JP2008165620A - ストレージ装置構成管理方法、管理計算機及び計算機システム - Google Patents

ストレージ装置構成管理方法、管理計算機及び計算機システム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想化されたストレージシステムの性能の劣化を抑える。
【解決手段】ストレージ装置と、ホスト計算機と、管理計算機と、を含む計算機システムにおいて、ストレージ装置は、記憶装置及び当該記憶装置が備えられるストレージ装置に接続された外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置の少なくとも一方の記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域によって仮想記憶領域プールを構成して、仮想記憶領域をデータが読み書きされる記憶領域としてホスト計算機に提供し、管理計算機は、ストレージ装置から取得したストレージ構成情報に基づいて、記憶資源をホスト計算機に提供するために使用され、前記記憶資源を含むハードウェア資源の使用情報を取得し、取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、特定のハードウェア資源に負荷が集中しないようにストレージ装置の構成を決定する。
【選択図】図22

Description

本発明は、仮想化された記憶領域を有するストレージシステムの性能を管理する技術に関し、特に、ハードウェア資源の負荷を均等化させるための技術に関する。
一台以上の外部記憶装置と一台以上の計算機とを接続するストレージエリアネットワーク(SAN)が知られている。ストレージエリアネットワークは、複数の計算機が一つの大規模記憶装置を共有する場合に、特に有効である。ストレージエリアネットワークを含むストレージシステムは、記憶装置又は計算機を容易に追加又は削除できるため、拡張性に優れている。
また、SANに接続する外部記憶装置には、ディスクアレイ装置が一般的によく利用される。ディスクアレイ装置は、ハードディスクに代表される磁気記憶デバイスを多数搭載する装置である。
ディスクアレイ装置は、RAID(Redundant Array of Independent Disks)技術によって、数台の磁気記憶デバイスを一つのRAIDグループとして管理する。RAIDグループは、一つ以上の論理的な記憶領域を形成する。SANに接続された計算機は、当該記憶領域に対してデータ入出力処理を実行する。ディスクアレイ装置は、当該記憶領域にデータを記録するとき、RAIDグループを構成する磁気記憶デバイスに冗長データを記録する。当該冗長データによって、磁気記憶デバイスの一つが故障した場合であっても、データを復元することができる。
SANは、異なる種類のストレージ装置を接続することが可能である。そのため、運用管理者は、装置特性を考慮して管理する必要があるため、負担が大きくなる。
仮想ストレージ技術は、別に存在するストレージ装置に搭載された記憶容量をあたかも仮想化ストレージ装置に格納されたリソースであるかのように仮想化してホスト計算機に提供する。したがって、特性の異なる異種ストレージ装置上のリソースを一元管理することが可能となり、管理負担を軽減することができる(特許文献1参照)。
また、従来のSANの運用においては、ホスト計算機が稼働するファイルシステムに記憶ボリュームをマウントする際、該当する物理ディスク容量を予め静的に割り当てる必要があった。ところが、容量増設、ボリューム作成及び削除のためにシステム停止などの多大な工数を要する。
シン・プロビジョニング(Thin Provisioning)技術は、事前に物理ディスク容量を割り当てるのではなく、記憶ボリュームを仮想単位でホスト計算機に提供する。さらに、ホストから書き込みが発生した時点で動的に記憶リソースプールから領域を割り当てる。したがって、事前に定義する記憶リソースプールは、仮想ボリュームに比べて少ない容量で構成しておけばよく、容量使用効率が向上する。さらに、プールの容量増設では、ホスト計算機への影響を伴わないために、運用が簡易化され、管理負担を軽減することができる(特許文献2参照)。
本明細書では、仮想ストレージ技術によってホスト計算機に提供された記憶領域を「外部記憶領域」、シン・プロビジョニング技術によってホスト計算機に提供された記憶領域を「仮想記憶領域」と表現することによって区別する。
特開2005−011277号公報 特開2003−015915号公報
シン・プロビジョニング技術が導入されたストレージシステムでは、記憶リソースプールに登録された記憶ボリュームに均等に負荷を分散しようとする。ストレージシステムは、仮想ボリュームに対する入力が発生すると、仮想ボリューム機能によって、動的にプールを構成する記憶ボリュームから、順次、領域を割り当てる。このように領域を割り当てるハードウェア資源を分散させることによって、入出力負荷を分散させる。
ところが、リソースプールに対する記憶ボリュームの割り当て方によっては、一部のハードウェア資源に負荷が偏ってしまうおそれがある。例えば、リソースプールを構成する記憶ボリュームが同一のRAIDグループに属する場合には、ボリューム割り当ては別々の記憶ボリュームに発生するが、割り当て先のハードウェアすなわちRAIDグループは一つであるため、負荷が集中してしまう。
同様に、仮想ストレージ技術を応用した構成においては、リソースプールを構成する記憶ボリュームへの負荷を均等化しようとしても、別の装置側の通信インタフェースに負荷が集中してしまうおそれがある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、シン・プロビジョニング技術又は仮想ストレージ技術が適用されたストレージ装置において、特定のハードウェア資源に負荷が集中することによる性能の劣化を抑えることを目的とする。
本発明の代表的な一形態では、ストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続されるホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機にアクセス可能な管理計算機と、を含む計算機システムにおけるストレージ装置構成管理方法であって、前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続され、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機によって読み書きされるデータを格納する記憶装置と、を備え、前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、前記管理計算機は、前記ネットワークに接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、前記ストレージ装置は、一つ以上の仮想記憶領域によって構成される仮想記憶領域プールを含み、前記仮想記憶領域は、前記記憶装置及び当該記憶装置が備えられるストレージ装置に接続された外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置の少なくとも一方の記憶資源が割り当てられ、データが読み書きされる記憶領域として、前記ホスト計算機に提供され、前記管理計算機は、前記ストレージ装置から、前記第3インタフェースを介して、前記記憶装置によって構成されるRAIDグループの構成情報、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの構成情報の少なくとも一方を含むストレージ構成情報を取得し、前記取得されたストレージ構成情報に基づいて、前記仮想記憶領域を介して前記ホスト計算機に提供される記憶資源、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの少なくとも一方を含むハードウェア資源の使用情報を取得し、前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、特定のハードウェア資源に負荷が集中しないように前記ストレージ装置の構成を決定し、前記ストレージ装置に、前記決定された構成に変更する指示を送信し、前記ストレージ装置は、前記第1インタフェースを介して、前記管理計算機から受信した構成変更指示に基づいて、構成を変更する。
本発明の一形態によれば、特定のハードウェア資源に負荷が集中することによる、ストレージ装置の性能劣化を抑えることができる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態のストレージエリアネットワークの構成を表す図である。ストレージエリアネットワークは、データ入出力用ネットワーク及び管理用ネットワーク600によって構成される。
データ入出力用ネットワークは、ストレージ装置100、ホスト計算機300及びネットワーク接続装置400を含む。ホスト計算機300及びストレージ装置100は、ネットワーク接続装置400を介して互いに接続することによって、相互にデータを入出力する。データ入出力用ネットワークは、図1では太線で表示されている。データ入出力用ネットワークは、ファイバチャネル又はイーサネット(登録商標)などの従来技術によるネットワークである。
管理用ネットワーク600は、ファイバチャネル又はイーサネット(登録商標)などの従来技術によるネットワークである。ストレージ装置100、ホスト計算機300及びネットワーク接続装置400は、管理用ネットワーク600を介して管理計算機500に接続する。
ホスト計算機300は、データベース又はファイルサーバなどのアプリケーションが稼働し、記憶領域に対するデータの入出力を実行する。ストレージ装置100は、磁気記憶装置又は半導体記憶装置などの記憶デバイスを搭載し、データの記憶領域を提供する。ネットワーク接続装置400は、ホスト計算機300とストレージ装置100とを接続する機器であって、例えば、ファイバチャネルスイッチである。
なお、本発明の実施形態では、管理用ネットワーク600と、データ入出力用ネットワークとが、それぞれ独立した形態となっているが、双方の機能を兼ねる単一のネットワークであってもよい。
図2は、本発明の実施形態のストレージ装置100の構成を示す図である。ストレージ装置100は、データ入出力用通信インタフェース140、管理用通信インタフェース150、ストレージコントローラ190、プログラムメモリ1000、データ入出力用キャッシュメモリ160及び磁気記憶装置120を含む。データ入出力用通信インタフェース140、管理用通信インタフェース150、プログラムメモリ1000、データ入出力用キャッシュメモリ160及び磁気記憶装置120は、ストレージコントローラ190を介して互いに接続される。
データ入出力用通信インタフェース140は、データ入出力用ネットワークを介してネットワーク接続装置400に接続する。管理用通信インタフェース150は、管理用ネットワーク600を介して管理計算機500に接続する。なお、データ入出力用通信インタフェース140及び管理用通信インタフェース150の数は任意である。また、データ入出力用通信インタフェース140は、管理用通信インタフェース150と独立した構成とする必要はなく、データ入出力用通信インタフェース140から管理情報を入出力し、管理用通信インタフェース150と共用してもよい。
