JP2008171660A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の姿勢に係わらず燃料電池スタックから水を確実に回収することができ、燃料電池スタックへの酸化剤の供給が阻害されることがなく、燃料電池スタックの性能低下を防止することができ、システム全体を小型化することができるようにする。
【解決手段】燃料電池スタックと、酸化剤出口からの酸化剤とともに排出される水を貯留する酸化剤排出室と、酸化剤排出室から水を回収する水回収装置とを有し、酸化剤排出室の水の溜まる部位を検出し、水を回収するように水回収装置を制御する制御装置を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関するものである。
従来、燃料電池は発電効率が高く、有害物質を排出しないので、産業用、家庭用の発電装置として、又は、人工衛星や宇宙船などの動力源として実用化されてきたが、近年は、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両用の動力源として開発が進んでいる。そして、前記燃料電池は、アルカリ水溶液形(AFC)、リン酸形(PAFC)、溶融炭酸塩形(MCFC)、固体酸化物形(SOFC)、直接形メタノール(DMFC)等のものであってもよいが、固体高分子形燃料電池(PEMFC)が一般的である。
この場合、固体高分子電解質膜を2枚のガス拡散電極で挟み、一体化させて接合する。そして、該ガス拡散電極の一方を燃料極(アノード極)とし、その表面に燃料としての水素ガスを供給すると、水素が水素イオン(プロトン)と電子とに解離され、水素イオンが固体高分子電解質膜を移動する。また、前記ガス拡散電極の他方を酸素極(カソード極)とし、その表面に酸化剤としての空気を供給すると、空気中の酸素と、前記水素イオン及び電子とが結合して、水が生成される。このような電気化学反応によって起電力が生じるようになっている。
そして、固体高分子形燃料電池においては、固体高分子電解質膜を湿潤な状態に維持する必要があるので、空気流路に水を供給することによって固体高分子電解質膜を湿潤状態に維持するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−302655号公報
しかしながら、前記従来の燃料電池システムにおいては、特に車両に搭載される場合、道路の傾斜等によって車両の姿勢が変化するので、車両の姿勢によっては、空気流路に供給した水を適切に回収することができなくなってしまう。
図2は従来の車両に搭載された燃料電池スタックを示す模式平面図、図3は従来の車両に搭載された燃料電池スタックを示す模式側面図である。
図において、101は図示されない車両に搭載された燃料電池スタックであり、102は該燃料電池スタック101を収容するスタックケースである。なお、図において、左側が車両の進行方向前側であり、右側が車両の進行方向後側である。そして、前記スタックケース102の上部には、空気導入ダクト103が接続された空気供給室104が形成され、図示されない送風機から空気導入ダクト103を通して供給された空気が燃料電池スタック101の各部に分配して供給される。なお、矢印110は、空気の流れを示している。また、前記スタックケース102の下部には、空気排出ダクト106が接続された空気排出室105が形成され、燃料電池スタック101を通過した空気は、空気排出ダクト106を通って大気に排出される。
そして、前記空気供給室104の天井には水を供給するノズル109が配設され、該ノズル109から噴射された水が拡散して、空気とともに燃料電池スタック101の各部に分配して供給される。また、前記空気排出室105の底部には水を回収する水回収管路107が接続され、空気とともに燃料電池スタック101を通過した水は、空気排出室105の底部に溜(た)まった後、水ポンプ108によって水回収管路107を通って、図示されない水タンクに送り込まれる。なお、空気排出室105の底部は、水を溜めて回収しやすくするために、図に示されるように、傾斜が設けられている。
しかし、燃料電池スタック101は、車両に搭載される場合、乗員が搭乗する客室や荷物を搭載する荷室のスペースを確保するために、床下又はボンネット内に搭載される。この場合、車両の床下やボンネット内の寸法に限りがあるので、空気供給室104や空気排出室105の容積を大きくすることができず、特に、空気供給室104や空気排出室105の上下方向の寸法を大きくすることが困難である。そのため、空気排出室105の底部の傾斜を急にすることができず、車両の姿勢が変化すると、水が水回収管路107の接続部分に集まらずに、水を適切に回収することができないことがある。
