JP2008165225A - Led光源 - Google Patents

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Ingo Ko
尹豪 康
Hsin-Te Chen
信徳 陳
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Abstract

【課題】屈折力が全て正である第一のレンズ群と第二のレンズ群を含む固定焦点レンズを提供する。
【解決手段】第一のレンズ群は、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第一、第二、第三、第四及び第五のレンズからなる。第一のレンズ乃至第五のレンズの屈折力は、それぞれ、負、負、負、正、正であり、第一のレンズは、非球面レンズである。第二のレンズ群は、第一のレンズ群とイメージ側との間に配置され、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第六、第七、第八、第九及び第十のレンズからなる。第六のレンズと第七のレンズは、第一の接合レンズを形成し、第九のレンズと第十のレンズは、第二の接合レンズを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズに関し、特に、固定焦点レンズに関する。
図1を参照する。図1は、特許文献1に開示されている従来の背面投射型テレビ用固定焦点レンズ100を示す。固定焦点レンズ100は、オブジェクト側からライトバルブ50へ順序に配列される第一のレンズ群110、第二のレンズ群120及び第三のレンズ群130を含む。第一のレンズ群110は、六つのレンズ112、114、116、117、118及び119を含み、第二のレンズ群120は、一つのレンズ122を含み、第三のレンズ群130は、四つのレンズ132、134、136及び138を含む。
従来の固定焦点レンズ100は、レンズ数が多いので、生産コストが高い。また、レンズ数が多く、固定焦点レンズ100の長さが長くなるので、このような固定焦点レンズ100を採用した背面投射型テレビの厚みが厚くなる問題が引き起こされる。そのため、背面投射型テレビの厚みを減少する場合、光学結像の像差(aberration)を大きくさせたり、結像品質に悪影響を与えるゴーストイメージなどの種々な現象が出現したりすることがある。
本発明の目的は、レンズ数が小さく、製品の体積を減少することができる固定焦点レンズを提供することにある。
本発明の他の目的と利点は、本発明に開示された技術特徴によりさらに知られることができる。
前述した一又は部分又は全部の目的或いは他の目的を達成するために、本発明は、屈折力がすべて正である第一のレンズ群と第二のレンズ群を含む固定焦点レンズを提供する。第一のレンズ群は、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ、第四のレンズ及び第五のレンズからなる。第一のレンズないし第五のレンズの屈折力は、それぞれ、負、負、負、正、正であり、且つ、第一のレンズは、非球面レンズである。また、第二のレンズ群は、第一のレンズ群とオブジェクト側との間に配置され、且つ、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第六のレンズ、第七のレンズ、正の屈折力を有する第八のレンズ、第九のレンズ及び第十のレンズからなる。第六のレンズと第七のレンズは、第一の接合レンズを形成し、第九のレンズと第十のレンズは、第二の接合レンズを形成する。また、固定焦点レンズは、(1)5.0<FL45/F<7.5、(2)3.5<FG2/F<4.8及び(3)FG2/H>3.755という条件を満たす。ここでは、FL45は、第四のレンズから第五のレンズまでの有効焦点距離であり、FG2は、第二のレンズ群の有効焦点距離であり、Fは、固定焦点レンズの有効焦点であり、Hは、イメージ側の最大画像の高さである。
固定焦点レンズは、絞りをさらに含み、この絞りは、第一のレンズ群と第二のレンズ群との間に配置される。
固定焦点レンズは、反射素子をさらに含み、この反射素子は、第一のレンズ群と第二のレンズ群との間に配置される。
固定焦点レンズにおいて、DG12が第一のレンズ群から第二のレンズ群までの距離であり、且つ、DG12は、2.0<DG12/FG2<5.0を満たす。
固定焦点レンズにおいて、FL67が第一の接合レンズの有効焦点距離であり、FL910が第二の接合レンズの有効焦点距離であり、且つ、FL67とFL910は、1.3<|FL67/FL910|<5.5を満たす。
第一の接合レンズと第二の接合レンズのうち、一つの屈折力は、例えば、正であり、他の屈折力は、例えば、負である。そのうち、屈折力が正である接合レンズのアッベ数がVであり、屈折力が負である接合レンズのアッベ数がVであり、且つ、VとVは、15<V−V<45を満たす。
