JP2008158626A - テンプレート作成装置,テンプレート作成方法,その方法を実装したテンプレート作成プログラム,そのプログラムを格納した記憶媒体と、テンプレートマッチング装置,テンプレートマッチング方法,その方法を実装したテンプレートマッチングプログラム,そのプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力画像とテンプレート間における一致度の演算における演算コストを低くする。
【解決手段】まず、前記入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定する(101)。次に、その決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する(102)。そして、前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求めて勾配画像を算出し(103)、前記算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定する(104)。決定されたテンプレート画素は画素情報を間引いたテンプレートとなる。また、画素情報を間引いたテンプレートを用いて、入力画像と前記テンプレート間の一致度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テンプレート画像を用いた画像認識技術に関するものである。
従来、画像認識において、検索対象の全て、もしくは、検索対象の一部の画像をテンプレート(即ち、テンプレート画像)として用いた場合、一般に、そのテンプレート画像のサイズは32×32画素、もしくは48×48画素が用いられている。そのため、一致度の演算の際に使用されるテンプレート画像の画素の個数が数百から数千程度になり、マッチング演算のコストが高くなることが知られている。現在、このテンプレート画像の画素の個数の増大を考慮し、画素情報を間引いたテンプレートを用いたマッチング演算手法が提案されている。
さらに、一致度の演算結果の信頼性をより高めるために、等間隔にある画素の情報を用いるのではなく、用いる画素の位置を適切に選択するという手法も提案されている。一般に、これら選択された画素の位置は非構造的な位置となるため、これらの手法では、一致度の演算の際に用いる画素の位置に関する情報を示すために、例えば、図15のように、テンプレート画像1004とは別にマスク画像2001を用いている。
より具体的には、一致度の演算において、テンプレート画像から選択した画素bと同一位置座標に位置するマスク画像の画素に対して、その画素の輝度レベルが「0」か否かを判断している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−62631号公報(段落[0039]〜[0040]等)。
上述の一致度の演算にあるような、マスク画像の各画素の輝度レベルを判断するオペレーションは、一般的なCPU(Central Processing Unit)では、消費する演算コストが高い(即ち、演算量が大きい)、という課題がある。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであって、演算コストを低く抑えて一致度を算出するために画素情報を間引いたテンプレートを作成するテンプレート作成装置,テンプレート作成方法,その方法を実装したテンプレート作成プログラム,そのプログラムを格納した記憶媒体と、画素情報を間引いたテンプレートを用いて演算コストを低く抑えて一致度を算出するテンプレートマッチング装置,テンプレートマッチング方法,その方法を実装したテンプレートマッチングプログラム,そのプログラムを格納した記憶媒体と、を提供することにある。
前記課題の解決を図るために、請求項1記載の発明は、検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像を格納し、該入力画像に基づいて画素情報を間引いたテンプレートを作成するテンプレート作成装置であって、前記入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定するテンプレート作成領域決定部と、前記決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する背景領域決定部と、前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像を算出する勾配画像作成部と、前記算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定するテンプレート画素決定部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記テンプレート画素決定部が、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する初期化手段と、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索する手段,勾配値が最小となる画素を有効画素として探索する手段のうちいずれかを選択する探索方針選択手段と、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、前記探索方針選択手段で選択された手段によって有効画素を探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す勾配値に基づく第1要素抽出手段と、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加するテンプレート作成手段と、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する一時除外領域更新手段と、前記勾配値に基づく第1要素抽出手段,テンプレート作成手段,一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記テンプレート画素決定部が、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第1初期化手段と、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最大勾配値に基づく第1要素抽出手段と、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第1テンプレート作成手段と、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第1一時除外領域更新手段と、前記最大勾配値に基づく第1要素抽出手段,第1テンプレート作成手段,第1一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第2初期化手段と、