は、たとえば、IEEE802.16シリーズの規格を初めとする一つ以上の無線規格によって定義された通信プロトコルを用いて、一つ以上のSS230、他のRS220および/またはBS210からのデータおよび/または通信を伝送および/または受信するよう構成された任意の種類の通信装置であってもよい。
図2(c)は例示的なRS220のブロック図である。図2(c)に示すように、RS220は下記の構成要素のうち一つ以上を含んでもよい:コンピュータ・プログラム指示を実行して各種処理および方法を実施するよう構成された少なくとも一つの中央処理装置少なくとも一つの中央処理装置(CPU)221、情報およびコンピュータ・プログラム指示にアクセスしおよびそれらを記憶するよう構成されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)222およびリード・オンリ・メモリ(ROM)223、データおよび情報を記憶するメモリ224、テーブル、リストまたは他のデータ構造を記憶する一つ以上のデータベース225、一つ以上の入出力装置226、一つ以上のインタフェース227、一つ以上のアンテナ228等。これら構成要素はそれぞれ、当業において周知の技術であり、およびさらに論じない。
たとえば、IEEE802.16シリーズの規格を初めとする一つ以上の無線通信規格を用いて、SS230は、BS210、RS220および/または他のSS230と通信するよう構成された任意の種類の無線クライアント装置を含んでもよい。SS230は、たとえば、サーバー、クライアント、メインフレーム、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、ネットワーク・コンピュータ、ワークステーション、携帯情報端末(PDA)、タブレットPC、スキャナ、電話装置、ポケベル、カメラ、音楽装置等を含んでもよい。例示的な一実施形態では、SS230はモバイル・コンピュータ装置であってもよい。他の実施形態では、SS230は、モバイル環境(たとえば、飛行機、水上バイク、バス、多数の乗客を乗せる車両、自動車等)に配置された「モバイルでない」コンピュータ装置であってもよい。
図2(d)は例示的なSS230のブロック図である。図2(d)に示すように、SS230は、下記の構成要素のうち一つ以上を含んでもよい:コンピュータ・プログラム指示を実行して各種処理および方法を実施するよう構成された少なくとも一つの中央処理装置(CPU)231、情報およびコンピュータ・プログラム指示にアクセスしおよびそれらを記憶するよう構成されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)232およびリード・オンリ・メモリ(ROM)233、データおよび情報を記憶するメモリ234、テーブル、リストまたは他のデータ構造を記憶する一つ以上のデータベース235、一つ以上の入出力装置236、一つ以上のインタフェース237、一つ以上のアンテナ238等。これら構成要素はそれぞれ、当業において周知の技術であり、およびさらに論じない。
TP240は、MRネットワーク200中に一つ以上のノードを含む伝送経路であってもよい。TP240は、有線、無線、または有線および/または無線の通信装置および/または方法の任意の組み合わせであってもよい。TP240は、一つ以上のRS220を含んでもよく、これを経由して、データおよび/または通信は、BS210から一つ以上のSS230に、および/またはSS230から一つ以上のBS210に中継されてもよい。SS230からBS210への通信は、TP240に沿った上流への移動と称してもよく、一方、BS210からSS230への通信は、TP240に沿った下流への移動と称してもよい。通信がTP240に沿って上流に移動すると、各RS220は、通信を次の上流のノードに中継してもよく、該次の上流のノードは他のRS220またはBS210であってもよい。同様に、通信がTP240に沿って下流に移動すると、各RS220は、通信を次の下流のノードに中継してもよく、および最後の下流のRS220は通信を一つ以上のSS230に中継してもよい。例示的な一実施形態では、TP240中のBS210からデータおよび/または通信を受信する最初のRS220は、初期ネットワーク・ノードと称してもよい。
例示的な一実施形態では、各TP240は一つのアクセス・ノードを含んでもよい。アクセス・ノードは、TP240中の終着RS220であってもよい。すなわち、アクセス・ノードは、一つ以上のSS230にサービスを提供するRS220であってもよい。例示的な一実施形態では、アクセス・ノードRS220は、一つ以上のSS230に伝送してもよく、および/または一つ以上のSS230から伝送を受信してもよい。たとえば、アクセス・ノードRS220は、別のRS220またはBS210といった上流のノードからデータを受信してもよく、および、一つ以上のSS230にデータを中継してもよい。同様に、逆方向では、アクセス・ノードRS220は、一つ以上のSS230からデータを受信してもよく、および、別のRS220またはBS210といったデータを上流のノードにデータを中継してもよい。
加えて、RS220は、一つ以上のRS220および/またはBS210との間のTP240中の中間ノードとしての働きをしてもよい。中間ノードは、RS220またはBS210といった上流のノードから、一つ以上の下流のノードRS220にデータを中継し、および/または、一つ以上の下流のノードRS220からRS220またはBS210といった上流のノードにデータを中継するRS220であってもよい。例示的な一実施形態では、RS220は、一つのTP240に対するアクセス・ノードおよび一つ以上の追加的なTP240に対する中間ノードの両方としての働きをしてもよい。
図2(a)を再び参照すると、BS210は、MRネットワーク200中の一つ以上のRS220、一つ以上のSS230、および/または一つ以上のTP240と関連付けられた一つ以上のデータ構造を、データ間の関係とともに、作成および記憶するように構成されてもよい。たとえばBS210は、一つ以上のリレー・ノード識別子;一つ以上の加入者局識別子;一つ以上の伝送経路識別子;および/または、伝送経路を含むリレー・ノード、伝送経路中のリレー・ノードの順序等と関連付けられた一つ以上のリレー・ノード識別子を含んでもよい一つ以上の伝送経路データ構造を記憶してもよい。
例示的な一実施形態では、一つ以上のリレー・ノード識別子は、MRネットワーク200中のそれぞれのRS220を固有に識別するのに用いてもよい。別の例示的な一実施形態では、一つ以上の加入者局識別子は、MRネットワーク200中のそれぞれのSS230を固有に識別するのに用いてもよい。追加的な一実施形態では、一つ以上の伝送経路識別子は、ネットワーク200中の各TP240、ならびにTP240に対応するノード(たとえば、BS210、一つ以上のRS220、一つ以上のSS230等)を固有に識別するのに用いてもよい。
さらに、BS210は、たとえば、一つ以上のTP240と関連した伝送パラメータ、一つ以上のRS220と関連した伝送パラメータ、一つ以上のSS230と関連した伝送パラメータ等といった他のパラメータを記憶してもよい。例示的な一実施形態では、一つ以上のRS220と関連した伝送パラメータは、待ち行列遅延、処理遅延、予定遅延等といった遅延時間を初めとする、RS220と関連付けられた各種遅延時間を含んでもよい。
図2(a)に示すように、BS210とSS230yとの間の通信はTP240aを経由して発生してもよく、RS220aおよびRS220bを含んでもよい。TP240a中では、データは、BS210RからS220aに下流に伝送され、RS220aからRS220bに下流に中継され、および、RS220bからSS230yに伝送されてもよい。データはまた、SS230yからRS220bに伝送され、RS220bからRS220aに上流に中継され、およびRS220aによってBS210に上流に伝送されてもよい。この例では、RS220aは、TP240a中の中間ノードとして機能してもよく、および、RS220bは、TP240a中のアクセス・ノードとして機能してもよい。
同様に、BS210とSS230zとの間の通信はTP240bを経由して発生してもよい。図2(a)に示すように、TP240bはRS220cを含んでもよい。TP240b中では、データは、BS210からRS220cに下流に伝送され、および、RS220cからSS230zに伝送されてもよい。データはまたSS230zからRS220cに伝送され、およびRS220cからBS210に上流に伝送されてもよい。この例では、RS220cはTP240b中のアクセス・ノードとして機能してもよく、およびTP240bは中間ノードを全く含まない可能性がある。
BS210とSS230zとの間の通信は、RS220を全く活用しない可能性があり、および、TP240はBS210とSS230zとの間の伝送経路のみを含んでもよい。このようにして、データは、BS210からSS230zに、および、SS230zからBS210に伝送されてもよい。
本開示による例示的な実施形態は、二つの相:同期相および同期伝送相を含んでもよい。同期相では、目標遅延データは、計算されおよびアクセス・ノードRS220に発信されてもよい。同期伝送相では、アクセス・ノードRS220は、目標遅延データを活用して同期伝送を達成してもよい。同期伝送相では、同一の目標遅延データを活用している複数の同期伝送が発生してもよい。
同期相は収集ステップ、計算ステップおよび発信ステップを含んでもよい。収集ステップでは、遅延データは、各RS220から収集されてもよい。遅延データは、所定のRS220によるデータの受信とSS230および/またはRS220への引き続いてのデータのRS220による伝送との間の総時間を表してもよい。計算ステップは、二つの小ステップ:一つ以上の伝送経路遅延の計算および目標遅延データの計算を含んでもよい。発信ステップでは、目標遅延データは各アクセス・ノードRS220に発信されてもよい。
図3(a)、図3(b)および図4は、所定の開示された実施形態による遅延情報の集中型の収集および計算を示す。図3(a)、図3(b)、および図4に示すように、各RS220は、それに関連付けられたTP240を経由して、その個別遅延データをBS210に報告してもよい。BS210は、各RS220から受信した遅延データに基づいて、各TP240ごとの総伝送経路遅延を計算してもよい。
