JP2008177738A - 撮像装置及び撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置を小型化する。
【解決手段】撮像装置は、画素回路101G、101R、101B,101Lを1つの画素ユニットとして、複数の画素ユニットによって構成された撮像素子101を備える。複数の画素回路101G、101R、101Bによって、カラー画像データ取得用の画素アレイが構成され、複数の画素回路101Lによって、距離画像取得用の画素アレイが構成される。また、撮像装置は、カラー画像を取得するカラー画像取得部と、距離画像を取得する距離画像取得部と、を備える。カラー画像取得部、距離画像取得部は、このような画素アレイを含んで構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置及び撮像素子に関するものである。
従来、被写体を色で表したカラー画像(又は白黒画像)を取得する撮像装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、被写体を、撮像装置からの距離で表した距離画像を取得する撮像装置もある(例えば、特許文献2参照)。いずれの撮像装置もカラー画像、距離画像を取得するための撮像素子を備えている。
特開2002−94883号公報(第3,4頁、図1) 特開2004−294420号公報(第5,6頁、図1)
しかし、カラー画像を取得する撮像素子と距離画像を取得する撮像素子とでは、構造が異なるため、カラー画像と距離画像とを取得するためには、撮像素子も、距離画像取得用のものと、カラー画像取得用のものとを備える必要がある。
距離画像取得用の撮像素子とカラー画像取得用の撮像素子とを備えた場合、撮像素子を1つだけ備えた場合と比較して撮像素子の占める面積は2倍になる。2つの撮像素子の画素数を1/2にしたとしても、被写体で反射した反射光を2つの撮像素子に振り分けなければならず、そのための光学系が必要になり、撮像装置を小型化することが難しい。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、小型化が可能な撮像装置及び撮像素子を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る撮像装置は、
撮像対象の被写体で反射した光を受光して、視覚で得られる前記被写体の視覚情報を含めて前記被写体の形状を表した第1の画像を取得するための第1の画素部と前記被写体までの距離情報を含めた第2の画像を取得するための第2の画素部とを備えた撮像素子と、
前記第1の画像を取得するように複数の前記第1の画素部を駆動する第1の素子駆動部と、
前記第2の画像を取得するように複数の前記第2の画素部を駆動する第2の素子駆動部と、を備えたことを特徴とする。
前記撮像素子は、前記第1の画素部と前記第2の画素部とを1画素ユニットとして、複数の画素ユニットが行列配置されて構成されたものであってもよい。
前記各第1の画素部は、それぞれ、前記被写体で反射した光を色成分毎に受光して信号電荷を発生させ、前記色成分毎に発生した前記信号電荷を出力する複数の受光部からなり、
前記第1の素子駆動部は、前記色成分毎に前記複数の受光部を駆動するものであってもよい。
光を投光する投光部と、
前記投光部が投光する光を点滅させる投光制御部と、
前記撮像素子の複数の第2の画素部と、
前記各第2の画素部から出力された信号電荷に基づいて前記被写体までの距離情報を取得する演算部と、を備え、
前記各第2の画素部は、前記投光部が投光して前記被写体で反射した点滅光を受光することにより信号電荷を生成し、生成した信号電荷を前記投光部が点灯している期間に受光した反射光により発生した第1の信号電荷と前記投光部が消灯している期間に受光した反射光により発生した第2の信号電荷とに分けて出力し、
前記演算部は、前記各第2の画素部が出力した前記第1の信号電荷の量と前記第2の信号電荷の量とに基づいて、前記投光部が点灯してから前記受光部が反射光を受光するまでの遅れ時間を計測し、計測した遅れ時間に基づいて、前記被写体までの距離情報を取得するようにしてもよい。
前記撮像素子の複数の第1の画素部がそれぞれ取得した前記第1の画像のデータを色成分毎に画素加算し、複数の第2の画素部がそれぞれ取得した前記第2の画像のデータを画素加算する画素加算部を備えてもよい。
前記画素加算部は、前記第1の画素部で取得した画素データと、前記第2の画素部で取得した画素データと、を異なる領域で画素加算するようにしてもよい。
前記第1の画素部は、赤色、緑色、青色の光を検知する画素部を備え、前記緑色の光を検知する画素部の面積が、前記赤色の画素部、前記青色の画素部のそれぞれの面積よりも大きくなるように構成されたものであってもよい。
前記第1の画素部は、赤色、緑色、青色の光を検知する画素部を備え、
前記第2の画素部は、当該面積が前記第1の画素部の前記赤色の光を検知する画素部、前記青色の光を検知する画素部のそれぞれの面積よりも大きくなるように構成されたものであってもよい。
前記第1の画素部、第2の画素部はともにCMOSによって構成されたものであってもよい。
前記投光部は、近赤外線を含む光を投影するものであってもよい。
前記第1の画素部が取得した第1の画像のデータと前記第2の画素部が取得した第2の画像のデータとを関連付けて記憶する記憶部を備えたものであってもよい。
また、本発明の第2の観点に係る撮像素子は、
撮像対象の被写体で反射した光を受光して、視覚で得られる前記被写体の視覚情報を含めて前記被写体の形状を表した第1の画像を取得するための第1の画素部と前記被写体までの距離情報を含めた第2の画像を取得するための第2の画素部とを1画素ユニットとして、複数の画素ユニットが行列配置されて構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置を小型化することができる。
以下、本発明の実施形態に係る装置を図面を参照して説明する。
本実施形態に係る撮像装置の構成を図1に示す。
本実施形態に係る撮像装置1は、センサ部11と、フラッシュ12,13と、フラッシュ制御部14と、撮像制御部15と、フレームメモリ16と、メモリコントローラ17と、データ処理部18と、ROM19と、RAM20と、CPU21と、を備える。