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最小となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最小勾配値に基づく第1要素抽出手段と、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第2テンプレート作成手段と、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新手段と、前記最小勾配値に基づく第1要素抽出手段,第2テンプレート作成手段,第2一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像を格納し、該入力画像に基づいて画素情報を間引いたテンプレートを作成する装置に使用するテンプレート作成方法であって、前記記憶部から前記入力画像を読み出し、該入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定するテンプレート作成領域決定ステップと、前記決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する背景領域決定ステップと、前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像を算出する勾配画像作成ステップと、前記算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定するテンプレート画素決定ステップと、を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記テンプレート画素決定ステップが、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する初期化ステップと、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索するステップ,勾配値が最小となる画素を有効画素として探索するステップのうちいずれかを選択する探索方針選択ステップと、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、前記探索方針選択ステップで選択されたステップによって有効画素を探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加するテンプレート作成ステップと、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する一時除外領域更新ステップと、前記勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,テンプレート作成ステップ,一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記テンプレート画素決定ステップが、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第1初期化ステップと、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最大勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第1テンプレート作成ステップと、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第1一時除外領域更新ステップと、前記最大勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,第1テンプレート作成ステップ,第1一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第2初期化ステップと、所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最小となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最小勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新ステップと、前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第2テンプレート作成ステップと、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新ステップと、前記最小勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,第2テンプレート作成ステップ,第2一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、テンプレート作成プログラムであって、請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、記憶媒体であって、請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像と画素情報を間引いたテンプレートを格納し、該入力画像と該テンプレート間の一致度を判定するテンプレートマッチング装置であって、入力画像に対し、勾配演算処理を施し、勾配画像を算出し生成する探索対象勾配画像作成部と、生成された前記勾配画像と前記テンプレート間の一致度を算出する一致度算出部と、算出された一致度と所定の閾値を比較し、入力画像と前記テンプレートが一致しているか否かを判定する一致判定部と、を備えることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記一致度算出部が、前記勾配画像を構成する各々の画素値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の画素値の積を求め、該各々の積の和を一致度と見做す手段、を備えることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記一致度算出部が、前記勾配画像を構成する各々の画素の濃度値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の濃度値との差の絶対値を求め、該各々の絶対値の和を一致度と見做す手段、を備えることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像と画素情報を間引いたテンプレートを格納し、該入力画像と該テンプレート間の一致度を判定する装置に使用するテンプレートマッチング方法であって、前記記憶部から前記入力画像を読み出し、入力画像に対し、勾配演算処理を施し、勾配画像を算出し生成する探索対象勾配画像作成ステップと、生成された前記勾配画像と前記テンプレート間の一致度を算出する一致度算出ステップと、算出された一致度と所定の閾値を比較し、入