JP2008173232A - ボディ痩身美容施術法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な機器を用いて安全な1回の施術により体重や体脂肪の減少を促進するとともにボディラインも引き締める。
【解決手段】保温マット7と微弱超音波を出射する微弱超音波発生器8を用いる全身温め・超音波照射工程2と、吸引機能とローラ機能とを備えるプローブ10を接続する揉捻機器9を用いる揉捻工程3と、EMS機器12を用いる刺激信号印加工程4と、微弱電流・赤外線発生装置14を用いる微弱電流通電・赤外線照射工程5の複合施術を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、エステティック施術者が顧客の全身に対して体重や体脂肪の減少を促進してボディラインを引き締める施術を施すボディ痩身美容施術法。
ボディ痩身美容については、医療分野における美容外科の専門医による医療的対応や、エステティック分野における痩身美容施術の対応等が行われている。医療的対応については、例えば脂肪吸引等の外科的手術や脂肪溶解剤の注射等による対応により、体脂肪を減らす方法が主流である。かかる医療的対応は、外科手術が施術時の患者に対する身体的負担が大きくかつ相当の養生期間も必要とするとともに傷跡も懸念される。
また、痩身対応方法としては、個人が手軽に行う方法として自己管理による過剰なカロリー摂取制限やりんごのように単一食品の摂取等を内容とするダイエット療法が上げられる。ダイエット療法は、継続するために本人の強い意志と忍耐が必要であるとともに中止時におけるリバンドの影響が極めて大きい。また、ダイエット療法は、急激な体重減少により筋力を低下させ、ボディラインや皮膚のたるみを生じさせる。
一方、エステティック分野の痩身美容施術については、医療的対応のような対症療法にとどまらず、顧客に対して心地よい気分で所定の施術を受けさせて体が持つ本来の機能を蘇らせることにより結果的に痩身効果が奏されるようにする。エステティック分野の痩身美容施術は、総合的な施術を無理なく施すことから、自己ダイエット療法において生じるような各部のたるみ等の発生を抑えて引き締まった美しいボディラインを得ることが可能である。
特許文献1には、体内の不純物を排出するとともに効果的に酸素を供給することにより脂肪の燃焼を促進して痩身効果を奏する全身美容方法が開示されている。かかる全身美容方法は、38℃〜50℃の低温スチーム雰囲気としたサウナ室により低温スチーム浴を施した後に、やや高気圧雰囲気のチャンバ室により高気圧エア浴を施す。
特開2006−192256号公報
ところで、上述した先願の全身美容方法においては、低温スチーム浴と高気圧エア浴の複合施術を施すことにより各種機器等を用いた単独的な施術と比較してより痩身効果が奏せられるようになるが、サウナ室や高気圧チャンバ室を必要とすることで大規模な設備が必要となる。また、先願の全身美容方法においては、もっぱら全身の痩身を対象とする方法であり、顧客が気にする特定部位に対しての部分的施術が行われないためにいわゆる部分やせが効率よく達成されないといった不満がある。
従来の痩身美容施術方法においては、体重や体脂肪を減らす施術とボディラインを整える施術とが別メニューであり、痩せながらボディラインも整えることが可能な施術の要求が極めて大きい。また、エステティック分野の痩身美容施術については、従来もっぱら皮下脂肪が多い女性が対象であり様々なコースが用意されている。一方、痩身エステティックについては、内臓脂肪の蓄積により腹部が太くなって健康障害の大きな原因となるメタボリックシンドロームに対して極めて有効な対策であるが、特に対象の中心となる男性を対象としたコースも少なくあまり知られていないのが現状である。
したがって、本発明は、比較的簡易な機器を用いて安全な1回の施術により体重や体脂肪の減少を促進するとともにボディラインも引き締める効果的な施術を施すボディ痩身美容施術法を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかるボディ痩身美容施術法は、顧客に対して少なくとも全身温め・超音波照射工程と、揉捻工程と、刺激信号印加工程と、微弱電流通電・赤外線照射工程とを施す。ボディ痩身美容施術法は、全身温め・超音波照射工程において、顧客の全身を温熱マットにより温めることにより全身の血行と発汗を促進しながら、微弱超音波発生器から出射された微弱超音波を照射することにより、脂肪分解ホルモンのノルアドレナリンの放出を促す施術を施す。ボディ痩身美容施術法は、揉捻工程において、吸引機能とローラ機能とを備えるプローブを接続する揉捻機器を用い、プローブによるマッサージを施すことにより体脂肪を揉みほぐすとともに血液やリンパの流れを促進して代謝機能を高める施術を施す。ボディ痩身美容施術法は、刺激信号印加工程において、低周波刺激信号乃至高周波刺激信号を出力する電気的筋肉刺激装置を用いて刺激信号を印加することにより、筋肉強化を図って基礎代謝量を向上して脂肪燃焼を促すことによりボディラインを引き締める施術を施す。ボディ痩身美容施術法は、微弱電流通電・赤外線照射工程において、微弱電流発生機能と赤外線発生機能とを有する微弱電流・赤外線発生装置を用いて皮膚に微弱電流を通電しながら赤外線を照射することにより、筋肉組織の活性化とコラーゲン生成を促進してボディラインを引き締める施術を施す。
本発明にかかるボディ痩身美容施術法によれば、それぞれが顧客に対して安全でありかつ比較的簡易な全身温め・超音波照射工程と揉捻工程と刺激信号印加工程と微弱電流通電・赤外線照射工程とからなる複合的な施術を施すことにより、1回の施術で全身筋肉の代謝を効率よく促進し、加齢や食生活或いは運動不足等の生活習慣、ストレス等が原因で増加した体重や体脂肪を減少させ、下垂したボディラインの引き締めと引き上げを効率よく行うことが可能である。
以下、本発明の実施の形態として図面に示したボディ痩身美容施術法について詳細に説明する。ボディ痩身美容施術法は、女性ばかりでなく男性にも好適に実施され、顧客に対するエステティック施術者による実施術として、図1に示すように準備工程1と、全身温め・超音波照射工程2と、揉捻工程3と、刺激信号印加工程4と、微弱電流通電・赤外線照射工程5と、仕上げ工程であるクールダウン工程6との複合的な施術を施す。