この撮像装置1は、被写体2に、フラッシュ12,13で、それぞれ、可視光、近赤外光を照射し、センサ部11の撮像エリア3内において、被写体2で反射した反射光を受光する。
この被写体2が、図2に示すように、それぞれ、文字が描かれるとともに位置が異なる3つの被写体2A,2B,2Cである場合、この撮像装置1は、図3(a)に示すように、撮像エリア3内において、それぞれ、カラー画像2Ai,2Bi,2Ciを取得する。
カラー画像2Ai,2Bi,2Ciは、それぞれ、視覚で得られる視覚情報、例えば、被写体2A,2B,2CのRGB成分、輝度の情報を含めて被写体2A,2B,2Cの形状を表した画像である。
また、この撮像装置1は、図3(b)に示すように、撮像エリア3内において、距離画像2Ad,2Bd、2Cdを取得する。距離画像2Ad,2Bd,2Cdは、それぞれ、撮像装置1から被写体2A,2B,2Cまでの距離情報を含めて被写体2A,2B,2Cの形状を表した画像である。
撮像装置1と被写体2A,2B、2Cとの距離を、2A<2B<2Cとすると、撮像装置1は、図3(b)に示すように、距離画像2Ad,2Bd,2Cdの明度を、2Ad>2Bd>2Cdとなるように設定する。
本実施形態の撮像装置1は、このカラー画像2Ai,2Bi,2Ciと、距離画像2Ad,2Bd,2Cdと、を同時に取得するように構成されている。
図1に戻り、センサ部11は、撮像素子101と、素子駆動部102,103と、を備える。
撮像素子101は、カラー画像と距離画像とを取得するものであり、図4に示すように、画素回路101Gと、画素回路101Rと、画素回路101Bと、画素回路101Lと、によって構成される。
画素回路101G,101R,101Bは、それぞれ、被写体2のG(Green)成分、R(Red)成分、B(Blue)成分を取得するためのものである。画素回路101Lは、距離画像を取得するためのものである。
撮像素子101は、1つの画素回路101G、101R、101B、101Lを1つの画素ユニットとして、複数の画素ユニットによって構成される。本実施形態では、画素ユニットが、n行×n列(nは0を除く自然数)に行列配置されるものとする。
このn×nの画素回路101G、101R、101B、101Lによって、それぞれ、G,R,B成分のカラー画像取得用の画素アレイが構成され、n×nの画素回路101Lによって、距離画像取得用の画素アレイが構成される。
尚、画素アレイの行列配置された各画素回路101G、101R、101B、101Lを、ぞれぞれ、画素回路101G(i,j)、101R(i,j)、101B(i,j)、101L(i,j)と表すものとする(i,j;整数、1≦i≦n,1≦j≦n)。
この撮像装置1は、このような画素アレイを含んで構成されたカラー画像取得部と距離画像取得部とを備える。カラー画像取得部は、図3(a)に示すようなカラー画像2Ai,2Bi、2Ciを取得するためのものであり、距離画像取得部は、図3(b)に示すような距離画像2Ad,2Bd、2Cdを取得するためのものである。
図5は、G成分のカラー画像取得用の画素アレイを含んで構成されたカラー画像取得部200の構成を示す図である。カラー画像取得部200は、フラッシュ12と、フラッシュ制御部14と、画素アレイ201と、垂直走査部202と、水平走査部203と、トランジスタQ1−1〜Q1−nと、増幅器204と、A/D変換機205と、によって構成される。
撮像装置1は、このような構成を有するカラー画像取得部200をG成分用とともに、R成分用、B成分用についても備えている。本実施形態では、G成分用のカラー画像取得部200についてのみ説明する。
尚、図1に示す素子駆動部102は、G,R,B成分用の垂直走査部202と、水平走査部203と、トランジスタQ11−1〜Q11−nと、増幅器204とが、A/D変換器205と、によって構成される。
フラッシュ12は、被写体2に向けて可視光を発するものである。フラッシュ制御部14は、CPU21からタイミング信号Stが供給されて、フラッシュ12を発光させるものである。
画素アレイ201は、被写体2で反射した可視光を受光するものであり、前述のようにn×nの画素回路101G(i,j)によって構成される。各画素回路101G(i,j)は、図6に示すように、フォトダイオードPD11と、トランジスタQ11〜Q13と、によって構成される。
フォトダイオードPD11は、被写体2で反射したG成分の光を受光して受光した光の量に対応する量の信号電荷を発生させて、出力するものであり、アノードは接地される。
トランジスタQ11は、ゲート(端子)にリセット信号R11が供給されてフォトダイオードPD11をリセットするトランジスタである。
トランジスタQ11のゲートは、リセット線L11に接続され、ソースは、フォトダイオードPD11のカソードに接続され、ドレインには、正電圧が印加される。
トランジスタQ12は、フォトダイオードPD11が生成した信号電荷による電流を増幅するためのものであり、そのゲートは、フォトダイオードPD11のカソードに接続され、ドレインには、正電圧が印加される。
トランジスタQ13は、行選択用のトランジスタであり、そのゲートは、行選択線L12に接続され、ドレインは、トランジスタQ12のソースに接続され、ソースは、垂直信号線L13に接続される。
垂直走査部202は、CPU21からタイミング信号Stが供給されて、行を選択し、その行の画素回路101Gをリセットするとともに、信号出力を制御するためのものである。垂直走査部202は、選択した行のリセット線L11を介して画素回路101GのトランジスタQ11のゲートに、リセット信号R11を出力することにより、選択した行の画素回路101Gをリセットする。
また、垂直走査部202は、選択した行の行選択線L12を介して各画素回路101GのトランジスタQ13のゲートに、行選択信号S11を出力することにより、信号出力を制御する。
トランジスタQ1−1〜Q1−nは、行選択線L12に接続された画素回路101G(i,j)からの信号Siの出力を制御するためのものであり、各ドレインは、各垂直信号線L13に接続され、各ソースは、増幅器204の入力端に接続される。
