JP2008173931A - プリフォーム圧縮成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器などをブロー成形するためのプリフォームを圧縮成形する際、押出装置から押し出される溶融樹脂がドローダウンすることを防止するとともに、成形性に優れたプリフォームを成形するプリフォーム圧縮成形方法を提供すること。
【解決手段】本発明のプリフォーム圧縮成形方法は、メス型31内に、溶融樹脂塊61を投入する投入工程と、メス型31内にオス型32を挿入し、メス型31に投入された前記溶融樹脂塊61を圧縮することによってプリフォームを生成する圧縮工程とを備えている。溶融樹脂塊61を構成する樹脂材料は、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、容器などをブロー成形するために用いられるプリフォームを圧縮成形する際、押出装置から押し出される溶融樹脂がドローダウンすることを防止するとともに、成形性に優れたプリフォームを成形するプリフォーム圧縮成形方法に関する。
従来のように、ポリエステルからなる溶融樹脂66’を用いてプリフォームを成形すると、押出装置10の押出ダイ3から溶融樹脂66’を下方に向かって押し出すときに、溶融樹脂66’が自重でドローダウンすることがある(図5参照)。
このように、溶融樹脂66’がドローダウンすると、図5に示すように、溶融樹脂66’に径の細い部分66’nが発生してしまい、成形されたプリフォームの表面にしわが形成されてしまうことがある。また、溶融樹脂66’のドローダウンが大きいと、金型のメス型内に投入された溶融樹脂塊が2つに分離してしまい、圧縮成形そのものが不可能となる場合もある。
このような溶融樹脂のドローダウンを防止するため、樹脂材料として、測定温度を265℃とし、剪断速度を2000s―1としたときに、溶融粘度が100乃至200Ns/mであるポリエステルを用いる方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−171082号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発明は、従来と同じポリエステルからなる樹脂材料を用いたものであり、かつ押出装置から溶融樹脂が押し出されるときの剪断速度がほぼ0であることを考慮せず、剪断速度が2000s―1である状態の溶融粘度を考慮している。このため、上記特許文献1記載の発明に記載の方法は、溶融樹脂のドローダウンを防止する方法としては未だ不十分であるのが実情であった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、プリフォームを成形する際、押出装置から押し出される溶融樹脂がドローダウンすることを防止するとともに、成形性に優れたプリフォームを成形するプリフォーム圧縮成形方法を提供することを目的とする。
本発明は、メス型内に、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなる溶融樹脂塊を投入する投入工程と、
メス型内にオス型を挿入し、メス型に投入された前記溶融樹脂塊を圧縮することによってプリフォームを生成する圧縮工程と
を備えたことを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法である。
このような構成により、プリフォームを成形する際、押出装置から押し出される溶融樹脂がドローダウンすることを防止するとともに、成形性に優れたプリフォームを成形することができる。
本発明は、前記溶融樹脂塊が、
(1)メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θと同一の測定温度θにおいて、荷重を2.16kgとして測定した際、メルトマスフローレイトが1g/10min〜35g/10minとなり、かつ
(2)測定温度θにおいて、測定装置のキャピラリーダイの長さLと内径Dの比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が50Pa・s〜360Pa・sとなる、
樹脂材料からなることを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法である。
このような構成により、押出装置から押し出される際に溶融樹脂がドローダウンすることをさらに防止するとともに、より優れた成形性のプリフォームを成形することができる。
本発明は、前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料が、温度θにおける密度が1.0g/cm以下となることを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法である。
このような構成により、押出装置から押し出された溶融樹脂がドローダウンすることをさらに防止することができる。
本発明は、前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料がポリプロピレンからなり、
メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θが180℃〜280℃のいずれかの温度であることを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法である。
本発明は、前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料がポリエチレンからなり、
メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θが150℃〜280℃のいずれかの温度であることを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法である。
本発明によれば、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなる溶融樹脂塊を用いることによって、プリフォームを成形する際、押出装置から押し出される溶融樹脂がドローダウンすることを防止することができ、かつ成形性に優れたプリフォームを成形するプリフォーム圧縮成形方法を提供することができる。
発明を実施するための形態
第1の実施の形態
以下、本発明に係り、容器などをブロー成形するために用いられるプリフォームを圧縮成形するプリフォーム圧縮成形方法の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図4は本発明の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本発明に係るプリフォーム圧縮成形方法に用いられる押出装置10の側方断面図であり、図2は、本発明に係るプリフォーム圧縮成形方法に用いられる把持部26とカッター22の側方図であり、図3は、本発明に係るプリフォーム圧縮成形方法に用いられる樹脂供給ロータリー25および成形ロータリー35の上方平面図であり、図4は、本発明に係るプリフォーム圧縮成形方法に用いられる金型30の側方断面図である。
まず、プリフォームを成形するために用いる装置について説明する。なお、本願においては、ペレット状の樹脂が押出装置10内で溶融したものを溶融樹脂61’と呼び、押出装置10から押し出された溶融樹脂61’がカッター22によって切断されて生成されたものを溶融樹脂塊61と呼ぶ(図1乃至図4参照)。
図1に示すように、押出装置10は、ペレット状の樹脂を溶融して押し出す押出機1と、押出機1の下流側に設けられ、一定量の溶融樹脂61’を供給するギヤポンプなどからなる定量供給装置2と、供給路6を通過した溶融樹脂61’が下方に向かって押し出される吐出口7を含む押出ダイ3とを有している。なお、圧縮成形するプリフォームに求める精度や、押出機1の性能などによっては、上述した定量供給装置2を省略することもできる。
なお、本実施の形態において、押出機1と押出ダイ3とは、溶融樹脂61’が230℃で保たれるよう温度調整をしている。このため、メス型31に投入される溶融樹脂塊61の中心部の温度θは230℃になっていると考えてよい。
また、図3に示すように、押出ダイ3の下方には、押出ダイ3から押し出された溶融樹脂61’を把持する把持部26と、把持部26によって把持された溶融樹脂61’を切断して溶融樹脂塊61を生成するカッター22とが設けられている(図2参照)。この把持部26とカッター22は、図3に示すように、樹脂供給ロータリー25上に円周状で複数個設けられている。また、把持部26とカッター22は、樹脂供給ロータリー25によってR方向に回転可能となっている。ところで、図3のS地点は、押出ダイ3によって溶融樹脂61’が押し出され、供給される地点を示す。
また、図4に示すように、金型30は、溶融樹脂塊61が投入されるメス型31と、メス型31に対向して配置され、メス型31内に挿入されることによって、メス型31内に投入された溶融樹脂塊61を圧縮しプリフォームを生成するオス型32と、メス型31の上方であってオス型32の側方に設けられ、水平方向にスライド自在なスライド型33とを有している。
このような金型30は、図3に示すように、樹脂供給ロータリー25の下流側に設けられた円形状の成形ロータリー35に円周状で複数個設けられている。この成形ロータリー35は、R方向に回転可能となっている。ところで、本願において「下流」とは、ペレット状の樹脂からプリフォーム60を成形する過程において、下流にあることを意味する。
次に、本発明に係るプリフォーム圧縮成形方法に用いられる樹脂材料について説明する。
本実施の形態の溶融樹脂塊61を構成する樹脂材料はポリプロピレンからなっている(図4参照)。このポリプロピレンからなる樹脂材料は、(1)メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度230℃と同一の測定温度230℃において、荷重を2.16kgとし、その他の条件をJIS K7210に示されるものとして測定した際、メルトマスフローレイトが21g/10minとなり、かつ(2)測定温度230℃において、測定装置であるキャピラリーレオメータのキャピラリーダイの長さL(30mm)と内径D(0.75mm)の比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が160Pa・sとなっている。
また、この樹脂材料は、温度230℃において、密度が0.70g/cmとなっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、図示しない供給装置によって、ポリプロピレンからなるペレット状の樹脂が押出機1に供給される(図1参照)。
次に、押出機1内で、ペレット状の樹脂が溶融されて溶融樹脂61’となる。このとき、押出機1内は230℃になっている。その後、一定量の溶融樹脂61’が、定量供給装置2によって押出ダイ3の供給路6に供給される(図1参照)。
次に、図3のS地点において、溶融樹脂61’が、押出ダイ3の吐出口7から下方に向けて押し出される(図1参照)。このとき、樹脂供給ロータリー25はR方向に回転している(図3参照)。
ところで、溶融樹脂61’が押出ダイ3から押し出されるときの剪断速度はほぼ0になっており、メルトマスフローレイトは測定原理上、剪断速度がほぼ0の時の粘度を表している。このため、溶融樹脂61’が押出ダイ3からドローダウンしやすいかは、メルトマスフローレイトを測定することによって知ることができる。
