JP2008171037A - 信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価すること。
【解決手段】信頼性評価装置200は、申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成部221と、パターン生成部221によって生成された各正常/異常パターンについて、起点ノードから検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定部222と、正常判定部222によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成部223と、演算式生成部223によって生成された演算式に正常確率を適用して申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算部224とを備える。
【選択図】 図11

Description

この発明は、申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置に関し、特に、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができる信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置に関する。
一般に、高い信頼性を必要とする申請手続きにおいては、申請書や証明書に基づいて、申請書に記載された内容が正しいことを確認しながら処理が進行される。このような申請手続きにおいて、証明書は、事実確認のために非常に重要な意味をもっており、近年では、証明書の信頼性を高めるため、特許文献1に記載されている電子署名のような高度な偽造防止技術が証明書に適用されるようになっている。
特許第3588042号公報
しかしながら、証明書に高度な偽造防止技術を適用したとしても、申請手続きが多くのプロセスを経る複雑なものである場合には、申請手続きの信頼性を確保することは難しい。複雑な申請手続きにおいては、プロセス中に「なりすまし」(申請人が他人になりすますこと)等の不正に対する脆弱性ができやすく、また、作業ミスも起こりやすくなるためである。
申請手続きの信頼性を高めるためには、申請手続きの信頼性を定量的に評価し、問題点の発見や、改善策の立案を支援する技術が有用である。ところが、従来より、効率化やコスト削減の観点からプロセス分析をおこなう手法は知られていたが、信頼性の観点からプロセス分析をおこなう手法は存在していなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができる信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成手段と、前記演算式生成手段によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記正常判定手段は、前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記演算式生成手段によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記演算式生成手段によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算手段と、前記確率演算手段によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段とを備えたことを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、評価対象の申請手続きをネットワークとみなし、起点から検証点まで正常に到達することができる確率に基づいて、申請手続きの信頼性を確率的に算出するように構成したので、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、申請手続きの信頼性を確率的に算出するための式をもちいて、各種シミュレーションや感度分析をおこなうことができるように構成したので、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、建築確認申請手続きを例にして、本実施例に係る信頼性評価方法の概要について説明する。建築確認申請手続きは、設計された建築物の構造が十分な強度等を有していることを示す申請書類を提出し、建築物の建築認可を得るための申請手続きである。
図1は、建築確認申請手続きをモデル化したアクションダイアグラムの一例を示す図である。同図に示すように、アクションダイアグラムは、オブジェクトに相当する矩形を、アクションに相当する矢印で接続して構成される。
オブジェクトは、手続きの各段階において事実確認に用いられる書類等を表す。本実施例に係る信頼性評価方法では、同一の書類等であっても、異なるプロセスで使用されるものであれば、異なるオブジェクトとして扱う。
オブジェクトをプロセス毎に区別するため、本明細書では、オブジェクトを
<オブジェクト名>@<当該のプロセスにおけるオブジェクトの所有者>
という形式で表記することとする。例えば、「構造設計情報@構造設計者」と「構造設計情報@検査者」は、物理的には同一のものであっても、本実施例に係る信頼性評価方法では、異なるオブジェクトとして扱われる。
アクションは、オブジェクトに関連して実行される処理等を表す。アクションは、情報の伝達や変換の方向に従った方向性をもち、アクションダイアグラムにおける矢印の向きは、その方向性を表す。本明細書では、アクションを
<アクション名>@<アクションの主体>
という形式で表記する。
ここで、図1が表現している建築確認申請手続きについて説明しておく。同図が示す建築確認申請手続きには、「構造設計情報@構造設計者」、「構造計算入力情報@構造設計者」、「構造計算出力情報@構造設計者」、「構造設計情報@検査者」、「構造計算入力情報@検査者」および「構造計算出力情報@検査者」というオブジェクトが存在している。
