JP2008171241A - バックアップ装置及びリストア方法 - Google Patents

バックアップ装置及びリストア方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008171241A
JP2008171241A JP2007004480A JP2007004480A JP2008171241A JP 2008171241 A JP2008171241 A JP 2008171241A JP 2007004480 A JP2007004480 A JP 2007004480A JP 2007004480 A JP2007004480 A JP 2007004480A JP 2008171241 A JP2008171241 A JP 2008171241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
class
data
type
restore
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007004480A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Yamazaki
雄介 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007004480A priority Critical patent/JP2008171241A/ja
Publication of JP2008171241A publication Critical patent/JP2008171241A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】バックアップ処理とリストア処理にかかる時間を削減することが可能なバックアップ装置を提供すること。
【解決手段】バックアップ対象となるデータを指定するためのバックアップ種別と、バックアップ対象データを所定の基準に従って分類するクラスとを対応付けて記憶するバックアップ種別記憶部120と、指定されたバックアップ種別に対応するバックアップ領域に対し、バックアップ対象のクラスに含まれるデータをバックアップするバックアップ処理部130と、リストア対象のデータを指定するためのリストア種別に基づいて、リストア対象となるデータをリストアするリストア処理部160と、を備え、各バックアップ種別に対応するバックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とは、前記各クラスに対応する論理ボリュームがマウントされるクラス別マウントポイントをそれぞれ含むバックアップ装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックアップ装置及びリストア方法であって、記憶媒体に記憶されたデータをバックアップするためのバックアップ装置と、バックアップされたデータをリストアするリストア方法に関する。
重要なデータやプログラムが格納されたサーバ等においては、定期的にデータやプログラムのバックアップを行うのが一般的である。さらに、異常なデータを正常なバックアップデータに対して上書きしてしまう危険性を回避するため、複数世代に渡ってバックアップデータを保持し、障害発生時には、正常なデータのみがバックアップされている適切な世代のバックアップを選択してリストアを行う。
このようなバックアップ処理において求められる要件として、バックアップデータ量の削減と、バックアップデータのリストア時間の削減が挙げられる。バックアップデータの保存容量が増加することにより、バックアップデータを保存しておく記憶装置やその管理などのコストが増加するため、バックアップデータ量を削減することが求められる。また、データの不一致等の障害時にバックアップデータをリストアしてシステム等を復旧させる場合、一般に、稼働中のシステムを停止してリストア作業を行わなければならないため、リストア時間を削減し、サービス停止時間を最小限にとどめることが求められる。
バックアップデータの容量を減少させる方法として、特許文献1には、前回のバックアップ取得時点から更新されたか否かをファイル毎に参照し、更新のあったファイルのみバックアップ行う、差分バックアップの方法が開示されている。
特開2004−133538号公報
しかし、上述した従来技術のような手法では、毎回のバックアップにおけるバックアップデータ量を削減することはできるが、全データを前回のバックアップ時点まで復旧させるには、最後にフルバックアップを行った時点から、順を追って差分バックアップ時のデータを反映させる必要がある。このため、リストア処理に非常に時間がかかってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、バックアップ処理とリストア処理にかかる時間を削減することが可能な、新規かつ改良されたバックアップ装置及びリストア方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、記憶媒体に記憶されたデータをバックアップするためのバックアップ装置であって、バックアップ対象となるデータを指定するためのバックアップ種別と、バックアップ対象データを所定の基準に従って分類するクラスとを対応付けて記憶するバックアップ種別記憶部と、指定されたバックアップ種別に対応するバックアップ対象のクラスをバックアップ種別記憶部から取得し、バックアップ種別に対応するバックアップ領域に対し、取得したクラスに含まれるデータをバックアップするバックアップ処理部と、リストア対象のデータを指定するためのリストア種別に基づいて、リストア対象となるデータをリストアするリストア処理部と、を備えるバックアップ装置が提供される。また、各バックアップ種別に対応するバックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とは、各クラスに対応する論理ボリュームがマウントされるクラス別マウントポイントをそれぞれ含む。
かかる構成により、バックアップ対象データを分類したクラス毎にバックアップ有無の設定可能となるため、バックアップ種別に応じて必要最低限のデータのみをバックアップすることが可能となり、バックアップ時のデータ容量を削減することができる。これにより、バックアップ時間を短縮することができる。さらに、リストア時にも、どのバックアップ種別でバックアップされたデータをリストアするかを指定することによって、必要最低限のデータをリストアすることが可能となる。
また、各バックアップ種別に対応するバックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とが、クラス別マウントポイントをそれぞれ含み、クラス別マウントポイントに各クラスに対応する論理ボリュームがマウントする(サーバ等から操作可能なように認識させる)ことによって、スナップショット機能を利用したバックアップを行うことが可能となる。
また、バックアップ処理部は、バックアップ対象となるクラスに対応する論理ボリュームのスナップショットを作成するようにしてもよい。これにより、作成したスナップショットから、実データのコピーをバックグラウンドで行うことができるようになるため、バックアップ対象データを参照するアプリケーションの処理に影響を与えることなく、バックアップ処理を行うことが可能となる。
