JP2008163451A - 位置制御型デュアルマグネトロン - Google Patents

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Abstract

【課題】ターゲットの中心部に再堆積された材料物質が、該ターゲットから剥がれて、集積回路に欠陥をもたらさない、再堆積物質を洗浄する装置を提供する。
【解決手段】スパッタリング用デュアルマグネトロンにおいて、該マグネトロンの位置は、スパッタ堆積とターゲット洗浄の間で、相補的半径方向に動かすことができる。該マグネトロンは、異なる特徴のサイズ、強度及び不平衡を有する。該ソースマグネトロンは、より小さく、より強く、かつアンバランスのソースマグネトロン62であり、スパッタ堆積及びエッチングにおいて、ウェーハのエッジ近くに位置している。該補助マグネトロン64は、より大きく、弱く、かつより平衡しており、該ターゲットの中心を洗浄し、スパッタ堆積において、スパッタイオンを該ソースマグネトロンからガイドするのに使用される。
【選択図】図4

Description

発明の分野
本発明は、一般的に、材料物質のスパッタリングに関する。より具体的には、本発明は、プラズマスパッタリングに使用するマグネトロンに関する。
物理気相堆積法(PVD)とも呼ばれるスパッタリングは、半導体集積回路の製造において、金属及び関連する材料物質の層を堆積する最も普及している方法である。スパッタリングは、電気的接触のためのアルミニウムメタライゼーションの平坦な層をスパッタ堆積するために大いに発展した。しかし、近年、高度な集積回路は、電解めっき(electrochemical plating;ECP)によって施された銅メタライゼーションを急速に使用してきているが、それでも、後に施されるECP銅のためのTa/TaNや銅シード層等のバリア層を含む高アスペクト比のホール内への薄い等角線形層の堆積のためのスパッタリングに依存している。
ビア等の深いホール内への薄層のスパッタリングは、ターゲットからスパッタされたスパッタ原子の大部分がイオン化されること、及び該イオンを該ホール内に深く引き付けるように、ウェーハが電気的にバイアスされることを必要とした。幅広く使用されるアプローチにおいては、小さなマグネトロンがその中心のターゲットの周辺で回転されて、該ターゲットのスパッタリング面に隣接した強力な磁界を突出させて高密度プラズマをもたらし、このことは、スパッタリング速度を高めるだけではなく、高細分化されたイオン化スパッタ粒子も発生する。マグネトロンがターゲットの中心から離れて配設されても、該イオンは、該中心の方へ拡散して、ウェーハ全体にわたってスパッタ堆積される傾向がある。実際には、他の予防策がとられない限り、該スパッタ堆積は、チャンバ壁に対するイオンのエッジ損のため、ウェーハエッジにおいてよりもウェーハ中心において激しくなる傾向がある。
しかし、周辺に配設された小さなマグネトロンは、スパッタされた原子のうちのかなりの割合が、スパッタされていないターゲットのエリアに再び堆積するという問題に悩まされる。ターゲットの中心部に再堆積された材料物質は、更なるスパッタリングの影響を受けにくく、下にあるターゲットにうまく付着しない厚くなった膜を形成する。ある時点で、該再堆積した膜は、該ターゲットから剥がれて、該チャンバ内に過剰な数の粒子を生成する。このような粒子は、処理中のウェーハ上に落下する傾向があり、結果としてもたらされる歩留まりの損失又はデバイスの信頼性の低下を伴って、結果として生じる集積回路に欠陥をもたらす。その結果として、ターゲットを時々洗浄することが一般的となっている。通常、ウェーハの製造を休止している状態のスパッタリングチャンバの洗浄モードにおいては、スパッタリング条件は、ターゲットの中心が、そこに再堆積されたスパッタ材料を除去するようにスパッタされるように変更される。
既知の洗浄方法は、周辺に配設されたマグネトロンのダウンサイジング、及び洗浄を要するターゲットの中心エリアのサイズの増加により複雑化してきている。しかし、どのような解決法も、チャンバの複雑性又はコストの大幅な増加を招いてはならず、あるいは、過剰な洗浄時間によってシステムの生産性に影響を与えるべきではない。
発明の概要
本発明の一態様は、共に、異なる可変半径で、スパッタリングターゲットの裏で回転する2つのマグネトロンを含む。該マグネトロンは、サイズ、強度及び不平衡が異なっていてもよい。
ソースマグネトロンは、比較的小さく、強くかつ不平衡であり、スパッタ堆積及びスパッタエッチング中に、ターゲットの周辺近くで回転される。補助マグネトロンは、比較的大きく、脆弱でより小さな不平衡であり、ターゲットの洗浄中に、該ターゲットの中心エリアの大きな部分の上で回転される。
該ソースマグネトロンは、それぞれの径方向内側位置であるが、スパッタ堆積中にはターゲット周辺近くに、及び、そのときにはプラズマが抑制又は遮断されるターゲットの洗浄中には、チャンバ壁に隣接する径方向外側部分に配設される。該補助マグネトロンは、ターゲットの洗浄中に、ターゲットの中心近くの領域に重なるそれぞれの径方向内側位置に配設され、また、そのときには好ましくは、プラズマが抑制又は遮断されるスパッタ堆積中には、該チャンバ壁近くの径方向外側位置に配設される。これら2つのマグネトロンは、相補的半径方向に動く。製造ウェーハは、スパッタ堆積中であって、ターゲットの洗浄中でないときに、該ターゲットと反対側に配設される。