例えば、道路が上り坂である場合、車両の進行方向前側(図における左側)が上昇するので、空気排出室105の底部に溜まった水は、車両の進行方向後側(図における右側)に移動する。そのため、水が水回収管路107に流入せず、水タンクに戻らなくなる。その結果、水タンク内の水を再利用できなくなってしまう。また、空気排出室105の底部に溜まった水によって空気の流れが阻害されるので、燃料電池スタック101に十分な空気を供給することができず、性能低下を引き起こしてしまう。
本発明は、前記従来の燃料電池システムの問題点を解決して、車両の姿勢に係わらず燃料電池スタックから水を確実に回収することができ、燃料電池スタックへの酸化剤の供給が阻害されることがなく、燃料電池スタックの性能低下を防止することができ、システム全体を小型化することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の燃料電池システムにおいては、電解質層を燃料極と酸素極とで挟持した燃料電池が、前記燃料極に沿って燃料流路が形成され、酸素極に沿って酸化剤流路が形成されたセパレータを介して複数電気的に接続され、前記酸化剤流路の酸化剤入口及び酸化剤出口が各セパレータに形成された燃料電池スタックと、前記酸化剤出口からの酸化剤とともに排出される水を貯留する酸化剤排出室と、該酸化剤排出室から水を回収する水回収装置とを有し、前記酸化剤排出室の水の溜まる部位を検出し、水を回収するように水回収装置を制御する制御装置を有する。
本発明の他の燃料電池システムにおいては、さらに、前記水回収装置は、前記酸化剤排出室の複数の部位に配設された開口部を備える水回収管路、前記開口部を開閉する蓋(ふた)部材、及び、前記水回収管路に配設された水回収ポンプを備え、前記蓋部材は、水の溜まる部位に配設された開口部を開放し、水の溜まらない部位に配設された開口部を閉止する。
本発明の更に他の燃料電池システムにおいては、さらに、前記蓋部材は、水の溜まる部位においては浮力によって開口部を開放し、水の溜まらない部位においては自重によって開口部を閉止する。
本発明の更に他の燃料電池システムにおいては、さらに、前記制御装置は、前記開口部に近接して配設された水位センサの検出信号に基づいて酸化剤排出室の水の溜まる部位の変化を判断し、水の溜まる部位に配設された開口部を開放させる。
本発明の更に他の燃料電池システムにおいては、さらに、前記制御装置は、酸化剤排出室の水の溜まる部位が変化したと判断すると、前記水回収ポンプを一旦(たん)停止させた後に運転させる。
請求項1の構成によれば、車両の姿勢に係わらず燃料電池スタックから水を確実に回収することができる。そのため、酸化剤流路への酸化剤の供給が阻害されることがなく、燃料電池の性能低下を防止することができる。また、効率よく水を回収することができ、燃料電池が安定的に発電をすることができる。さらに、酸化剤排出室を大型化する必要がなく、燃料電池システム全体を小型化及び低コスト化することができる。
請求項2の構成によれば、水の溜まらない部位に配設された開口部を蓋部材が閉止するので、酸化剤中の塵埃(じんあい)等の異物が開口部から水回収管路内に流入することを防止することができる。また、水回収ポンプが酸化剤を吸い込むことがないので、水回収ポンプの吸引力が向上する。したがって、酸化剤排出室に貯留された水を効果的に回収することができる。
請求項3の構成によれば、簡単な構成でありながら、開口部を確実に開閉することができ、酸化剤排出室に貯留された水を確実に回収することができる。
請求項4の構成によれば、車両の姿勢の変化を適確に判断することができ、車両の姿勢に応じた酸化剤排出室の部位から水を効果的に回収することができる。
請求項5の構成によれば、水の溜まる部位における蓋部材が浮力によって開口部を開放することができ、車両の姿勢に応じた酸化剤排出室の部位から水を効果的に回収することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は本発明の実施の形態における燃料電池システムの構成を示す図である。
図において、11は燃料電池装置としての燃料電池スタックであり、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両用の動力源として使用される。ここで、前記車両は、照明装置、ラジオ、パワーウィンドウ等の車両の停車中にも使用される電気を消費する補機類を多数備えており、また、走行パターンが多様であり動力源に要求される出力範囲が極めて広いので、動力源としての燃料電池スタック11と後述される蓄電手段としてのキャパシタユニット63とを併用して使用することが望ましい。
