JP2009294836A - Web検索において選択的に擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

Web検索において選択的に擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報指向型の検索要求に対して選択的に擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置を提供すること。
【解決手段】Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索サーバ10は、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、判断された結果、入力クエリがこの入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、擬似フィードバック検索処理を選択し、擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置、方法及びプログラムに関する。
従来、情報検索の分野においては、擬似フィードバック処理の技術が適用されて、特に大規模なテストコレクションを用いた評価では、その有効性が確認されている(非特許文献1及び2参照)。
しかしながら、Web検索においては、擬似フィードバック処理の技術は、利用されることが少ない。その理由として、擬似フィードバック処理は、ターム追加による検索処理の負荷の増大があげられる。しかし、近年のハードウェアの高性能化等により、比較的安価に高負荷の検索処理を実行することが可能になってきた。
さらに、擬似フィードバック処理の問題として、Web検索においては、擬似フィードバック処理で改善されるのは、主に検索結果の再現率であり、最上位の検索精度が重要なWeb検索においては有効でないという考え方がある。特にWeb検索においては、ナビゲーション指向、トランザクション指向等の検索要求が多用されており、そのような検索要求に対しては、有用な検索結果を上位に提示することが、Web検索サービスを提供する上で重要な要素となっている。
Fujita,S.(2005).A decade after TREC−4: NTCIR−5 CLIR−J−J experiments at Yahoo!Japan. In, Proceedings of NTCIR Workshop 5 Meeting, (pp. 130−137). Fujita,S.(2007).Technology survey and invalidity search: a comparative study of different tasks for Japanese patent document retrieval. Information Processing and Management: an International Journal, 43(5), 1154−1172
しかしながら、Web検索においても、通常の情報検索同様の情報指向型の検索要求もあり、この場合においては、検索結果の再現率も重要な要素となる。そこでは、擬似フィードバック処理は、有効な技術で有り得ることが、非特許文献1及び2に開示されている。
そこで、本発明は、情報指向型の検索要求に対して選択的に擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置を提供することを目的の一つとする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1)Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置であって、前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付手段と、所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断手段と、前記判断手段により判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行手段と、前記検索実行手段により検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得手段とを備え、前記検索実行手段は、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、前記選択手段は、前記判断手段により判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、前記検索実行手段は、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することを特徴とする検索処理装置。
(1)の構成によれば、検索処理装置は、検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付け、所定の条件に基づいて、受け付けた入力クエリがこの入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行い、判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択し、選択された検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行し、検索されたWeb文書を検索結果として取得する。そして、検索処理装置は、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、判断された結果、入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、擬似フィードバック検索処理を選択し、検索実行手段は、擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
これにより、検索処理装置は、入力クエリの検索要求に応じた検索処理を検索エンジンにより実行できるため、入力クエリの検索要求に応じた検索結果をユーザに提供することができる。また、検索処理装置は、擬似フィードバック検索処理を適用して入力クエリと付加された特徴タームとをクエリとして検索を実行することにより、情報指向型の検索要求に対して再現率の高い検索結果を提供することができる。
