JP2008173499A - 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 - Google Patents
連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008173499A JP2008173499A JP2008094313A JP2008094313A JP2008173499A JP 2008173499 A JP2008173499 A JP 2008173499A JP 2008094313 A JP2008094313 A JP 2008094313A JP 2008094313 A JP2008094313 A JP 2008094313A JP 2008173499 A JP2008173499 A JP 2008173499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- graft
- diameter
- wire
- radially
- ring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
- A61F2/07—Stent-grafts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/95—Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/82—Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/86—Stents in a form characterised by the wire-like elements; Stents in the form characterised by a net-like or mesh-like structure
- A61F2/89—Stents in a form characterised by the wire-like elements; Stents in the form characterised by a net-like or mesh-like structure the wire-like elements comprising two or more adjacent rings flexibly connected by separate members
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
- A61F2/07—Stent-grafts
- A61F2002/075—Stent-grafts the stent being loosely attached to the graft material, e.g. by stitching
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2250/00—Special features of prostheses classified in groups A61F2/00 - A61F2/26 or A61F2/82 or A61F9/00 or A61F11/00 or subgroups thereof
- A61F2250/0004—Special features of prostheses classified in groups A61F2/00 - A61F2/26 or A61F2/82 or A61F9/00 or A61F11/00 or subgroups thereof adjustable
- A61F2250/001—Special features of prostheses classified in groups A61F2/00 - A61F2/26 or A61F2/82 or A61F9/00 or A61F11/00 or subgroups thereof adjustable for adjusting a diameter
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
【課題】管腔内移植片が提供され、これは半径方向に収縮しそして/または半径方向に
圧縮して小さな直径となるよう構成されるものを提供すること。
【解決手段】本発明の移植片はワイヤフォームを有し、ワイヤフォームは一般にほぼ環状構造に変形され、複数の曲線波形からなるワイヤを備える。波形は互いに直線整列した複数の第1尖部、互いに直線整列した第2尖部および第1尖部と第2尖部との間を前後に通過する複数の曲線セグメントを有する。移植片はi)最初に第1直径の半径方向にコンパクトな構造で配置可能でありii)第2直径の半径方向に伸長した構造まで実質的に伸長可能であり第2直径は第1直径より大きい。半径方向にコンパクトな構造にある場合、ワイヤフォームの隣接曲線セグメントは、互いに当接接触する際、入れ子になるかまたは固定され、ワイヤフォームが半径方向にコンパクトな構造の間移植片の直径を最小化する。
【選択図】図2
圧縮して小さな直径となるよう構成されるものを提供すること。
【解決手段】本発明の移植片はワイヤフォームを有し、ワイヤフォームは一般にほぼ環状構造に変形され、複数の曲線波形からなるワイヤを備える。波形は互いに直線整列した複数の第1尖部、互いに直線整列した第2尖部および第1尖部と第2尖部との間を前後に通過する複数の曲線セグメントを有する。移植片はi)最初に第1直径の半径方向にコンパクトな構造で配置可能でありii)第2直径の半径方向に伸長した構造まで実質的に伸長可能であり第2直径は第1直径より大きい。半径方向にコンパクトな構造にある場合、ワイヤフォームの隣接曲線セグメントは、互いに当接接触する際、入れ子になるかまたは固定され、ワイヤフォームが半径方向にコンパクトな構造の間移植片の直径を最小化する。
【選択図】図2
Description
(発明の分野)
本発明は、一般に、医療デバイスに関し、そしてより詳細には、管腔解剖学的
構造の管腔内にインプラントされ得る半径方向に伸長可能な管腔内移植片に関す
る。
本発明は、一般に、医療デバイスに関し、そしてより詳細には、管腔解剖学的
構造の管腔内にインプラントされ得る半径方向に伸長可能な管腔内移植片に関す
る。
(発明の背景)
現代の医療実施において、半径方向に伸長可能な移植片および同様のデバイス
を体腔(例えば、血管、食道、総胆管、尿管、尿道、ファローピウス管など)内
にインプラントすることが通常である。
現代の医療実施において、半径方向に伸長可能な移植片および同様のデバイス
を体腔(例えば、血管、食道、総胆管、尿管、尿道、ファローピウス管など)内
にインプラントすることが通常である。
一般に、管腔内移植片ならびにそれらのそれぞれの支持体および/または接続
手段は、2つの主要なカテゴリー、自己伸長と圧伸長可能とに分類される。自己
伸長管腔内移植片は、弾性または形状記憶材料(例えば、バネ鋼またはNiti
nolTM)から形成される。自己伸長材料は、損傷した血管内に配置するために
半径方向にコンパクトな直径に圧縮され得る形状で形成され得る。使用時に、こ
れらの材料の記憶特徴により、これを半径方向にコンパクトな直径から伸長有効
直径まで自己伸長させる。
手段は、2つの主要なカテゴリー、自己伸長と圧伸長可能とに分類される。自己
伸長管腔内移植片は、弾性または形状記憶材料(例えば、バネ鋼またはNiti
nolTM)から形成される。自己伸長材料は、損傷した血管内に配置するために
半径方向にコンパクトな直径に圧縮され得る形状で形成され得る。使用時に、こ
れらの材料の記憶特徴により、これを半径方向にコンパクトな直径から伸長有効
直径まで自己伸長させる。
圧伸長可能管腔内移植片は、その半径方向にコンパクトな直径に始めに形成さ
れる、ステンレス鋼のような可塑的に変形可能な材料から形成される。このタイ
プの材料は、記憶を有さず、そして手で伸長されるまで、半径方向にコンパクト
な直径のままである。典型的に、外向きに向けられた圧力は、バルーンの使用に
よって移植片に及ぼされ、材料の半径方向伸長、および結果として起こるその有
効直径までの可塑変形を引き起こす。
れる、ステンレス鋼のような可塑的に変形可能な材料から形成される。このタイ
プの材料は、記憶を有さず、そして手で伸長されるまで、半径方向にコンパクト
な直径のままである。典型的に、外向きに向けられた圧力は、バルーンの使用に
よって移植片に及ぼされ、材料の半径方向伸長、および結果として起こるその有
効直径までの可塑変形を引き起こす。
先行技術は、種々の設計の多数の血管内移植片を包含している。一般に、これ
らの血管内移植片には、典型的に以下が挙げられる:移植片係留構成要素(例え
ば、ワイヤフォーム、フレーム、一連のワイヤリング、フック、バーブ、クリッ
プ、ステープルなど)と組み合わせた(血管内のその意図される位置に管状移植
片を保持するために操作される)、変形しやすい材料のチューブ(例えば、伸長
ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)または布織ポリエステル)。最も一
般的には、この移植片係留構成要素は、半径方向に伸長可能なフレーム(例えば
、本明細書中上記に記載されるタイプの1つ以上の半径方向に伸長可能なワイヤ
フォーム)から形成され、これは、a)管状移植片の体内への組み込みか、また
はb)移植片とは別個に形成され、そして移植片管腔内に配置されるかのいずれ
かであり、このようなフレームは、外向きに向けられた半径方向圧力を周囲血管
壁に対して発揮するように伸長可能であり、これによって、移植片を適所に摩擦
で保持する。操作において、半径方向伸長可能移植片係留デバイスを組み込む血
管内移植片は、始めに、移植片がインプラントの意図される部位に達するまで、
移植片を血管系を通って経腔的に進ませるのに十分にコンパクトである、半径方
向に折り畳まれる形状で配置される。その後、この移植片(および付随の移植片
係留デバイス)は、血管壁に対して所望の外向きに向けられた圧力を発揮するの
に十分な大きさである、半径方向伸長形状まで伸長する。
らの血管内移植片には、典型的に以下が挙げられる:移植片係留構成要素(例え
ば、ワイヤフォーム、フレーム、一連のワイヤリング、フック、バーブ、クリッ
プ、ステープルなど)と組み合わせた(血管内のその意図される位置に管状移植