水平走査部203は、CPU21からタイミング信号Stが供給されて、トランジスタQ1−1〜Q1−nを制御し、信号Siを選択して出力するためのものである。
水平走査部203は、第1列目のトランジスタQ1−1のゲートに、ハイレベルの列選択信号S12を出力してトランジスタQ1−1をオンする。トランジスタQ1−1が信号Siを出力すると、列選択信号S12の信号レベルをローレベルに設定して、トランジスタQ1−1をオフする。
水平走査部203は、第2列目のトランジスタQ1−2、・・・第n列目のトランジスタQ1−nについても、順次、列選択信号S12を出力して、このような処理を行う。
増幅器204は、各トランジスタQ1−1〜Q1−nから出力された信号Siの信号電圧を増幅するものである。
A/D変換器205は、増幅器204が信号電圧を増幅したアナログの信号Siを、カラー画像データとして、ディジタルデータに変換するものである。素子駆動部102は、このA/D変換器205が変換したしたカラー画像データを出力する。
次に、距離画像取得用の画素アレイを含んで構成された距離画像取得部300の構成について説明する。この距離画像取得部300には、例えば、特開2004−294420号公報に記載されたものが用いられる。
この距離画像取得部300は、被写体2にパルス光を照射し、このパルス光が被写体2で反射して受光するまでの光の飛行時間に基づいて距離画像を取得するものである。
この距離画像取得部301は、図7に示すように、フラッシュ13と、撮像制御部15と、画素アレイ301と、受光レンズ302と、タイミング制御部303と、垂直シフトレジスタ304と、サンプルホールド部305−1〜305−nと、スイッチ部306−1〜306−nと、水平シフトレジスタ307と、出力バッファ308−1,308−2と、演算部309と、A/D変換器310と、によって構成される。
尚、図1に示すセンサ部11の素子駆動部103は、タイミング制御部303と、垂直シフトレジスタ304と、サンプルホールド部305−1〜305−nと、スイッチ部306−1〜306−nと、水平シフトレジスタ307と、出力バッファ308−1,308−2と、演算部309と、A/D変換器310と、によって、構成される。
フラッシュ13は、被写体2に向けて近赤外光を照射するものである。撮像制御部15は、距離画像を取得するために、CPU21によって指示されて、フラッシュ13とセンサ部11とを制御するものである。
撮像制御部15は、図8(a)に示すようなクロック信号CLKを生成するクロック信号生成部(図示せず)と、このクロック信号CLKのクロック数をカウントするカウンタと、を備える。
撮像制御部15は、時刻t0から、クロック信号生成部が生成したクロック信号CLKのレベルが反転する毎にフラッシュ13を点滅することにより、近赤外光のパルス変調を行う。
尚、期間Tpは、クロック信号CLKの信号レベルがハイレベルとなる期間を示し、期間Tqは、クロック信号CLKの信号レベルがローレベルとなる期間を示し、期間Tpと期間Tqとは、等しいものとする。
撮像制御部15は、画素回路101L内のフォトダイオードの暗電流を検出するため、カウント数がN(Nは1以上の自然数)になる時刻t1において、フラッシュ13を消灯する。図8に示す期間Ta(時刻t0〜t1)は、フラッシュ13を点滅させてパルス変調を行う期間を示す。
そして、カウンタは、カウント数をリセットして、再び、時刻t1から、クロック信号CLKのクロック数をカウントし、撮像制御部15は、クロック数がNになる時刻t2まで、フラッシュ13を消灯する。図8に示す期間Tb(時刻t1〜t2)は、このフラッシュ13を消灯する期間を示す。
撮像制御部15は、このクロック信号生成部が生成したクロック信号CLKをタイミング制御部303、垂直シフトレジスタ304に供給する。
画素アレイ301は、フラッシュ13が照射した近赤外光が被写体2で反射したフラッシュ光を受光するものであり、前述のように、n×nの画素回路101L(i,j)によって構成される。
本実施形態に係る距離画像取得部300は、CMOS型の構成を有している。図9(a)は、本実施形態に係る各画素回路101L(i,j)の構成を示す図であり、図9(b)は、この各画素回路101L(i,j)の等価回路の構成を示す図である。
本実施形態に係る各画素回路101L(i,j)は、図9(a)に示すように、n層311a、p+層311b、n+層311c、311d、シリコン酸化膜311e、制御電極311f、311gが形成されたp型シリコン基板311と、遮光膜312と、トランジスタQ21,Q22と、増幅器313と、によって構成される。
図9(b)に示すフォトダイオードPD12は、被写体2で反射した光を受光して受光した光の量に対応する量の信号電荷を発生させて、出力するものであり、図9(a)に示すn層311aとp+層311bとによって構成される。
図9(b)に示すトランジスタQ21は、図9(a)に示すp型シリコン基板311とn層311aと制御電極311fとn+層311cとによって構成される。この場合、n層311a、n+層311c、制御電極311fが、それぞれ、トランジスタQ21のドレイン、ソース、ゲートになる。
図9(b)に示すトランジスタQ22は、図9(a)に示すp型シリコン基板311とn層311aと制御電極311gとn+層311dとによって構成される。この場合、n層311a、n+層311d、制御電極311gが、それぞれ、トランジスタQ22のドレイン、ソース、ゲートになる。
シリコン酸化膜311eは、p型シリコン基板311及びp型シリコン基板311に形成された各層を絶縁するためのものであり、被写体2から反射した近赤外光を透過する。
遮光膜312は、フォトダイオードPD12に相当するn層311a、p+層311bの上部のみ開口し、この領域を除くp型シリコン基板311を遮光する。これにより、フォトダイオードPD12のみが被写体2から反射した近赤外光を受光する。
制御電極311f,311gは、それぞれ、制御信号TX1,TX2が印加される電極である。制御電極311fに、ハイレベルの制御信号TX1が印加されると、制御電極311f下にチャンネルが形成されて、図9(b)に示すトランジスタQ21はオンする。