図3(a)は、所定の開示された実施形態による遅延情報のRS220による報告を示す例示的なフローチャート300aである。RS220はその遅延データ、DL_RSを決定してもよい(ステップ305)。本明細書中に用いられるように、DL_RSは、RS220がメッセージを受信する時刻と同じRS220がメッセージを伝送する時刻との間の総時間を表してもよい。例示的な一実施形態では、DL_RSは、予定遅延、待ち行列遅延および/または処理遅延を含んでもよい。遅延データは、方法の任意の組み合わせを用いてRS220に対して決定してもよい。たとえば、一実施形態では、BS210は、テストメッセージを一つ以上のRS220に送信しおよび遅延を測定することによって遅延データを決定してもよい。別の例示的な一実施形態では、BS210は、BS210と一つ以上のRS220との間の一つ以上の過去のデータ伝送から遅延を推定してもよい。別の例示的な実施形態によると、RS220は処理遅延(たとえば、一つ以上のハードウェア装置パラメータ等)をすでに知っていてもよく、および、遅延データは既知の処理遅延を含んでもよい。別の例示的な実施形態では、遅延データは、キュー内のデータと関連付けられた待機時間の観察および/または推定に基づいて演算してもよく、または、スケジューラからの予定された伝送の前の待機時間に基づいてもよい。
RS220は、多数のトリガに応答してその遅延時間を決定してもよい。たとえば、RS220は、一つ以上の定期的な時間増分にしたがって、その遅延時間を決定および報告するようプログラムされてもよい。別の例として、RS220は、BS210からの要求に応答して、その遅延時間を決定および報告してもよい。追加的な例として、RS220はその遅延時間を継続的に監視し、およびBS210に監視された遅延時間が変化する時を通知してもよい。
RS220はシグナリング・メッセージを生成してもよく、および、シグナリング・メッセージはDL_RSを含んでもよい(ステップ310)。例示的な一実施形態では、SBC_REQメッセージを用いて、本明細書中に記載された方法を実施してもよい。他の実施形態では、他の種類のシグナリング・メッセージが用いられてもよい。
RS220は、TP240中の上流のノードにメッセージを送信することによって、その遅延データをBS210に報告してもよい(ステップ315)。上流のノードは、BS210または別のRS220であってもよい。たとえば、RS220はその遅延データを上流の中間ノードRS220に報告してもよく、該中間ノードRS220は、遅延データを次の上流のノードに中継してもよい。次の上流のノードはたとえば、別のRS220またはBS210を含んでもよい。
図3(b)は、所定の開示された実施形態による中間ノード220による遅延情報の中継を示す例示的なフローチャート300bである。中間ノードRS220は、それぞれの下流のノードRS220から次の上流のノードにデータを中継するよう機能してもよい。次の上流のノードは、たとえば、別のRS220またはBS210を含んでもよい。
図3(b)に示すように、中間ノードRS220は下流のノードRS220からシグナリング・メッセージを受信してもよい(ステップ350)。シグナリング・メッセージは下流のノードRS220と関連付けられた遅延データDL_RSを含んでもよい。
中間ノードRS220は、TP240中の上流のノードRS220にまたはBS210に、受信したシグナリング・メッセージを転送してもよい(ステップ355)。例示的な一実施形態では、それぞれの中間ノードRS220は、それが中間ノードとして機能するそれぞれの下流のノードRS220と関連付けられた遅延データを中継してもよい。
たとえば、図2(a)を参照すると、RS220a、220bおよび220cはそれぞれ、それらの遅延データを決定し、および上流のノードに報告してもよい。RS220aおよび220cはそれぞれ、それらの遅延データを直接BS210に送信してもよく、および、RS220bはその遅延データを中間ノードRS220aに送信してもよい。RS220aはTP240a中の中間ノードとしても機能するので、RS220aは、RS220bと関連付けられた遅延データを含有するシグナリング・メッセージを、RS220bから受信し、および、シグナリング・メッセージをBS210に転送してもよい。
図4は、所定の実施形態による、BS210による遅延情報の集中型の収集および計算を示す例示的なフローチャート400である。BS210は、各RS220から、その各TP240を経由してシグナリング・メッセージを受信してもよい(ステップ405)。図3(a)のステップ310に関連して上記に論じたように、それぞれのシグナリング・メッセージはRS220と関連付けられた遅延データDL_RSを含んでもよい。
シグナリング・メッセージの受信と同時に、BS210は各TP240に対する遅延値を決定してもよい(ステップ410)。BS210は、各TP240と関連付けられた遅延値に基づいて、各TP240ごとに総伝送経路遅延を計算してもよい(ステップ415)。たとえば、TP240に対する総伝送経路遅延は、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の処理遅延、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の予定遅延、および、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の待ち行列遅延の合計であってもよい。総伝送経路遅延は、メッセージがBS210から伝送される時刻とTP240中のアクセス・ノードから一つ以上のSS230にメッセージが伝送される時刻との差であってもよい。代替的には、TP240に対する総伝送経路遅延は、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の処理遅延、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の予定遅延、および、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の待ち行列遅延の合計よりも大きくてもよい。たとえば、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の処理遅延、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の予定遅延、および、TP240中の各ノードと関連付けられた一つ以上の待ち行列遅延の合計が計算されてもよく、および、BS210は次いで追加的な時間値を追加して、総伝送経路遅延を生成してもよい。追加的な時間値は、任意の値であってもよく、または所定の値であってもよい(たとえば、静的値、値の比、遅延の合計のパーセント等)。
図2(a)を再び参照すると、BS210はRS220aから二つの特徴のあるシグナリング・メッセージを受信してもよい:一つはRS220aに対する遅延データを含み、および一つはRS220bに対する遅延データを含む。BS210はまた、RS220cに対する遅延データを含むシグナリング・メッセージも、RS220cから受信してもよい。BS210は、TP240aに対する予定遅延およびTP240bに対する予定遅延を決定してもよい。BS210は、RS220aおよび220bからの遅延データおよびTP240aに対する予定遅延に基づいて、TP240aに対する総伝送経路遅延を計算してもよい。BS210は、RS220cからの遅延データおよびTP240bに対する予定遅延に基づいて、TP240bに対する総伝送経路遅延を計算してもよい。
図5(a)、図5(b)および図6はそれぞれ、所定の開示された実施形態による遅延情報の分散型の収集および計算を示す。図5(a)、図5(b)、および図6に示すように、それぞれのアクセスRS220は、その個別遅延データを現伝送経路遅延値として上流のノードRS220またはBS210に報告してもよい。上流のノードが中継局RS220である場合は、上流のノードRS220は現伝送経路遅延値をその遅延データを含むよう更新してもよく、および、更新された現伝送経路遅延値を別の上流のノードRS220またはBS210に報告してもよい。このような態様で、BS210は、各TP240に対する伝送経路遅延値を受信してもよい。
図5(a)は、所定の開示された実施形態による、アクセス・ノードRS220による遅延情報の報告を示す例示的なフローチャート500aである。アクセス・ノードRS220は、その遅延データDL_RSを決定してもよい(ステップ505)。DL_RSは、RS220がメッセージを受信する時刻とRS220がメッセージを伝送する時刻との間の総時間を表してもよい。例示的な一実施形態では、DL_RSは、予定遅延、待ち行列遅延、および/または処理遅延を含んでもよい。図3(a)と関連して上記に論じたように、RS220は、任意の数のトリガに応答してその遅延時間を決定してもよい。たとえば、RS220は、定期的な時間増分にしたがって、その遅延時間を決定および報告するようプログラムされてもよい。別の例として、RS220は、BS210からの要求に応答して、その遅延時間を決定および報告してもよい。追加的な例として、RS220はその遅延時間を継続的に監視してもよく、および、その遅延時間の変化に応答してBS210に通知してもよい。
アクセス・ノードRS220は、現伝送経路遅延値DL_TPを含むシグナリング・メッセージを生成してもよい(ステップ510)。例示的な一実施形態では、DL_TPはDL_RSと等しくてもよい。
アクセス・ノードRS220はTP240中の次の上流のノードにシグナリング・メッセージを送信してもよい(ステップ515)。次の上流のノードはたとえば、別のRS220またはBS210を含んでもよい。例示的な一実施形態では、RS220は現在のDL_TP値を上流の中間ノードRS220に報告してもよく、該上流の中間ノードRS220は、DL_RSをさらに更新してから次の上流のノードに送信してもよい。
図5(b)は、所定の開示された実施形態による、中間ノード220による遅延情報の中継および更新を示す例示的なフローチャート500bである。中間ノードRS220は、現伝送経路遅延値DL_TPを含むシグナリング・メッセージを、下流のノードRS220から受信してもよい(ステップ550)。中間ノードRS220は、その遅延データDL_RSを決定してもよい(ステップ555)。中間ノードRS220は、その遅延データを含むようDL_TPを更新してもよい(ステップ560)。例示的な一実施形態では、中間ノードRS220はその遅延時間をDL_TPに加えてもよい。
中間ノードRS220はシグナリング・メッセージを生成してもよい(たとえば、SBC_REQメッセージ等)(ステップ565)。例示的な一実施形態では、シグナリング・メッセージは更新されたDL_TPを含んでもよい。中間ノードRS220は、伝送経路TP240中の上流のノードRS220またはBS210にシグナリング・メッセージを送信してもよい(ステップ570)。例示的な一実施形態では、各中間ノードRS220は、それが中間ノードとして機能する、それぞれの下流のノードRS220から特徴のあるDL_TP値を受信してもよい。さらに、各RS220は、その遅延データを含むようDL_TP値を更新してもよく、および、更新されたDL_TP値を次の上流のノードに転送してもよい。次の上流のノードは、たとえば別のRS220またはBS210を含んでもよい。