該2つのマグネトロンは、スイング部材を、チャンバ中心軸からずれた枢軸周りに枢動させる状態で該チャンバ中心軸周りに回転するアーム上に支持された該スイング部材上に支持することができる。該2つのマグネトロンは、該アームの両側に配設することができ、また、該アームに係合する2つの同様に置かれたバンパーが、該枢動を制限する。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、従来のマグネトロンスパッタチャンバを、回転中心周りに相補的半径方向にシフトして、スパッタ堆積又はスパッタエッチング及びターゲット洗浄を含むスパッタリングプロセスの異なる段階の更なる制御を提供することができる多数の異種マグネトロンを含むように変更する。
PVD又はスパッタチャンバ10を、図1の断面図に概略的に図示する。この説明図は、カリフォルニア州サンタクララにあるApplied Materials,Inc.から入手可能なEndura PVDスパッタシステムに基づいている。スパッタチャンバ10は、中心軸14の周りに配置され、かつ静電チャック又は図示されていないウェーハクランプによってヒータ電極ペデスタル22上に保持されたウェーハ20又は他の基板上にスパッタ堆積される材料物質、通常、金属から成るスパッタターゲット18に対して、セラミックアイソレータ16を介して密封された真空チャンバ12を含む。該ターゲット材料物質は、アルミニウム、銅、アルミニウム、チタン、タンタル、少量の合金化元素を含有するこれらの金属の合金、又はDCスパッタリングの影響を受けやすい他の金属とすることができる。該チャンバ内に保持された電気的に接地されたシールド24は、真空チャンバ12の壁をスパッタされた材料物質から保護し、陽極接地面を提供する。選択可能で制御可能なDC電源26は、ターゲット18にシールド24に対して約−600VDCまでの負のバイアスをかける。ペデスタル22及びウェーハ20は、電気的に浮かしたままでもよいが、ある種のスパッタリングの場合、電極ペデスタル22が、高アスペクト比のホール内深くに、高密度プラズマ中で生成された正電荷のスパッタイオンを引き付けるDC自己バイアス電圧を生じさせることができるように、RF電源28が、AC容量結合回路30又はより複雑な整合及び分離回路を介してペデスタル22に結合される。ペデスタル22が電気的に浮いたままである場合でも、該ペデスタルは、ある程度のDC自己バイアスを生じる。
スパッタガスソース34は、スパッタリング作業ガス、典型的にはアルゴンを、マスフローコントローラ36を介してチャンバ12に供給する。例えば、窒化チタン又は窒化タンタル等の反応性金属窒化物スパッタリングにおいては、窒素が反応性ガスソース38からマスフローコントローラ40を介して供給される。Al等の酸化物を発生させるために、酸素も供給することができる。これらのガスは、1つ以上のインレットパイプがシールド24の裏でガスを供給する状態で、図示のような底部近傍からを含むチャンバ12内の様々な位置から入れることができる。該ガスは、シールド24の底部におけるアパーチャを通って、又は、ペデスタル22とシールド24の間に形成されたギャップ42を通って突き通る。チャンバ12に接続された真空ポンピングシステム44は、広いポンピングポート46を介して、チャンバ12の内部を低圧に維持する。基準圧力は、約10−7トール又はそれよりも低くにも保持することができるが、アルゴン作用ガスの従来の圧力は、典型的には、約1〜1000ミリトールに維持される。しかし、半イオン化スパッタリングの場合、該圧力は、多少低く、例えば、0.1ミリトールに下げてもよい。持続性自己スパッタリング(sustained self−sputterin;SSS)の場合、一旦、プラズマが点火されると、アルゴンの供給は停止させてもよく、また、チャンバ圧力は、非常に低くすることができる。コンピュータベースのコントローラ48は、DC電源26及びマスフローコントローラ36、40を含むリアクタを制御する。
アルゴンが該チャンバ内に入ると、ターゲット18とシールド24の間のDC電圧が該アルゴンを点火してプラズマにする。該ターゲットの底部周辺部と接地されたシールド24の間のプラズマ暗部領域50における分離は、プラズマをサポートする最小距離以下に保たれるため、シールド24は、該プラズマを介して、バイアスがかけられたターゲット18を遮断しないことに留意する。プラズマ暗部領域50内には、強い電界が存在するが、該プラズマ暗部全体に電流を流す荷電プラズマ粒子は実質的に存在しない。
プラズマ中で励起された正荷電アルゴンイオンは、負にバイアスされたターゲット18に引き付けられて、ターゲット18にぶつかったときに、該イオンがターゲット原子をターゲット18からスパッタさせるのに十分なかなりのエネルギまで加速される。該ターゲット粒子の一部は、ウェーハ20にぶつかり、それによって該ウェーハ上に堆積し、それによって該ターゲット材料物質からなる膜を形成する。金属窒化物の反応性スパッタリングにおいては、窒素がチャンバ12内に追加的に入れられ、該窒素は、スパッタされた金属原子と反応して、ウェーハ20上に金属窒化物を形成する。