ボディ痩身美容施術法は、かかる複合的な施術を施すことにより、加齢による筋肉の衰えや基礎代謝量の低下を改善するとともに、食生活や運動不足等の生活習慣が原因で増加した体重や体脂肪の減少を促進し、下垂したボディラインの引き締めと引き上げを効率よく行う。ボディ痩身美容施術法においては、各工程が詳細を後述するように顧客大して火傷等を負わせることが無い安全な施術であるとともに比較的簡易な施術であることから施術者への負担も少ない。ボディ痩身美容施術法においては、比較的簡易な施術機器が用いられる。
なお、ボディ痩身美容施術法は、準備工程1として、従来のエステティック施術と同様に顧客に対して施術内容の詳細を説明するとともに、問診や全身の状態を診断する等のカウンセリングが実施される。ボディ痩身美容施術法においては、このカウンセリング結果に基づいて詳細を後述する各工程における具体的な施術の条件等が決定される。ボディ痩身美容施術法は、準備工程1として、入浴或いは温水シャワーにより体の汚れを落とすとともに温めて後工程における痩身効果が高められるようにする。
ボディ痩身美容施術法においては、図2に示すように施術台上に顧客を寝せて、標準施術時間として約10分間程度の全身温め・超音波照射工程2を施す。全身温め・超音波照射工程2は、図2に示すように顧客の全身を充分に温めた電熱マット等の保温シート7で包み込んで温めるとともに、微弱超音波(ノルアドレナリンリリース。NARL:Nor Adrenalin Release)発生器8を用いて出射された微弱超音波を顧客の所定部位に照射する。微弱超音波発生器8は、周波数517Khz、強さ110mW/cmの特殊なノルアドレナリンリリースを出射する。ノルアドレナリンリリースは、脳の視床下部から交感神経に指令を出してノルアドレナリンを全身に分泌する通常の身体メカニズムに対して、照射部位の交換神経末端からノルアドレナリンを局部的に放出させてその周辺の脂肪を分解させる。
微弱超音波発生器8は、詳細を省略するが微弱超音波発生部や出力レベルを調整するコントローラ部或いは電源部等を内蔵した機器本体部8aと、この機器本体部8aに対してコード8bにより接続された吸引機能を有する複数の照射パッド8c等から構成される。微弱超音波発生器8は、図2に示すように顧客の所定部位に照射パッド8cをあてがって吸引機能により密着させるようにセットした状態でスイッチ操作を行うことにより、当該部位にノルアドレナリンリリースを照射する。
全身温め・超音波照射工程2においては、保温シート7により顧客の全身を温めて血行やリンパ等の循環や代謝を促進するとともに余分な水分を体外に排出する。全身温め工程2は、全身を温めることによる温熱効果により、顧客の筋肉や脂肪をほぐして次工程で行う施術の効果が高められるようにする。全身温め・超音波照射工程2においては、カウンセリング結果に基づいて決定された所定部位に対して微弱超音波発生器8の照射パッド8cをセットしてノルアドレナリンリリースを照射する。全身温め・超音波照射工程2においては、当該部位において皮下脂肪の分解が促進される。
ボディ痩身美容施術法においては、全身温め・超音波照射工程2によりかいた汗等を顧客の全身から拭き取った後に、揉捻器9を用いる揉捻工程3により揉捻施術を施す。揉捻工程3においては、顧客の下半身や腹部に対して揉捻器7により吸引作用とローラ作用の施術を施すことにより、皮下の脂肪層や筋肉を刺激して全身の血行やリンパ等の循環を改善して脂肪の代謝や老廃物の排出が促進されるようにする。揉捻工程3は、標準施術時間として約20分間程度を施術するが、カウンセリング結果に基づいて顧客毎に適宜の時間が設定され、また後述するように女性と男性とで内容を異にする施術が施される。
揉捻器9は、図3に示すように機器本体9aと、この機器本体9aと接続ホース9bを介して接続された一対のプローブ10、10とから構成され、顧客の体に押し当てたプローブ10を移動することにより吸引作用とローラ作用とが奏されるようにする。揉捻器9は、機器本体9aの底部にキャスタ9cが設けられることにより適宜の場所に移動されて用いられ、図示しない電源コードに設けたプラグを商用電源と接続する。
揉捻器9には、機器本体9aの操作パネルに、電源スイッチ9d、スタート・ストップスイッチ9e、タイマスイッチ9f、表示器9g、圧力調整ツマミ9h或いは圧力レベル調整スイッチ9iが設けられる。揉捻器9には、機器本体9aの上部にトレィ9jが取り付けられ、未使用時にこのトレィ9j上に各プローブ10が載置される。揉捻器9は、トレィ9jに立設したハンガ9kに接続コード9bを掛け合わせて施術の邪魔にならないようにする。なお、揉捻器9は、機器本体9aに図示を省略するが背面側にメインスイッチ等を設けるとともに、ヒューズ等の安全器を内蔵する。
揉捻器9は、図示を省略するが内部に電源オン状態でスタート・ストップスイッチ9eにより起動される真空ポンプを備え、この真空ポンプが駆動されることにより接続ホース9bを介してプローブ10に吸引力を発生させる。揉捻器9は、図示を省略するが内部に制御回路部を備えており、圧力調整ツマミ9hや圧力レベル調整スイッチ9i或いはタイマスイッチ9fからの信号入力が行われる。揉捻器9は、制御回路部がこれらの入力信号に基づいて所定の制御信号を出力し、所定条件で真空ポンプが駆動されるようにする。
揉捻器9は、圧力調整ツマミ9hと圧力レベル調整スイッチ9iにより真空ポンプの動作を制御して吸引力の調整が行われる。揉捻器9は、電源スイッチ9dによりオン・オフ操作が行われ、電源オン状態でスタート・ストップスイッチ9eによりプローブ10のオン・オフ操作が行われる。揉捻器9は、タイマスイッチ9fによりタイマ設定を行って表示器9gにより設定値が表示されるようにする。揉捻器9は、圧力調整ツマミ9hと圧力レベル調整スイッチ9iにより、プローブ10の吸引力の調整が行われるとともに、設定した吸引力の大きさを表示器9gに表示する。
揉捻器9は、プローブ10が図4及び図5に示すように施術者が手の平で包み込むように把持するに足る外径を有するやや厚みのある円盤状の本体部10aと、この本体部10aの底部に組み合わされたパッド部10bとから構成される。プローブ10には、本体部10aの上部に吸引ホースの機能を有する接続ホース10bの先端が接続される接続管10cが突設されるとともに、エア抜きバルブ10dが設けられる。プローブ10は、パッド部10bが弾性材によりリング状に形成され、顧客の身体に押し当てた状態で弾性変形することにより内部を密閉空間部として構成する。
