JP2008171503A - 薄膜磁気記録ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】記録磁極と、記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークとを備える薄膜磁気記録ヘッドにおいて、磁気記録の際に、第一および第二リターンヨークから発生される磁界により、磁気記録媒体に既に記録されている磁気情報を消去してしまったり、磁化状態を弱めてしまったりすることを抑えることが可能な薄膜磁気記録ヘッドを提供する。
【解決手段】記録磁極86と、記録磁極86の下層側に設けられた第一リターンヨーク84と、記録磁極86の上層側に設けられた第二リターンヨーク88と、浮上面99に露出し、第一リターンヨーク84と第二リターンヨーク88とを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨーク2,2とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】記録磁極86と、記録磁極86の下層側に設けられた第一リターンヨーク84と、記録磁極86の上層側に設けられた第二リターンヨーク88と、浮上面99に露出し、第一リターンヨーク84と第二リターンヨーク88とを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨーク2,2とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録磁極と、記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークとを備える薄膜磁気記録ヘッドに関する。
従来より、記録磁極の上下にそれぞれリターンヨークが設けられた薄膜磁気記録ヘッドが提案されている。その一例が、非特許文献1に開示されている。図4は、非特許文献1に記載された、薄膜磁気ヘッドの構成を示す説明図である。
図4の薄膜磁気ヘッドは、リード素子80と、リード素子80の下部シールド82と、リード素子80の上部シールド84とから成るリードヘッドを備える。
また、この薄膜磁気ヘッドは、記録磁極(主磁極)86と、記録磁極86の下層側(リーディング側)の、前記上部シールドを兼ねる第一リターンヨーク84と、記録磁極86の上層側(トレーリング側)に設けられた第二リターンヨーク88と、第一コイル90と、第二コイル92とから成る磁気記録ヘッドを備える。
また、この薄膜磁気ヘッドは、記録磁極(主磁極)86と、記録磁極86の下層側(リーディング側)の、前記上部シールドを兼ねる第一リターンヨーク84と、記録磁極86の上層側(トレーリング側)に設けられた第二リターンヨーク88と、第一コイル90と、第二コイル92とから成る磁気記録ヘッドを備える。
記録磁極86、第一リターンヨーク84、および第二リターンヨーク88は、それぞれ一端面が浮上面(磁気記録媒体94との対向面)に露出し、他端側で互いに接続されて設けられる。図4に示すように、記録磁極86と第一リターンヨーク84とは、接続部96で接続され、記録磁極86と第二リターンヨーク88とは、接続部98で接続されている。
その接続部96,98のそれぞれを取り巻くよう、第一および第二コイル90,92が設けられている。
その接続部96,98のそれぞれを取り巻くよう、第一および第二コイル90,92が設けられている。
なお、図5に示すように、コイルの設け方には、いくつかのバリエーションがある。図5(a)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99側から見た説明図であり、図5(b)〜(d)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99に直交する断面で切断した断面の説明図である。なお、図5中の空白部は、絶縁層で埋められている部分である。
図5(b)は、一方の接続部96(第二リターンヨーク88側)のみにコイル92が設けられている構成を示している。
図5(c)は、記録磁極86にコイル93が巻かれている構成であり、一般にヘリカルコイル型などと呼ばれる。
図5(d)は、接続部96,98の両方に、それぞれコイル90,92が設けられている構成であり、ダブルコイル型などと呼ばれる。
図5(c)は、記録磁極86にコイル93が巻かれている構成であり、一般にヘリカルコイル型などと呼ばれる。
図5(d)は、接続部96,98の両方に、それぞれコイル90,92が設けられている構成であり、ダブルコイル型などと呼ばれる。
図5(b)〜(d)において、コイル90,92,93に印加される電流の向き(丸印が手前側に向かう方向、クロス印が奥方に向かう方向をそれぞれ示す)と、それに対応した磁束の流れ(矢印)を示している。