たとえば、図2(a)を参照すると、RS220bはDL_TP値をRS220aに中継してもよく、該DL_TP値はTP240aと関連付けられている。RS220bから送信されるDL_TP値は、RS220bに対するDL_RSを含んでもよい。RS220aは次いでRS220aに対するDL_RSをTP240aに対するDL_TP値に追加し、および、更新されたDL_TP値をBS210に送信してもよい。同様にRS220cは、TP240bに対するBS210にDL_TP値を報告してもよい。TP240bに対するDL_TP値は、RS220cに対するDL_RS値のみを含んでもよい。
図6は、所定の実施形態による、BS210による遅延情報の分散型の収集および計算を示す例示的なフローチャート600である。図6に示すように、BS210は各TP240からシグナリング・メッセージを受信してもよい(ステップ605)。図5(a)のステップ510に関連して上記に論じたように、それぞれのシグナリング・メッセージは、TP240と関連付けられた遅延データDL_TPを含んでもよい。たとえば、TP240に対するDL_TPは、TP240中の各RS220と関連付けられた遅延時間の合計であってもよい。すなわちDL_TPは、BS210からメッセージが伝送されてもよい時刻とTP240中のアクセス・ノードRS220から一つ以上のSS230にメッセージが伝送されてもよい時刻との差であってもよい。
次いでBS210は、各伝送経路に対する予定遅延を決定してもよい(ステップ610)。BS210は、各TP240から受信した遅延データおよび各TP240に対する予定遅延に基づいて、各TP240ごとの総伝送経路遅延を計算してもよい(ステップ615)。TP240に対する総伝送経路遅延は、TP240から受信した遅延データにTP240に対する予定遅延を加えたものを含んでもよい。たとえば、図2(a)を参照すると、BS210は、TP240aに対するDL_TPを含むシグナリング・メッセージを、RS220aから受信してもよい。BS210はまた、TP240bに対するDL_TPを含むシグナリング・メッセージも、RS220cから受信してもよい。シグナリング・メッセージによって提供されたデータに基づいて、BS210は、TP240aに対する予定遅延およびTP240bに対する予定遅延を決定してもよい。
図7、図8および図9は、所定の実施形態による、目標遅延データの発信および目標遅延データを採用した同期メッセージ伝送を示す。図7、図8および図9に示すように、目標遅延データの計算は、単一の総目標遅延時間の計算を含んでもよい。アクセス・ノードRS220およびBS210による同期伝送は、メッセージの伝送時間と関連付けられたタイムスタンプとともに、各アクセス・ノードRS220に、それらの各TP240を経由して、メッセージを伝送するようBS210を構成することによって達成してもよい。メッセージを受信した後のアクセス・ノードRS220、および、メッセージを送信した後のBS210は、メッセージのタイムスタンプ後、総目標遅延時間が経過するまで、メッセージのSS230への伝送を遅延してもよい。
図7は、タイムスタンピングを採用している例示的な実施形態による、BS210による総目標遅延時間の発信を示す例示的なフローチャート700である。図7に示すように、BS210は総目標遅延時間を計算してもよい(ステップ705)。たとえばBS210は、MRネットワーク200中のすべてのTP240に対する総目標遅延時間を、最大総伝送経路遅延として計算してもよい。
BS210は、総目標遅延時間を含むシグナリング応答メッセージを生成してもよい(ステップ710)。例示的な一実施形態では、シグナリング応答メッセージは、SBC_RSPメッセージであってもよい。BS210は、各アクセス・ノードRS220に、それらに関連付けられた一つ以上のTP240を経由して、シグナリング応答メッセージを送信してもよい(ステップ715)。加えて、BS210が総目標遅延時間が変化したと決定すると、BS210は更新された総目標遅延時間を開始し、および、各アクセス・ノードRS220に送信してもよい。図示しないが、各アクセス・ノードRS220は、総目標遅延時間を含むシグナリング応答メッセージを受信してもよく、および、将来の伝送において使用するために総目標遅延時間をメモリに記憶してもよい。
図8は、タイムスタンピングを採用している例示的な実施形態による、BS210によるメッセージの伝送を示す例示的なフローチャート800である。BS210は、メッセージの伝送時間と関連付けられたタイムスタンプを作成してもよい(ステップ805)。BS210は、各TP240に沿って、メッセージおよびタイムスタンプを伝送してもよい(ステップ810)。
BS210は、メッセージのタイムスタンプの後、総目標遅延時間が経過するまで待機してもよい(ステップ815)。ひとたび総目標遅延時間が経過すると、BS210は、BS210と通信する一つ以上のSS230にメッセージを伝送してもよい(ステップ820)。例示的な一実施形態では、タイムスタンプは、メッセージに含まれてもよい。別の例示的な一実施形態では、BS210はメッセージをリレー・ダウンリンク上で事前伝送フレームとして送信してもよく、およびタイムスタンプをリレー・リンク上で別々に伝送してもよい。BS210は、アクセス・リンク上で一つ以上のRS220にメッセージを引き続き送信してもよい。TP240中の各RS220は、リレー・リンク上で一つ以上の下流のネットワーク・ノードRS220に、メッセージを転送してもよい。ひとたびBS210および各RS220が総目標遅延時間を待機すると、BS210およびRS220は、一つ以上のSS230に、アクセス・リンク上で、同期してメッセージを伝送してもよい。
図9は、タイムスタンピングを採用している例示的な実施形態による、アクセス・ノードRS220による同期メッセージ伝送を示す例示的なフローチャート900である。アクセス・ノードRS220は、たとえば別のRS220またはBS210といった上流のノードから、メッセージおよびタイムスタンプを受信してもよい(ステップ905)。アクセス・ノードRS220が、一つ以上のTP240中の一つ以上の下流のRS220に対する中間ノードとしての働きもする場合は(ステップ910)、アクセス・ノードRS220は、一つ以上の下流のノードRS220に、メッセージおよびタイムスタンプを転送してもよい(ステップ915)。例示的な一実施形態では、RS220は、メッセージおよびタイムスタンプを一緒に(たとえば、単一のデータフレームで)転送してもよい。別の例示的な一実施形態では、RS210は、メッセージを事前伝送フレームとして、リレー・ダウンリンク上で転送してもよく、および、タイムスタンプをリレー・リンク上で別々に伝送してもよい。アクセス・ノードRS220は、メッセージのタイムスタンプの後から総目標遅延時間が経過するまで待機してもよく(ステップ920)、および次いで、一つ以上のSS230にメッセージを伝送してもよい(ステップ925)。
図2(a)を再び参照すると、BS210は、タイムスタンピングを採用している例示的な実施形態にしたがって、総目標遅延時間を計算してもよい。BS210は、総目標遅延時間をRS220cおよびRS220aに送信することによって、すべてのアクセス・ノード、たとえばRS220bおよびRS220cに、総目標遅延時間を発信してもよい。遅延情報の受信と同時に、RS220aは総目標遅延時間をRS220bに中継してもよい。
たとえばBS210は、発信された総目標遅延時間を用いた同期伝送のために、任意の数のメッセージを伝送してもよい。例示的な一実施形態にしたがって、BS210は、メッセージおよび関連付けられたタイムスタンプをRS220aおよび220cに送信してもよい。RS220aは、メッセージおよびタイムスタンプを受信し、およびメッセージおよびタイムスタンプをRS220bに転送してもよい。メッセージおよびタイムスタンプを受信した後のRS220bおよび220c、および、メッセージを送信した後のBS210は、メッセージをSS230x、230yおよび230zに伝送する前に、メッセージのタイムスタンプの後から総目標遅延時間が経過するまで待機してもよい。例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は同時であってもよい。別の例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は、おおむね同時であってもよい。
図10、図11および図12は、所定の実施形態による、目標遅延データの計算、目標遅延データの発信、および目標遅延データを採用した同期メッセージ伝送を示す。図10、図11および図12に示すように、目標遅延データの計算は、各アクセス・ノードRS220ならびにBS210に対する個別目標遅延時間の計算を含んでもよい。アクセス・ノードRS220およびBS210による同期伝送は、アクセス・ノードRS220にそれらの各TP240を経由してメッセージを伝送するBS210によって達成されてもよい。メッセージを受信した後のアクセス・ノードRS220、および、メッセージを送信した後のBS210は、それらのそれぞれの個別目標遅延時間に応じて、メッセージのSS230への伝送を遅延してもよい。すなわち一部の実施形態では、同期メッセージ伝送は、原則的にはタイムスタンピングに依存しないかもしれない。
図10は、タイムススタンピングのない例示的な実施形態による、BS210による個別目標遅延時間の発信を示す例示的なフローチャート1000である。図10に示すように、BS210は、各アクセス・ノードRS220に対するおよびそれ自体に対する個別目標遅延時間を計算してもよい(ステップ1005)。たとえばBS210は、所定のTP240に対する個別目標遅延時間を、すべてのTP240に対する最大総伝送経路遅延から所定のTP240と関連付けられた総伝送経路遅延を減算したものとして計算してもよい。BS210は、BS210に対する個別目標遅延時間を、すべてのTP240の最大伝送経路遅延として計算してもよい。代替的には、BS210に対する個別目標遅延時間は、すべてのTP240の最大伝送経路遅延よりも大きくてもよい。たとえば、BS210に対する個別目標遅延時間は、すべてのTP240の最大伝送経路遅延に追加的な時間値を加えたものであってもよい。追加的な時間値は任意の値であってもよく、または、所定の値であってもよい(たとえば、静的値、値の比、遅延の合計のパーセント等)。
BS210は、各アクセス・ノードRS220に対する、個別目標遅延時間を含む個別シグナリング応答メッセージを生成してもよい(ステップ1010)。例示的な一実施形態では、シグナリング応答メッセージはSBC_RSPメッセージであってもよい。BS210は、各アクセス・ノードRS220に、それに関連付けられた一つ以上のTP240を経由して、個別シグナリング応答メッセージを送信してもよい(ステップ1015)。
