JP2008160535A - 符号化伝送方法、その装置、そのプログラム、およびその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディジタル信号をフレーム分割し(62)、前フレームの伝送終了までの伝送合計時間と(726)、各符号化方式による現フレームの現フレーム伝送時間と(746)、前フレームの圧縮終了までの圧縮合計時間と(720)、前フレームの伸張終了までの伸張合計時間と(732)、各符号化方式による現フレームの現フレーム圧縮時間と(738)、各符号化方式による現フレームの現フレーム伸張時間と(752)を算出もしくは推定して、圧縮合計時間と、伝送合計時間と、伸張合計時間と、現フレーム圧縮時間と、現フレーム伝送時間と、現フレーム伸張時間と、に基づいて、現フレームの伸張終了までの合計時間等が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する(70、S9)。
【選択図】図13
Description
同様に、図4(B)の伝送終了合計時間X21と図4(E)の伝送終了合計時間X22とを比較すると、伝送終了合計時間が図4(B)つまり、無圧縮の場合の伝送終了合計時間X21のほうが短い。よって、第2フレームでは、無圧縮、つまり、符号化方式1を選択する。
同様に、図4(C)の伝送終了合計時間X31と図4(F)の伝送終了合計時間X32とを比較すると、伝送終了合計時間が図4(F)つまり、圧縮された場合の伝送終了合計時間X32のほうが短い。よって、第3フレームでは、圧縮する、つまり、符号化方式2を選択する。
つまり、第1フレーム、第3フレームでは符号化方式2が選択され、第2フレームでは符号化方式1が選択される。よって、第1〜3フレームの伝送終了合計時間の合計は図4(G)に示すようになる。
ISO/IEC 14496-3 AMENDMENT2:Audio Lossless Coding(ALS),new audio profiles and BSAC extensions
この発明の原理の説明および以下で述べる実施例の説明で使用する用語、記号について説明する。また、この発明で使用される符号化方式は予め用意されており、N個(Nは2以上の任意の整数)であり、フレーム分割されたフレーム数をM個とする。図8に示すように、第mフレーム(m=1、...、M)の第n番目の符号化方式(n=1、...、N)で、送信側で圧縮処理にかかる時間を現フレーム圧縮時間Amn、送信側から出力された圧縮されたフレームが伝送路を経由して、受信側に到着するまでの伝送時間を現フレーム伝送時間Bmn、受信側で圧縮された受信フレームの伸張処理にかかる時間を現フレーム伸張時間Cmnと表す。また、第1フレームの圧縮開始時刻を0とすると、現フレーム(第mフレーム)の圧縮処理が終了するまでの合計時間を圧縮合計時間TAmn、現フレームの伝送処理が終了するまでの合計時間を伝送合計時間TBmn、現フレームの伸張処理が終了するまでの合計時間を伸張合計時間TCmnと表す。
図11A〜Cから明らかなように、TC22が最も短い。よって、符号化方式2が選択される。
TCmn=Cmn+max(Bmn+max(TA(m―1)n+Amn、TB(m―1)n)、TC(m―1)n) (1)
ただし、max()は大きい方の値を選択して返す関数である。この式(1)で求められるTCmnが最も短くなるように、フレーム毎に、符号化方式が選択される。
例えば、符号化方式1は無圧縮であり、圧縮比は1であり、1フレームの圧縮に要する時間の最大値は0.1msであり、1フレームの伸張に要する時間の最大値は0.1msである。
図18は所要時間記憶部702の記憶形式の例である。この記憶形式の例では、フレーム番号mごとに、符号化方式の番号n(この例ではn=1〜5)、フレームの圧縮時間Amn、フレームの伝送時間Bmn、フレームの伸張時間Cmn、前フレームまでの圧縮合計時間TA(m−1)n、前フレームまでの伝送合計時間TB(m−1)n、前フレームまでの伸張合計時間TC(m−1)nを記憶する。第1フレームから前フレーム(第m−1フレーム)は既に伝送処理が終了したフレームである。そこで、図13中の送信部63から破線で示すように、実際の符号化方式や、圧縮処理、伝送、伸張処理にかかった時間を逐次、記憶していく。これらの各フレームの符号化方式を記憶しておけば、これらの圧縮時間であるA1n〜A(m―1)nを求めることが出来る。また圧縮比も符号化方式と対応しており、読み出すことが出来るので、1フレームのサイズに圧縮比を乗算して、伝送路の伝送速度で除算することで、フレーム毎に伝送時間B1n〜B(m―1)nも求めることが出来る。また、受信側のCPUなどの能力が分かっていれば、伸張時間C1n〜C(m―1)nも求めることが出来る。また受信側から実際、伸張処理にかかった時間C1n〜C(m―1)nを送り返してもらうことでも、伸張時間C1n〜C(m―1)nを記憶することが出来る。
更に、式(1)を分けて、以下の式(2)〜(4)で示すことができる。
TAmn=TA(m−1)n+Amn (2)