(2)前記選択手段は、前記判断手段により判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求しない検索要求である場合には、前記通常検索処理を選択し、前記検索実行手段は、前記通常検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じてWeb文書の検索を実行することを特徴とする(1)に記載の検索処理装置。
(2)の構成によれば、検索処理装置は、判断された結果、入力クエリがこの入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求しない検索要求である場合には、通常検索処理を選択し、通常検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じてWeb文書の検索を実行する。
これにより、検索処理装置は、通常検索処理を適用して検索を実行することにより、情報指向型でないの検索要求(ナビゲーション指向型やトランザクション指向型の検索要求)に対して、好適な検索結果を提供することができる。
(3)クエリを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から所定のクエリを抽出する抽出手段と、前記抽出されたクエリを用いて分類器の機械学習を行う機械学習手段と、前記機械学習が行われた分類器により前記抽出されたクエリを分類する分類手段と、前記分類されたクエリを記憶するクエリ記憶手段をさらに備え、前記判断手段は、前記所定の条件として、前記分類されたクエリと前記受け付けた入力クエリとが一致するか否かによって判断を行うことを特徴とする(1)に記載の検索処理装置。
(3)の構成によれば、検索処理装置は、機械学習された分類器によりクエリを分類し、所定の条件として、分類されたクエリと受け付けた入力クエリとが一致するか否かによって判断を行う。
これにより、検索処理装置は、分類されたクエリに基づいて、入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かを判断行うことができる。
(4)前記判断手段は、前記所定の条件として、前記受け付けた入力クエリと当該入力クエリに応じて前記検索エンジンにより検索された検索結果に含まれるWeb文書のうち、前記入力クエリを入力したユーザの操作する端末装置によって選択されたWeb文書とに基づいて算出された値が所定の閾値を超える否かによって判断を行うことを特徴とする(1)に記載の検索処理装置。
(4)の構成によれば、検索処理装置は、所定の条件として、受け付けた入力クエリとこの入力クエリに応じて検索エンジンにより検索された検索結果に含まれるWeb文書のうち、入力クエリを入力したユーザの操作する端末装置によって選択されたWeb文書とに基づいて算出された値が所定の閾値を超える否かによって判断を行う。
これにより、検索処理装置は、算出された値が所定の閾値を超えたか否かにより入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行うことができる。
(5)Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置であって、前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付手段と、通常検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する第1検索実行手段と、前記第1検索実行手段により検索されたWeb文書を第1検索結果として取得する第1検索結果取得手段と、擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する第2検索実行手段と、前記第2検索実行手段により検索されたWeb文書を第2検索結果として取得する第2検索結果取得手段と、前記取得された第1検索結果のうち、所定数のWeb文書を含む検索結果と、前記取得された第2検索結果のうち、前記所定数のWeb文書の検索結果と重複するWeb文書の検索結果を除いた検索結果とを併合して、一の検索結果とする検索結果併合手段とを備えることを特徴とする検索処理装置。
(5)の構成によれば、検索処理装置は、検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付け、通常検索処理を適用して検索エンジンにより受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行し、検索されたWeb文書を第1検索結果として取得し、擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行し、検索されたWeb文書を第2検索結果として取得し、取得された第1検索結果のうち、所定数のWeb文書を含む検索結果と、取得された第2検索結果のうち、所定数のWeb文書の検索結果と重複するWeb文書の検索結果を除いた検索結果とを併合して、一の検索結果とする。
これにより、検索処理装置は、例えば、情報指向型の検索要求でない可能性が高い1ページ目の検索結果については、通常検索処理によって得られた検索結果をユーザに提供することができる。そして、検索処理装置は、情報指向型の検索要求である可能性が高い2ページ目以降の検索結果については、擬似フィードバック検索処理によって得られた検索結果をユーザに提供することができる。
