JP2008177844A - カメラ - Google Patents

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JP2008177844A
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Daiki Kurihara
大樹 栗原
Kimio Uematsu
君夫 植松
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Abstract

【課題】光学部材全面にわたって効果的な塵除去を行うことができるカメラの提供。
【解決手段】撮像素子4の前方に配置された光学ローパスフィルタ5は、交換レンズマウント部分から入り込んだ塵が撮像素子方向に移動して撮像面に付着するのを防止している。そして、光軸方向に屈曲変形する圧電アクチュエータ6により、光学ローパスフィルタ5全体を光軸方向に往復動させるようにした。そのため、光学ローパスフィルタ5全体が光軸方向に往復動し、従来のような振動しない点(振動の節)が存在しないので、光学ローパスフィルタ5の全面にわたって効果的な塵除去を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、CCD等の撮像素子を用いるカメラに関する。
デジタルカメラは撮像素子に被写体像を取り込むタイプのカメラであり、近年は、一眼レフ式のデジタルカメラが急速に普及している。デジタルカメラの場合、撮像素子のカバーガラス或いは撮像素子の前方に配置されるローパスフィルタの表面にゴミや塵埃などの異物が付着すると、それが画像中に写し込まれ良好な画像を得ることができない。特に、一眼レフカメラの場合、レンズ交換時に空気中に浮遊する塵等がカメラボディ内に侵入しやすいので問題となる。そのため、撮像素子の撮像面近傍に配置された防塵フィルタ自身に定在波振動を生じさせ、すなわち、定在波振動により防塵フィルタを撓ませて付着した塵を除去するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3727903号公報
しかしながら、防塵フィルタ自身に定在波振動を発生させる上述した従来の技術では、フィルタに振動しない点(振動の節)があり、その近辺に付着した塵を除去し難いという欠点があった。
請求項1の発明によるカメラは、被写体像を撮像する撮像素子と、光軸上に配設され、撮像素子に塵が付着するのを防止する光学部材と、光軸方向に屈曲変形して、光学部材全体を光軸方向に往復動させる屈曲変形型アクチュエータとを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、屈曲変形型アクチュエータは、光学部材を片持ち支持して屈曲振動するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、光学部材を弾性支持する弾性部材を備え、屈曲変形型アクチュエータは、光軸方向に屈曲変形して弾性支持された光学部材を光軸方向に叩くようにしたものである。
本発明によれば、屈曲変形型アクチュエータを光軸方向に屈曲変形して、光学部材全体を光軸方向に振動させることで塵除去を行っているので、光学部材全面にわたって効果的な塵除去ができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明によるカメラの一実施の形態を示す図であり、レンズ交換式のデジタルスチルカメラの概略構成を示したものである。カメラボディ1には、交換レンズ2が着脱可能に設けられている。カメラボディ1内の光軸上にはミラー9が挿脱可能に設けられており、ミラー9が図1のように光軸上に配設された状態(非露光状態)では、交換レンズ2を通過した被写体光は、ミラー9により不図示のファインダ光学系へと反射される。
一方、露光時にはミラー9が光軸外へと退避移動されるとともに、シャッタユニット8が開閉動作される。その結果、交換レンズ2により結像された被写体像が撮像素子4により撮像される。撮像素子4はCCDやCMOS等の固体撮像素子で構成され、撮像素子設置板3に設けられている。撮像素子4の撮像面前方には光学ローパスフィルタ5が配置されている。光学ローパスフィルタ5にはバイモルフ型圧電アクチュエータ6により振動が加えられ、光学ローパスフィルタ5の表面に付着した塵が除去される。バイモルフ型圧電アクチュエータ6は、駆動回路7により駆動制御される。
図2は、光学ローパスフィルタ5,バイモルフ型圧電アクチュエータ6の詳細を示す図であり、(a)はシャッタユニット8側から見た正面図であり、(b)は断面図である。撮像素子設置板3の左右両端には階段状に折り曲げられたアクチュエータ固定部3aが形成されており、それぞれにバイモルフ型圧電アクチュエータ6の一端がビス固定されている。