また、リストア種別と、各クラスのリストア対象データが格納されたバックアップ領域を示すバックアップ種別と、を対応付けて記憶するリストア種別記憶部をさらに備え、リストア処理部は、リストア種別に基づいて、各クラスに対応付けられたバックアップ種別をリストア種別記憶部から取得し、取得したバックアップ種別のバックアップ領域に格納された、対応するクラスのデータを用いてリストアするようにしてもよい。これにより、リストア時に、どのバックアップデータをリストア処理に用いるかが簡単に判別できるようになる。
また、リストア処理部は、各クラスに対応するバックアップ種別のバックアップ領域に含まれるクラス別マウントポイントにマウントされた論理ボリュームを、運用中データ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントし、運用中データ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントされた論理ボリュームを、バックアップ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントするようにしてもよい。これにより、リストア処理時にデータコピーを行う必要がなくなるため、高速なリストア処理が可能となる。
また、アプリケーションによって参照されるデータから、運用中データ領域のクラス別マウントポイントにマウントされる論理ボリューム配下のデータにシンボリックリンクが張られるようにしてもよい。
また、バックアップ種別は、バックアップ処理部がバックアップを実行する時間を示すものであって、バックアップ処理部は、時間においてバックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行するようにしてもよい。
あるいは、バックアップ種別は、バックアップ処理部がバックアップを実行する時間間隔を示すものであって、バックアップ処理部は、時間間隔でバックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行するようにしてもよい。
また、クラスは、バックアップ対象データの更新頻度に従って、バックアップ対象データを分類するものであってもよい。
あるいは、クラスは、バックアップ対象データの重要度に従って、バックアップ対象データを分類するものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、バックアップ対象となるデータを指定するためのバックアップ種別に基づいて、バックアップ対象データを所定の基準に従って分類するクラスを取得するステップと、バックアップ種別に対応するバックアップ領域に対し、取得したクラスに含まれるデータをバックアップするバックアップ処理ステップと、リストア対象のデータを指定するためのリストア種別に基づいて、バックアップ処理ステップでバックアップされたデータのうち、リストア対象となるデータをリストアするリストア処理ステップと、を備えるリストア方法が提供される。また、各バックアップ種別に対応するバックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とは、各クラスに対応する論理ボリュームがマウントされるクラス別マウントポイントをそれぞれ含む。
かかる構成により、バックアップ対象データを分類したクラス毎にバックアップ有無の設定可能となるため、バックアップ種別に応じて必要最低限のデータのみをバックアップすることが可能となり、バックアップ時のデータ容量を削減することができる。これにより、バックアップ時間を短縮することができる。さらに、リストア時にも、どのバックアップ種別でバックアップされたデータをリストアするかを指定することによって、必要最低限のデータをリストアすることが可能となる。
また、各バックアップ種別に対応するバックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とが、クラス別マウントポイントをそれぞれ含み、クラス別マウントポイントに各クラスに対応する論理ボリュームがマウントする(サーバ等から操作可能なように認識させる)ことによって、スナップショット機能を利用したバックアップを行うことが可能となる。
また、バックアップ処理ステップにおいて、バックアップ対象となるクラスに対応する論理ボリュームのスナップショットを作成するようにしてもよい。これにより、作成したスナップショットから、実データのコピーをバックグラウンドで行うことができるようになるため、バックアップ対象データを参照するアプリケーションの処理に影響を与えることなく、バックアップ処理を行うことが可能となる。
また、リストア処理ステップにおいて、リストア種別に基づいて、各クラスのリストア対象データが格納されたバックアップ領域を示すバックアップ種別を取得し、取得したバックアップ種別のバックアップ領域に格納された、対応するクラスのデータを用いてリストアするようにしてもよい。これにより、リストア時に、どのバックアップデータをリストア処理に用いるかが簡単に判別できるようになる。
また、リストア処理ステップにおいて、各クラスに対応するバックアップ種別のバックアップ領域に含まれるクラス別マウントポイントにマウントされた論理ボリュームを、運用中データ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントし、運用中データ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントされた論理ボリュームを、バックアップ領域のクラスに対応するクラス別マウントポイントにマウントするようにしてもよい。これにより、リストア処理時にデータコピーを行う必要がなくなるため、高速なリストア処理が可能となる。
また、アプリケーションによって参照されるデータから、運用中データ領域のクラス別マウントポイントにマウントされる論理ボリューム配下のデータにシンボリックリンクが張られるようにしてもよい。
また、バックアップ種別は、バックアップを実行する時間を示すものであって、バックアップ処理ステップにおいて、上記の時間にバックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行するようにしてもよい。
あるいは、バックアップ種別は、バックアップを実行する時間間隔を示すものであって、バックアップ処理ステップにおいて、上記の時間間隔でバックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行するようにしてもよい。
また、クラスは、バックアップ対象データの更新頻度に従って、バックアップ対象データを分類するものであってもよい。
あるいは、クラスは、バックアップ対象データの重要度に従って、バックアップ対象データを分類するものであってもよい。