ここで、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θと同一の測定温度θにおいて、荷重を2.16kgとして測定した際、メルトマスフローレイトが35g/10min以下となれば、溶融樹脂61’がドローダウンすることを防止することができる。なお、後述するように、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θは、押出ダイ3から押し出された溶融樹脂61’の温度θ’とほぼ等しくなっている(すなわち、θ≒θ’となっている)。
他方、測定温度θにおいて、荷重を2.16kgとして測定した際、メルトマスフローレイトが1g/10min未満となると、メルトマスフローレイトが小さすぎ、溶融樹脂61’の押し出しに大きな力が必要となり実用的ではない。このため、メルトマスフローレイトは、測定温度θにおいて、荷重を2.16kgとして測定した際、1g/10min以上となることが好ましい。
また、樹脂材料の比重が小さい方がドローダウンしにくいことから、温度θにおける樹脂材料の密度は1.0g/cm以下であることが好ましい。
本実施の形態では、(後述のように、押出ダイ3から押し出された溶融樹脂61’の温度とほぼ等しい)メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度230℃と同一の測定温度230℃において、荷重を2.16kgとし、その他の条件をJIS K7210に示されるものとして測定した際、メルトマスフローレイトは35g/10min以下の21g/10minとなっている。また、測定温度230℃において、樹脂材料の密度は1.0g/cm以下の0.70g/cmとなっている。このため、押出ダイ3から下方に押し出された溶融樹脂61’がドローダウンすることはない。
また、測定温度230℃において、メルトマスフローレイトは1g/10min以上の21g/10minであり小さすぎない。このため、溶融樹脂61’を押出ダイ3から押し出す際に、それほど大きな力を必要とせず実用的である。
次に、溶融樹脂61’が押出ダイ3の吐出口7から押し出された後、押出ダイ3の下方で(S地点で)、把持部26によって溶融樹脂61’が把持される。その後、溶融樹脂61’が、カッター22によって切断されて溶融樹脂塊61が得られる(図2および図3参照)。
次に、把持部26によって把持された溶融樹脂塊61が、樹脂供給ロータリー25によってR方向に回転して搬送される(図3参照)。その後、把持部26は、把持した溶融樹脂塊61が金型30のメス型31の上方に位置したときに、溶融樹脂塊61を開放する。このことによって、溶融樹脂塊61がメス型31内に投入される(投入工程)。
ここで、押出ダイ3から溶融樹脂61’が押し出された後、溶融樹脂塊61が金型30のメス型31内に投入されるまでの時間は長くても5秒以内である。このため、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度は、押出ダイ3から押し出された溶融樹脂61’の温度230℃とほぼ等しくなっており、230℃になっていると考えてよい。
次に、2つのスライド型33が水平方向に移動して閉じる。そして、このスライド型33がメス型31に密着し、型締めが行われる(図1参照)。
次に、メス型31内にオス型32が挿入される(図1参照)。このことによって、メス型31に投入された溶融樹脂塊61が圧縮され、プリフォームが生成される(圧縮工程)。
次に、オス型32がメス型31内に挿入された状態のまま、成形ロータリー35によって金型30がR方向に回転する(図3参照)。この間、メス型31およびオス型32によって成形されたプリフォームが冷却される。
次に、金型30が成形ロータリー35によって所定の位置まで移動すると、メス型31内からオス型32が引き出される。その後、プリフォームがメス型31内から排出される。
ところで、圧縮成形によって溶融樹脂塊61が金型30へ良好に賦形するためには、溶融樹脂塊61の粘度が低い方が良い。一般的に、圧縮成形時における溶融樹脂塊61の剪断速度は、250s−1程度である。このため、圧縮成形時の溶融樹脂塊61の中心部の温度(メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θ)において、剪断速度250s−1のときの粘度が、360Pa・s以下であることが好ましい。他方、粘度が低すぎると成形されたプリフォームにバリが発生しやすいため、剪断速度250s−1のときの粘度は、50Pa・s以上であることが好ましい。
本実施の形態では、測定温度230℃において、測定装置であるキャピラリーレオメータのキャピラリーダイの長さLと内径Dの比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が160Pa・sとなっており、50Pa・s以上360Pa・s以下となっている。このため、溶融樹脂塊61の金型30への賦形性が優れており、かつ成形されたプリフォームにバリが発生することもなかった。
なお、上記では、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θを230℃としたが、これに限ることなく、当該温度θは180℃〜280℃のいずれかの温度であればよい。
第2の実施の形態