(6)Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理方法であって、前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付ステップと、所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断ステップと、前記判断ステップにより判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行ステップと、前記検索実行ステップにより検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得ステップとを備え、前記検索実行ステップは、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、前記選択ステップは、前記判断ステップにより判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、前記検索実行ステップは、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することを特徴とする検索処理方法。
(7)Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置のコンピュータにより実行されるコンピュータプログラムであって、前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付ステップと、所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断ステップと、前記判断ステップにより判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行ステップと、前記検索実行ステップにより検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得ステップとを備え、前記検索実行ステップは、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、前記選択ステップは、前記判断ステップにより判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、前記検索実行ステップは、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
本発明によれば、情報指向型の検索要求に対して選択的に擬似フィードバック処理を適用する検索処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[用語の定義]
「Web文書」とは、Webページに代表される、WWW(World Wide Web)上のテキストから構成されるテキスト文書、テキストを含まない画像、画像とテキストが混在している混在文書、動画、音声、といった各種情報を含むものとする。
「情報指向型の検索要求」とは、、特定のトピックに関する1件もしくは複数件のWeb文書を獲得することを要求する検索である。例えば、「自動車」に関する様々な情報を収集したい場合等は、この検索要求に当たる。
「ナビゲーション指向型の検索要求」とは、ある特定のWeb文書(又はある対象物の代表的なWeb文書)に到達することを要求する検索である。例えば、ある特定の大学のホームページに到達することを目的とするような検索は、この検索要求に当たる。
「トランザクション指向型の検索要求」とは、インタラクションを伴うようなWeb文書(オンラインショッピング、Webが仲介する様々なサービス等)に到達することを要求する検索である。例えば、東京都に存在するホテルから自分の要求に合ったホテルを探し、予約することを目的としたような検索は、この検索要求に当たる。
[検索システム1の機能構成]
図1は、本発明の検索処理装置の一実施形態に係る検索システム1を示すブロック図である。検索サーバ(検索処理装置)10、端末装置20、及びコンテンツサーバ30は、通信回線40を介して接続されている。端末装置20のユーザは、検索サーバ10にアクセスし、所定の検索エンジンに対して、所望のWeb文書に辿り着くためのクエリ(検索キーワード)を入力することにより、検索結果を取得する。ユーザは、この検索結果にリストされたURLを選択し、コンテンツサーバ30にて管理されるWeb文書を閲覧する。
端末装置20は、パソコン、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System:登録商標)、モバイル、ノートPC、PDA(Personal Digital Assistant)等の端末装置を代表とするものであり、有線又は無線通信を行う通信回線40を介して、検索サーバ10から送信される情報を参照できるものであればどのようなものでもよい。また、検索サーバ10は、必要に応じてWebサーバ、DBサーバ、アプリケーションサーバを含んで構成してよく、1台のサーバで構成しても、それぞれ別のサーバで構成してもよい。
[検索サーバ10のハードウェア構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る検索サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、CPU11(マルチプロセッサ構成ではCPU12等複数のCPUが追加されてもよい)、通信I/F(I/F:インターフェイス)13、メインメモリ14、表示装置15、I/Oコントローラ16、並びにキーボード及びマウス等の入力装置17がバスラインBUSにより接続されて検索サーバ10を構成する。
CPU11(CPU12)は、検索サーバ10を統括的に制御する部分であり、後述するハードディスク18aに記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F13は、検索サーバ10が、通信回線40を介して端末装置20から各種の入力情報を受け取ったり、また表示装置15への表示内容を送信したりする場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F13は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
表示装置15は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。I/Oコントローラ16には、ハードディスク18a、及び半導体メモリ18b等の記憶装置18を接続することができる。入力装置17は、検索サーバ10の管理者による入力の受け付けを行うものである。ハードディスク18aは、本ハードウェアを検索サーバ10として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び後述するテーブル等を記憶する。なお、検索サーバ10は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