力画像と前記テンプレートが一致しているか否かを判定する一致判定ステップと、を有することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記一致度算出ステップが、前記勾配画像を構成する各々の画素値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の画素値の積を求め、該各々の積の和を一致度と見做すステップ、を有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記一致度算出ステップが、前記勾配画像を構成する各々の画素の濃度値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の濃度値との差の絶対値を求め、該各々の絶対値の和を一致度と見做すステップ、を有することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、テンプレートマッチングプログラムであって、請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、記憶媒体であって、請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする。
前記請求項1,4記載の発明は、画素情報を間引いたテンプレートを作成できる。
前記請求項2,3,5,6記載の発明は、有効画素の隔たりを防ぐことができる。
前記請求項7記載の発明は、請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法をコンピュータプログラムとして記載できる。
前記請求項8記載の発明は、請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法を実装したコンピュータプログラムを記憶媒体に記録できる。
前記請求項9,12記載の発明は、前記勾配画像と画素情報を間引いたテンプレート間の一致度を算出できる。
前記請求項10,13記載の発明は、画素情報を間引いたテンプレートの画素値に基づく一致度を算出できる。
前記請求項11,14記載の発明は、画素情報を間引いたテンプレートの画素の濃度値に基づく一致度を算出できる。
前記請求項15記載の発明は、請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法をコンピュータプログラムとして記載できる。
前記請求項16記載の発明は、請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法を実装したコンピュータプログラムを記憶媒体に記録できる。
以上示したように請求項1,2,3,4,5,6の発明によれば、テンプレートマッチング演算で消費する演算コストを低くするテンプレートを作成できる。
請求項7の発明によれば、テンプレート作成方法を実装したコンピュータプログラムを提供できる。
請求項8の発明によれば、テンプレート作成方法を実装したコンピュータプログラムを記録した記憶媒体を提供できる。
請求項9,12の発明によれば、勾配画像とテンプレート間の一致度に基づいて、入力画像と前記テンプレート間の一致を判定できる。消費する演算コストの低いテンプレートマッチング演算を実行できる。
請求項10,11,13,14の発明によれば、消費する演算コストの低いテンプレートマッチング演算を実行できる。
請求項15の発明によれば、テンプレートマッチング方法を実装したコンピュータプログラムを提供できる。
請求項16の発明によれば、テンプレートマッチング方法を実装したコンピュータプログラムを記録した記憶媒体を提供できる。
これらを以って画像認識技術分野に貢献できる。
本実施形態を図面等に基づいて詳細に説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態におけるテンプレート作成装置を図1に基づいて説明する。なお、図1は、第1実施形態におけるテンプレート作成装置の構成図である。
テンプレート作成装置は、図1中の符号101〜104で示される機能部から構成される。
テンプレート作成領域決定部101は、入力画像を取得し、該入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定する(取得する)。例えば、テンプレート作成領域決定部101は、一般的な記憶部(例えば、ハードディスク装置やメモリ)から入力画像を取得しても良いし、前記記憶部に入力画像を格納しても良い。また、テンプレート領域を決定(指定)する手段は、例えば、テンプレート作成装置に接続されたポインティング装置とディスプレイ装置の組合せを含むユーザインタフェース手段であっても良い。
背景領域決定部102は、テンプレート作成領域決定部101によって決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する。
勾配画像作成部103は、前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像を算出する。
テンプレート画素決定部104は、算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定する。
なお、テンプレート作成装置における情報は、予め備えられた記憶部(例えば、メモリやハードディスク装置)に格納され管理される。また、各機能部を制御する制御部(例えば、CPU)を有していても良い。
上述のテンプレート作成装置で実行されるテンプレート画像の作成手順を図2,図3に基づいて詳細に説明する。
図2は、テンプレート画像を作成する手順を示すフローチャートである。
まず、図3に示すように、カメラ1000から取込まれた検出対象を含む入力画像1001に対して、テンプレート画像を作成するためのテンプレート領域1002を、検出対象1003の全部もしくは一部を含むように、手動もしくは自動で決定する(S201:テンプレート作成領域決定部101)。
次に、前記テンプレート領域1002からテンプレート画像1004を切り出し、この切り出されたテンプレート画像1004から背景領域を示す背景マスク画像1005を決定する(S202:背景領域決定部102)。なお、テンプレート領域および背景領域を自動的に決定する方法は、ブルーバックを用いる方法等を採用すれば、既に公知の一般的な処理により容易に実現できるため、本実施形態では説明を省略する。
次に、図4に示すように、テンプレート画像1004の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像3000を算出する(S203:勾配画像作成部103)。なお、ノイズの影響を軽減するために、テンプレート画像1004に予めガウシアンフィルタなどで処理を施してもよい。
次に、最大勾配値を用いる方法で、テンプレート要素(ベクトル)を選定し、テンプレートに追加する(S204:テンプレート画素決定部104の一部の処理)。より具体的には、勾配画像3000内で、勾配の大きさの大きい順にNmax個の画素を抽出する。
