JP2008158992A - 文書共有システムおよび文書共有方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パブリックなイベントにおいても、簡単な操作で各参加者がイベントで使用する文書を共有可能にできる文書共有システムを提供する。
【解決手段】 イベント参加者の文書を共有可能にするアドホック会議支援システム10であって、イベント開催時、コンテクスト情報を生成して参加者が携帯する記憶手段を含む携帯電話30に書き込むICカード認識書込手段21と、イベントの開催時に生成され参加者が携帯する携帯電話30に書き込まれたコンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、参加者が個人PC40情報処理端末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開し、コンテクスト情報を用いた文書依頼に基づいて、ネットワーク上に公開されている共有文書データを提供する共有文書保存公開手段43とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書共有システムおよび文書共有方法に関する。
従来、会議やプレゼンテーションを支援するものとして以下のようなものが提案されている。特許文献1のシステムでは、文書IDをその場で、無線によって発信して、それを携帯端末側で受け取って記録しておき、その記録情報を元に後で文書にアクセスすることができる。また、特許文献2のシステムでは、作業空間内のサーバが無線通信によって携帯端末を検出すると、当該携帯端末の所有者の情報を受け取り、共有作業空間をサーバ内に形成する。
また、特許文献3のシステムは、各会議で共有された文書等に関する履歴を、会議イベントを単位として共有ワークスペースサーバが管理し、遠隔地間の会議の場合、各拠点での操作が共有ワークスペースに伝達されて保存されてゆく。また、特許文献4のシステムは、会議主催者から、参加者が持つ携帯機器に対して会議固有の開催通知が電子メールによって送信され、開催通知に含まれていた識別子を用いて会議開催者に対して配布資料の要求をおこなうと、依頼者に対して資料が配布される。
特許文献5のシステムは、複数の利用者のPCをピア・ツー・ピア型に接続して会議環境を形成する際に、会議主催者が参加者に対して自分のピアアドレスを配布し、参加者側は当該主催者側から送られてきたピアアドレスに基づいてピア・ツー・ピアの関係を形成する。これによりピア検索のコストを節約している。
特開2002−49595号公報 特開2004−259161号公報 特開2001−331613号公報 特開2004−171526号公報 特開2002−7641号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2のシステムでは、会議に出席しながら自分のPC内にある文書データを共有文書データとすることができないという問題がある。
特許文献3と特許文献4のシステムでは、利用者がその場で資料を共有することはできず、共有サーバを通じて表示される情報しか共有できない。また共有した情報は、中央のサーバで管理されるため、企業間をまたがる文書共有を図ることは難しい。また、ピア・ツー・ピア型(非集中型)の構成をとる特許文献5のシステムは、会議参加者を特定することは人間に任されているため、パブリックな会議には向かないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、不特定多数の参加者を対象に開催される会議やセミナーなどのパブリックなイベントにおいても、簡単な操作で各参加者がイベントで使用する文書を共有可能にできる文書共有システムおよび文書共有方法を提供することを目的とする。
「パブリックなイベント」だけだと分かりにくいような気がするので、「不特定多数の参加者を対象にして開催される会議やセミナーなどの」というような言葉をいれるのではいかがでしょうか?
上記課題を解決するために、本発明は、会議(イベント)参加者の文書を共有可能にする文書共有システムであって、前記会議の開催時に生成され前記参加者が携帯する記憶手段に書き込まれたコンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記参加者が情報処理端末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開する文書公開手段と、前記コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記ネットワーク上に公開されている共有文書データを提供する文書提供手段とを有する。
本発明によれば、様々な企業体に属する会議参加者は、コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、参加者が情報処理端末上で所有する文書データをネットワーク上に公開することができるため、パブリックな会議においても文書を共有可能にできる。また、記憶手段に記憶されたコンテクスト情報を利用して共有文書の登録、公開、取得という操作が可能になるため、会議参加者は簡単な操作によって共有文書を利用することができる。例えば記憶手段を有する携帯電話を会議室内に設置されたICカードリーダにかざすだけで、会議コンテクストに対応付けて、共有された資料を持ち帰ることを可能にする。これにより参加者はラップトップPC等を持ち歩く必要がない。また、携帯型のメモリ等にコピーして交換するなどの煩雑な操作が不要となる。
本発明の文書共有システムは、前記コンテクスト情報に基づいて、前記文書公開手段によって公開された共有文書データを検索する文書検索手段をさらに有する。本発明によれば、会議のコンテクスト情報を用いて過去の会議で使用された文書データを検索して取り出すことができる。本発明の文書共有システムは、前記会議開催時、前記コンテクスト情報を生成して前記参加者が携帯する記憶手段に書き込む書込手段を有する。