ストレージコントローラ190は、ストレージ装置100を制御するプロセッサを搭載する。データ入出力用キャッシュメモリ160は、ホスト計算機300から記憶領域に対する入出力を高速化するための一時記憶領域である。データ入出力用キャッシュメモリ160は、揮発性メモリによる構成が一般的であるが、不揮発性メモリ又は磁気記憶装置で代用することも可能である。なお、データ入出力用キャッシュメモリ160の個数及び容量に制限はない。磁気記憶装置120は、ホスト計算機300が読み書きするデータを格納する。
プログラムメモリ1000は、ストレージ装置100で実行される処理に必要なプログラム及び制御情報を格納する。プログラムメモリ1000は、磁気記憶装置又は揮発性半導体メモリによって構成される。
プログラムメモリ1000は、RAIDグループ構成情報1001、記憶領域構成情報1002、論理記憶ユニット構成情報1003、外部記憶領域マッピング情報1004、仮想記憶領域プール構成情報1005、仮想記憶ユニット構成情報1006、データ入出力用通信インタフェース構成情報1007、管理用通信インタフェース構成情報1008、及び仮想記憶ユニット管理プログラム1009を格納する。
RAIDグループ構成情報1001は、図6にて後述するが、RAIDグループとRAIDグループを構成する磁気記憶装置との対応を格納する。
記憶領域構成情報1002は、図7にて後述するが、論理的な記憶領域と、RAIDグループとの対応を格納する。
論理記憶ユニット構成情報1003は、図8にて後述するが、通信インタフェースと、ホスト計算機300からアクセス可能な記憶資源の単位である記憶ユニットと、論理的な記憶領域との対応が格納される。
外部記憶領域マッピング情報1004は、図9にて後述するが、外部記憶領域と、通信インタフェースと、記憶ユニットとの対応を格納する。外部記憶領域とは、外部のストレージ装置の記憶領域を当該ストレージ装置100の記憶領域としてホスト計算機300に提供される記憶領域である。
仮想記憶領域プール構成情報1005は、図10にて後述するが、仮想記憶領域プールと、仮想記憶領域プールに含まれる仮想記憶領域と、記憶領域との対応を格納する。仮想記憶領域とは、シン・プロビジョニング技術によって、ホスト計算機300に提供される仮想的な記憶領域である。仮想記憶領域プールは、複数の仮想記憶領域によって構成される。
仮想記憶ユニット構成情報1006は、図11にて後述するが、仮想記憶ユニットと、仮想記憶領域プールとの対応を格納する。
データ入出力用通信インタフェース構成情報1007は、図12にて後述するが、ストレージ装置100に備えられたデータ入出力用通信インタフェース140の情報を格納する。
管理用通信インタフェース構成情報1008は、図13にて後述するが、ストレージ装置100に備えられた管理用通信インタフェース150の情報を格納する。
仮想記憶ユニット管理プログラム1009は、仮想ストレージ技術又はシン・プロビジョニング技術によって構成されたストレージシステムの構成を管理するプログラムである。
図3は、本発明の実施形態のホスト計算機300の構成を示す図である。ホスト計算機300は、データ入出力用通信インタフェース340、管理用通信インタフェース350、入力用インタフェース370、出力用インタフェース375、演算処理装置380、磁気記憶装置320及びデータ入出力用キャッシュメモリ360を含む。
データ入出力用通信インタフェース340、管理用通信インタフェース350、入力用インタフェース370、出力用インタフェース375、演算処理装置380、磁気記憶装置320及びデータ入出力用キャッシュメモリ360は、通信バス390を介して互いに接続される。ホスト計算機300は、汎用計算機(PC)で実現可能なハードウェア構成である。
データ入出力用通信インタフェース340は、データ入出力用ネットワークを介してネットワーク接続装置400に接続し、データを入出力する。管理用通信インタフェース150は、管理用ネットワーク600を介して管理計算機500に接続し、管理情報を入出力する。なお、データ入出力用通信インタフェース340及び管理用通信インタフェース350の数は任意である。また、データ入出力用通信インタフェース340は、管理用通信インタフェース350と独立した構成とする必要はなく、データ入出力用通信インタフェース340から管理情報を入出力し、管理用通信インタフェース350と共用してもよい。
入力用インタフェース370は、操作者が情報を入力するための機器と接続し、例えば、キーボード及びマウスなどと接続する。出力用インタフェース375は、操作者に情報を出力するための機器と接続し、例えば、汎用ディスプレイなどと接続する。演算処理装置380は、各種演算を実行し、CPU又はプロセッサに相当する。磁気記憶装置320は、オペレーティングシステム及びアプリケーションなどのソフトウェアを格納する。
データ入出力用キャッシュメモリ360は、揮発性メモリなどによって構成され、磁気記憶装置320に対するデータ入出力を高速化する。データ入出力用キャッシュメモリ360は、揮発性メモリによる実装が一般的であるが、不揮発性メモリ又は磁気記憶装置で構成してもよい。なお、データ入出力用キャッシュメモリ360の個数及び容量に制限はない。
図4は、本発明の実施形態の管理計算機500の構成を示す図である。管理計算機500は、データ入出力用通信インタフェース540、管理用通信インタフェース550、入力用インタフェース570、出力用インタフェース575、演算処理装置580、磁気記憶装置520、プログラムメモリ5000及びデータ入出力用キャッシュメモリ560を含む。
データ入出力用通信インタフェース540、管理用通信インタフェース550、入力用インタフェース570、出力用インタフェース575、演算処理装置580、磁気記憶装置520、プログラムメモリ5000及びデータ入出力用キャッシュメモリ560は、通信バス590を介して互いに接続される。管理計算機500は、汎用計算機(PC)で実現可能なハードウェア構成となっており、各部の機能は、図3に示したホスト計算機と同じである。
プログラムメモリ5000は、ストレージ構成情報5010、RAIDグループ使用状況情報5011、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012、構成情報更新プログラム5013、仮想ストレージ構成変更プログラム5014、仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015を格納する。
ストレージ構成情報5010は、ストレージ装置100が個別に保持する制御情報の集合である。したがって、ストレージ構成情報5010には、管理対象のストレージ装置100の制御情報が台数分記録される。また、ストレージ構成情報5010に含まれるRAIDグループ構成情報1001などは、ストレージ装置100それぞれに格納された情報と同じである。
RAIDグループ使用状況情報5011は、図14にて後述するが、RAIDグループに登録された仮想記憶領域の数が格納される。
外部記憶領域通信パス使用状況情報5012は、図15にて後述するが、ストレージ装置100のデータ入出力用通信インタフェース140に接続された外部記憶装置の接続パス数が格納される。
構成情報更新プログラム5013は、管理対象のストレージ装置100の制御情報を所定のタイミングで収集し、ストレージ構成情報5010を更新する。仮想ストレージ構成変更プログラム5014は、ストレージ装置100に仮想ストレージ装置の構成変更を指示する。仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015は、仮想ストレージ装置の構成変更を指示するユーザインタフェースを提供する。
ここで、仮想ストレージ技術及びシン・プロビジョニング技術が適用された本発明の実施形態のストレージシステムについて説明する。
図5は、本発明の実施形態のストレージシステムの論理構成図である。図5に示すストレージシステムには、ホスト計算機300によって直接アクセスされるストレージ装置100Aと、ストレージ装置100Aに外部記憶領域を提供する接続される外部ストレージ装置100Bが含まれる。
ストレージ装置100Aは、データ入出力用通信インタフェース140Aを介して、ホスト計算機300からのアクセスを受け付ける。また、ストレージ装置100Aは、データ入出力用通信インタフェース140Bを介して、外部ストレージ装置100Bのデータ入出力用通信インタフェース140Cと接続する。
ストレージ装置100Aは、RAIDグループ11(RG−01、RG−02、RG−03)を格納する。RAIDグループ11には、論理記憶領域12が定義される。例えば、RAIDグループ「RG−02」には、論理記憶領域「LD−02」と「LD−03」が定義されている。
一方、外部ストレージ装置100Bによって提供される論理記憶領域12(LD−11〜LD−15)は、データ入出力用通信インタフェース140「PT−11」「PT−12」の記憶ユニット17(LU−11など)に対応づけられる。記憶ユニット17は、ストレージ装置100Aの外部記憶領域13に対応づけられる。
仮想記憶領域プール14は、仮想記憶領域15(VD−01〜VD−03、VD−11〜VD−14)を含む。仮想記憶領域15は、論理記憶領域12又は外部記憶領域13が対応づけられる。また、仮想記憶領域プール14は、仮想記憶ユニット16(VU−01、VU−02)が定義される。仮想記憶ユニット16は、データ入出力用通信インタフェース140Aを経由して、記憶領域としてホスト計算機300に提供される。
図5に示す構成では、仮想記憶領域プール「PL−01」を構成する仮想記憶領域15は、「VD−02」と「VD−03」が同一のRAIDグループに属するにもかかわらず、異なる仮想記憶領域15として登録されている。このとき、仮想記憶ユニット管理プログラム1009は、仮想記憶領域「VD−01」「VD−02」「VD−03」に均等に領域割り当てを実施するため、実際に割り当てられるハードウェアリソースはRAIDグループ「RG−02」に偏ってしまう。したがって、負荷が期待通りに分散されないという課題が生じてしまう。
さらに、ストレージ装置100のストレージコントローラ190は、仮想記憶ユニット管理プログラム1009を実行することによって、仮想記憶領域プール「PL−02」を構成する仮想記憶領域「VD−11」「VD−12」「VD−13」「VD−14」に対して、均等に領域割り当てを実施し、負荷を分散させようとする。しかし、外部ストレージ装置100B側のデータ入出力用通信インタフェース140では、「PT−11」のパスが「LD−12」への1本であるのに対し、「PT−12」のパスが「LD−13」「LD−14」「LD−15」の3本となってしまうため、「PT−12」に負荷が偏ってしまう。したがって、負荷が期待通りに分散されないという課題が生じてしまう。
続いて、図5に示したストレージシステムに対応し、ストレージ装置100及び管理計算機500に格納された制御情報について説明する。
図6は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納されるRAIDグループ構成情報1001の一構成例を示す図である。RAIDグループ構成情報1001は、前述のように、RAIDグループとRAIDグループを構成する磁気記憶装置との対応関係を格納する。
RAIDグループ構成情報1001は、RAIDグループ識別情報10011及び磁気記憶装置識別情報10012を含む。
RAIDグループ識別情報10011は、当該ストレージ装置100に備えられるRAIDグループ11を一意に識別する識別子である。磁気記憶装置識別情報10012は、RAIDグループ識別情報10011によって特定されるRAIDグループ11を構成する磁気記憶装置120を一意に識別する識別子である。例えば、RAIDグループ「RG−01」は、磁気記憶装置「HD−01」、「HD−02」、「HD−03」及び「HD−04」によって構成される。