片を保持するために操作される)、変形しやすい材料のチューブ(例えば、伸長
ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)または布織ポリエステル)。最も一
般的には、この移植片係留構成要素は、半径方向に伸長可能なフレーム(例えば
、本明細書中上記に記載されるタイプの1つ以上の半径方向に伸長可能なワイヤ
フォーム)から形成され、これは、a)管状移植片の体内への組み込みか、また
はb)移植片とは別個に形成され、そして移植片管腔内に配置されるかのいずれ
かであり、このようなフレームは、外向きに向けられた半径方向圧力を周囲血管
壁に対して発揮するように伸長可能であり、これによって、移植片を適所に摩擦
で保持する。操作において、半径方向伸長可能移植片係留デバイスを組み込む血
管内移植片は、始めに、移植片がインプラントの意図される部位に達するまで、
移植片を血管系を通って経腔的に進ませるのに十分にコンパクトである、半径方
向に折り畳まれる形状で配置される。その後、この移植片(および付随の移植片
係留デバイス)は、血管壁に対して所望の外向きに向けられた圧力を発揮するの
に十分な大きさである、半径方向伸長形状まで伸長する。
いくつかの実施態様において、移植片係留デバイス上に形成される、フック、
バーブ、または他のプロジェクションは、この移植片がインプラント後に滑るか
または移動することなくその所望の位置に固く保持されるのを確実にするために
、血管の壁に挿入される。上記ワイヤフォームと同様に、管腔内移植片の半径方
向伸長可能係留デバイス(例えば、フレームまたはワイヤフォーム)は、一般に
、a)自己伸長またはb)圧−伸長可能のいずれかとして分類可能である。自己
伸長タイプの移植片係留デバイスは、通常、弾性材料(例えば、バネ金属)また
は形状記憶合金から形成され、これは、周囲束縛(例えば、周囲管状シースまた
はカテーテル壁)の開放時に、半径方向に折り畳まれる形状から半径方向に伸長
される形状まで自動的に伸長する。他方、種々の圧−伸長可能のものは、典型的
に、可鍛性ワイヤまたは他の可塑的に変形可能な材料から形成され、これは、移
植片係留デバイス内に配置されるバルーンの膨張または別の圧−発揮機器の作動
によって、そこへの外向きに向けられた圧力の発揮に応答して半径方向に伸長さ
れた形状に変形する。
バーブ、または他のプロジェクションは、この移植片がインプラント後に滑るか
または移動することなくその所望の位置に固く保持されるのを確実にするために
、血管の壁に挿入される。上記ワイヤフォームと同様に、管腔内移植片の半径方
向伸長可能係留デバイス(例えば、フレームまたはワイヤフォーム)は、一般に
、a)自己伸長またはb)圧−伸長可能のいずれかとして分類可能である。自己
伸長タイプの移植片係留デバイスは、通常、弾性材料(例えば、バネ金属)また
は形状記憶合金から形成され、これは、周囲束縛(例えば、周囲管状シースまた
はカテーテル壁)の開放時に、半径方向に折り畳まれる形状から半径方向に伸長
される形状まで自動的に伸長する。他方、種々の圧−伸長可能のものは、典型的
に、可鍛性ワイヤまたは他の可塑的に変形可能な材料から形成され、これは、移
植片係留デバイス内に配置されるバルーンの膨張または別の圧−発揮機器の作動
によって、そこへの外向きに向けられた圧力の発揮に応答して半径方向に伸長さ
れた形状に変形する。
管腔内移植片の経腔的カテーテルベースのインプラントを容易にするために、
移植片の直径をその半径方向にコンパクトな形状に最小化し、それによって、移
植片の送達およびインプラントのために使用される送達カテーテルの必要とされ
る直径を最小化することが典型的に所望される。一般に、送達カテーテルの直径
を小さくするほど、カテーテルの導入のために必要とされる経皮的穿刺路のサイ
ズは小さくなる。さらに、多くの適用において、比較的小さな体腔に通して適合
することが、カテーテルには必要であり、従って、カテーテルの直径は、それが
通る体腔(複数)の直径を越えてはならない。
移植片の直径をその半径方向にコンパクトな形状に最小化し、それによって、移
植片の送達およびインプラントのために使用される送達カテーテルの必要とされ
る直径を最小化することが典型的に所望される。一般に、送達カテーテルの直径
を小さくするほど、カテーテルの導入のために必要とされる経皮的穿刺路のサイ
ズは小さくなる。さらに、多くの適用において、比較的小さな体腔に通して適合
することが、カテーテルには必要であり、従って、カテーテルの直径は、それが
通る体腔(複数)の直径を越えてはならない。
さらに、移植片を半径方向に圧縮または折り畳まれる動作は、ワイヤフォーム
内の応力の導入を生じ得る。いくつかの場合において、このような応力の導入は
、インプラント後の移植片の性能に悪影響を与え得る。
内の応力の導入を生じ得る。いくつかの場合において、このような応力の導入は
、インプラント後の移植片の性能に悪影響を与え得る。
これらの考慮の観点から、i)小さな直径まで半径方向に圧縮または半径方向
に折り畳まれ得、比較的小さな直径の送達カテーテルと組み合わせて使用可能と
なるような、ならびにii)半径方向圧縮/コンパクションプロセス中に引き起
こされる応力を最小にし、誘導または残りの応力により移植片の後の性能および
有効寿命を与え得る任意の有害効果を最小化する、新規ワイヤフォームの開発の
ための技術の必要性が存在する。
に折り畳まれ得、比較的小さな直径の送達カテーテルと組み合わせて使用可能と
なるような、ならびにii)半径方向圧縮/コンパクションプロセス中に引き起
こされる応力を最小にし、誘導または残りの応力により移植片の後の性能および
有効寿命を与え得る任意の有害効果を最小化する、新規ワイヤフォームの開発の
ための技術の必要性が存在する。
(発明の要旨)
本発明は、変形方向に圧潰され、そして/または小さな直径へ変形方向に圧縮
されるように構成される新規の移植片を提供する。本発明のワイヤーフォームは
、一般的に、ほぼ環状構成へ変形されるワイヤーを含み、そして複数の曲線波形
からなる。これらの波形は、互いに直線配列の複数の第1尖部、互い直線配列の
複数の第2尖部、および上記の第1尖部および第2尖部との間で前後に移動する
複数の曲線セグメントを有する。この移植片は、i)初めは、第1直径の変形方
向にコンパクトな構成で配置可能であり、そしてii)引き続いて、第2直径の
変形方向に伸長した構成へ伸長可能であり、この第2直径は、第1直径よりも大
きい。その変形方向にコンパクトな構成である場合、ワイヤーフォームの隣接す
る曲線セグメントは、互いに突き合って接触した状態で、載置または位置し、そ
れによって、その変形方向にコンパクトな構成である間、この移植片の直径を最
小化する。
本発明は、変形方向に圧潰され、そして/または小さな直径へ変形方向に圧縮
されるように構成される新規の移植片を提供する。本発明のワイヤーフォームは
、一般的に、ほぼ環状構成へ変形されるワイヤーを含み、そして複数の曲線波形
からなる。これらの波形は、互いに直線配列の複数の第1尖部、互い直線配列の
複数の第2尖部、および上記の第1尖部および第2尖部との間で前後に移動する
複数の曲線セグメントを有する。この移植片は、i)初めは、第1直径の変形方
向にコンパクトな構成で配置可能であり、そしてii)引き続いて、第2直径の
変形方向に伸長した構成へ伸長可能であり、この第2直径は、第1直径よりも大
きい。その変形方向にコンパクトな構成である場合、ワイヤーフォームの隣接す
る曲線セグメントは、互いに突き合って接触した状態で、載置または位置し、そ
れによって、その変形方向にコンパクトな構成である間、この移植片の直径を最
小化する。
さらに、本発明に従って、1以上の前述の特徴のワイヤーフォームを含む管腔
内または血管内の移植片が提供され、これらは、柔軟な管状移植片へ固定され、
その結果、これらのワイヤーフォームは、変形方向に伸長可能な移植片を係留す
るデバイスとして機能し、血管または他の解剖学的導管の管腔内の所望の位置で
移植片を摩擦で係留しそして保持する。したがって、本発明は、以下を提供する。
(1) 哺乳動物の体の管腔解剖学的構造内に移植するための、半径
方向に伸長可能な、ほぼ環状のワイヤフォームであって、該ワイヤフォームは、
ほぼ環状構造に変形され、複数の曲線波形態からなる、ワイヤ、を含み、
ここで、該波形態は、互いに直線整列した複数の第1尖部、互いに直線整列し
た複数の第2尖部、および該第1尖部と第2尖部との間を前後に移動する複数の
曲線セグメントを有する、ワイヤフォーム。
(2) 項目1に記載のワイヤフォームであって、該ワイヤフォー
ムは少なくとも部分的に弾力性のある材料から形成され、前記半径方向に伸長す
る構造に付勢され、その結果、該ワイヤフォームは、体温において拘束されてい
ない場合、該半径方向に伸長した構造まで自己伸長する、ワイヤフォーム。
(3) 項目1に記載のワイヤフォームであって、ここで該ワイヤ
フォームが少なくとも部分的に可鍛性材料から形成され、該可鍛性材料は最初に
前記半径方向に収縮した構造に形成され、そして可塑的に該半径方向に伸長した
構造に変形され得る、ワイヤフォーム。
(4) ワイヤの直線セグメントを、互いに直線整列した複数の第1
尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第2尖部との間
を前後に移動する複数の曲線セグメントを有する構造に形成するための取り付け
装置であって、該取り付け装置は、
平坦な表面を有するバックボード;および
複数のブロック部材であって、該ブロック部材の各々が、先端トラフを有する
剛性材料の塊、頂端部、および該先端トラフと該頂端部との間を伸長する湾曲端
部表面を備える、ブロック部材、
を備え、
該ブロック部材は、該バックボードの平坦な表面上に連続して取り付けられ、
その結果、1つのブロック部材の該頂端部が隣のブロック部材の先端トラフと並
列し、そして各頂端部と先端トラフとの間の距離が、該ワイヤのセグメントの直
径とほぼ等しく;
該ワイヤのセグメントは、該頂端部と先端トラフとの間に、かつ該湾曲端部表
面と隣接して位置し、その結果、該ワイヤのセグメントは、互いに直線整列した
複数の第1尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第2
尖部との間で前後に移動する複数の曲線セグメントを有する平坦なワイヤフォー
ム構造をとる、取り付け装置。
