JP2008176619A - 情報検索システム、サーバ、方法、及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】検索時において、利用者の負担を軽減しつつ、利用者の欲しい情報を引き出せる可能性を向上させること。
【解決手段】情報検索サーバ２０は、ユーザ端末１０からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、検索キーワードを検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄに送信し、検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出し、抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択し、前記予測検索ワードをユーザ端末１０に送信する。ユーザ端末１０は、情報検索サーバ２０からの予測検索ワードを選択可能に表示し、選択された予測検索ワードを前記検索キーワードに追加して、情報検索サーバ２０に対して、予測検索要求又は通常検索要求を行う。
【選択図】図１

Description

本発明は、ユーザ端末からの要求に応じてウェブサイトを検索する情報検索システム、サーバ、方法、及びプログラムに関し、特に、予測検索を行う情報検索システム、サーバ、方法、及びプログラムに関する。

従来、ユーザ端末からの要求に応じてウェブサイトを検索する情報検索システムは、ユーザ端末に入力されたキーワードに基づいて情報検索サーバがウェブサイトを検索し、検索結果を情報検索サーバがユーザ端末に提供し、提供された検索結果に基づいてユーザ端末が所望のウェブサイトのデータをダウンロードすることによって利用することが可能となっている。

特開２００３−１０８５９４号公報 特開２０００−２１５２０６号公報

しかしながら、携帯電話機等のナローバンドの通信端末を用いてウェブサイトを検索する場合、通信回線が限られているため、ブラウザを用いたブラウジングでいくつものウェブサイトを巡って目的のサイトに辿り着くには非常に時間がかかり、スムーズな検索が行えないといった問題がある。また、ウェブサイトのページデータを表示又は更新する度に、ページデータをダウンロードする時間、及びパケット料金がかかり、非常に非効率的であるといった問題がある。さらに、移動時やウェブ混雑時は、最悪の場合、検索やダウンロードがタイムアウトとなり、必要な情報にたどりつけない場合がある。

そこで、特許文献１のように、利用者の過去の検索結果をデータベース化し、その中から利用者の検索パターンに合致する情報を過去の検索結果から推測して、検索の負荷を軽減することにより、上記問題を解決することが考えられる。ところが、例えば、利用者が、通常のＷＷＷブラウザを利用し、必要な情報を検索しようと試みた際に、十分な検索ワードを見出すことができず、必要な情報に辿り着けないときがある。そういった場合に、特許文献１では、過去の検索結果のみを参照するので、新たな検索結果を見出すことができない。

また、特許文献２のように、センターから第１次検索結果を受信した端末が、該第１次検索結果を、第２次検索用データを用いて絞り込み、第２次検索結果を抽出して、センター側と端末側とで段階的な検索を行うことにより、上記問題を解決することが考えられる。ところが、特許文献２では、必要としているデータを取り出すために、適切な第２次検索用データを利用者自ら考えて入力することが必要となり、利用者の負担を軽減することができなかった。

本発明の主な課題は、検索時において、利用者の負担を軽減しつつ、利用者の欲しい情報を引き出せる可能性を向上させることである。

本発明の第１の視点においては、ウェブサイトを検索する情報検索システムであって、ユーザが使用するユーザ端末と、ウェブサイトの検索を行う１又は複数の検索エンジンサーバと、前記ユーザ端末からの検索要求に応じて前記検索エンジンサーバに検索要求し、前記検索エンジンサーバからの検索結果を統合し、統合された検索結果を前記ユーザ端末に送信するメタ検索エンジンを有する情報検索サーバと、を備え、前記ユーザ端末は、入力された１又は複数の検索キーワードについて予測検索ワードを前記情報検索サーバに対して要求する予測検索要求を行う際に、前記検索キーワードを前記情報検索サーバに送信する処理を実行し、前記情報検索サーバは、前記ユーザ端末からの前記検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、を実行することを特徴とする。