図5(c)の垂直磁気記録用のヘリカルコイル型薄膜磁気記録ヘッドを例に、磁気記録媒体を磁化する際の磁束の流れを説明する。図5(c)に示したヘリカルコイル型の薄膜磁気記録ヘッドのコイル93に、図示したように電流を印加すると、コイル93が巻かれた記録磁極86に、矢印に示した方向の磁束が発生する。
この磁束の磁気記録媒体94への作用を、図6を用いて説明する。
磁気記録媒体94は、下層側から、軟磁性層94a、中間層94b、所定の保磁力を有する記録層94c、および保護層94dが積層されて成る。記録磁極86の先端部から発せられた磁束は、保護層94d、記録層94c、および中間層94bを透過して、軟磁性層94aに到達し、軟磁性層94aを伝って、薄膜磁気記録ヘッドの第一および第二リターンヨーク84,88に戻る。
磁気記録媒体94は、下層側から、軟磁性層94a、中間層94b、所定の保磁力を有する記録層94c、および保護層94dが積層されて成る。記録磁極86の先端部から発せられた磁束は、保護層94d、記録層94c、および中間層94bを透過して、軟磁性層94aに到達し、軟磁性層94aを伝って、薄膜磁気記録ヘッドの第一および第二リターンヨーク84,88に戻る。
ここで、記録磁極86の先端部は、図5(a)に示すように断面積が小さいために、記録磁極86の先端部から磁気記録媒体94に向けて発せられる磁束(記録磁界)の密度は非常に高い。また、軟磁性層94aと記録磁極86とが磁気的にカップリングして、記録層94cに印加される磁束(記録磁界)を強める働きをする。これにより、図6に示すように、記録磁極86の先端部の直近の磁気記録媒体94の記録層aは、記録磁極86の先端部から発せられた磁束(記録磁界)の向きに磁化され、この磁化状態により磁気情報が記録される。
なお、図5(b)に記載した構成では、磁束は、矢印に示したように、記録磁極86および第一リターンヨーク84から、磁気記録媒体に向かって放射され、第二リターンヨーク88を介して戻る。
また、図5(d)に記載した構成(ダブルコイル型)では、コイル90に印加する電流の向きとコイル92に印加する電流の向きとを逆向き(逆回転方向)にすることで、各リターンヨーク84,88に流れる磁束を理論上キャンセルして、記録磁極86のみから磁気記録媒体に向けて磁束を放出させようとするものである。図5(d)中、細かい点線で示した矢印は、コイル90に印加された電流の作用で生じた磁束の方向を示し、粗い点線で示した矢印は、コイル92に印加された電流の作用で生じた磁束の方向を示している。
また、図5(d)に記載した構成(ダブルコイル型)では、コイル90に印加する電流の向きとコイル92に印加する電流の向きとを逆向き(逆回転方向)にすることで、各リターンヨーク84,88に流れる磁束を理論上キャンセルして、記録磁極86のみから磁気記録媒体に向けて磁束を放出させようとするものである。図5(d)中、細かい点線で示した矢印は、コイル90に印加された電流の作用で生じた磁束の方向を示し、粗い点線で示した矢印は、コイル92に印加された電流の作用で生じた磁束の方向を示している。
なお、図5(b)〜(d)の各構成において、各コイル90,92,93に印加する電流の向きを逆方向にすれば、発生する磁束の向きも矢印の逆方向となる。
M.Mallary、外2名、"One Terabit per Square Inch Perpendicular Recording Conceptual Design"、IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS,VOL.38,NO.4、2002年7月、Fig.1
図6に示すように、磁気記録の際、磁束は記録磁極(主磁極)86だけでなく、磁気回路を構成する第一および第二リターンヨーク84,88にも流れるので、第一および第二リターンヨーク84,88の浮上面側の端面からも、磁気記録媒体94に向けた磁界が発生する。従来の薄膜磁気記録ヘッドにおいては、第一および第二リターンヨーク84,88から発生される磁界により、磁気記録媒体94に既に記録されている磁気情報(例えば図6の記録層の部分b,c)を消去してしまったり、磁化状態を弱めてしまったりすることがあるという課題がある。
なお、図5(a)に示すように、第一および第二リターンヨーク84,88の、浮上面に露出する端面の面積は、記録磁極86の端面の面積に比較して非常に大きいため、第一および第二リターンヨーク84,88から磁気記録媒体94に発せられる磁界の磁束密度は比較的小さいものである。しかしながら、記録磁極86で、磁気記録媒体94の同じ箇所aに磁気情報を記録する処理を多数回繰り返すと、第一および第二リターンヨーク84,88の位置に対応した磁気記録媒体94の箇所b,cの磁気情報が次第に消去されたり、磁化状態が弱まったりするという現象を、本願発明者は確認している。