そして、最小勾配値を用いる方法で、テンプレート要素を選定し、テンプレートに追加する(S205:テンプレート画素決定部104の一部の処理)。より具体的には、勾配画像3000内で、勾配の大きさの小さい順にNmin個の画素を抽出する。
必要があれば、前記作成したテンプレートを正規化する(S206:テンプレート画素決定部104の一部の処理)。
なお、上記のテンプレート画像を作成する手順では、より明確な効果を得るために、最大勾配値を用いる方法と最小勾配値を用いる方法の双方を使っているが、最初に、どちらか一方の方法を選択し、その方法のみを使ってテンプレート画像を作成しても良い。
上述のテンプレートを作成するためのサブルーチン(S204)を図5及び図6に基づいて詳細に説明する。
まず、初期化処理を行う。図5中の初期化処理は以下の通りである。
特定された画素の個数Nを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S301)。
そして、一時マスク画像4001にマスク画像1005をコピーする(S302)。即ち、一時マスク画像(一時除外領域)を所定のマスク画像で初期化する。
次に、所定のマスク画像(除外領域)に含まれず、かつ、一時マスク画像に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す処理(最大勾配値に基づく第1要素抽出処理)を行う。図5中では、最大勾配値に基づく第1要素抽出処理は以下の通りである。
まず、特定された画素の個数Nが所定の個数に達していないかを判断し(S303)、ステップS303の判断において、特定された画素の個数Nが所定の個数に達していない場合には、ステップS304に進む。特定された画素の個数Nが所定の個数に達している場合には、当該処理を終了する。
ステップS304では、画像濃度最大値MAXを初期化(例えば、「0」に初期化)する。
続いて、全ての画素を処理したかを判断し(S305)、ステップS305の判断において全ての画素を処理した場合には、ステップS311へ進む。全ての画素を処理していない場合には、ステップS306へ進む。
ステップS306では、次の画素を選択する。
続いて、一時マスク画像4001でマスクされている画素かを判断し(S307)、ステップS307の判断において、マスクされている画素である場合には、ステップS305へ戻る。マスクされていない画素である場合には、ステップS308へ進む。
ステップS308では、選択された画素の濃度値が画像濃度最大値MAXを超えているかを判断し、選択された画素の濃度値が画像濃度最大値MAXを超えていない場合には、ステップS305へ戻る。選択された画素の濃度値が画像濃度最大値MAXを超えている場合には、ステップS309へ進む。
ステップS309では、選択された画素の濃度値を画像濃度最大値MAXとする。
続いて、選択された画素の相対位置POSを記憶部の所定領域に保存し、ステップS305へ戻る(S310)。
次に、入力画像(または、入力画像から切り出した探索対象領域)のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトル(或いは、ペア)をテンプレートの要素としてテンプレートに追加する処理(第1テンプレート作成処理)を行う。
ここで、図15中のマスク画像2001における有効画素2000(即ち、図7A中の有効画素2000)の位置から図7B中の相対的位置6001を求める方法を詳細に説明する。なお、以下の説明で図15中の符号と同じ符号のものの説明は省略する。
まず、図8中のマスク画像2001を全ての有効画素2000とともに、その原点5000が、図9中の探索対象画像7000と同一のサイズの一時画像5001の原点5002に一致するように重ねる。なお、探索対象画像とは、図3に示す入力画像1001そのもの、もしくはその一部である。
そして、図7Bに示すように、前記一時画像5001を一次元のメモリイメージ6000に展開し、この一次元のメモリイメージ6000上における有効画素2000の原点5002からの距離を相対的位置6001とする。
図5中では、第1テンプレート作成処理は以下の通りである。
まず、ステップS311では、画像濃度最大値MAXをとる画素を有効画素2000として、その有効画素2000の値と相対的位置6001とをベクトル(V,D)としてテンプレートに追加する。
そして、前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時マスク画像に追加する処理(一時マスク画像更新処理)を行う。この処理によって、その有効画素の探索位置の近傍領域をテンプレートを構成する要素(例えば、第1要素)抽出対象外とすることができる。図5中では、一時マスク画像更新処理は以下の通りである。
まず、一時マスク画像4001に対して、有効画素2000の相対位置POSの近傍領域4000をマスク領域として追加する(S312)。
続いて、特定された画素の個数Nに1を加算し、ステップSS303へ戻る(S313)。
なお、前記近傍領域4000は、例えば、3×3画素の矩形領域などであって、テンプレート画像のサイズ、用いる画素の個数、および対象物の性質に基づいて予め任意に決定するものとする。
テンプレートを作成するためのサブルーチン(S205)を図6及び図10に基づいて説明する。
最初に、初期化処理を行う。図10中の初期化処理は以下の通りである。
まず、特定された画素の個数Nを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S401)。
そして、一時マスク画像4001にマスク画像1005をコピーする(S402)。即ち、一時マスク画像(一時除外領域)を所定のマスク画像で初期化する。
次に、所定のマスク画像(除外領域)に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最小となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す処理(最小勾配値に基づく第1要素抽出処理)を行う。図10中では、最小勾配値に基づく第1要素抽出処理は以下の通りである。
まず、特定された画素の個数Nが所定の個数に達していないかを判断し(S403)、ステップS403の判断において、特定された画素の個数Nが所定の個数に達していない場合には、ステップS404へ進む。特定された画素の個数Nが所定の個数に達している場合には、当該処理を終了する。
ステップS404では、画像濃度最小値MINを初期化(例えば、「0」に初期化)する。
続いて、全ての画素を処理したかを判断し(S405)、ステップS405の判断において全ての画素を処理した場合には、ステップS411へ進む。全ての画素を処理していない場合には、ステップS406へ進む。
続いて、ステップS406では、次の画素を選択する。