有効なスパッタリングを提供するために、マグネトロンシステム60は、ターゲット18の裏に位置決めされ、該ターゲットのスパッタリング面の近くの該真空チャンバ内に磁界をもたらす。この磁界は、電子及びイオンを捕捉し、それによって、プラズマ密度を増加させ、またそれによって、スパッタリング速度も増加させることができる。本発明の一実施形態によれば、マグネトロンシステム60は、共に、チャンバ12の中心軸14に対して回転アーム66の異なる位置に支持されている、ソースマグネトロン62と補助マグネトロン64とを含む。2つのマグネトロン62、64は、同様であるが多少異なる構造を有し、適切な制御下で異なる効果を実現する。ソースマグネトロン62は、第1の半径方向位置で回転アーム66に固定され、かつ垂直方向に第1の磁極性の外側極72と、外側極72によって囲まれ、かつ閉塞リング内に形成されたギャップ78によって該外側極と隔てられた、該第1の磁極性と逆の第2の磁極性の内側極74とを支持し及び磁気的に結合する磁気ヨーク70を含む。2つの極72、74間に拡がる磁界は、ターゲット18のスパッタリング面の第1の部分に隣接してソース高密度プラズマ領域80をもたらす。ソース高密度プラズマ領域80は、ギャップ78の形状に追従する閉じたプラズマトラック又はループという形で形成され、このことは、該プラズマの端損失を防ぐ。同様に、補助マグネトロン64は、第2の半径方向位置で回転アーム66に固定され、かつ好ましくは第1の磁極性の外側極84と、外側極84によって囲まれ、かつ別の閉塞リング内に形成されたギャップ88によって該外側極と隔てられた、逆の磁極性の内側極86とを支持し及び磁気的に結合する磁気ヨーク82を含む。2つの極84、86間に拡がる磁界は、ターゲット18のスパッタリング面の第2の部分に隣接して補助高密度プラズマ領域90をもたらす。補助高密度プラズマ領域90は、ギャップ88の形で別の閉じたプラズマトラック又はループという形で形成され、このことは、同様にプラズマの端損失を防ぐ。これら2つの高密度プラズマ領域80、90におけるプラズマループは、互いに独立して大きく隔てられ、かつ大いに作用する。重要なことには、後述するように、一方のプラズマループを励起することができ、その間、他方が消される。
モータ96によって駆動される回転シャフト94は、中心軸14に沿って延び、半径方向移動機構98を支持し、該移動機構は、その下に回転アーム66及び2つのマグネトロン62、64を支持する。それによって、半径方向移動機構98は、2つのマグネトロン62、64を相補的半径方向に動かし、すなわち、一方は、中心軸14に向かって半径方向に動き、他方は、該中心軸から離れて半径方向に動く。これら2つの半径方向は、共通の直径を専有する必要はない。
スパッタリングは、ターゲット18をかなり加熱する。それに応じて、バックチャンバ100は、ターゲット18の裏に対して密封され、冷水の流体浴102によって満たされ、該冷水は、図示されていない冷却装置、及び該冷水を再循環させる配管によって冷却される。回転シャフト94は、回転シール104を通ってバックチャンバ100内に突き抜ける。半径方向移動機構98を含むマグネトロンシステム60は、流体浴102に浸される。
ソースマグネトロン62は小さく、強力で平衡していない。そのサイズは、外側極72の外周部によって包囲されるエリアによって規定することができる。不平衡は、内側極74に対して統合された総磁気密度又は磁束によって分けられた、外側極72に対して統合された総磁気密度又は磁束の割合として規定される。この不平衡は、一方よりもかなり、例えば、4倍以上大きい。磁気的不平衡は、外側極72から発する磁界の一部を、ウェーハ20に向かって突出させて、イオン化されたスパッタ粒子をウェーハ20へ導く。ソースマグネトロン62は小さいため、該ソースマグネトロンは、ターゲット18に加えられるパワーを、ソースマグネトロン62の下にあるエリアに集中させる。すなわち、パワー密度が増加する。ソースマグネトロン62の強度は、より高密度のプラズマを生成する。該強度の一部は、ギャップ78の幅に逆相関する。その結果として、ターゲット18は、ソースマグネトロン62のエリア内に強力にスパッタされ、高密度のプラズマ80は、スパッタされた粒子の相当量をイオン化させる。イオン化された粒子は、平衡でない磁界によってウェーハ20に導かれる。
一方、補助マグネトロン64は、比較的大きく、ソースマグネトロン62よりも不平衡を少なくすることができる。典型的には、そのサイズはより大きく、また、そのギャップ88は、ソースマグネトロン62のギャップ78よりも広い。
イオン拡散及び誘導磁界は、スパッタイオンを中心軸14の方へ押す傾向があるため、ソースマグネトロン62をターゲット18の半径方向外側部分に位置決めされた場合に、そのようなマグネトロンによるスパッタ堆積の均一性が改善されることが分かっている。しかし、主たるスパッタリングが、ターゲット18の外周帯部で行われた場合、スパッタされたターゲット原子の一部は、該スパッタされた帯部内のターゲット18の内側部分に再堆積しやすくなる。ソースマグネトロン62から離れて行われるスパッタリングは非常に少ないため、再堆積した材料物質は、緩く結合した材料物質からなる厚い層になりやすい。該再堆積した膜が十分に厚く成長した場合、該膜は、剥がれて、相当量の粒子を生成しやすく、それによって、ウェーハ20上に堆積された該膜、及びターゲット18の中間部から落下する粒子近傍で形成された何らかのデバイスの品質を低下させる。