本発明の前記情報検索システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記検索キーワードを前記情報検索サーバに送信する際、前記検索キーワードのテキストデータを送信し、前記情報検索サーバは、前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する前記予測検索ワードのテキストデータを送信することが好ましい。

本発明の前記情報検索システムにおいて、前記ユーザ端末は、前記情報検索サーバからの前記予測検索ワードを検索画面にて選択可能に表示する処理を実行することが好ましい。

本発明の前記情報検索システムにおいて、前記ユーザ端末は、選択された前記予測検索ワードを前記検索キーワードに追加して、前記情報検索サーバに対して、予測検索要求、又は、検索結果を要求する通常検索要求を行う処理を実行することが好ましい。

本発明の第２の視点においては、ユーザ端末からの検索要求に応じて１又は複数の検索エンジンサーバに検索要求し、前記検索エンジンサーバからの検索結果を統合し、統合された検索結果を前記ユーザ端末に送信するメタ検索エンジンを有する情報検索サーバであって、前記ユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、を実行することを特徴とする。

本発明の第３の視点においては、ウェブサイトを検索する情報検索方法であって、情報検索サーバにおいてユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する工程と、前記情報検索サーバにおいて前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する工程と、前記情報検索サーバにおいて抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する工程と、前記情報検索サーバにおいて前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する工程と、を含むことを特徴とする。

本発明の第４の視点においては、ウェブサイトを検索する処理を実行させる情報検索プログラムであって、情報検索サーバにおいてユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、前記情報検索サーバにおいて前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、前記情報検索サーバにおいて抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、前記情報検索サーバにおいて前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、を実行させることを特徴とする。

本発明によれば、検索時に予測検索ワードがユーザ端末に提示され、予測検索ワードを検索キーワードに追加して検索することが可能となるので、検索目的物（ウェブページ、ファイル等）にたどりつくまでの手順が省略され、利用者の負担を軽減しつつ、利用者の欲しい情報を引き出せる可能性を向上させることができる。また、検索目的物にたどりつくまでの検索時間及びパケット量を低減させることができ、スムーズに情報検索が行える。

（実施形態１）
本発明の実施形態１に係る情報検索システムについて図面を用いて説明する。図１は、本発明の実施形態１に係る情報検索システムを模式的に示したブロック図である。

情報検索システム１は、ユーザ端末１０からの要求に応じて情報（ウェブ、アプリ、ＧＰＳ情報、データベース等）を検索するシステムであり、ユーザ端末１０、情報検索サーバ２０、複数の検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄ、及びネットワーク４０を有する。

ユーザ端末１０は、ユーザが使用する端末であり、ノートパソコン、携帯電話機、ＰＨＳ、ＰＤＡ等の端末である。ユーザ端末１０は、プログラムに基づいて所定の情報処理を行うコンピュータ機能と、ネットワーク４０と接続可能にする通信機能と、情報を表示する表示機能と、情報を入力、選択等を行うための操作部と、を有する。

情報検索サーバ２０は、複数の検索エンジンを利用して情報（ウェブ、アプリ、ＧＰＳ情報、データベース等）を検索するサーバである。情報検索サーバ２０は、プログラムに基づいて所定の情報処理を行うコンピュータ機能と、ネットワーク４０と接続可能にする通信機能と、を有する。情報検索サーバ２０は、コンピュータ機能の一部として、複数の検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄを統括するメタ検索エンジンを有する。情報検索サーバ２０は、ユーザ端末１０からの検索要求に応じて、複数の検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄを同時に呼び出し、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの検索結果を所定のアルゴリズムに基づいて統合を行う。情報検索サーバ２０は、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄの検索結果の統合を行う際、予測検索アプリケーションプログラムに基づいて、予測検索ワードを決定する。予測検索アプリケーションプログラムは、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの各検索結果（ＵＲＬとデータを含む）の上位Ｘ個のＵＲＬとデータから、多く登場するワード（ユーザ端末１０からの複数のキーワードを除く）を抽出させ、抽出されたワードのうち多く登場する上位Ｙ個のワード（予測検索ワード）を選択して、選択された予測検索ワードのテキストデータ（数byteのテキストデータ）をユーザ端末１０に送信させる。