そして、燃料電池スタック11は、アルカリ水溶液形、リン酸形、溶融炭酸塩形、固体酸化物形、直接形メタノール等のものであってもよいが、固体高分子形燃料電池であることが望ましい。
なお、更に望ましくは、水素ガスを燃料ガス、すなわち、アノードガスとし、酸素又は空気を酸化剤、すなわち、カソードガスとするPEMFC(Proton Exchange Membrane Fuel Cell)形燃料電池、又は、PEM(Proton Exchange Membrane)形燃料電池と呼ばれるものである。ここで、該PEM形燃料電池は、一般的に、プロトン等のイオンを移動する電解質層としての固体高分子電解質膜の両側に触媒、電極及びセパレータを結合した燃料電池としてのセル(Fuel Cell)を複数及び直列に結合したスタック(Stack)から成る。
本実施の形態において、燃料電池スタック11は、複数の後述されるセルモジュール71を有する。該セルモジュール71は、燃料電池としての単位セル(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、該単位セル同士を電気的に接続するとともに、単位セルに導入される、アノードガスの流路としての水素ガス流路とカソードガスの流路としての空気流路とを分離するセパレータとを1セットとして、板厚方向に複数のセットを重ねて構成されている。なお、セルモジュール71は、単位セル同士が所定の間隙(げき)を隔てて配置されるように、単位セルとセパレータとが、多段に重ねられて積層されている。
この場合、セルモジュール71は、導電可能に、かつ、燃料流路、すなわち、水素ガス流路が連続するように相互に接続されている。
そして、単位セルは、固体高分子電解質膜の側に設けられた酸素極としての空気極及び他側に設けられた燃料極とで構成されている。前記空気極は、反応ガスを拡散しながら透過する導電性材料から成る電極拡散層と、該電極拡散層上に形成され、固体高分子電解質膜と接触させて支持される触媒層とから成る。また、単位セルの空気極側の電極拡散層に接触して集電するとともに、空気と水との混合流を透過する多数の開口が形成された網状の集電体としての空気極側コレクタと、単位セルの燃料極側の電極拡散層に接触して同じく電流を外部に導出するための網状の集電体としての燃料極側コレクタとを有する。
前記単位セルにおいては、水が移動する。この場合、燃料極側コレクタの燃料室内に燃料ガス、すなわち、アノードガスとしての水素ガスを供給すると、水素が水素イオンと電子とに分解され、水素イオンがプロトン同伴水を伴って、固体高分子電解質膜を透過する。また、前記空気極をカソード極とし、酸化剤流路としての酸素室内に酸化剤、すなわち、カソードガスとしての空気を供給すると、空気中の酸素と、前記水素イオン及び電子とが結合して、水が生成される。なお、水分が逆拡散水として固体高分子電解質膜を透過し、燃料極側コレクタの燃料室内に移動する。ここで、逆拡散水とは、酸素室において生成される水が固体高分子電解質膜内に拡散し、該固体高分子電解質膜内を前記水素イオンと逆方向に透過して燃料室にまで浸透したものである。
図には、燃料電池スタック11に燃料ガスとしての水素ガスを供給する装置、及び、酸化剤としての空気を供給する装置が示されている。なお、図示されない改質装置によってメタノール、ガソリン等を改質して取り出した燃料である水素ガスを燃料電池スタック11に直接供給することもできるが、車両の高負荷運転時にも安定して十分な量の水素ガスを供給することができるようにするためには、燃料貯蔵手段21に貯蔵した水素ガスを供給することが望ましい。これにより、該水素ガスがほぼ一定の圧力で、常に、十分に供給されるので、前記燃料電池スタック11は車両の負荷の変動に遅れることなく追随して、必要な電流を供給することができる。この場合、前記燃料電池スタック11の出力インピーダンスは極めて低く、0に近似することが可能である。
水素ガスは、水素吸蔵合金を収納した容器、デカリンのような水素吸蔵液体を収納した容器、水素ガスボンベ等の燃料貯蔵手段21から、燃料供給管路としての第1燃料供給管路22、及び、該第1燃料供給管路22に接続された燃料供給管路としての第2燃料供給管路33を通って、燃料電池スタック11の燃料ガス流路の入口に供給される。そして、前記第1燃料供給管路22には、燃料貯蔵手段元開閉弁23、第1圧力センサ27a、第1燃料圧力調整弁25a、第2燃料圧力調整弁25b、燃料供給電磁弁26及び第3圧力センサ27cが配設される。また、前記第1燃料供給管路22には、第2燃料圧力調整弁25bをバイパスするバイパス管路22aが接続され、該バイパス管路22aには第2圧力センサ27b及び起動用電磁弁26aが配設される。