(5) 半径方向に伸長可能で、折り畳み可能なリング部材を形成す
る方法であって、該方法は、以下:
A.取り付け装置を提供する工程であって、該装置は以下;
i.平坦な表面を有するバックボード;および
ii.複数のブロック部材であって、該ブロック部材の各々が、先端トラフ
を有する剛性材料の塊、頂端部、および該先端トラフと該頂端部との間を伸長す
る湾曲端部表面を備える、ブロック部材、
を備え;
iii.該ブロック部材は、該バックボードの平坦な表面上に連続して取り
付けられ、その結果、1つのブロック部材の該頂端部が隣のブロック部材の先端
トラフと並列し、そして各頂端部と先端トラフとの間の距離が、該ワイヤのセグ
メントの直径とほぼ等しい、工程;
B.第1および第2端部を有するワイヤの直線セグメントを該取り付け装置に
配置する工程であって、その結果、該ワイヤのセグメント上の先端位置が、該ブ
ロック部材の隣のブロック部材の該頂端部および先端トラフを位置決めし、そし
て該先端位置間を伸長する該ワイヤのセグメントの一部は、該ブロック部材の該
湾曲端部表面と隣接し、その結果、該ワイヤのセグメントは、互いに直線整列し
た複数の第1尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第
2尖部との間を前後に移動する複数の曲線セグメントを有する平坦なワイヤフォ
ーム構造をとる、工程;
C.該ワイヤのセグメントを該取り付け装置から取り外す工程;
D.該ワイヤのセグメントをリングに変形する工程であって、その結果、該第
1および第2端部が互いに並列位置になる、工程;ならびに
E.該第1端部を該第2端部に接続する工程であって、それにより該リング部
材を形成する工程、を包含する、方法。
内または血管内の移植片が提供され、これらは、柔軟な管状移植片へ固定され、
その結果、これらのワイヤーフォームは、変形方向に伸長可能な移植片を係留す
るデバイスとして機能し、血管または他の解剖学的導管の管腔内の所望の位置で
移植片を摩擦で係留しそして保持する。したがって、本発明は、以下を提供する。
(1) 哺乳動物の体の管腔解剖学的構造内に移植するための、半径
方向に伸長可能な、ほぼ環状のワイヤフォームであって、該ワイヤフォームは、
ほぼ環状構造に変形され、複数の曲線波形態からなる、ワイヤ、を含み、
ここで、該波形態は、互いに直線整列した複数の第1尖部、互いに直線整列し
た複数の第2尖部、および該第1尖部と第2尖部との間を前後に移動する複数の
曲線セグメントを有する、ワイヤフォーム。
(2) 項目1に記載のワイヤフォームであって、該ワイヤフォー
ムは少なくとも部分的に弾力性のある材料から形成され、前記半径方向に伸長す
る構造に付勢され、その結果、該ワイヤフォームは、体温において拘束されてい
ない場合、該半径方向に伸長した構造まで自己伸長する、ワイヤフォーム。
(3) 項目1に記載のワイヤフォームであって、ここで該ワイヤ
フォームが少なくとも部分的に可鍛性材料から形成され、該可鍛性材料は最初に
前記半径方向に収縮した構造に形成され、そして可塑的に該半径方向に伸長した
構造に変形され得る、ワイヤフォーム。
(4) ワイヤの直線セグメントを、互いに直線整列した複数の第1
尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第2尖部との間
を前後に移動する複数の曲線セグメントを有する構造に形成するための取り付け
装置であって、該取り付け装置は、
平坦な表面を有するバックボード;および
複数のブロック部材であって、該ブロック部材の各々が、先端トラフを有する
剛性材料の塊、頂端部、および該先端トラフと該頂端部との間を伸長する湾曲端
部表面を備える、ブロック部材、
を備え、
該ブロック部材は、該バックボードの平坦な表面上に連続して取り付けられ、
その結果、1つのブロック部材の該頂端部が隣のブロック部材の先端トラフと並
列し、そして各頂端部と先端トラフとの間の距離が、該ワイヤのセグメントの直
径とほぼ等しく;
該ワイヤのセグメントは、該頂端部と先端トラフとの間に、かつ該湾曲端部表
面と隣接して位置し、その結果、該ワイヤのセグメントは、互いに直線整列した
複数の第1尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第2
尖部との間で前後に移動する複数の曲線セグメントを有する平坦なワイヤフォー
ム構造をとる、取り付け装置。
(5) 半径方向に伸長可能で、折り畳み可能なリング部材を形成す
る方法であって、該方法は、以下:
A.取り付け装置を提供する工程であって、該装置は以下;
i.平坦な表面を有するバックボード;および
ii.複数のブロック部材であって、該ブロック部材の各々が、先端トラフ
を有する剛性材料の塊、頂端部、および該先端トラフと該頂端部との間を伸長す
る湾曲端部表面を備える、ブロック部材、
を備え;
iii.該ブロック部材は、該バックボードの平坦な表面上に連続して取り
付けられ、その結果、1つのブロック部材の該頂端部が隣のブロック部材の先端
トラフと並列し、そして各頂端部と先端トラフとの間の距離が、該ワイヤのセグ
メントの直径とほぼ等しい、工程;
B.第1および第2端部を有するワイヤの直線セグメントを該取り付け装置に
配置する工程であって、その結果、該ワイヤのセグメント上の先端位置が、該ブ
ロック部材の隣のブロック部材の該頂端部および先端トラフを位置決めし、そし
て該先端位置間を伸長する該ワイヤのセグメントの一部は、該ブロック部材の該
湾曲端部表面と隣接し、その結果、該ワイヤのセグメントは、互いに直線整列し
た複数の第1尖部、互いに直線整列した複数の第2尖部、および該第1尖部と第
2尖部との間を前後に移動する複数の曲線セグメントを有する平坦なワイヤフォ
ーム構造をとる、工程;
C.該ワイヤのセグメントを該取り付け装置から取り外す工程;
D.該ワイヤのセグメントをリングに変形する工程であって、その結果、該第
1および第2端部が互いに並列位置になる、工程;ならびに
E.該第1端部を該第2端部に接続する工程であって、それにより該リング部
材を形成する工程、を包含する、方法。
本発明のなおさらなる目的および利点は、添付の図面に示される例示的な実施
態様の以下の詳細な説明を読みそして理解することによって、当業者に明らかと
なる。
態様の以下の詳細な説明を読みそして理解することによって、当業者に明らかと
なる。
(好ましい実施態様の詳細な説明)
図1〜6は、本発明の管腔内移植片100を示し、これは、それに固定された
複数の変形方向に伸長可能なリング部材10を有する柔軟なチューブ22を備え
る。変形方向に伸長可能なリング部材10は、移植片係留システム(ancho
ring system)(すなわち、1連の個々のリング部材10)を形成す
るために合わされ、これは、解剖学的導管の管腔内で変形方向に伸長される場合
、この解剖学的導管の周囲の壁に対して外向きの力を働かせて、その中に実質的
に固定される位置に管腔内移植片100を保持する。
図1〜6は、本発明の管腔内移植片100を示し、これは、それに固定された
複数の変形方向に伸長可能なリング部材10を有する柔軟なチューブ22を備え
る。変形方向に伸長可能なリング部材10は、移植片係留システム(ancho
ring system)(すなわち、1連の個々のリング部材10)を形成す
るために合わされ、これは、解剖学的導管の管腔内で変形方向に伸長される場合
、この解剖学的導管の周囲の壁に対して外向きの力を働かせて、その中に実質的
に固定される位置に管腔内移植片100を保持する。
(A.リング部材の構造)
図4として提供される、平坦なリング部材10の図を特に参照すると、各リン
グ部材10は、1連の曲線的セグメント12、14を含み、これらは、尖部16
、18の間に、ジグザグ様式で延びる。接線TLは、各曲線セグメント12、1
4に関して投射可能であり、そしてこの曲線セグメント12、14がその接線T
Lから外れる方向は、本明細書中で、その湾曲の方向DCとして呼ばれる。半径
CRの中央は、各尖部16、18内に規定可能であり、そして長手方向の先端軸
LAAは、示されるように、半径CRの各中央を通して投射され得る。好ましく
は約37.5度の内角A1、および好ましくは約70度の外角A2は、各長手方向
の先端軸LAAと、この長手方向の先端軸LAAのいずれかの側にある曲線セグ
メント12、14に関連する隣接接線TLとの間に規定される。内角A1および
外角A2の値は、当然ながら、記載される好ましい実施態様に限定されず、そし
て他の値もまた本発明の範囲であることが、当業者によって理解される。
図4として提供される、平坦なリング部材10の図を特に参照すると、各リン
グ部材10は、1連の曲線的セグメント12、14を含み、これらは、尖部16
、18の間に、ジグザグ様式で延びる。接線TLは、各曲線セグメント12、1
4に関して投射可能であり、そしてこの曲線セグメント12、14がその接線T
Lから外れる方向は、本明細書中で、その湾曲の方向DCとして呼ばれる。半径
CRの中央は、各尖部16、18内に規定可能であり、そして長手方向の先端軸
LAAは、示されるように、半径CRの各中央を通して投射され得る。好ましく
は約37.5度の内角A1、および好ましくは約70度の外角A2は、各長手方向
の先端軸LAAと、この長手方向の先端軸LAAのいずれかの側にある曲線セグ
メント12、14に関連する隣接接線TLとの間に規定される。内角A1および
外角A2の値は、当然ながら、記載される好ましい実施態様に限定されず、そし
て他の値もまた本発明の範囲であることが、当業者によって理解される。
図9に示されるように、各リング部材10の個々の曲線セグメント12、14
が、互いに固定されるかまたは互いに連続し、そして長手軸LA周りに形成され
てリングを形成する。リング部材10が形成される材料の物理的特性に依存して
、リング部材10は、圧力伸長可能であるかまたはは自己伸長であるかのいずれ
かであり得る。
が、互いに固定されるかまたは互いに連続し、そして長手軸LA周りに形成され
てリングを形成する。リング部材10が形成される材料の物理的特性に依存して
、リング部材10は、圧力伸長可能であるかまたはは自己伸長であるかのいずれ
かであり得る。
圧力伸長可能な(すなわち、「受動的に伸長可能な」)種類のリング部材10
は、可塑的に変形可能な材料(例えば、ステンレス鋼またはElgiloyTM)
から形成され得、これは、第1(変形方向にコンパクトな)直径へ圧縮可能また
