JP2008168095A - ギャッチベッドの膝上げ機構 - Google Patents

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JP2008168095A JP2007031259A JP2007031259A JP2008168095A JP 2008168095 A JP2008168095 A JP 2008168095A JP 2007031259 A JP2007031259 A JP 2007031259A JP 2007031259 A JP2007031259 A JP 2007031259A JP 2008168095 A JP2008168095 A JP 2008168095A
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Masayasu Mori
將晏 森
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Abstract

【課題】 ギャッチ機構を有するベッドにおいて、背上げをした際の臀部にかかる圧力やずれ力を座骨部や大腿近位に分散させることにより臀部の圧力やずれ力を軽減させることを目的とする。
【解決手段】 膝ボトム11をステー20とローラ軸21aによってメインフレーム14に変位可能に連結し、膝上げ時にはステー20が回転するに従って膝ボトム11は傾斜すると共に、全体が上方へ移動する。この時ローラ軸21aの他端にあるローラ21bはローラガイド22に沿って足側へ移動する。
【選択図】図2

Description

本発明はギャッチ機能を有するベッドにおいて、大腿に対応する膝ボトムを傾斜させて膝上げする際に、膝ボトムの膝側のみでなく、膝ボトム全体が上方に移動する事により、背上げ時における臀部の圧力やずれ力を座骨部や大腿近位に分散させることにより軽減させることを目的とした膝上げ機構に関するものである。
従来のベッドの膝上げ機構の多くは膝ボトムを腰ボトムとの連結箇所を中心に回転させて傾斜するように構成している。また、膝ボトムの幅を調節する事が出来ない。このため、膝ボトムを傾斜して膝上げを行った時に座骨部や大腿近位への体圧分散がうまくいかず臀部の圧力やずれ力がかえって増加する場合もある。この現象を改善するために〔特許文献1〕では膝ボトムの幅を変更できるようにしている。また〔特許文献2〕では身体の圧迫を軽減する目的で膝上げ時に膝ボトムを足側にずらすようにしている。
特開平11−113973 特開2000−83760
本出願人は上記の欠点を克服するため、膝上げをする際に膝ボトムを傾斜させると同時に膝ボトム全体を上方へ移動させることにより臀部にかかる圧力やずれ力を座骨部や大腿近位に分散させ、臀部の圧力やずれ力を軽減することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームにメインフレームの膝ボトムより頭側に設置したガイドに沿って移動可能に設けたローラ軸と、メインフレームの膝ボトムより足側に連結したステーを介して変位可能に支持する構成とし、膝上げ時に膝ボトムが傾斜すると共に、膝ボトム全体が上方に移動するように変位させる構成とした。また本発明は、ギャッチ機構を有するベッドにおいて、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームの膝ボトムより頭側に連結したステーを介して変位可能に支持する構成とし、膝上げ時に膝ボトムが傾斜すると共に、膝ボトム全体が上方に移動するように変位させる構成とする事も出来る。また本発明はギャッチ機構を有するベッドにおいて、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームの膝ボトムより足側に連結した第1ステーと第1ステーより短い第2ステーを介して変位可能に支持する構成とし、膝上げ時に膝ボトムが傾斜すると共に、膝ボトム全体が上方に移動するように変位させる構成とする事も出来る。
本発明において膝ボトムを傾斜するだけでなく、膝ボトム全体を上方に移動することによって座骨部および大腿近位部のマットレスとの接触面積が増加し、背上げによる臀部の圧力やずれ力が座骨部や大腿近位に分散され、臀部の圧力およびずれ力が軽減され、身体全体のずれ下がりも軽減される。
本発明にかかる膝上げ機構を有するベッドについて一つの実施例を示し、添付の図面を参照しながら以下説明する。図1は膝上げ機構を中心にベッドの一部を示してある。このベッドにおいて膝ボトム11はステー20とローラ軸21aによって支持されている。ステー20はメインフレーム14の膝ボトムより足側に連結されており、ステー20と膝ボトム11およびメインフレーム14との連結部は回動可能に軸止めしてある。また、ローラ軸21aの他端にはローラ21bがあり、ローラ21bはメインフレーム14に敷設されたローラガイド22に沿って移動可能にしてある。
以上のように構成された膝上げ機構を有するベッドにおいて膝上げ機構を起動していくと、図2に示す如くステー20が回転するに従って膝ボトム11は傾斜すると共に、全体が上方へ移動する。この時ローラ軸21aの他端にあるローラ21bはローラガイド22に沿って足側へ移動する。
本発明にかかる膝上げ機構を有するベッドについて以下のように構成することも出来る。すなわち図3に示す如く膝ボトム11はステー31aによりメインフレーム14の膝ボトム11より頭側に連結されており、メインフレーム14との連結はステー回転軸31bにより回動可能に軸止めしてある。
以上のように構成された膝上げ機構を有するベッドにおいて膝上げ機構を起動していくと、図4に示す如くステー31aがステー回転軸31bを軸として回転するに従って、膝ボトム11は傾斜すると共に、全体が上方へ移動する。
さらに、本発明にかかる膝上げ機構を有するベッドについて以下のように構成することも出来る。すなわち図5に示す如く膝ボトム11はメインフレーム14の膝ボトム11より足側に第1ステー41および第1ステーより短い第2ステー42により連結されており、第1ステー41および第2ステー42と膝ボトム11およびメインフレーム14との連結部は回動可能に軸止めしてある。
以上のように構成された膝上げ機構を有するベッドにおいて膝上げ機構を起動していくと、図6に示す如く第1ステー41が回転するに従って、膝ボトム11は傾斜すると共に、全体が上方へ移動する。このとき第2ステー42も第1ステー41と同方向に回転する。
本発明によれば、背上げをした時にかかる臀部の圧力やずれ力を座骨部および大腿近位に分散することにより、臀部の圧力やずれ力を軽減し、食事介護時やリハビリテーション等における長時間の座位による臀部の苦痛を軽減し、褥瘡の予防にも役立ち、長期臥床者など背上げの必要な使用者の福音となる。
本発明にかかるベッド膝上げ機構の一実施例と、その膝上げ機構部分の模範的な側面説明図である。 図1に示すベッドにおける膝ボトムの挙上時の状態を示した側面説明図である。 本発明にかかるベッド膝上げ機構の別の実施例と、その膝上げ機構部分の模範的な側面説明図である。 図3に示すベッドにおける膝ボトムの挙上時の状態を示した側面説明図である。 本発明にかかるベッド膝上げ機構のもう一つ別の実施例と、その膝上げ機構部分の模範的な側面説明図である。 図5に示すベッドにおける膝ボトムの挙上時の状態を示した側面説明図である。
符号の説明
10 足ボトム
11 膝ボトム
12 腰ボトム
13 背ボトム
14 メインフレームの一部
20 ステー
21a ローラ軸
21b ローラ
22 ローラガイド
31a ステー
31b ステー回転軸
41 第1ステー
42 第2ステー