加えて、BS210が総目標遅延時間が変化したと決定すると、BS210は、更新された総目標遅延時間を開始しおよび各アクセス・ノードRS220に送信してもよい。図示しないが、各アクセス・ノードRS220は、その個別目標遅延時間を含むシグナリング応答メッセージを受信してもよく、および、将来の伝送において使用するために個別目標遅延時間をメモリに記憶してもよい。
図11は、タイムススタンピングのない例示的な実施形態による、BS210によるメッセージの伝送を示す例示的なフローチャート1100である。図11に示すように、BS210は各TP240に沿ってメッセージを伝送してもよい(ステップ1105)。BS210もまた、その個別目標遅延時間を待機してもよく(ステップ1110)、および次いで一つ以上のSS230にメッセージを伝送してもよい(ステップ1115)。
例示的な一実施形態では、BS210は、リレー・ダウンリンク上で、事前伝送フレームとしてデータを送信してもよい。TP240中の各RS220は、リレー・リンク上で、一つ以上の下流のネットワーク・ノードRS220に、データを転送してもよい。ひとたびBS210および各RS220が総目標遅延時間を待機すると、BS210およびRS220は、アクセス・リンク上で同期してデータを伝送してもよい。
図12は、タイムススタンピングのない例示的な実施形態による、アクセス・ノードRS220による同期メッセージ伝送を示す例示的なフローチャート1200である。アクセス・ノードRS220は、別のRS220またはBS210といった上流のノードから、メッセージを受信してもよい(ステップ1205)。アクセス・ノードRS220が、一つ以上のTP240中の一つ以上の下流のRS220に対する中間ノードとしての働きもする場合は(ステップ1210)、アクセス・ノードRS220は、一つ以上の下流のノードRS220にメッセージを転送してもよい(ステップ1215)。アクセス・ノードRS220はその個別目標遅延時間を待機してもよく(ステップ1220)、および次いで、一つ以上のSS230にメッセージを伝送してもよい(ステップ1225)。
図13は、所定の開示された実施形態によるMRネットワーク200中のメッセージの例示的な同期伝送のシグナル図である。図13に示すように、BS210は時間Tにおいて、RS220aおよび220cにメッセージを伝送してもよい。
RS220aはメッセージを受信し、および、時間Tにおいて、アクセス・ノードRS220bにメッセージを転送してもよい。時間(T−T)は、RS220aと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。アクセス・ノードRS220bは、RS220aから転送されたメッセージを受信してもよい。アクセス・ノードRS220bは、次いで、時間TにおいてSS230yにメッセージを伝送する準備をしている。このため、時間(T−T)は、RS220bと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。アクセス・ノードRS220cはメッセージを受信し、および時間TにおいてSS230zへとメッセージを伝送する準備をしてもよい。このため、時間(T−T)は、RS220cと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。
伝送経路TP240aに対する総伝送経路遅延(RS220aおよび220bを含む)は、TD+TDであってもよい。TP240bに対する総伝送経路遅延(RS220cを含む)はTDであってもよい。この例示的な実施形態では、TP240aに対する総伝送経路遅延は、TP240bに対する総伝送経路遅延よりも大きくてもよい。したがって、RS220cは、メッセージをSS230zに伝送する時間Tまで待機してもよい。代替的におよび/または追加的に、RS220cは、TにメッセージをSS230zに伝送するバッファ時間量を加えた時間、待機してもよい。
たとえば、タイムスタンピングを採用している実施形態において、BS210は、各アクセス・ノードRS220に、その各TP240を経由して、メッセージおよびTに対応するタイムスタンプを送信してもよい。各アクセス・ノードRS220は、BS210がメッセージを伝送する前に記憶された、総目標遅延時間をすでに有していてもよい。総目標遅延時間は、最大{TP240aに対するDL_TP、TP240bに対するDL_TP}と等しくてもよい。
アクセス・ノードRS220bならびに220c、およびBS210は、ひとたびSS230にメッセージを伝送する準備ができると、Tに総目標遅延時間を加えたものに等しい時間まで待機してもよい。アクセス・ノードRS220bならびに220c、およびBS210は、時間Tにおいて、SS230x、230yおよび230zにメッセージを伝送してもよい。例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は、同時であってもよい。別の例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は、おおむね同時であってもよい。
タイムススタンピングのない例示的な実施形態では、BS210は、各アクセス・ノードRS220に、その各TP240を経由してメッセージを送信してもよい。各アクセス・ノードRS220は、BS210によるメッセージの伝送の前に記憶された個別目標遅延時間をすでに有していてもよい。たとえば、RS220bに対する個別目標遅延時間はゼロであってもよい。RS220cに対しては、個別目標遅延時間は(T−T)と等しくてもよい。BS210に対しては、個別目標遅延時間は(T−T)と等しくてもよい。
アクセス・ノードRS220bならびに220c、およびBS210は、ひとたびSS230にメッセージを伝送する準備ができると、それらの個別の遅延時間を待機してもよく、および、時間Tにおいて、SS230x、230yおよび230zにメッセージを伝送してもよい。例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は同時であってもよい。別の例示的な一実施形態では、SS230x、230yおよび230zへのメッセージの伝送は、おおむね同時であってもよい。
図14は、例示的なマルチホップ・リレー(MR)ネットワーク1400のブロック図である。図14に示すように、BS1410とSS1430xとの間の通信はTP1440aを経由して発生してもよい。TP1440aはRS1420aおよび1420bを含んでもよい。データは、BS1410RSから1420aに伝送され、RS1420aからRS1420bに中継され、および、RS1420bからSS1430xに伝送されてもよい。データはまた、SS1430xからRS1420bに伝送され、RS1420bからRS1420aに中継され、および、RS1420aによってBS1410に伝送されてもよい。RS1420aは、TP1440a中の中間ノードとして機能してもよく、および、RS1420bは、TP1440a中のアクセス・ノードとして機能してもよい。
同様に、BS1410とSS1430yとの間の通信は、TP1440bを経由して類似の態様で発生してもよい。TP1440bでは、RS1420cは、SS1430yと伝送を送受信するアクセス・ノードとして機能してもよく、および、RS1420aおよび1420bは、TP1440b中の中間ノードとして機能してもよい。BS1410とSS1430zとの間の通信は、TP1440cを経由して類似の態様で発生してもよい。TP1440c中では、RS1420dはアクセス・ノードとして機能してもよく、および、RS1420bおよび1420aは中間ノードとして機能してもよい。
BS1410とSS1430wとの間の通信は、いずれのRS1420も活用しないかもしれない。このため、データは、BS1410からSS1430wに直接、および、SS1430wからBS1410に直接伝送されてもよい。
図15は、所定の開示された実施形態によるMRネットワーク1400中のメッセージの例示的な同期伝送のシグナル図である。BS1410は、時間Tにおいて、RS1420aにメッセージを伝送してもよい。RS1420aはメッセージを受信し、および、時間TにおいてRS1420bにメッセージを転送してもよい。時間(T−T)は、RS1420aと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。同様に、RS1420bはRS1420aからメッセージを受信してもよく、および、時間TにおいてRS1420cおよび1420dにメッセージを転送してもよい。時間(T−T)は、RS1420bと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。
RS1420cはメッセージを受信し、および、時間Tにおいて加入者局SS1430yにメッセージを伝送する準備ができていてもよい。このため、時間(T−T)はRS1420cと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。加えて、RS1420dはメッセージを受信してもよく、および、時間Tにおいて加入者局SS1430zにメッセージを伝送する準備ができている。時間(T−T)は、RS1420dと関連付けられた伝送遅延TDを表してもよい。
本明細書中に示すように、TP1440aに対する総伝送経路遅延は、TD+TDであってもよい。TP1440bに対する総伝送経路遅延は、TD+TD+TDであってもよい。TP1440cに対する総合伝送経路は、TD+TD+TDであってもよい。
たとえば、タイムスタンピングを採用している実施形態において、BS1410は、メッセージおよびTに対応するタイムスタンプを、各アクセス・ノードRS1420に、そのそれぞれのTP1440を経由して送信してもよい。各アクセス・ノードRS1420は、BS1410がメッセージを伝送する前に、記憶された総目標遅延時間をすでに有していてもよい。総目標遅延時間は、最大{DL_TP1440a、DL_TP1440b、DL_TP1440c}と等しくてもよく、こうして、DL_RS1440bは(T−T)であってもよい。
アクセス・ノードRS1420b、1420cならびに1420d、およびBS1410は、ひとたびSSs1430にメッセージを伝送する準備ができると、Tに総目標遅延時間を加えたものに等しい時間を待機してもよい。アクセス・ノードRS1420b、1420cならびに1420d、およびBS1410は、時間Tにおいて、SS1430w、1430x、1430yおよび1430zに、メッセージを伝送してもよい。例示的な一実施形態では、SS1430w、1430x、1430yおよび1430zへのメッセージの伝送は同時であってもよい。別の例示的な一実施形態では、SS1430w、1430x、1430yおよび1430zへのメッセージの伝送は、おおむね同時であってもよい。