TBmn=Bmn+max(TAmn、TB(m―1)n) (3)
TCmn=Cmn+max(TBmn、TC(m―1)n) (4)
図15は、符号化方式選択部734とそれに関係のある部分を示した機能構成例である。符号化方式選択部734は、例えば、第1の加算部800と、第1の選択部802と、第2の加算部804と、第2の選択部806と、第3の加算部808とで構成されている。
Pmn=Cmn+Bmn+TA(m―1)n+Amn (5)
Qmn=Cmn+Bmn+TB(m―1)n (6)
Rmn=Cmn+TC(m―1)n (7)
この変形例では、符号化方式選択部735は、第1の加算部900、第2の加算部902、第3の加算部904、選択部906とで構成されている。
図22は図19中の符号化方式選択部734’とその他関係のある部分の機能構成例である。実施例1で説明した符号化方式選択部734と比較して、第2の選択部806、第3の加算部808が省略されている。そのほかの処理については同じであるので、符号化方式選択部734’で上記式(8)を演算してTBmnを求めることが出来る。
P’mn=Bmn+TA(m―1)n+Amn (5’)
Q’mn=Bmn+TB(m―1)n (6’)
第1の加算部900’で(5’)を演算して、P’mnを求め、第2の加算部902’で式(6’)を演算して、Q’mnを求める。P’mnとQ’mnはそれぞれ選択部906に入力され、両者の値がどちらが大であるかを選択し、大である方をTBmnとして出力する。
また、この実施例2では、実施例1で説明した符号化方式制御部70の処理において、TC(m―1)n、Cmnを「0」として実施しても問題はない。
図26は図24中の符号化方式選択部734”とその他関係のある部分の機能構成例である。実施例1で説明した符号化方式選択部734と比較して、第1の加算部800、第1の選択部802が省略されている。そのほかの処理については同じであるので、符号化方式選択部734”で上記式(9)を演算してTCmnを求めることが出来る。
図27は符号化方式選択部734”の変形例である符号化方式選択部735”の機能構成例であり、符号化方式選択部735と対応するものである。対応する部分については「“」を付する。演算する式は、以下の式である。
Qmn=Cmn+Bmn+TB(m―1)n (6)
Rmn=Cmn+TC(m―1)n (7)
第1の加算部900では上記式(5”)が演算されてP”mnが求められ、第2の加算部902では上記式(6)が演算されてQmnが求められ、第3の加算部904では上記式(7)が演算されてRmnが求められる。P”mn、Qmn、Rmnはそれぞれ選択部906に入力されて、3者の値の大小が比較され、最も大きな値であるものが、TCmnとして出力される。
また、この実施例3では、実施例1で説明した符号化方式制御部70の処理において、TAmn、Amnを「0」として実施しても問題はない。
また、ステップS106で、kの値がNの値より大きい場合、つまり、第m+1フレームで全ての符号化方式が検討された場合には、ステップS118に進む。
よって以上の説明から分かるように、検討するフレーム数が多ければ多いほど、一連の処理(圧縮処理、伝送、伸張処理)の合計時間がより短い符号化方式を選択することができる。
実施例1〜3では、1フレームごとの圧縮処理、伝送、伸張処理にかかる合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択した。しかし、この実施例4は、全フレームの合計時間Tを算出し、その合計時間Tが最小となるように、各フレームの符号化方式を選択するというものである。
M=1の場合 T1=A1+B1+C1 (10)
M=2の場合 T2=A1+max(A1、B1)+max(B2、C1)+C2
(11)
M≧3の場合 TM=A1+max(A2、B1)+Σm=3 Nmax(Am、Bm−1、Cm−2)+max(BM、BM−1)+CM (12)
なお、上述した図31の各列は式(12)のmax(Am、Bm−1、Cm−2)を示している。
T=Σm=1 N+2max(Am、Bm−1、Cm−2) (13)
ただし、AN+1=AN+2=B0=BN+1=C0=C−1=0
上記式(10)〜(13)に示した伝送時間であるB1、B2、Bmの値は、上述の通り、該当するフレームの圧縮後のサイズに比例する。
以上で説明した実施例は上述したサーバコンピュータを途中に介しても実施することが出来る。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(DigitalVersatileDisc)、DVD−RAM(RandomAccessMemory)、CD−ROM(CompactDiscReadOnlyMemory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto−Opticaldisc)等を、半導体メモリとしてEEP−ROM(ElectronicallyErasableandProgrammable−ReadOnlyMemory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