以上説明したように本発明によれば、バックアップ処理とリストア処理にかかる時間を削減することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態にかかるバックアップ装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるバックアップ装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかるバックアップ装置100は、ハードディスク200に格納されたデータのバックアップを行い、また、バックアップされたデータをリストアするための装置である。ハードディスク200には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーション、アプリケーションによって利用される各種データが格納され、ハードディスク200に接続されたサーバ300等の情報処理装置によってアクセスされる。サーバ300は、ハードディスク200に格納されたアプリケーション等をロードして起動し、ハードディスク200に格納されたデータを参照、更新する。
本実施形態にかかるバックアップ装置100は、バックアップするデータの種類を示す「前日バックアップ」及び「起動保証バックアップ」の2つのバックアップ種別のうちいずれかに従ってバックアップ処理を行う。ここで、「前日バックアップ」は、毎日決められた時刻に実行されるバックアップを示し、「起動保証バックアップ」は、アプリケーションのアップグレード後、最初にアプリケーションの起動に成功した時に一度だけ実行されるバックアップを示す。バックアップ装置100は、これらのバックアップ種別のそれぞれについて、バックアップされる必要のあるデータをあらかじめ決めておき、バックアップ処理時に指定されたバックアップ種別に対応するデータをバックアップするように構成される。これにより、バックアップ種別に応じて必要なファイルのみをバックアップすることが可能となり、バックアップするデータ量を抑えることが可能となる。
また、バックアップ対象となるデータは、更新頻度等によってクラス分けがされており、バックアップ種別毎にどのクラスをバックアップするかが指定される。図3は、本実施形態にかかるバックアップ装置100において、各クラスについて規定された内容を示す説明図である。図3を参照して説明すると、クラス301は、バックアップ対象のデータを分類するものである。本実施形態にかかるバックアップ装置100においては、クラスA、クラスB及びクラスCの3つのクラスにより、バックアップ対象データを分類する。
バックアップ対象データ302は、各クラスに含まれるバックアップ対象データを示す情報である。図3の例では、クラスAに含まれるデータはなく、クラスBには、“opt/apl/bin”フォルダ、及び“opt/apl/lib”フォルダの各フォルダ配下のデータが含まれる。また、クラスCには、“opt/apl/etc”フォルダ、及び“opt/apl/data”フォルダの各フォルダ配下のデータが含まれる。新規にバックアップ対象データが追加された場合、追加されたデータがどのクラスに分類するかをあらかじめ決定し登録する必要がある。
バックアップ契機303及び説明304は、ともに各クラスについて説明するための情報である。バックアップ契機303は、そのクラスのデータがバックアップされるタイミングを説明するものであり、説明304は、そのクラスに含まれるデータの性質等を説明するための情報である。例えば、クラスAは、バックアップ対象外のファイルであり、例えば、OSを構成するファイル等がクラスAに含まれる。クラスAに含まれるファイルは、どのバックアップ種別が指定された場合でもバックアップされない。また、クラスBは、アプリケーションのアップグレード時をバックアップ契機とするファイルであって、運用中に変更されることのないファイルが含まれる。また、クラスCは、毎日バックアップされるファイルであって、運用中に変更されるファイル、例えばコンフィグレーションファイル(アプリケーションの動作に関する各種の設定情報等が記述されたファイル)等が含まれる。
本実施形態にかかるバックアップ装置100は、バックアップしたデータを図2に示すようなパーティション/フォルダ(ディレクトリ)構成をとる記憶領域に格納する。図2は、本実施形態にかかるバックアップ装置100によりバックアップされたデータが格納される記憶領域の構成を示す説明図である。ここでは、図2に示す記憶領域は、ハードディスク200内の記憶領域の一部であるものとする。図2を参照して説明すると、パーティション210は、アプリケーションがファイルパスを指定して参照する参照先のフォルダ(ディレクトリ)が存在するパーティションである。但し、ここでは、パーティション210のフォルダには実データは格納されず、実データは、別のフォルダの配下に格納されるものとする。
アプリケーションにより参照されるファイルの実データは、“data”フォルダ220の配下に格納され、フォルダ220の配下には、さらに3つのフォルダ“CURRENT”、“BACK1”及び“BACK2”が存在する。“CURRENT”フォルダの配下の領域230は、アプリケーションが運用中に参照するファイル(以下、運用中ファイルという)が格納される領域であって、運用中ファイル格納領域230という。“BACK1”フォルダの配下の領域240は、「前日バックアップ」によってバックアップされたデータが格納される領域であって、前日ファイル格納領域240という。また、“BACK2”フォルダの配下の領域250は、「起動保証バックアップ」によってバックアップされたデータが格納される領域であって、起動保証ファイル格納領域250という。
運用中ファイル格納領域230、前日ファイル格納領域240及び起動保証ファイル格納領域250は、それぞれ、クラス別のマウントポイントを含み、各マウントポイントには、クラス別のパーティションがマウントされる(パーティションをサーバ300等から操作可能なように認識させる)。例えば、運用中ファイル格納領域230は、クラスAのマウントポイント231と、クラスBのマウントポイント232と、クラスCのマウントポイント233とを含む。マウントポイント231には、クラスAのファイルの実データが格納されるパーティション234がマウントされる。同様に、マウントポイント232には、クラスBのパーティション235がマウントされ、マウントポイント233には、クラスCのパーティション236がマウントされる。
また、上述したように、アプリケーションが参照するフォルダには実データは格納されず、実データは、運用中ファイル格納領域230内の、そのデータが分類されたクラスのマウントポイントにマウントされたパーティション内に存在する。例えば、“/opt/apl/bin/”フォルダが、クラスBに分類されている場合、そのフォルダ内のデータの実データは、“/opt/data/CURRENT/ClassB/apl/bin/”内に格納される。そして、アプリケーションが参照するフォルダ(/opt/apl/bin/)から、実データが格納されるフォルダ(/opt/data/CURRENT/ClassB/apl/bin/)にシンボリックリンクを張ることによって、アプリケーションがデータを参照、更新できるように構成される。
また、各クラス別マウントポイントにマウントされるクラス別のパーティションは、例えば、LinuxのLVM(Logical Volume Manager)機能等により実現される、論理ボリュームにより構成される。論理ボリュームをマウントすることにより、各クラスのパーティション毎にスナップショット機能を用いたバックアップ処理を行うことが可能となる。スナップショットは、ある時点のファイルシステムのイメージを保持したものであって、スナップショット機能を用いると、スナップショット作成後に、保持したファイルシステムの状態を読み取り専用でアクセスすることができ、一方では正常にファイルを更新/参照することができる。従って、バックグラウンドでバックアップを実行しながら、対象ファイルを使用することができる。また、スナップショットは、元のデータへのリンク情報だけを残したものであるため、スナップショット作成処理はごくわずかな時間で完了する。従って、ユーザがバックアップ時にファイルシステムにアクセスできない時間を大幅に短縮することができる。