前記文書公開手段は前記ファイアウォールを越えたネットワークに置かれていることを特徴とする。本発明によれば、ファイアウォールを越えないイントラネットなどのネットワーク内において、ファイアウォールを越えたネットワーク内に置かれた文書を取り出すことができる。よって、ファイアウォールを超えて、それぞれの共同作業の状況ごとに設定されるセキュリティレベルに応じて、利用者の意図によって公開される文書を参加者間でのみ共有可能にすることにより、組織内の会議に限らず、国際会議、セミナー、展示会、訪問先での商談など、パブリックな会議環境においても、オープンかつアドホックな文書共有をセキュアに可能にできる。
本発明の文書共有システムは、前記コンテクストの履歴を検索可能に保持する保持手段をさらに有する。前記コンテクスト情報は、前記会議の識別子と前記共有文書データを暗号化するための暗号鍵と前記共有文書データを復号するための復号鍵とを含み、前記暗号鍵は前記共有文書データを暗号化するときに用いられ、前記復号鍵は前記書込手段により前記参加者が携帯する記憶手段に格納され前記共有文書データを閲覧するときに用いられる。本発明によれば、記憶手段に復号鍵を持つ会議の参加者だけが公開された文書データを閲覧することができるため、セキュリティ性を向上させることができる。
前記書込手段は、前記記憶手段の存在を検出したときに、前記記憶手段を保持する保持者を前記会議の参加者として認識して前記コンテクスト情報を生成して前記記憶手段に書き込む。これにより、会議の参加者だけが過去の会議で利用された文書データを共有できる。本発明の文書共有システムは、前記ネットワーク上のファイアウォールの外に設けられ、所定の機器との間でコマンドの送受信を行って前記共有文書データを前記ネットワーク上に共有可能にするコマンド送受信手段をさらに有する。
本発明の文書共有システムは、前記コマンド送受信手段に所定の時間間隔で問い合わせを行って該当するコマンドが存在する場合、前記該当するコマンドを解釈して実行して前記共有文書データを前記ネットワーク上に共有可能にするコマンド実行手段をさらに有する。これによりファイアウォール内外の間でコマンドの橋渡しを行うことができる。
本発明の文書共有システムは、前記参加者が所有する文書データの一覧を表示する表示手段と、前記参加者が所有する文書データの一覧の中から前記共有文書データを指定する文書指定手段とをさらに有する。これにより参加者が所有する文書データの中から共有を希望する文書データを容易に指定することができる。
本発明の文書共有システムは、前記参加者が携帯する記憶手段を備えた携帯端末を有する。これにより、利用者は携帯端末という現在普及している機器を利用して簡単に共有文書を取得することができる。前記文書指定手段は前記携帯端末内に設けられていることを特徴とする。これにより、利用者は携帯端末という現在普及している機器を利用して簡単に共有文書を指定することができる。
本発明の文書共有システムは、仮想プライベートネットワーク接続又はコンピュータ同士を直接接続してお互いの持つ情報をやり取りする通信形式により前記ネットワークを接続するネットワーク接続手段をさらに有する。これにより、仮想プライベートネットワークやコンピュータ同士を直接接続してお互いの持つ情報をやり取りする通信形式により安全なネットワーク環境の下で文書共有の構築を行うことができる。
本発明は、会議参加者の文書を共有可能にする文書共有方法であって、前記会議の開催時に生成され前記参加者が携帯する記憶手段に書き込まれたコンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記参加者が情報処理端末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開する文書公開ステップと、前記コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記ネットワーク上に公開されている共有文書データを提供する文書提供ステップと、を有する。
本発明によれば、様々な企業体に属する会議参加者は、コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、参加者が情報処理端末上で所有する文書データをネットワーク上に公開することができるため、パブリックな会議においても文書を共有可能にできる。また、記憶手段に記憶されたコンテクスト情報を利用して共有文書の登録、公開、取得という操作が可能になるため、会議参加者は簡単な操作によって共有文書を利用することができる。例えば記憶手段を有する携帯電話を会議室内に設置されたICカードリーダにかざすだけで、会議コンテクストに対応付けて、共有された資料を持ち帰ることを可能にする。これにより参加者はラップトップPC等を持ち歩く必要がない。また、携帯型のメモリ等にコピーして交換するなどの煩雑な操作が不要となる。
本発明の文書共有方法は、前記会議開催時、前記コンテクスト情報を生成して前記参加者が携帯する記憶手段に書き込む書込ステップをさらに有する。
前記文書公開ステップは、前記ファイアウォールを越えたネットワーク上で実行されることを特徴とする。本発明によれば、ファイアウォールを越えないイントラネットなどのネットワーク内において、記憶手段を用いて、ファイアウォールを越えたネットワーク上に置かれた文書を取り出すことができる。
前記コンテクスト情報は、前記会議の識別子と前記共有文書データを暗号化するための暗号鍵と復号するための復号鍵とを含み、前記暗号鍵は前記共有文書データを暗号化するときに用いられ、前記復号鍵は前記書込ステップにより前記参加者が携帯する記憶手段に格納され前記共有文書データを閲覧するときに用いられる。本発明によれば、記憶手段に復号鍵を持つ会議の参加者だけが公開された文書データを閲覧することができるため、セキュリティ性を向上させることができる。