また、図5(d)に示したようなダブルコイル型の薄膜磁気記録ヘッドを有する薄膜磁気記録ヘッドにおいては、前述の通り第一および第二リターンヨーク84,88に流れる磁束を理論上キャンセルする構成となっている。しかしながら、これは、記録磁極86に対して、二つのコイル90,92や第一および第二リターンヨーク84,88が、理想的に対称に配設された場合であって、実際には、コイル90,92や第一および第二リターンヨーク84,88の形状や配置が完全に対称にはならず、第一および第二リターンヨーク84,88から漏れ磁界が発生してしまう。
本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、記録磁極と、記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークとを備える薄膜磁気記録ヘッドにおいて、磁気記録の際に、第一および第二リターンヨークから発生される磁界により、磁気記録媒体に既に記録されている磁気情報を消去してしまったり、磁化状態を弱めてしまったりすることを抑えることが可能な薄膜磁気記録ヘッドを提供することにある。
本発明に係る薄膜磁気記録ヘッドは、上記課題を解決するため、以下の構成を備える。
すなわち、記録磁極と、該記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、前記記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークと、浮上面に露出し、前記第一リターンヨークと前記第二リターンヨークとを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨークとを備えることを特徴とする。
これによれば、第一リターンヨークと第二リターンヨークとが、浮上面側において接続されて無端状になるから、磁気回路として閉じた構造となり、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側から磁界が放出されにくくなる。さらに、サイドヨークの分だけ、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークに接続し浮上面に露出する軟磁性体の面積が大きくなるため、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側からは、磁束が放出されたとしても、その磁束密度が小さいものとなる。
すなわち、記録磁極と、該記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、前記記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークと、浮上面に露出し、前記第一リターンヨークと前記第二リターンヨークとを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨークとを備えることを特徴とする。
これによれば、第一リターンヨークと第二リターンヨークとが、浮上面側において接続されて無端状になるから、磁気回路として閉じた構造となり、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側から磁界が放出されにくくなる。さらに、サイドヨークの分だけ、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークに接続し浮上面に露出する軟磁性体の面積が大きくなるため、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側からは、磁束が放出されたとしても、その磁束密度が小さいものとなる。
また、記録磁極と、該記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、前記記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークと、該第二リターンヨークの記録磁極側に設けられたトレーリングシールドと、浮上面に露出し、前記第一リターンヨークと前記トレーリングシールドとを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨークとを備えることを特徴とする。
これによれば、上記課題を解決する構成を、トレーリングシールドを有する薄膜磁気記録ヘッドにも好適に適用できる。
これによれば、上記課題を解決する構成を、トレーリングシールドを有する薄膜磁気記録ヘッドにも好適に適用できる。
また、前記サイドヨークは、前記記録磁極の両側に設けられていることを特徴とする。
これによれば、第一および第二リターンヨークとサイドヨークとの、浮上面に露出する形状が無端状となるから、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側から、より磁界が放出されにくくなる。