また、図2に示すように、各論理ボリューム配下が、バックアップ対象のパーティションと同一のフォルダ/ファイル構成を持つように構成することで、リストア時に、各論理ボリュームのマウントポイントを変更するだけで、リストアを行うことが可能となる。例えば、前日バックアップファイル領域240のクラスCのパーティション246をリストアする場合、パーティション246をマウントポイント233にマウントし、パーティション236をマウントポイント243にマウントするだけでリストアが完了する。これにより、リストア時にデータコピーの処理を伴わないため、リストア処理を高速に実行することが可能となる。
本実施形態にかかるバックアップ装置100は、図1に示すように、クラス取得部110と、バックアップ種別記憶部120と、バックアップ実行部130と、リストア種別記憶部140と、リストア対象取得部150と、リストア実行部160とにより構成される。本発明にかかるバックアップ処理部は、クラス取得部110及びバックアップ実行部130からなり、リストア処理部は、リストア対象取得部150及びリストア実行部160からなる。以下、バックアップ装置100の各部について説明する。
(クラス取得部110)
クラス取得部110は、指定されたバックアップ種別に対応するクラスを取得するための機能部である。クラス取得部110は、「前日バックアップ」または「起動保証バックアップ」のいずれかのバックアップ種別を入力され、入力されたバックアップ種別に基づいて、そのバックアップ種別が指定されたときにバックアップすべきクラスの情報をバックアップ種別記憶部120から取得する。また、クラス取得部110は、バックアップするクラスの情報の他に、そのバックアップ種別のバックアップデータの格納先のデータファイルパスの情報等を取得するようにしてもよい。取得された情報は、バックアップ実行部130に渡される。
(バックアップ種別記憶部120)
バックアップ種別記憶部120は、バックアップ種別と、そのバックアップ種別に対応するクラスに関する情報とを対応付けて記憶するための記憶部である。図4を参照して、バックアップ種別記憶部120に格納されるデータの一例について説明する。図4は、バックアップ種別記憶部120に格納されるデータの一例を示す説明図である。バックアップ種別記憶部120は、図4に示すように、バックアップ種別121と、それに対応するバックアップ対象クラス122と、データファイルパス123とを含むデータを記憶する。
バックアップ種別121は、バックアップするデータの種類を示すものであって、本実施形態にかかるバックアップ装置100においては、「前日バックアップ」と、「起動保証バックアップ」との2種のバックアップ種別を規定する。前述したように、「前日バックアップ」は、毎日決められた時刻に実行されるバックアップを示し、「起動保証バックアップ」は、アプリケーションのアップグレード後、最初にアプリケーションの起動に成功した時に一度だけ実行されるバックアップを示す。
バックアップ対象クラス122は、各バックアップ種別においてバックアップ対象となるクラスを示す情報である。例えば、バックアップ種別が「前日バックアップ」の場合、バックアップ対象クラスは、クラスCのみであるので、「前日バックアップ」が指定された場合、クラスCに属するデータのみをバックアップする。
データファイルパス123は、各バックアップ種別においてバックアップされたデータが格納される記憶領域の場所を示す情報である。図2にも示すとおり、「前日バックアップ」のバックアップデータは、“/opt/data/BACK1”フォルダの配下に格納され、「起動保証バックアップ」のバックアップデータは、“/opt/data/BACK2”フォルダの配下に格納される。
バックアップ種別記憶部120は、クラス取得部110からバックアップ種別を受け取り、そのバックアップ種別に対応するバックアップ対象クラス122とデータファイルパス123とをクラス取得部110に与える。
(バックアップ実行部130)
バックアップ実行部130は、バックアップ処理を実行するための機能部である。バックアップ実行部130は、クラス取得部110からバックアップ種別と、バックアップ対象のクラスと、バックアップしたデータを格納する格納先のデータファイルパスとを与えられる。バックアップ実行部130は、与えられたクラスのデータを指定されたデータファイルパスの格納先に格納することにより、バックアップ処理を実施する。
また、前述したように、本実施形態にかかるバックアップ装置100は、スナップショット機能を利用してバックアップ処理を実施する。バックアップ対象データの実データが格納されたパーティションは、論理ボリュームによって構成されており、パーティション毎にスナップショットを作成することが可能なように構成される。スナップショット機能を利用したバックアップ処理について、以下に説明する。
例えば、バックアップ種別が「前日バックアップ」の場合、バックアップ対象クラスは、クラスCであるため、バックアップ実行部130は、運用中ファイル格納領域230内のクラスCに該当するパーティション236のデータをバックアップする。「前日バックアップ」の場合、バックアップされたデータの格納先データファイルパスは、“/opt/data/BACK1”であり、“/opt/data/BACK1”フォルダ配下のクラスCのマウントポイントにマウントされたパーティション246にバックアップデータを格納する。
まず、バックアップ実行部130は、パーティション236のスナップショットを作成する。次に、作成したスナップショットから、パーティション246のフォルダへのデータコピーをバックグラウンドで実行する。データコピー終了後、バックアップ実行部130は、スナップショット領域を削除する。このように、データコピーの処理をバックグラウンドで行うことにより、アプリケーションの処理に影響を与えることなくバックアップ処理を実行することができる。
(リストア種別記憶部140)
リストア種別記憶部140は、リストアするデータの種類を示すリストア種別と、それに対応するリストアデータとを対応付けて記憶するための記憶部である。図5を参照して、リストア種別記憶部140に格納されるデータの一例について説明する。図5は、リストア種別記憶部140に格納されるデータの一例を示す説明図である。リストア種別記憶部140は、図5に示すように、リストア種別141と、それに対応する各クラス142のリストア対象データ143とを含むデータを記憶する。
リストア種別141は、リストアするデータの種類を示すものであって、バックアップ種別に対応するものである。リストア種別として「前日バックアップ」が指定されるときは、「前日バックアップ」を指定してバックアップされたデータをリストアし、「起動保証バックアップ」が指定されるときは、「起動保証バックアップ」を指定してバックアップされたデータをリストアする。