「構造設計情報@構造設計者」は、構造設計者が建築物の構造設計をおこなった結果として作成される情報であり、「入力情報作成@構造設計者」というアクションにより、「構造計算入力情報@構造設計者」となる。「入力情報作成@構造設計者」は、「構造設計情報@構造設計者」に基づいて、建築物の構造計算をおこなうための入力情報を作成するアクションであり、「構造計算入力情報@構造設計者」は、このアクションによって作成される入力情報である。
そして、「構造計算入力情報@構造設計者」は、「構造計算@構造設計者」というアクションにより、「構造計算出力情報@構造設計者」となる。「構造計算@構造設計者」は、「構造計算入力情報@構造設計者」に基づいて、建築物の構造計算を実行するアクションであり、「構造計算出力情報@構造設計者」は、このアクションによって作成される出力情報である。
また、「構造設計情報@構造設計者」、「構造計算入力情報@構造設計者」および「構造計算出力情報@構造設計者」は、それぞれ、「複製(提出)@構造設計者」というアクションにより、「構造設計情報@検査者」、「構造計算入力情報@検査者」および「構造計算出力情報@検査者」となる。
「複製(提出)@構造設計者」は、オブジェクトの複製を作成して申請先へ提出するアクションであり、「構造設計情報@検査者」、「構造計算入力情報@検査者」および「構造計算出力情報@検査者」は、検査者によって検査される情報である。なお、この例では、申請前後のオブジェクトの内容が同一であるため、「複製(提出)@構造設計者」は、いずれも、双方向のアクションとなっている。
また、「構造設計情報@検査者」は、「入力情報作成確認@検査者」というアクションによって「構造計算入力情報@検査者」と比較検査され、「構造計算入力情報@検査者」は、「構造計算確認@検査者」アクションによって「構造計算出力情報@検査者」と比較検査される。「入力情報作成確認@検査者」および「構造計算確認@検査者」は、検査対象の情報の一部もしくは全部をもちいて情報の作成や構造計算を試みる等して、検査対象が正しいことを確認するアクションである。
また、図1に示したアクションダイアグラムにおいては、各アクションに対して確率p1〜p7が設定されている。確率p1〜p7は、対応するアクションが正しく実行される確率を示す。
本実施例に係る信頼性評価方法は、このようにアクションダイアグラムとして表現した申請手続き全体をネットワークとみなし、オブジェクトをノードとみなし、アクションをノード間のパスとみなして、ネットワーク信頼度の演算手法をもちいて申請手続きの信頼性を評価する。
ネットワーク信頼度は、ノードを連結するパスが確率的に異常を起こす(切断される)場合に、ネットワーク全体としての連結性やノードからノードへの到達可能性を確率で表現し、信頼性として定義したものである。具体的には、各パスが正常に働く確率がpeで与えられ、それらが独立であると仮定すると、ネットワークGの信頼性Rel(G)は、以下の数式1で算出される。
Figure 2008171037
ここで、Eは、ネットワークGにおけるパスの集合を表し、Sは、ネットワークGにおいて正常に働いているパスの集合を表し、peはパスeが正常に働く確率を表す。そして、ψ(S)は、Sが正常な場合に1、それ以外の場合に0となる関数である。
「Sが正常である」とは正常なパスの集合Sが、ネットワークとしての信頼性条件ψを充たすことを意味する。この条件は具体的な適用によって様々であるが、一般には、「ネットワークG中の起点ノードsから検証点ノードtまで、正常なパスのみを許された向きに辿って到達可能である(sおよびtは、複数のノードでもよい)」ことを意味する。
図1の場合の条件ψは、起点を「構造設計情報@検査者」とし、終点を「構造計算出力情報@検査者」とした場合の到達可能性を判定するものになる。図1のネットワーク信頼度、すなわち、申請手続きの信頼性は、以下の数式2によって求められる。
Figure 2008171037
実際の建築確認申請手続きにおいては、構造設計者が構造計算の過程へ恣意的に介入することを防止するため、「構造計算@構造設計者」のパスが指定ソフトウェアで実行されるようになっている。そこで、p3=1と仮定すると、上記の数式2は、以下の数式3のように表すことができる。
Figure 2008171037
ここで、「複製(提出)@構造設計者」のパスに対して改竄防止策が取られておらず、容易に不正行為をおこなうことができる、すなわち、p5=p6=p7=0であるとすると、信頼性は、以下のようになる。
Figure 2008171037
これは、「構造計算@構造設計者」のパスの正常確率を高めても、検査者側アクションへの信頼性依存が全く軽減されないことを示している。
「複製(提出)@構造設計者」のパスの正常確率を上げる策として、例えば、複製の際にプログラムに電子署名を付けさせることが考えられる。この策により、p5=p6=p7=1に近付けることができるが、「入力情報作成@構造設計者」のパスで不正が行われた場合(p1=0)には、信頼性は以下の数式5のようになり、「入力情報作成確認@検査者」のアクションへの信頼性依存が全く軽減されないことがわかる。
Figure 2008171037
このように、ネットワーク信頼度の演算手法をもちいて申請手続きの信頼性を評価することにより、申請手続き全体の信頼性がどのアクションに大きく依存しているかを容易に把握することができる。
また、ネットワーク信頼度の演算手法をもちいて申請手続きの信頼性を評価することにより、プロセス改善の検討を支援することもできる。例えば、建築確認申請について不正の実態調査をおこない、構造設計者が実行するアクションの全てで1%の不正が発見されたと仮定すると、p1=p3=p5=p6=p7=0.99であるから、上記の数式2は以下の数式6のように表され、この数式6をグラフ化すると図2のようになる。
Figure 2008171037
そして、「構造計算@構造設計者」のアクションを指定ソフトウェアで実行することとし、「複製(提出)@構造設計者」のアクションにおいて電子署名を付けさせるという信頼性改善策を採用した場合、p3=p6=p7=1、p1=p5=0.99と仮定して、上記の数式2は以下の数式7のように表され、この数式7をグラフ化すると図3のようになる。