この場合、前記燃料貯蔵手段21は、十分に大きな容量を有し、常に、十分に高い圧力の水素ガスを供給することができる能力を有するものである。なお、図に示される例においては、燃料貯蔵手段21が複数、例えば、3つ配設され、また、第1燃料供給管路22は、各燃料貯蔵手段21に接続される部分で複数本に分割され、途中で合流して1本になっている。前記燃料貯蔵手段21は、単数であってもよいし、複数であってもよいし、複数の場合にはいくつであってもよい。
そして、燃料電池スタック11の水素ガス流路の出口から未反応成分として排出される水素ガスは、第1燃料排出管路30を通って燃料電池スタック11外に排出される。前記第1燃料排出管路30にはポンプとしての吸引循環ポンプ36が配設されている。また、前記第1燃料排出管路30には水素循環電磁弁34が配設されている。さらに、前記第1燃料排出管路30における燃料電池スタック11と反対側の端部は、第2燃料供給管路33に接続されている。これにより、燃料電池スタック11外に排出された水素ガスを回収し、燃料電池スタック11の水素ガス流路に供給して再利用することができる。
また、前記第1燃料排出管路30における燃料電池スタック11と吸引循環ポンプ36との間には、第2燃料排出管路38が接続され、該第2燃料排出管路38には水素起動排気電磁弁37が配設され、燃料電池スタック11の起動時に燃料ガス流路から排出される水素ガスを大気中に排出することができるようになっている。なお、第2燃料排出管路38の出口端は排気マニホールド13に接続されている。
さらに、前記第1燃料排出管路30における吸引循環ポンプ36と水素循環電磁弁34との間には、他端が前記第2燃料排出管路38に接続された第3燃料排出管路38aが接続されている。そして、該第3燃料排出管路38aには、燃料電池スタック11内を減圧する際に開となる減圧水素排出弁37aが配設されている。また、前記第1燃料排出管路30には、外気導入電磁弁35及びエアフィルタ35aが接続され、燃料電池スタック11の停止時に外気を導入することができるようになっている。
ここで、前記第1燃料圧力調整弁25a及び第2燃料圧力調整弁25bは、バタフライバルブ、レギュレータバルブ、ダイヤフラム式バルブ、マスフローコントローラ、シーケンスバルブ等のものであるが、前記第1燃料圧力調整弁25a及び第2燃料圧力調整弁25bの出口から流出する水素ガスの圧力をあらかじめ設定した圧力に調整することができるものであれば、いかなる種類のものであってもよい。なお、前記圧力の調整は、手動によってなされてもよいが、電気モータ、パルスモータ、電磁石等から成るアクチュエータによってなされることが望ましい。
また、前記燃料供給電磁弁26、起動用電磁弁26a、水素循環電磁弁34及び水素起動排気電磁弁37は、いわゆる、オン−オフ式のものであり、電気モータ、パルスモータ、電磁石等から成るアクチュエータによって作動させられる。なお、前記燃料貯蔵手段元開閉弁23は手動又は電磁弁を用いて自動的に作動させられる。さらに、前記吸引循環ポンプ36は、水素ガスとともに逆拡散水を強制的に排出し、燃料ガス流路内を負圧の状態にすることができるポンプであれば、いかなる種類のものであってもよい。
一方、酸化剤としての空気は、エアフィルタ53を通って、酸化剤供給源としての空気供給ファン51に吸引され、該空気供給ファン51から、空気供給管路52及び吸気マニホールド12を通って、燃料電池スタック11の酸素室、すなわち、空気流路に供給される。この場合、供給される空気の圧力は大気圧程度の常圧である。なお、前記空気供給ファン51は、空気を吸引して吐出することができるものであれば、いかなる種類のものであってもよい。また、前記エアフィルタ53は、空気に含まれる塵埃、不純物等を除去することができるものであれば、いかなる種類のものであってもよい。なお、酸化剤として、空気に代えて酸素を使用することもできる。そして、空気流路から排出される空気は、マニホールドとしての排気マニホールド13、凝縮器14、出口側排気マニホールド54及び排気口55を通って大気中へ排出される。なお、排気マニホールド13には燃料電池スタック11から排出された直後の空気の温度を検出するスタック排気温度検出器56が配設され、出口側排気マニホールド54には凝縮器14から排出された直後の空気の温度を検出する凝縮器排気温度検出器57が配設されている。
また、前記空気供給管路52には、空気流路に供給される空気中に水をスプレーして供給し、燃料電池スタック11の酸素極としての空気極を湿潤な状態に維持するための水供給ノズル47が配設される。なお、スプレーされた水によって前記空気極及び燃料極を冷却することもできる。さらに、前記排気マニホールド13の端部に配設された凝縮器14は、前記燃料電池スタック11から排出される空気中の水分を凝縮して除去するためのものであり、前記凝縮器14によって凝縮された水は凝縮水排出管路41を通って水タンク43に回収される。なお、前記凝縮水排出管路41には水回収ポンプ42が配設され、前記水タンク43にはレベルゲージ45が取り付けられている。