オブジェクト側に面する第八のレンズの表面の曲率半径がR15であり、イメージ側に面する第八のレンズの表面の曲率半径がR16であり、且つ、R15とR16は、1.35<|R15/R16|<4.2を満たす。
固定焦点レンズにおいて、第六のレンズ、第七のレンズ、第九のレンズ及び第十のレンズの屈折力は、例えば、それぞれ、正、負、負、正である。
固定焦点レンズにおいて、第一のレンズと第二のレンズは、例えば、全て、凸面がオブジェクト側に面する凹凸レンズであり、且つ、第一のレンズの凸面と凹面は、全て非球面である。第三のレンズは、例えば、両凹レンズであり、第四のレンズは、例えば、凸面がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第五のレンズは、例えば、両凸レンズである。
固定焦点レンズにおいて、第六のレンズは、例えば、凸面がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第七のレンズは、例えば、凸面がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第八のレンズと第十のレンズは、例えば、全て、両凸レンズであり、第九のレンズは、例えば、凸面がオブジェクト側に面する凹凸レンズである。
固定焦点レンズにおいて、第二のレンズないし第十のレンズは、例えば、全て、球面レンズである。
従来技術に比べると、本発明による固定焦点レンズは、レンズ数が少ないので、生産コストを抑え、製品の体積を減少することができる。また、本発明による固定焦点レンズの構造は、像差を有効に解消ことができるので、良好な結像品質を得ることができる。
次の各実施例の説明は、添付した図面を参照して行われたものであり、本発明の実施可能な特定の実施例を例として示すために用いられる。本発明に言及した方向の用語、例えば、上、下、前、後、左、右などは、添付した図面の方向を参考するためのみである。よって、使用された方向の用語は、説明のために用いられ、本発明を制限するためのものでない。
図2は、本発明の一実施例における固定焦点レンズの構造を示すものである。図2を参照する。本実施例の固定焦点レンズ200は、第一のレンズ群210と第二のレンズ群220を含み、且つ、第一及び第二のレンズ群210、220の屈折力は、共に正である。第一のレンズ群210は、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第一のレンズ212、第二のレンズ214、第三のレンズ215、第四のレンズ216及び第五のレンズ218からなる。第一のレンズ212ないし第五のレンズ218の屈折力は、それぞれ、負、負、負、正、正である。本実施例において、第一のレンズ212と第二のレンズ214は、全て、凸面(表面S1、S3)がオブジェクト側に面する凹凸レンズであり、且つ、第一のレンズ212は非球面レンズであり、第一のレンズ212の凸面と凹面(表面S2)は、全て、非球面である。第三のレンズ215は、両凹レンズであり、第四のレンズ216は、例えば、凸面(表面S8)がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第五のレンズ218は、両凸レンズである。第二のレンズ214、第三のレンズ215、第四のレンズ216及び第五のレンズ218は、全て、球面レンズである。
第二のレンズ群220は、第一のレンズ群210とイメージ側の間に配置され、且つ、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第六のレンズ222、第七のレンズ224、第八のレンズ225、第九のレンズ226及び第十のレンズ228からなる。第六のレンズ222、第七のレンズ224、第八のレンズ225、第九のレンズ226及び第十のレンズ228の屈折力は、例えば、それぞれ、正、負、正、負、正である。第六のレンズ222と第七のレンズ224は、第一の接合レンズ223を形成し、第九のレンズ226と第十のレンズ228は、第二の接合レンズ227を形成する。第六のレンズ222は、凸面(表面S13)がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第七のレンズ224は、凸面(表面S14)がイメージ側に面する凹凸レンズであり、第八のレンズ225と第十のレンズ228は、共に両凸レンズであり、第九のレンズ226は、凸面(表面S17)がオブジェクト側に面する凹凸レンズである。第六のレンズ222、第七のレンズ224、第八のレンズ225、第九のレンズ226及び第十のレンズ228は、全て、球面レンズである。
固定焦点レンズ200は、(1)5.0<FL45/F<7.5、(2)3.5<FG2/F<4.8及び(3)FG2/H>3.755という条件を満たす。ここでは、FL45は、第四のレンズ216から第五のレンズ218までの有効焦点距離であり、FG2は、第二のレンズ群220の有効焦点距離であり、Fは、固定焦点レンズ200の有効焦点であり、Hは、イメージ側の最大画像の高さである。一般的に言えば、オブジェクト側には、画像処置素子60が設置されるが、本実施例には、画像処理素子60が例えばライトバルブである。最大画像の高さHは、実物が画像処理素子60に結像される画像の高さである。また、固定焦点レンズ200は、例えば、絞り230をさらに含み、この絞り230は、第一のレンズ群210と第二のレンズ群220との間に配置される。