Claims (3)

  1. ギャッチ機構を有するベッドにおいて、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームの膝ボトムより頭側に設置したガイドに沿って移動可能に設けたローラ軸と、メインフレームの膝ボトムより足側に連結したステーを介して変位可能に支持する構成とし、前記膝ボトムが膝上げ時に傾斜すると共に、膝ボトム全体がメインフレームより上方に移動するように変位させる構成としたことを特徴とする膝上げ機構。
  2. ギャッチ機構を有するベッドにおいて、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームの膝ボトムより頭側に連結したステーを介して変位可能に支持する構成とし、膝上げ時に膝ボトムが傾斜すると共に、膝ボトム全体がメインフレームより上方に移動するように変位させる構成としたことを特徴とする膝上げ機構。
  3. ギャッチ機構を有するベッドにおいて、大腿部に対応する膝ボトムをメインフレームの膝ボトムより足側に連結した第1ステーと第1ステーより短い第2ステーを介して変位可能に支持する構成とし、膝上げ時に膝ボトムが傾斜すると共に、膝ボトム全体がメインフレームより上方に移動するように変位させる構成としたことを特徴とする膝上げ機構。
JP2007031259A 2007-01-15 2007-01-15 ギャッチベッドの膝上げ機構 Pending JP2008168095A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226368A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 パラマウントベッド株式会社 ベッド装置の足ボトム支持機構

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