以上の例は、検索サーバ10について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。したがって、本発明において一実施形態として説明した検索サーバ10により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、或いは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
<第1実施形態>
[検索サーバの機能構成]
図3は、本発明の検索処理装置の一実施形態である検索サーバ10の機能ブロック図である。検索サーバ10は、クリックデータ蓄積部111と、判断条件記憶部112と、抽出部118と、機械学習部119と、分類部120と、クエリテーブル作成部121と、エントロピー演算部122と、クエリ受付部123と、判断部124と、選択部125と、検索実行部126と、検索結果取得部127と、検索結果送信部128と、を備える。
クリックデータ蓄積部111、判断条件記憶部112は、主として記憶装置18により構成される。また、クエリテーブル作成部121、エントロピー演算部122、クエリ受付部123、判断部124、選択部125、検索実行部126、検索結果取得部127、検索結果送信部128は、主としてCPU11(CPU12)により構成される。
クリックデータ蓄積部111は、クエリと、このクエリを検索キーワードとして検索エンジンにより検索された検索結果のURL(Uniform Resource Locator)のうち、ユーザの操作する端末装置20により選択(クリック)されたURL(以下クリックURLという)とを対応付けて履歴データとして記憶する。履歴データは、例えば、図4に示すように、クリックデータテーブル111aとして蓄積的に記憶される。図4に示すクリックデータテーブル111aには、クエリ、クリックURL、クリックURLの検索ランク、クリックURLを選択した端末のIPアドレス、選択された時間、及びセッションが対応付けて記憶されている。
判断条件記憶手段(所定の条件)112は、判断部124の処理に用いられるクエリテーブル113、閾値114を記憶する。図5にクエリテーブル113の一例を示す。クエリテーブル113は、クエリと、このクエリを整理するための番号とが記憶されている。例えば、番号1は、クエリ「ト○タ」である。番号2は、クエリ「ア×ゼ」である。番号3は、クエリ「メ□ネ」である。番号4は、クエリ「マ△ス」である。クエリテーブル113は、クエリテーブル作成部121により作成され、情報指向型の検索要求である所定のクエリが記憶されている。
抽出部118は、クリックデータテーブル111aを参照して、クリックURLが選択された回数を示す頻度を算出し、頻度の大きいクエリを抽出する。そして、抽出部118は、抽出されたクエリから学習素性を抽出する。
機械学習部119は、抽出部118によりクリックデータテーブル111aから抽出されたクエリの一部を用いて分類器の機械学習を行う。
分類部120は、機械学習部119により学習された分類器を用いて抽出部118によりクリックデータテーブル111aから抽出されたクエリの残り全部を自動的に分類する。このとき、分類部120は、分類器を用いて抽出されたクエリの残り全部が情報指向型の検索要求であるか否かを分類する。
クエリテーブル作成部121は、分類部120により分類されたクエリのうち、情報指向型の検索要求であるクエリをクエリテーブル113として判断条件記憶部112に記憶する。
エントロピー演算部122は、クリックデータテーブル111aを参照し、クエリ受付部123により受け付けた入力クエリと一致するクエリが存在する場合には、このクエリ(入力クエリ)と、このクエリに対応付けられたクリックURLとに基づいて、クエリに対するクリックURLのエントロピーを算出する。
例えば、クリックデータテーブル111aの特定のクエリ「自動車」についての履歴データを集計することにより、あるURL「http://xxx.yyy.zzz」がクリックされる確率P(http://xxx.yyy.zzz|自動車)を得ることができる。
このようにして、入力クエリ(q)に対してあるクリックURL(u)がクリックされる確率P(u|q)から、入力クエリに対するクリックURLのエントロピーを求めることができる。そして、エントロピー演算部122は、以下の式(1)に示す正規化されたエントロピーの定義に基づいて、エントロピーH(U)を算出する。
Figure 2009294836
ただし、0・log0=0とする。ここで、qはクエリ、uはクエリqのクリックURLである。また、クリックURLがただ一つである場合には、エントロピーH(U)は、0になり、全てのクリックURLが等確率でクリックされた場合、log(|U|)になる。
クエリ受付部123は、端末装置20を操作するユーザによって入力された、検索エンジンへの入力である入力クエリを通信回線40を介して受け付ける。
判断部124は、所定の条件に基づいて、クエリ受付部123が受け付けた入力クエリが、この入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う。
具体的には、判断部124は、所定の条件として、判断条件記憶部112のクエリテーブル113に記憶されたクエリとクエリ受付部123が受け付けた入力クエリとが一致するか否かによって判断を行う。
また、判断部124は、所定の条件として、クエリ受付部123が受け付けた入力クエリと、この入力クエリに応じて検索エンジンにより検索された検索結果に含まれるWeb文書のうち、入力クエリを入力したユーザの操作する端末装置20によって選択されたWeb文書とに基づいて、エントロピー演算部122により算出されたエントロピーH(U)の値が閾値114を超える否かによって判断を行うように構成してもよい。