本実施例における固定焦点レンズ200は、一枚の非球面レンズ(即ち、第一のレンズ212)と九枚の球面レンズ(即ち、第二のレンズないし第十のレンズ)により像差を解消する。そのうち、非球面レンズは、90度以上の大きな視角(field of view:FOV)による歪め(distortion)を解消することに役立つが、第二のレンズ群220は、色収差(chromatic aberration)と球面収差(spherical aberration)を解消することができる。十一枚のレンズにより構成された従来の固定焦点レンズ100(図1に示すように)に比べると、本発明の固定焦点レンズ200のレンズ数が少ないので、レンズ材料のコストを抑えることができるのみならず、製造上の公差の累積を減少し、生産の歩留まりを向上し、生産コストを低減することもできる。
結像品質をさらに確保するために、本実施例には、固定焦点レンズ200に(1)2.0<DG12/FG2<5.0、(2)1.3<FL67/FL910<5.5、(3)15<V−V<45及び(4)1.35<|R14/R15|<4.2のうち、少なくとも一つの条件を満足させる。そのうち、DG12は、第一のレンズ群210から第二のレンズ群220までの距離であり、FL67は、第一の接合レンズ223の有効焦点距離であり、FL910は、第二の接合レンズ227の有効焦点距離である。また、第一の接合レンズ223と第二の接合レンズ227のうち、一つの屈折力は、例えば、正であり、もう一つの屈折力は、例えば、負であり、Vは、屈折力が正である接合レンズのアッベ数であり、Vは、屈折力が負である接合レンズのアッベ数である。また、R15は、オブジェクト側に面する第八のレンズ225の表面(表面S15)の曲率半径であり、R16は、イメージ側に面する第八のレンズ225の表面(表面S16)の曲率半径である。
次は、固定焦点レンズ200の一実施例を挙げる。なお、次の表1と表2にリストされているデータは、本発明を限定するものでなく、また、当業者が本発明を参照しそのパラメータや設定に対して適当な変更を行うことにより得られたものも、本発明の範囲に属する。
Figure 2008165225

表1には、距離は、主軸において隣接する両表面の直線距離であり、例えば、表面S1の距離は、主軸において表面S1から表面S2までの直線距離である。備考欄において各レンズが対応する厚み、屈折率及びアッベ数は、同列における各距離、屈折率及びアッベ数が対応する値を参照する。また、表1には、表面S1、S2は、第一のレンズ212の両表面であり、表面S3、S4は、第二のレンズ214の両表面であり、表面S5、S6は、第三のレンズ216の両表面であり、表面S7、S8は、第四のレンズ222の両表面であり、表面S9、S10は、第五のレンズ232の両表面である。表面S11は、絞りである。表面S12は、オブジェクト側に面する第六のレンズ222の表面であり、表面S13は、第七のレンズ224と接する第六のレンズ222の表面であり、表面S14は、イメージ側に面する第七のレンズ224の表面である。表面S15、S16は、第八のレンズ225の両表面である。表面S17は、オブジェクト側に面する第九のレンズ226の表面であり、表面S18は、第十のレンズ228と接する第九のレンズ226の表面であり、表面S19は、イメージ側に面する第十のレンズ228の表面である。表面S20、S21は、偏光片(polarizer)70の両表面であり、表面S22、S23は、対比結合素子(contrast coupler)80の両表面であり、表面S24、S25は、画像処理素素子60を保護するためのガラスカバー90の両表面である。表面S25の列における距離は、表面S25から画像処理素子60までの距離である。
また、各表面の曲率半径と距離などのパラメータは、表1を参照し、ここでは、それらを省略する。
前述した表面S1、S2は、非球面であり、次の式により示されることができる。
Figure 2008165225

ここでは、Zは、光軸方向の偏移量(sag)であり、cは、接触球(osculating sphere)の半径の逆数であり、即ち、光軸に接近するところの曲率半径(例えば、表1のS1、S2の曲率半径)の逆数である。kは、二次曲面係数(conic)であり、rは、非球面高さであり、即ち、レンズ中心からレンズ縁部までの高さであり、A、A、A、A、A5、...は、非球面係数(aspheric coefficient)であり、そのうち、係数Aは、0である。また、表面S1と表面S2のパラメータは、表2にリストされている。
Figure 2008165225