これによれば、第一および第二リターンヨークとサイドヨークとの、浮上面に露出する形状が無端状となるから、第一リターンヨークおよび第二リターンヨークの浮上面側から、より磁界が放出されにくくなる。
また、前記記録磁極と前記サイドヨークとの間隔は、10〜100μmに設けられていることを特徴とする。
本発明に係る薄膜磁気記録ヘッドによれば、磁気記録の際に、第一および第二リターンヨークから発生される磁界により、磁気記録媒体に既に記録されている磁気情報を消去してしまったり、磁化状態を弱めてしまったりするのを抑えることができる。
以下、本発明に係る薄膜磁気記録ヘッドを実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る、垂直磁気記録用の薄膜磁気記録ヘッドの構成を示す説明図である。図1(a)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99側から見た説明図であり、図1(b)〜(d)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99に直交する断面で切断した断面の説明図である。なお、図1中の空白部は、絶縁層で埋められている部分である。
図1(b)〜(d)は、それぞれ、前述の図5(b)〜(d)と同様、コイルの設け方のバリエーションを示している。
図1は、本実施の形態に係る、垂直磁気記録用の薄膜磁気記録ヘッドの構成を示す説明図である。図1(a)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99側から見た説明図であり、図1(b)〜(d)は、薄膜磁気記録ヘッドを浮上面99に直交する断面で切断した断面の説明図である。なお、図1中の空白部は、絶縁層で埋められている部分である。
図1(b)〜(d)は、それぞれ、前述の図5(b)〜(d)と同様、コイルの設け方のバリエーションを示している。
図1(b)〜(d)の各バリエーションの薄膜磁気記録ヘッドに共通する構成を説明する。薄膜磁気記録ヘッドは、記録磁極(主磁極)86と、記録磁極86の下層側(リーディング側)の第一リターンヨーク84と、記録磁極86の上層側(トレーリング側)に設けられた第二リターンヨーク88とを備える。
記録磁極86、第一リターンヨーク84、および第二リターンヨーク88は、それぞれ一端面が浮上面99(磁気記録媒体との対向面)に露出し、他端側で互いに接続されて設けられる。図1(b)〜(d)に示すように、記録磁極86と第一リターンヨーク84とは、接続部96で接続され、記録磁極86と第二リターンヨーク88とは、接続部98で接続されている。
コイルの設け方には、いくつかのバリエーションがある。
図1(b)は、一方の接続部96(第二リターンヨーク88側)のみにコイル92が設けられている構成を示している。
図1(c)は、記録磁極86にコイル93が巻かれている構成(ヘリカルコイル型)を示している。
図1(d)は、接続部96,98の両方に、それぞれコイル90,92が設けられている構成(ダブルコイル型)を示している。
図1(b)は、一方の接続部96(第二リターンヨーク88側)のみにコイル92が設けられている構成を示している。
図1(c)は、記録磁極86にコイル93が巻かれている構成(ヘリカルコイル型)を示している。
図1(d)は、接続部96,98の両方に、それぞれコイル90,92が設けられている構成(ダブルコイル型)を示している。
図1(b)〜(d)において、コイル90,92,93に印加される電流の向き(丸印が手前側に向かう方向、クロス印が奥方に向かう方向をそれぞれ示す)と、それに対応した磁束の流れ(矢印)を示している。
なお、図1においては、リードヘッドを省略しているが、従来(図4)と同様、第一リターンヨーク84の更に下層側に、下部シールド、リード素子、および上部シールドを備えるリードヘッドを設けてもよい。この際、第二リターンヨーク88を、リードヘッドの上部シールドを兼ねる構成としてもよいし、リードヘッドの上部シールドとは別に形成してもよい。
さて、本発明に係る薄膜磁気記録ヘッドは、図1(a)に示すように、記録磁極86の両側にそれぞれ、浮上面99に露出し、第一リターンヨーク84と第二リターンヨーク88とを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨーク2,2が設けられていることを特徴としている。
二本のサイドヨーク2,2は、好ましくは、浮上面99に露出する第一および第二リターンヨーク84,88の、記録磁極86のコア幅方向(図1(a)の左右方向)の両端部間をそれぞれ接続するよう配設される。
また、特に限定されるものではないが、記録磁極86とサイドヨーク2,2との間隔lbは、10〜100μm程度に設定すると良い。なお、浮上面99に露出する第一および第二リターンヨーク84,88の、コア幅方向の幅laは、一般的に50〜100μm程度である。