は可塑的に変形可能であり、そして外側方向の圧力がそこへ印加され(例えば、
変形方向に圧潰したリング部材の内部に配置されるバルーンを伸長させることに
よって)、変形方向伸長および第2(効力のある)直径への得られる可塑的変形
を生じる時まで、このような第1直径で安定のままである。
は、可塑的に変形可能な材料(例えば、ステンレス鋼またはElgiloyTM)
から形成され得、これは、第1(変形方向にコンパクトな)直径へ圧縮可能また
は可塑的に変形可能であり、そして外側方向の圧力がそこへ印加され(例えば、
変形方向に圧潰したリング部材の内部に配置されるバルーンを伸長させることに
よって)、変形方向伸長および第2(効力のある)直径への得られる可塑的変形
を生じる時まで、このような第1直径で安定のままである。
自己伸長種類のリング部材10は、弾性材料または形状記憶材料(例えば、ば
ね鋼またはNitinolTM)から形成され得、これは、そこに対して外側方向
の力の使用なしに、その第1(変形方向にコンパクトな)直径からその第2(有
効な)直径へ自己伸長し得る。
B.ステントとしてのリング部材の使用:
各リング部材10は、従って、半径方向に伸長可能な腔内ステントとして別個
に使用され得、これによって、交互ジグザグ形状の曲線部材12、14は、支持
足場を形成し、この足場は周囲組織がその内部に陥入することを防止する。この
よに、リング部材10は、血管または他の管腔解剖学的構造にインプラントされ
、その開存性を維持し得るステントを備える。
ね鋼またはNitinolTM)から形成され得、これは、そこに対して外側方向
の力の使用なしに、その第1(変形方向にコンパクトな)直径からその第2(有
効な)直径へ自己伸長し得る。
B.ステントとしてのリング部材の使用:
各リング部材10は、従って、半径方向に伸長可能な腔内ステントとして別個
に使用され得、これによって、交互ジグザグ形状の曲線部材12、14は、支持
足場を形成し、この足場は周囲組織がその内部に陥入することを防止する。この
よに、リング部材10は、血管または他の管腔解剖学的構造にインプラントされ
、その開存性を維持し得るステントを備える。
ステントとしてのリング部材10の使用が所望される場合、リング部材10は
、所望の解剖学的構造内への導入およびその構造内へのインプラントのための送
達カテーテル上に、もしくはカテーテル内にまず、取り付けられ得る。例として
、限定されない、圧伸長可能な(pressure−expandable)実
施態様において、これは、リング部材10を半径方向に圧縮された状態でバルー
ンカテーテル上に取り付けることによって達成され得、他方、このカテーテルの
バルーンは萎んでいる。その後、このカテーテルは身体の管腔(例えば、血管)
を通して挿入され、そして、リング部材10がインプランテーションの所望の部
位に配置されるまで進められる。その後、リング部材10が解剖学的構造(例え
ば、血管)の周囲の壁部と係合するまで、このカテーテルのバルーンは膨張し、
リング部材10を半径方向に伸長させる。その後、バルーンが萎められ、カテー
テルが取り外され、インプラントされたリング部材がステントとして管腔解剖学
的構造(例えば、血管)内に残る。自己伸長する実施態様およびこれらのインプ
ランテーションのいずれの公知の方法は、また、本発明の範囲内である。
、所望の解剖学的構造内への導入およびその構造内へのインプラントのための送
達カテーテル上に、もしくはカテーテル内にまず、取り付けられ得る。例として
、限定されない、圧伸長可能な(pressure−expandable)実
施態様において、これは、リング部材10を半径方向に圧縮された状態でバルー
ンカテーテル上に取り付けることによって達成され得、他方、このカテーテルの
バルーンは萎んでいる。その後、このカテーテルは身体の管腔(例えば、血管)
を通して挿入され、そして、リング部材10がインプランテーションの所望の部
位に配置されるまで進められる。その後、リング部材10が解剖学的構造(例え
ば、血管)の周囲の壁部と係合するまで、このカテーテルのバルーンは膨張し、
リング部材10を半径方向に伸長させる。その後、バルーンが萎められ、カテー
テルが取り外され、インプラントされたリング部材がステントとして管腔解剖学
的構造(例えば、血管)内に残る。自己伸長する実施態様およびこれらのインプ
ランテーションのいずれの公知の方法は、また、本発明の範囲内である。
C.リング部材を含む、管腔内移植片:
図1〜3および5〜6は、管腔内移植片100を示し、ここで、本発明の複数
のリング部材10が使用され、移植片係留システムを形成する。管腔内移植片1
00は、示されるように、一連のリング部材10を有する可撓性のチューブ移植
片22を包含し、このリング部材はこのチューブ移植片22に、間隔を空けた位
置、またはところどころで固定されている。特に図2および3に示されるように
、リング部材10の尖部16、18は、好ましくは、互いに直接整列し、そして
曲線セグメント12、14も、また、実質的に整列し、そして実質的に同一方向
の湾曲(direction of curvature)DCを有する。この
ようにして、管腔内移植片100が、その半径方向に圧潰された形状に圧潰され
る場合(例えば、圧縮されるか、または収縮される)、各リング部材10の曲線
セグメント12、14は互いにもたれるようになり、その結果、管腔内移植片1
00の直径が実質的に減少され、比較的小さいプロフィールの形状を形成し得る
。
図1〜3および5〜6は、管腔内移植片100を示し、ここで、本発明の複数
のリング部材10が使用され、移植片係留システムを形成する。管腔内移植片1
00は、示されるように、一連のリング部材10を有する可撓性のチューブ移植
片22を包含し、このリング部材はこのチューブ移植片22に、間隔を空けた位
置、またはところどころで固定されている。特に図2および3に示されるように
、リング部材10の尖部16、18は、好ましくは、互いに直接整列し、そして
曲線セグメント12、14も、また、実質的に整列し、そして実質的に同一方向
の湾曲(direction of curvature)DCを有する。この
ようにして、管腔内移植片100が、その半径方向に圧潰された形状に圧潰され
る場合(例えば、圧縮されるか、または収縮される)、各リング部材10の曲線
セグメント12、14は互いにもたれるようになり、その結果、管腔内移植片1
00の直径が実質的に減少され、比較的小さいプロフィールの形状を形成し得る
。
可撓性チューブ移植片22が任意の適切な材料から形成され得、その材料とし
ては、布織ポリエステル、伸長ポリテトラフルオロエチレン(ePTEF)など
が挙げられるが、これらに限定されないことが理解される。図1〜3および5〜
6に示される例示的な実施態様において、チューブ移植片22は布織ポリエステ
ルから形成され、そしてリング部材10の各々は、チューブ移植片22に形成さ
れたスリット40を介して通され、その結果、リング部材10は、チューブ移植
片22内の実質的に固定された位置で保持される。リング部材10は、可撓性チ
ューブ移植片への通常の取り付け方法以外の方法によって、互いに接続され得な
い。他方、所望であれば、それらは、この可撓性チューブ移植片への普通の取り
付け方法以外の方法で互いに接続され得る。管腔内移植片100のこの構築様式
は、一般に、Whiteらの米国特許第5,782,904号に記載される様式
に従い、この特許は本明細書中に参考として援用される。勿論、リング部材10
のチューブ移植片22への他の種類の取り付けも本発明の範囲内である。
ては、布織ポリエステル、伸長ポリテトラフルオロエチレン(ePTEF)など
が挙げられるが、これらに限定されないことが理解される。図1〜3および5〜
6に示される例示的な実施態様において、チューブ移植片22は布織ポリエステ
ルから形成され、そしてリング部材10の各々は、チューブ移植片22に形成さ
れたスリット40を介して通され、その結果、リング部材10は、チューブ移植
片22内の実質的に固定された位置で保持される。リング部材10は、可撓性チ
ューブ移植片への通常の取り付け方法以外の方法によって、互いに接続され得な
い。他方、所望であれば、それらは、この可撓性チューブ移植片への普通の取り
付け方法以外の方法で互いに接続され得る。管腔内移植片100のこの構築様式
は、一般に、Whiteらの米国特許第5,782,904号に記載される様式
に従い、この特許は本明細書中に参考として援用される。勿論、リング部材10
のチューブ移植片22への他の種類の取り付けも本発明の範囲内である。
いくつかの用途において、図5および6に具体的に示されるように、管腔内移
植片100の一方の端部に配置された末端リング部材10Eを、それらの第一尖
部16がチューブ移植片22の端部を越えて突出するように配置することが所望
され得る。さらに、末端リング部材10Eの突出部分は、図5の仮想線で示す様
式で外側に曲げられ、これらの末端リング部材10Eと、解剖学的構造の周囲の
壁部の組織との摩擦係合を高め得る。突出部分10Eは、Whiteらの米国特
許第5,782,904号にさらに詳細に記載され、この特許は本明細書中に参
考として援用される。
植片100の一方の端部に配置された末端リング部材10Eを、それらの第一尖
部16がチューブ移植片22の端部を越えて突出するように配置することが所望
され得る。さらに、末端リング部材10Eの突出部分は、図5の仮想線で示す様
式で外側に曲げられ、これらの末端リング部材10Eと、解剖学的構造の周囲の
壁部の組織との摩擦係合を高め得る。突出部分10Eは、Whiteらの米国特
許第5,782,904号にさらに詳細に記載され、この特許は本明細書中に参
考として援用される。
D.リング部材を製造するための装置および方法:
図7〜9は、一本のワイヤ57から、本発明のリング部材10を形成するため
の取付け装置(fixture aparatus)および方法を示す。図7お
よび8に詳細に示されるように、好ましい取付け装置50は、バックボード52
を備え、このバックボードは平面53、およびこの平面56に取り付けられた複
数のワイヤ形成ブロック部材54を有する。各ブロック部材54は、湾曲ワイヤ
接触縁部56、頂端部58、および先端トラフ60を有する。ブロック部材54
は、1つのブロック部材54の頂端部58が、示されるようにとなりのブロック
部材54の先端トラフ60と、近接して間隔を空けて並置されるように、バック