続いて、一時マスク画像4001でマスクされている画素かを判断し(S407)、ステップS407の判断においてマスクされている画素である場合には、ステップS405に戻る。ステップS407の判断においてマスクされていない画素である場合には、ステップS408へ進む。
ステップS408では、選択された画素の濃度値が画像濃度最小値MIN未満であるかを判断し、ステップS408の判断において選択された画素の濃度値が画像濃度最小値MIN未満でない場合には、ステップS405に戻る。選択された画素の濃度値が画像濃度最小値MIN未満である場合には、ステップS409へ進む。
ステップS409では、選択された画素の濃度値を画像濃度最小値MINとする。
そして、選択された画素の相対位置POSを記憶部の所定領域に保存し、ステップS405に戻る(S410)。
次に、入力画像(または、入力画像から切り出した探索対象領域)のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素からなるベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する処理(第2テンプレート作成処理)を行う。図10中では、第2テンプレート作成処理は以下の通りである。
まず、ステップS411では、画像濃度最小値MINをとる画素を有効画素2000として、その有効画素2000の値と相対的位置6001とをベクトル(V,D)としてテンプレートに追加する。
そして、前記有効画素の探索位置の近傍を前記一時除外領域に追加する処理(一時マスク画像更新処理)を行う。この処理によって、その有効画素の探索位置の近傍領域をテンプレートを構成する要素(例えば、第1要素)抽出対象外とすることができる。図10中では、一時マスク画像更新処理は以下の通りである。
まず、一時マスク画像4001に対して、画素の相対位置POSの近傍領域4000をマスク領域として追加する(S412)。
そして、特定された画素の個数Nに「1」を加算し、ステップS403に戻る(S413)。
以上の処理によって、図4中の有効画素画像3001に示すように、有効画素が位置に偏なく算出される。さらに、第1テンプレート作成処理及び第2テンプレート作成処理によって、最小勾配値に基づくテンプレートと最大勾配値に基づくテンプレートを有する(合わせた)テンプレート(最終的なテンプレート)を取得した。
なお、前記最終的なテンプレートに対し、さらに、次に挙げるような正規化処理(S206)を行っても良い。テンプレートを構成する全てのベクトル(V,D)iを正規化されたベクトル(Vn,D)iに変換する手順を図11に基づいて説明する。
テンプレートを構成する有効画素に対する平均AVRを算出する。
まず、マッチング演算で用いる画素の個数であるNmaxとNminとの合計個数を求める(S501)。
次に、和SUMを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S502)。
次に、カウンタAを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S503)。
次に、カウンタAが合計個数未満であるかを判断し(S504)、ステップS504の判断においてカウンタAが合計個数未満である場合には、ステップS505へ進む。カウンタAが合計個数未満でない場合には、ステップS507へ進む。
ステップS505では、有効画素2000の値を和SUMに加算する。
次に、カウンタAに「1」を加算し、ステップS504へ戻る(S506)。
ステップS507では、2乗和SUMSQを初期化(例えば、「0」に初期化)する。
次に、和SUMから平均AVRを算出する(S508)。
テンプレートを構成する有効画素に関する2乗和SUMSQを算出する。
次に、カウンタBを初期化する(S509)。
次に、カウンタBが合計個数未満であるかを判断し(S510)、ステップS510の判断において、カウンタBが合計個数未満である場合には、有効画素2000の値から平均AVRを減じる(S511)。
次に、2乗和SUMSQに有効画素2000の値の2乗を加算する(S512)。
次に、カウンタBに1を加算し、ステップS510に戻る(S513)。
ステップS514では、2乗和SUMSQの平方根AVRSQを算出する。
2乗和平方根AVRSQに基づく正規化を行い正規化されたテンプレートを出力する。即ち、2乗和平方根AVRSQをもって、全ての前記有効画素の値を除する。
次に、カウンタCを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S515)。
次に、カウンタCが合計個数未満であるかを判断し(S516)、ステップS516の判断においてカウンタCが合計個数未満である場合には、ステップS517へ進む。カウンタCが合計個数未満でない場合には、当該処理を終了する。
ステップS517では、有効画素2000の値を2乗和SUMSQの平方根で除した値を、正規化された有効画素2000の値とする。
次に、カウンタCに1を加算し、ステップS516に戻る(S518)。
以上の手順によって、図3に示す入力画像1001の1枚ごとに、NmaxとNminとの合計と同一個数のベクトル(Vn,D)iから構成されるテンプレートが作成される。
なお、図3に示す入力画像1001としてはカラー画像を用いてもよい。例えば、R画像、G画像、およびB画像などの3組の画像、もしくはY画像、U画像、およびV画像などの3組の画像、などである。RGBカラー画像の場合、テンプレート画像を構成するベクトルの要素において、勾配については、RGBの各チャネルに対する複数の勾配とすればよい。一致度の算出においては、チャネルごとに算出される一致度の積を用いるなどすればよい。
また、入力画像に関しては、カメラによる撮像画像にかぎらず、CG画像等であってもよいものとする。図5と図10に示した処理は、どちらを先に実行しても良い。
[第2実施形態]
第2実施形態におけるテンプレートマッチング装置を図12に基づいて説明する。テンプレートマッチング装置は、符号105〜107で示される機能部から構成される。
探索対象勾配画像作成部105は、例えば、図9に示すように、探索対象画像7000に対して、第1実施形態においてテンプレートを作成した際と同様の勾配演算処理を施し、探索対象勾配画像7001を算出する(生成する)。なお、ノイズの影響を軽減するために、テンプレート領域画像に予めガウシアンフィルタなどで処理を施してもよい。
以下の説明で、探索対象勾配画像7001のサイズおよび対応するメモリ領域の先頭ポインタは、各々(Wr,Hr)およびPrである。さらに、テンプレート画像1004のサイズおよび対応するメモリ領域の先頭ポインタは、各々(Wt,Ht)およびPtである。図13に示す一致度演算対象領域8000に対して固定的な相対的位置にある一致度演算対象領域位置8001の探索対象勾配画像7001上での座標を(X,Y)とする。
一致度算出部106は、生成された探索対象勾配画像とテンプレート(例えば、第1実施形態におけるテンプレートのように画素情報を間引いたテンプレート)間の一致度を、後述するテンプレートマッチング演算処理手順に基づいて算出する。