そして、前記水タンク43内の水は、給水管路46を通って水供給ノズル47に供給される。なお、前記給水管路46には、給水ポンプ44が配設されている。ここで、前記水回収ポンプ42及び給水ポンプ44は、水を吸引して吐出することができるポンプであれば、いかなる種類のものであってもよい。前記凝縮水排出管路41、水回収ポンプ42、水タンク43、給水ポンプ44及び給水管路46は、水循環システムとして機能する。
さらに、燃料電池スタック11の図示されない電気端子には、負荷としての駆動制御装置であるインバータ装置61、及び、蓄電手段としてのキャパシタユニット63が並列に接続されている。該キャパシタユニット63は、電気二重層キャパシタのようなキャパシタ(コンデンサ)を備えるものである。なお、前記蓄電手段は、必ずしもキャパシタでなくてもよく、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ナトリウム硫黄電池等の二次電池は、いわゆる、バッテリ(蓄電池)であってもよいし、フライホイール、超伝導コイル、蓄圧器等のように、エネルギを電気的に蓄積し放出する機能を有するものであれば、いかなる形態のものであってもよい。さらに、これらの中のいずれかを単独で使用してもよいし、複数のものを組み合わせて使用してもよい。
また、インバータ装置61は、前記燃料電池スタック11又はキャパシタユニット63からの直流電流を交流電流に変換して、車両の車輪を回転させる駆動源である図示されない交流モータに供給する。ここで、燃料電池システムにおいては、前記燃料電池スタック11又はキャパシタユニット63が並列に接続されて、前記インバータ装置61に電流を供給するようになっているので、例えば、車両の停止時に前記燃料電池スタック11が停止した場合や、坂道等の高負荷運転時に燃料電池スタック11からの電流だけでは要求電流に満たない場合等には、前記キャパシタユニット63からインバータ装置61に電流が自動的に供給される。
なお、62は、充電用スイッチング素子としての高速スイッチング素子であるIGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)を備えるIGBTユニットであり、キャパシタユニット63の充電を制御する制御回路である。
そして、前記交流モータが、車両の減速運転時には発電器として機能して、いわゆる回生電流を発生する場合には、前記車両の減速運転時に回生電流がキャパシタユニット63に供給され、該キャパシタユニット63が再充電される。さらに、前記回生電流が供給されない場合であっても、前記キャパシタユニット63が放電して端子電圧が低下すると、前記燃料電池スタック11が発生する電流が自動的に前記キャパシタユニット63に供給される。
このように、燃料電池システムにおいては、前記キャパシタユニット63が常時充電され、前記燃料電池スタック11からの電流だけでは要求電流に満たない場合等には、前記キャパシタユニット63からインバータ装置61に電流が自動的に供給されるようになっているので、車両は各種の走行モードにおいて、安定して走行することができる。
なお、本実施の形態において、燃料電池システムは制御装置として、図示されないFCコントロールECU(Electronic Control Unit)を有する。前記制御装置は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、入出力インターフェイス等を備え、各種のセンサから、燃料電池スタック11の燃料ガス流路及び空気流路に供給される水素、酸素、空気等の流量、温度、出力電圧等を検出して、前記空気供給ファン51、第1燃料圧力調整弁25a、第2燃料圧力調整弁25b、燃料供給電磁弁26、水素循環電磁弁34、吸引循環ポンプ36、水回収ポンプ42、給水ポンプ44等の動作を制御する。さらに、前記FCコントロールECUは、車両に配設された他のセンサ、及び、車両の制御手段としての図示されないEV(Electric Vehicle)コントロールECUと連携して、燃料電池スタック11に燃料及び酸化剤を供給するすべての装置の動作を統括的に制御する。
次に、前記燃料電池スタック11の構成を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す模式平面図、図5は本発明の実施の形態における燃料電池スタックを示す模式側面図、図6は本発明の実施の形態における空気排出室の要部拡大側面図である。