各圧電アクチュエータ6の他端は、光学ローパスフィルタ5を保持するフィルタ枠10に固定されている。フィルタ枠10と撮像素子設置板3との間には、弾性部材11が設けられている。なお、弾性部材11には、ゴム系やウレタン系等の材料が用いられる。このように、撮像素子4の前方に光学ローパスフィルタ5が設けられているので、交換レンズマウント部分から入り込んだ塵が撮像素子方向に移動して撮像面に付着するのを防止することができる。また、弾性部材11が撮像素子4の周囲を囲むように設けられ、撮像素子4がほぼ密閉された空間に配置されているため、光学ローパスフィルタ5と撮像素子4との隙間に塵が侵入することはない。
フィルタ枠10の左右には、フィルタ枠10が図2(a)の上下左右方向にずれるのを防止するズレ防止部10aが4箇所設けられている。ズレ防止部10aには撮像素子設置板3に立設されたピン3bが貫通しており、フィルタ枠10は光軸方向(図の矢印方向)の移動のみが可能となっている。
図3は、バイモルフ型圧電アクチュエータ6の動作を説明する図である。図3(a)は圧電アクチュエータ6の印加電圧がオフの場合を示し、図3(b)は印加電圧がオンの場合を示す。バイモルフ型圧電アクチュエータ6は、圧電体61,62を電極63を介して2枚貼り合わせた構造を有しており、圧電体61の他方の面には電極64が設けられ、圧電体62の他方の面には電極65が設けられている。圧電体61,62としては、例えば、圧電セラミックス(例えば、PZT系)の薄板が用いられる。電極63はスイッチ72に接続され、電極64,65は駆動回路7に設けられた電源71のプラス側に接続されている。
圧電体61,62の分極方向は薄板の厚さ方向であって、同じ向きになっている。図3(b)のようにスイッチ72を閉じると、電極63がスイッチ72を介して電源71のマイナス側に接続される。その結果、圧電体61では電極64から電極63の方向に電場が形成され、圧電体62では電極65から電極63方向に電場が形成される。このとき、圧電逆効果により、電場の方向と分極方向とが一致する圧電体61は横方向に伸び(厚さ方向に縮み)、電場の方向と分極方向とが逆になる圧電体62は横方向に縮む(厚さ方向に伸びる)。
その結果、圧電アクチュエータ6は、図3(b)に示すように図示下方に屈曲変形する。また、電極63をプラス、電極61,62をマイナスにすると、圧電アクチュエータ6は、図3(b)に示す屈曲方向とは逆に図示上方に屈曲変形する。圧電アクチュエータ6を繰り返し屈曲変形させるには、スイッチ72のオンオフを繰り返しても良いし、交流電源により交流電圧を印加するようにしても良い。本実施の形態では、電源71として交流電源を備え、左右両方の圧電アクチュエータ6に交流電圧を印加する場合について考える。例えば、2つの圧電アクチュエータ6は同一周期で上限に振動し、フィルタ枠10に保持された光学ローパスフィルタ5も光軸方向に振動することになる。
このように、本実施の形態では、屈曲変形する圧電アクチュエータ6により、光学ローパスフィルタ5全体を光軸方向に往復動させるようにした。そのため、光学ローパスフィルタ5全体が光軸方向に往復動し、従来のような振動しない点(振動の節)が存在しないので、光学ローパスフィルタ5の全面にわたって効果的な塵除去を行うことができる。
また、圧電アクチュエータ6は反応速度が速いので、ミラーアップ直後から撮影開始までの短時間に塵除去を行うことが可能となる。そのため、撮影直前に塵除去が行え、常に、塵の影響のない撮影を行うことができる。
なお、本実施の形態では、光学ローパスフィルタ5が、撮像面への塵の付着を防止する光学部材として機能しているので、光学ローパスフィルタ5振動させるようにした。しかし、撮像素子と光学ローパスフィルタとが一つのユニットを構成し、ユニットに設けられたカバーガラスによって塵が撮像面に付着しないようにしている構成の場合には、カバーガラスを同様に振動させるようにしても良い。
[変形例1]
図4は本実施の形態の第1の変形例を示す図であり、図2と同様の図である。変形例1の場合には、圧電アクチュエータ6の先端はフィルタ枠10に固定されておらず、単に接しているだけである。そして、この状態から圧電アクチュエータ6を光軸方向に屈曲振動させ、圧電アクチュエータ6の先端でフィルタ枠10を叩くようにする。
フィルタ枠10は、ビス100により弾性部材11上に固定されている。ただし、フィルタ枠10のズレ防止部10aと撮像素子設置板3との間にはクリアランスがあるので、圧電アクチュエータ6の先端でフィルタ枠10を叩くと弾性部材11が変形し、フィルタ枠10が振動する。すなわち、圧電アクチュエータ6の先端でフィルタ枠10を叩くと、そのときの衝撃により光学ローパスフィルタ5が振動し、光学ローパスフィルタ5の表面に付着していた塵が衝撃により表面から脱落する。この場合、左右の圧電アクチュエータ6の振動の位相を合わせる必要はなく、例えば、位相を180°ずらすようにしても良い。