たとえば、タイムススタンピングのない実施形態において、BS1410は、各アクセス・ノードRS1420にそのそれぞれのTP1440を経由してメッセージを送信してもよい。各アクセス・ノードRS1420は、BS1410がメッセージを伝送する前に記憶された個別目標遅延時間をすでに有していてもよい。RS1420cに対する個別目標遅延時間はゼロであってもよい。RS1420dに対する個別目標遅延時間は(T−T)と等しくてもよい。RS1420bに対する個別目標遅延時間は(T−T)と等しくてもよい。BS1410に対する個別目標遅延時間は(T−T)と等しくてもよい。
アクセス・ノードRS1420b、1420cならびに1420d、およびBS1410は、ひとたび加入者局SS1430にメッセージを伝送する準備ができると、それらの個別遅延時間を待機してもよく、および、時間TにおいてSS1430w、1430x、1430yおよび1430zにメッセージを伝送してもよい。例示的な一実施形態では、SS1430w、1430x、1430yおよび1430zへのメッセージの伝送は同時であってもよい。別の例示的な一実施形態では、SS1430w、1430x、1430yおよび1430zへのメッセージの伝送は、おおむね同時であってもよい。
同期無線伝送のためのシステムおよび方法において各種修正および変形を行うことが可能であることは当業者には明らかであろう。規格および例は例示的なものとしてのみ考慮され、開示された実施形態の真の範囲は下記の特許請求の範囲およびその等価物であることが意図されている。
従来のマルチホップ・リレー(MR)ネットワークのブロック図。 図2(a)は、所定の開示された実施形態による例示的なマルチホップ・リレー(MR)ネットワークのブロック図。図2(b)は、所定の開示された実施形態による例示的な基地局(BS)のブロック図。図2(c)は、所定の開示された実施形態による例示的な中継局(RS)のブロック図。図2(d)は、所定の開示された実施形態による例示的な加入者局(SS)のブロック図。 図3(a)は、所定の開示された実施形態による伝送経路(TP)中の遅延情報の例示的な通信を示すフローチャート。図3(b)は、所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な通信を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な集中型の収集および計算を示すフローチャート。 図5(a)は、所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な通信を示すフローチャート。図5(b)は、所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な通信を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な分散型の収集および計算を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な発信を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中のメッセージの例示的な伝送を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中のメッセージの例示的な伝送を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中の遅延情報の例示的な発信を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中のメッセージの例示的な伝送を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中のメッセージの例示的な伝送を示すフローチャート。 所定の開示された実施形態によるTP中のメッセージの例示的な同期伝送のシグナル図。 所定の開示された実施形態による例示的なマルチホップ・リレー(MR)ネットワークのブロック図。 所定の開示された実施形態によるメッセージの例示的な同期伝送のシグナル図。
符号の説明
100、200、1400・・・MRネットワーク
110、210、1410・・・基地局(BS)
120a、120b、120c、220a、220b、220c、1420a、1420b・・・中継局(RS)
130x、130y、130z、230x、230y、230z、1430w、1430x、1430y、1430z・・・加入者局(SS)
140a、140b、240a、240b、1440a、1440b、1440c・・・伝送経路
214、224、234 記憶装置
215、225、235 データベース
216、226、236 入出力装置
217、227、237 インタフェース
218、228、238 アンテナ

Claims (58)

  1. ネットワーク・コーディネーターによって、ネットワーク中の無線通信を管理する方法であって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含み、
    該方法は:
    ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路と関連付けられた遅延データを受信することであって、該一つ以上の伝送経路のそれぞれが、複数のうち少なくとも一つのネットワーク・ノードを含む;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延を計算する;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延に基づいて目標遅延データを計算する;
    ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信する;および
    ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿ってメッセージを伝送する
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 遅延データを受信することは:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、下流の遅延データを受信することであって、該下流の遅延データは、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含む;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、予定遅延を決定する;および
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、伝送経路遅延を計算することであって、および、伝送経路遅延は、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データと、予定遅延との合計である
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 遅延データを受信することは:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、伝送経路遅延データを受信することであって、該伝送経路遅延データは、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データの合計である
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 目標遅延データを計算することは:
    一つ以上の伝送経路について、総目標遅延時間を決定することであって、該総目標遅延時間は、総伝送遅延時間のうち最大の単一の総伝送経路遅延以上である
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 目標遅延データを送信することは:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれの中のアクセス・ネットワーク・ノードに、総目標遅延時間を送信することであって、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードのうち一つであり、および、複数のうち一つ以上の加入者局と通信する
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 目標遅延データを計算することは:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれの中のアクセス・ネットワーク・ノードについて、アクセス・ノード目標遅延時間を決定することであって、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードのうち一つであり、および、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のうち一つ以上の加入者局と通信する;および
    アクセス・ネットワーク・ノードに、アクセス・ノード目標遅延時間を送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. メッセージを伝送することは、さらに:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプを作成する;および
    タイムスタンプをメッセージとともに送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. メッセージを伝送することは、さらに:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプを作成する;および
    タイムスタンプをメッセージとは別々に送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. メッセージを伝送することは、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、メッセージをアクセス・リンク上で伝送する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. メッセージを伝送することは、さらに:
    メッセージをアクセス・リンク上で伝送する前に、ネットワーク・コーディネーターによって、メッセージをリレー・ダウンリンク上で事前伝送する