選択部125は、判断部124により判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する。具体的には、選択部125は、判断部124により判断された結果、入力クエリがこの入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、擬似フィードバック検索処理を選択する。また、選択部125は、判断部124により判断された結果、入力クエリがこの入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求でない場合には、通常検索処理を選択する。
検索実行部126は、検索エンジンを有し、選択部125により選択された検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。具体的には、検索実行部126は、選択部125により擬似フィードバック検索処理が選択された場合には、擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
また、検索実行部126は、選択部125により通常検索処理が選択された場合には、通常検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。なお、検索エンジンは、公知のものを用いることができる。
検索結果取得部127は、検索実行部126により検索されたWeb文書を検索結果として取得する。
検索結果送信部128は、検索結果取得部127により取得された検索結果をユーザの端末装置20へ通信回線40を介して送信する。これにより、端末装置20を操作するユーザはクエリに応じた検索結果を取得することができる。
[クエリテーブル作成処理]
図6は、クエリテーブル113を作成する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1:抽出部118は、クリックデータテーブル111aを参照して、クリックURLが選択された回数を示す頻度を算出し、頻度の大きい100万件程度のクエリから学習素性を抽出する。具体的には、抽出部118は、例えば、以下の(a)〜(c)を学習素性として適用する。(a)クエリに対する同一セッション当たり(同一ユーザのクリック動作について適当な時間間隔で切る)の平均クリック・ページ数。その意義は、情報指向型の検索要求においては、クリック・ページ数が多いと考えられる点にある。(b)クエリに対するクリックURLの検索ランク位置分布。その意義は、情報指向型の検索要求においては、検索ランクの下位まで探索してクリックされたページが多いと考えられる点にある。(c)特定ドメインへのアクセスの有無。その意義は、例えばWikipedia(http://wikipedia.org/)のwiki百科事典に記述されるURLがクリックされている場合、情報指向型の検索要求である可能性が高い点にある。
ステップS2:機械学習部119は、ステップS1で抽出したクエリの一部を用いて分類器の機械学習を行う。具体的には、機械学習部119は、例えば、抽出したクエリのうち、1万件程を訓練データとして二値分類器の機械学習を人手によって行う。二値分類器は、情報指向型の検索要求であるか否かを判断を自動的に行うための分類器であり、SVM(サポート・ベクター・マシン)等を用いて機械学習を行う。
ステップS3:分類部120は、ステップS1で抽出したクエリの残り全部をステップS2において機械学習を行った二値分類器により自動的に分類する。これにより、ステップS1で抽出した残り全部のクエリについて、情報指向型の検索要求であるか否かの判断が行われる。
ステップS4:クエリテーブル作成部121は、ステップS3において自動的に分類したクエリのうち、情報指向型の検索要求であるクエリをリスト化してクエリテーブル113を作成し、判断条件記憶部112に記憶する。
このようして、情報指向型の検索要求であるクエリをリスト化してクエリテーブル113を作成することにより、検索サーバ10は、クエリテーブル113に基づいて、入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かを判断することができる。
[メイン処理]
図7は、本実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11:クエリ受付部123は、端末装置20を操作するユーザによって入力された入力クエリを通信回線40を介して受け付ける。
ステップS12:判断部124は、ステップS11において受け付けた入力クエリを判断条件記憶部112のクエリテーブル113に記憶されたクエリとクエリ受付部123が受け付けた入力クエリとが一致するか否か、すなわち入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う。クエリテーブル113に記憶されたクエリとクエリ受付部123が受け付けた入力クエリとが一致する場合(Yes)には、ステップS13へ移る。一方、クエリテーブル113に記憶されたクエリとクエリ受付部123が受け付けた入力クエリとが一致しない場合(No)には、ステップS14へ移る。
ステップS13:選択部125は、ステップS12において、入力クエリが情報指向型の検索要求であると判断されたため、検索エンジンの処理として擬似フィードバック検索処理を選択する。
ステップS14:選択部125は、ステップS12において、入力クエリが情報指向型の検索要求ではないと判断されたため、検索エンジンの処理として通常検索処理を選択する。
ステップS15:検索実行部126は、後述の図8を参照して説明する擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
ステップS16:検索実行部126は、後述の図9を参照して説明する通常検索処理を適用して検索エンジンにより入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
ステップS17:検索結果取得部127は、ステップS15又はステップS16において検索されたWeb文書を検索結果として取得する。
ステップS18:検索結果送信部128は、ステップS17において取得した検索結果を通信回線40を介してユーザが操作する端末装置20へ送信する。