検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０でメタ検索可能な検索エンジンを有するサーバである。検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、プログラムに基づいて所定の情報処理を行うコンピュータ機能と、ネットワーク４０と接続可能にする通信機能と、を有する。検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０からのキーワードによって、蓄積されたウェブサイトの情報の全文（ＵＲＬを含む）を検索する全文検索型と、ＵＲＬがカテゴリ別に分類されているディレクトリのワードを検索するディレクトリ型のどちらでもよい。検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０からのキーワードに基づいてウェブサイトの情報の全文又はディレクトリのワードを検索し、当該キーワードに関連する１又は複数のＵＲＬとデータを所定の優先順位基準に基づいて配列した検索結果を生成し、生成された検索結果を情報検索サーバ２０に送信する。

ネットワーク４０は、インターネット、イントラネット等の情報回線網である。なお、ネットワーク４０は、ウェブサイトのページを記憶するサーバ（図示せず）とも接続されている。

次に、本発明の実施形態１に係る情報検索システムの動作について図面を用いて説明する。図２、図３は、本発明の実施形態１に係る情報検索システムの動作を模式的に示したフローチャートである。

まず、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、情報検索サーバ２０にアクセスして検索用画面を表示させ、検索用画面の検索キーワード入力欄に検索したい複数の検索キーワードを入力し、検索用画面上の予測検索ボタンを押すことで、予測検索を要求すべく、入力された検索キーワードのテキストデータを情報検索サーバ２０に送信する（ステップＡ１）。例えば、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、検索用画面の検索キーワード入力欄に「らーめん 東京駅 ２３時」のように入力し、検索用画面上の予測検索ボタンを押すことで、「らーめん 東京駅 ２３時」のテキストデータ（数byteのテキストデータ）を情報検索サーバ２０に送信する（図４参照）。

次に、情報検索サーバ２０は、ユーザ端末１０からの検索キーワードを検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄに送信する（ステップＡ２）。なお、情報検索サーバ２０は、検索が終了するまで、ユーザ端末１０からの検索キーワードを保持する。

次に、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０からの検索キーワードに基づいてウェブサイトの情報の全文（又はディレクトリのワード）を検索（ＡＮＤ検索）し、当該検索キーワードに関連する１又は複数のＵＲＬとデータを所定の優先順位基準に基づいて配列した検索結果を生成し、生成された検索結果を情報検索サーバ２０に送信する（ステップＡ３）。ここで、所定の優先順位基準として、例えば、キーワードが多く登場するものほど順位を高くするという優先順位基準、検索エンジンサーバの管理者が独自に決めた優先順位基準等が挙げられる。

次に、情報検索サーバ２０は、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの各検索結果（ＵＲＬとデータを含む）の上位Ｘ個のＵＲＬとデータから、多く登場する重複ワード（ユーザ端末１０からの検索キーワードを除くワード）を抽出し、抽出した重複ワードのうち多く登場する上位Ｙ個のワード（予測検索ワード）を選択して、選択された予測検索ワードのテキストデータ（数byteのテキストデータ）をユーザ端末１０に送信する（ステップＡ４）。ここで、重複ワードの抽出と、予測検索ワードの選択は、例えば、図５のように検索結果が「ＵＲＬ１…東京…ラーメン屋Ａ…２３時… ＵＲＬ２…東京…ラーメン屋Ｂ…行列… ＵＲＬ３…ラーメン屋Ａ…２３時…ラーメン王… ＵＲＬ４…ラーメン王…ラーメン屋Ａ…行列…」の場合、多く登場する重複ワードとして「ラーメン王 行列 ラーメン屋Ａ …」が抽出され（「らーめん」「東京」「２３時」は抽出して除外する）、上位Ｙ個（図５では上位３個）の予測検索ワードとして「ラーメン王 行列 ラーメン屋Ａ」が選択されることになる。なお、情報検索サーバ２０は、検索が終了するまで、予測検索ワードを保持する。