ボード52に取付けられる。1つのブロック部材54の頂端部58と、そのとな
りのブロック部材54の先端トラフ60との間の距離は、ワイヤ57の直径にほ
ぼ等しい。
図7〜9は、一本のワイヤ57から、本発明のリング部材10を形成するため
の取付け装置(fixture aparatus)および方法を示す。図7お
よび8に詳細に示されるように、好ましい取付け装置50は、バックボード52
を備え、このバックボードは平面53、およびこの平面56に取り付けられた複
数のワイヤ形成ブロック部材54を有する。各ブロック部材54は、湾曲ワイヤ
接触縁部56、頂端部58、および先端トラフ60を有する。ブロック部材54
は、1つのブロック部材54の頂端部58が、示されるようにとなりのブロック
部材54の先端トラフ60と、近接して間隔を空けて並置されるように、バック
ボード52に取付けられる。1つのブロック部材54の頂端部58と、そのとな
りのブロック部材54の先端トラフ60との間の距離は、ワイヤ57の直径にほ
ぼ等しい。
リング部材10を形成する際に使用される好ましいワイヤ57は、Elgil
oy、Elgin、IllinoisからElgiloyTMとして市販されてい
る、合金ワイヤである。利用可能な他のワイヤとして、ステンレス鋼ワイヤおよ
び他のインプラント可能な金属が挙げられる。
oy、Elgin、IllinoisからElgiloyTMとして市販されてい
る、合金ワイヤである。利用可能な他のワイヤとして、ステンレス鋼ワイヤおよ
び他のインプラント可能な金属が挙げられる。
ワイヤ57は、ブロック部材54の間を貫通し、その結果、ワイヤ57は湾曲
面56に当接して、曲線セグメント12、14を形成し、そしてワイヤ57は、
隣接頂端部58と先端トラフ60との間に挿入され、第1および第2尖部16、
18を形成する。このように、ワイヤ57は、図4に示される所望の平坦なワイ
ヤフォーム構造をとる。
面56に当接して、曲線セグメント12、14を形成し、そしてワイヤ57は、
隣接頂端部58と先端トラフ60との間に挿入され、第1および第2尖部16、
18を形成する。このように、ワイヤ57は、図4に示される所望の平坦なワイ
ヤフォーム構造をとる。
特に図9に示されるように、ワイヤ57が取り付け装置52上で形成された後
、このワイヤは取り付け装置52から取り出され、そして円筒形マンドレル70
の周りで形成されて、所望のリング構造を与える。マンドレル70の周りに形成
される場合、ワイヤ57の自由端尾24、26は、並んで並列する。このような
自由端尾24、26は、次いで、重なるように互いにより合わせられ、そしてス
リーブ部材30は、その周りにひだを作られ、対応する第2尖部18のすぐ隣の
自由端尾24、26の寄り合わせた部分をしっかりと接続する。その後、ひだを
付けられたスリーブ部材30から突出する自由端尾24、26の任意の部分は、
切り取られ得、そして完成したリング部材10は、マンドレル70から取り外さ
れる。あるいは、各リング部材の複数の曲線セグメントが、最初に、別個の曲線
セグメントとして形成され、続いて互いに接続されて、リング部材を形成し得る
。
、このワイヤは取り付け装置52から取り出され、そして円筒形マンドレル70
の周りで形成されて、所望のリング構造を与える。マンドレル70の周りに形成
される場合、ワイヤ57の自由端尾24、26は、並んで並列する。このような
自由端尾24、26は、次いで、重なるように互いにより合わせられ、そしてス
リーブ部材30は、その周りにひだを作られ、対応する第2尖部18のすぐ隣の
自由端尾24、26の寄り合わせた部分をしっかりと接続する。その後、ひだを
付けられたスリーブ部材30から突出する自由端尾24、26の任意の部分は、
切り取られ得、そして完成したリング部材10は、マンドレル70から取り外さ
れる。あるいは、各リング部材の複数の曲線セグメントが、最初に、別個の曲線
セグメントとして形成され、続いて互いに接続されて、リング部材を形成し得る
。
本発明は、特定の例示の実施態様のみを参照して本明細書中で記載され、本発
明の各々および全ての可能な実施態様を徹底的に記載するための試みはなされて
いないことが理解されるべきである。実際に、当業者は、様々な追加、削除、改
変および/または変更が、本発明の意図される精神および範囲から逸脱すること
なく、上記の実施態様に対して行われ得ることを理解する。全てのこのような追
加、削除、変更および改変は、上記の特許請求の範囲内に包含されることが意図
される。
明の各々および全ての可能な実施態様を徹底的に記載するための試みはなされて
いないことが理解されるべきである。実際に、当業者は、様々な追加、削除、改
変および/または変更が、本発明の意図される精神および範囲から逸脱すること
なく、上記の実施態様に対して行われ得ることを理解する。全てのこのような追
加、削除、変更および改変は、上記の特許請求の範囲内に包含されることが意図
される。
Claims (1)
- 明細書に記載の発明。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/163,831 US6071307A (en) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | Endoluminal grafts having continuously curvilinear wireforms |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000571847A Division JP2002531148A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-24 | 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008173499A true JP2008173499A (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=22591772
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000571847A Pending JP2002531148A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-24 | 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 |
JP2008094313A Pending JP2008173499A (ja) | 1998-09-30 | 2008-03-31 | 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000571847A Pending JP2002531148A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-24 | 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6071307A (ja) |
EP (1) | EP1124505B2 (ja) |
JP (2) | JP2002531148A (ja) |
AU (1) | AU762866B2 (ja) |
CA (1) | CA2345962C (ja) |
DE (1) | DE69924400T3 (ja) |
WO (1) | WO2000018324A2 (ja) |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6331188B1 (en) * | 1994-08-31 | 2001-12-18 | Gore Enterprise Holdings, Inc. | Exterior supported self-expanding stent-graft |
US6887268B2 (en) * | 1998-03-30 | 2005-05-03 | Cordis Corporation | Extension prosthesis for an arterial repair |
US6656215B1 (en) * | 2000-11-16 | 2003-12-02 | Cordis Corporation | Stent graft having an improved means for attaching a stent to a graft |
US7314477B1 (en) | 1998-09-25 | 2008-01-01 | C.R. Bard Inc. | Removable embolus blood clot filter and filter delivery unit |
US6849088B2 (en) * | 1998-09-30 | 2005-02-01 | Edwards Lifesciences Corporation | Aorto uni-iliac graft |
AUPQ302999A0 (en) | 1999-09-23 | 1999-10-21 | Endogad Research Pty Limited | Pre-shaped intraluminal graft |
US6325820B1 (en) * | 1998-11-16 | 2001-12-04 | Endotex Interventional Systems, Inc. | Coiled-sheet stent-graft with exo-skeleton |
US6322585B1 (en) | 1998-11-16 | 2001-11-27 | Endotex Interventional Systems, Inc. | Coiled-sheet stent-graft with slidable exo-skeleton |
AU2007200411B2 (en) * | 1999-01-22 | 2008-05-29 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Low profile stent and graft combination |
US6278079B1 (en) * | 1999-02-09 | 2001-08-21 | Edwards Lifesciences Corp. | Laser cutting of fabric grafts |