プローブ10には、図4(B)に示すようにパッド部10bに囲まれて、本体部10aの底面に互いに平行に支持された一対のローラ体11a、11bを備えている。プローブ10は、本体部10aに支架された支軸に回転自在に支持されたこれらローラ体11a、11bが、同図に示すように中央部を大径した全体紡錘型に形成される。プローブ10は、後述するように本体部10aを把持して顧客の身体に強く押し付けることによりパッド部10bが全周に亘って弾性変形して密閉空間部を構成するとともにローラ体11a、11bの外周部が身体に押し当てられる。
プローブ10は、後述するように顧客の肌にパッド部10bを押し当てながら、各施術部位のそれぞれの経絡線に沿って移動される。プローブ10は、機器本体9aから作用される吸引力により皮下の脂肪層を持ち上げながらローラ体11a、11bが回転して脂肪や筋肉を刺激する。なお、揉捻器9は、上述した構成に限定されないことは勿論である。
以上のように構成された揉捻器9においては、商用電源と接続した状態で、電源スイッチ9dをオン操作することにより各部に電源が供給される。揉捻器9においては、機器本体9aから引き出した接続ホース9bが、その先端を接続管10cに差し込むことによりプローブ10を接続する。揉捻器9においては、タイマスイッチ9fにより施術時間、標準の施術では20分の設定操作が行われる。揉捻器9においては、カウンセリング結果に基づいて決定されたプローブ10の吸引力を圧力調整ツマミ9hと圧力レベル調整スイッチ9iにより設定する。揉捻器9においては、上述した操作により設定したタイマ設定時間やプローブ10の設定吸引力値が表示器9gに表示される。
揉捻工程3においては、上述した操作によりプローブ10の吸引力を設定した揉捻器9を用いて、顧客に対して全身の揉捻施術を施す。揉捻工程3においては、プローブ10の密着性とスムーズな動きを確保するために、全身に薄くオイルを塗り付ける。なお、揉捻工程3は、このオイルが顧客に対するアロマ効果としても作用する。揉捻工程3においては、プローブ10を押し付けて密着状態を保持しながら肌の上を滑らせてトリートメントを行う。揉捻工程3においては、この際にプローブ10のエア抜きバルブ10dを開放して、機器本体9a側から接続ホース9bを介して作用される吸引圧力を開放しながら後述するトリートメントを行う。
揉捻工程3においては、女性と男性に共通する施術として図6に示すように施術台上に俯せに寝かせた顧客の背中をプローブ10によりトリートメントする。揉捻工程3においては、プローブ10を同図に矢印で示すように脇腹の奥の方から上方に向かって滑らす操作を位置をずらしながら行うことにより、背中の皮下脂肪や筋肉を刺激する。
揉捻工程3においては、上述した背中のトリートメントを終了したら、顧客を施術台上に仰向けに寝かせてプローブ10を用いて上半身の各部のトリートメントを行う。揉捻工程3においては、プローブ10を図7に矢印で示すように脇腹の奥の方から上方(心臓方向)に向かって一気に移動させる操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、次にプローブ10を図8に矢印で示すように臍を中心として時計方向に円を描くように滑らす操作を行う。
揉捻工程3においては、プローブ10を図9に矢印1で示すように下腹部を左右に押し付けるようにして滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、プローブ10を同図に矢印2で示すように脚の付け根から上方に向かって皮膚をしごくように移動させる操作を位置をずらしながら行う。
揉捻工程3においては、プローブ10を図10に矢印で示すように大腿部の上部から脚の付け根に向かってこまめに滑らす操作を行う。揉捻工程3においては、プローブ10を同図に黒点で示す位置まで移動させた状態で、プローブ10に設けた図示しない切替ボタンを操作して当該ポイントをこまめにパターする。
揉捻工程3においては、上述した上半身の各部のトリートメントを終了したら、顧客を再び施術台上に俯せに寝かせて先ずふくらはぎをトリートメントする。揉捻工程3においては、プローブ10を図11に矢印1で示すようにふくらはぎの内側から上方に向かって滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、同様にしてふくらはぎの外側もプローブ10を矢印2で示すように外側から上方に向かって滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、中央部位については、矢印3で示すようにプローブ10をやや強く押し付けながら上方へ向かって滑らせる。
揉捻工程3においては、上述した顧客に対するふくらはぎの施術を両足に施した後に、太腿の裏側部位をトリートメントする。揉捻工程3においては、太腿の内側部位に対して、プローブ10を図12に矢印1で示すように内側から中心に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、太腿の外側部位に対しても同様に、プローブ10を同図矢印2で示すように外側から中心に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、中央部位に対して先ずプローブ10を同図矢印3で示すように膝の裏側からヒップに向かって擦り上げるようにして滑らす操作を位置をずらしながら行う。さらに、揉捻工程3においては、中央部位に対してプローブ10を同図矢印4で示すように下方から上方に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。
揉捻工程3においては、上述した顧客に対する太腿の裏側部位の施術を両足に施した後に、膝裏部位に対するトリートメントを行う。揉捻工程3においては、膝裏部位に押し付けたプローブ10を、図13に矢印1で示すように縦横方向に滑らす操作を行う。揉捻工程3においては、プローブ10を、同図矢印2で示すようにリンパ腺の流れに沿ってやや強く押し付けるようにして滑らす操作を位置をずらしながら行う。
揉捻工程3においては、上述した太腿の裏側部位及び膝裏部位のトリートメントを終了したら、顧客を施術台上で俯せ状態から再び仰向け状態に寝かせて太腿の表側をトリートメントする。揉捻工程3においては、プローブ10が上述した裏側部位のトリートメントと同様にして操作される。