各クラス142に対応して定義されるリストア対象データ143は、リストア種別141が指定されたときに、リストアに用いられる各クラスのデータを示す。例えば、リストア種別として「前日バックアップ」が指定された場合、クラスAとクラスBに属するデータには、運用中ファイル格納領域230に格納されたデータをそのまま用いる(リストア処理は行わない)。一方、クラスCに属するデータは、前日バックアップファイル格納領域240に格納されたデータを用いてリストアされる。
(リストア対象取得部150)
リストア対象取得部150は、リストア種別を入力され、入力されたリストア種別から、各クラスのリストア対象データの情報をリストア種別記憶部140から取得するための機能部である。例えば、リストア種別として「起動保証バックアップ」が指定された場合、リストア種別記憶部140を検索して、クラスA〜Cの各クラスのリストア対象データ143を取得する。即ち、クラスAは、「運用中ファイル」、クラスB及びクラスCは、「起動保証バックアップファイル」のデータをリストアするという情報が取得される。取得されたリストア対象データの情報は、リストア実行部160に渡される。
(リストア実行部160)
リストア実行部160は、リストア対象取得部150からリストア対象データの情報を受け取って、リストア処理を実行するための機能部である。前述したように、リストア実行部160は、各クラスのパーティション(論理ボリューム)のマウントポイントを変更することにより、リストア処理を実行する。例えば、前日バックアップファイル領域240のクラスCのパーティション246をリストアする場合、パーティション246をマウントポイント233にマウントし、パーティション236をマウントポイント243にマウントする。これにより、リストア時にデータコピーの処理を伴わないため、リストア処理を高速に実行することが可能となる。また、各パーティション配下は、運用中ファイルのパーティションと同一のフォルダ/ファイル構成により構成されるため、各ファイルのファイルパスを変えることなく、アプリケーションから参照することができる。
以上、本実施形態にかかるバックアップ装置100の各部について説明した。なお、クラス取得部110、バックアップ実行部130、リストア対象取得部150及びリストア実行部160は、上述した各機能を実行可能なプログラムモジュールをコンピュータ等の情報処理装置にインストールしたソフトウェアで構成されてもよいし、あるいは、上述した各機能を実行可能なプロセッサ等のハードウエアで構成されてもよい。また、バックアップ種別記憶部120及びリストア種別記憶部140は、例えば、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク等の各種の記憶媒体等により構成されてもよい。
次に、図6及び図7に基づいて、本実施形態にかかるバックアップ装置100により実行されるバックアップ処理及びリストア処理の一例について説明する。ここで、図6は、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。また、図7は、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるリストア処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図6を参照して、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるバックアップ処理の流れについて説明する。本実施形態にかかるバックアップ装置100のバックアップ処理部は、アプリケーションからバックアップ要求を受信すると、そのアプリケーションが格納されたフォルダ(ディレクトリ)配下のデータをバックアップ対象データし、起動保証ファイルまたは前日ファイルのいずれかのバックアップ種別に従ってバックアップを開始する。
まず、ステップS601で、アプリケーションからのバックアップ要求を受け付けると、ステップS602で、アプリケーションの現在のバージョンでの起動保証ファイルがバックアップされているか否かを判定する。現在のバージョンでの起動保証ファイルがバックアップされている場合は、起動保証ファイルのバックアップは必要ないため、前日バックアップが開始される時間になるまで待機する。ステップS602で、起動保証ファイルがバックアップされていないと判断された場合は、ステップS610に遷移し、起動保証ファイルのバックアップ処理を開始する。
以下、前日バックアップの処理について説明する。前日バックアップが開始される時間になると、ステップS604に遷移し、クラス取得部110は、バックアップ種別記憶部120から前日バックアップのバックアップ対象クラスを取得する。例えば、図4のバックアップ種別記憶部の例の場合、「前日バックアップ」のバックアップ対象クラス、クラスCが取得される。
次いで、ステップS605で、全ての対象クラスのバックアップが終了したか否かが判定される。バックアップがまだ終了していないクラスがある場合は、ステップS606に進む。
ステップS606で、対象クラスの運用中データを含むパーティションのスナップショットを作成する。ここでは、対象クラスCの運用中データを含むパーティション236のスナップショットを作成する。
次いで、ステップS607で、スナップショットのデータを、前日ファイル用パーティション246のフォルダにコピーする。コピー後、ステップS608で、ステップS606で作成したスナップショット領域を削除する。なお、ステップS607及びS608の処理は、バックグラウンドで実行され、アプリケーションの処理には影響しない。
全ての対象クラスについて、バックアップ処理が終了すると、ステップS603に遷移し、再び次の前日バックアップの契機待ち状態となる。
次に、ステップS610以降の起動保証バックアップの処理について説明する。ステップS610で、クラス取得部110は、バックアップ種別記憶部120から起動保証バックアップのバックアップ対象クラスを取得する。例えば、図4のバックアップ種別記憶部の例の場合、バックアップ対象クラスとしてクラスBとクラスCとが取得される。
次いで、ステップS611で、全ての対象クラスのバックアップが終了したか否かが判定される。バックアップがまだ終了していないクラスがある場合は、ステップS612に進む。
ステップS612で、対象クラスの運用中データを含むパーティションのスナップショットを作成する。まず、対象クラスであるクラスBの運用中データを含むパーティション235のスナップショットを作成する。
次いで、ステップS613で、スナップショットのデータを起動保証ファイル用パーティション255のフォルダにコピーする。コピー後、ステップS614で、ステップS612で作成したスナップショット領域を削除する。なお、ステップS613及びS614の処理は、バックグラウンドで実行され、アプリケーションの処理には影響しない。
以上のステップS612〜S614の処理をクラスCについても繰り返し、全対象クラスのバックアップが終了すると、ステップS603に遷移して再び次の前日バックアップの契機待ち状態となる。
以上、図6に基づいて、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるバックアップ処理の流れについて説明した。次に、図7を参照して、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるリストア処理の流れについて説明する。ここでは、一例として、リストア種別に「前日バックアップ」が指定されたときのリストア処理の流れについて説明する。