図7は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される記憶領域構成情報1002の一構成例を示す図である。記憶領域構成情報1002は、前述のように、論理的な記憶領域と、RAIDグループとの対応関係を格納する。記憶領域構成情報1002は、記憶領域識別情報10021及びRAIDグループ識別情報10022を含む。
記憶領域識別情報10021は、ストレージ装置100によって提供される論理的な記憶領域12を一意に識別する識別子である。RAIDグループ識別情報10022は、当該論理的な記憶領域12を提供するRAIDグループ11を一意に識別する識別子である。
図8A及び図8Bは、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される論理記憶ユニット構成情報1003の構成例を示す図である。論理記憶ユニット構成情報1003は、前述のように、通信インタフェースと、ホスト計算機300からアクセス可能な記憶資源の単位である記憶ユニットと、記憶領域との対応が格納される。
論理記憶ユニット構成情報1003は、通信インタフェース識別情報10031、記憶ユニット識別情報10032及び記憶領域識別情報10033を含む。
通信インタフェース識別情報10031は、データ入出力用通信インタフェース140を一意に識別する識別子である。記憶ユニット識別情報10032は、記憶ユニットを一意に識別する識別子である。記憶ユニットは、前述のように、ストレージ装置100に接続されたホスト計算機300からアクセス可能な記憶資源の単位であり、ホスト計算機300が稼働するファイルシステムにマウントされるボリュームに相当する。記憶領域識別情報10033は、ストレージ装置100によって提供される論理的な記憶領域12を一意に識別する識別子である。
図8Aは、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される論理記憶ユニット構成情報1003Aであって、記憶ユニット識別情報10032によって識別される記憶ユニットが仮想記憶ユニットである場合を示している。このとき、論理記憶ユニットに対応する記憶領域が直接特定できないため、記憶領域識別情報10033に値を記録しなくてもよい。
図8Bは、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される論理記憶ユニット構成情報1003Bであって、記憶ユニット識別情報10032によって識別される記憶ユニットがストレージ装置100に備えられている場合を示している。
図9は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される外部記憶領域マッピング情報1004の一構成例を示す図である。外部記憶領域マッピング情報1004は、外部記憶領域識別情報10041、通信インタフェース識別情報10042、及び記憶ユニット識別情報10043を含む。
外部記憶領域識別情報10041は、外部記憶領域13を一意に識別する識別子である。通信インタフェース識別情報10042は、データ入出力用通信インタフェース140を一意に識別する識別子である。記憶ユニット識別情報10043は、記憶ユニットを一意に識別する識別子である。
外部記憶領域13は、前述のように、実際にストレージ装置100に搭載されていない仮想的な記憶領域である。そのため、外部記憶領域13に対する入出力要求は、データ入出力用通信インタフェース140を介して、外部に接続されたストレージ装置に格納される記憶ユニットに転送される。
また、データ入出力用通信インタフェース140及び記憶ユニットが特定されると、図8Bに示した論理記憶ユニット構成情報1003Bに基づいて、データが格納される記憶領域を特定することができる。したがって、外部記憶領域マッピング情報1004は、外部記憶領域の識別子と記憶領域との対応関係を格納している。
図10は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される仮想記憶領域プール構成情報1005の一構成例を示す図である。
仮想記憶領域プール構成情報1005は、仮想記憶領域プール識別情報10051、仮想記憶領域識別情報10052及び記憶領域識別情報10053を含む。
仮想記憶領域プール識別情報10051は、仮想記憶領域プール14を一意に識別する識別子である。仮想記憶領域プールは、複数の仮想記憶領域が登録される。
仮想記憶領域識別情報10052は、当該仮想記憶領域プール14に含まれる仮想記憶領域15を一意に識別する識別子である。
記憶領域識別情報10053は、仮想記憶領域識別情報10052によって識別される仮想記憶領域15に対応する記憶領域を一意に識別する識別子である。記憶領域識別情報10053は、ストレージ装置100によって提供される論理的な記憶領域12が対応づけられる場合、及び外部記憶領域13が対応づけられる場合がある。
図11は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される仮想記憶ユニット構成情報1006の一構成例を示す図である。仮想記憶ユニット構成情報1006は、仮想記憶領域プール14に含まれる仮想記憶ユニット16を定義する。
仮想記憶ユニット16は、ストレージ装置100に格納される仮想記憶ユニット管理プログラム1009によって運用される仮想的な記憶ユニットであり、仮想記憶領域プール14に登録された記憶領域から動的に物理記憶資源を割り当てられる。
仮想記憶ユニット構成情報1006は、仮想記憶ユニット識別情報10061及び仮想記憶領域プール識別情報10062を含む。
仮想記憶ユニット識別情報10061は、仮想記憶ユニット16を一意に識別する識別子である。仮想記憶領域プール識別情報10062は、仮想記憶領域プール14を一意に識別する識別子である。
図12は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納されるデータ入出力用通信インタフェース構成情報1007の一構成例を示す図である。
データ入出力用通信インタフェース構成情報1007は、データ入出力用通信インタフェース識別情報10071、通信インタフェース帯域性能10072及びストレージ装置識別名10073を含む。
ストレージ装置識別名10073は、ストレージ装置100を一意に識別する識別名称である。データ入出力用通信インタフェース識別情報10071は、データ入出力用通信インタフェース140を一意に識別する識別子である。通信インタフェース帯域性能10072は、当該データ入出力用通信インタフェース140の帯域性能である。
図13は、本発明の実施形態のストレージ装置100に格納される管理用通信インタフェース構成情報1008の一構成例を示す図である。
管理用通信インタフェース構成情報1008は、ストレージ装置識別名10081及び管理用通信インタフェース識別情報10082を含む。
ストレージ装置識別名10081は、ストレージ装置100を一意に識別する識別名称である。管理用通信インタフェース識別情報10082は、当該ストレージ装置100に備えられた管理用通信インタフェース150を識別する情報が格納される。図13に示す管理用通信インタフェース構成情報1008では、管理用通信インタフェース識別情報10082に管理用通信インタフェース150のIPアドレスが記録される。
図14は、本発明の実施形態の管理計算機500に格納されるRAIDグループ使用状況情報5011の一構成例を示す図である。
RAIDグループ使用状況情報5011は、RAIDグループ識別情報50111及び仮想記憶領域登録数50112を含む。
RAIDグループ識別情報50111は、RAIDグループ11を一意に識別する識別子である。仮想記憶領域登録数50112は、当該RAIDグループ11に格納される論理的な記憶領域12のうち、仮想記憶領域プール14に登録された仮想記憶領域15の数である。
図15は、本発明の実施形態の管理計算機500に格納される外部記憶領域通信パス使用状況情報5012の一構成例を示す図である。
外部記憶領域通信パス使用状況情報5012は、通信インタフェース識別情報50121、通信インタフェース帯域性能50122及び外部記憶領域接続パス数50123を含む。
通信インタフェース識別情報50121は、データ入出力用通信インタフェース140を一意に識別する識別子である。通信インタフェース帯域性能50122は、当該データ入出力用通信インタフェース140の通信性能を格納する。外部記憶領域接続パス数50123は、当該データ入出力用通信インタフェース140に接続された記憶ユニットのうち、外部記憶領域13として提供されている記憶ユニットの数を格納する。
以上がストレージ装置100及び管理計算機500に格納された制御情報の説明である。以下、本発明の実施形態において、ストレージ装置100及び管理計算機500で実行される処理について説明する。
図16は、本発明の実施形態の管理計算機500に保持されるストレージ構成情報の更新処理手順を示すフローチャートである。管理計算機500に保持されるストレージ構成情報は、管理計算機500の演算処理装置580が構成情報更新プログラム5013を実行することによって、所定のタイミングで更新される。
管理計算機500の演算処理装置580は、管理計算機500によって管理されるストレージ装置100に対し、ストレージ構成情報送信要求メッセージを発信する(S101)。
ストレージ装置100のストレージコントローラ190は、管理計算機500からのストレージ構成情報送信要求を受信すると、プログラムメモリ1000に格納されたすべての構成情報を送信する(S102)。
管理計算機500の演算処理装置580は、ストレージ装置100からストレージ構成情報を受信すると、プログラムメモリ5000に格納されたストレージ構成情報を更新する(S103)。
続いて、管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域マッピング情報1004の外部記憶領域識別情報10041に記録されたすべての外部記憶領域について、以下の処理を実行する(S104)。
管理計算機500の演算処理装置580は、まず、処理対象の外部記憶領域を搭載する外部ストレージ装置を検索する(S105)。具体的には、まず、処理対象の外部記憶領域について、外部記憶領域マッピング情報1004の通信インタフェース識別情報10042に記録されたデータ入出力用通信インタフェース140を取得する。続いて、取得されたデータ入出力用通信インタフェース140に基づいて、データ入出力用通信インタフェース構成情報1007から当該データ入出力用通信インタフェース140に一致するレコードを取得する。そして、取得されたレコードのストレージ装置識別名10073をプログラムメモリ5000に格納する。
管理計算機500の演算処理装置580は、S105の処理によって検索されたストレージ装置100の構成情報を取得済みであるか否かを判定する(S106)。未取得の場合には(S106の結果が「No」)、S107の処理に遷移する。
管理計算機500の演算処理装置580は、管理用通信インタフェース構成情報1008の管理用通信インタフェース識別情報10082に記録された管理用通信インタフェース150の通信アドレスを取得する。そして、S101の処理と同様に、通信アドレスを有する外部ストレージ装置に対してストレージ構成情報送信要求メッセージを発信する(S107)。