すなわち、揉捻工程3においては、プローブ10を図14に矢印1で示すように内側から中心に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、太腿の外側部位に対しても同様に、プローブ10を同図矢印2で示すように外側から中心に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。揉捻工程3においては、中央部位に対して先ずプローブ10を同図矢印3で示すように膝の裏側からヒップに向かって擦り上げるようにして滑らす操作を位置をずらしながら行う。さらに、揉捻工程3においては、中央部位に対してプローブ10を同図矢印4で示すように下方から上方に向かってラセン状に動かしながら滑らす操作を位置をずらしながら行う。
揉捻工程3においては、上述した顧客に対する太腿の表側部位の施術を両足に施した後に、膝頭部位に対するトリートメントを行う。揉捻工程3においては、プローブ10を図15に矢印1で示すように膝頭に沿って大きくかつ細めにアーチを描くようにして滑らす操作を行う。揉捻工程3においては、プローブ10を同図矢印2で示すように膝頭を起点としてプローブ10を、同図矢印2で示すように太腿の内側部位にリンパ腺の流れに沿ってやや強く押し付けるようにして滑らす操作を行う。揉捻工程3においては、同様にして太腿の外側部位に対しても、プローブ10を同図矢印3で示すように太腿の外側部位にリンパ腺の流れに沿ってやや強く押し付けるようにして滑らす操作を行う。
ボディ痩身美容施術法においては、上述した揉捻工程3を施すことにより、顧客の皮下の脂肪層や筋肉に刺激を与えて血行やリンパ等の循環を改善する。ボディ痩身美容施術法においては、この揉捻工程3により、顧客に対して脂肪の代謝や老廃物の排出が促進されるようにする。ボディ痩身美容施術法においては、上述した揉捻器7のプローブ10を滑らし操作することにより操作ローラ体11a、11bが回転してマッサージ作用も奏するが、特定部位に対してプローブ10の操作とともに施術者によるハンドマッサージを施すことにより、さらなる効果が達成される。なお、揉捻工程3は、上述した手順を標準として、カウンセリング結果等に基づいて顧客毎に各手順の回数等を適宜変えて施術を施すようにしてもよいことは勿論である。
ボディ痩身美容施術法においては、揉捻工程3により全身の血行やリンパ等の循環を改善して脂肪の代謝や老廃物の排出が促進された顧客に対して、刺激信号印加工程4により筋肉組織を強化してボディラインの引き締めるとともに皮下脂肪の燃焼を促進する施術を施す。刺激信号印加工程4においては、電気的筋肉刺激装置(EMS機器:Electric Muscle Stimulation)12が用いられ、顧客に対して身体の深部にまで作用する低周波刺激信号乃至高周波刺激信号を印加して筋肉組織を強化する。
ボディ痩身美容施術法においては、上述した全身温め・超音波照射工程2と揉捻工程3を施して代謝が促進された各部位の脂肪が、刺激信号印加工程4においてEMS機器12から印加される刺激信号により効率よく燃焼されることで、ボディライン引き締めがより促進されるようにする。刺激信号印加工程5は、標準施術時間として約30分間程度を施術するが、カウンセリング結果に基づいて顧客毎に適宜の時間が設定され、また後述するように女性と男性とで内容を異にする施術が施される。
ボディ痩身美容施術法においては、EMS機器12から出力される刺激信号が顧客の体内に効率よく作用されるようにするために、皮膚に導電性を付与する導電性のマッサージジェルを全身に薄く擦り込むマッサージジェル塗布処理を事前に施すようにしてもよい。マッサージジェルについては、もっぱら皮膚に導電性を付与するものであればよいが、各種の栄養成分を含んで皮膚に浸透して美容効果を高めるものが選択される。
マッサージジェルは、溶媒の水に、例えばグリセリン、BG(ブチレングリコール)、DPG(ジプロピレングリコール)、カルボマー、アラントイン、グリチルリチン酸2K、フェノキシエタノール、メチルパラペン或いは水酸化カリウム等を含有する。また、マッサージジェルには、例えば加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、オトギリソウエキス、アルニカ花エキス、シナノキエキス、ゼニアオイエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージ葉エキス、トウキンセンカ花エキス等の栄養成分を含有する。なお、マッサージジェルは、かかる成分に限定されないことは勿論であり、上述した構成成分の一部が使用されたり適宜の栄養成分等が加えられたものを用いるようにしてもよい。
EMS機器とは、従来電気刺激を利用して筋力増強や痩身を行う筋肉トレーニング装置として一般的に用いられ、皮膚に粘着させたパッドを介して刺激信号を印加して筋肉に電気的刺激を加える。EMS機器は、詳細を省略するがコントローラ部と刺激信号発生部を内蔵する。ボディ痩身美容施術法においては、EMS機器12として基本的には従来のEMS機器と同等の機能を有する機器が用いられる。
EMS機器12は、図16に示すように機器本体12aと、この機器本体12aとそれぞれ接続コード12bを介して接続された複数個の電極パッド13とから構成され、電極パッド13を顧客の各部位に押し当てることにより刺激信号を印加して筋肉に刺激を与える。EMS機器12は、機器本体12aの底部にキャスタ12cが設けられることにより適宜の場所に移動されて用いられ、図示しない電源コードに設けたプラグを商用電源と接続する。EMS機器12は、機器本体12aの内部に真空吸引器が備えられ、吸引機能と給電機能を有する接続コード12bを介して各部位に押し当てた電極パッド13に吸引を作用させることにより当該部位において各電極パッド13が保持されるようにする。