    ことを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 目標遅延データを送信することは、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、下流のシグナリング・メッセージ中の一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 遅延データを受信することは、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、上流のシグナリング・メッセージ中の一つ以上の伝送経路と関連付けられた遅延データを受信する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. それぞれの伝送経路は一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードを含み、該一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードは、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは複数のうち一つ以上のネットワーク・ノードから複数のうち一つ以上の加入者局への伝送を中継し、および、複数のうち一つ以上の加入者局から少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは複数のうち一つ以上のネットワーク・ノードへの伝送を中継することを特徴とする請求項1に記載の方法であって、
    該方法は、さらに:
    一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードからの伝送と同期して、ネットワーク・コーディネーターによって、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送する
    ことを含むことを特徴とする方法。
  14. ネットワーク中の無線通信を管理するネットワーク・コーディネーターであって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含み、
    該ネットワーク・コーディネーターは:
    データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ;および
    少なくとも一つの処理装置であって、該処理装置は、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に:
    一つ以上の伝送経路と関連付けられた遅延データを、ネットワーク・コーディネーターによって受信することであって、該一つ以上の伝送経路のそれぞれが、複数のうち少なくとも一つのネットワーク・ノードを含む;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延を計算する;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、総伝送経路遅延に基づいて目標遅延データを計算する;
    ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信する;および
    ネットワーク・コーディネーターによって、一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿ってメッセージを伝送する
    よう構成された処理装置
    を含むことを特徴とするネットワーク・コーディネーター。
  15. 少なくとも一つの処理装置が遅延データを受信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、下流の遅延データを受信することであって、該下流の遅延データは、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含む;
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて予定遅延を決定する;および
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、伝送経路遅延を計算することであって、および、該伝送経路遅延は、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられた遅延データネットワーク・ノードと予定遅延との合計である
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  16. 少なくとも一つの処理装置が遅延データを受信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれについて、伝送経路遅延データを受信することであって、該伝送経路遅延データは、一つ以上の伝送経路のそれぞれに配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データとの合計である
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  17. 少なくとも一つの処理装置が目標遅延データを計算するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の伝送経路について、総目標遅延時間を決定することであって、該総目標遅延時間は、総伝送遅延時間のうち最大の単一の総伝送経路遅延以上である
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  18. 少なくとも一つの処理装置が目標遅延データを送信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれの中のアクセス・ネットワーク・ノードに、総目標遅延時間を送信することであって、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードのうち一つであり、および複数のうち一つ以上の加入者局と通信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項17に記載のネットワーク・コーディネーター。
  19. 少なくとも一つの処理装置が目標遅延データを計算するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の伝送経路のそれぞれの中のアクセス・ネットワーク・ノードについて、アクセス・ノード目標遅延時間を決定することであって、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードのうち一つであり、および、アクセス・ネットワーク・ノード複数のうち一つ以上の加入者局と通信する;および
    アクセス・ネットワーク・ノードに、アクセス・ノード目標遅延時間を送信するよう構成されたことを特徴とする請求項17に記載のネットワーク・コーディネーター。
  20. 少なくとも一つの処理装置がメッセージを伝送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプを作成する;および
    タイムスタンプをメッセージとともに送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  21. 少なくとも一つの処理装置がメッセージを伝送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプを作成する;および
    タイムスタンプをメッセージとは別々に送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  22. 少なくとも一つの処理装置がメッセージを伝送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、メッセージをアクセス・リンク上で伝送する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  23. 少なくとも一つの処理装置がメッセージを伝送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    メッセージをアクセス・リンク上で伝送する前に、ネットワーク・コーディネーターによって、メッセージをリレー・ダウンリンク上で事前伝送する
    よう構成されたことを特徴とする、請求項22に記載のネットワーク・コーディネーター。
  24. 少なくとも一つの処理装置が目標遅延データを送信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、下流のシグナリング・メッセージ中の一つ以上の伝送経路のそれぞれに沿って目標遅延データを送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  25. 少なくとも一つの処理装置が遅延データを受信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    ネットワーク・コーディネーターによって、上流のシグナリング・メッセージ中の遅延データを受信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  26. それぞれの伝送経路は、一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードを含み、該一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードは、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは複数のうち一つ以上のネットワーク・ノードから複数のうち一つ以上の加入者局への伝送を中継し、および、複数のうち一つ以上の加入者局から少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは複数のうち一つ以上のネットワーク・ノードへの伝送を中継し、
    少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上のアクセス・ネットワーク・ノードからの伝送と同期して、ネットワーク・コーディネーターによって、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送する
    よう構成されたことを特徴とする請求項14に記載のネットワーク・コーディネーター。
  27. アクセス・ネットワーク・ノードによって、ネットワーク中で無線通信を実施する方法であって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含み、該アクセス・ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードに含まれ、