また、特に限定されるものではないが、記録磁極86とサイドヨーク2,2との間隔lbは、10〜100μm程度に設定すると良い。なお、浮上面99に露出する第一および第二リターンヨーク84,88の、コア幅方向の幅laは、一般的に50〜100μm程度である。
図1(b)〜(d)において、サイドヨーク2は、記録磁極86と同一断面上にはないものであるが、磁束の経路の説明のために、図上に表現させている。
図1(b)〜(d)に示すように、サイドヨーク2は、第一および第二リターンヨーク84,88の、浮上面99側の端部間を接続するよう設けられる。サイドヨーク2は、コイル90,92,93よりも浮上面99側に設けられる。
図1(b)〜(d)に示すように、サイドヨーク2は、第一および第二リターンヨーク84,88の、浮上面99側の端部間を接続するよう設けられる。サイドヨーク2は、コイル90,92,93よりも浮上面99側に設けられる。
サイドヨーク2,2の材質は、軟磁性材料であれば特に限定されるものではないが、例えばパーマロイを採用できる。
本実施の形態に係る薄膜磁気記録ヘッドは、図1(b)〜(d)の矢印に示すように、第一リターンヨーク84と第二リターンヨーク88とが、浮上面99側において接続されて無端状(O型状)になるから、磁気回路として閉じた構造となり、図中の矢印に示すように、第一リターンヨーク84および第二リターンヨーク88の浮上面99側から磁界が放出されにくく(漏れにくく)なる。
さらに、図1(a)に示すように、サイドヨーク2,2の分だけ、第一リターンヨーク84および第二リターンヨーク88に接続し浮上面99に露出する軟磁性体の面積が大きくなるため、第一リターンヨーク84および第二リターンヨーク88の浮上面99側からは、磁束が放出されたとしても、その磁束密度が小さいものとなる。
また、図1(a)に示すように、第一および第二リターンヨーク84,88とサイドヨーク2,2との、浮上面99に露出する形状が無端状となるから、第一リターンヨーク84および第二リターンヨーク88の浮上面99側から、より磁界が放出されにくい。
また、図1(a)に示すように、第一および第二リターンヨーク84,88とサイドヨーク2,2との、浮上面99に露出する形状が無端状となるから、第一リターンヨーク84および第二リターンヨーク88の浮上面99側から、より磁界が放出されにくい。
したがって、磁気記録の際に、第一および第二リターンヨーク84,88から発生される磁界により、従来のように磁気記録媒体に既に記録されている磁気情報を消去してしまったり、磁化状態を弱めてしまったりするのを抑えることができる。
ところで、薄膜磁気記録ヘッドにおいて、従来より、高い磁界勾配を実現して磁気記録媒体に対する記録密度を高めるため等の目的で、図7(a),(b)に示すように、トレーリング側の第二リターンヨーク88の浮上面99側の端部に、第二のリターンヨーク88に接続したトレーリングシールド4を設ける場合がある。
このようなトレーリングシールド4を有する薄膜磁気記録ヘッドに、本発明を適用する場合には、サイドヨーク2,2は、図2(a),(b)に示すように、第一リターンヨーク84とトレーリングシールド4とを接続するよう設ける。なお、図2(b)に示すように、サイドヨーク2,2を、第二リターンヨーク88およびトレーリングシールド4の両者にまたがるよう設けても良いし、トレーリングシールド4のみに接続するよう設けてもよい。
なお、トレーリングシールドを有する薄膜磁気記録ヘッドであっても、図3に示すように、第二リターンヨーク88の、前記コア幅方向の中途部のみにトレーリングシールド5が設けられている構成においては、サイドヨーク2,2は、第一リターンヨーク84と第二リターンヨーク88とを接続するよう設けてもよい。
本実施の形態に係る薄膜磁気記録ヘッドの製造方法としては、例えば、第一リターンヨーク84、記録磁極86、各コイル90,92,93、各接続部96,98、および、それらの間を埋める絶縁層をそれぞれ積層して形成後、第二リターンヨーク88(またはトレーリングシールド4)を形成する前に、サイドヨーク2,2の対応箇所の絶縁層に、積層方向の縦穴を形成し(例えばレジスト層をマスクとしたイオンミリング等で実現できる)、その縦穴内にめっきでパーマロイを充填して、サイドヨーク2,2を形成するといった方法を採用できる。
または、各接続部96,98や記録磁極86を形成する際のめっきを、サイドヨーク2,2の対応箇所にも施すことで、下層からサイドヨーク2,2を積み上げて形成してもよい。
または、各接続部96,98や記録磁極86を形成する際のめっきを、サイドヨーク2,2の対応箇所にも施すことで、下層からサイドヨーク2,2を積み上げて形成してもよい。
ところで、従来より、記録磁極(主磁極)の両側にサイドシールドを設けることで、記録磁極からトラック幅方向への磁界漏れを減らして、隣接トラックの消去(サイドトラックイレーズ)を防止する技術が提案されている。