また、制御電極311gも同様に、ハイレベルの制御信号TX2が印加されると、制御電極311g下にチャンネルが形成されて、図9(b)に示すトランジスタQ22はオンする。
従って、ハイレベルの制御信号TX1,TX2が、それぞれ、制御電極311f,311gに、交互に印加され、トランジスタQ21がオンすると、フォトダイオードPD12に蓄積された信号電荷による電流はトランジスタQ21のドレイン−ソースを経由して垂直信号線L21へと流れる。
一方、トランジスタQ22がオンすると、フォトダイオードPD12に蓄積された信号電荷による電流はトランジスタQ22のドレイン−ソースを経由して垂直信号線L22へと流れる。
このように、各画素回路101Lは、ハイレベルの制御信号TX1,TX2が交互に供給されることにより、フラッシュ13が点灯している期間Tpに受光した反射光により発生した第1の信号電荷と、フラッシュ13が消灯している期間Tqに受光した反射光により発生した第2の信号電荷とに分けて出力する。
図9(a),(b)に示すトランジスタQ23,Q24は、フォトダイオードPD12をリセットするためのものである。
トランジスタQ23,Q24のソースは、それぞれ、図9(a)に示すn+層311c、321dに接続され、それぞれのドレインには、電圧+Vの電源ラインから電流が供給される。
増幅器313は、図9(b)に示すトランジスタQ21,Q22の出力電流を増幅するためのものであり、トランジスタQ25〜Q27を備える。トランジスタQ25のドレインには、電圧+Vの電源ラインから電流が供給される。
トランジスタQ26,Q27のドレインは、トランジスタQ25のソースに接続され、ソースは、それぞれ、垂直信号線L21,L22に接続される。トランジスタQ26,Q27のゲートは、それぞれ、トランジスタQ21,Q22のソースに接続される。
そして、トランジスタQ25は、ゲートにハイレベルの行選択信号S21が供給されるとオンして、トランジスタQ26,Q27に電流を供給する。トランジスタQ21がトランジスタQ26のゲートに電流を供給すると、ゲート電圧はハイレベルとなって、トランジスタQ26はオンする。
トランジスタQ26は、オンして、トランジスタQ21の出力電流を増幅し、電流増幅した信号を信号Sd1として、この信号Sd1の信号電流を垂直信号線L21に出力する。
また、トランジスタQ22がトランジスタQ27のゲートに電流を供給すると、トランジスタQ27のゲート電圧はハイレベルとなって、トランジスタQ27は、オンする。
トランジスタQ27は、オンして、トランジスタQ22の出力電流を増幅し、電流増幅した信号を信号Sd2として、この信号Sd2の信号電流を垂直信号線L22に出力する。
図7に示す受光レンズ302は、各画素回路101L(i,j)のフォトダイオードPD12に光を集光するためのレンズである。
タイミング制御部303は、撮像制御部15から供給されたクロック信号CLKのクロックタイミングに同期して、各画素回路101L(i,j)から信号Sd1,Sd2の信号電流を出力する出力タイミングを制御するためのものである。
タイミング制御部303は、各制御線L23を介して各画素回路101L(i,j)に、行毎に制御信号TX1を供給する。タイミング制御部303は、制御信号TX1の信号レベルを、図8(d)に示すように、期間Tpでは、ハイレベルに設定し、期間Tqでは、ローレベルに設定する。
また、タイミング制御部303は、各制御線L24を介して各画素回路101L(i,j)に、行毎に制御信号TX2を供給する。タイミング制御部303は、制御信号TX2の信号レベルを、図8(e)に示すように、期間Tpでは、ローレベルに設定し、期間Tqでは、ハイレベルに設定する。
垂直シフトレジスタ304は、行を選択して、選択した行の画素回路101L(i,1)をリセットして、信号Sd1,Sd2の信号電流を出力する行の画素回路101Lを選択するためのものである。
垂直シフトレジスタ304は、第j行目の画素回路101L(1,j)〜101L(n,j)を選択する場合、図8(f)に示すように、期間Ta、期間Tbの始めのクロック信号CLKの1周期において、それぞれ、リセット線L15を介して、ハイレベルのリセット信号R21を画素回路101L(i,1)に供給する。
また、垂直シフトレジスタ304は、期間Ta、期間Tbのそれぞれのクロック信号CLKの1周期が終了すると、リセット信号R21をローレベルに設定してリセットを終了させる。
そして、垂直シフトレジスタ304は、図8(g)に示すように、それぞれ、期間Ta,Tbが終了するまで、画素回路101L(1,j)〜101L(n,j)にハイレベルの行選択信号S21を供給する。
サンプルホールド部305−1〜305−nは、列毎に、各画素回路101L(i,j)から垂直信号線L21を介して出力された信号Sd1の信号電流、垂直信号線L22に出力された信号Sd2の信号電流を個別に蓄積して、それぞれの信号電圧をサンプルホールドするためのものである。サンプルホールド部305−1〜305−nは、それぞれ、サンプルホールド回路321,322を備える。
サンプルホールド回路321は、各画素回路101L(i,j)から垂直信号線L21を介して出力された信号Sd1の信号電流を蓄積し、蓄積した信号電流による信号電圧をサンプルホールドするものである。
サンプルホールド回路322は、各画素回路101L(i,j)から垂直信号線L22を介して出力された信号Sd2の信号電流を蓄積し、蓄積した信号電流による信号電圧をサンプルホールドするものである。
スイッチ部306−1〜306−nは、各サンプルホールド部305−1〜305−nのサンプルホールド回路321,322がそれぞれサンプルホールドした信号Sd1の信号電圧,信号Sd2の信号電圧の出力を制御するためのものである。
水平シフトレジスタ307は、スイッチ部306−1〜306−nから、いずれか1つのスイッチ部306−jを選択して、選択したスイッチ部306−iをオンするものである。
水平シフトレジスタ307は、図8(h)に示すように、選択したスイッチ部306−iに、ハイレベルの列選択信号S22を出力することにより、スイッチ部306−iをオンする。
