JP2008157246A - 傾斜静翼を含むガスタービンエンジン及びそれを組立てる方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンを通って進む燃焼ガスの流れ場は複雑になる場合がある。翼の外面の各部分は、コア流れの方向に対して垂直の二次流れを燃焼ガスの中に誘起することがあり、そのような二次流れは圧力に望ましくない損失を発生させ、エンジン効率を低下する。流れ場の周囲環境を最適化することにより、圧力損失を減少し、エンジン効率を改善する。
【解決手段】タービンノズル組立体は半径方向内側のバンド56と、内側バンド56から半径方向外側へ延出する少なくとも1つの静翼122とを含む。静翼122は根元部分および先端部分を含むエーロフォイルを含む。エーロフォイル根元部分は内側バンド56から負の傾斜を伴って形成され、エーロフォイル先端部分は正の傾斜を伴って形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般に、ガスタービンエンジンに関し、特にガスタービンエンジンのタービンノズル組立体に関する。
少なくともいくつかの周知のガスタービンエンジンにおいては、燃焼ガスは高圧タービン及び低圧タービンを通って流れ、上流側の圧縮機及びファンに動力を供給するトルクを生成する。少なくともいくつかの周知の低圧タービン組立体においては、低圧タービンは前方ファン組立体に回転自在に結合される。低圧タービンの静翼は、燃焼ガスを回転タービンブレードの列に向かって下流側へ搬送する。ガス流れはタービンブレードの回転を誘発し、タービンブレードの回転は前方ファン組立体を回転させる。
タービンを通って進む燃焼ガスの流れ場は複雑になる場合がある。例えば、タービン組立体の翼、ブレード及び/又は他の構成要素の外面の各部分は、コア流れの方向に対して垂直の二次流れを燃焼ガスの中に誘起することがある。そのような二次流れは圧力に望ましくない損失を発生させ、エンジン効率を低下する。流れ場の周囲環境を最適化することにより、圧力損失を減少でき、エンジン効率を改善できる。
米国特許第6,905,307号公報 米国特許第6,719,528号公報 米国特許第6,709,233号公報 米国特許第6,554,569号公報 米国特許第5,513,955号公報 米国特許第4,826,397号公報 米国特許第4,688,988号公報 米国特許第4,365,477号公報
1つの面においては、ガスタービンエンジンを組立てる方法が提供される。方法は、内側バンドから延出する少なくとも1つの静翼を有する少なくとも1つの固定子組立体をガスタービンエンジン内部に結合することを含む。静翼は、内側バンドから延出し且つ負の傾斜を伴って形成される根元部分を含む。静翼は、正の傾斜を伴って形成される半径方向外側の先端部分を更に含む。方法は、固定子組立体の下流側に少なくとも1つのタービンブレード組立体を結合することを更に含み、タービンブレード組立体は少なくとも1つの動翼を含む。
別の面においては、タービンノズル組立体が提供される。タービンノズル組立体は半径方向内側のバンドと、内側バンドから半径方向外側へ延出する少なくとも1つの静翼とを含む。静翼は、根元部分及び先端部分を有するエーロフォイルを含む。根元部分は内側バンドから負の傾斜を伴って延出し、先端部分は正の傾斜を伴って形成される。
別の面においては、静翼が提供される。静翼は、第1の側壁と、前縁部及び後縁部において第1の側壁に結合された第2の側壁とを有するエーロフォイルを含む。エーロフォイルは根元部分及び先端部分を更に含む。第1の側壁及び第2の側壁の双方は、根元部分から先端部分まで延出する。エーロフォイル根元部分は負の傾斜を伴って形成され、エーロフォイル先端部分は正の傾斜を伴って形成される。
本発明は、エンジン効率を向上できるように、ガスタービンエンジンにおける二次流れを減少するのを助ける方法及び構成要素を提供する。本明細書中で説明される実施形態は静翼、タービン組立体、ガスタービンエンジン及びそれらを製造する方法を含むが、本発明がガスタービンエンジン、あるいは本明細書中で説明又は示される実施形態のうちいずれかと組合わせての使用に限定されないことは当業者には理解されるであろう。