次に、ユーザ端末１０は、情報検索サーバ２０からの予測検索ワードのテキストデータに基づいて、検索用画面の予測検索ワード表示欄に各予測検索ワードのボタン（図６参照）を表示する（ステップＡ５）。

次に、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、検索用画面の予測検索ワード表示欄に表示された予測検索ワードのボタンのいずれかを選択し、検索用画面のキーワード入力欄に選択された予測検索ワードを追加する（ステップＡ６）。なお、検索キーワードをさらに追加したい場合は、検索用画面のキーワード入力欄にキーワードを入力することも可能である。例えば、ユーザが、図６の予測検索ワードのボタンの中から「行列」ボタンを押し、さらに、検索用画面のキーワード入力欄に「地図」を入力すると、図７のようになる。

次に、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、検索用画面上の予測検索ボタンを押すことで、予測検索をすべく、入力された検索キーワード（予測検索ワードを含む）のテキストデータを情報検索サーバ２０に送信する（ステップＡ７）。例えば、ユーザは、図７の状態で検索用画面上の予測検索ボタンを押すと、「らーめん 東京駅 ２３時 行列 地図」のテキストデータ（数byteのテキストデータ）が情報検索サーバ２０に送信される。なお、ユーザが予測検索を必要としないと判断したときは、通常検索ボタンを押して、通常検索を情報検索サーバ２０に要求し、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの各検索結果を統合した統合検索結果を情報検索サーバ２０から得ることも可能である。

次に、情報検索サーバ２０は、ユーザ端末１０からの検索キーワード（予測検索ワードを含む）を検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄに送信する（ステップＡ８）。なお、情報検索サーバ２０は、検索が終了するまで、ユーザ端末１０からの検索キーワードを保持する。

次に、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０からの検索キーワード（予測検索ワードを含む）に基づいてウェブサイトの情報の全文（又はディレクトリのワード）を検索（ＡＮＤ検索）し、当該複数のキーワードに関連する１又は複数のＵＲＬとデータを所定の優先順位基準に基づいて配列した検索結果を生成し、生成された検索結果を情報検索サーバ２０に送信する（ステップＡ９）。なお、検索結果は、検索キーワードに予測検索ワードなどが含まれているので、ＵＲＬの配列が同じ検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０ＤでもステップＡ３の場合と異なる場合がある。

次に、情報検索サーバ２０は、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの各検索結果（ＵＲＬとデータを含む）の上位Ｘ個のＵＲＬとデータから、多く登場する重複ワード（ユーザ端末１０からの検索キーワードと、ステップＡ４での予測検索ワードとを除くワード）を抽出し、抽出した重複ワードのうち多く登場する上位Ｙ個のワード（予測検索ワード）を選択して、選択された予測検索ワードのテキストデータ（数byteのテキストデータ）をユーザ端末１０に送信する（ステップＡ１０）。ここで、重複ワードの抽出と、予測検索ワードの選択は、例えば、図８のように検索結果が「ＵＲＬ３…ラーメン屋Ａ…２３時…ラーメン王… ＵＲＬ５…ラーメン屋Ｂ…地図…住所…行列… ＵＲＬ６…ラーメン屋Ｂ…行列… ＵＲＬ１…東京…ラーメン屋Ａ…２３時… ＵＲＬ２…東京…ラーメン屋Ｂ…行列… ＵＲＬ４…ラーメン王…ラーメン屋Ａ…行列…」の場合、多く登場する重複ワードとして「ラーメン屋Ｂ …」が抽出され（「らーめん」「東京」「２３時」「行列」「地図」「ラーメン王」「ラーメン屋Ａ」は抽出して除外する）、上位Ｙ個（図８では上位３個）の予測検索ワードとして「ラーメン屋Ｂ」が選択されることになる。なお、情報検索サーバ２０は、検索が終了するまで、予測検索ワードを保持する。