外部ストレージ装置のストレージコントローラ190は、ストレージ構成情報送信要求を受信すると、プログラムメモリ1000に格納されたすべての構成情報を送信する(S108)。
管理計算機500の演算処理装置580は、ストレージ構成情報を受信すると、プログラムメモリ5000に格納されたストレージ構成情報を更新する(S109)。さらに、当該ストレージ装置100の識別名をメモリに格納し、構成情報取得済みであることを記憶する。
管理計算機500の演算処理装置580は、以上の構成情報取得及び更新処理が完了すると、RAIDグループ使用状況情報5011を再計算する(S111)。同様に、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012を再計算する(S112)。なお、S111の処理の詳細な手順は図17に、S112の処理の詳細な手順は図18に後述する。
図17は、本発明の実施形態のRAIDグループ使用状況情報5011の更新処理手順を示すフローチャートである。
管理計算機500の演算処理装置580は、まず、RAIDグループ使用状況情報5011に記録されたすべての情報を削除し、初期化する(S201)。
管理計算機500の演算処理装置580は、RAIDグループ構成情報1001のRAIDグループ識別情報10011に格納されたすべてのRAIDグループ11について、以下の処理を繰り返す(S202)。
管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域構成情報1002のRAIDグループ識別情報10022に記録されたRAIDグループ11について、以下の処理を繰り返す(S203)。
管理計算機500の演算処理装置580は、対象のRAIDグループ11について、記憶領域識別情報10021に記録された記憶領域が、仮想記憶領域プール構成情報1005の記憶領域識別情報10053に記録されているか否かを判定する(S204)。当該記憶領域が仮想記憶領域プール14に登録されている場合には(S204の結果が「Yes」)、仮想記憶領域登録数50112に1を加算する。
図18は、本発明の実施形態の外部記憶領域通信パス使用状況情報5012の更新処理手順を示すフローチャートである。
管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012に記録された情報をすべて削除し、初期化する(S301)。
管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域マッピング情報1004の外部記憶領域識別情報10041に記録されたすべての外部記憶領域に対して、以下の処理を実行する(S302)。
管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域マッピング情報1004の通信インタフェース識別情報10042に記録されたデータ入出力用通信インタフェース140の外部記憶領域接続パス数50123に1を加算する(S303)。
管理計算機500の演算処理装置580は、さらに、データ入出力用通信インタフェース構成情報1007を検索し、該当するデータ入出力用通信インタフェース140の帯域性能を取得する。そして、取得された性能値を通信インタフェース帯域性能50122に格納する(S304)。
図19及び図20は、本発明の実施形態の仮想記憶領域プール14に新たな記憶領域を追加登録する処理の手順を示すフローチャートである。本処理では、仮想記憶領域プール14に新たに仮想記憶領域15を追加し、RAIDグループ11によって提供される記憶領域を割り当てる。このとき、RAIDグループ11の入出力処理の負荷を分散させるために、当該仮想記憶領域プール14に割り当てられた記憶領域の数が少ないRAIDグループを選択する。このように記憶領域を選択することによって、各RAIDグループに均等にアクセスを分散させることができる。なお、記憶領域を提供する磁気記憶装置の性能を考慮して、記憶領域を選択してもよい。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015を実行することによって、仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースを出力用インタフェース575に出力する(S401)。仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースは、図21にて後述する。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースを介して、ユーザから仮想記憶領域を登録しようとする仮想記憶領域プール14の入力を受け付ける(S402)。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想ストレージ構成変更プログラム5014を実行することによって、RAIDグループ使用状況情報5011を参照し、仮想記憶領域登録数50112が最小値に一致するRAIDグループ11をすべて検索する(S403)。S403の処理において、例えば、仮想記憶領域登録数50112の最小値が「0」であれば、同フィールド値が「0」に一致するRAIDグループをすべて取得する。
管理計算機500の演算処理装置580は、S403の処理によって検索されたすべてのRAIDグループ11に対して、以下の処理を実行する(S404)。
管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域構成情報1002を検索し、RAIDグループ識別情報10022に記録されたRAIDグループ11が、対象のRAIDグループ11に一致するエントリに記載された記憶領域をすべて取得する(S405)。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015を実行することによって、以上の処理によって取得されたすべての記憶領域を仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースに出力する(S407)。
管理計算機500の演算処理装置580は、当該インタフェースを介して、ユーザによってS402の処理で選択された仮想記憶領域プール14に追加する記憶領域の入力を受け付ける(S408)。当該インタフェースに列挙された、いずれか又は複数の記憶領域が、追加される記憶領域として選択される。
管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域を追加するストレージ装置100に対して、仮想記憶領域追加要求メッセージを送信する(S409)。仮想記憶領域追加要求メッセージは、追加対象の仮想記憶領域プール14及び当該仮想記憶領域プール14に登録される記憶領域の情報を含む。
ストレージ装置100のストレージコントローラ190は、仮想記憶領域追加要求メッセージを受信すると、指示された記憶領域に仮想記憶領域識別情報10052を対応づける。さらに、ストレージ装置100のストレージコントローラ190は、指示された記憶領域が指定された仮想記憶領域プール14に登録するために、仮想記憶領域プール構成情報1005を更新する(S410)。例えば、仮想記憶領域プール「PL−02」に記憶領域「ED−05」の登録を要求された場合、記憶領域「ED−05」を仮想記憶領域「VD−14」に対応づけて、当該内容を含むレコードを生成し、仮想記憶領域プール構成情報1005に記録する。
ストレージ装置100のストレージコントローラ190は、S410の処理が完了すると、仮想記憶領域追加要求メッセージに対する完了通知メッセージを送信する(S411)。
管理計算機500の演算処理装置580は、完了通知メッセージを受信すると、同様に仮想記憶領域プール構成情報1005を更新する(S412)。
図21は、本発明の実施形態の仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015によって提供される仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースの一例である記憶領域選択画面5021を示す図である。
記憶領域選択画面5021は、仮想記憶領域プール14を選択する領域5022、記憶領域12を選択する領域5023、及び実行ボタン5024を含む。
領域5022は、既存の仮想記憶領域プール14を選択するためのチェックボックスと新規の仮想記憶領域プールの作成を選択するためのチェックボックスを含む。領域5023は、追加可能な記憶領域を選択するためのチェックボックスを含む。ポインティングデバイス等の入力装置からの入力によりチェックボックスにチェックを出力する。さらに、実行ボタン5024を選択する入力を受け、演算処理装置580は、領域5022で選択されたチェックボックスに該当する仮想記憶領域プールに、領域5023で選択された記憶領域を追加する処理を行う。
領域5022は、既存の仮想記憶領域プール14の選択を受け付けるとともに、新たに仮想記憶領域プール14を生成する指示を受け付ける。領域5023は、追加可能な記憶領域の一覧を表示し、負荷が均等化される記憶領域を第1優先度グループ(Priority1)の記憶領域として表示する。一方、負荷を均等化させる効果は少ないが、追加可能な記憶領域を第2優先度グループ(Priority2)の記憶領域として表示する。例えば、S405の処理で検索された記憶領域を第1優先度グループに表示する。このように表示することによって、操作者は、特定のRAIDグループ又はデータ入出力用通信インタフェース140に負荷が集中しないように、候補リストの中から記憶領域を容易に選択することができる。
記憶領域選択画面5021は、最初に、図19のS401の処理で表示される。管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域12を追加する仮想記憶領域プール14の選択を受け付ける(図19のS402)。仮想記憶領域プール14を選択する前には、追加される記憶領域の優先順位の指定ができないため、領域5023は非表示又は選択不可能状態で表示されている。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想記憶領域プール14の選択を受け付けると、選択された仮想記憶領域プール14について、追加対象の記憶領域を抽出する。そして、S407の処理で記憶領域選択画面5021の領域5023を表示又は選択可能状態とし、追加可能な記憶領域を表示する。
なお、S401の処理で表示される画面と、S407の処理で表示される画面は、前述のように同じであってもよいし、異なる画面であってもよい。
図22は、本発明の実施形態の仮想記憶領域15の選択追加処理によって負荷が分散された構成を示す図である。
図5を参照すると、前述のように、記憶領域「LD−02」及び「LD−03」は、同一RAIDグループに含まれているにもかかわらず、別の仮想記憶領域「VD−02」「VD−03」として仮想記憶領域プール「PL−01」に登録されている。このため、入出力負荷が「RG−02」に偏ってしまうおそれがある。
一方、本発明の実施形態では、図19のS403の処理によって、記憶領域登録数が最小のRAIDグループに属する記憶領域が割り当てられる。そこで、図5において、仮想記憶領域「VD−01」「VD−02」が登録されている時点で、新たに仮想記憶領域15「VD−03」を追加するとき、記憶領域「LD−03」ではなく(図22の点線)、別のRAIDグループに属する記憶領域「LD−04」が仮想記憶領域「VD−03」に対応づけることができる(図22の太線)。このように仮想記憶領域プール14に登録する記憶領域を選択することによって、特定のRAIDグループ「RG−02」に負荷が偏るために、性能が劣化することを回避することができる。
