JP2008161617A

JP2008161617A - 防災避難用スリッパ及び中敷き

Info

Publication number: JP2008161617A
Application number: JP2006357464A
Authority: JP
Inventors: Michiko Fukuda; 美智子福田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-12-26
Filing date: 2006-12-26
Publication date: 2008-07-17

Abstract

【課題】防災用品を入れる収納部分を設けた、緊急脱出用スリッパを提供する。
【解決手段】スリッパはスリッパ本体と中敷きが外れるようになっておりスリッパ本体の甲部分に収納部分を設け、中敷に収納部分を設け、脱落防止用にスリッパ本体に帯状の脱落防止具を設け、スリッパ本体の中底に緊急連絡先として住所・氏名・電話番号・血液型・既往症等を記載する表示部を設けた防災用のスリッパ。
【選択図】図１

Description

本発明は、防災用品を収納する避難用スリッパ及び中敷きに関するものである。

従来ポケット付きのスリッパがあった（特許文献１参照）。
収納部を有する中敷きはなかった。
特開平８−２１４９０６号公報

そのために次のような問題点があった。
（イ）スリッパのポケット部にカイロを入れて暖をとるための物で、物品を入れる十分な空間がなく、物品の携帯は不可能であり、避難用には不適切である。またファスナー等が付いていないため、物品を入れても脱落する可能性が高い。

任意の靴、スリッパ等に使用できる中敷き本体において、該中敷きの内部の少なくとも一部に設けられた収納部と収納部を自在に開閉できる開閉手段とより構成される中敷き。及び任意のスリッパ本体と、該スリッパ本体に設けられた、収納部と収納部を自在に開閉できる開閉手段、中敷き取付け部とより構成される防災用スリッパ。

地震・火事などの不測の事態に枕もとなどに置いて、すぐに履いて外に出る事ができる。底が厚いため、ガラスの破片・瓦礫などを踏んで足を怪我する可能性が低く、ペンライト・安全ピン・絆創膏・小銭・鍵・筆記用具などの最低限の品を収納・携帯できる。収納部分には開閉手段が設けられているので、これらの物の脱落を防止できる。
中底に血液型や既往症を記載しているので、医療を必要とした場合速やかに対処ができる。ｔ
脱落防止具を有しているため、走ってもスリッパが脱落する心配がない。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）中敷き（４）にファスナー付きの収納部（５）を設ける。収納部（５）の開閉部（６）はファスナーで開閉自由になっている。
（ロ）スリッパ本体（１）の底に前記の中敷き（４）を着脱自在に取付けられる中敷き取付け部（１０）を設ける。
（ハ）スリッパ本体（１）の甲部外側にファスナー付きの収納部（２）を設け、収納部の開閉部（３）はファスナーで開閉自由になっている。開閉手段としてはボタン、面ファスナー等でもよい。
（ニ）スリッパ本体（１）の中底部分に緊急連絡先として住所・氏名・電話番号・血液型・既往症等を記載する表示部（８）を設ける。
（ホ）脱落防止具（７）を、スリッパ本体の甲部に取り付ける。脱落防止具（７）は環状になっており普段は底のほうに回し、履いたときに後ろから回して足首を囲むように固定する。
（ヘ）中敷き（４）には物品の収納によってできる凹凸から足を保護するため、厚紙又はプラスチック等の厚板状の物を入れる。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用するときは火事や地震などの緊急時にすぐに脱出できるよう枕元などに置いておく。避難時に走っても脱げないようにゴムで足首を囲むようにする。
非常時に持ち出すペンライト・安全ピン・絆創膏・小銭・鍵・筆記用具等をあらかじめ本体収納部（２）、中敷き収納部（５）に収納しておく。

本発明の分解斜視図本発明の中敷の斜視図本発明の本体の斜視図本発明の使用状態を示す図本発明の中敷の斜視図本発明の中敷の断面図

符号の説明

１スリッパ本体
２本体収納部
３開閉部
４中敷き
５中敷き収納部
６開閉部
７脱落防止具
８表示部
９脱落防止具取付け部
１０中敷き取付け部
１１中敷き厚板部

Claims

任意の靴、スリッパ等に使用できる中敷き本体において、該中敷きの内部の少なくとも一部に設けられた収納部と収納部を自在に開閉できる開閉手段とより構成される中敷き。
任意のスリッパ本体と、該スリッパ本体に設けられた、収納部と収納部を自在に開閉できる開閉手段、中敷き取付け部とより構成される防災用スリッパ。