EMS機器12は、機器本体12aの上部にタッチパネル型の液晶表示器12dを有する操作パネル12eが備えられる。EMS機器12には、操作パネル12eに、各電極パッド13に対応してそれぞれから出力する刺激信号の出力レベルを調整する複数の出力チャンネル調整ツマミ12fが設けられている。EMS機器12は、液晶表示器12dが、出力チャンネル調整ツマミ12fにより調整された各電極パッド13毎の出力レベル値を表示するとともに、各電極パッド13にそれぞれ対応して動作を制御したり吸引機能を駆動させる等の各種の機能表示アイコンやこれらアイコンに触れることによりオン・オフするタッチスイッチ機能を備える。なお、EMS機器12には、液晶表示器12dにタイマの設定時間が表示されるとともに、出力パターンの選択アイコン或いは各電極パッド13のオン・オフアイコン等が表示される。
EMS機器12は、電極パッド13が詳細を省略するが、円盤状の本体部と、この本体部の底部に組み合わされたリング状のスポンジ等からなるパッド部とから構成される。電極パッド13は、本体部の上部に上述した給電機能と吸引ホース機能を有する接続コード12bの先端が接続される。電極パッド13は、パッド部が弾性材によりリング状に形成され、顧客の身体に押し当てた状態で弾性変形することにより内部を密閉空間部として構成とともに機器本体12a側から作用される吸引力により当該部位に保持される。電極パッド13は、この状態で本体部に設けた電極が当該部位に密着して刺激信号を印加する。
以上のように構成されたEMS機器12は、機器本体12aに設けた図示しない電源ボタンを操作して電源が供給されると、液晶表示器12dに所定の表示が行われる。EMS機器12においては、電極パッド13が、パッド部に霧等を吹き付けて湿らせた状態とされるとともに液晶表示器12dに表示された吸引アイコンがタッチされて吸引機能が駆動された状態で、顧客の所定部位にセットされる。EMS機器12においては、液晶表示器12dを介して30分のタイマセットが行われるとともに、カウンセリング結果に基づいて決定された出力パターンが選択される。
EMS機器12においては、当該電極パッド13に対応する出力チャンネル調整ツマミ12fにより出力レベルが1チャンネルずつ徐々に上げられる。EMS機器12においては、所定の効果が達成される範囲で顧客の個人差や好みに合わせて刺激信号の出力レベルが調整される。
刺激信号印加工程4においては、上述した操作により出力レベルを調整したEMS機器12が、機器本体12aに接続した各電極パッド13を図17及び図18に示した部位にセットされ、刺激信号を30分間印加する施術が行われる。なお、図17及び図18は、8チャンネル、16電極パッド仕様のEMS機器12を用いた場合の各電極パッド13のセット状態を示す。
刺激信号印加工程4においては、図17に示す女性顧客を対象とした施術を行う場合に、同図(A)に示すように施術台上に仰向けに寝かせた女性顧客に対して、胸の両側部位と、腹部の両側部位と、両脚の付け根部位と、膝頭の両側部位と、脛の両側部位にそれぞれ電極パッド13をセットする。女性向け刺激信号印加工程4においては、各電極パッド13毎に出力チャンネル調整ツマミ12fにより出力レベルを調整し、所定時間をセットしてそれぞれの箇所に刺激信号を印加する。女性向け刺激信号印加工程4においては、施術台上に俯せに寝かせた女性顧客に対して全身の背中側の施術を施す場合に、各電極パッド13を同図(B)に示すように、肩胛骨の両側部位と、両脇腹部位と、両脚の付け根の両側部位と、膝裏の両側部位と、ふくらはぎの両側部位にそれぞれセットしてそれぞれの箇所に刺激信号を印加する。
女性向け刺激信号印加工程4においては、特に上半身のみを対象とした施術を施す場合に、各電極パッド13を図17(C)に示すように臍を中心として環状に配列してセットするとともに上腕部から肘に向かう二の腕部位に配列してセットし、それぞれの箇所に刺激信号を印加する。また、女性向け刺激信号印加工程4においては、上半身の背中側の施術を施す場合に、各電極パッド13を肩胛骨の両側部位と脇腹部位にセットし、それぞれの箇所に刺激信号を印加する。
女性向け刺激信号印加工程4においては、特に下半身のみを対象とした施術を施す場合に、各電極パッド13を図17(D)に示すように骨盤の両側部位と、両脚の付け根部位と、膝裏の両側部位と、ふくらはぎの上下かつ両側部位にそれぞれセットしてそれぞれの箇所に刺激信号を印加する。なお、女性向け刺激信号印加工程4は、上述した電極パッド13のセット位置に限定されず、カウンセリング結果に基づいて決定された最適位置にそれぞれセットされる。
一方、刺激信号印加工程4においては、図18に示す男性顧客を対象とした施術を行う場合に、各電極パッド13を同図(A)に示すように施術台上に仰向けに寝かせた男性顧客に対して、両腕の上腕部の上下部位と、腹部の両側でそれぞれ内側と外側部位と、膝頭を挟んだ上下の両側部位にそれぞれセットする。男性向け刺激信号印加工程4においては、各電極パッド13毎に出力チャンネル調整ツマミ12fにより出力レベルを調整し、所定時間をセットしてそれぞれの箇所に刺激信号を印加する。男性向け刺激信号印加工程4においては、施術台上に俯せに寝かせた男性顧客に対して全身の背中側の施術を施す場合に、各電極パッド13を同図(B)に示すように、両腕の上腕部の上下部位と、肩胛骨の両側部位と、両脇腹部位と、膝裏の両側部位と、ふくらはぎの両側部位にそれぞれセットしてそれぞれの箇所に刺激信号を印加する。
男性向け刺激信号印加工程4においては、特に上半身のみを対象とした施術を施す場合に、各電極パッド13を図17(C)に示すように臍を中心として環状に配列してセットするとともに上腕部から肘に向かう二の腕部位に配列してセットし、それぞれの箇所に刺激信号を印加する。また、男性向け刺激信号印加工程4においては、上半身の背中側の施術を施す場合に、各電極パッド13を肩胛骨の両側部位と脇腹部位にセットし、それぞれの箇所に刺激信号を印加する。なお、男性向け刺激信号印加工程4においても、上述した電極パッド13のセット位置に限定されず、カウンセリング結果に基づいて決定された最適位置にそれぞれセットされる。
刺激信号印加工程4においては、上述したように電極パッド13を全身の運動点にそれぞれセットしてEMS機器12から出力する低周波領域の刺激信号から高周波領域の刺激信号を印加することにより深部まで刺激を与えて筋肉組織を効率的に強化する。刺激信号印加工程4においては、これにより全身の筋肉組織を強化し、加齢や運動不足等により低下した基礎代謝を高めるとともに体内脂肪の燃焼を高める。なお、刺激信号印加工程4についても、上述した手順を標準として、カウンセリング結果等に基づいて顧客毎に各手順の回数等を適宜変えて施術を施すようにしてもよいことは勿論である。