前記書込ステップは、前記記憶手段の存在を検出したときに、前記記憶手段を保持する保持者を前記会議の参加者として認識して前記コンテクスト情報を生成して前記記憶手段に書き込む。これにより、会議の参加者だけが過去の会議で利用された文書データを共有できる。
本発明の文書共有方法は、前記参加者が所有する文書データの一覧を表示する表示ステップと、前記参加者が所有する文書データの一覧の中から前記共有文書データを指定する文書指定ステップとをさらに有する。これにより参加者が所有する文書データの中から共有を希望する文書データを容易に指定することができる。
本発明によれば、不特定多数の参加者を対象に開催される会議やセミナーなどのパブリックなイベントにおいても、簡単な操作で各参加者がイベントで使用する文書を共有可能にできる文書共有システムおよび文書共有方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、アドホック会議支援システム(文書共有システム)10のブロック構成を示す図である。以下ではイベントの例として会議を例にとって説明する。アドホック会議支援システム10は、会議参加者が所有する文書を共有可能にするものである。図1に示すように、このアドホック会議支援システム10は、会議システム20、携帯電話(携帯端末)30、個人PC40、アクセスポイントサーバ50を備える。これらはネットワーク60を介して接続されている。図1では携帯電話30および個人PC40を簡略化のため一つだけが示しているが、実際には参加者に対応して複数の携帯電話および個人PCがネットワーク上に接続可能である。また、会議システム20も必要に応じてネットワーク上に多数接続してもよい。
会議システム20は、投影画面を含み、ICカードリーダ・ライタを備え、各会議空間に置かれている。この会議システム20は、ファイアウォールを越えないイントラネットなどのネットワークに置かれている。携帯電話30は、会議参加者が携帯する移動端末である。個人PC40は、会議参加者のオフィスに置かれた個人ワークスペースサーバである。また、アクセスポイント50は、ファイアウォールを越えたネットワークに置かれている。会議システム20からファイアウォール背後にある個人PC40に直接アクセスすることはできない。アクセスポイントサーバ50は、DMZ(DeMilitarized Zone)内に置かれ、インターネットを介したアクセスを制御するものである。
会議システム20は、書込み手段としてのICカード認識書込手段21、文書指定手段としての共有文書指定手段22、仮想ネットワーク接続手段23を備える。また、図1では省略するが、会議システム20は、参加者が所有する文書データの一覧を表示するディスプレイ(表示手段)を有する。利用者は、会議システム20を利用してコンテクスト履歴に含まれる参加者の情報から、各個人PC40に相当するピアを検索し、目的とする共有資料を取り出すことができる。
ICカード認識書込手段21は、携帯電話30に内蔵されたICカード内のメモリに読み書きをする機能を有する。そして、ICカード認識書込手段21は、イベント開催時、携帯電話30の会議情報保存手段32の存在を検出したときに、携帯電話30を保持する保持者を参加者として認識し、コンテクスト情報を生成して携帯電話30の会議情報保持手段32にコンテクスト情報を書き込む。
ここで、コンテクスト情報は、イベントの識別子、共有文書データを暗号化するための暗号鍵、共有文書データを復号するための復号鍵、会議が開催された日時、場所、共有された資料、参加者等に関する情報を含む。各個人のPC40と携帯電話30は、このコンテクスト情報を、会議イベント(コンテクスト)を単位に履歴として保持する。また、暗号鍵は、共有文書データを暗号化するときに用いられ、復号鍵は、ICカード認識書込手段21により携帯電話30の会議情報保存手段32に格納され、共有文書データを復号して閲覧するときに用いられる。
共有文書指定手段22は、参加者が個人PC40上で所有する文書データの一覧から共有文書データを指定するものである。仮想ネットワーク接続手段23は、個人PC40との間で仮想プライベートネットワーク(VPN:Virtual Private Network)接続又はコンピュータ同士を直接接続してお互いの持つ情報をやり取りする通信形式(P2P:Peer to Peer)によりネットワーク接続する機能を持つ。
携帯電話30は、文書指定手段としての共有文書指定手段31、会議情報保持手段32を備える。また、図1では省略するが、携帯電話30は、会議システム20と同様に、参加者が所有する文書データの一覧を表示するディスプレイ(表示手段)を有する。共有文書指定手段31は、参加者が個人PC40上で所有する文書データの一覧の中から共有文書データを指定するものである。会議情報保持手段32は、例えば非接触型ICカードで構成され、コンテクスト情報を保持する。
個人PC40は、コマンド検出解釈実行手段41、文書検索手段と保持手段としてのコンテクスト履歴保持検索手段42、文書公開手段と文書提供手段としての共有文書保存公開手段43、仮想ネットワーク接続手段44を備える。コマンド検出解釈実行手段41は、アクセスポイントサーバ50に所定の時間間隔で問い合わせを行い、個人PC40宛てのコマンドを発見した際、共有文書保存公開手段43と協働し、該当するコマンドを解釈し実行して共有文書データをネットワーク上に共有可能にする。
コンテクスト履歴保持検索手段42は、過去の会議におけるコンテクストの履歴を検索可能に保持する。コンテクスト履歴保存検索手段42は、会議システム20又は携帯電話30から送られたコンテクスト情報に基づいて、共有文書保存公開手段43によって公開された共有文書データを検索する機能を持つ。