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、樹脂材料として、ポリプロピレンを用いる代わりに、ポリエチレンを用いたものである。また、メス型31に投入される溶融樹脂塊61の中心部の温度θは、押出機1および押出ダイ3によって190℃となるように調整されている。その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、本実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態のポリエチレンからなる樹脂材料は、(1)メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度190℃と同一の測定温度190℃において、荷重を2.16kgとし、その他の条件をJIS K7210に示されるものとして測定した際、メルトマスフローレイトが10g/10minとなり、かつ(2)キャピラリーレオメータを用い、測定温度190℃において、キャピラリーレオメータのキャピラリーダイの長さL(30mm)と内径D(0.75mm)の比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が300Pa・sとなっている。
また、この樹脂材料は、測定温度190℃において、密度が0.72g/cmとなっている。
このように、(押出ダイ3から押し出された溶融樹脂61’の温度とほぼ等しい)メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度190℃と同一の測定温度190℃において、荷重を2.16kgとし、その他の条件をJIS K7210に示されるものとして測定した際、メルトマスフローレイトは35g/10min以下の10g/10minとなっている。また、測定温度190℃において、樹脂材料の密度は1.0g/cm以下の0.72g/cmとなっている。このため、押出ダイ3から下方に押し出された溶融樹脂61’がドローダウンすることはない。
また、メルトマスフローレイトは1g/10min以上の10g/10minであり、小さすぎない。このため、溶融樹脂61’を押出ダイ3から押し出す際に、それほど大きな力を必要とせず実用的である。
また、測定温度190℃において、キャピラリーレオメータのキャピラリーダイの長さLと内径Dの比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が300Pa・sとなっており、50Pa・s以上360Pa・s以下となっている。このため、溶融樹脂塊61の金型30への賦形性が優れており、かつ成形されたプリフォームにバリが発生することもなかった。
なお、上記では、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θを190℃としたが、これに限ることなく、メス型31に投入された溶融樹脂塊61の中心部の温度θは150℃〜280℃のいずれかの温度であることが好ましい。
本発明によるプリフォーム圧縮成形方法に用いられる押出装置の側方断面図。 本発明によるプリフォーム圧縮成形方法に用いられる把持部とカッターの側方図。 本発明によるプリフォーム圧縮成形方法に用いられる樹脂供給ロータリーおよび成形ロータリーの上方平面図。 本発明によるプリフォーム圧縮成形方法に用いられる金型の側方断面図。 従来のプリフォーム圧縮成形方法に用いられる押出装置の側方断面図。
符号の説明
1 押出機
2 定量供給装置
3 押出ダイ
6 供給路
7 吐出口
10 押出装置
22 カッター
25 樹脂供給ロータリー
26 把持部
30 金型
31 メス型
32 オス型
33 スライド型
35 成形ロータリー
61 溶融樹脂塊
61’ 溶融樹脂

Claims (5)

  1. メス型内に、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなる溶融樹脂塊を投入する投入工程と、
    メス型内にオス型を挿入し、メス型に投入された前記溶融樹脂塊を圧縮することによってプリフォームを生成する圧縮工程と、
    を備えたことを特徴とするプリフォーム圧縮成形方法。
  2. 前記溶融樹脂塊は、
    (1)メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θと同一の測定温度θにおいて、荷重を2.16kgとして測定した際、メルトマスフローレイトが1g/10min〜35g/10minとなり、かつ
    (2)測定温度θにおいて、測定装置のキャピラリーダイの長さLと内径Dの比L/Dを40とし、剪断速度を250s−1として測定した際、粘度が50Pa・s〜360Pa・sとなる、
    樹脂材料からなることを特徴とする請求項1記載のプリフォーム圧縮成形方法。
  3. 前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料は、温度θにおける密度が1.0g/cm以下となることを特徴とする請求項2記載のプリフォーム圧縮成形方法。
  4. 前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料はポリプロピレンからなり、
    メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θは180℃〜280℃のいずれかの温度であることを特徴とする請求項2記載のプリフォーム圧縮成形方法。
  5. 前記溶融樹脂塊を構成する樹脂材料はポリエチレンからなり、
    メス型に投入された溶融樹脂塊の中心部の温度θは150℃〜280℃のいずれかの温度であることを特徴とする請求項2記載のプリフォーム圧縮成形方法。
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