ボディ痩身美容施術法においては、上述した準備工程1乃至刺激信号印加工程4を施した後に、さらに筋肉組織の活性化とコラーゲン生成を促進してボディラインを引き締める施術の微弱電流通電・赤外線照射工程5を施す。微弱電流通電・赤外線照射工程5においては、微弱電流発生機能と微弱超音波発生機能とを有する微弱電流・赤外線発生装置14が用いられ、顧客に対して筋肉を引き締め、皮膚にハリや弾力をもたせるようにすることによりボディラインを引き締め、下垂やたるみを改善する。微弱電流通電・赤外線照射工程5は、標準施術時間として約20分間程度を施術するが、カウンセリング結果に基づいて顧客毎に適宜の時間が設定される。
微弱電流・赤外線発生装置14は、図19に示すように機器本体14aと、この機器本体14aとそれぞれ接続コード14bを介して接続される一対の電極プローブ15a、15bとから構成され、顧客の体に押し当てた電極プローブ15を移動することにより微弱電流の通電と赤外線の照射を行う。微弱電流・赤外線発生装置14は、詳細を後述するように各電極プローブ15に多数個の電極16と赤色LED(light emitting diode)17が備えられる。
微弱電流・赤外線発生装置14は、機器本体14aから引き出した電源コード14bに設けたプラグ14cが商用電源に接続される。微弱電流・赤外線発生装置14には、機器本体14aの上面に電源スイッチ14d、複数個のタイマ設定スイッチ14e及びLED切替スイッチ14f、表示器14g、微弱電流ボリューム14h等が設けられる。微弱電流・赤外線発生装置14には、機器本体14aに電極プローブ15の接続コード15aに設けた図示しないプラグを差し込む複数の差し込み口14iが設けられる。微弱電流・赤外線発生装置14には、未使用時に各電極プローブ15を載置しておくプローブホルダ14jが設けられる。
微弱電流・赤外線発生装置14は、図示を省略するが機器本体14aの内部に電源回路お制御回路部を備えており、LED切替スイッチ14fのスイッチ操作によりLED17を選択的に点灯する制御を行うとともに、微弱電流ボリューム14hの操作により電極プローブ15から通電する微弱電流を制御する。微弱電流・赤外線発生装置14は、表示器14gにタイマ設定スイッチ14eにより設定されたタイマ時間を表示するととに、LED切替スイッチ14fのスイッチ操作で選択されたLED17の設定値或いは微弱電流ボリューム14hの操作により設定された微弱電流値等を表示する。
微弱電流・赤外線発生装置14は、電極プローブ15が、図20に示すように施術者が手の平で包み込むように把持するに足る外径を有するやや厚みのある円盤状の本体部15bと、この本体部10bの底部に組み合わされたパッド部10cとから構成される。電極プローブ15には、同図(A)に示すように本体部15bの上面に把手15dが設けられており、施術者がこの把手15dを把持して顧客の身体に沿ってパッド部10cをスライド操作する。
電極プローブ15は、パッド部10cが全体リング状を呈しており、図20(B)に示すように外周部に沿って丸棒状の多数個の電極16が環状に配列されて底部から突出した状態で設けられる。各電極16は、後述するように顧客の身体に押し当てられて移動されることから、先端部が球状に形成される。電極プローブ15には、パッド部10cに、各電極16に囲まれた内部に位置して多数個のLED17が設けられている。電極プローブ15は、各電極16に対して各LED17がパッド部10cの内部に設けられており、後述する施術に際して電極16のみが顧客の身体に直接接触しLED17が接触しないように構成されている。
なお、微弱電流・赤外線発生装置14は、上述した構成に限定されないことは勿論である。微弱電流・赤外線発生装置14は、例えば電極プローブ15が顧客の身体に対して密着状態を保持されて移動されるようにするため、上述したEMS機器12の電極パッド13と同様に真空パッドとして構成されるようにしてもよい。
以上のように構成された微弱電流・赤外線発生装置14においては、商用電源と接続した状態で、電源スイッチ14dをオン操作することにより各部に電源が供給される。微弱電流・赤外線発生装置14においては、機器本体14aの差し込み口14iに接続コード15aに設けたプラグを差し込むことにより機器本体14aに対して電極プローブ15が接続される。微弱電流・赤外線発生装置14においては、タイマ設定スイッチ14eにより施術時間、標準の施術では20分の設定操作が行われる。
微弱電流・赤外線発生装置14においては、電極プローブ15を顧客の身体に押し当てた状態で微弱電流ボリューム14hが操作され、微弱電流の通電値が次第に上げられる。微弱電流・赤外線発生装置14においては、所定の効果が達成される範囲で顧客の個人差や好みに合わせて微弱電流の出力値が調整される。なお、微弱電流・赤外線発生装置14においては、カウンセリング結果に基づいて微弱電流の出力値を決定し、標準値として微弱電流ボリューム14hを操作して初期値を設定して通電を行うようにしてもよい。
微弱電流・赤外線発生装置14においては、LED切替スイッチ14fのスイッチ操作により赤色LED17を選択して点灯する。微弱電流・赤外線発生装置14においては、これにより顧客に対して押し当てた電極プローブ15から所定の微弱電流を通電するとともに赤色LED17から赤外線光の照射を行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、上述した操作により微弱電流の出力レベルを調整しかつ赤色LED17を点灯した微弱電流・赤外線発生装置14を用いて約20分間の施術を施す。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、電極プローブ15の密着性とスムーズな動きを確保するとともに微弱電流の通電性を確保するために、例えば顧客の全身に導電性ジェルを薄く塗り付けるようにしてもよい。微弱電流・赤外線照射工程5においては、顧客の身体に電極プローブ15を押し付けて密着状態を保持しながら滑らせてトリートメントを行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図21乃至図24に示した手順により顧客の大腿部からヒップに対してトリートメントを行うことによりヒップラインを整えるとともに下垂やたるみを改善する。微弱電流・赤外線照射工程5においては、図21に矢印で示すように電極プローブ15を、膝裏の上部から太腿の中央位置に向かって全域に亘り皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。さらに、微弱電流・赤外線照射工程5においては、電極プローブ15を、太腿の中央位置からヒップに向かって全域に亘り皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。