共有文書保存公開手段43は、コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、参加者が個人PC(情報処理端)末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開する。共有文書保存公開手段43は、会議開催時に生成された暗号鍵により共有文書データを暗号化して保存する。共有文書保存公開手段43は、コンテクスト情報を用いた文書依頼に基づいて、ネットワーク上に公開されている共有文書データを依頼元に提供する。文書依頼は、会議システム20又は携帯電話30から行うことができる。受信側では、会議開催時に生成され、携帯電話のICカード経由でセキュアに配布された復号鍵を用いて、共有文書データを復号化できる。
仮想ネットワーク接続手段44は、会議システム20との間で、会議システム20と個人PC40との間で仮想プライベートネットワーク接続又はコンピュータ同士を直接接続してお互いの持つ情報をやり取りする通信形式によりネットワークを接続する。
アクセスポイントサーバ50は、コマンド送受信手段51を有し、ネットワーク上のファイアウォールの外に設けられ、携帯電話30、会議システム20、個人PC40などの機器との間でコマンドの送受信をおこなって共有文書データを共有可能にする。
図2は、アドホック会議支援システム10のハードウエア構成図である。参照符号20A、20Bは会議システムを示す。21はICカード認識書込手段、24は会議システム20Aおよび20Bを制御するサーバ、25は大画面のディスプレイ装置、26はタッチパネルディスプレイ装置をそれぞれ示す。30A〜30Cは携帯電話、40A、40B、40C、40Dは個人PC、45A〜45DはICカードリーダ、50A、50Bはアクセスポイントサーバ、60はインターネット、61は公衆回線網、70A〜70Dはファイアウォール、71A〜71BはLAN(Local Area Network)をそれぞれ示す。
図3〜図5は、システムで用いるデータのデータ構造を説明する図である。図6は、ログイン時のイベントフローである。図16は、会議システムのGUIを示す図であり、同図(a)はログイン画面80、同図(b)は会議終了画面81をそれぞれ示す。会議の開始に伴い、会議主催者は、会議室に設置された会議システム20上で会議の開始を指示する。具体的には、会議システム20の開始画面で「はい」ボタン82を押すことによって会議が開始される。すると、会議システム20は、当該会議に対応する新規「コンテクスト」を生成する。
ここで新規に生成された「コンテクスト」には、コンテクストが生成された時点の開始時刻がセットされる。また、この「コンテクスト」は「カレントコンテクスト」としてセットされる。会議システム20は、新規会議コンテクストの生成に伴い、当該生成された会議コンテクストに関するユニークな「会議コンテクストID」と会議コンテクストにアクセスするための「鍵対」を生成する(T11)。ここで、鍵対は、会議で共有されるコンテンツを暗号化するための暗号鍵と、それを解読するための復号鍵である。
参加者が、会議システム20に接続されたICカードリーダ・ライタに携帯電話30をかざして認識させると、開始されている会議の会議コンテクストの参加者として当該携帯電話30のICカードに記録されている、当該携帯電話の機器ID、メールアドレス、アクセスポイントサーバのアドレスが読み込まれ、会議システム20が保持する「カレントコンテクスト」に記録され、ログインの処理が完了する(T12)。
上記の処理と同時に、会議システム20は、当該ICカードリーダにかざされた携帯電話30に対して、当該カレントの会議コンテクストに関して予め生成されていた、「会議コンテクストID」、暗号化されたコンテンツを解読するための「復号鍵」、接続先となる会議システム20に関する情報(会議システムアドレス、ピアIDとピアアドレス)を携帯電話30の会議情報保持手段32の「カレントコンテクスト情報」に書き込む(T13)。
各携帯電話30は、上記「カレントコンテクスト情報」が会議情報保持手段32に記録されると同時に、携帯電話30上でアプリケーションが起動し、当該携帯電話30からインターネット経由で、当該携帯電話30の利用者が所属する組織のネットワークに設置されたアクセスポイントサーバ50に対して、各利用者の個人PC40から会議システム20に対してP2P接続を要求するための「接続要求コマンド」を送信する(T14)。上記「接続要求コマンド」を受信したアクセスポイントサーバ50は、「受信コマンドキュー」に、当該「接続要求コマンド」を蓄積する。
一方、各利用者の個人PC40は、当該個人PC40に対応付けられたアクセスポイントサーバ50に対して、一定時間置きに、当該個人PC40自身宛のコマンドが携帯電話30からインターネット経由で到着していないかどうかポーリングして確認する(T15)。個人PC40は、自身宛の「接続要求コマンド」を検出すると、当該受信した接続要求コマンドに含まれる接続先情報(ピアID)を用いて当該会議システム20に対してP2P接続をおこなう(T16)。
上記P2P接続と同時に、個人PC40上には、新しい「コンテクスト」が生成され、「カレントコンテクスト」としてセットされると同時、会議システム20が保持している「カレントコンテクスト」の内容と同期がおこなわれる(同じ内容がセットされる)(T17)。他の参加者も上記と同様の処理を経て、会議にログインする。
(携帯電話と個人PC間でのコンテクスト情報の同期)
図7は、携帯電話上からファイル共有依頼を行う場合のイベントフローである。携帯電話30Aを利用して、カレントの会議(会議ID)に関するファイル一覧の取得を依頼する(T21)。それを受け取ったアクセスポイントサーバ50は、受信コマンドキュー上に当該コマンドを蓄積する。
一方、個人PC40は一定時間置きにアクセスポイントサーバ50上の受信コマンドキューに当該個人PC40宛のコマンドが登録されていないかチェックしており(T22)、携帯電話30からの共有ファイル一覧要求を検出したら、共有ファイル一覧を含むカレントコンテクストを携帯電話に送信する(T23)。