まず、ステップS701で、アプリケーションからのリストア要求を受け付けると、リストアを開始するために、ステップS702で、アプリケーションの動作を停止する。
次いで、ステップS703で、全クラスのリストアが終了しているか否かを判定する。終了していない場合はステップS704に遷移する。
ステップS704で、まず、対象クラスAでリストア対象となるバックアップ種別をリストア種別記憶部140から取得する。図5の例では、クラスAのリストア対象データは、運用中ファイルであるため、リストア処理は行わない。クラスBについても同様である。クラスCのリストア対象データを取得すると、前日バックアップファイルがリストア対象であるため、ステップS705に遷移する。
ステップS705で、クラスCの運用中ファイルが格納されたパーティション236と、クラスCの前日バックアップファイルが格納されたパーティション246とを入れ替える。パーティション236をマウントポイント243にマウントし、パーティション246をマウントポイント233にマウントする。
ステップS703に戻って、全てのクラスのリストアが完了したと判定され、ステップS706に遷移する。ステップS706で、アプリケーションを再起動し、ステップS701に戻る。
以上、図7に基づいて、本実施形態にかかるバックアップ装置100によるリストア処理の流れについて説明した。このようにマウントポイントの変更だけでリストア処理を行うことができるため、リストア時のデータコピーを伴わず、高速なリストア処理が可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、バックアップデータを分類するクラスとしてクラスA、B及びCを用いたが、本発明はかかる例に限定されず、クラスの数、分類方法等は、任意の基準に従って選択可能である。また、同様に、上記実施形態では、バックアップ種別及びリストア種別として、「前日バックアップ」と「起動保証バックアップ」の2つの種別を用いて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。上述の例の他に、例えば、毎週あるいは毎月決まった曜日や日時に実行されるようなバックアップ種別を設けてもよいし、あるいは、アプリケーションで用いられる特定のファイルが更新される毎に実行されるようなバックアップ種別を設けてもよい。
また、上記実施形態では、バックアップ及びリストア条件の設定情報として、図3〜5のような情報を持つこととしたが、各クラスに含まれるデータや、各バックアップ種別においてどのクラスをバックアップするか、または、リストア時にどのデータをリストアするかを判断できれば、その仕組みは問わない。例えば、リストア時においては、各バックアップデータがバックアップされた日時や、優先度を保持しておき、リストア処理部が自動的にリストアするデータを判定する仕組み等でも適用できる。
また、上記実施形態では、バックアップ対象のデータが格納される記憶装置をハードディスク等の磁気ディスク装置として説明したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、光ディスク、光磁気ディスク等の各種の記憶装置であってもよい。
また、上記実施形態では、バックアップ対象のデータが格納されるハードディスク等の記憶装置と、バックアップ装置、サーバ等の情報処理装置が、物理的に離隔された別々の構成として示されたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、物理的に一体に構成された装置によって構成されてもよい。
また、上記実施形態では、バックアップ対象のデータが格納される記憶装置は1つであるものとして示されたが、本発明はかかる例に限定されず、記憶装置は複数であってもよい。また、運用中のデータが格納される記憶装置と、バックアップされたデータが格納される記憶装置とは、別々の装置として構成されてもよい。
また、上記実施形態では、前日バックアップファイルを一世代しか管理しない例を用いて説明したが、本発明はかかる例に限定されず、複数世代にわたって、前日バックアップファイルを管理するようにしてもよい。また、上記実施形態では、バックアップデータを、バックアップ元のデータと同一の記憶装置の異なる場所に格納されるようにする例を用いて説明したが、記憶装置の物理的破壊等に備えて、バックアップデータを異なる記憶装置に格納するようにしてもよい。
本発明の一実施形態にかかるバックアップ装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかるバックアップ装置によりバックアップされたデータが格納されるファイルシステムの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかるバックアップ装置において、各クラスについて規定された内容を示す説明図である。 同実施形態にかかるバックアップ種別記憶部に記憶されるデータの一例を示す説明図である。 同実施形態にかかるリストア種別記憶部に記憶されるデータの一例を示す説明図である。 同実施形態にかかるバックアップ装置によるバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態にかかるバックアップ装置によるリストア処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 バックアップ装置
110 クラス取得部
120 バックアップ種別記憶部
130 バックアップ実行部
140 リストア種別記憶部
150 リストア対象取得部
160 リストア実行部
200 ハードディスク
300 サーバ

Claims (18)

  1. 記憶媒体に記憶されたデータをバックアップするためのバックアップ装置であって、
    バックアップ対象となるデータを指定するためのバックアップ種別と、バックアップ対象データを所定の基準に従って分類するクラスとを対応付けて記憶するバックアップ種別記憶部と、
    指定された前記バックアップ種別に対応するバックアップ対象の前記クラスを前記バックアップ種別記憶部から取得し、前記バックアップ種別に対応するバックアップ領域に対し、前記取得したクラスに含まれるデータをバックアップするバックアップ処理部と、
    リストア対象のデータを指定するためのリストア種別に基づいて、リストア対象となるデータをリストアするリストア処理部と、
    を備え、
    前記各バックアップ種別に対応する前記バックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とは、前記各クラスに対応する論理ボリュームがマウントされるクラス別マウントポイントをそれぞれ含むことを特徴とする、バックアップ装置。
  2. 前記バックアップ処理部は、バックアップ対象となる前記クラスに対応する前記論理ボリュームのスナップショットを作成することを特徴とする、請求項1に記載のバックアップ装置。
  3. 前記リストア種別と、前記各クラスのリストア対象データが格納された前記バックアップ領域を示す前記バックアップ種別と、を対応付けて記憶するリストア種別記憶部をさらに備え、
    前記リストア処理部は、
    前記リストア種別に基づいて、前記各クラスに対応付けられた前記バックアップ種別を前記リストア種別記憶部から取得し、