出力バッファ308−1,308−2は、それぞれ、各サンプルホールド部305−1〜305−nから出力された信号Sd1の信号電圧,信号Sd2の信号電圧を個別に一時記憶するためのものである。
演算部309は、出力バッファ308−1,308−2がそれぞれ一時記憶している信号Sd1の信号電圧,信号Sd2の信号電圧に基づいて、被写体2までの距離を演算し、距離画像データを取得するものである。
演算部309は、出力バッファ308−1が一時記憶した信号電圧を記憶するメモリを備える。そして、演算部309は、サンプルホールド部のサンプルホールド回路321,322が期間Taにおいて、それぞれ、サンプルホールドした信号Sd1の信号電圧V1、信号Sd2の信号電圧V2を、それぞれ、出力バッファ308−1,308−2から取得して、内蔵するメモリに記憶する。
また、演算部309は、サンプルホールド回路321,322が期間Tbにおいて、それぞれ、サンプルホールドした信号Sd1の信号電圧V1’、信号Sd2の信号電圧V2’を、それぞれ、出力バッファ301−1から取得して、内蔵するメモリに記憶する。演算部309は、内蔵するメモリに記憶した信号電圧V1,V1’,V2,V2’に基づいて、被写体2までの距離を演算し、距離画像データを取得する。
この演算部309の距離画像データを取得する処理について説明する。
フォトダイオードPD12は、図8(b),(c)に示すように、期間Taにおいて、フラッシュ13が点灯してから、遅れ時間Tdだけ遅れて、このフラッシュ光を受光する。この遅れ時間Tdは、撮像装置1と被写体2と間を往復する光の飛行時間に相当するものであり、撮像装置1と被写体2と間の距離に比例する。
画素回路101L(i,j)のフォトダイオードPD12は、フラッシュ光を受光している間、信号電荷を生成する。受光した光の強度を一定として、受光した光によってフォトダイオードPD12に蓄積される信号電荷の量は、受光した時間に比例する。
信号電圧V1は、次の式(1)によって表される。
V1=Gc・N・(Id1・(Tp−Td)
+Id1・2Tp+Ib・Tp)
・・・・・・(1)
但し、Gc:利得
N:クロック信号CLKのパルス数
Ip:フォトダイオードPD12
が生成した信号電荷による電流(量)
Id1:フォトダイオードPD12から
トランジスタQ21に流れる暗電流(の量)
信号電圧V2は、次の式(2)によって表される。
V2=Gc・N・(Id1・Td+Id2・2Tq+Ib・Tq)
・・・・・・(2)
但し、Id1:フォトダイオードPD12から
トランジスタQ22に流れる暗電流暗電流(の量)
信号電圧V1’は、次の式(3)によって表される。
V1’=Gc・N・(Id1・2Tp+Ib・Tp) ・・・(3)
信号電圧V2’は、次の式(4)によって表される。
V2’=Gc・N・(Id2・2Tq+Ib・Tq) ・・・(4)
Tp=Tqであり、式(1)〜(4)より、遅れ時間Tdは、次の式(5)によって表される。
(数1)
但し、
V11=V1+V2
V12=V1’+V2’
V13=V1−V1’
V14=V2−V2’
・・・・・・(5)
演算部309は、この式(5)に従い、信号Sd1の信号電圧V1,V1’、信号Sd2の信号電圧V2,V2’に基づいて遅れ時間Tdを演算する。
この遅れ時間Tdは、被写体2までの光の飛行時間に比例し、光の飛行時間は、被写体2までの距離に比例する。このため、演算部309は、遅れ時間Tdに基づいて、被写体2までの距離を演算する。
演算部309は、このような演算を、各画素回路101L(i,j)に対して、各行、各列毎に行い、演算した距離値をアナログで出力する。
このように、演算部309は、各画素回路101Lが出力した2つの信号電荷の量に基づいて、フラッシュ13が点灯してからフォトダイオードPD12が反射光を受光するまでの遅れ時間を計測し、計測した遅れ時間に基づいて、被写体2までの距離情報を取得するように構成されている。
A/D変換器310は、演算部309が出力したアナログの距離値を距離画像データとして、ディジタルデータに変換するものである。素子駆動部103は、このA/D変換器310が変換した距離画像データを出力する。
図1に戻り、フレームメモリ16は、センサ部11の素子駆動部102(A/D変換器205)、素子駆動部103(A/D変換器310)からそれぞれ出力されたカラー画像データ、距離画像データを記憶するためのものであり、カラー画像領域16aと距離画像領域16bとを有する。
カラー画像領域16aは、センサ部11の素子駆動部102(増幅器204)から出力されたカラー画像データを格納するための領域であり、距離画像領域16bは、センサ部11の素子駆動部103(演算部309)から出力された距離画像データを格納するための領域である。
メモリコントローラ17は、フレームメモリ16への記憶処理を行うものであり、センサ部11から出力されたカラー画像データ、距離画像データを、それぞれ、カラー画像領域16a、距離画像領域16bに格納する。
メモリコントローラ17は、各画素回路101G(i,j),101R(i,j),101B(i,j)毎に、センサ部11の素子駆動部102(A/D変換器205)から出力されたカラー画像データをカラー画像領域16aに格納する。
また、メモリコントローラ17は、画素回路101L(i,j)毎に、センサ部11の素子駆動部103(A/D変換器310)から出力された距離画像データを距離画像領域16bに格納する。
データ処理部18は、フレームメモリ16に記憶されたカラー画像データ、距離画像データに対して、データ処理を施すものである。データ処理部18は、フレームメモリ16のカラー画像領域16aに記憶されているカラー画像データに基づいて、画素毎に、G,R,B成分のカラー画像を生成する。
また、データ処理部18は、フレームメモリ16の距離画像領域16bに記憶されている距離画像データに基づいて、画素毎に、色、明度を設定して、距離画像を生成する。データ処理部18は、生成したカラー画像、距離画像を出力する。
ROM19は、CPU21が実行するプログラム等を記憶するためのメモリである。RAM20は、CPU21が処理を実行するために必要なデータを供給するためのものである。
CPU21は、ROM19に記憶されたプログラムに従って、撮像装置1全体を制御するものである。