    該方法は:
    アクセス・ネットワーク・ノードによって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、遅延データを送信することであって、該遅延データは、アクセス・ネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含み、および、一つ以上の上流のネットワーク・ノードがアクセス・ネットワーク・ノードとネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信することであって、該目標遅延データは遅延データに基づいている;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信する;および
    目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送することであって、該目標伝送時間は目標遅延データに基づいている
    ことを含むことを特徴とする方法。
  28. アクセス・ネットワーク・ノードは、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、伝送を転送し、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードから、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、伝送を転送するとともに、一つ以上の下流のネットワーク・ノードは、アクセス・ネットワーク・ノードと複数のうち少なくとも一つの加入者局との間の一つ以上の下流の伝送経路に沿って配置され、および
    遅延データを送信することは:
    アクセス・ネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを決定する;および
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 目標遅延データは遅延時間値をさらに含み、および、目標伝送時間はメッセージ伝送時間を遅延時間値に加えたものであり、および
    メッセージを受信することは、さらに:
    タイムスタンプ値を受信することであって、該目標伝送時間はタイムスタンプ値を遅延時間値に加えたものである;および
    タイムスタンプ値と関連付けられた時間に、複数のうち一つ以上の加入者局に、メッセージを伝送する
    ことを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. タイムスタンプ値はメッセージとともに受信されることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. タイムスタンプ値はメッセージとは別々に受信されることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  32. ネットワーク中で無線通信を実施する無線通信局であって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、無線通信局を含む複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含む無線通信局であって、
    該無線通信局は:
    データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ;および
    少なくとも一つの処理装置であって、該処理装置は、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に:
    無線通信局によって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、遅延データを送信することであって、該遅延データは、無線通信局と関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを含み、および、該一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、無線通信局とネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信することであって、該目標遅延データは遅延データに基づいている;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信する;および
    目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局にメッセージを伝送することであって、該目標伝送時間は目標遅延データに基づいている
    よう構成された処理装置
    を含むことを特徴とする無線通信局。
  33. 少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、一つ以上の下流のネットワーク・ノードに伝送を転送し、および、一つ以上の下流のネットワーク・ノードから、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、伝送を転送するとともに、一つ以上の下流のネットワーク・ノードは無線通信局と複数のうち少なくとも一つの加入者局との間の一つ以上の下流の伝送経路に沿って配置され、および、少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    無線通信局と関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを決定する;および
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項32に記載の無線通信局。
  34. 目標遅延データは遅延時間値をさらに含み、および、目標伝送時間はメッセージ伝送時間を遅延時間値に加えたものであることを特徴とし、および、少なくとも一つの処理装置が、メッセージを受信するよう構成されている場合には、少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    タイムスタンプ値を受信することであって、該目標伝送時間はタイムスタンプ値を遅延時間値に加えたものであることを特徴とする;および
    タイムスタンプ値と関連付けられた時間に、複数のうち一つ以上の加入者局に、メッセージを伝送する
    よう構成されたことを特徴とする請求項32に記載の無線通信局。
  35. タイムスタンプ値はメッセージとともに受信されることを特徴とする請求項34に記載の無線通信局。
  36. タイムスタンプ値はメッセージとは別々に受信されることを特徴とする請求項34に記載の無線通信局。
  37. 中間ネットワーク・ノードによって、ネットワーク中で無線通信を実施する方法であって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含み、該中間ネットワーク・ノードは複数のネットワーク・ノードに含まれ:
    該方法は:
    中間ネットワーク・ノードによって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信するとともに、該ネットワーク・ノード遅延データは中間ネットワーク・ノードと関連付けられ、および、該一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、中間ネットワーク・ノードとネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流の遅延データを転送することであって、該下流の遅延データは、中間ネットワーク・ノードと複数のうち一つ以上の加入者局との間の下流の伝送経路に沿って配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられている;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信する;
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、目標遅延データを転送する;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信する;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、メッセージを転送する
    ことを含むことを特徴とする方法。
  38. ネットワーク・ノード遅延データを送信することは、さらに:
    中間ネットワーク・ノードと関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを決定する;および
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 遅延データが伝送経路遅延データを含み、および、下流の遅延データを転送することは:
    一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれと関連付けられた一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち一つから、伝送経路遅延データを受信する;
    伝送経路遅延データにネットワーク・ノード遅延データを付加して、更新された伝送経路遅延データを生成する;および
    一つ以上の上流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、更新された遅延データ伝送経路を送信することであって、一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれと関連付けられた伝送経路遅延データは、対応する一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれの中の各ノードと関連付けられたノード遅延データの合計である
    ことを含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 遅延データは下流のネットワーク・ノード遅延データを含み、および
    下流の遅延データを転送することは:
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれから下流のネットワーク・ノード遅延データを受信する;および