前記テンプレートマッチング演算処理手順を図14に基づいて詳細に説明する。
最初に、テンプレートを構成する有効画素に対する平均AVRを算出する処理(平均値算出処理)を実行する。図14における平均値算出処理を以下に説明する。
まず、マッチング演算で用いる画素の個数であるNmaxとNminとの合計個数を求める(S601)。
続いて、和SUMを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S602)。
続いて、探索対象勾配画像7001に対応するメモリ領域上の画素値参照ポインタを算出する(S603)。
続いて、カウンタAを初期化する(S604)。
続いて、カウンタAが合計個数未満であるかを判断し(S605)、カウンタAが合計個数未満である場合には、ステップS606へ進む。カウンタAが合計個数未満でない場合には、ステップS609へ進む。
ステップS606では、探索対象勾配画像7001に対応するメモリ領域の、画素値参照ポインタを基準にして、テンプレートのカウンタに対応する要素ベクトルの相対的位置6001で指定される位置の値を、一時メモリ領域のカウンタAで指定される位置に保存する。
続いて、一時メモリ領域に保存した値を和SUMに加算する(S607)。
続いて、カウンタAに「1」を加算し、ステップS605に戻る(S608)。
ステップS609では、2乗和SUMSQを初期化(例えば、「0」に初期化)する(S609)。
そして、和SUMから平均AVRを算出する(S610)。
次に、テンプレートを構成する有効画素に関する2乗和平方根AVRSQを算出する処理(2乗和平方根算出処理)を実行する。図14における2乗和平方根算出処理を以下に説明する。
まず、カウンタBを初期化する(S611)。
続いて、カウンタBが合計個数未満であるかを判断し(S612)、カウンタBが合計個数未満である場合には、ステップS613に進む。カウンタBが合計個数未満である場合には、ステップS616へ進む。
ステップS613では、一時メモリ領域のカウンタで指定される位置に保存されている値から平均AVRを減じる。
続いて、一時メモリ領域のカウンタで指定される位置に保存されている値の2乗を2乗和SUMSQに加算する(S614)。
続いて、カウンタBに1を加算し、ステップS612に戻る(S615)。
ステップS616では、相関値CORを初期化(例えば、「0」に初期化)する。
そして、2乗和SUMSQの平方根を算出する(S617)。
次に、相関COR(一致度)を算出する処理(一致度算出処理)を実行する。図14における一致度算出処理を以下に説明する。
まず、カウンタCを初期化する(S618)。
続いて、カウンタCが合計個数未満であるかを判断し(S619)、カウンタCが合計個数未満である場合、ステップS620へ進む。カウンタCが合計個数未満でない場合、ステップS622へ進む。
ステップS620では、一時メモリ領域のカウンタCで指定される位置に保存されている値とテンプレートのカウンタに対応する要素ベクトルの有効画素2000の値との積を相関値CORに加算する。
そして、カウンタCに「1」を加算し、ステップS619へ戻る(S621)。
次に、相関COR(一致度)を正規化する処理(一致度正規化処理)を実行する。図14における一致度正規化処理を以下に説明する。
ステップS622では、相関値CORを2乗和の平方根AVRSQで除し、当該処理終了する。
以上が、テンプレートマッチング演算処理手順である。
一致判定部107は、上述のテンプレートマッチング演算後、算出された相関CORの値を一致度と見做し、該一致度が所定の値を閾値として、閾値より大きい場合には、入力画像とテンプレート画像が一致したと判断する。
なお、テンプレートマッチング装置における情報は、予め備えられた記憶部(例えば、メモリやハードディスク装置)に格納され管理される。例えば、前記記憶部に入力画像を格納し管理しても良い。また、各機能部を制御する制御部(例えば、CPU)を有していても良い。
なお、図1、図12で示した装置における各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、図2、図5、図10、図11、図14で示した処理の手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
さらに、上述のテンプレート作成装置及びテンプレートマッチング装置に関する方法を記述したコンピュータプログラムを、テンプレート作成方法及びテンプレートマッチング方法に必要とされる入出力データを格納したメモリや外部記憶部等にアクセスするように実装してもよい。
[実施例1]
第2実施形態において、対象物を検出する際とテンプレート画像を作成するための画像を取得した際に、照明環境などに変化がなく、かつ、見かけ上の画像に差がない場合には、より高速な一致度演算を実現するために、Nmin=0と設定し、更に、各画素に対する平均値によるシフト処理(例えば、ステップS613)を省略してもよい。
[実施例2]
第2実施形態において、検出対象物の位置及び姿勢の変化に伴う画像上の輝度値の変化が少ない場合には、各画素に対する2乗和の平方根AVRSQによる正規化処理(例えば、ステップS609〜S615,S617,S622)を省略しても良い。
[実施例3]
第2実施形態において、実施例1に示す条件に加え、検出対象物の位置および姿勢の変化にともなう画像上の輝度値の変化が少ない場合には、各画素に対する2乗和SUMSQの平方根AVRSQによる正規化処理(例えば、ステップS609〜S615,S617,S622)を省略してもよい。
[実施例4]
第2実施形態において、より高速な一致度演算を実現するための別の手順として、各画素に対する平均値によるシフト処理(例えば、ステップS613)を行った後に、テンプレート画像の画素の濃度値と一致度演算対象領域画像の画素の濃度値との差の絶対値の和をもって、一致度と見做してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものでなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、第1実施形態におけるテンプレート作成装置は、前記有効画素の探索位置の近傍領域の大きさを限定する手段を有していても良い。例えば、有効画素に対し2画素の距離にある画素を近傍領域として指定する手段である。
第1実施形におけるテンプレート作成装置。 テンプレート作成手順の説明図 その1。 入力画像とテンプレート画像の説明図。 有効画素画像の説明図。 テンプレート作成手順の説明図 その2。 探索除外領域の説明図。 相対的位置算出の説明図 その1((A)有効画素のメモリイメージ図、(B)一次元のメモリイメージ図) 相対的位置算出の説明図 その2。 探索対象画像と探索対象勾配画像の説明図。 テンプレート作成手順の説明図 その3。 テンプレート正規化手順の説明図。 第2実施形態におけるテンプレートマッチング装置。 一致度演算対象領域と一致度演算対象領域位置の説明図。 一致度演算手順の説明図。 一般的なマスク画像の説明図。