本発明の実施形態によれば、仮想記憶領域プール14に記憶領域を追加するとき、仮想記憶領域プール14に登録された記憶領域が最小のRAIDグループ11を構成する記憶領域を優先順位の高い記憶領域として選択画面に提示することができる。したがって、特定のRAIDグループに負荷が集中しないように、記憶領域を容易に選択することができ、ストレージ装置全体の処理性能を劣化させずに記憶領域を追加することができる。
前述した本発明の実施形態では、仮想記憶領域プール14に新たな記憶領域を追加するとき、当該仮想記憶領域プール14に登録された記憶領域の数に着目し、RAIDグループの負荷を分散させるように、追加対象の記憶領域を優先順位の高い記憶領域として提示した。
本発明の第1の実施形態の変形例では、外部ストレージ装置側のデータ入出力用通信インタフェース140の負荷が分散するように、外部記憶領域を選択する。
なお、第1の実施形態の変形例においても、システム構成(図1〜図4)は同じであり、説明を省略する。同様に、共通する処理は、説明を省略する。
図23は、本発明の第1の実施形態の変形例の仮想記憶領域プール14に新たな記憶領域を追加登録する処理の手順を示すフローチャートである。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム5015を実行することによって、仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースを出力用インタフェース575に出力する(S413)。仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースは、図21に示した記憶領域選択画面5021と同じである。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想記憶領域を登録する仮想記憶領域プールの入力を受け付ける(S414)。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想ストレージ構成変更プログラム5014を実行することによって、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012を参照し、外部記憶領域接続パス数50123が最小値であるデータ入出力用通信インタフェース140をすべて検索する(S415)。
管理計算機500の演算処理装置580は、S415の処理によって検索されたすべてのデータ入出力用通信インタフェース140について、以下の処理を実行する(S416)。
管理計算機500の演算処理装置580は、論理記憶ユニット構成情報1003を検索し、通信インタフェース識別情報10031に記録されたデータ入出力用通信インタフェース140が、当該データ入出力用通信インタフェース140に一致するエントリに記載された記憶領域をすべて取得する(S417)。
管理計算機500の演算処理装置580は、以上の処理によって取得されたすべての記憶領域を記憶領域選択用のインタフェースに出力する(S419)。当該インタフェースとして、図21に示した記憶領域選択画面5021を使用することができる。このとき、追加する記憶領域の候補として、以上の処理によって検索された外部ストレージ装置の記憶領域以外に、ストレージ装置内部の記憶領域を同時に表示してもよい。このように、ストレージ装置内部の記憶領域及び外部ストレージ装置の記憶領域のいずれからも追加する記憶領域を選択することによって、より柔軟に構成を選択することができる。
管理計算機500の演算処理装置580は、その後、記憶領域の選択を受け付け、ユーザ及び管理計算機500の処理は、図20に示した処理手順に引き継がれる。
ここで、データ入出力用通信インタフェース140の通信帯域性能に性能差がある場合に、通信帯域性能を考慮して仮想記憶領域プール14に新たな記憶領域を追加し、負荷を分散させる変形例について説明する。
図24は、本発明の第1の実施形態の変形例の外部ストレージ装置と接続されるデータ入出力用通信インタフェース140の負荷が分散するように記憶領域を検索する処理の手順を示すフローチャートである。具体的には、S415の外部記憶領域接続パス数が最小のデータ入出力用通信インタフェース140を検索する処理の代わりに図24に示したS501からS503の処理を実行する。
管理計算機500の演算処理装置580は、S414の処理によって利用者からの仮想記憶領域プール14の入力を受信すると、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012の通信インタフェース帯域性能50122を参照し、それぞれのデータ入出力用通信インタフェース140に定義する外部記憶領域接続パス数の割合を算出する(S501)。例えば、図15に示すように、通信インタフェース「PT−11」と「PT−12」は、帯域性能が「1Gbps」と「2Gbps」であるため、性能比は1:2となる。
管理計算機500の演算処理装置580は、S501の処理で算出されたパス数の比に対し、外部記憶領域接続パス数50123を参照し、割り当て済みパス数の比を算出する(S502)。例えば、図15では、通信インタフェース「PT−11」と「PT−12」の外部記憶領域接続パス数の比は1:3となる。
前述のように、データ入出力用通信インタフェース140の通信帯域性能を考慮して仮想記憶領域プール14に新たな記憶領域を追加する場合には、データ入出力用通信インタフェース140の性能比と接続されたパス数の比が同じになることが望ましい。
そこで、管理計算機500の演算処理装置580は、性能比と接続済パス数の比との差が最も大きいデータ入出力用通信インタフェース140を取得する(S503)。具体的には、データ入出力用通信インタフェース140の性能比が「1:2」であり、追加前の接続パス数の比が「1:3」である。そこで、「PT−11」に接続されるように記憶領域を追加するとパス数の比が「2:3」、「PT−12」の場合には「1:4」となるため、「PT−11」に追加すれば、追加後のパス数の比が性能比に近づく。したがって、図15に示す構成では、「PT−11」が選択される。
図25は、本発明の第1の実施形態の変形例の仮想記憶領域15の選択追加処理によって負荷を分散させるように構成した一例を示す図である。
図5を参照すると、前述のように、仮想記憶領域プール「PL−02」には外部記憶領域「ED−02」「ED−03」「ED−04」「ED−05」が仮想記憶領域として登録されている。これらの仮想記憶領域15に均等に領域割り当てが行われ、均等に負荷を分散しようとすると、外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェース140では「PT−11」のパス数が「LD−12」の1本であるのに対し、「PT−12」のパス数は「LD−13」「LD−14」「LD−15」の3本となっているため、負荷が「PT−12」に偏ってしまう。
第1の実施形態の変形例では、図23のS415の処理によって、外部記憶領域接続パス数が最小の通信インタフェースに接続される記憶領域が割り当てられる。そこで、図5において、仮想記憶領域「VD−11」「VD−13」「VD−14」が登録されている時点で、新たに仮想記憶領域15「VD−12」を追加するとき、記憶領域「ED−03」ではなく(図25の点線)、通信インタフェース「PT−11」に接続されている記憶領域「ED−01」を仮想記憶領域「VD−12」に対応づけることができる(図25の太線)。このように仮想記憶領域プール14に登録する記憶領域を選択することによって、特定のデータ入出力用通信インタフェース「PT−12」に負荷が偏るために、処理性能が劣化することを回避することができる。
第1の実施形態の変形例によれば、外部ストレージ装置側のデータ入出力用通信インタフェース140の負荷が分散するように外部記憶領域を選択することによって、データ入出力用通信インタフェース140がボトルネックとなるために性能が悪化することを防ぐことができる。
さらに、第1の実施形態の変形例によれば、各データ入出力用通信インタフェース140の帯域性能比に基づいて、各インタフェースに接続されたパス本数を決定するため、帯域性能比に基づいて、負荷を均等化することができる。
前述した本発明の実施形態及び第1の実施形態の変形例では、仮想記憶領域プール14に新たに仮想記憶領域15を追加する際に、適切に負荷分散するための記憶領域を選択する技術を提示した。しかし、仮想記憶領域プール14の抹消又は記憶領域の削除などによって、システム運用の過程で構成が変更されることによって、負荷が適切に分散されない構成となる可能性がある。そこで、第2の実施形態の変形例では、RAIDグループ11の負荷に偏りが生じる構成となった場合、負荷を均等に分散させる構成にシステムを再構築する技術を提示する。
図26は、本発明の第2の実施形態の変形例のRAIDグループ11を構成する記憶領域の仮想記憶領域登録数にばらつきがある場合に、登録数を均等化するための処理手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、管理計算機500の演算処理装置580が仮想ストレージ構成変更プログラム5014を実行することによって処理される。
管理計算機500の演算処理装置580は、仮想記憶領域プール構成情報1005の記憶領域識別情報10053に記録されたすべての仮想記憶領域15について、以下の処理を実行する(S601)。なお、ストレージ装置100内部に備えられる記憶領域12と外部記憶領域13との間に性能差がある場合には、S601の処理をストレージ装置100の内部の記憶領域12のみを対象とすることによって、対象を限定して負荷の均等化を図ることも可能である。
次に、管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域構成情報1002の記憶領域識別情報10021に記録された記憶領域のうち、処理対象の仮想記憶領域15に対応する記憶領域と一致するエントリを検索する。そして、検索されたエントリのRAIDグループ識別情報10022からRAIDグループ11を取得する。
管理計算機500の演算処理装置580は、RAIDグループ識別情報10022に記録されたRAIDグループ11が、取得されたRAIDグループ11と一致するエントリを記憶領域構成情報1002から検索する。そして、管理計算機500の演算処理装置580は、検索されたエントリの記憶領域識別情報10021に記録された記憶領域に対し、以下の処理を実行する(S602)。
ここで、S601の処理において、仮想記憶領域15に「VD−02」が選択された場合について、具体的に説明する。仮想記憶領域プール構成情報1005を参照すると、仮想記憶領域15が「VD−02」である記憶領域は、「LD−02」となる。したがって、管理計算機500の演算処理装置580は、まず、記憶領域構成情報1002を検索した結果、記憶領域識別情報10021の値が「LD−02」であるエントリを取得する。
管理計算機500の演算処理装置580は、取得されたエントリのRAIDグループ識別情報10022の値が「RG−02」であるため、さらに、RAIDグループ識別情報10022の値が「RG−02」に一致するエントリを記憶領域構成情報1002から検索する。その結果、記憶領域「LD−02」及び「LD−03」が検索され、これらの記憶領域がS602のループで処理対象となることがわかる。