続いて、本実施例における固定焦点レンズ200のf値(f−number)は、2.417であり、最大視角は、91.3°である。また、F=9.804mm、FL45=68.618mm、FG2=39.792mm、H=10.243mm、DG12=134.172mm、FL67=−194.731mm、FL910=98.507、FL45/F=6.999、DG12/FG2=3.372、|FL67/FL910|=1.977、FG2/F=4.059、FG2/H=3.885、26.3<V−V<30.8である。
図3Aないし図3Cは、図2における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。図3Aないし図3Cを参照する。そのうち、図3Aは、光学変調伝達関数(modulation transfer function:MTF)の曲線図であり、その横軸が毎周期/ミリメータル(mm)の空間周波数(spatial frequency in cycles per millimeter)であり、その縦軸が光学的伝達関数の率(modulus of the OTF)である。図3Aは、波長が440〜640nmである光に対して行ったシミュレーションのデータを示す図である。また、図3Bは、画像の横の色(lateral color)を示すものであり、図3Bにおける最大の場(maximum field)は、10.243mmであり、且つ、参考波長は、550nmである。図3Cは、画像の横の光線の扇形図(transverse ray fan plot)である。図3Aないし図3Cに示すグラフが全て標準の範囲内にあるので、従来技術に比べると、本実施例における固定焦点レンズ200は、数少ないレンズを使用し、良好な光学品質を得ることができる。
次は、固定焦点レンズ200の他の実施例を挙げる。図4、表3及び表4を参照する。
Figure 2008165225
Figure 2008165225

表3には、表面S1〜S9は、表1と同様であり、表面S20、S21は、内部全反射プリズム(TIR Prism)の相対する両表面であり、表面S22、S23は、ガラスカバー90の両表面である。表面S23の列における距離は、表面S23から画像処理素子60までの距離である。
本実施例の固定焦点レンズ200のf値は、2.4であり、最大視角は、90.9°である。また、F=10.905mm、FL45=64.233mm、FG2=42.342mm、H=11.24mm、DG12=107.538mm、FL67=−259.217mm、FL910=105.271、FL45/F=5.89、DG12/FG2=2.54、|FL67/FL910|=2.462、FG2/F=3.883、FG2/H=3.767、27.6<V−V<30.8である。
図5Aないし図5Cは、図4における固定焦点レンズの光学結像シミュレーションデータを示すものである。図5Aないし図5Cを参照する。そのうち、図5Aは、光学変調伝達関数(modulation transfer function:MTF)の曲線図であり、その横軸が毎周期/ミリメータル(mm)の空間周波数(spatial frequency in cycles per millimeter)であり、その縦軸が光学的伝達関数の率(modulus of the OTF)である。図5Aは、波長が440〜640nmである光に対して行ったシミュレーションのデータを示す図である。また、図5Bは、画像の横の色(lateral color)を示すものであり、図5Bにおける最大の場(maximum field)は、11.24mmであり、且つ、参考波長は、550nmである。図5Cは、画像の横の光線の扇形図(transverse ray fan plot)である。図5Aないし図5Cに示すグラフが全て標準の範囲内にあるので、従来技術に比べると、本実施例における固定焦点レンズ200は、数少ないレンズを使用し、良好な光学品質を得ることができる。
次は、固定焦点レンズ200の他の実施例を挙げる。図6、表5及び表6を参照する。
Figure 2008165225
Figure 2008165225

表5には、表面S1〜S9は、表1と同様であり、表面S20、S21は、平滑画像素子(smooth picture element)30の両表面であり、表面S22、S23は、内部全反射プリズム(TIR Prism)40の相対する両表面であり、表面S24、S25は、ガラスカバー90の両表面である。表面S25の列における距離は、表面S23から画像処理素子60までの距離である。
本実施例の固定焦点レンズ200のf値は、2.4であり、最大視角は、90.9°である。また、F=10.413mm、FL45=65.653mm、FG2=41.565mm、H=10.706mm、DG12=104.988mm、FL67=−462.489mm、FL910=110.426、FL45/F=6.3、DG12/FG2=2.526、|FL67/FL910|=4.188、FG2/F=3.99、FG2/H=3.88、27.6<V−V<42である。