次に、ユーザ端末１０は、情報検索サーバ２０からの予測検索ワードのテキストデータに基づいて、検索用画面の予測検索ワード表示欄に各予測検索ワードのボタンを表示する（ステップＡ１１）。

次に、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、検索用画面の予測検索ワード表示欄に表示された予測検索ワードのボタンのいずれかを選択し、検索用画面のキーワード入力欄に選択された予測検索ワードを追加する（ステップＡ１２）。

次に、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、検索用画面上の通常検索ボタンを押すことで、入力された検索キーワード（予測検索ワードを含む）による通常検索を情報検索サーバ２０に要求する（ステップＡ１３）。なお、例えば、図９のように、予測検索ワードのボタンが「ラーメン屋Ｂ」ボタンの１つしかない場合、この後の予測検索が必要なくなるので、「ラーメン屋Ｂ」ボタンを押すことで、検索用画面のキーワード入力欄に「ラーメン屋Ｂ」を追加することなく検索キーワードを「らーめん 東京駅 ２３時 行列 地図 ラーメン屋Ｂ」として、情報検索サーバ２０に通常検索を要求してもよい。また、予測検索ワードのボタンが複数あり、さらに絞り込みを行いたい場合は、ステップＡ７〜Ａ１２と同様に予測検索ボタンを押して、予測検索を行えばよい。

次に、情報検索サーバ２０は、ユーザ端末１０からの通常検索要求に含まれる検索キーワード（予測検索ワードを含む）を検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄに送信する（ステップＡ１４）。

次に、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄは、情報検索サーバ２０からの検索キーワードに基づいてウェブサイトの情報の全文（又はディレクトリのワード）を検索（ＡＮＤ検索）し、当該検索キーワードに関連する１又は複数のＵＲＬとデータを所定の優先順位基準に基づいて配列した検索結果を生成し、生成された検索結果を情報検索サーバ２０に送信する（ステップＡ１５）。

次に、情報検索サーバ２０は、各検索エンジンサーバ３０Ａ〜３０Ｄからの各検索結果を統合した統合検索結果を生成し、生成された統合検索結果をユーザ端末１０に送信する（ステップＡ１６）。

次に、ユーザ端末１０は、情報検索サーバ２０からの統合検索結果を表示する（ステップＡ１７）。

最後に、ユーザは、ユーザ端末１０を用いて、表示された統合検索結果に基づいてウェブサイトを選択し、選択されたウェブサイトにアクセスしてウェブページをダウンロードする（ステップＡ１８）。これにより、ダウンロードされたウェブページがユーザ端末１０に表示され、ユーザは目的のウェブページを参照することができる。例えば、図９のように検索キーワード「らーめん 東京駅 ２３時 行列 地図」と予測検索ワード「ラーメン屋Ｂ」に基づく、ラーメン屋Ｂの地図を参照することができる。

実施形態１によれば、どういった検索キーワードを入力すべきか定かでない場合でも、検索を補助し、ユーザがほしい情報を適時選択することができるようになる。また、携帯電話機等の携帯通信端末で、通信費について、検索する際のパケット代の大幅な節約が可能である。また、携帯電話機等の携帯通信端末で、各ウェブページをダウンロードする必要がほとんどないので、検索時間の大幅な節約が可能である。また、どんなに混雑したネットワークでも、ユーザ端末１０と情報検索サーバ２０の間でテキストデータによる予測検索ワードをやりとりするだけなので、検索が可能である可能性が高い。さらに、多数のキーワードで絞り込んで検索数が少なくなる場合に、複数の検索エンジンを探す手間が省け、より多くの情報を瞬時に集めることができる。