尚、撮像装置1は、指示情報を入力するための操作部(図示せず)を備え、この操作部に指示情報が入力されると、操作部は、この指示情報をCPU21に供給する。
指示情報がカラー画像を取得する旨の指示を示すものであれば、CPU21は、フラッシュ制御部14、センサ部11の素子駆動部102にタイミング信号Stを供給する。
指示情報が距離画像を取得する旨の指示を示すものであれば、CPU21は、撮像制御部15、センサ部11の素子駆動部103にタイミング信号Stを供給する。
次に本実施形態に係る撮像装置1の動作を説明する。
CPU21は、操作部から、カラー画像を取得する旨の指示情報が供給されると、フラッシュ制御部14、センサ部11の素子駆動部102に、それぞれ、タイミング信号Stを供給する。
フラッシュ制御部14は、CPU21からタイミング信号Stが供給されてフラッシュ12を点灯する。また、センサ部11の素子駆動部102は、CPU21からタイミング信号Stが供給されて、撮像素子101の画素アレイ201を駆動する。
G,R,B成分のカラー画像データ取得用の画素アレイ201において、画素回路101G(i,j),101R(i,j),101B(i,j)は、それぞれ、被写体2からの反射光を受光して、信号Si1を出力する。
素子駆動部102は、各画素アレイ201の画素回路101G(i,j),101R(i,j),101B(i,j)からそれぞれ出力された信号Si1に基づいて、カラー画像データを生成し、このカラー画像データを出力する。
メモリコントローラ17は、素子駆動部102から出力されたカラー画像データを、G、R、B毎に、フレームメモリ16のカラー画像記憶領域16aに格納する。
CPU21は、操作部から、距離画像を取得する旨の指示情報が供給されると、撮像制御部15、センサ部11の素子駆動部103に、それぞれ、タイミング信号Stを供給する。
センサ部11の素子駆動部103は、CPU21からタイミング信号が供給されると、画素アレイ301を駆動する。画素アレイ301の各画素回路101L(i,j)は、期間Taにおいて、パルス変調されて被写体2で反射した近赤外光を受光して、信号Sd1,Sd2の信号電流を出力する。
また、各画素回路101L(i,j)は、フラッシュ13が消灯する期間Tbにおいても、同様に、信号Sd1,Sd2の信号電流を出力する。
素子駆動部103は、各画素回路101L(i,j)が出力した信号Sd1,Sd2の信号電流に基づいて、距離画像データを生成し、生成した距離画像データを出力する。
メモリコントローラ17は、素子駆動部103から出力された距離画像データをフレームメモリ16の距離画像領域16bに格納する。
CPU21は、操作部から、カラー画像及び距離画像を同時に取得する旨の指示情報が供給されると、フラッシュ制御部14、撮像制御部15、センサ部11の素子駆動部102,103に、それぞれ、タイミング信号Stを供給する。
素子駆動部102,103は、撮像素子101の画素アレイ201,301を同時に駆動する。そして、素子駆動部102は、各画素アレイ201の各画素回路101G(i,j),101R(i,j),101B(i,j)からそれぞれ出力された信号Si1に基づいて生成したカラー画像データを出力する。
また、素子駆動部103は、画素アレイ301の各画素回路101L(i,j)からそれぞれ出力された信号Sd1,Sd2の信号電流に基づいて生成した距離画像データを出力する。
メモリコントローラ17は、素子駆動部102から出力されたカラー画像データを、G、R、B毎に、フレームメモリ16のカラー画像記憶領域16aに格納し、素子駆動部103から出力された距離画像データを距離画像領域16bに格納する。
被写体2が、図2に示す被写体2A,2B,2Cである場合、データ処理部18は、フレームメモリ16のカラー画像領域16aに記憶されているカラー画像データに基づいて、画素毎に、色、明度を設定し、図3(a)に示すようなカラー画像2Ai,2Bi,2Ciを生成する。
また、データ処理部18は、フレームメモリ16の距離画像領域16bに記憶されている距離画像データに基づいて、画素毎に、色、明度を設定し、図3(b)に示すような距離画像2Ad,2Bd,2Cdを生成する。
撮像装置1は、このようにして、図3(a)に示すようなカラー画像2Ai,2Bi、2Ciと、図3(b)に示すような距離画像2Ad,2Bd、3dと、ほぼ同時に取得する。
以上説明したように、本実施形態によれば、カラー画像を取得するための画素回路101G、101R、101Bと、距離画像を取得するための画素回路101Lと、を1つの画素ユニットとして、複数の画素ユニットで撮像素子101が構成されるようにした。
従って、撮像素子101が1つにまとまり、撮像素子101、撮像装置1を小型化することができる。
また、撮像装置1は、画素回路101G,101R,101Bを含んで構成されたカラー画像取得部200と、画素回路101Lを含んで構成された距離画像取得部300とを備えるようにした。
このため、撮像素子101が1つにまとめられたとしても、2つの撮像素子を備えたものと同様に、カラー画像と距離画像とを同時に取得することができる。
また、カラー画像取得部200、距離画像取得部300を、ともにCMOSによって構成されることにより、カラー画像取得部200、距離画像取得部300を、それぞれ、CMOS、CCDで構成する場合と比較して、製造が容易となる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、撮像素子101は、画素回路101G,101R,101Bの各カラー画像データ、画素回路101Lの距離画像データを画素加算されるように構成されてもよい。
この場合、CPU21が画素加算を行う。CPU21は、各データの特性が異なっているため、複数の画素回路101G,101R,101Bが取得した画素データを色成分毎に画素加算し、画素回路101Lの距離画像データを異なる領域で画素加算する。
このようにCPU21は特性の異なるデータを異なる領域で画素加算することにより、より好ましい出力を得ることができる。