図1は、ガスタービンエンジン10の一例を概略的に示した図である。エンジン10はファン組立体12、高圧圧縮機14及び燃焼器16を含む。エンジン10は高圧タービン18及び低圧タービン20を更に含む。ファン組立体12及び低圧タービン20は第1の軸21により結合され、高圧圧縮機14及び高圧タービン18は第2の軸22により結合される。一実施形態においては、ガスタービンエンジン10はオハイオ州シンシナティのGeneral Electric Aircraft Enginesより市販されているGE90エンジンである。
動作中、空気はファン組立体12を通って流れ、圧縮空気は高圧圧縮機14に供給される。高圧に圧縮された空気は燃焼器16へ送り出される。燃焼器16からの空気流れは、排気ノズル24を経てガスタービンエンジン10から排出される前に、タービン18及び20を駆動するために1つ以上のタービンノズル組立体(図1には図示せず)を通って搬送される。特に、高圧圧縮機14からの加圧空気は燃焼器16において燃料と混合されて点火されることにより、燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは高圧タービン18を回転させ、高圧タービン18の回転によって高圧圧縮機14が回転される。燃焼ガスは高圧タービン18から低圧タービン20へ排出される。コア空気流れは低圧タービン20から排出され、排気ノズル24に向かって後方へ搬送される。
図2は、ガスタービンエンジン10(図1に示される)のようなタービンエンジンと共に使用されてもよい静翼52を有するタービンノズル組立体50の一例を示した側面図である。但し、タービンエンジンはガスタービンエンジン10に限定されない。タービンノズル組立体50に関連して本発明を説明するが、本発明がタービンノズル組立体50と組合わせての使用に限定されず、固定子組立体などの他の組立体と組合わせて使用されてもよいことは当業者には理解されるであろう。静翼52は、加圧側側壁60及び吸引側側壁62により形成されるエーロフォイル53を有する。側壁60及び62の間に冷却空洞部68(図3に示される)が規定されるように、側壁60及び62は、前縁部64及び前縁部64から翼弦に沿って離間した位置にある後縁部66において互いに結合される。エーロフォイル側壁60及び62は、外側バンド54と内側バンド56との間でそれぞれ半径方向に延出する。本実施形態においては、側壁60が凹形であり側壁62が凸形であるため、静翼52は反ったプロファイルを有する。更に、エーロフォイル53は先端部分182及び根元部分184を含む。
外側バンド54は前縁部面70、後縁部面74及びそれらの間に延出する本体78を含む。内側バンド56は前縁部面72、後縁部面76及びそれらの間に延出する本体80を含む。本実施形態においては、静翼52は、外側バンドの前縁部面70及び内側バンドの前縁部面72がそれぞれ静翼の前縁部64から上流側に距離dをおいた位置にあるように向きを定められる。
図3は、タービンノズル組立体50と共に使用されてもよい1対の隣接する静翼52を示した底面横断面図である。静翼52の間にスロート領域Aが規定されるように、静翼52は内側バンド56の後縁部76に関して角度αを成すようにそれぞれ向きを定められる。角度αを調整することにより、スロート領域Aの幅Wを増減できる。特に、スロート領域Aを拡大すると、静翼52の間で搬送される空気の質量流量を増加でき、スロート領域Aを縮小すると、静翼52の間で搬送される空気の質量流量を減少できる。
図4及び図5は、タービンノズル組立体50と共に使用されてもよい多重傾斜翼122の一例を示した図である。特に、図4は多重傾斜翼122の斜視図であり、軸方向軸(X軸)、接線方向軸又は周囲方向軸(Y軸)及び半径方向軸(Z軸)を含む3つの直交する軸の例を含む。図5は、Y‐Z平面に沿った中心線150を通る横断面を示す。中心線150は根元部分184から先端部分182まで延出する。本実施形態においては、X軸は流路30に対して下流側へ延出し、Z軸は内側バンド56(図2に示される)から半径方向外側へ延出し、Y軸は周囲方向に延出する。
本明細書中で使用される用語「傾斜」は、多重傾斜翼122に対する表面接線152とZ軸とほぼ平行に延出する線154との間で規定される半径方向角度θとして定義される。いくつかの実施形態においては、翼122の傾斜の量は「傾き」と呼ばれる。静翼122の一部分が線154に関して負の半径方向角度θを有する場合(図5に示される)、多重傾斜翼122のその部分は前方傾斜を有する。静翼122の一部分が線154に関して正の半径方向角度θを有する場合、多重傾斜翼122のその部分は後方傾斜を有する。以下に更に詳細に説明するように、多重傾斜翼122は、複数の傾斜部分を有するエーロフォイル123を含む。本明細書中で使用される用語「傾斜部分」は、1つの傾斜方向転換点と別の傾斜方向転換点との間、あるいは1つの傾斜方向転換点と先端部分182又は根元部分184との間で規定される多重傾斜翼122の半径方向へ延出する部分を表す。本明細書中で使用される用語「傾斜方向転換点」は、傾斜の方向が前方傾斜から後方傾斜に変化するか又は後方傾斜から前方傾斜に変化するエーロフォイル123の箇所を表す。