続いて、管理計算機500の演算処理装置580は、仮想記憶領域プール構成情報1005を参照し、S602の処理対象となる記憶領域(以下、「記憶領域(2)」)と、S601の処理対象の仮想記憶領域に対応する記憶領域(以下、「記憶領域(1)」)が、同一の仮想記憶領域プール14に登録されているか否か判定する(S603)。S603の処理では、記憶領域識別情報10053から記憶領域(1)及び記憶領域(2)に該当するエントリを検索し、それぞれのエントリに記録された仮想記憶領域プール識別情報10051の値が一致するか否かを判定すればよい。
管理計算機500の演算処理装置580は、記憶領域(1)と記憶領域(2)とが同一の仮想記憶領域プール14に登録されている場合には(S603の結果が「Yes」)、ストレージ装置100に対して記憶領域(1)と記憶領域(2)の集約を要求するメッセージを送信する(S604)。記憶領域の集約とは、記憶領域に対応する仮想記憶領域を同じ仮想記憶領域に割り当てることによって、外部に一つの記憶領域として提供することをいう。
ストレージ装置100は、記憶領域(1)と記憶領域(2)の集約を要求されると、仮想記憶領域プール構成情報1005の記憶領域識別情報10053が記憶領域(2)に一致するエントリを検索し、当該エントリの仮想記憶領域識別情報10052の値を、記憶領域(1)の仮想記憶領域識別情報10052の値に更新する(S605)。例えば、前述の記憶領域「LD−02」と「LD−03」とを集約する場合には、仮想記憶領域プール構成情報1005の記憶領域識別情報10053が「LD−03」に一致するエントリの仮想記憶領域識別情報10052の値を、「LD−02」の仮想記憶領域15である「VD−02」に更新すればよい。
ストレージ装置100は、S605の処理が完了すると、管理計算機500に完了通知を送信する(S606)。
管理計算機500は、ストレージ装置100から集約完了通知を受信すると、ストレージ構成情報を更新する(S607)。
図27は、本発明の第2の実施形態の変形例の処理手順に従って、図5に示したように負荷が偏った状態の構成に対し、負荷を分散させるように再構成したストレージ構成図の一例を示す図である。
第2の実施形態の変形例では、管理計算機500の演算処理装置580は、図26のS603の処理によって、仮想記憶領域を集約する記憶領域を抽出し、S605の処理によって、抽出された記憶領域を集約させる。具体的には、図27を参照すると、仮想記憶領域「VD−03」を構成する論理記憶領域「LD−03」を同一RAIDグループに属する記憶領域「LD−02」に対応する仮想記憶領域「VD−02」に集約させる(図27の点線から太線の構成に変更)。このように仮想記憶領域を集約することによって、領域割り当てが特定のRAIDグループ「RG−02」に偏ることを防ぐことができる。
第2の実施形態の変形例によれば、同一のRAIDグループ11に割り当てられた複数の仮想記憶領域15を一つに集約することによって、特定のRAIDグループ11に負荷が集中することを防ぎ、ストレージ装置の性能の劣化を抑制することができる。
続いて、外部ストレージ装置側のデータ入出力用通信インタフェース140に接続された外部接続パスの数に偏りが発生した場合に、均等になるよう構成を変更する第3の実施形態の変形例を提示する。
図28及び図29は、本発明の第3の実施形態の変形例の外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェース140に接続外部接続パスの数を均等化する処理手順を示すフローチャートである。管理計算機500で実行される処理は、仮想ストレージ構成変更プログラム5014を実行することによって処理される。
図28は、本発明の第3の実施形態の変形例の外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェース140に接続外部接続パスの数を均等化する処理の前半部であって、外部ストレージ装置に記憶ユニットの移動を指示する。
図29は、本発明の第3の実施形態の変形例の外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェース140に接続外部接続パスの数を均等化する処理の後半部であって、ストレージ装置に外部記憶領域マッピング情報の更新を指示する。
管理計算機500の演算処理装置580は、データ入出力用通信インタフェース構成情報1007のストレージ装置識別名10073に記録されたストレージ装置100について、以下の処理を実行する(S701)。
管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012を検索し、外部記憶領域接続パス数50123が最大のエントリを取得する(S702)。取得されたエントリの通信インタフェース識別情報50121に記録されたデータ入出力用通信インタフェース140を通信インタフェース(1)とする。
管理計算機500の演算処理装置580は、同様に、外部記憶領域接続パス数が最小のデータ入出力用通信インタフェース140を検索し、通信インタフェース(2)とする(S703)。
次に、管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域マッピング情報1004の通信インタフェース識別情報10042が通信インタフェース(2)と一致するエントリを取得する。続いて、取得されたエントリに記録された記憶ユニットを通信インタフェース(1)に移動させる要求メッセージを外部ストレージ装置に送信する(S704)。
外部ストレージ装置100Bは、要求メッセージを受信すると、指定された記憶ユニットのエントリを論理記憶ユニット構成情報1003から検索する。さらに、当該エントリの通信インタフェース識別情報10031を通信インタフェース(1)の値に書き換えると同時に、当該通信インタフェース(1)に接続された記憶ユニット識別情報10032のうち、他の記憶ユニット識別情報と一致しない値に更新する(S705)。
例えば、図15を参照すると、通信インタフェース(1)が「PT−11」、通信インタフェース(2)が「PT−12」となる。そこで、管理計算機500の演算処理装置580は、「PT−12」に接続された記憶ユニットのうち、「LU−11」すなわち記憶領域「LD−13」を通信インタフェース(1)である「PT−11」に移動するように要求する。
外部ストレージ装置100Bは、論理記憶ユニット構成情報1003の記憶領域識別情報10033の値が「LD−13」に一致するエントリの、通信インタフェース識別情報10031の値を「PT−11」に更新する。さらに、記憶ユニット識別情報10032の値を、既に記録されている「LU−11」「LU−12」以外の値である「LU−13」に更新し、記憶ユニットの移動を完了する。
外部ストレージ装置100Bは、S705の処理の完了通知メッセージに、通信インタフェース(1)の移動完了後の記憶ユニット識別情報を格納し、管理計算機500に送信する(S706)。
管理計算機500の演算処理装置580は、記憶ユニットの移動完了通知メッセージを受信すると、当該メッセージに含まれる移動完了後の記憶ユニット識別情報に基づいて、構成情報を更新する(S707)。
次に、管理計算機500の演算処理装置580は、外部記憶領域マッピング情報1004を検索し、通信インタフェース識別情報10042と記憶ユニット識別情報10043が、S704の処理において移動指示した通信インタフェース(2)の移動対象記憶ユニットに一致するエントリを取得する。当該外部記憶領域13の対応先を、S704の処理によって移動先に指示された通信インタフェース(1)の移動先記憶ユニットに更新されるように、要求メッセージを送信する(S708)。
ストレージ装置100は、要求メッセージを受信すると、外部記憶領域マッピング情報1004の当該エントリの通信インタフェース識別情報10042及び記憶ユニット識別情報10043を更新する(S709)。
具体的には、前述した例によると、通信インタフェース(2)すなわち「PT−12」に定義された記憶ユニット「LU−11」が移動対象であるため、外部記憶領域マッピング情報1004の外部記憶領域「ED−03」のエントリを更新する。当該エントリの通信インタフェース識別情報10042を通信インタフェース(1)である「PT−11」に、記憶ユニット識別情報10043を「LU−13」に更新するように管理計算機500によって要求され、外部記憶領域マッピング情報1004を更新する。
ストレージ装置100は、その後、更新処理完了通知を送信する(S710)。
管理計算機500の演算処理装置580は、ストレージ装置100から送信された完了通知を受信すると、構成情報を更新する(S711)。
管理計算機500の演算処理装置580は、以上の処理が完了すると、外部記憶領域通信パス使用状況情報5012を更新する。
さらに、管理計算機500の演算処理装置580は、通信インタフェース識別情報50121の値が通信インタフェース(1)と通信インタフェース(2)に一致するエントリを検索し、それぞれのエントリの外部記憶領域接続パス数50123の値が均等になっているか否かを判定する(S712)。なお、厳密にそれぞれの値が一致しているかを判定する必要はなく、差が少ない場合、例えば、差が1であれば均等とみなしてよい。
管理計算機500の演算処理装置580は、通信インタフェース(1)と通信インタフェース(2)の外部記憶領域接続パス数50123が均等でないと判定した場合には(S712の結果が「No」)、S704の処理に戻り、通信インタフェース(2)の記憶ユニットの一つを通信インタフェース(1)に移動させる処理を繰り返し実行する。
一方、管理計算機500の演算処理装置580は、通信インタフェース(1)と通信インタフェース(2)の外部記憶領域接続パス数50123が均等であると判定した場合には(S712の結果が「Yes」)、当該外部ストレージ装置が搭載するデータ入出力用通信インタフェース140の外部記憶領域接続パス数50123がすべて均等であるか否かを判定する(S713)。
管理計算機500の演算処理装置580は、当該外部ストレージ装置が搭載するデータ入出力用通信インタフェース140の外部記憶領域接続パス数50123がすべて均等でない場合には(S713の結果が「No」)、S702の処理に戻り、別のデータ入出力用通信インタフェース140に対してパス数を均等化する処理を繰り返す。
一方、管理計算機500の演算処理装置580は、当該外部ストレージ装置が搭載するすべてのデータ入出力用通信インタフェース140の外部記憶領域接続パス数50123が均等である場合には(S713の結果が「Yes」)、他の外部ストレージ装置に対し、均等化処理を繰り返す(S714)。
図30は、本発明の第3の実施形態の変形例の処理手順に従って、図5に示したように負荷が偏った状態の構成に対し、負荷を分散させるように再構成したストレージ構成図の一例を示す図である。
第3の実施形態の変形例では、管理計算機500の演算処理装置580は、図28のS704の処理によって、外部記憶領域の接続パスを移動させる。具体的には、外部記憶領域「ED−03」の接続パスをデータ入出力用通信インタフェース「PT−12」から「PT−11」に移動する(図30の点線から太線の構成に変更)。このように外部接続パス数を均等化(「PT−11」には「LD−12」と「LD−13」の2本、「PT−12」には「LD−14」と「LD−15」の2本)することで、特性のデータ入出力用通信インタフェース140に負荷が偏ることによって、性能が劣化することを回避することができる。