次に、微弱電流・赤外線照射工程5においては、図22に矢印で示すように片方の電極プローブ15をヒップの中央に押し当てて固定した状態で、他方の電極プローブ15を太腿の中央位置からヒップに向かって全域に亘り皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、ヒップに固定した電極プローブ15を、他方の電極プローブ15の引き上げ操作毎にその都度ヒップから離すようにする。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図23に矢印で示すように電極プローブ15を、太腿の上方位置からヒップの中央に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。また、微弱電流・赤外線照射工程5においては、同図に示すように電極プローブ15を、ヒップの横から中央に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図24に矢印で示すように電極プローブ15を、ヒップの内側から外側に向かってヒップラインを整えるように移動させてトリートメントを行う。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、反対側の部位に対しても同様のトリートメントを行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図25に矢印で示すように電極プローブ15を、膝頭の上部から脚の付け根に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。微弱電流・赤外線照射工程5においては、反対側の部位に対しても同様のトリートメントを行う。微弱電流・赤外線照射工程5においては、このトリートメントにより太腿の表側のラインを整えるとともに下垂やたるみを改善する。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図26及び図27に示した手順により顧客の腹部に対してトリートメントを行うことにより、腹部のラインを整えるとともに下垂やたるみを改善する。微弱電流・赤外線照射工程5においては、図26に矢印で示すように電極プローブ15を、脇腹の奥から腹部の中心に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。なお、このトリートメントは、例えば女性の顧客の場合に、各位置で10回程度、合計で2分間程度行うことが好ましい。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図27に矢印で示すように電極プローブ15を、皮膚を引き上げるようにして脇腹の奥から腹部の中心に向かって移動させた後に上方へと移動させてトリートメントを行う。また、微弱電流・赤外線照射工程5においては、同図に矢印で示すように電極プローブ15を、脇腹に沿って上方に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、反対側の部位に対しても同様のトリートメントを行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、図28及び図29に示した手順により顧客の背中に対してトリートメントを行うことにより、背中から肩口にかけてのラインを整えるとともに下垂やたるみを改善する。微弱電流・赤外線照射工程5においては、図28に矢印で示すように電極プローブ15を、背骨を避けて腰上位置から首筋に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。微弱電流・赤外線照射工程5においては、所定の間隔を以って背中の全域に亘って同様にして電極プローブ15を移動させる。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、側方部位については、図28に矢印で示すように電極プローブ15を、背骨側へと移動させた後に上方に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。また、微弱電流・赤外線照射工程5においては、同図に矢印で示すように電極プローブ15を、肩胛骨に沿って腋の下から首筋に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、反対側の部位に対しても同様のトリートメントを行う。
次に、微弱電流・赤外線照射工程5においては、図29に矢印で示すように電極プローブ15を、肩胛骨部位を腋の下から首筋に向かって皮膚を引き上げるようにして移動させてトリートメントを行う。さらに、微弱電流・赤外線照射工程5においては、肩部位についても同図に矢印で示すように電極プローブ15を首筋に向かって強くならないように移動させてトリートメントを行う。なお、微弱電流・赤外線照射工程5においては、反対側の部位に対しても同様のトリートメントを行う。
微弱電流・赤外線照射工程5においては、上述したように身体各部に対して微弱電流・赤外線発生装置14を用いて電極プローブ15から赤外線を照射して温めながら微弱電流を通電するトリートメントを施すことにより、微弱電流の通電効果がより発揮される。微弱電流・赤外線照射工程5においては、筋肉組織の活性化を図るとともに皮膚のコラーゲン生成を促進する。微弱電流・赤外線照射工程5においては、筋肉の活性化により各部のラインの引き締めや下垂、たるみの改善が図られるようにするとともに、皮膚のはりと弾力が回復されるようにする。なお、微弱電流・赤外線照射工程5についても、上述した手順を標準として、カウンセリング結果等に基づいて顧客毎に各手順の回数等を適宜変えて施術を施すようにしてもよいことは勿論である。