US6805704B1 (en) | 2000-06-26 | 2004-10-19 | C. R. Bard, Inc. | Intraluminal stents |
US7229472B2 (en) * | 2000-11-16 | 2007-06-12 | Cordis Corporation | Thoracic aneurysm repair prosthesis and system |
US20040106972A1 (en) * | 2000-11-20 | 2004-06-03 | Deaton David H. | Fenestrated endovascular graft |
US6641607B1 (en) | 2000-12-29 | 2003-11-04 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Double tube stent |
AUPR847301A0 (en) * | 2001-10-26 | 2001-11-15 | Cook Incorporated | Endoluminal prostheses for curved lumens |
US7331992B2 (en) * | 2002-02-20 | 2008-02-19 | Bard Peripheral Vascular, Inc. | Anchoring device for an endoluminal prosthesis |
US9204956B2 (en) | 2002-02-20 | 2015-12-08 | C. R. Bard, Inc. | IVC filter with translating hooks |
US6939369B2 (en) * | 2002-04-03 | 2005-09-06 | Cook Incorporated | Intraluminal graft assembly and vessel repair system |
MXPA05001845A (es) | 2002-08-15 | 2005-11-17 | Gmp Cardiac Care Inc | Injerto de espiral con rieles. |
US20040059406A1 (en) | 2002-09-20 | 2004-03-25 | Cully Edward H. | Medical device amenable to fenestration |
US6929663B2 (en) * | 2003-03-26 | 2005-08-16 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Longitudinally expanding medical device |
DE10337739B4 (de) * | 2003-08-12 | 2009-11-26 | Jotec Gmbh | Stent zur Implantation in ein Blutgefäß, insbesondere im Bereich des Aortenbogens |
US9198786B2 (en) | 2003-09-03 | 2015-12-01 | Bolton Medical, Inc. | Lumen repair device with capture structure |
US8500792B2 (en) | 2003-09-03 | 2013-08-06 | Bolton Medical, Inc. | Dual capture device for stent graft delivery system and method for capturing a stent graft |
US20080264102A1 (en) * | 2004-02-23 | 2008-10-30 | Bolton Medical, Inc. | Sheath Capture Device for Stent Graft Delivery System and Method for Operating Same |
US20070198078A1 (en) * | 2003-09-03 | 2007-08-23 | Bolton Medical, Inc. | Delivery system and method for self-centering a Proximal end of a stent graft |
US11259945B2 (en) | 2003-09-03 | 2022-03-01 | Bolton Medical, Inc. | Dual capture device for stent graft delivery system and method for capturing a stent graft |
US7763063B2 (en) | 2003-09-03 | 2010-07-27 | Bolton Medical, Inc. | Self-aligning stent graft delivery system, kit, and method |
US8292943B2 (en) | 2003-09-03 | 2012-10-23 | Bolton Medical, Inc. | Stent graft with longitudinal support member |
US11596537B2 (en) | 2003-09-03 | 2023-03-07 | Bolton Medical, Inc. | Delivery system and method for self-centering a proximal end of a stent graft |
US7704267B2 (en) | 2004-08-04 | 2010-04-27 | C. R. Bard, Inc. | Non-entangling vena cava filter |
CA2946470C (en) | 2005-05-12 | 2019-02-19 | C.R. Bard Inc. | Removable embolus blood clot filter |
US12115057B2 (en) | 2005-05-12 | 2024-10-15 | C.R. Bard, Inc. | Tubular filter |
CA2616818C (en) | 2005-08-09 | 2014-08-05 | C.R. Bard, Inc. | Embolus blood clot filter and delivery system |
CA2630217C (en) | 2005-11-18 | 2016-10-11 | C.R. Bard, Inc. | Vena cava filter with filament |
MX2008009013A (es) * | 2006-01-13 | 2008-11-14 | I B S Internat Biomedical Syst | Protesis endovascular y correspondiente procedimiento de elaboracion. |
US8333785B2 (en) * | 2006-05-02 | 2012-12-18 | C. R. Bard, Inc. | IVC filter with translating hooks |
WO2007133366A2 (en) | 2006-05-02 | 2007-11-22 | C. R. Bard, Inc. | Vena cava filter formed from a sheet |
US9326842B2 (en) | 2006-06-05 | 2016-05-03 | C. R . Bard, Inc. | Embolus blood clot filter utilizable with a single delivery system or a single retrieval system in one of a femoral or jugular access |
WO2008051543A2 (en) * | 2006-10-24 | 2008-05-02 | Cook Incorported | Stent member |
US9622888B2 (en) * | 2006-11-16 | 2017-04-18 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Stent having flexibly connected adjacent stent elements |
US8142490B2 (en) * | 2007-10-24 | 2012-03-27 | Cordis Corporation | Stent segments axially connected by thin film |
WO2009082718A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Feinstein Ara J | Devices, systems, and methods for repair of vascular defects |
US20140005586A1 (en) * | 2007-12-21 | 2014-01-02 | Ara J. Feinstein | Devices, systems, and methods for repair of vascular defects |
US8728145B2 (en) | 2008-12-11 | 2014-05-20 | Cook Medical Technologies Llc | Low profile non-symmetrical stents and stent-grafts |
GB2475494B (en) * | 2009-11-18 | 2011-11-23 | Cook William Europ | Stent graft and introducer assembly |
US8574284B2 (en) * | 2007-12-26 | 2013-11-05 | Cook Medical Technologies Llc | Low profile non-symmetrical bare alignment stents with graft |