Claims (16)
- ディジタル信号を所定時間区間(以下、フレームという)ごとに分割する分割過程と、
前フレームのディジタル信号の伝送終了までの合計時間または推定合計時間を伝送合計時間として算出する伝送合計時間算出過程と、
各符号化方式による現フレームの伝送時間または推定伝送時間を現フレーム伝送時間として算出する現フレーム伝送時間算出過程と、
上記前フレームのディジタル信号の圧縮終了までの合計時間または推定合計時間を圧縮合計時間として算出する圧縮合計時間算出過程と、上記前フレームのディジタル信号の伸張終了までの合計時間または推定合計時間を伸張合計時間として算出する伸張合計時間算出過程とのうち、どちらか一方の過程(以下、符号化方式による処理合計時間算出過程という)と、
上記各符号化方式による現フレームの圧縮時間または推定圧縮時間を現フレーム圧縮時間として算出する現フレーム圧縮時間算出過程と、上記各符号化方式による現フレームの伸張時間または推定伸張時間を現フレーム伸張時間として算出する現フレーム伸張時間算出過程とのうち、上記符号化方式による処理合計時間算出過程と対応する過程(以下、符号化方式による現フレーム処理時間算出過程という)と、
上記伝送合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記符号化方式による処理合計時間算出過程で算出した処理合計時間と、上記符号化方式による現フレーム処理時間算出過程で算出した現フレーム処理時間とに基づいて、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間と、現フレームの伝送終了までの合計時間または推定合計時間とのうち、上記符号化方式による処理合計時間算出過程に対応するどちらか一方が最小となる上記符号化方式を上記現フレームの符号化方式として選択する符号化方式選択過程と、を有することを特徴とする符号化伝送方法。 - 請求項1記載の符号化伝送方法において、
上記符号化方式による処理合計時間算出過程が上記圧縮合計時間算出過程である場合、
上記符号化方式選択過程は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記圧縮合計時間をTA(m−1)nとし、上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記現フレーム圧縮時間をAmnとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、Bmn+max(TA(m−1)n+Amn、TB(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伝送終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する過程であることを特徴とする符号化伝送方法。 - 請求項1記載の符号化伝送方法において、
上記符号化方式による処理合計時間算出過程が上記伸張合計時間算出過程である場合、
上記符号化方式選択過程は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記伸張合計時間をTC(m−1)nとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、上記現フレーム伸張時間をCmnとして、Cmn+max(TB(m−1)n+Bmn、TC(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する過程であることを特徴とする符号化伝送方法。 - ディジタル信号を所定時間区間(以下、フレームという)ごとに分割する分割過程と、
前フレームのディジタル信号の伝送終了までの合計時間または推定合計時間を伝送合計時間として算出する伝送合計時間算出過程と、
各符号化方式による現フレームの伝送時間または推定伝送時間を現フレーム伝送時間として算出する現フレーム伝送時間算出過程と、
上記前フレームのディジタル信号の圧縮終了までの合計時間または推定合計時間を圧縮合計時間として算出する圧縮合計時間算出過程と、
上記前フレームのディジタル信号の伸張終了までの合計時間または推定合計時間を伸張合計時間として算出する伸張合計時間算出過程と、
上記各符号化方式による現フレームの圧縮時間または推定圧縮時間を現フレーム圧縮時間として算出する現フレーム圧縮時間算出過程と、
上記各符号化方式による現フレームの伸張時間または推定伸張時間を現フレーム伸張時間として算出する現フレーム伸張時間算出過程と、
上記圧縮合計時間と、上記伝送合計時間と、上記伸張合計時間と、上記現フレーム圧縮時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記現フレーム伸張時間と、に基づいて、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する符号化方式選択過程と、を有することを特徴とする符号化伝送方法。 - 請求項4記載の符号化伝送方法において、