図1に示されるように、燃料電池スタック11は、積層された複数、例えば、10個のセルモジュール71、積層されたセルモジュール71を両側から挟み込むエンドプレート72、該エンドプレート72を結合する締付ロッド73及び該締付ロッド73の両端に螺(ら)合された締付ナット74を備える。そして、前記燃料電池スタック11は、スタックケース81内に収容される。なお、該スタックケース81の上部は、酸化剤流路の酸化剤入口に酸化剤を供給するための酸化剤供給室として機能する空気供給管路52及び吸気マニホールド12から成り、その内部には水供給ノズル47が配設されている。また、前記スタックケース81の下部には排気マニホールド13が接続されている。なお、前記スタックケース81の下部は、燃料電池スタック11の酸化剤流路の酸化剤出口から空気を排出する酸化剤排出室としての空気排出室82として機能する。該空気排出室82には、燃料電池スタック11の酸化剤流路から排出された水が貯留される。
そして、空気排出室82には、水回収ポンプ42を介して凝縮水排出管路41が接続されており、空気排出室82に貯蔵された水が水回収ポンプ42によって水タンク43内に送水されるようになっている。ここで、空気排出室82は、矩(く)形の底面を有する薄型の箱状に形成されており、凝縮水排出管路41は、空気排出室82の四隅、すなわち、前後左右の各隅に開口部84aを臨ませて分岐した水回収管路84を備えている。
また、空気排出室82に貯留された水を余すところなく回収するという観点から、水回収管路84は空気排出室82におけるできる限り低い部位に接続されることが望ましく、水回収管路84の開口部84aも空気排出室82内におけるできる限り低い部位に位置することが望ましい。図6に示される例において、水回収管路84は、空気排出室82の底面に接するようにしてその側壁を貫通し、開口部84aが上を向いて空気排出室82の底面と平行になっている。空気排出室82の底面から開口部84aまでの高さは、該高さ未満に水位86が低下すれば、空気排出室82内の空気の流れが空気排出室82に貯留された水によって阻害されず、燃料電池スタック11の発電に影響がない程度に設定される。
なお、前記開口部84aには、開閉動作を行う蓋部材85が回動可能に取り付けられている。該蓋部材85は、それ自体の浮力によって回動することにより、開口部84aを開閉するものであり、フロート付きの弁として機能する。
そのため、図6(a)に示されるように、空気排出室82に貯留された水の水位86が開口部84aまでの高さ以上である場合、蓋部材85は、浮力によって上方に回動し、空気排出室82の底面に対して傾斜し、開口部84aを開放する。これにより、空気排出室82に貯留された水は、開口部84aから水回収管路84内に流入することができる。また、図6(b)に示されるように、空気排出室82に貯留された水の水位86が開口部84aまでの高さ未満である場合、蓋部材85は、自重によって下方に回動して、空気排出室82の底面と平行になり、開口部84aを閉止する。これにより、空気中の塵埃等の異物が開口部84aから水回収管路84内に流入することを防止することができる。
また、各開口部84aに近接した部位には、空気排出室82に貯留された水の水位86を検出する水位センサ83が配設されている。前述のように、図1に示される例においては、水回収管路84が空気排出室82の前後左右の各隅に接続されているので、水位センサ83も空気排出室82の前後左右の各隅に配設されている。これにより、空気排出室82の前後左右の各隅における水位86が開口部84aまでの高さ以上であるか否か、すなわち、水があるか否かを検出することができる。
燃料電池スタック11が搭載されている車両の姿勢が変化すると、燃料電池スタック11の姿勢も変化して空気排出室82の底面の角度が変化する。そして、空気排出室82の前後左右の各隅の内で最も低くなる隅に水が集中するので、当該隅における水位86が上昇し、他の隅における水位86が下降する。したがって、空気排出室82の前後左右の各隅における水位86を検出することによって、燃料電池スタック11の姿勢、ひいては、車両の姿勢を検出することができる。
次に、前記構成の燃料電池システムの動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態における燃料電池スタックが傾いた状態を示す模式側面図、図8は本発明の実施の形態における燃料電池スタックの動作を示すフローチャートである。
ここでは、燃料電池システムの定常運転時に車両の姿勢が変化した場合の動作について説明する。
まず、空気排出室82の前後左右の各隅に配設された各水位センサ83は、空気排出室82に貯留された水の水位86を検出する。すなわち、空気排出室82の前後左右の各隅における水の有無を検出する(ステップS1)。そして、制御装置は、各水位センサ83の検出信号に基づいて、水位86が開口部84aまでの高さ以上である場所が変化したか否かを判断する。すなわち、水検出箇所が変わったか否かを判断する(ステップS2)。