本発明の実施形態１に係る情報検索システムを模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムの動作を模式的に示した第１のフローチャートである。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムの動作を模式的に示した第２のフローチャートである。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおけるユーザ端末での第１の表示例である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおける情報検索サーバでの重複ワードの抽出、及び予測検索ワードの選択を示した第１の模式図である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおけるユーザ端末での第２の表示例である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおけるユーザ端末での第３の表示例である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおける情報検索サーバでの重複ワードの抽出、及び予測検索ワードの選択を示した第２の模式図である。 本発明の実施形態１に係る情報検索システムにおけるユーザ端末での第４の表示例である。

符号の説明

１ 情報検索システム
１０ ユーザ端末
２０ 情報検索サーバ
３０Ａ、３０Ｂ、３０Ｃ、３０Ｄ 検索エンジンサーバ
４０ ネットワーク

Claims (7)

1. ウェブサイトを検索する情報検索システムであって、
   ユーザが使用するユーザ端末と、
   ウェブサイトの検索を行う１又は複数の検索エンジンサーバと、
   前記ユーザ端末からの検索要求に応じて前記検索エンジンサーバに検索要求し、前記検索エンジンサーバからの検索結果を統合し、統合された検索結果を前記ユーザ端末に送信するメタ検索エンジンを有する情報検索サーバと、
   を備え、
   前記ユーザ端末は、入力された１又は複数の検索キーワードについて予測検索ワードを前記情報検索サーバに対して要求する予測検索要求を行う際に、前記検索キーワードを前記情報検索サーバに送信する処理を実行し、
   前記情報検索サーバは、前記ユーザ端末からの前記検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、を実行することを特徴とする情報検索システム。
2. 前記ユーザ端末は、前記検索キーワードを前記情報検索サーバに送信する際、前記検索キーワードのテキストデータを送信し、
   前記情報検索サーバは、前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する前記予測検索ワードのテキストデータを送信することを特徴とする請求項１記載の情報検索システム。
3. 前記ユーザ端末は、前記情報検索サーバからの前記予測検索ワードを検索画面にて選択可能に表示する処理を実行することを特徴とする請求項１又は２記載の情報検索システム。
4. 前記ユーザ端末は、選択された前記予測検索ワードを前記検索キーワードに追加して、前記情報検索サーバに対して、予測検索要求、又は、検索結果を要求する通常検索要求を行う処理を実行することを特徴とする請求項３記載の情報検索システム。
5. ユーザ端末からの検索要求に応じて１又は複数の検索エンジンサーバに検索要求し、前記検索エンジンサーバからの検索結果を統合し、統合された検索結果を前記ユーザ端末に送信するメタ検索エンジンを有する情報検索サーバであって、
   前記ユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、
   前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、
   抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、
   前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、
   を実行することを特徴とする情報検索サーバ。
6. ウェブサイトを検索する情報検索方法であって、
   情報検索サーバにおいてユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する工程と、
   前記情報検索サーバにおいて前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する工程と、
   前記情報検索サーバにおいて抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する工程と、
   前記情報検索サーバにおいて前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する工程と、
   を含むことを特徴とする情報検索方法。
7. ウェブサイトを検索する処理を実行させる情報検索プログラムであって、
   情報検索サーバにおいてユーザ端末からの検索キーワードによる予測検索要求に応じて、前記検索キーワードを前記検索エンジンサーバに送信する処理と、
   前記情報検索サーバにおいて前記検索エンジンサーバからの検索結果に含まれるＵＲＬとデータから、少なくとも２つ以上登場する重複ワードを抽出する処理と、
   前記情報検索サーバにおいて抽出した重複ワードのうち前記検索キーワードを除いて多く登場する上位所定数の予測検索ワードを選択する処理と、
   前記情報検索サーバにおいて前記予測検索ワードを前記ユーザ端末に送信する処理と、
   を実行させることを特徴とする情報検索プログラム。

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