米国特許出願公開第2006/0076232号として公開された、2005年9月14日に出願され、参照として本明細書に組み入れられる米国特許出願第11/226,858号明細書において、Millerらは、洗浄モード中に、ソースマグネトロンを、ターゲットの中心方向に動かすことによって、該ターゲットの内側部分を時々洗浄する必要性を認めている。該明細書の主要な実施形態は、2つの半径方向位置の間で、機械的にバイアスがかけられたソースマグネトロンを変化させる遠心力及び可変回転速度に依存する。しかし、そのような遠心力による作動は、該マグネトロンを中心に置くように動かす難しさのため、及び非常に小さなサイズのソースマグネトロンは、別の半径方向位置において、再堆積した中心エリアを洗浄するのに力不足である可能性があるため、該ターゲットの極めて中心の洗浄に容易に適合しない。また、Millerらは、該ソースマグネトロンをウェーハ半径を横断させて積極的に動かすいくつかの装置を提案している。そのようなアクティブな制御は可能ではあるが、実施し、維持するのが難しい。Rosensteinらは、米国特許第6,228,236号明細書において、関連する問題に対応しており、ソースマグネトロンは、主にウェーハの中心部分をスパッタするが、外側部分を洗浄するために動くことができる。これらの装置は、回転アーム及び支持されたマグネトロンを2つの半径方向位置において変化させる水力又は流体力学的ドラッグによって作動する可逆的回転動及び2次フリー回転アームに依存する。しかし、ここでもまた、そのような機構は、該ターゲットの極めて中心及び極めてエッジを洗浄する小さなソースマグネトロンには適合し難い。本発明者の1人であるGungは、参照として本明細書に組み入れられる、2004年9月23日に出願され、現在、米国特許出願公開第2006/0060470号として公開されている米国特許出願第10/949,829号明細書において、異なるサイズの半径方向に固定された2つのマグネトロンを開示している。彼は、スパッタ堆積中に、チャンバ圧力を、大きい方のマグネトロンがプラズマをサポートする最小圧力以下に低下させることにより、該2つのマグネトロンのうちの小さい方のみを励起することを記載している。しかし、そのような圧力のスイッチングは、窒化物の反応性スパッタリングに使用される高いチャンバ圧力においては効果のないことが分かっている。
本発明の一態様によれば、ソースマグネトロン62と比較して比較的大きい補助マグネトロン64は、ターゲット18の中心を洗浄するのに使用される。しかし、主たるスパッタリング工程中には、補助マグネトロン64のプラズマを消すことが望ましい。それに応じて、図2のプロセスフロー図に図示するように、ステップ110において、ソースマグネトロン62は、ターゲット18がスパッタ堆積のためにスパッタされるプロセス半径まで半径方向内方へ動かされ、また、補助マグネトロン64は、半径方向外方へ動かされる。しかし、その内方位置においても、ソースマグネトロン62は、概してウェーハ20の外側部分上に位置している。補助マグネトロン94の外側位置においては、そのプラズマトラックは、プラズマ暗部50を封じて電気的に短絡させ、又は、場合により、接地されたシールド24に直接、接地する。いずれの場合においても、補助的な高密度プラズマ領域90における過剰なプラズマ損失は、スパッタリング条件の下で、補助マグネトロン64の外側位置における補助的プラズマの維持を防ぐのに十分である。マグネトロン62、64をこのように位置決めした状態で、ステップ112において、ターゲット18は、ソースマグネトロン62のエリア内でスパッタされ、該マグネトロンは、プラズマが消えることを防ぐように、プラズマ暗部50から十分に離れて動かされる。処理条件により、ターゲットスパッタステップ112において、ウェーハ20をスパッタ堆積ではなく、スパッタエッチングしてもよいことに留意する。1枚以上のウェーハ20をステップ112の間に処理してもよい。
ある時点で、再堆積した材料物質が、ターゲット18の中心に蓄積され、除去する必要がある。ステップ114において、ソースマグネトロン62は、そのプラズマトラックがプラズマ暗部50を通って流れ、接地されたシールド24に直接、接地されるように、外側へ動かされる。一方、補助マグネトロン64は、プラズマ暗部50から離れて内方に、及び洗浄を必要とする全てのエリアを含む該ターゲットの中心14に向かって動かされる。マグネトロン62、64をそのように再位置決めした状態で、ステップ116において、ターゲット18は、好ましくは、該処理チャンバ内に製造ウェーハがない状態で洗浄される。高ターゲットパワーの下でも、ソースマグネトロン62は、プラズマをサポートすることができないため、全てのターゲットパワーは、洗浄プラズマへ送られる。
約3/4インチ(2cm)の半径方向の動程が、2つのマグネトロンのうちの一方又は他方に関連するプラズマを消すのに十分であることが分かっている。