Figure 2008171037
このように、信頼性の演算式に、一部のパスの正常確率の予測値や実測値を与えることにより、その他のパスの正常確率の変動が、申請手続き全体の信頼性にどのような影響を与えるかを把握することができ、プロセス改善の対象箇所や目的値の検討を適切におこなうことが可能になる。
次に、本実施例に係る信頼性評価方法をもちいて申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置100の構成について説明する。図4は、信頼性評価装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、信頼性評価装置100は、記憶部110と、制御部120とを有する。
記憶部110は、各種情報を記憶する記憶部であり、ノード情報記憶部111と、パス情報記憶部112とを有する。ノード情報記憶部111は、評価対象の申請手続きに含まれるノード(オブジェクト)に関する情報を記憶する記憶部である。ノード情報記憶部111には、申請手続きの起点と検証点がどのノードであるかを示す情報も記憶される。
そして、パス情報記憶部112は、評価対象の申請手続きに含まれるパス(アクション)に関する情報を記憶する記憶部である。パス情報記憶部112には、各パスの方向や正常確率を示す情報も記憶される。
図5は、ノード情報記憶部111に記憶されるノード情報の一例を示す図である。同図に示すように、ノード情報は、ノードID、ノード名、起点フラグ、検証点フラグといった項目を有し、ノード毎にデータが登録される。
ノードIDは、ノードを識別するための識別番号であり、ノード名は、ノードの名称である。起点フラグは、そのノードが起点ノードであるか否かを示すフラグであり、そのノードが起点ノードである場合に「1」となり、さもなければ「0」となる。検証点フラグは、そのノードが検証点ノードであるか否かを示すフラグであり、そのノードが検証点ノードである場合に「1」となり、さもなければ「0」となる。
図6は、パス情報記憶部112に記憶されるパス情報の一例を示す図である。同図に示すように、パス情報は、パスID、ノードA、ノードB、アクション名、方向、正常確率といった項目を有し、パス毎にデータが登録される。
パスIDは、パスを識別するための識別番号である。ノードAは、そのパスで接続される一方のノードの識別IDであり、ノードBは、そのパスで接続される他方のノードの識別IDである。そして、アクション名は、そのパスで実行されるアクションの名称である。
方向は、パスの方向を示し、パスがノードAからノードBへの方向性を有する場合には「1」となり、パスがノードBからノードAへの方向性を有する場合には「2」となり、パスが双方向の方向性を有する場合には「3」となる。正常確率は、そのパスにおいてアクションが正常に実行される確率である。
なお、図5および図6に示したノード情報とパス情報の例は、図1にアクションダイアグラムとして示した建築確認申請手続きのモデルをデータ化したものであり、図1に示した建築確認申請手続きの信頼性を評価する場合には、予めこのようなデータが登録される。
制御部120は、信頼性評価装置100を全体制御する制御部であり、パターン生成部121と、正常判定部122と、確率演算部123と、信頼性演算部124とを有する。
パターン生成部121は、評価対象の申請手続きに含まれるパスの正常/異常パターンを生成する処理部である。パターン生成部121は、少なくとも正常なパスが1つ含まれる全ての正常/異常パターンを生成する。
例えば、評価対象の申請手続きにA〜Cの3つのパスが含まれていた場合、パターン生成部121は、
A=正常、B=正常、C=正常
A=異常、B=正常、C=正常
A=正常、B=異常、C=正常
A=正常、B=正常、C=異常
A=異常、B=異常、C=正常
A=異常、B=正常、C=異常
A=正常、B=異常、C=異常
という7つの正常/異常パターンを生成する。
正常判定部122は、パターン生成部121によって生成された各正常/異常パターンについて、正常であるか否かを判定する処理部である。具体的には、正常判定部122は、ある正常/異常パターンにおいて、起点ノードから検証点ノードまで、正常なパスのみを許された向きに辿って到達可能である場合に、その正常/異常パターンが正常であると判定する。
確率演算部123は、正常判定部122によって正常であると判定された正常/異常パターンが発生する確率を算出する処理部である。例えば、正常判定部122によって
A=正常、B=正常、C=異常
という正常/異常パターンが正常であると判定され、それぞれのパスの正常確率が、pA、pB、pCであった場合、確率演算部123は、
A×pB×(1−pC
を演算することにより、この正常/異常パターンが発生する確率を算出する。
信頼性演算部124は、確率演算部123の演算結果を集計して、評価対象の申請手続きが正常に働く確率、すなわち、評価対象の申請手続きの信頼性を算出する処理部である。
次に、図4に示した信頼性評価装置100の処理手順について説明する。図7は、信頼性評価装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、制御部120は、ノード情報記憶部111から評価対象の申請手続きに含まれるノードに関する情報をリードし(ステップS101)、パス情報記憶部112から評価対象の申請手続きに含まれるパスに関する情報をリードする(ステップS102)。
続いて、制御部120は、パターン生成部121に指示して、リードした情報に基づいて、パスの正常/異常パターンを生成させる(ステップS103)。そして、生成されたパスの正常/異常パターンから未処理のものを1つを選択し(ステップS104)、選択できた場合は(ステップS105否定)、正常判定部122に指示して、その正常/異常パターンにおいて起点ノードから検証点ノードへ到る正常な経路を探索させる(ステップS106)。
ここで、正常経路が見つかった場合は(ステップS107肯定)、確率演算部123に指示して、その正常/異常パターンの発生確率を算出させ(ステップS108)、その後、ステップS104に戻って、次の正常/異常パターンの選択を試みる。一方、正常経路が見つからなかった場合は(ステップS107否定)、その正常/異常パターンの発生確率の算出をおこなわせることなくステップS104に戻って、次の正常/異常パターンの選択を試みる。