上記カレントコンテクスト情報を受信した携帯電話30上は、当該内容に基づいてカレントコンテクスト情報を更新する(T24)。
(携帯電話30上からのファイル共有)
図17は携帯電話30のGUIを説明する図であり、同図(a)は個人文書リスト表示時のGUI、(b)は共有文書ファイル選択時のGUI、(c)は共有文書に登録されたときのGUIをそれぞれ示す。携帯電話30上で、図17(a)に示す私有文書一覧の中から、同図(b)に示すように、共有文書を選択指定すると(T25)、当該文書の共有依頼メッセージが、アクセスポイントサーバ50に対して送信され、アクセスポイントサーバ50の受信コマンドキュー上に蓄積される。そして、そのコマンドの存在を認識した個人PC40は、ファイル共有依頼を検出したら(T26)、暗号化鍵要求コマンドを発行し(T27)、会議システム20から暗号化鍵を受け付け(T28)、指定されたファイルを暗号化して内部の共有領域に置き(T29)、共有ファイル追加要求(共有領域に置いたファイルの参照情報)を会議システム20に送信する(T30)。会議システム20は、共有ファイル追加要求に基づいて、カレントコンテクスト(共有ファイル一覧)を更新し(T31)、カレントコンテクスト更新要求を個人PC40A、40Bに依頼する。
一方、会議システム20上で、資料一覧の画面が表示されている際に、利用者が携帯電話30をICカードリーダにかざすと、当該携帯電話30に対応する利用者の個人PC40に対して私有文書一覧が個人PC40から会議システム20にダウンロードされて一覧表示される。この私有文書の一覧の中から利用者が共有文書を選択すると、当該文書が会議システム20上のカレントコンテクストの共有文書として登録されるとともに、その時点でログインしている利用者の各個人PC40が保持するカレントコンテクストの共有文書にも登録が伝播される。
上述した、携帯電話30上からの共有文書の指定とカレントコンテクストの更新とともに(T28)、共有文書が存在する当該利用者の個人PC40上の文書は、当該個人PC40上の公開文書として登録される(T29)。
(会議システムと個人PC間でのコンテクスト情報の同期)
図8は会議システム上からのファイル共有の場合のイベントフローである。会議システム20は、一定時間おきに、アクセスポイントサーバ50に対してカレントコンテクスト取得要求コマンドを発行し、カレントの会議(会議ID)に関するファイル一覧の取得を依頼する(T31)。それを受け取ったアクセスポイントサーバ50は、受信コマンドキュー上に当該コマンドを蓄積する。
一方、個人PC40は一定時間置きにアクセスポイントサーバ50上の受信コマンドキューに当該個人PC40宛のコマンドが登録されていないかチェックしており(T32)、会議システム20からのカレントコンテクスト情報の取得依頼を受けると、ファイル一覧をP2P接続された会議システム20Aに送信する(T33)。上記カレントコンテクスト情報を受信した会議システム20上は、当該内容に基づいてカレントコンテクスト情報を更新する(T34)。
(会議システム20上からのファイル共有)
図19は、会議システムのGUIであり、同図(a)は共有ファイル指定画面90、同図(b)は資料表示画面91をそれぞれ示す。
会議システム20は、図19(a)に示すように、私有文書一覧の中から共有文書を選択指定されると、当該文書のファイル共有要求と暗号化鍵を個人PC40に対して送信する(T35)。そして、文書共有依頼メッセージを受信した個人PC40は、ファイル共有依頼を検出した場合、指定された共有するファイルを暗号化して共有領域に置く(T36)。そして、個人PC40は、P2P接続している会議システム20に対して、共有ファイル追加要求(共有領域に置いたファイルの参照情報)を送信する(T37)。
(会議終了後における過去の会議で共有された文書へのアクセス)
図9は、会議終了後、コンテクスト履歴から文書に対してアクセスする場合のイベントフローである。図18は携帯電話30の履歴検索時のGUIを説明する図であり、(a)は履歴リスト表示時のGUI、(b)は履歴リストから共有文書を選択したときのGUIをそれぞれ示す。また、図20は、個人PC40上での会議履歴の検索画面を示す図である。会議が終了すると、会議中「カレントコンテクスト」に記録されていた内容は、コンテクスト履歴に追加登録される。
利用者は、会議終了後、各自の個人PC40上に蓄積された当該コンテクスト履歴を検索することによって過去の会議で共有された資料の一覧を参照することができる。携帯電話30に格納されたコンテクスト情報と個人PCに格納されたコンテクストを同期させるために、携帯電話30に表示される会議履歴から会議を選択し、個人PCに接続されたICカードリーダに携帯電話30をかざし、会議IDを送信する(T41、T42)。このとき、同時に復号鍵が送信される。さらに、個人PC上で表示される上記共有資料の一覧の中から、会議で共有された資料の実体を取り出す際には、当該会議に参加した利用者の個人PC40に対して共有資料の検索依頼を発行し、ファイルの取得依頼をする(T43)。そして、発見された場合、その個人PC40に対して当該文書の提供を依頼して入手する。上記の過程で、コンテンツ提供側の個人PC40は、会議の際に生成された暗号鍵を用いてコンテンツを暗号化した後、要求先に送信する(T44、T45)。そして、受信側では、会議の際に生成され、携帯電話30のICカード経由で安全に取得した復号鍵を用いて、当該入手したコンテンツを復号化して入手する(T46)。
(拡張:会議終了時の会議コンテクストの電子メールによる配布)
携帯電話30のICカード内には利用者の電子メールアドレスが含まれており、携帯電話30をICカードリーダにかざして会議コンテクストにログインする際に利用者IDと共に会議システム20に送信されて記憶される。会議システム20は、会議終了時に、当該参加者に関する電子メールのアドレス宛に、当該会議コンテクストに関する情報を送信する。