ボディ痩身美容施術法においては、上述した微弱電流・赤外線照射工程5により実施術を終了するが、全身温め工程2と揉捻工程3と刺激信号印加工程4を含め全工程を経ることにより顧客に対してかなりの運動負荷を与える。したがって、ボディ痩身美容施術法においては、顧客に対して、吸水或いはシャワーや適当な休息或いは化粧水や栄養液の補給等を内容としてクールダウン工程5が施される。クールダウン工程5においては、微弱電流・赤外線照射工程5において塗布した導電ジェルの除去等も行うことは勿論である。
ボディ痩身美容施術法の工程図である。 全身温め工程の説明図である。 揉捻工程に用いる揉捻器の斜視図である。 揉捻器に接続されたプローブであり、同図(A)は側面図、同図(B)は底面図である。 揉捻器のプローブによる揉捻施術の説明図である。 揉捻工程の説明図であり、背中に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、脇腹に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、腹部に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、下腹部に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、大腿部に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、ふくらはぎに対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、大腿部の裏側に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、膝裏に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、大腿部に対する施術図である。 揉捻工程の説明図であり、膝頭に対する施術図である。 刺激信号印加工程に用いるEMS機器の斜視図である。 女性向け刺激信号印加工程の施術説明図であり、同図(A)は全身施術の場合の表側での電極パットのセット位置説明図、同図(B)は全身の背中側での電極パットのセット位置説明図、同図(C)は上半身施術の場合の電極パットのセット位置説明図、同図(D)は下半身施術の場合の電極パットのセット位置説明図である。 男性向け刺激信号印加工程の施術説明図であり、同図(A)は全身施術の場合の表側での電極パットのセット位置説明図、同図(B)は全身の背中側での電極パットのセット位置説明図、同図(C)は上半身施術の場合の電極パットのセット位置説明図である。 微弱電流・赤外線照射工程に用いる微弱電流・赤外線発生装置の斜視図である。 微弱電流・赤外線発生装置に接続された電極プローブであり、同図(A)は側面図、同図(B)は底面図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、太腿に対する第1の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、太腿に対する第2の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、ヒップに対する第1の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、ヒップに対する第2の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、太腿に対する施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、腹部に対する第1の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、腹部に対する第2の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、背中に対する第1の施術図である。 微弱電流・赤外線照射工程の説明図であり、背中に対する第2の施術図である。
符号の説明
1 準備工程
2 全身温め・超音波照射工程
3 揉捻工程
4 刺激信号印加工程
5 微弱電流・赤外線照射工程
6 クールダウン工程
7 保温シート
8 微弱超音波発生器
9 揉捻器
10 プローブ
11 ローラ体
12 EMS機器
13 電極パッド
14 微弱電流・赤外線発生装置
15 電極プローブ
16 電極
17 LED

Claims (1)

  1. 全身を温熱マットにより温めることにより全身の血行と発汗を促進しながら、微弱超音波発生器から出射された微弱超音波を照射することにより、脂肪分解ホルモンのノルアドレナリンの放出を促す全身温め・超音波照射工程と、
    吸引機能とローラ機能とを備えるプローブを接続する揉捻機器を用い、前記プローブによるマッサージを施すことにより体脂肪を揉みほぐすとともに血液やリンパの流れを促進して代謝機能を高める揉捻工程と、
    低周波刺激信号乃至高周波刺激信号を出力する電気的筋肉刺激装置を用いて刺激信号を印加することにより、筋肉強化を図って基礎代謝量を向上して脂肪燃焼を促すことによりボディラインを引き締める刺激信号印加工程と、
    微弱電流発生機能と赤外線発生機能とを有する微弱電流・赤外線発生装置を用いて皮膚に微弱電流を通電しながら赤外線を照射することにより、筋肉組織の活性化とコラーゲン生成を促進することによりボディラインを引き締める微弱電流通電・赤外線照射工程と
    を施すことを特徴とするボディ痩身美容施術法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136571A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社 Artistic&Co. 痩身用の美容器
JP2015150271A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 Ysi株式会社 美容器具
KR102591214B1 (ko) * 2022-12-02 2023-10-20 이동신 석션형 복합 핸드피스 및 이를 포함하는 미용기기

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