そして、ステップS104において、全ての正常/異常パターンが選択済みであった場合は(ステップS105肯定)、制御部120は、信頼性演算部124に指示して、確率演算部123によって算出された発生確率を合計することによって申請手続きの信頼性を算出させる(ステップS109)。
図7のステップS106における正常経路の探索は、例えば、図8のような処理手順によって実行することができる。まず、起点ノードを現ノードする(ステップS201)。そして、現ノードに接続されているパスから、移動可能で、かつ、「探索済」でないパスを1つ選択する(ステップS202)。なお、ここでいう移動可能とは、パスの方向性に反しないことを意味する。
そして、該当するパスを選択することができた場合は(ステップS203肯定)、そのパスを通過し、着いた先のノードを現ノードする(ステップS204)。そして、現ノードが検証点ノードであれば(ステップS205肯定)、正常経路ありと判定して、探索を終了する(ステップS206)。一方、現ノードが検証点ノードでなければ(ステップS205否定)、ステップS202へ戻って探索を継続する。
また、ステップS202において、該当するパスを選択することができなかった場合は(ステップS203否定)、以下の手順を実行する。すなわち、現ノードが起点ノードでなければ(ステップS207否定)、一つ前のノードに戻り、戻ったパスを「探索済」とし(ステップS208)、ステップS202へ戻って探索を継続する。一方、現ノードが起点ノードであれば(ステップS207肯定)、正常経路なしと判定して、探索を終了する(ステップS209)。
図8に示した処理手順は、評価対象の申請手続きに起点ノードと検証点ノードが一つずつ含まれている場合の手順であるが、評価対象の申請手続きに起点ノードと検証点ノードが複数含まれている場合には、この手順を繰り返して実行すればよい。また、評価対象の申請手続きに起点ノードが1つと検証点ノードが複数含まれている場合には、図9に示した処理手順のように、検証点をリストとして保持し、一度の探索で全ての検証点への到達を確認することもできる。
なお、図4に示した本実施例に係る信頼性評価装置100の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、信頼性評価装置100の制御部120の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、信頼性評価装置100と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部120の機能をソフトウェアとして実装した信頼性評価プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図10は、信頼性評価プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図4に示した制御部120と同様の機能を有する信頼性評価プログラム1071と、図4に示した記憶部110に記憶される各種データに対応する信頼性評価用データ1072とが記憶される。なお、信頼性評価用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が信頼性評価プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、信頼性評価プログラム1071は、信頼性評価プロセス1061として機能するようになる。そして、信頼性評価プロセス1061は、信頼性評価用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の信頼性評価プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例1では、評価対象の申請手続きをネットワークとみなし、起点から検証点まで正常に到達することができる確率に基づいて、申請手続きの信頼性を確率的に算出するように構成したので、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価することができる。
実施例1では、申請手続きのオブジェクトやアクションを表す情報から直接に信頼性を演算する例を示したが、本実施例2では、申請手続きのオブジェクトやアクションを表す情報から、上記の数式2のような演算式を生成し、この演算式に各アクションの正常確率を適用することによって信頼性を演算する例を示す。
図11は、本実施例に係る信頼性評価装置200の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、信頼性評価装置200は、記憶部210と、制御部220とを有する。
記憶部210は、各種情報を記憶する記憶部であり、ノード情報記憶部211と、パス情報記憶部212と、演算式情報記憶部213とを有する。ノード情報記憶部211およびパス情報記憶部212は、図4に示したノード情報記憶部111およびパス情報記憶部112と同様の記憶部である。演算式情報記憶部213は、数式2のような、評価対象の申請手続きの信頼性を演算するための演算式に相当する情報を記憶する記憶部である。演算式情報記憶部213に記憶される情報は、演算式そのものであってもよいし、演算式を関数形式等の別の表現で表したものであってもよい。
制御部220は、信頼性評価装置200を全体制御する制御部であり、パターン生成部221と、正常判定部222と、演算式生成部223と、信頼性演算部224と、シミュレート部225と、感度分析部226とを有する。パターン生成部221および正常判定部222は、図4に示したパターン生成部121および正常判定部122と同様の処理部である。
演算式生成部223は、評価対象の申請手続きの信頼性を演算するための演算式に相当する情報を生成し、演算式情報記憶部213に記憶させる処理部である。演算式生成部223は、正常判定部222においてある正常/異常パターンが正常であると判定されるたびに、その正常/異常パターンの発生確率が加算されるように演算式の内容を更新する。そして、評価対象の申請手続きが図1に示した手続きであれば、最終的に数式2に相当する情報を生成する。