このように、検索サーバ10は、入力クエリが情報指向型の検索要求である場合には、擬似フィードバック検索処理を適用して検索を実行し、情報指向型の検索要求でない場合には、通常の検索処理を実行する。したがって、入力クエリの検索要求に応じた検索処理を検索エンジンにより実行できるため、入力クエリの検索要求に応じた検索結果をユーザに提供することができる。
また、検索サーバ10は、機械学習された分類精度の高い分類器により自動分類したクエリと、入力クエリが一致するか否かにより入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行うため、入力クエリについての判断を好適に行うことができる。
[擬似フィードバック検索処理]
図8は、擬似フィードバック検索処理を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS21:検索実行部126は、図6のステップS1で受け付けた入力クエリを用いて予備的なWeb文書の検索(以下パイロット検索ともいう)を検索エンジンにより実行する。
ステップS22:検索実行部126は、ステップS21において検索されたWeb文書の検索結果を取得する。
ステップS23:検索実行部126は、ステップS22において取得した検索結果から特徴的なターム(特徴ターム)を抽出する。
ステップS24:検索実行部126は、ステップS23において抽出した特徴タームを入力クエリに付加する。
ステップS25:検索実行部126は、入力クエリと、ステップS24において付加した特徴タームとをクエリとして検索エンジンにより、このクエリに応じたWeb文書の検索を実行する。
ステップS26:検索実行部126は、ステップS25において検索を実行した検索結果を取得し、本フローチャートの処理を終了する。
このように、検索サーバ10は、擬似フィードバック検索処理を適用して入力クエリと付加された特徴タームとをクエリとして検索を実行することにより、情報指向型の検索要求に対して再現率の高い検索結果を提供することができる。
[通常検索処理]
図9は、通常検索処理を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS31:検索実行部126は、図6のステップS1で受け付けた入力クエリを用いて検索エンジンにより実行する。
ステップS32:検索実行部126は、ステップS31において検索を実行した検索結果を取得し、本フローチャートの処理を終了する。
このように、検索サーバ10は、通常検索処理を適用して検索を実行することにより、情報指向型でないの検索要求(ナビゲーション指向型やトランザクション指向型の検索要求)に対して、主に最上位の検索精度が高い検索結果を提供することができる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態については、主として、第1実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。第2実施形態における検索サーバ10は、第1実施形態における検索サーバ10と同様の機能構成であるため、説明を省略する。
次に、第2実施形態における検索サーバ10の処理の流れについて図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。第2実施形態の図10に示すフローチャートにおいて、ステップS41、ステップS44〜ステップS49は、第1実施形態のステップS1、ステップS13〜ステップS18と同様であるため、説明を省略する。
ステップS42:エントロピー演算部122は、クリックデータテーブル111aを参照し、ステップS41において受け付けた入力クエリと一致するクエリが存在する場合には、このクエリ、このクエリに対応付けられたクリックURL、及び式(1)に基づいて、入力クエリに対するクリックURLのエントロピーH(U)を算出する。
ステップS43:判断部124は、ステップS42において算出されたエントロピーH(U)の値が閾値114を超える否かの判断を行う。エントロピーH(U)の値が閾値114を超える場合(Yes)には、ステップS44へ移る。一方、エントロピーH(U)の値が閾値114を超えない場合(No)には、ステップS45へ移る。なお、閾値114は、実際に運用しながら最適値を調整することができる。また、エントロピーH(U)の値が、1.0以下である場合は、ナビゲーション指向型の検索要求である可能性が高く、2.0以上である場合は、情報指向型の検索要求である可能性が高い。
このように、検索サーバ10は、入力クエリが情報指向型の検索要求である場合には、擬似フィードバック検索処理を適用して検索を実行し、情報指向型の検索要求でない場合には、通常の検索処理を実行する。したがって、入力クエリの検索要求に応じた検索処理を検索エンジンにより実行できるため、入力クエリの検索要求に応じた検索結果をユーザに提供することができる。
また、検索サーバ10は、エントロピーH(U)の値が閾値114を超えたか否かにより入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う。したがって、閾値114を適宜調整することにより入力クエリが情報指向型の検索要求であるか否かの判断を好適に行うことができる。
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態については、主として、第1実施形態及び第2実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と及び第2実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。第3実施形態は、通常検索処理と擬似フィードバック検索処理を併用して検索エンジンにより検索を実行する点が第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。
図11は、第3実施形態における検索サーバ10の機能ブロック図である。検索サーバ10は、クエリ受付部123と、検索結果取得部127と、検索結果送信部128と、検索実行部131と、検索結果併合部132と、を備える。
クエリ受付部123、検索結果取得部127、及び検索結果送信部128は図3に示す第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