本発明は、図3の底部平面図に図示したマグネトロンを使用して検証した。この実施形態のソースマグネトロン62は、前に引用した特許出願において、Millerらによって記載されたLDRマグネトロンとすることができる。その外側極は、磁極片120の下で単一の列として配置された、図示されているような第1の磁極性Nの20個の円筒形磁石122を内在する環状磁極片120を含む。その内側極は、2つの密集した列として配置された、図示されているような第2の磁極性Sの10個の磁石126を内在する円弧状磁極片124を含む。ソースマグネトロン62は、2:1と磁気的にアンバランスである。磁極片120、124は、実質的に一定幅の閉じたギャップ128によって隔てられている。磁石122、126は、磁極片120、124と磁気支持ヨーク70との間に捕捉されている。磁極片120、124の円弧状部分及びギャップ128の一部は、ギャップ128の実質的な離間距離を伴って中心軸14を中心とする回転円に追従する傾向があり、回転中心14から該プラズマループを画成する。補助マグネトロン64の外側極は、第1の磁極性の34個の磁石132を内在し、連続的かつなだらかに湾曲し、回転軸14の近くにその頂点を有する概して三角形状で配置された、環状外側磁極片130を含む。その内側極は、2列で配置された第2の磁極性の28個の磁石136が内在する内側磁極片134を含む。補助マグネトロン64は、17:14と多少磁気的にアンバランスであるが、該ソースマグネトロンよりは少ない。内側磁極片134は、内部開口138を有し、かつソースマグネトロン62のギャップ128の幅よりも大きいほぼ一定の幅の閉じたギャップ140によって外側磁極片130から隔てられている同様の連続的かつなだらかにする概して三角形状を有する。補助マグネトロン62は、ソースマグネトロン62より大きく、より小さなアンバランスであり、ギャップ140の幅の増加のため、概して低下した磁界密度を作り出す。一実施形態において、2つのマグネトロン62、64は、図示した離間距離及び幾何学的配置を維持するが、回転中心14の位置は、作動モードの変化中に、一方又は他方のマグネトロン62、64の方へ動く。
マグネトロンシステム60を、作動位置の概して上から見た図4の正投影図に図示する。該システムは、クランプ152によって回転シャフト94に対してその中心で固定されたクロスアーム150を含む。該クロスアームの一端部は、マグネトロンシステム60の回転軸14周りの回転の外部磁気モニタリングを可能にするために、ポスト158の上部に馬蹄形磁石156を含むカウンターウェイト154を支持する。回転軸14を横切るクロスアーム150の他端部は、オフセット垂直旋回軸163周りの回転のためのL字状リンク162を回転可能に支持する回転軸受160を支持する。リンク162は、ねじ166によって、ソースマグネトロン62の支持ヨーク70の拡張側部に固定された第1のアーム164を含む。また、リンク162は、オフセット回転軸163から、第1のアーム164に対して略垂直に延びる第2のアーム168も含む。第2のアーム168は、ねじ170によって、補助マグネトロン64の支持ヨーク82の中心部に固定されている。アーム164、168を含むリンク162は、2つのマグネトロン62、64を支持し、かつ該マグネトロンを旋回軸163周りに枢動させるスイング部材として機能する。
該スイング部材の図示した構成は、マグネトロン62、64を、回転中心14に対して、異なる半径方向及び相補的半径方向でスイングさせる。該相補的動きは、概して第1のアーム164に追従する、ソースマグネトロン62の中心と旋回中心163との間のソース軸が、概してクロスアーム150に追従する、回転中心14と旋回軸163間に延びる該旋回アームの一方の側に位置し、一方、概して第2のアーム168に追従する、補助マグネトロン64の中心と旋回中心163との間の補助軸が、該旋回アームの他方側に位置するために生じる。該マグネトロンの中心は、該マグネトロンの対向する極の間のギャップの中心線をたどる周辺部を有するエリアに対する重心の幾何学的中心の中心として定義することができる。しかし、典型的には、該中心は、該内側極の外周部の内部のいずれかの箇所によって近似される。
マグネトロンシステム60は、ターゲット18の裏で、冷却槽102内に浸され、そのマグネトロン62、64は、導電性ターゲット18から近接して離間されている。その結果として、回転シャフト94は、マグネトロン62、64を回転軸14周りのいずれかの方向に回転させ、冷却槽102の粘性液体からの水力ドラッグ及び導電性ターゲット18内にマグネトロン62、64によって誘導される磁気渦電流は共に、該回転を妨げる傾向がある。同じ円周方向に作用する水力ドラッグ及び渦電流の結果として、マグネトロンシステム60の中心軸14周りの回転中に、マグネトロン62、64は、該回転方向と逆方向の妨げる力を受ける。この妨げる力は、旋回軸163周りの回転モーメントを生じ、リンク162を旋回軸163周りに回転させる。該水力ドラッグは、回転シャフト94が回転を始め、又は方向を変えるときに最も大きくなるが、冷却水が補充されるため、槽102がマグネトロンシステム60と共に渦巻くので、恐らくなくなることはない。該渦電流は、回転時間中、著しく低下しない。遠心力からの寄与もあるが、それは、2つのマグネトロン62、64の同様の重量及びモーメントアームのため、比較的少ない。リンク162の形状及びその支持されたマグネトロン62、64は、マグネトロン62、64の一方を中心軸14に向かって動かし、他方を離れるように動かす。一方のマグネトロンの内方への動き、及び他方のマグネトロンの外方への動きは、クロスアーム150の両端に係合することにより、それぞれの更なる内方への動きから停止される、代替的にストップと呼ばれる2つのバンパー174、176によって制限される。第1のバンパー174は、ねじ180によって、ソースマグネトロン62の支持ヨーク70の別の拡張部分に固定されたアーム178に固定されており、一方、第2のバンパー176は、補助マグネトロン64の支持ヨーク82に固定されている。