符号の説明
101…テンプレート作成領域決定部
102…背景領域決定部
103…勾配画像作成部
104…テンプレート画素決定部
105…探索対象勾配画像作成部
106…一致度算出部
107…一致判定部
1000…カメラ
1001…入力画像
1002…テンプレート領域
1003…検出対象
1004…テンプレート画像
1005…背景マスク画像
2000…有効画素
2001…マスク画像
3000…勾配画像
3001…有効画素画像
4000…近傍領域
4001…一時マスク画像
5000…マスク画像の原点
5001…一時画像
5002…一時画像の原点
6000…メモリイメージ
6001…相対的位置
7000…探索対象画像
7001…探索対象勾配画像
8000…一致度演算対象領域
8001…一致度演算対象領域位置

Claims (16)

  1. 検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像を格納し、該入力画像に基づいて画素情報を間引いたテンプレートを作成するテンプレート作成装置であって、
    前記入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定するテンプレート作成領域決定部と、
    前記決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する背景領域決定部と、
    前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像を算出する勾配画像作成部と、
    前記算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定するテンプレート画素決定部と、
    を備えることを特徴とするテンプレート作成装置。
  2. 請求項1に記載のテンプレート作成装置において、
    前記テンプレート画素決定部が、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する初期化手段と、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索する手段,勾配値が最小となる画素を有効画素として探索する手段のうちいずれかを選択する探索方針選択手段と、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、前記探索方針選択手段で選択された手段によって有効画素を探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す勾配値に基づく第1要素抽出手段と、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加するテンプレート作成手段と、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する一時除外領域更新手段と、
    前記勾配値に基づく第1要素抽出手段,テンプレート作成手段,一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、
    を備える
    ことを特徴とするテンプレート作成装置。
  3. 請求項1に記載のテンプレート作成装置において、
    前記テンプレート画素決定部が、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第1初期化手段と、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最大勾配値に基づく第1要素抽出手段と、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第1テンプレート作成手段と、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第1一時除外領域更新手段と、
    前記最大勾配値に基づく第1要素抽出手段,第1テンプレート作成手段,第1一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第2初期化手段と、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最小となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最小勾配値に基づく第1要素抽出手段と、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第2テンプレート作成手段と、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新手段と、
    前記最小勾配値に基づく第1要素抽出手段,第2テンプレート作成手段,第2一時除外領域更新手段の順に繰り返して実行する手段と、
    を備える
    ことを特徴とするテンプレート作成装置。
  4. 検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像を格納し、該入力画像に基づいて画素情報を間引いたテンプレートを作成する装置に使用するテンプレート作成方法であって、
    前記記憶部から前記入力画像を読み出し、該入力画像から検出対象を含むテンプレート領域を決定するテンプレート作成領域決定ステップと、
    前記決定されたテンプレート領域からテンプレート画像を切り出し、その切り出したテンプレート画像に基づいて背景領域を決定する背景領域決定ステップと、
    前記テンプレート画像の各画素に対して勾配の大きさを求め、勾配画像を算出する勾配画像作成ステップと、
    前記算出された勾配画像における勾配の大きさに基づいてテンプレート画素を決定するテンプレート画素決定ステップと、
    を有することを特徴とするテンプレート作成方法。
  5. 請求項4に記載のテンプレート作成方法において、
    前記テンプレート画素決定ステップが、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する初期化ステップと、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索するステップ,勾配値が最小となる画素を有効画素として探索するステップのうちいずれかを選択する探索方針選択ステップと、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、前記探索方針選択ステップで選択されたステップによって有効画素を探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加するテンプレート作成ステップと、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する一時除外領域更新ステップと、