GB2476451A (en) * | 2009-11-19 | 2011-06-29 | Cook William Europ | Stent Graft |
US9180030B2 (en) | 2007-12-26 | 2015-11-10 | Cook Medical Technologies Llc | Low profile non-symmetrical stent |
US9226813B2 (en) | 2007-12-26 | 2016-01-05 | Cook Medical Technologies Llc | Low profile non-symmetrical stent |
US8992593B2 (en) * | 2007-12-26 | 2015-03-31 | Cook Medical Technologies Llc | Apparatus and methods for deployment of a modular stent-graft system |
US8926688B2 (en) | 2008-01-11 | 2015-01-06 | W. L. Gore & Assoc. Inc. | Stent having adjacent elements connected by flexible webs |
EP3636220A3 (en) * | 2008-06-30 | 2020-07-22 | Bolton Medical Inc. | Abdominal aortic aneurysms systems |
EP2349080B1 (en) | 2008-10-22 | 2016-04-13 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Shape memory tubular stent with grooves |
JP5687216B2 (ja) | 2009-03-13 | 2015-03-18 | ボルトン メディカル インコーポレイテッド | 手術部位で管腔内プロテーゼを展開するためのシステム及び方法 |
EP2408397B1 (en) | 2009-03-16 | 2014-09-24 | Cook Medical Technologies LLC | Hybrid stent and method of making such a stent |
GB2470041B (en) * | 2009-05-06 | 2011-05-18 | Cook William Europ | Stent graft |
CN104825247B (zh) | 2009-07-29 | 2017-05-03 | C·R·巴德公司 | 管式过滤器 |
US9757263B2 (en) * | 2009-11-18 | 2017-09-12 | Cook Medical Technologies Llc | Stent graft and introducer assembly |
EP2846743B1 (en) | 2012-04-12 | 2016-12-14 | Bolton Medical Inc. | Vascular prosthetic delivery device |
US9439751B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-09-13 | Bolton Medical, Inc. | Hemostasis valve and delivery systems |
US10299948B2 (en) | 2014-11-26 | 2019-05-28 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Balloon expandable endoprosthesis |
US10568752B2 (en) | 2016-05-25 | 2020-02-25 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Controlled endoprosthesis balloon expansion |
JP7039957B2 (ja) * | 2017-11-24 | 2022-03-23 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ステント |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2978787A (en) * | 1957-04-18 | 1961-04-11 | Meadox Medicals Inc | Synthetic vascular implants and the manufacture thereof |
US3481177A (en) * | 1967-09-29 | 1969-12-02 | Lear Siegler Inc | Wire bending assembly |
US4136718A (en) * | 1977-12-12 | 1979-01-30 | Ignatiev Alexei K | Apparatus for making serpentiform springs |
US5104399A (en) * | 1986-12-10 | 1992-04-14 | Endovascular Technologies, Inc. | Artificial graft and implantation method |
US5669936A (en) * | 1983-12-09 | 1997-09-23 | Endovascular Technologies, Inc. | Endovascular grafting system and method for use therewith |
US5123917A (en) * | 1990-04-27 | 1992-06-23 | Lee Peter Y | Expandable intraluminal vascular graft |
US5360443A (en) * | 1990-06-11 | 1994-11-01 | Barone Hector D | Aortic graft for repairing an abdominal aortic aneurysm |
US5064435A (en) * | 1990-06-28 | 1991-11-12 | Schneider (Usa) Inc. | Self-expanding prosthesis having stable axial length |
US5135536A (en) * | 1991-02-05 | 1992-08-04 | Cordis Corporation | Endovascular stent and method |
CA2202800A1 (en) * | 1991-04-11 | 1992-10-12 | Alec A. Piplani | Endovascular graft having bifurcation and apparatus and method for deploying the same |
US5527354A (en) * | 1991-06-28 | 1996-06-18 | Cook Incorporated | Stent formed of half-round wire |
AU669338B2 (en) * | 1991-10-25 | 1996-06-06 | Cook Incorporated | Expandable transluminal graft prosthesis for repair of aneurysm and method for implanting |
CA2380683C (en) * | 1991-10-28 | 2006-08-08 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Expandable stents and method for making same |
US5316023A (en) * | 1992-01-08 | 1994-05-31 | Expandable Grafts Partnership | Method for bilateral intra-aortic bypass |
WO1995008966A1 (en) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | White Geoffrey H | Intraluminal graft |
DE69419877T2 (de) * | 1993-11-04 | 1999-12-16 | C.R. Bard, Inc. | Ortsfeste Gefässprothese |
AU1091095A (en) * | 1993-11-08 | 1995-05-29 | Harrison M. Lazarus | Intraluminal vascular graft and method |
US5443497A (en) * | 1993-11-22 | 1995-08-22 | The Johns Hopkins University | Percutaneous prosthetic by-pass graft and method of use |
JP2703510B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1998-01-26 | アドヴァンスド カーディオヴァスキュラー システムズ インコーポレーテッド | 拡大可能なステント及びその製造方法 |
US5554181A (en) * | 1994-05-04 | 1996-09-10 | Regents Of The University Of Minnesota | Stent |
DE69518435T3 (de) * | 1994-06-08 | 2004-07-22 | CardioVascular Concepts, Inc., Portola Valley | System zur Herstellung eines abzweigenden Transplantats |