これら2つの位置の間のスイッチングは、回転シャフト94の回転軸14周りの回転、すなわち、マグネトロンシステム60全体の回転軸14周りの回転の方向を逆転させるコンピュータ制御のモータ96によって実施される。図5の平面図に図示するように、回転シャフト94がクロスアーム150を回転軸14の周りに反時計回りに回転させた場合、上記妨げる力は、ソースマグネトロン62に固定されたバンパー174が、クロスアーム150の一方の側に係合するまで、リンク162及びそのアーム164、168を、旋回軸163の周りを時計回り方向に回転させる。この処理構成において、ソースマグネトロン62は、ソースマグネトロン62が、ウェーハ20のスパッタ堆積又はスパッタエッチングのためのプラズマをサポートすることができるように、チャンバ壁12、接地シールド24及びプラズマ暗部50から離れた半径方向内方位置に設置される。また、この処理構成においては、補助マグネトロン64は、該プラズマトラックが該プラズマ暗部を介して排出され、又はシールド24に接地されるように、チャンバ壁12の近くの半径方向外側位置に設置される。従って、半径方向外側位置における補助マグネトロン64は、相当量のプラズマをサポートすることができない。
しかし、図6の平面図に図示するように、回転シャフト94がクロスアーム150を回転シャフト94周りで時計回りに回転させた場合、該妨げる力は、補助マグネトロン64に固定されたバンパー176がクロスアーム150の他方の側に係合するまで、リンク162及びアーム164,168を、旋回軸163周りに反時計回りに回転させる。この洗浄構成において、補助マグネトロン64は、補助マグネトロン64が、少なくともより高いチャンバ圧力でプラズマをサポートし、該ターゲットを洗浄できるように、チャンバ壁12及び電気的接地要素から離れて内方方向に配置される。更に、該内方位置において、該大きい補助マグネトロン64は、ターゲット中心14近くを含む広いエリアにわたって拡がっており、それによって、ターゲット18の大きな中心部分の有効な洗浄を提供する。一方、この洗浄構成において、ソースマグネトロン62は、チャンバ壁12、接地されたシールド24及びプラズマ暗部50の近くで、その外側位置に配置される。その結果として、ソースマグネトロン62は、洗浄段階中に、ターゲット18をあまりスパッタリングせず、かつ腐食しないため、プラズマのサポートに対してそれほど有効ではない。
該処理モードは、典型的には、その内側位置において、ソースマグネトロン62の近くの該ターゲットのエリアにおいて高割合のイオン化を促進する低いチャンバ圧力で実行される。そのような低圧では、補助マグネトロン64は、その外側位置において、その電気的接地から離れていても、プラズマをサポートすることができない。その結果として、該補助マグネトロンが該処理モード中に接地されないことは必要ではない。しかし、前に指摘したように、TaN又はTiNの反応性スパッタリングは、典型的には、補助マグネトロン64がプラズマをサポートすることができる高いチャンバ圧力で実行される。従って、処理中に、ソースマグネトロン62にターゲットパワーを集中させるためには、補助マグネトロン64を積極的に短絡させることが望ましい。プラズマをサポートする、又はサポートしない場合、補助マグネトロン64は、ソースマグネトロン62近くで発生したスパッタイオンをガイドするように機能する補助的磁界を発生させる。図1及び図3に図示されているように、該処理モード中に、両マグネトロンの外側極が同じ極性を有する場合、該補助マグネトロンは、イオンをターゲット中心14から離れて反発させるように機能する。Tangらが、2007年3月22日に出願された米国特許出願第11/689,720号で説明しているように、小さなオフセットのソースマグネトロンの単独での使用は、中心部に集中するスパッタ堆積及びスパッタエッチングを招く傾向がある。プラズマをサポートしていないときに補助マグネトロン64によって生成される反発作用は、大部分がソースマグネトロン62によって発生するスパッタ堆積及びスパッタエッチングの半径方向均一性を有利に改善する。しかし、2つのマグネトロン62、64は、他の用途に対して、両極性の外側極を有することができる。補助マグネトロン64の相対極性は、該均一性を改善する補助的磁界を提供する際のソースマグネトロン62のプロセス要件、すなわち、スパッタ堆積かスパッタエッチングのためかによる。
説明した実施形態は、2つのマグネトロンの半径方向の動きに強く関連するが、他の実施形態も、それぞれの半径方向の動きの別々の制御を可能にすることができる。