信頼性演算部224は、演算式情報記憶部213に記憶されている演算式に相当する情報と、パス情報記憶部212に記憶されている各パスの正常確率とに基づいて、評価対象の申請手続きの信頼性を演算する処理部である。
シミュレート部225は、各パスの正常確率の予測値や実測値の入力を受け付け、これらのパラメータと、演算式情報記憶部213に記憶されている演算式に相当する情報とに基づいて評価対象の申請手続きの信頼性を演算する処理部である。シミュレート部225は、演算結果を図2や図3のグラフのように可視化する機能も備える。
感度分析部226は、演算式情報記憶部213に記憶されている演算式に相当する情報に基づいて、所定のアクションの正常確率の項で(偏)微分した式を導出し、その式を利用した感度分析をおこなう処理部である。
例えば、上記の数式2をp1で偏微分すると、以下の数式8が得られる。
Figure 2008171037
この式において、各peを代入するとRel(G)のp1に対する感度を求めることができる。他の変数についても同様に偏微分をおこなって感度を求め、それらの値を比較することにより、どの変数が信頼性の増減に対して支配的であるかを判断することができる。
次に、図11に示した信頼性評価装置200の処理手順について説明する。図12は、信頼性評価装置200が演算式を生成するまでの処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、制御部220は、ノード情報記憶部211から評価対象の申請手続きに含まれるノードに関する情報をリードし(ステップS401)、パス情報記憶部212から評価対象の申請手続きに含まれるパスに関する情報をリードする(ステップS402)。
続いて、制御部220は、パターン生成部221に指示して、リードした情報に基づいて、パスの正常/異常パターンを生成させる(ステップS403)。そして、生成されたパスの正常/異常パターンから未処理のものを1つを選択し(ステップS404)、選択できた場合は(ステップS405否定)、正常判定部222に指示して、その正常/異常パターンにおいて起点ノードから検証点ノードへ到る正常な経路を探索させる(ステップS406)。
ここで、正常経路が見つかった場合は(ステップS407肯定)、演算式生成部223に指示して、その正常/異常パターンの発生確率を信頼性の演算式に反映させ(ステップS408)、その後、ステップS404に戻って、次の正常/異常パターンの選択を試みる。一方、正常経路が見つからなかった場合は(ステップS407否定)、信頼性の演算式の更新をおこなわせることなくステップS404に戻って、次の正常/異常パターンの選択を試みる。
そして、ステップS404において、全ての正常/異常パターンが選択済みであった場合は(ステップS405肯定)、処理を終了する。
なお、図11に示した本実施例に係る信頼性評価装置200の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、信頼性評価装置200の制御部220の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、信頼性評価装置200と同等の機能を実現することもできる。なお、制御部220の機能をソフトウェアとして実装した信頼性評価プログラムを実行するコンピュータの構成は、図10に示したコンピュータ1000と同様である。
上述してきたように、本実施例2では、申請手続きの信頼性を確率的に算出するための式をもちいて、各種シミュレーションや感度分析をおこなうことができるように構成したので、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することができる。
(付記1)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価プログラムであって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手順と、
前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手順と、
前記正常判定手順によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成手順と、
前記演算式生成手順によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする信頼性評価プログラム。
(付記2)前記正常判定手順は、前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする付記1に記載の信頼性評価プログラム。
(付記3)前記演算式生成手順によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1または2に記載の信頼性評価プログラム。
(付記4)前記シミュレート手順は、演算結果をグラフとして可視化して出力することを特徴とする付記3に記載の信頼性評価プログラム。
(付記5)前記演算式生成手順によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の信頼性評価プログラム。
(付記6)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価プログラムであって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手順と、
前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手順と、
前記正常判定手順によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算手順と、
前記確率演算手順によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする信頼性評価プログラム。