例えば、図7に示されるように、道路が上り坂となって車両の進行方向前側(図における左側)が上昇すると、空気排出室82に溜まった水が車両の進行方向後側(図における右側)に移動するので、Aで示される空気排出室82の隅における水位86が開口部84aまでの高さ以上となり、Bで示される空気排出室82の隅における水位86が開口部84aまでの高さ未満となる。また、道路が下り坂となって車両の進行方向前側が下降すると、Aで示される空気排出室82の隅における水位86が開口部84aまでの高さ未満となり、Bで示される空気排出室82の隅における水位86が開口部84aまでの高さ以上となる。同様に、道路が横方向に傾斜していて車両が進行方向左右いずれかに傾斜すると、空気排出室82の右又は左隅における水位86が開口部84aまでの高さ未満となり、空気排出室82の左又は右隅における水位86が開口部84aまでの高さ以上となる。
このような場合、制御装置は、水検出箇所が変わったものと判断する。そして、水検出箇所が変わらないと判断すると、再度、空気排出室82に貯留された水の水位86を検出して、前述の動作を繰り返す。
また、水検出箇所が変わったと判断すると、水回収口の蓋の開閉異常検出を行う。この場合、制御装置は、空気排出室82の各隅における水位86と水回収口の蓋としての蓋部材85の姿勢とに基づいて、蓋部材85の開閉異常を検出する(ステップS3)。すなわち、水位86が開口部84aまでの高さ未満となっている隅に配設されている蓋部材85が自重によって回動して下方に位置していない場合には、異常を検出したものと判断する。なお、蓋部材85の位置が下方であるか否かは、例えば、蓋部材85の自由端と開口部84aの周縁との接触又は非接触を検出するセンサによって検出することができる。
続いて、制御装置は、蓋部材85の開閉異常を検出したか否かを判断し(ステップS4)、検出していない場合には、水回収ポンプ42を停止させる(ステップS5)。すると、該水回収ポンプ42が運転することによって発生する蓋部材85を開口部84aに吸引する力が消滅する。
図6(b)に示されるように、蓋部材85が開口部84aを閉止している状態で水回収ポンプ42が運転を継続すると、水回収管路84中の水や空気が水回収ポンプ42によって排出されるので、水回収管路84中が負圧となり、蓋部材85を開口部84aに吸引する。そのため、水回収ポンプ42の運転を継続させたままにすると、水位86が開口部84aまでの高さ以上となって蓋部材85に浮力が生じても、該蓋部材85は、上方に回動せず、開口部84aを開放しない。しかし、前述のように、水回収ポンプ42を停止させると、蓋部材85を開口部84aに吸引する力が消滅するので、水位86が開口部84aまでの高さ以上に変化した隅における蓋部材85は、浮力によって上方に回動して開口部84aを開放する。なお、水位86が開口部84aまでの高さ未満に変化した隅、及び、水位86が開口部84aまでの高さ未満のままで変化しない隅における蓋部材85は、浮力が生じないので、水回収ポンプ42を停止させても、開口部84aを開放しない。
続いて、制御装置は、水回収ポンプ42を運転させる(ステップS6)。なお、水回収ポンプ42を停止させてから運転させるまでの時間は、蓋部材85を開口部84aに吸引する力が一旦消滅する程度の時間でよい。これにより、水位86が開口部84aまでの高さ以上に変化した隅の開口部84aからは、水が水回収管路84に流入し、水回収ポンプ42によって水タンク43内に送水され、回収される。したがって、空気排出室82に貯留された水は、確実に回収され、空気排出室82内の空気の流れが空気排出室82に貯留された水によって阻害されず、燃料電池スタック11の発電に影響することがない。
一方、水位86が開口部84aまでの高さ未満の隅における蓋部材85は、開口部84aに吸引されているので、車両の振動等の外力が加えられても、開口部84aを開放することがない。したがって、空気中の塵埃等の異物が開口部84aから水回収管路84内に流入することを防止することができる。また、水位86が開口部84aまでの高さ未満の隅における蓋部材85が閉止しているため、水回収ポンプ42が空気を吸い込むことがないので、水回収ポンプ42の吸引力が向上する。したがって、空気排出室82に貯留された水を効果的に回収することができる。
そして、制御装置は、燃料電池システムの定常運転中、前述の動作を繰り返して行う。なお、蓋部材85の開閉異常を検出したか否かを判断し、検出した場合、制御装置は燃料電池システムを停止させる(ステップS7)。