    一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流のネットワーク・ノード遅延データを転送する
    ことを含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  41. さらに
    総目標遅延時間を受信することであって、該総目標遅延時間は時間値である;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに沿って配置された一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれに、総目標遅延時間を送信する
    ことを含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  42. 目標遅延データを受信することは:
    複数のうち一つ以上の加入者局に伝送する一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれに対して、それぞれの個別目標遅延時間値を受信する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  43. 目標遅延データを転送することは:
    複数のうち一つ以上の加入者局に直接伝送する一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれに、それぞれの個別目標遅延時間値を送信する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. メッセージを受信することは:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプ値を受信することであって、該目標伝送時間は、タイムスタンプ値を遅延時間値に加えたものであることを特徴とすることをさらに含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. タイムスタンプ値はメッセージとともに受信されることを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. タイムスタンプ値はメッセージとは別々に受信されることを特徴とする請求項44に記載の方法。
  47. メッセージを転送することは:
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、メッセージを転送する;
    メッセージの伝送時間と関連付けられたタイムスタンプ値を受信する;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、タイムスタンプを転送することであって、該目標遅延データは遅延時間値をさらに含み、および、目標伝送時間はメッセージ伝送時間を遅延時間値に加えたものである;および
    目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局に、メッセージを伝送する
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  48. ネットワーク中で無線通信を実施する無線通信局であって、該ネットワークは、ネットワーク・コーディネーター、無線通信局を含む複数のネットワーク・ノード、および、複数の加入者局を含み、
    該無線通信局は:
    データおよび指示を記憶する少なくとも一つのメモリ;および
    少なくとも一つの処理装置であって、該処理装置は、メモリにアクセスするとともに、および、指示を実行する際に:
    無線通信局によって、少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信するとともに、該ネットワーク・ノード遅延データは無線通信局と関連付けられ、および、該一つ以上の上流のネットワーク・ノードは、無線通信局とネットワーク・コーディネーターとの間の上流の伝送経路に沿って配置された複数のネットワーク・ノードのうちいずれかを含む;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流の遅延データを転送することであって、該下流の遅延データは、無線通信局と複数のうち一つ以上の加入者局との間の下流の伝送経路に沿って配置された一つ以上の下流のネットワーク・ノードと関連付けられている;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、目標遅延データを受信する;
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、目標遅延データを転送する;
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードから、メッセージを受信する;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに、メッセージを転送する
    よう構成された処理装置
    を含むことを特徴とする無線通信局。
  49. 少なくとも一つの処理装置が、ネットワーク・ノード遅延データを送信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    無線通信局と関連付けられたネットワーク・ノード遅延データを決定する;および
    少なくとも一つのネットワーク・コーディネーターまたは一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、ネットワーク・ノード遅延データを送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項48に記載の無線通信局。
  50. 遅延データが伝送経路遅延データを含み、および、少なくとも一つの処理装置が下流の遅延データを転送するよう構成されている場合、該処理装置はさらに:
    一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれと関連付けられた一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち一つから、伝送経路遅延データを受信する;
    ネットワーク・ノード遅延データを伝送経路遅延データに付加して、更新された伝送経路遅延データを生成する;および
    一つ以上の上流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、更新された遅延データ伝送経路を送信することであって、一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれと関連付けられた伝送経路遅延データは、対応する一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれの中の各ノードと関連付けられたノード遅延データの合計である
    よう構成されたことを特徴とする請求項49に記載の無線通信局。
  51. 遅延データは下流のネットワーク・ノード遅延データを含み、および、少なくとも一つの処理装置が下流の遅延データを転送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれから下流のネットワーク・ノード遅延データを受信する;および
    一つ以上の上流のネットワーク・ノードに、下流のネットワーク・ノード遅延データを転送する
    よう構成されたことを特徴とする請求項48に記載の無線通信局。
  52. 少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    総目標遅延時間を受信することであって、該総目標遅延時間は時間値である;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードに沿って配置された一つ以上の下流の伝送経路のそれぞれに、総目標遅延時間を送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項48に記載の無線通信局。
  53. 該少なくとも一つの処理装が目標遅延データを受信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    複数のうち一つ以上の加入者局に伝送する一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれに対して、それぞれの個別目標遅延時間値を受信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項48に記載の無線通信局。
  54. 該少なくとも一つの処理装置が目標遅延データを転送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    複数のうち一つ以上の加入者局に直接伝送する一つ以上の下流のネットワーク・ノードのそれぞれに、それぞれの個別目標遅延時間値を送信する
    よう構成されたことを特徴とする請求項48に記載の無線通信局。
  55. 該少なくとも一つの処理装置がメッセージを受信するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    メッセージ伝送時間と関連付けられたタイムスタンプ値を受信することであって、該目標伝送時間はタイムスタンプ値を遅延時間値に加えたものである
    よう構成されたことを特徴とする請求項54に記載の無線通信局。
  56. タイムスタンプ値はメッセージとともに受信されることを特徴とする請求項55に記載の無線通信局。
  57. タイムスタンプ値はメッセージとは別々に受信されることを特徴とする請求項55に記載の無線通信局。
  58. 該少なくとも一つの処理装置が、メッセージを転送するよう構成されている場合、該少なくとも一つの処理装置は、さらに:
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、メッセージを転送する;
    メッセージの伝送時間と関連付けられたタイムスタンプ値を受信する;および
    一つ以上の下流のネットワーク・ノードのうち少なくとも一つに、タイムスタンプを転送することであって、該目標遅延データは遅延時間値をさらに含み、および、目標伝送時間はメッセージ伝送時間を遅延時間値に加えたものである;および
    目標伝送時間に、複数のうち一つ以上の加入者局に、メッセージを伝送する
    よう構成されたことを特徴とする請求項54に記載の無線通信局。
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