検索実行部131は、クエリ受付部123により受け付けられた入力クエリについて、通常検索処理及び擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより検索を実行する。
検索結果併合部132は、検索結果取得部127により取得された通常検索処理及び擬似フィードバック検索処理を適用した検索結果を併合して、一の検索結果とする。具体的には、検索結果併合部132は、検索結果取得部127により取得された通常検索処理を適用した検索結果のうち、所定数のWeb文書を含む検索結果と、検索結果取得部127により取得された擬似フィードバック検索処理を適用した検索結果のうち、所定数のWeb文書の検索結果と重複するWeb文書の検索結果を除いた検索結果とを併合して、一の検索結果とする。
図12は、本実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS51:クエリ受付部123は、端末装置20を操作するユーザによって入力された入力クエリを通信回線40を介して受け付ける。
ステップS52:検索実行部131は、ステップS51において受け付けた入力クエリを通常検索処理を適用して検索エンジンにより検索を実行する。なお、通常検索処理については、図9のステップS31〜ステップS32に示した処理と同様である。
ステップS53:検索実行部131は、ステップS51において受け付けた入力クエリを擬似フィードバック検索処理を適用して検索エンジンにより検索を実行する。なお、擬似フィードバック検索処理については、図8のステップS21〜ステップS26に示した処理と同様である。
ステップS54:検索結果取得部127は、ステップS52において検索されたWeb文書を検索結果として取得する。
ステップS55:検索結果取得部127は、ステップS53において検索されたWeb文書を検索結果として取得する。
ステップS56:検索結果併合部132は、ステップS54及びステップS55において取得した検索結果を併合する。具体的には、ステップS54において取得した検索結果のうち、所定数のWeb文書の検索結果(例えば、端末装置20のウェブブラウザに表示される1ページ目の検索結果)と、ステップS55において取得した検索結果のうち、ステップS52において検索を実行した所定数のWeb文書の検索結果と重複する部分を除いた検索結果(例えば、端末装置20のウェブブラウザに表示される2ページ目以降の検索結果で、1ページ目の検索結果と重複する検索結果は除いたもの)とを併合して、一つの検索結果とする。
ステップS57:検索結果送信部128は、ステップS56において併合した検索結果を通信回線40を介してユーザが操作する端末装置20へ送信する。
このように、検索サーバ10は、例えば、情報指向型の検索要求でない可能性が高い1ページ目の検索結果については、通常検索処理によって得られた検索結果をユーザに提供することができる。そして、検索サーバ10は、情報指向型の検索要求である可能性が高い2ページ目以降の検索結果については、擬似フィードバック検索処理によって得られた検索結果をユーザに提供することができる。また、2ページ目以降の検索結果は、1ページ目の検索結果と重複する検索結果を除くため、異なる検索処理を適用した検索結果であっても重複した検索結果がユーザに提供されることがない。
なお、第3実施形態では、検索サーバ10は、通常検索処理を適用して得られた検索結果を入力クエリを入力したユーザの端末装置20へ送信し、この検索結果のうち、端末装置20から所定数を超えるWeb文書の要求(例えば、2ページ目以降の検索結果の要求)が有った場合に、擬似フィードバック検索処理を適用して入力クエリについて検索を実行してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の検索処理装置の一実施形態に係る検索システム1を示すブロック図である。 本発明の検索処理装置の一実施形態である検索サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の検索処理装置の一実施形態である検索サーバ10の機能ブロック図である。 クリックデータテーブル111aを示す図である。 クエリテーブル113を示す図である。 クエリテーブル113を作成する処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。 擬似フィードバック検索処理を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。 通常検索処理を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態における検索サーバ10の機能ブロック図である。 第3実施形態の検索サーバ10のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 検索システム
10 検索サーバ
20 端末装置
30 コンテンツサーバ
40 通信回線

Claims (7)

  1. Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置であって、
    前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付手段と、
    所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断手段と、
    前記判断手段により判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行手段と、
    前記検索実行手段により検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得手段とを備え、
    前記検索実行手段は、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常検索処理とを有し、
    前記選択手段は、前記判断手段により判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、