(拡張:ICカードだけによる聴講のみの参加との融合)
携帯電話を持っていなくても、利用者のアドレスを含んだカードだけかざして会議コンテクストにログインすることにより、当該ログインユーザの電子メールが当該会議コンテクストに対応付けて記録され、会議終了とともに電子メールによって会議コンテクストに関する情報が送られる。
次に、会議システム20のログイン時の処理について説明する。図10(a)は会議システム20のログイン時のフローチャートである。会議システム20は、利用者から会議開始が指示されると、新規コンテクストを生成し、一意のコンテクストIDと、暗号鍵、複号鍵の対を生成する(ステップS11)。
会議システム20は、携帯電話30がカードリーダ・ライタにかざされるのを待つ(ステップS12)。会議システム20は、IDカードがかざされたと判断した場合(ステップS13)、携帯電話30に記憶されたカードID、アクセスポイントサーバアドレスを取り出して、カレントユーザ集合に登録する(ステップS14)。
会議システム20は、会議情報(会議システムアドレス、コンテクストID、復号鍵)を携帯電話のIDカードに書き込み、個人PC40からの接続要求を待つ(ステップS15)。会議システム20は、接続要求を受信したと判断した場合(ステップS16)、カレントコンテクストの参加者として当該利用者を登録し、当該利用者の個人PC40と通信可能な状態にする(ステップS17)。
次に、携帯電話のログイン時の処理について説明する。図10(b)は携帯電話30のログイン時のフローチャートである。携帯電話30は、カードリーダから会議情報(会議システムアドレス、コンテクストID、復号鍵)の受信待ちを行う(ステップS21)。携帯電話30は、コンテクストIDと復号鍵を受信したと判断した場合(ステップS22)、上記アクセスポイントサーバ50に対して、接続要求コマンドを発行する(ステップS23)。
図11(a)は、アクセスポイントサーバ50のログイン時のフローチャートである。アクセスポイントサーバ50は、携帯電話30から接続要求コマンドが送信されてくるのを待ち(ステップS31)、接続要求コマンドを受信したと判断した場合(ステップS32)、受信した接続要求コマンドをキューに蓄積する(ステップS33)。
図11(b)は、個人PC40のログイン時のフローチャートである。個人PC40は、アクセスポイントサーバ50上の受信コマンドキュー上に接続要求コマンドが登録されたか問い合わせを行い(ステップS41)、接続要求コマンドを受信したと判断した場合(ステップS42)、接続要求コマンドに含まれている会議システムアドレスで特定される会議システムとの間にVPN接続またはP2P接続を確立する(ステップS43)。
図12(a)は携帯電話30から共有文書の指示をしたときの処理フローチャートである。携帯電話30は、参加者によって共有文書指定手段31により共有文書が指定されると、アクセスポイントサーバ50に対して文書共有コマンドを送信する(ステップS51)。
図12(b)は会議システム20から共有文書の指示をした時の処理フローチャートである。会議システム20は、参加者が共有文書指定手段22により共有文書の指定を行うと、アクセスポイントサーバ50に対して文書共有コマンドと暗号化鍵を送信する(ステップS61)。
図12(c)は共有文書の指示時におけるアクセスポイントサーバ50の処理フローチャートである。アクセスポイントサーバ50は、携帯電話30または会議システム20から文書共有コマンドが送信されてくるのを待ち(ステップS71)、文書共有コマンドを受信したと判断した場合(ステップS72)、受信した文書共有コマンドをキューに蓄積する(ステップS73)。
図13は、共有文書の登録時の個人PC40の処理フローチャートである。個人PC40は、アクセスポイントサーバ50上の受信コマンドキュー上に文書共有コマンドが登録されたか問い合わせを行い(ステップS81)、文書共有コマンドを受信したと判断した場合(ステップS82)、会議システム20に対して、暗号化鍵の提供を依頼する(ステップS83)。個人PC40は、会議システムから送信された暗号化鍵を受信した場合(ステップS84でYES)、文書共有コマンドで指定された文書を、当該コンテクストIDに対応付けて公開文書集合に保存する(ステップS85)。個人PC40は、文書共有コマンドに基づいて、会議システム20との間でカレントコンテクストに共有文書を登録する(ステップS86)。
また、個人PC40は、会議システムから送信されてくる文書共有コマンドを待つ(ステップS87)。個人PC40は、文書共有コマンドを受信した場合(ステップS88でYES)、文書共有コマンドで指定された文書を受信したコマンド中に含まれる暗号化鍵で暗号化して、当該コンテクストIDに対応付けて公開文書集合に保存する(ステップS89)。次に、個人PC40は、文書共有コマンドに基づいて、会議システムとの間でカレントコンテクストに共有文書を登録する(ステップS810)。
図14(a)は会議履歴の検索時の個人PC(要求側)の処理フローチャートである。個人PC40は、コンテクスト履歴を検索し、過去に共有した文書の取り出しを公開文書リポジトリサーバに、コンテクストIDと参加者IDを伴って依頼する(ステップS91)。個人PC40は、文書を受信した場合(ステップS92)、受信した文書を復号鍵によって復号化して取り出す(ステップS93)。
図14(b)は会議履歴の検索時の個人PC(提供側)の処理フローチャートである。個人PC40は、文書アクセスの依頼を待ち(ステップS101)、文書アクセス依頼を受信した場合(ステップS102)、送信者の参加者IDは、アクセス依頼中のコンテクストIDに相当するコンテクストのユーザであるかどうか照合する(ステップS103)。個人PC40は、送信者の参加者IDが該当コンテクストの参加者中に存在したと判断した場合(ステップS104)、指定された文書を会議開催時に生成された暗号鍵で暗号化して返信する(ステップS106)。