上記符号化方式選択過程は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記圧縮合計時間をTA(m−1)nとし、上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記伸張合計時間をTC(m−1)nとし、上記現フレーム圧縮時間をAmnとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、上記現フレーム伸張時間をCmnとして、Cmn+max(Bmn+max(TA(m−1)n+Amn、TB(m−1)n)、TC(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する過程であることを特徴とする符号化伝送方法。 - 請求項1〜3の何れかに記載の符号化伝送方法において、
過去のフレームの圧縮時間または推定圧縮時間と、過去のフレームの伸張時間または推定伸張時間とのうち上記符号化方式による処理合計時間算出過程と対応する一方と、過去のフレームの伝送時間または推定伝送時間とのうち少なくとも1つを補正することで、上記現フレーム圧縮時間と、上記圧縮合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記伝送合計時間と、上記現フレーム伸張時間と、上記伸張合計時間のうち少なくとも1つを補正する補正過程を有することを特徴とする符号化伝送方法。 - 請求項4または5に記載の符号化伝送方法において、
過去のフレームの圧縮時間または推定圧縮時間と、過去のフレームの伝送時間または推定伝送時間と、過去のフレームの伸張時間または推定伸張時間と、のうち少なくとも1つを補正することで、上記現フレーム圧縮時間と、上記圧縮合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記伝送合計時間と、上記現フレーム伸張時間と、上記伸張合計時間のうち少なくとも1つを補正する補正過程を有することを特徴とする符号化伝送方法。 - ディジタル信号を所定時間区間(以下、フレームという)ごとに分割する分割手段と、
前フレームのディジタル信号の伝送終了までの合計時間または推定合計時間を伝送合計時間として算出する伝送合計時間算出手段と、
各符号化方式による現フレームの伝送時間または推定伝送時間を現フレーム伝送時間として算出する現フレーム伝送時間算出手段と、
上記前フレームのディジタル信号の圧縮終了までの合計時間または推定合計時間を圧縮合計時間として算出する圧縮合計時間算出手段と、上記前フレームのディジタル信号の伸張終了までの合計時間または推定合計時間を伸張合計時間として算出する伸張合計時間算出手段とのうち、どちらか一方の手段(以下、符号化方式による処理合計時間算出手段という)と、
上記各符号化方式による現フレームの圧縮時間または推定圧縮時間を現フレーム圧縮時間として算出する現フレーム圧縮時間算出手段と、上記各符号化方式による現フレームの伸張時間または推定伸張時間を現フレーム伸張時間として算出する現フレーム伸張時間算出手段とのうち、上記符号化方式による処理合計時間算出手段と対応する手段(以下、符号化方式による現フレーム処理時間算出手段という)と、
上記伝送合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記符号化方式による処理合計時間算出手段で算出した処理合計時間と、上記符号化方式による現フレーム処理時間算出手段で算出した現フレーム処理時間とに基づいて、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間と、現フレームの伝送終了までの合計時間または推定合計時間とのうち、上記符号化方式による処理合計時間算出手段に対応するどちらか一方が最小となる上記符号化方式を上記現フレームの符号化方式として選択する符号化方式選択手段と、を有することを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項8記載の符号化伝送装置において、
上記符号化方式による処理合計時間算出手段が上記圧縮合計時間算出手段である場合、
上記符号化方式選択手段は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記圧縮合計時間をTA(m−1)nとし、上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記現フレーム圧縮時間をAmnとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、Bmn+max(TA(m−1)n+Amn、TB(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伝送終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する手段であることを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項8記載の符号化伝送装置において、