[変形例2]
図5は第2の変形例を示す図であり、図2と同様の図である。変形例2を変形例1と比較すると、変形例2では、図示左側の圧電アクチュエータ6を押さえ板101で置き換え、右側のズレ防止部10aに設けられているビス100をバネ102で置き換えている。圧電アクチュエータ6を軸方向に屈曲振動させてフィルタ枠10を叩くと、弾性部材11が変形してフィルタ枠10が上下に振動する。この場合、フィルタ枠10の左側も軸方向に変位可能な構造となっているので、フィルタ枠10の右側を叩くことで、左側の部分も振動することになるので、圧電アクチュエータ6の個数を低減することができる。
また、ズレ防止部10aに設けられたバネ102のバネ定数に応じた周波数で圧電アクチュエータ6を振動させることにより、振動を増幅させることができ、その結果、振動による塵除去の効果を向上させることができる。
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、光学ローパスフィルタ5は光学部材を構成する。なお、上述した実施の形態では、圧電アクチュエータ6としてバイモルフ型の圧電アクチュエータを用いたが、屈曲変形するアクチュエータであれば、モノモルフ型、ユニモルフ型、マルチモルフ型の圧電アクチュエータであっても良い。また、以上の説明はあくまでも一例であり、発明を解釈する際、上記実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。
本発明によるカメラの一実施の形態を示す図であり、レンズ交換式のデジタルスチルカメラの概略構成を示したものである。 光学ローパスフィルタ5,バイモルフ型圧電アクチュエータ6の詳細を示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。 バイモルフ型圧電アクチュエータ6の動作を説明する図であり、(a)は印加電圧がオフの場合を、(b)は印加電圧がオンの場合を示す。 変形例1を示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。 変形例2を示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
符号の説明
1:カメラボディ、2:交換レンズ、3:撮像素子設置板、4:撮像素子、5:光学ローパスフィルタ、6:圧電アクチュエータ、7:駆動回路、10:フィルタ枠、10a:ズレ防止部、11:弾性部材、61,62:圧電体、63,63,65:電極、71:電源、72:スイッチ、101:押さえ板、102:バネ

Claims (3)

  1. 被写体像を撮像する撮像素子と、
    光軸上に配設され、前記撮像素子に塵が付着するのを防止する光学部材と、
    光軸方向に屈曲変形して、前記光学部材全体を光軸方向に往復動させる屈曲変形型アクチュエータとを備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記屈曲変形型アクチュエータは、光学部材を片持ち支持して屈曲振動することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記光学部材を弾性支持する弾性部材を備え、
    前記屈曲変形型アクチュエータは、光軸方向に屈曲変形して前記弾性支持された前記光学部材を光軸方向に叩くことを特徴とするカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8787744B2 (en) 2012-12-04 2014-07-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrical component-accommodating case and imaging apparatus having the same
US9282224B2 (en) 2012-12-07 2016-03-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Imaging apparatus having efficient dust removal apparatus and camera including the same

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