例えば、CPU21は、図10(a)に示すように、2×2の画素回路101G,101R,101Bの各カラー画像データを画素加算し、2×2の画素回路101Lの距離画像データを画素加算するように構成されてもよい。
また、CPU21は、図10(b)に示すように、4×4の画素回路101G,101R,101Bの各カラー画像データを画素加算し、4×4の画素回路101Lの距離画像データを画素加算するように構成されてもよい。
このように、CPU21が、撮像素子101の各画素回路101G,101R,101Bの各カラー画像データが画素加算した場合、解像度は低下するものの、カラー画像のダイナミックレンジは広くなる。
従って、カラー画像のダイナミックレンジを広くする場合、CPU21は、撮像素子101の各画素回路101G,101R,101Bの各カラー画像データを画素加算し、高解像度が要求される場合には、カラー画像データの画素加算を行わないようにしてもよい。
また、CPU21が、各画素回路101Lの距離画像データを画素加算した場合、解像度は低下するものの、測距精度は向上する。
従って、測距精度が要求される場合には、CPU21は、各画素回路101Lの距離画像データを画素加算し、解像度が要求される場合には、各画素回路101Lの距離画像データを画素加算しないようにしてもよい。
また、CPU21は、距離画像データを画素加算せずに、カラー画像データだけを画素加算し、あるいは、カラー画像データを画素加算せずに、距離画像データだけを画素加算するようにしてもよい。
本実施形態では、図4に示す各画素回路101G,101R,101B,101Lを正方形として説明した。
各画素回路101G,101R,101B,101Lの縦辺、横辺の長さを等しくして、形状を正方形とすることにより、各画素回路101G,101R,101B,101Lが整列し、撮像素子101の製造上で都合がよい。
しかし、各画素回路101G,101R,101B,101Lの形状は、正方形に限られるものではなく、縦横の長さを異なるものとしてもよい。
例えば、画素回路101G,101R,101B,101Lのサイズを異なるものにしてもよい。図11(a)は、画素回路101Gの縦辺の長さy11を画素回路101Bの縦辺の長さy12よりも長く、2倍とし、画素回路101Gの横辺の長さx11を画素回路101Rの横辺の長さx12よりも長く、2倍とした撮像素子101を示す。
このようにすることにより画素回路101Gの面積は、画素回路101R,101B,101Lのそれぞれの面積よりも大きくなる。
人間の目には、G成分の光は、R,B成分よりも被視感度が高い。従って、人間の目で見る画像をきれいな画像として認識させる場合、この被視感度が高いG成分の光を検知する画素回路101Gの面積を、画素回路101R,101Bの面積よりも大きくする構成は、有効である。
また、図11(b)は、画素回路101Lの横辺の長さx21と画素回路101Gの横辺の長さx22とを同じにして、画素回路101Gの縦辺の長さy21を画素回路101Bの縦辺の長さy22の2倍とした撮像素子101を示す。
このように構成されることにより、画素回路101Lの面積は、画素回路101R,101Bのそれぞれの面積よりも大きくなる。
画素回路101Lは、フラッシュ13が投光した光を受光して距離を求めている。従って、測定精度を高める場合、この構成は有効である。
また、図11(b)は、画素回路101Lの横辺の長さを画素回路101Gの横辺の長さを同じにして、画素回路101Gの縦辺の長さを画素回路101Bの縦辺の長さの2倍とした撮像素子101を示す。
この図11(a),(b)に示すように、画素回路101G,101R,101B,101Lのサイズを異なるものとすることにより、RGBのダイナミックレンジを従来の撮像素子と同じにすることができる。
また、撮像素子101の単位画素をXGA(eXtended Graphics Array)状に配列したときに、撮像素子101の縦横比が黄金比となるように、単位画素のサイズが設定されてもよい。
また、各画素回路101G,101R,101B,101Lの配置は、図4に示すような配置に限られるものではない。例えば、画素回路101R,101Bは、図4に示す位置から入れ替えて配置されてもよい。
上記実施形態では、撮像素子101は、G成分用の画素回路101Gと、R成分用の画素回路101Rと、B成分用の画素回路101Bと、を備えるようにした。しかし、色成分は、このものに限られず、例えば、補色系のC成分用、M成分用、Y成分用の画素回路を備えるようにしてもよい。
また、撮像素子101は、複数のシリコンフォトダイオード、セレン、硫化カドミウム、ゲルマニウム、あるいはシリコンを用いた他のデバイスによって構成されたものであってもよい。
カラー画像取得部200、距離画像取得部300は、CMOS型のイメージセンサによって構成されるものとは限られず、CCD型のイメージセンサによって構成されてもよい。距離画像取得部300については、CCD型のイメージセンサとして、例えば、特開2006−153773号公報に記載された距離画像センサによって構成されることができる。
また、上記実施形態において、距離を測定する距離画像センサとして図9に示すような構造を有するものを用いた。しかし、距離画像センサは、このものに限られるものではない。例えば一画素置きに配置される距離画素3つで、それぞれ図9のn+層311c、p+層311b、n+層311dとなるように構成しても構わない。このように構成することにより、設計の自由度が向上する。
また、上記実施形態において、距離を測定する為の画素はRGBの輝度を測定する画素とは全く異なる構造を有しているものとして説明したが、このようではなくとも構わない。すなわち、CMOS、CCDを用いて距離を測定することもできる。