図15(a)は会議システム20における会議終了時の処理フローチャートである。会議システム20は、カレントコンテクストをクローズして、ログイン中のすべてのユーザのアクセスポイントサーバ50に対して、会議終了コマンドを送付する(ステップS111)。
図15(b)はアクセスポイントサーバ50における会議終了時の処理フローチャートである。アクセスポイントサーバ50は、会議システム20から会議終了コマンドが送信されてくるのを待ち(ステップS121)、会議終了コマンドを受信した場合(ステップS122)、受信した会議終了コマンドをキューに蓄積する(ステップS123)。
図15(c)は個人PC40における会議終了時の処理フローチャートである。個人PC40は、アクセスポイントサーバ50上の受信コマンドキュー上に会議終了コマンドが登録されたか問い合わせを行い(ステップS131)、会議終了コマンドを受信した場合(ステップS132)、カレントコンテクストをクローズして会議を終了する(ステップS133)。
上記アドホック会議支援システムによれば、会議参加者は、コンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、参加者が情報処理端末上で所有する文書データをネットワーク上に公開できるため、パブリックなイベントにおいても文書を共有可能にできる。また、記憶手段に記憶されたコンテクスト情報を利用して共有文書の登録、公開、取得という操作が可能になるため、会議参加者は簡単な操作によって共有文書を利用することができる。また、ファイアウォールを越えるインターネット環境下において、ICカード付き携帯電話を用いて、会議で共有された資料を、各会議イベントを単位として保存し、会議終了後にコンテクスト履歴を検索することにより、過去の会議で使用された資料を取り出すことができる。すなわち、非接触型ICカード付き携帯電話さえあれば、パブリックな会議環境からでも、会議室に設置された会議システムとファイアウォール背後にある個人PCとの間でセキュアなファイル共有のためのP2Pネットワークを形成し、携帯電話または会議システム上で会議資料を取り出して、参加者間での共有できる。
なお、本発明による文書共有方法は、アドホック会議支援システムにより実現される。会議システム、携帯電話、個人PCは、例えば、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を用いたマイクロコンピュータを含んで実現される。CPUが所定のプログラムを実行することにより文書共有システムの各機能や文書共有方法の各ステップが実現される。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。なお、上記ではイベントの例として会議を例にとって説明したが本発明はこれに限定されるあらゆるイベントが含まれる。また、上記では携帯電話を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されることなく、PDA(Personal Digital Assistants)、ノートパソコン等の携帯端末、またはICカードであってもよい。
アドホック会議支援システムのブロック構成を示す図である。 アドホック会議支援システムのハードウエア構成図である。 システムで用いるデータのデータ構造を説明する図である。 システムで用いるデータのデータ構造を説明する図である。 システムで用いるデータのデータ構造を説明する図である。 ログイン時のイベントフローである。 携帯電話上からファイル共有依頼を行う場合のイベントフローである。 会議システム上からのファイル共有の場合のイベントフローである。 会議終了後、コンテクスト履歴から文書に対してアクセスする場合のイベントフローである。 (a)は会議システム20のログイン時のフローチャート、(b)は携帯電話30のログイン時のフローチャート、 (a)は、アクセスポイントサーバのログイン時のフローチャート、(b)は、個人PC40のログイン時のフローチャートである。 (a)は携帯電話から共有文書の指示をしたときの処理フローチャート、(b)は会議システムから共有文書の指示をした時の処理フローチャート、共有文書の指示時におけるアクセスポイントサーバ50の処理フローチャートである。 共有文書の登録時の個人PCの処理フローチャートである。 (a)は会議履歴の検索時の個人PC(要求側)の処理フローチャート、(b)は会議履歴の検索時の個人PC(提供側)の処理フローチャートである。 (a)は会議システムにおける会議終了時の処理フローチャート、(b)はアクセスポイントサーバにおける会議終了時の処理フローチャート、(c)は個人PCにおける会議終了時の処理フローチャートである。 会議システムのGUIを示す図であり、同図(a)はログイン画面、同図(b)は会議終了画面をそれぞれ示す。 携帯電話のGUIを説明する図であり、(a)は個人文書リスト表示時のGUI、(b)は共有文書ファイル選択時のGUI、(c)は共有文書に登録されたときのGUIをそれぞれ示す図である。 携帯電話の履歴検索時のGUIを説明する図であり、(a)は履歴リスト表示時のGUI、(b)は履歴リストから共有文書を選択したときのGUIを示す図である。 会議システムのGUIであり、同図(a)は共有ファイル指定画面、同図(b)は資料表示画面を示す図である。 個人PC上での会議履歴の検索画面を示す図である。
符号の説明
10 アドホック会議支援システム
20 会議システム
21 ICカード認識書込手段
22 共有文書指定手段
23 仮想ネットワーク接続手段
30 携帯電話
31 共有文書指定手段
32 会議情報保存手段
40 個人PC