このように、本実施の形態においては、車両の姿勢を検出し、車両の姿勢に対応して空気排出室82において水の溜まる部位から水を排出するようになっている。これにより、車両の姿勢に係わらず燃料電池スタック11から水を確実に回収することができる。そのため、燃料電池スタック11への空気の供給が阻害されることがなく、燃料電池スタック11の性能低下を防止することができる。また、効率よく水を回収することができ、燃料電池スタック11が安定的発電することができる。さらに、スタックケース81を大型化する必要がなく、燃料電池システム全体を小型化することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。例えば、制御装置は、水回収ポンプを停止させてから運転させるまでの時間を蓋部材85を開口部84aに吸引する力が一旦消滅する程度の時間に設定されているが、各蓋部材85に開閉センサを設け、蓋部材85が開いている時を検知して水回収ポンプ42を運転させてもよい。
本発明の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す模式平面図である。 従来の車両に搭載された燃料電池スタックを示す模式平面図である。 従来の車両に搭載された燃料電池スタックを示す模式側面図である。 本発明の実施の形態における燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における燃料電池スタックを示す模式側面図である。 本発明の実施の形態における空気排出室の要部拡大側面図である。 本発明の実施の形態における燃料電池スタックが傾いた状態を示す模式側面図である。 本発明の実施の形態における燃料電池スタックの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 燃料電池スタック
42 水回収ポンプ
47 水供給ノズル
52 空気供給管路
82 空気排出室
83 水位センサ
84 水回収管路
84a 開口部
85 蓋部材

Claims (5)

  1. 電解質層を燃料極と酸素極とで挟持した燃料電池が、前記燃料極に沿って燃料流路が形成され、酸素極に沿って酸化剤流路が形成されたセパレータを介して複数電気的に接続され、前記酸化剤流路の酸化剤入口及び酸化剤出口が各セパレータに形成された燃料電池スタックと、
    前記酸化剤出口からの酸化剤とともに排出される水を貯留する酸化剤排出室と、
    該酸化剤排出室から水を回収する水回収装置とを有する燃料電池システムであって、
    前記酸化剤排出室の水の溜まる部位を検出し、水を回収するように水回収装置を制御する制御装置を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記水回収装置は、前記酸化剤排出室の複数の部位に配設された開口部を備える水回収管路、前記開口部を開閉する蓋部材、及び、前記水回収管路に配設された水回収ポンプを備え、前記蓋部材は、水の溜まる部位に配設された開口部を開放し、水の溜まらない部位に配設された開口部を閉止する請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記蓋部材は、水の溜まる部位においては浮力によって開口部を開放し、水の溜まらない部位においては自重によって開口部を閉止する請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御装置は、前記開口部に近接して配設された水位センサの検出信号に基づいて酸化剤排出室の水の溜まる部位の変化を判断し、水の溜まる部位に配設された開口部を開放させる請求項2に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御装置は、酸化剤排出室の水の溜まる部位が変化したと判断すると、前記水回収ポンプを一旦停止させた後に運転させる請求項4に記載の燃料電池システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016015321A (ja) * 2008-10-20 2016-01-28 インスティテュート・エネルゲティキInstytut Energetyki 波形部位セパレートプレートを備えるsofcスタック
JP2021535035A (ja) * 2018-08-31 2021-12-16 ドゥーサン モビリティー イノベーション インコーポレーテッドDoosan Mobility Innovation Inc. 燃料電池パワーパック一体型ドローン

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