上記符号化方式による処理合計時間算出手段が上記伸張合計時間算出手段である場合、
上記符号化方式選択手段は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記伸張合計時間をTC(m−1)nとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、上記現フレーム伸張時間をCmnとして、Cmn+max(TB(m−1)n+Bmn、TC(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する手段であることを特徴とする符号化伝送装置。 - ディジタル信号を所定時間区間(以下、フレームという)ごとに分割する分割手段と、
前フレームのディジタル信号の伝送終了までの合計時間または推定合計時間を伝送合計時間として算出する伝送合計時間算出手段と、
各符号化方式による現フレームの伝送時間または推定伝送時間を現フレーム伝送時間として算出する現フレーム伝送時間算出手段と、
上記前フレームのディジタル信号の圧縮終了までの合計時間または推定合計時間を圧縮合計時間として算出する圧縮合計時間算出手段と、
上記前フレームのディジタル信号の伸張終了までの合計時間または推定合計時間を伸張合計時間として算出する伸張合計時間算出手段と、
上記各符号化方式による現フレームの圧縮時間または推定圧縮時間を現フレーム圧縮時間として算出する現フレーム圧縮時間算出手段と、
上記各符号化方式による現フレームの伸張時間または推定伸張時間を現フレーム伸張時間として算出する現フレーム伸張時間算出手段と、
上記圧縮合計時間と、上記伝送合計時間と、上記伸張合計時間と、上記現フレーム圧縮時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記現フレーム伸張時間と、に基づいて、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する符号化方式選択手段と、を有することを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項11記載の符号化伝送装置において、
上記符号化方式選択手段は、max()を大きい方の値を選択して返す関数とし、各符号化方式n(n=1、...、N Nは符号化方式の数であり、1以上の整数である)による上記圧縮合計時間をTA(m−1)nとし、上記伝送合計時間をTB(m−1)nとし、上記伸張合計時間をTC(m−1)nとし、上記現フレーム圧縮時間をAmnとし、上記現フレーム伝送時間をBmnとし、上記現フレーム伸張時間をCmnとして、Cmn+max(Bmn+max(TA(m−1)n+Amn、TB(m−1)n)、TC(m−1)n)又はこれと等価な式を演算することで、現フレームの伸張終了までの合計時間または推定合計時間が最小となる符号化方式を現フレームの符号化方式として選択する手段であることを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項8〜10の何れかに記載の符号化伝送装置において、
過去のフレームの圧縮時間または推定圧縮時間と、過去のフレームの伸張時間または推定伸張時間とのうち上記符号化方式による処理合計時間算出過程と対応する一方と、過去のフレームの伝送時間または推定伝送時間とのうち少なくとも1つを補正することで、上記現フレーム圧縮時間と、上記圧縮合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記伝送合計時間と、上記現フレーム伸張時間と、上記伸張合計時間のうち少なくとも1つを補正する補正手段を有することを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項11または12に記載の符号化伝送装置において、
過去のフレームの圧縮時間または推定圧縮時間と、過去のフレームの伝送時間または推定伝送時間と、過去のフレームの伸張時間または推定伸張時間と、のうち少なくとも1つを補正することで、上記現フレーム圧縮時間と、上記圧縮合計時間と、上記現フレーム伝送時間と、上記伝送合計時間と、上記現フレーム伸張時間と、上記伸張合計時間のうち少なくとも1つを補正する補正手段を有することを特徴とする符号化伝送装置。 - 請求項1〜7の何れかに記載の符号化伝送方法の各過程をコンピュータに実行させるための符号化伝送プログラム。
- 請求項15記載の符号化伝送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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