41 コマンド検出解釈実行手段
42 コンテクスト履歴保存検索手段
43 共有文書保存公開手段
44 仮想ネットワーク接続手段
50 アクセスポイントサーバ
51 コマンド送受信手段

Claims (19)

  1. 会議参加者の文書を共有可能にする文書共有システムであって、
    前記会議の開催時に生成され前記参加者が携帯する記憶手段に書き込まれたコンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記参加者が情報処理端末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開する文書公開手段と、
    前記コンテクスト情報を用いた文書依頼に基づいて、前記ネットワーク上に公開されている共有文書データを提供する文書提供手段と、
    を有することを特徴とする文書共有システム。
  2. 前記コンテクスト情報に基づいて、前記文書公開手段によって公開された共有文書データを検索する文書検索手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の文書共有システム。
  3. 前記会議開催時、前記コンテクスト情報を生成して前記参加者が携帯する記憶手段に書き込む書込手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の文書共有システム。
  4. 前記文書公開手段は前記ファイアウォールを越えたネットワークに置かれていることを特徴とする請求項3に記載の文書共有システム。
  5. 前記コンテクストの履歴を検索可能に保持する保持手段をさらに有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の文書共有システム。
  6. 前記コンテクスト情報は、前記会議の識別子と前記共有文書データを暗号化するための暗号鍵と前記共有文書データを復号するための復号鍵とを含み、前記暗号鍵は前記共有文書データを暗号化するときに用いられ、前記復号鍵は前記書込手段により前記参加者が携帯する記憶手段に格納され前記共有文書データを閲覧するときに用いられる請求項1から請求項5のいずれかに記載の文書共有システム。
  7. 前記書込手段は、前記記憶手段の存在を検出したときに、前記記憶手段を保持する保持者を前記会議の参加者として認識して前記コンテクスト情報を生成して前記記憶手段に書き込む請求項3から請求項6のいずれかに記載の文書共有システム。
  8. 前記ネットワーク上のファイアウォールの外に設けられ、所定の機器との間でコマンドの送受信を行って前記共有文書データを前記ネットワーク上に共有可能にするコマンド送受信手段をさらに有する請求項1から請求項7のいずれかに記載の文書共有システム。
  9. 前記コマンド送受信手段に所定の時間間隔で問い合わせを行って該当するコマンドが存在する場合、前記該当するコマンドを解釈して実行して前記共有文書データを前記ネットワーク上に共有可能にするコマンド実行手段をさらに有する請求項8に記載の文書共有システム。
  10. 前記参加者が所有する文書データの一覧を表示する表示手段と、
    前記参加者が所有する文書データの一覧の中から前記共有文書データを指定する文書指定手段と、をさらに有する請求項1から請求項9のいずれかに記載の文書共有システム。
  11. 前記参加者が携帯する記憶手段を備えた携帯端末を有する請求項1から請求項10のいずれかに記載の文書共有システム。
  12. 前記文書指定手段は前記携帯端末内に設けられている請求項11に記載の文書共有システム。
  13. 仮想プライベートネットワーク接続又はコンピュータ同士を直接接続してお互いの持つ情報をやり取りする通信形式により前記ネットワークを接続するネットワーク接続手段をさらに有する請求項1から請求項12のいずれかに記載の文書共有システム。
  14. 会議参加者の文書を共有可能にする文書共有方法であって、
    前記会議の開催時に生成され前記参加者が携帯する記憶手段に書き込まれたコンテクスト情報を用いた文書共有依頼に基づいて、前記参加者が情報処理端末上で所有する文書データを共有文書データとしてネットワーク上に公開する文書公開ステップと、
    前記コンテクスト情報を用いた文書依頼に基づいて、前記ネットワーク上に公開されている共有文書データを提供する文書提供ステップと、
    を有することを特徴とする文書共有方法。
  15. 前記会議開催時、前記コンテクスト情報を生成して前記参加者が携帯する記憶手段に書き込む書込ステップをさらに有することを特徴とする請求項14に記載の文書共有方法。
  16. 前記文書公開ステップは、前記ファイアウォールを越えたネットワーク上で実行されることを特徴とする請求項15に記載の文書共有方法。
  17. 前記コンテクスト情報は、前記会議の識別子と前記共有文書データを暗号化するための暗号鍵と復号するための復号鍵とを含み、前記暗号鍵は前記共有文書データを暗号化するときに用いられ、前記復号鍵は前記書込ステップにより前記参加者が携帯する記憶手段に格納され前記共有文書データを閲覧するときに用いられる請求項15又は請求項16に記載の文書共有方法。
  18. 前記書込ステップは、前記記憶手段の存在を検出したときに、前記記憶手段を保持する保持者を前記会議の参加者として認識して前記コンテクスト情報を生成して前記記憶手段に書き込む請求項15から請求項17のいずれかに記載の文書共有方法。
  19. 前記参加者が所有する文書データの一覧を表示する表示ステップと、
    前記参加者が所有する文書データの一覧の中から前記共有文書データを指定する文書指定ステップと、をさらに有する請求項14から請求項18のいずれかに記載の文書共有方法。
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