    前記取得したバックアップ種別の前記バックアップ領域に格納された、対応する前記クラスのデータを用いてリストアすることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のバックアップ装置。
  4. 前記リストア処理部は、前記各クラスに対応する前記バックアップ種別の前記バックアップ領域に含まれる前記クラス別マウントポイントにマウントされた前記論理ボリュームを、前記運用中データ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントし、前記運用中データ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントされた前記論理ボリュームを、前記バックアップ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のバックアップ装置。
  5. アプリケーションによって参照されるデータから、前記運用中データ領域の前記クラス別マウントポイントにマウントされる前記論理ボリューム配下のデータにシンボリックリンクが張られることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のバックアップ装置。
  6. 前記バックアップ種別は、前記バックアップ処理部がバックアップを実行する時間を示すものであって、
    前記バックアップ処理部は、前記時間において前記バックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のバックアップ装置。
  7. 前記バックアップ種別は、前記バックアップ処理部がバックアップを実行する時間間隔を示すものであって、
    前記バックアップ処理部は、前記時間間隔で前記バックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のバックアップ装置。
  8. 前記クラスは、前記バックアップ対象データの更新頻度に従って、前記バックアップ対象データを分類するものであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のバックアップ装置。
  9. 前記クラスは、前記バックアップ対象データの重要度に従って、前記バックアップ対象データを分類するものであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のバックアップ装置。
  10. バックアップ対象となるデータを指定するためのバックアップ種別に基づいて、バックアップ対象データを所定の基準に従って分類するクラスを取得するステップと、
    前記バックアップ種別に対応するバックアップ領域に対し、前記取得したクラスに含まれるデータをバックアップするバックアップ処理ステップと、
    リストア対象のデータを指定するためのリストア種別に基づいて、前記バックアップ処理ステップでバックアップされたデータのうち、リストア対象となるデータをリストアするリストア処理ステップと、
    を備え、
    前記各バックアップ種別に対応する前記バックアップ領域と運用中のデータが存在する運用中データ領域とは、前記各クラスに対応する論理ボリュームがマウントされるクラス別マウントポイントをそれぞれ含むことを特徴とする、リストア方法。
  11. 前記バックアップ処理ステップにおいて、バックアップ対象となる前記クラスに対応する前記論理ボリュームのスナップショットを作成することを特徴とする、請求項10に記載のリストア方法。
  12. 前記リストア処理ステップにおいて、
    前記リストア種別に基づいて、前記各クラスのリストア対象データが格納された前記バックアップ領域を示す前記バックアップ種別を取得し、
    前記取得したバックアップ種別の前記バックアップ領域に格納された、対応する前記クラスのデータを用いてリストアすることを特徴とする、請求項10または11のいずれかに記載のリストア方法。
  13. 前記リストア処理ステップにおいて、前記各クラスに対応する前記バックアップ種別の前記バックアップ領域に含まれる前記クラス別マウントポイントにマウントされた前記論理ボリュームを、前記運用中データ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントし、前記運用中データ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントされた前記論理ボリュームを、前記バックアップ領域の前記クラスに対応する前記クラス別マウントポイントにマウントすることを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載のリストア方法。
  14. アプリケーションによって参照されるデータから、前記運用中データ領域の前記クラス別マウントポイントにマウントされる前記論理ボリューム配下のデータにシンボリックリンクが張られることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載のリストア方法。
  15. 前記バックアップ種別は、バックアップを実行する時間を示すものであって、
    前記バックアップ処理ステップにおいて、前記時間に前記バックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行することを特徴とする、請求項10〜14のいずれかに記載のリストア方法。
  16. 前記バックアップ種別は、バックアップを実行する時間間隔を示すものであって、
    前記バックアップ処理ステップにおいて、前記時間間隔で前記バックアップ種別に対応するバックアップ処理を実行することを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載のリストア方法。
  17. 前記クラスは、前記バックアップ対象データの更新頻度に従って、前記バックアップ対象データを分類するものであることを特徴とする、請求項10〜16のいずれかに記載のリストア方法。
  18. 前記クラスは、前記バックアップ対象データの重要度に従って、前記バックアップ対象データを分類するものであることを特徴とする、請求項10〜17のいずれかに記載のリストア方法。