本願発明のサイドヨークと従来のサイドシールドとについて、混同を避けるため、以下、その違いを説明する。
本願発明のサイドヨークと従来のサイドシールドとについて、混同を避けるため、以下、その違いを説明する。
図8は、従来のサイドシールド78を備えた薄膜磁気記録ヘッドの構成を表し、(a)は浮上面側から見た図であり、(b)はその薄膜磁気記録ヘッドを浮上面に直交する断面で切断した断面図である。なお、図8(b)において、サイドシールド78は、記録磁極86と同一断面上にはないものであるが、磁束の経路の説明のために、図上に表現させている。また、上記実施の形態と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略する。
図8において、記録磁極86の両側に、サイドシールド78,78が設けられている。しかし、従来のサイドシールド78,78は、上述の通り、隣接トラックの消去(サイドトラックイレーズ)を防止する目的で設けられるものである。
そして構成上、サイドシールド78,78と、一方のリターンヨーク(第一リターンヨーク84)との間には、絶縁層が挟まれたギャップgが形成されている。このギャップgにより、ギャップgの近傍において、第一リターンヨーク84から磁気記録媒体側へ放出される(漏れる)磁界がより大きくなりやすい。
そして構成上、サイドシールド78,78と、一方のリターンヨーク(第一リターンヨーク84)との間には、絶縁層が挟まれたギャップgが形成されている。このギャップgにより、ギャップgの近傍において、第一リターンヨーク84から磁気記録媒体側へ放出される(漏れる)磁界がより大きくなりやすい。
また、サイドシールド78は、隣接トラックの消去を防止する目的で設けられるものであるから、記録磁極86との間の間隔lcが、トラック間隔に合わせた間隔(0.02〜0.2μm程度)と、本実施の形態における記録磁極86とサイドヨーク2との間隔10〜100μm程度とは大きく異なるものである。
このように、従来のサイドシールド78,78は、第一リターンヨーク84と、第二のリターンヨーク88(または第二のリターンヨーク88に接続したトレーリングシールド4)とを結ぶものではなく、またその配置においても本実施の形態におけるサイドヨークとは異なるものである。
そしてその構成の違いから、従来のサイドシールドを有する薄膜磁気記録ヘッドにおいては、前記ギャップgによりリターンヨークから漏れる磁界がかえって大きくなるといった、作用上の違いも生じる。
そしてその構成の違いから、従来のサイドシールドを有する薄膜磁気記録ヘッドにおいては、前記ギャップgによりリターンヨークから漏れる磁界がかえって大きくなるといった、作用上の違いも生じる。
2 サイドヨーク
4 トレーリングシールド
78 サイドシールド
80 リード素子
82 下部シールド
84 第一リターンヨーク
86 記録磁極
88 第二リターンヨーク
90,92,93 コイル
94 磁気記録媒体
96,98 接続部
99 浮上面
4 トレーリングシールド
78 サイドシールド
80 リード素子
82 下部シールド
84 第一リターンヨーク
86 記録磁極
88 第二リターンヨーク
90,92,93 コイル
94 磁気記録媒体
96,98 接続部
99 浮上面
Claims (4)
- 記録磁極と、
該記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、
前記記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークと、
浮上面に露出し、前記第一リターンヨークと前記第二リターンヨークとを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨークとを備えることを特徴とする薄膜磁気記録ヘッド。 - 記録磁極と、
該記録磁極の下層側に設けられた第一リターンヨークと、
前記記録磁極の上層側に設けられた第二リターンヨークと、
該第二リターンヨークの記録磁極側に設けられたトレーリングシールドと、
浮上面に露出し、前記第一リターンヨークと前記トレーリングシールドとを接続する、軟磁性材料から成るサイドヨークとを備えることを特徴とする薄膜磁気記録ヘッド。 - 前記サイドヨークは、前記記録磁極の両側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の薄膜磁気記録ヘッド。
- 前記記録磁極と前記サイドヨークとの間隔は、10〜100μmに設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の薄膜磁気記録ヘッド。
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