(付記7)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、
前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、
前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成手段と、
前記演算式生成手段によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段と
を備えたことを特徴とする信頼性評価装置。
(付記8)前記正常判定手段は、前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする付記7に記載の信頼性評価装置。
(付記9)前記演算式生成手段によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート手段をさらに備えたことを特徴とする付記7または8に記載の信頼性評価装置。
(付記10)前記シミュレート手段は、演算結果をグラフとして可視化して出力することを特徴とする付記9に記載の信頼性評価装置。
(付記11)前記演算式生成手段によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析手段をさらに備えたことを特徴とする付記7〜10のいずれか1つに記載の信頼性評価装置。
(付記12)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、
前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、
前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算手段と、
前記確率演算手段によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段と
を備えたことを特徴とする信頼性評価装置。
(付記13)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価方法であって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成工程と、
前記パターン生成工程によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定工程と、
前記正常判定工程によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成工程と、
前記演算式生成工程によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算工程と
を含んだことを特徴とする信頼性評価方法。
(付記14)前記正常判定工程は、前記パターン生成工程によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする付記13に記載の信頼性評価方法。
(付記15)前記演算式生成工程によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート工程をさらに含んだことを特徴とする付記13または14に記載の信頼性評価方法。
(付記16)前記シミュレート工程は、演算結果をグラフとして可視化して出力することを特徴とする付記15に記載の信頼性評価方法。
(付記17)前記演算式生成工程によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析工程をさらに含んだことを特徴とする付記13〜16のいずれか1つに記載の信頼性評価方法。
(付記18)申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価方法であって、
申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成工程と、
前記パターン生成工程によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定工程と、
前記正常判定工程によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算工程と、
前記確率演算工程によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算工程と
を含んだことを特徴とする信頼性評価方法。
以上のように、本発明に係る信頼性評価プログラムおよび信頼性評価装置は、申請手続きの信頼性を評価するために有用であり、特に、信頼性の観点から申請手続きを定量的に評価し、もって、申請手続きにおける信頼性を確保するための設計作業や改善作業を支援することが必要な場合に適している。
建築確認申請手続きをモデル化したアクションダイアグラムの一例を示す図である。 数式6を可視化したグラフの一例を示す図である。 数式7を可視化したグラフの一例を示す図である。 実施例1に係る信頼性評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 ノード情報の一例を示す図である。 パス情報の一例を示す図である。 信頼性評価装置の処理手順を示すフローチャートである。 正常経路の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。 正常経路の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。 信頼性評価プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。 実施例2に係る信頼性評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 信頼性評価装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 信頼性評価装置
110 記憶部
111 ノード情報記憶部