第3の実施形態の変形例によれば、管理計算機500の演算処理装置580は、データ入出力用通信インタフェース140に接続される外部記憶領域の数を均等化させることによって、データ入出力用通信インタフェース140の負荷を均等化させることができる。また、データ入出力用通信インタフェース140の帯域性能に基づいて、接続されるパスを振り分けてもよい。
本発明の実施形態のストレージエリアネットワークの構成を表す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態のホスト計算機の構成を示す図である。 本発明の実施形態の管理計算機の構成を示す図である。 本発明の実施形態のストレージシステムの論理構成図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納されるRAIDグループ構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される記憶領域構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される論理記憶ユニット構成情報であって、記憶ユニット識別情報によって識別される記憶ユニットが、仮想記憶ユニットである場合を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される論理記憶ユニット構成情報であって、記憶ユニット識別情報によって識別される記憶ユニットがストレージ装置に備えられる場合を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される外部記憶領域マッピング情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される仮想記憶領域プール構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される仮想記憶ユニット構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納されるデータ入出力用通信インタフェース構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態のストレージ装置に格納される管理用通信インタフェース構成情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態の管理計算機に格納されるRAIDグループ使用状況情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態の管理計算機に格納される外部記憶領域通信パス使用状況情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施形態の管理計算機に保持されるストレージ構成情報の更新処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のRAIDグループ使用状況情報の更新処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の外部記憶領域通信パス使用状況情報の更新処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の仮想記憶領域プールに新たな記憶領域を追加登録する処理の前半の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の仮想記憶領域プールに新たな記憶領域を追加登録する処理の後半の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラムによって提供される仮想記憶領域の追加操作を受け付けるためのインタフェースの一例である記憶領域選択画面を示す図である。 本発明の実施形態の仮想記憶領域の選択追加処理によって負荷を分散させるように構成した一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例の仮想記憶領域プールに新たな記憶領域を追加登録する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の変形例の外部ストレージ装置と接続されるデータ入出力用通信インタフェースの負荷が分散するように記憶領域を検索する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の変形例の仮想記憶領域の選択追加処理によって負荷を分散させるように構成した一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例のRAIDグループを構成する記憶領域の仮想記憶領域登録数にばらつきがある場合に、登録数を均等化するための処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の変形例の処理手順に従って、負荷を分散させるように再構成したストレージ構成図の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の変形例の外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェースに接続外部接続パスの数を均等化する処理の前半の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の変形例の外部ストレージ側のデータ入出力用通信インタフェースに接続外部接続パスの数を均等化する処理の後半の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の変形例の処理手順に従って、負荷を分散させるように再構成したストレージ構成図の一例を示す図である。
符号の説明
11 RAIDグループ
12 記憶領域
13 外部記憶領域
14 仮想記憶領域プール
15 仮想記憶領域
16 仮想記憶ユニット
17 記憶ユニット
100 ストレージ装置
140 データ入出力用通信インタフェース
190 ストレージコントローラ
300 ホスト計算機
500 管理計算機
580 演算処理装置
600 管理用ネットワーク
1000、5000 プログラムメモリ
1001 RAIDグループ構成情報
1002 記憶領域構成情報
1003 論理記憶ユニット構成情報
1004 外部記憶領域マッピング情報
1005 仮想記憶領域プール構成情報
1006 仮想記憶ユニット構成情報
1007 データ入出力用通信インタフェース構成情報
1008 管理用通信インタフェース構成情報
1009 仮想記憶ユニット管理プログラム
5010 ストレージ構成情報
5011 RAIDグループ使用状況情報
5012 外部記憶領域通信パス使用状況情報
5013 構成情報更新プログラム
5014 仮想ストレージ構成変更プログラム
5015 仮想ストレージ構成変更操作インタフェースプログラム
5021 記憶領域選択画面

Claims (19)

  1. ストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続されるホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機にアクセス可能な管理計算機と、を含む計算機システムにおけるストレージ装置構成管理方法であって、
    前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続され、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機によって読み書きされるデータを格納する記憶装置と、を備え、
    前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、
    前記管理計算機は、前記ネットワークに接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、
    前記ストレージ装置は、一つ以上の仮想記憶領域によって構成される仮想記憶領域プールを含み、
    前記仮想記憶領域は、前記記憶装置及び当該記憶装置が備えられるストレージ装置に接続された外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置の少なくとも一方の記憶資源が割り当てられ、データが読み書きされる記憶領域として、前記ホスト計算機に提供され、
    前記管理計算機は、
    前記ストレージ装置から、前記第3インタフェースを介して、前記記憶装置によって構成されるRAIDグループの構成情報、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの構成情報の少なくとも一方を含むストレージ構成情報を取得し、
    前記取得されたストレージ構成情報に基づいて、前記仮想記憶領域を介して前記ホスト計算機に提供される記憶資源、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの少なくとも一方を含むハードウェア資源の使用情報を取得し、
    前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、特定のハードウェア資源に負荷が集中しないように前記ストレージ装置の構成を決定し、
    前記ストレージ装置に、前記決定された構成に変更する指示を送信し、
    前記ストレージ装置は、前記第1インタフェースを介して、前記管理計算機から受信した構成変更指示に基づいて、構成を変更することを特徴とするストレージ装置構成管理方法。
  2. 前記管理計算機は、
    前記仮想記憶領域プールに前記仮想記憶領域を追加し、前記仮想記憶領域に前記記憶資源を割り当てる場合に、前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、負荷が所定値よりも少ないハードウェア資源を候補として提示し、
    前記ストレージ構成情報に基づいて、選択されたハードウェア資源を使用する記憶資源を特定し、前記追加された仮想記憶領域に割り当てることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置構成管理方法。
  3. 前記管理計算機は、同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域が一つの仮想記憶領域プールに複数含まれる場合に、当該同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた他の仮想記憶領域に、当該同じRAIDグループと異なるRAIDグループに属する記憶資源を割り当てることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置構成管理方法。
  4. 前記管理計算機は、
    前記外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置によって、前記記憶資源が割り当てられる場合に、前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの使用状態に基づいて、負荷の少ないインタフェースを選択し、
    前記外部記憶装置を前記負荷の少ないインタフェースに接続することを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置構成管理方法。