図7Aないし図7Cは、図6における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。図7Aないし図7Cを参照する。そのうち、図7Aは、光学変調伝達関数(modulation transfer function:MTF)の曲線図であり、その横軸が毎周期/ミリメータル(mm)の空間周波数(spatial frequency in cycles per millimeter)であり、その縦軸が光学的伝達関数の率(modulus of the OTF)である。図7Aは、波長が430〜670nmである光に対して行ったシミュレーションのデータを示す図である。また、図7Bは、画像の横の色(lateral color)を示すものであり、図7Bにおける最大の場(maximum field)は、10.7061mmであり、且つ、参考波長は、550nmである。図7Cは、画像の横の光線の扇形図(transverse ray fan plot)である。図7Aないし図7Cに示すグラフが全て標準の範囲内にあるので、従来技術に比べると、本実施例における固定焦点レンズ200は、数少ないレンズを使用し、良好な光学品質を得ることができる。
図8は、本発明の他の実施例における固定焦点レンズの構造を示す図である。図8を参照する。本実施例における固定焦点レンズ200′は、図2における固定焦点レンズ200と似ているが、その相違点は、固定焦点レンズ200′が第一のレンズ群210と第二のレンズ群220との間に配置される反射素子240をさらに含むことにある。言い換えると、固定焦点レンズ200′は、L型レンズである。固定焦点レンズ200′の長さが短いので、このような固定焦点レンズ200′を採用した背面投射型テレビをより薄く作ることができる。
ゆえに、本発明の固定焦点レンズは、少なくとも、一つの次の利点を有する。
1、十一枚のレンズにより構成された従来の固定焦点レンズ100に比べると、本発明の固定焦点レンズ200、200′は、レンズ数が少ないので、レンズ材料のコストを抑えることができるのみならず、製造上の公差の累積を減少し、生産の歩留まりを向上し、生産コストを低減することもできる。
2、本発明の固定焦点レンズの構造は、像差を有効に解消することができるので、良好な結像品質を得ることができる。
3、本発明の固定焦点レンズは、L型レンズであるので、レンズ全体の長さを減少することができ、本発明のような固定焦点レンズを採用した背面投射型テレビをより薄く作ることができる。
本発明は、前述した好適な実施例に基づいて以上のように開示されたが、前述した好適な実施例は、本発明を限定するためのものでなく、当業者は、本発明の精神と範囲を離脱しない限り、本発明に対して些細な変更と潤色を行うことができるので、本発明の保護範囲は、添付した特許請求の範囲に定まったものを基準とする。また、本発明の何れの実施例又は特許請求の範囲は、本発明に開示された全ての目的又は利点又は特徴を達成する必要がない。また、要約の部分と発明の名称は、特許文献の検索を助けるためのみのものであり、本発明の権利範囲を限定するものでない。
従来の固定焦点レンズの構造を示す図である。 本発明の一実施例における固定焦点レンズの構造を示す図である。 図2における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 図2における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 図2における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 本発明の他の一実施例における固定焦点レンズの構造を示す図である。 図4における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 図4における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータの図である。 図4における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 本発明の他の一実施例における固定焦点レンズの構造を示す図である。 図6における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 図6における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 図6における固定焦点レンズの結像光学シミュレーションデータ図である。 本発明の他の実施例における固定焦点レンズの構造を示す図である。
符号の説明
30 平滑画像素子
40 内部全反射プリズム
50 ライトバルブ
60 画像処理素子
70 偏光片
80 対比結合素子
90 ガラスカバー
100、200、200′ 固定焦点レンズ
110、210 第一のレンズ群
112、114、116、117、118、119、122、132、134、136、138 レンズ