112 パス情報記憶部
120 制御部
121 パターン生成部
122 正常判定部
123 確率演算部
124 信頼性演算部
200 信頼性評価装置
210 記憶部
211 ノード情報記憶部
212 パス情報記憶部
213 演算式情報記憶部
220 制御部
221 パターン生成部
222 正常判定部
223 演算式生成部
224 信頼性演算部
225 シミュレート部
226 感度分析部
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 信頼性評価プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 信頼性評価プログラム
1072 信頼性評価用データ
1080 バス

Claims (10)

  1. 申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価プログラムであって、
    申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手順と、
    前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手順と、
    前記正常判定手順によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成手順と、
    前記演算式生成手順によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする信頼性評価プログラム。
  2. 前記正常判定手順は、前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の信頼性評価プログラム。
  3. 前記演算式生成手順によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の信頼性評価プログラム。
  4. 前記演算式生成手順によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の信頼性評価プログラム。
  5. 申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価プログラムであって、
    申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手順と、
    前記パターン生成手順によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手順と、
    前記正常判定手順によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算手順と、
    前記確率演算手順によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする信頼性評価プログラム。
  6. 申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、
    申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、
    前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、
    前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率の合計として前記申請手続きの信頼性を求める演算式を生成する演算式生成手段と、
    前記演算式生成手段によって生成された演算式に、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率を適用して前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段と
    を備えたことを特徴とする信頼性評価装置。
  7. 前記正常判定手段は、前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されている方向へ向かって通過して到達可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項6に記載の信頼性評価装置。
  8. 前記演算式生成手段によって生成された演算式に、所与のパラメータを適用して前記申請手続きの信頼性を模擬的に演算するシミュレート手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の信頼性評価装置。
  9. 前記演算式生成手段によって生成された演算式から、所定のパスの正常確率の項で偏微分した式を導出し、導出された式をもちいて感度分析をおこなう感度分析手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の信頼性評価装置。
  10. 申請手続きの信頼性を評価する信頼性評価装置であって、
    申請手続きにおける事実確認に関連するオブジェクトをノードとして記憶するノード情報と、ノード間で実行される処理をパスとして記憶するパス情報とに基づいて、申請手続きの起点ノードと信頼性の検証点ノードとの間のパスの正常/異常パターンを生成するパターン生成手段と、
    前記パターン生成手段によって生成された各正常/異常パターンについて、前記起点ノードから前記検証点ノードへ、正常なパスのみを通過して到達可能であるか否かを判定する正常判定手段と、
    前記正常判定手段によって到達可能であると判定された正常/異常パターンの発生確率を、前記パス情報において各パスと対応付けて記憶されているパスの正常確率をもちいて演算する確率演算手段と、
    前記確率演算手段によって演算された正常/異常パターンの発生確率を合計することによって、前記申請手続きの信頼性を演算する信頼性演算手段と
    を備えたことを特徴とする信頼性評価装置。
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