    前記勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,テンプレート作成ステップ,一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、
    有する
    ことを特徴とするテンプレート作成方法。
  6. 請求項4に記載のテンプレート作成方法において、
    前記テンプレート画素決定ステップが、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第1初期化ステップと、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最大となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最大勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第1テンプレート作成ステップと、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第1一時除外領域更新ステップと、
    前記最大勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,第1テンプレート作成ステップ,第1一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、
    一時除外領域を所定の除外領域で初期化する第2初期化ステップと、
    所定の除外領域に含まれず、かつ、一時除外領域に含まれない領域において、勾配値が最小となる画素を有効画素として探索し、この有効画素の値を第1要素と見做す最小勾配値に基づく第1要素抽出ステップと、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新ステップと、
    前記入力画像のサイズ,前記テンプレート画像のサイズ,前記有効画素の位置を用いて算出される相対的位置を第2要素と見做し、前記第1要素と第2要素から成るベクトルをテンプレートの要素としてテンプレートに追加する第2テンプレート作成ステップと、
    前記有効画素の探索位置の近傍領域を前記一時除外領域に追加する第2一時除外領域更新ステップと、
    前記最小勾配値に基づく第1要素抽出ステップ,第2テンプレート作成ステップ,第2一時除外領域更新ステップの順に繰り返して実行するステップと、
    を有する
    ことを特徴とするテンプレート作成方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とするテンプレート作成プログラム。
  8. 請求項4乃至6のいずれかに記載のテンプレート作成方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  9. 検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像と画素情報を間引いたテンプレートを格納し、該入力画像と該テンプレート間の一致度を判定するテンプレートマッチング装置であって、
    入力画像に対し、勾配演算処理を施し、勾配画像を算出し生成する探索対象勾配画像作成部と、
    生成された前記勾配画像と前記テンプレート間の一致度を算出する一致度算出部と、
    算出された一致度と所定の閾値を比較し、入力画像と前記テンプレートが一致しているか否かを判定する一致判定部と、
    を備えることを特徴とするテンプレートマッチング装置。
  10. 請求項9に記載のテンプレートマッチング装置において、
    前記一致度算出部が、
    前記勾配画像を構成する各々の画素値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の画素値の積を求め、該各々の積の和を一致度と見做す手段、
    を備えることを特徴とするテンプレートマッチング装置。
  11. 請求項9に記載のテンプレートマッチング装置において、
    前記一致度算出部が、
    前記勾配画像を構成する各々の画素の濃度値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の濃度値との差の絶対値を求め、該各々の絶対値の和を一致度と見做す手段、
    を備えることを特徴とするテンプレートマッチング装置。
  12. 検出対象を含む入力画像を取得し、予め備えられた記憶部に該入力画像と画素情報を間引いたテンプレートを格納し、該入力画像と該テンプレート間の一致度を判定する装置に使用するテンプレートマッチング方法であって、
    前記記憶部から前記入力画像を読み出し、入力画像に対し、勾配演算処理を施し、勾配画像を算出し生成する探索対象勾配画像作成ステップと、
    生成された前記勾配画像と前記テンプレート間の一致度を算出する一致度算出ステップと、
    算出された一致度と所定の閾値を比較し、入力画像と前記テンプレートが一致しているか否かを判定する一致判定ステップと、
    を有することを特徴とするテンプレートマッチング方法。
  13. 請求項12に記載のテンプレートマッチング方法において、
    前記一致度算出ステップが、
    前記勾配画像を構成する各々の画素値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の画素値の積を求め、該各々の積の和を一致度と見做すステップ、
    を有することを特徴とするテンプレートマッチング方法。
  14. 請求項12に記載のテンプレートマッチング方法において、
    前記一致度算出ステップが、
    前記勾配画像を構成する各々の画素の濃度値と該画素値に対応する前記テンプレートを構成する有効画素の濃度値との差の絶対値を求め、該各々の絶対値の和を一致度と見做すステップ、
    を有することを特徴とするテンプレートマッチング方法。
  15. 請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とするテンプレートマッチングプログラム。
  16. 請求項12乃至14のいずれかに記載のテンプレートマッチング方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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CN113160145A (zh) * 2021-03-29 2021-07-23 深圳中科飞测科技股份有限公司 检测方法、检测装置、检测设备及计算机可读存储介质

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