    前記検索実行手段は、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することを特徴とする検索処理装置。
  2. 前記選択手段は、前記判断手段により判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求しない検索要求である場合には、前記通常検索処理を選択し、
    前記検索実行手段は、前記通常検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じてWeb文書の検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の検索処理装置。
  3. クエリを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から所定のクエリを抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたクエリを用いて分類器の機械学習を行う機械学習手段と、
    前記機械学習が行われた分類器により前記抽出されたクエリを分類する分類手段と、
    前記分類されたクエリを記憶するクエリ記憶手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記所定の条件として、前記分類されたクエリと前記受け付けた入力クエリとが一致するか否かによって判断を行うことを特徴とする請求項1に記載の検索処理装置。
  4. 前記判断手段は、前記所定の条件として、前記受け付けた入力クエリと当該入力クエリに応じて前記検索エンジンにより検索された検索結果に含まれるWeb文書のうち、前記入力クエリを入力したユーザの操作する端末装置によって選択されたWeb文書とに基づいて算出された値が所定の閾値を超える否かによって判断を行うことを特徴とする請求項1に記載の検索処理装置。
  5. Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置であって、
    前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付手段と、
    通常検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する第1検索実行手段と、
    前記第1検索実行手段により検索されたWeb文書を第1検索結果として取得する第1検索結果取得手段と、
    擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記受け付けた入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する第2検索実行手段と、
    前記第2検索実行手段により検索されたWeb文書を第2検索結果として取得する第2検索結果取得手段と、
    前記取得された第1検索結果のうち、所定数のWeb文書を含む検索結果と、前記取得された第2検索結果のうち、前記所定数のWeb文書の検索結果と重複するWeb文書の検索結果を除いた検索結果とを併合して、一の検索結果とする検索結果併合手段とを備えることを特徴とする検索処理装置。
  6. Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理方法であって、
    前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付ステップと、
    所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断ステップと、
    前記判断ステップにより判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行ステップと、
    前記検索実行ステップにより検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得ステップとを備え、
    前記検索実行ステップは、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、
    前記選択ステップは、前記判断ステップにより判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、
    前記検索実行ステップは、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することを特徴とする検索処理方法。
  7. Web文書の検索を検索エンジンにより実行する検索処理装置のコンピュータにより実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記検索エンジンへの入力である入力クエリを受け付ける受付ステップと、
    所定の条件に基づいて、前記受け付けた入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求であるか否かの判断を行う判断ステップと、
    前記判断ステップにより判断された結果に基づいて、複数の異なる検索処理を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行する検索実行ステップと、
    前記検索実行ステップにより検索されたWeb文書を検索結果として取得する検索結果取得ステップとを備え、
    前記検索実行ステップは、少なくとも擬似フィードバック検索処理と前記検索エンジンによる通常の検索処理とを有し、
    前記選択ステップは、前記判断ステップにより判断された結果、前記入力クエリが当該入力クエリに関する複数のWeb文書を検索結果として取得することを要求する情報指向型の検索要求である場合には、前記擬似フィードバック検索処理を選択し、
    前記検索実行ステップは、前記擬似フィードバック検索処理を適用して前記検索エンジンにより前記入力クエリに応じたWeb文書の検索を実行することをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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