通常のCMOSやCCDにおいても近赤外線や紫外線を受光することが出来ると共に、現状の撮像素子においては、その動作速度から、特に近距離の近赤外線や紫外線が被写体に反射して帰ってくる時間を計測するのには、その測定精度に問題があるが、強力な近赤外線や紫外線を使用して、比較的長距離を測定する場合においては、特段特殊な構造の撮像素子を用いなくとも、距離を測定することは可能であると共に、将来撮像素子の性能が向上すれば、距離の測定も可能になり、距離を測定するための画素をこのように構成しても構わない。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像装置が被写体を撮像する例を示す図である。 撮像装置が被写体を撮像したときの画像を示す図であり、(a)は、撮像装置が取得した被写体のカラー画像を示し、(b)は、撮像装置が取得した距離画像を示す。 図1に示す撮像素子の構成を示す図である。 図1に示す撮像装置が備えるカラー画像取得部の構成を示す図である。 図5に示すカラー画像取得部の画素回路の構成を示す。 図1に示す撮像装置が備える距離画像取得部の構成を示す図である。 図7に示す距離画像取得部の動作を示すタイミングチャートである。 図7に示す距離画像取得部の画素回路の構成を示す図であり、(a)は、画素回路のフォトダイオード及びその周辺の断面を示し、(b)は、(a)の等価回路を示す。 図1に示す撮像素子の応用例を示す図であり、(a)は、2×2の画素を画素加算した例を示し、(b)は、4×4の画素を画素加算した例を示す。 図1に示す撮像素子の応用例として、G成分用の画素回路のサイズを大きくした撮像素子を示す図であり、(a)は、R成分用の画素回路を距離画像用の画素回路よりも、サイズを大きくした例を示し、(b)は、距離画像用の画素回路をR成分用の画素回路よりも、サイズを大きくした例を示す。
符号の説明
1・・・撮像装置、101・・・撮像素子、101G,101R,101B,101L・・・画素回路、200・・・カラー画像取得部、300・・・距離画像取得部

Claims (12)

  1. 撮像対象の被写体で反射した光を受光して、視覚で得られる前記被写体の視覚情報を含めて前記被写体の形状を表した第1の画像を取得するための第1の画素部と前記被写体までの距離情報を含めた第2の画像を取得するための第2の画素部とを備えた撮像素子と、
    前記第1の画像を取得するように複数の前記第1の画素部を駆動する第1の素子駆動部と、
    前記第2の画像を取得するように複数の前記第2の画素部を駆動する第2の素子駆動部と、を備えた、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子は、前記第1の画素部と前記第2の画素部とを1画素ユニットとして、複数の画素ユニットが行列配置されて構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記各第1の画素部は、それぞれ、前記被写体で反射した光を色成分毎に受光して信号電荷を発生させ、前記色成分毎に発生した前記信号電荷を出力する複数の受光部からなり、
    前記第1の素子駆動部は、前記色成分毎に前記複数の受光部を駆動するものである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 光を投光する投光部と、
    前記投光部が投光する光を点滅させる投光制御部と、
    前記撮像素子の複数の第2の画素部と、
    前記各第2の画素部から出力された信号電荷に基づいて前記被写体までの距離情報を取得する演算部と、を備え、
    前記各第2の画素部は、前記投光部が投光して前記被写体で反射した点滅光を受光することにより信号電荷を生成し、生成した信号電荷を前記投光部が点灯している期間に受光した反射光により発生した第1の信号電荷と前記投光部が消灯している期間に受光した反射光により発生した第2の信号電荷とに分けて出力し、
    前記演算部は、前記各第2の画素部が出力した前記第1の信号電荷の量と前記第2の信号電荷の量とに基づいて、前記投光部が点灯してから前記受光部が反射光を受光するまでの遅れ時間を計測し、計測した遅れ時間に基づいて、前記被写体までの距離情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子の複数の第1の画素部がそれぞれ取得した前記第1の画像のデータを色成分毎に画素加算し、複数の第2の画素部がそれぞれ取得した前記第2の画像のデータを画素加算する画素加算部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記画素加算部は、前記第1の画素部で取得した画素データと、前記第2の画素部で取得した画素データと、を異なる領域で画素加算する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の画素部は、赤色、緑色、青色の光を検知する画素部を備え、前記緑色の光を検知する画素部の面積が、前記赤色の画素部、前記青色の画素部のそれぞれの面積よりも大きくなるように構成されたものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の画素部は、赤色、緑色、青色の光を検知する画素部を備え、
    前記第2の画素部は、当該面積が前記第1の画素部の前記赤色の光を検知する画素部、前記青色の光を検知する画素部のそれぞれの面積よりも大きくなるように構成されたものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の画素部、第2の画素部はともにCMOSによって構成されたものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記投光部は、近赤外線を含む光を投影するものである、
    ことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の画素部が取得した第1の画像のデータと前記第2の画素部が取得した第2の画像のデータとを関連付けて記憶する記憶部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮像対象の被写体で反射した光を受光して、視覚で得られる前記被写体の視覚情報を含めて前記被写体の形状を表した第1の画像を取得するための第1の画素部と前記被写体までの距離情報を含めた第2の画像を取得するための第2の画素部とを1画素ユニットとして、複数の画素ユニットが行列配置されて構成されたことを特徴とする撮像素子。
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