JP2007004480A 2007-01-12 2007-01-12 バックアップ装置及びリストア方法 Withdrawn JP2008171241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004480A JP2008171241A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 バックアップ装置及びリストア方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004480A JP2008171241A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 バックアップ装置及びリストア方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008171241A true JP2008171241A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39699271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004480A Withdrawn JP2008171241A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 バックアップ装置及びリストア方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008171241A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053780A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Oki Networks Co Ltd 復旧システム、復旧方法及びバックアップ制御システム
JP2013130984A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Hitachi Ltd 系列計算機切替システムおよび系列計算機切替方法
JP2015079474A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 ウィンウェイ システムズ,インコーポレイテッドWinway Systems, Inc. データバックアップ方法及びこれを支援するシステム
KR101643729B1 (ko) * 2015-10-28 2016-07-29 주식회사 인피니플럭스 시간 기반 데이터에 대한 백업, 리스토어, 및 마운트를 위한 데이터 관리 시스템 및 방법
US10866756B2 (en) 2016-11-11 2020-12-15 Fujitsu Limited Control device and computer readable recording medium storing control program

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053780A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Oki Networks Co Ltd 復旧システム、復旧方法及びバックアップ制御システム
JP2013130984A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Hitachi Ltd 系列計算機切替システムおよび系列計算機切替方法
JP2015079474A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 ウィンウェイ システムズ,インコーポレイテッドWinway Systems, Inc. データバックアップ方法及びこれを支援するシステム
KR101643729B1 (ko) * 2015-10-28 2016-07-29 주식회사 인피니플럭스 시간 기반 데이터에 대한 백업, 리스토어, 및 마운트를 위한 데이터 관리 시스템 및 방법
US10120768B2 (en) 2015-10-28 2018-11-06 Machbase, Inc. Data management system and method for backup, recovery, and mount of time-series data
US10866756B2 (en) 2016-11-11 2020-12-15 Fujitsu Limited Control device and computer readable recording medium storing control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7882315B2 (en) Snapshot mechanism in a data processing system and method and apparatus thereof
JP4363676B2 (ja) コンピュータシステム
US6205558B1 (en) Recovery of file systems after modification failure
US8589913B2 (en) Tracking block-level writes
KR101432463B1 (ko) 가상 기계 볼륨 데이터의 애플리케이션-일관성 백업 생성 방법
US8732121B1 (en) Method and system for backup to a hidden backup storage
US10067835B2 (en) System reset
US8495609B2 (en) Methods, systems, and computer program products for taking a snapshot of installed software on a data processing system as part of a software update process
EP3769224B1 (en) Configurable recovery states
US20040107199A1 (en) Computer application backup method and system
US9218251B1 (en) Method to perform disaster recovery using block data movement
US11630741B2 (en) System and method for backing up data in a load-balanced clustered environment
US11327850B2 (en) System and method for disaster recovery using application streaming
JP2016045869A (ja) データの復旧方法、プログラムおよびデータ処理システム
JP2008171241A (ja) バックアップ装置及びリストア方法
JP2007323657A (ja) 過渡状態情報を格納するための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム
EP3769225B1 (en) Free space pass-through
US20030237021A1 (en) Automatic restoration of software applications in a mobile computing device
US11132267B1 (en) Ability to maintain RPO in clustered environment with failed nodes/disks
JP5974620B2 (ja) バックアップ方法、プログラムおよびバックアップ装置
Kuhn et al. Managing Control Files, Online Redo Logs, and Archiving

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100406