  5. 前記負荷の少ないインタフェースは、当該インタフェースの帯域性能に基づいて、選択されることを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置構成管理方法。
  6. 前記管理計算機は、前記仮想記憶領域プールに、同じハードウェア資源を使用する仮想記憶領域が複数含まれるとき、前記同じハードウェア資源を使用する複数の仮想記憶領域を一つに集約することを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置構成管理方法。
  7. 前記管理計算機は、前記仮想記憶領域プールに、同じRAIDグループを構成する記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域が複数含まれるとき、前記同じRAIDグループを構成する記憶資源が割り当てられた複数の仮想記憶領域を一つに集約することを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置構成管理方法。
  8. 前記管理計算機は、
    表示装置と、入力装置と、をさらに備え、
    前記仮想記憶領域プールの選択を受け付ける画面を表示し、
    前記仮想記憶領域プールの選択を受け付けた後、前記ハードウェア資源の使用情報に基づいて、負荷が少ないハードウェア資源を使用する記憶資源を抽出し、
    前記選択された仮想記憶領域プールに追加される記憶資源の候補として、前記抽出された記憶資源を表示し、
    前記抽出された記憶資源の選択を受け付けることを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置構成管理方法。
  9. ストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続されるホスト計算機と、に接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機であって、
    前記ストレージ装置は、
    前記ホスト計算機によって読み書きされるデータを格納する記憶装置と、前記記憶装置へのデータの入出力を制御するストレージコントローラと、を備え、
    一つ以上の仮想記憶領域によって構成される仮想記憶領域プールを含み、
    前記仮想記憶領域は、前記記憶装置及び当該記憶装置が備えられるストレージ装置に接続された外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置の少なくとも一方の記憶資源が割り当てられ、データが読み書きされる記憶領域として、前記ホスト計算機に提供され、
    前記プロセッサは、
    前記ストレージ装置から、前記インタフェースを介して、前記記憶装置によって構成されるRAIDグループの構成情報、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの構成情報の少なくとも一方を含むストレージ構成情報を取得し、
    前記取得されたストレージ構成情報に基づいて、前記仮想記憶領域を介して前記ホスト計算機に提供される記憶資源、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの少なくとも一方を含むハードウェア資源の使用情報を取得し、
    前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、特定のハードウェア資源に負荷が集中しないように前記ストレージ装置の構成を決定し、
    前記ストレージ装置に、前記決定された構成に変更する指示を送信することを特徴とする管理計算機。
  10. 前記プロセッサは、
    前記仮想記憶領域プールに前記記憶資源を追加する場合に、前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、負荷が所定値よりも少ないハードウェア資源を候補として提示し、
    前記ストレージ構成情報に基づいて、選択されたハードウェア資源を使用する記憶資源を特定し、前記追加された仮想記憶領域に割り当てるように、前記ストレージ装置の構成を決定することを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  11. 前記プロセッサは、同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域が一つの仮想記憶領域プールに複数含まれる場合に、当該同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた他の仮想記憶領域に、当該同じRAIDグループと異なるRAIDグループに属する記憶資源を割り当てるように、前記ストレージ装置の構成を決定することを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  12. 前記プロセッサは、
    前記外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置によって、前記記憶資源が割り当てられる場合に、前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの使用状態に基づいて、負荷の少ないインタフェースを選択し、
    前記外部記憶装置を前記負荷の少ないインタフェースに接続するように、前記ストレージ装置の構成を決定することを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  13. 前記負荷の少ないインタフェースは、当該インタフェースの帯域性能に基づいて、選択されることを特徴とする請求項12に記載の管理計算機。
  14. 前記プロセッサは、前記仮想記憶領域プールに、同じハードウェア資源を使用する仮想記憶領域が複数含まれるとき、前記同じハードウェア資源を使用する複数の仮想記憶領域を一つに集約するように、前記ストレージ装置の構成を決定することを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  15. 前記プロセッサは、前記仮想記憶領域プールに、同じRAIDグループを構成する記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域が複数含まれるとき、前記同じRAIDグループを構成する記憶資源が割り当てられた複数の仮想記憶領域を一つに集約するように、前記ストレージ装置の構成を決定することを特徴とする請求項9に記載の管理計算機。
  16. 表示装置及び入力装置をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記仮想記憶領域プールの選択を受け付ける画面を表示し、
    前記仮想記憶領域プールの選択を受け付けた後、前記ハードウェア資源の使用情報に基づいて、負荷が少ないハードウェア資源を使用する記憶資源を抽出し、
    前記選択された仮想記憶領域プールに追加される記憶資源の候補として、前記抽出された記憶資源を表示し、
    前記抽出された記憶資源の選択を受け付けることを特徴とする請求項10に記載の管理計算機。
  17. ストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続されるホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機にアクセス可能な管理計算機と、を含む計算機システムであって、
    前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続され、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機によって読み書きされるデータを格納する記憶装置と、を備え、
    前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、
    前記管理計算機は、前記ネットワークに接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、
    前記ストレージ装置は、一つ以上の仮想記憶領域によって構成される仮想記憶領域プールを含み、
    前記仮想記憶領域は、前記記憶装置及び当該記憶装置が備えられるストレージ装置に接続された外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置の少なくとも一方の記憶資源が割り当てられ、データが読み書きされる記憶領域として、前記ホスト計算機に提供され、
    前記管理計算機は、
    前記ストレージ装置から、前記第3インタフェースを介して、前記記憶装置によって構成されるRAIDグループの構成情報、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの構成情報の少なくとも一方を含むストレージ構成情報を取得し、
    前記取得されたストレージ構成情報に基づいて、前記仮想記憶領域を介して前記ホスト計算機に提供される記憶資源、及び前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの少なくとも一方を含むハードウェア資源の使用情報を取得し、
    前記取得されたハードウェア資源の使用情報に基づいて、特定のハードウェア資源に負荷が集中しないように前記ストレージ装置の構成を決定し、
    前記ストレージ装置に、前記決定された構成に変更する指示を送信し、
    前記ストレージ装置は、前記第1インタフェースを介して、前記管理計算機から受信した構成変更指示に基づいて、構成を変更することを特徴とする計算機システム。
  18. 前記管理計算機は、同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた仮想記憶領域が一つの仮想記憶領域プールに複数含まれる場合に、当該同じRAIDグループに属する記憶資源が割り当てられた他の仮想記憶領域に、当該同じRAIDグループと異なるRAIDグループに属する記憶資源を割り当てることによって、前記ストレージ装置の構成を決定し、
    前記ストレージ装置は、前記管理計算機から送信された構成変更指示に基づいて、構成が変更されることによって、前記仮想記憶領域プールに含まれる仮想記憶領域に割り当てられた記憶資源が、同じRAIDグループに属さないように割り当てられ、前記仮想記憶領域プールに含まれる仮想記憶領域に割り当てられた記憶資源の負荷が均等化された請求項17に記載の計算機システム。
  19. 前記管理計算機は、
    前記外部ストレージ装置によって提供される外部記憶装置によって前記記憶資源が割り当てられる場合に、前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの使用状態に基づいて、負荷の少ないインタフェースを選択し、
    前記外部記憶装置を前記負荷の少ないインタフェースに接続することによって、前記ストレージ装置の構成を決定し、
    前記ストレージ装置は、前記管理計算機から送信された構成変更指示に基づいて、構成が変更されることによって、前記外部記憶装置に接続されるインタフェースの負荷が均等化された請求項17に記載の計算機システム。
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