120、220 第二のレンズ群
130 第三のレンズ群
212 第一のレンズ
214 第二のレンズ
215 第三のレンズ
216 第四のレンズ
218 第五のレンズ
222 第六のレンズ
223 第一の接合レンズ
224 第七のレンズ
225 第八のレンズ
226 第九のレンズ
227 第二の接合レンズ
228 第十のレンズ
230 絞り
S1〜S25 表面

Claims (11)

  1. 固定焦点レンズであって、
    正の屈折力を有する第一のレンズ群であって、前記第一のレンズ群は、主に、オブジェクト側からイメージ側へ順序に配列される第一のレンズ、第二レンズ、第三のレンズ、第四のレンズ及び第五のレンズからなり、前記第一のレンズないし前記第五のレンズの屈折力は、それぞれ、負、負、負、正、正であり、前記第一のレンズは、非球面レンズである第一のレンズ群と、
    正の屈折力を有する第二のレンズ群であって、前記第二のレンズ群は、前記第一のレンズ群と前記イメージ側との間に配置され、主に、前記オブジェクト側から前記イメージ側へ順序に配列される第六のレンズ、第七のレンズ、正の屈折力を有する第八のレンズ、第九のレンズ及び第十のレンズからなり、前記第六のレンズと前記第七のレンズは、第一の接合レンズを形成し、前記第九のレンズと前記第十のレンズは、第二の接合レンズを形成する第二のレンズ群と、
    を含み、
    前記第四のレンズから前記第五のレンズまでの有効焦点距離をFL45とし、前記第二のレンズ群の有効焦点距離をFG2とし、前記固定焦点レンズの有効焦点距離をFとし、前記イメージ側の最大画像の高さをHとすれば、FL45、FG2、F及びHは、5.0<FL45/F<7.5、3.5<FG2/F<4.8、FG2/H>3.755を満たす、
    固定焦点レンズ。
  2. 前記第一のレンズ群と前記第二のレンズ群との間に配置される絞りをさらに含む、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  3. 前記第一のレンズ群と前記第二のレンズ群との間に配置される反射素子をさらに含む、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  4. 前記第一のレンズ群から前記第二のレンズ群までの距離をDG12とすれば、DG12は、2.0<DG12/FG2<5.0を満たす、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  5. 前記第一の接合レンズの有効焦点距離をFL67とし、前記第二の接合レンズの有効焦点距離をFL910とすれば、FL67とFL910は、1.3<|FL67/FL910|<5.5を満たす、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  6. 前記第一の接合レンズと前記第二の接合レンズのうち、一つの屈折力が正であり、他の屈折力が負であり、屈折力が正である接合レンズのアッベ数をVとし、屈折力が負である接合レンズのアッベ数をVとすれば、VとVは、15<V−V<45を満たす、
    請求項5に記載の固定焦点レンズ。
  7. 前記オブジェクト側に面する前記第八のレンズの表面の曲率半径をR15とし、前記イメージ側に面する前記第八のレンズの表面の曲率半径をR16とすれば、R15とR16は、1.35<|R15/R16|<4.2を満たす、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  8. 前記第六のレンズ、前記第七のレンズ、前記第九のレンズ及び前記第十のレンズの屈折力が、それぞれ、正、負、負、正である、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  9. 前記第一のレンズと前記第二のレンズは、全て、凸面が前記オブジェクト側に面する凹凸レンズであり、前記第一のレンズの凸面と凹面は、全て、非球面であり、前記第三のレンズは、両凹レンズであり、前記第四のレンズは、凸面が前記イメージ側に面する凹凸レンズであり、前記第五のレンズは、両凸レンズである、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  10. 前記第六のレンズは、凸面が前記イメージ側に面する凹凸レンズであり、前記第七のレンズは、凸面が前記イメージ側に面する凹凸レンズであり、前記第八のレンズと前記第十のレンズは、両凸レンズであり、前記第九のレンズは、凸面が前記オブジェクト側に面する凹凸レンズである、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
  11. 前記第二のレンズないし前記第十のレンズは、球面レンズである、
    請求項1に記載の固定焦点レンズ。
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