説明した実施形態は、2つのマグネトロンの半径方向位置の変化を実施するために、回転方向の反転に依存するが、Millerらによって説明されているような遠心力可変速度制御、すなわち、2つのマグネトロンの共同の動きのためか、又は該2つのマグネトロンの別々に制御された動きのためのいずれかのために正の半径方向の動きを提供する1つ以上のアクチュエータを含む他の種類の制御も可能である。図4の2つのマグネトロン62、64の相補的な動きに対する機械的位置制御の単純な構造は、クロスアーム150と、リンクアーム164、168の一方との間の外部制御の機械的アクチュエータを、反対側の枢動方向に機能する同様に配置されたバイアスばねの実行可能な追加と結びつける。それにより、該マグネトロンの位置を、回転方向及び回転速度と無関係に素早く制御することができる。
従って、本発明は、スパッタリング装置において、スループットに対する影響を抑え、かつ比較的単純で費用のかからないアップグレードによって、高度なスパッタ堆積性能及び有効なターゲット洗浄を可能にする。
本発明のデュアルマグネトロンを組込んだプラズマスパッタチャンバの断面図である。 本発明に含まれるスパッタリングプロセスのフロー図である。 本発明のデュアルマグネトロンの一実施形態におけるソースマグネトロン及び補助マグネトロンの平面図である。 図3のソースマグネトロン及び補助マグネトロンを組込んだマグネトロンシステムの正投影図である。 スパッタ堆積位置におけるソースマグネトロン及び補助マグネトロンの平面図である。 ターゲットの洗浄位置におけるソースマグネトロン及び補助マグネトロンの平面図である。
符号の説明
14…中心軸、60…マグネトロンシステム、62…ソースマグネトロン、64…補助マグネトロン、150…クロスアーム、163…オフセット回転軸。

Claims (21)

  1. プラズマスパッタチャンバ内のターゲット付近での使用のためのマグネトロンシステムであって、
    回転軸に沿って延びる回転シャフトに固定するために構成されたアームと、
    前記回転軸からずれた旋回軸において、前記アームに回転可能に取り付けられたスイング部材と、
    前記スイング部材上の第1の位置に支持された第1のマグネトロンと、
    前記スイング部材上の第2の位置に支持された、前記第1のマグネトロンとは異なる構成を有する第2のマグネトロンと、
    を備え、
    前記スイング部材の一方向における回転が、前記第1のマグネトロンを前記回転軸から離れて動かし、かつ前記第2のマグネトロンを前記回転軸の方へ動かす、システム。
  2. 前記第1の位置が、前記アームの一方の側にあり、前記第2の位置が、前記アームの反対側の第2の側にあり、前記アームの両方の側の前記旋回部材に固定された第1バンパー及び第2バンパーを更に備え、前記第1バンパー及び第2バンパーは、前記スイング部材が前記旋回軸周りに旋回したときに前記アームに係合可能である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のマグネトロンが:
    第1の総磁気強度を有する第1の磁極性の、外側の第1の磁極と;
    第2の総磁気強度を有し、前記第1の磁極に囲まれ、かつ第1のギャップによって前記第1の磁極と隔てられている、前記第1の磁極性とは逆の第2の磁極性の、内側の第2の磁極と;
    を含み、
    前記第2のマグネトロンが:
    第3の総磁気強度を有する第3の磁極性の、外側の第3の磁極と;
    第4の磁気強度を有し、前記第3の磁極によって囲まれ、かつ第2のギャップによって前記第3の磁極から隔てられている、前記第3の磁極性とは逆の第4の磁極性の、内側の第4の磁極と;
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1及び第3の磁極性が、同じ方向に延びている、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1のギャップが、前記第2のギャップよりも小さい、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記第1の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアが、前記第3の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアよりも少ない、請求項3に記載のシステム。
  7. 前記第1の総磁気強度と前記第2の磁気強度の比が、前記第3の総磁気強度と前記第4の磁気強度の比よりも大きい、請求項3〜6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 処理される基板のための支持体を包含し、かつターゲットによって密封されるように構成された、中心軸の周囲に配置された真空チャンバボディと、
    前記中心軸に沿って配置された回転シャフトと、
    前記回転シャフトによって回転され、かつ前記中心軸に対して半径方向にずれている第1のマグネトロンと、
    前記第1のマグネトロンとは異なる構成を有し、前記回転シャフトによって回転され、かつ前記中心軸に対して半径方向にずれている第2のマグネトロンと、
    を備える、プラズマスパッタリングシステム。