US5575816A (en) * | 1994-08-12 | 1996-11-19 | Meadox Medicals, Inc. | High strength and high density intraluminal wire stent |
US5575817A (en) * | 1994-08-19 | 1996-11-19 | Martin; Eric C. | Aorto femoral bifurcation graft and method of implantation |
US5609605A (en) * | 1994-08-25 | 1997-03-11 | Ethicon, Inc. | Combination arterial stent |
US5591230A (en) * | 1994-09-07 | 1997-01-07 | Global Therapeutics, Inc. | Radially expandable stent |
AU708360B2 (en) * | 1994-09-15 | 1999-08-05 | C.R. Bard Inc. | Hooked endoprosthesis |
AU3783195A (en) * | 1994-11-15 | 1996-05-23 | Advanced Cardiovascular Systems Inc. | Intraluminal stent for attaching a graft |
US5630829A (en) * | 1994-12-09 | 1997-05-20 | Intervascular, Inc. | High hoop strength intraluminal stent |
US5683449A (en) * | 1995-02-24 | 1997-11-04 | Marcade; Jean Paul | Modular bifurcated intraluminal grafts and methods for delivering and assembling same |
US5591197A (en) * | 1995-03-14 | 1997-01-07 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Expandable stent forming projecting barbs and method for deploying |
DK171865B1 (da) * | 1995-09-11 | 1997-07-21 | Cook William Europ | Ekspanderbar endovasculær stent |
US5776161A (en) * | 1995-10-16 | 1998-07-07 | Instent, Inc. | Medical stents, apparatus and method for making same |
US6045557A (en) * | 1995-11-10 | 2000-04-04 | Baxter International Inc. | Delivery catheter and method for positioning an intraluminal graft |
US5709701A (en) * | 1996-05-30 | 1998-01-20 | Parodi; Juan C. | Apparatus for implanting a prothesis within a body passageway |
US5676697A (en) * | 1996-07-29 | 1997-10-14 | Cardiovascular Dynamics, Inc. | Two-piece, bifurcated intraluminal graft for repair of aneurysm |
US5925061A (en) * | 1997-01-13 | 1999-07-20 | Gore Enterprise Holdings, Inc. | Low profile vascular stent |
US5824055A (en) * | 1997-03-25 | 1998-10-20 | Endotex Interventional Systems, Inc. | Stent graft delivery system and methods of use |
US5931866A (en) * | 1998-02-24 | 1999-08-03 | Frantzen; John J. | Radially expandable stent featuring accordion stops |
-
1998
- 1998-09-30 US US09/163,831 patent/US6071307A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-09-24 JP JP2000571847A patent/JP2002531148A/ja active Pending
- 1999-09-24 EP EP99951621A patent/EP1124505B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-24 CA CA002345962A patent/CA2345962C/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-24 AU AU64025/99A patent/AU762866B2/en not_active Expired
- 1999-09-24 DE DE69924400T patent/DE69924400T3/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-24 WO PCT/US1999/022400 patent/WO2000018324A2/en active IP Right Grant
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008094313A patent/JP2008173499A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1124505B2 (en) | 2009-01-28 |
DE69924400T2 (de) | 2005-08-11 |
EP1124505A2 (en) | 2001-08-22 |
AU6402599A (en) | 2000-04-17 |
WO2000018324A2 (en) | 2000-04-06 |
WO2000018324A3 (en) | 2000-08-17 |
CA2345962C (en) | 2008-02-19 |
AU762866B2 (en) | 2003-07-10 |
DE69924400T3 (de) | 2009-07-23 |
WO2000018324A9 (en) | 2000-10-05 |
JP2002531148A (ja) | 2002-09-24 |
DE69924400D1 (de) | 2005-04-28 |
US6071307A (en) | 2000-06-06 |
EP1124505B1 (en) | 2005-03-23 |
CA2345962A1 (en) | 2000-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008173499A (ja) | 連続的な曲線ワイヤフォームを有する管腔内移植片 | |
JP4073499B2 (ja) | 螺旋状のメッシュ体内プロテーゼ | |
US5007926A (en) | Expandable transluminally implantable tubular prosthesis | |
US6270524B1 (en) | Flexible, radially expansible luminal prostheses | |
US5800519A (en) | Tubular medical prosthesis for use in a body lumen | |
JP5005542B2 (ja) | 拡張型ステント用に最適化されたフレックスリンク | |
US6425915B1 (en) | Helical mesh endoprosthesis and methods of use | |
JP4347803B2 (ja) | 移植可能なプロテーゼ | |
US5549635A (en) | Non-deformable self-expanding parallel flow endovascular stent and deployment apparatus therefore | |
JP2935561B2 (ja) | ステント供給装置 | |
US20090234429A1 (en) | Self-restraining endoluminal prosthesis | |
US8128678B2 (en) | Stent having less invasive ends and improved radial force | |
JP2002540889A (ja) | 摺動可能な外骨格付き渦巻シート移植片 | |
JPH10328216A (ja) | 分岐した脈管を処置するためのステントおよびステント移植片 | |
EP1441668A1 (en) | Prostheses for curved lumens | |
JPH09512194A (ja) | ステント及びその製造方法 | |
JP2016185362A (ja) | ステントグラフトを展開するための装置 | |
US20010032010A1 (en) | Medical prosthesis | |
US20080125845A1 (en) | Proximal fixing | |
US20230109605A1 (en) | Systems and methods for improved retention of stents on a delivery system | |
AU2002348080A1 (en) | Prostheses for curved lumens |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101020 |