  9. 前記第1のマグネトロンと第2のマグネトロンが、相補的な半径方向に動くようにつながっている、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記マグネトロンの各々が、それぞれの半径方向内側位置において、プラズマをより効果的にサポートし、それぞれの半径方向外側位置において、プラズマをあまり効果的にサポートしない、請求項8に記載のシステム。
  11. 前記第1のマグネトロンが:
    第1の総磁気強度を有する第1の磁極性の、外側の第1の磁極と;
    第2の総磁気強度を有し、前記第1の磁極によって囲まれ、かつ第1のギャップによって前記第1の磁極から隔てられている、前記第1の磁極性とは逆の第2の磁極性の、内側の第2の磁極と;
    を含み、
    前記第2のマグネトロンが:
    第3の総磁気強度を有する第3の磁極性の、外側の第3の磁極と;
    第4の総磁気強度を有し、前記第3の磁極によって囲まれ、かつ第2のギャップによって前記第3の磁極から隔てられている、前記第3の磁極性とは逆の第4の磁極性の、内側の第4の磁極と;
    を含む、請求項8に記載のシステム。
  12. 前記第1の磁極性と第3の磁極性が、同じ方向に延びている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第1のギャップが前記第2のギャップよりも小さい、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記第1の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアが、前記第3の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアよりも少ない、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記第1の総磁気強度と第2の総磁気強度の比が、前記第3の総磁気強度と第4の総磁気強度の比よりも大きい、請求項8〜14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記第1のマグネトロンが:
    第1の総磁気強度を有する第1の磁極性の、外側の第1の磁極と;
    第2の総磁気強度を有し、前記第1の磁極によって囲まれ、かつ第1のギャップによって前記第1の磁極から隔てられている、前記第1の磁極性とは逆の第2の磁極性の、内側の第2の磁極と;
    を含み、
    前記第2のマグネトロンが:
    第3の総磁気強度を有する前記第1の磁極性の、外側の第3の磁極と;
    第4の総磁気強度を有し、前記第3の磁極によって囲まれ、かつ前記第1のギャップよりも小さい第2のギャップによって前記第3の磁極から隔てられている、前記第3の磁極性とは逆の前記第2の磁極性の、内側の第4の磁極と;
    を含み、
    前記第1の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアが、前記第3の磁極の外周部によって取り囲まれたエリアよりも少なく、
    前記第1の総磁気強度と第2の総磁気強度の比が、前記第3の総磁気強度と第4の総磁気強度の比よりも大きい、請求項15に記載のシステム。
  17. 中心軸の周囲に配置され、かつ基板のための支持体と対向してターゲットを有するスパッタチャンバ内で実行するスパッタリング方法であって、
    動作の第1のモードにおいて、前記ターゲットの裏で、前記中心軸周りに、第1の半径で第1のマグネトロンの第1の中心を、及び第2の半径で、前記第1のマグネトロンとは異なる磁気構成の第2のマグネトロンの第2の中心を回転させるステップと、
    動作の第2のモードにおいて、前記ターゲットの裏で、前記中心軸周りに、前記第1の半径よりも大きい第3の半径で、前記第1のマグネトロンの前記第1の中心を、及び前記第2の半径よりも大きい第4の半径で、前記第2のマグネトロンの中心を回転させるステップと、
    を備える方法。
  18. 前記第1のモードにおいて、製造基板が、スパッタ処理される前記支持体上に設置され、前記第2のモードにおいては、前記ターゲットが洗浄されている間が、前記支持体上に製造基板が設置されない、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のマグネトロンが、前記第2のモードよりも前記第1のモードにおいて、前記チャンバ内のプラズマをより効率的にサポートし、前記第2のマグネトロンが、前記第1のモードよりも前記第2のモードにおいて、前記チャンバ内のプラズマをより効率的にサポートする、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1及び第2のマグネトロンが、前記中心軸に沿って延びる回転シャフトに固定されたアーム上の旋回中心周りに旋回するスイングプレート上に取り付けられている、請求項17〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第1のモードにおいて、前記回転シャフトが、第1の回転方向に回転され、前記第2のモードにおいて、前記回転シャフトが、逆の第2の回転方向に回転される、請求項20に記載の方法。
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