図6は、多重傾斜翼122の前縁部64に対応する傾斜角度値172の例を示したグラフ210である。特に、前縁部64の傾斜角度値172の例は、グラフ210の縦座標212が根元部分184から先端部分182まで延出するエーロフォイル123の翼幅の割合(%)、すなわち、先端部分182からの距離を総翼高さ214(図5に示される)で除算した値を表し、グラフ210の横座標216はエーロフォイル123の前縁部64の傾斜角度θの量を表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線170は従来の静翼と関連する傾斜の量を表す。従って、1.0の浸入ポイントとして表される根元部分184においては、前縁部64の傾斜角度値172は−8°にほぼ等しい。静翼122のエーロフォイル123は根元部分184から約0.75の浸入ポイントまで前方へ傾斜し、第1の傾斜方向転換点174において傾斜は負の傾斜角度から正の傾斜角度に変化する。この傾斜方向転換点174は翼122の傾斜が前方から後方に変化する場所を示す。エーロフォイル123は傾斜方向転換点174から約0.58の浸入ポイントまで後方へ傾斜し、そこで第2の傾斜方向転換点176が現れる。この傾斜方向転換点176は、翼122の傾斜が後方から前方に変化する場所を示す。エーロフォイル123は傾斜方向転換点176から約0.22の浸入ポイントまで前方へ傾斜し、そこで第3の傾斜方向転換点178が現れる。この傾斜方向転換点178は、翼122の傾斜が前方から後方に変化する場所を示す。従って、図6に示されるように、多重傾斜翼122は3つの傾斜方向転換点174、176及び178を含む。
本実施形態においては、多重傾斜翼122は第1の傾斜部分160、第2の傾斜部分162、第3の傾斜部分164及び第4の傾斜部分166(図5に示される)を含む。第1の傾斜部分160は根元部分184と翼122のエーロフォイルにおける傾斜方向転換点174との間に規定される。第2の傾斜部分162は傾斜方向転換点174と傾斜方向転換点176との間に規定される。第3の傾斜部分164は傾斜方向転換点176と傾斜方向転換点178との間に規定される。第4の傾斜部分166は傾斜方向転換点178と先端部分182との間に規定される。従って、本実施形態においては、翼122は中間点220の前に現れる2つの傾斜部分160及び162を有する。第3の傾斜部分164は中間点220の下方から始まり、翼122のほぼ40%にわたり延在する(図6を参照)。翼122は中間点220の下方では逆S字形を有し、中間点220の上方ではC字形を有する。
翼122の多重傾斜プロファイルは二次流れ特性を減少し、二次流れの強さを衰減することにより、エンジン効率を向上できる。従来の翼は、多重傾斜翼122と比較して著しく多い層流分離気泡を後縁部において含む。更に、翼の後縁部66の圧力が上昇することにより、タービン効率が向上する。
一実施形態においては、ガスタービンエンジンを組立てる方法が提供される。方法は、内側バンドから延出する少なくとも1つの静翼を有する少なくとも1つの固定子組立体をガスタービンエンジン内部に結合することを含む。静翼は、内側バンドから延出し、負の傾斜を伴って形成される根元部分を含む。静翼は、正の傾斜を伴って形成される半径方向外側の先端部分を更に含む。方法は、固定子組立体の下流側に少なくとも1つのタービンブレード組立体を結合することを更に含み、タービンブレード組立体は少なくとも1つの動翼を含む。
多様なエンジン組立体において利用できる静翼を説明した。各実施形態及び説明された方法において、静翼は可変傾斜を伴うエーロフォイルを有し、それにより、タービン組立体の圧力を低下させることでエンジンの不効率を招く恐れがある二次空気流れを衰減できる。その結果、タービン組立体から排出される燃焼ガスの総圧力は増加し、それにより、タービン効率を向上できる。従って、本明細書中で説明される静翼によって、費用効率よく且つ高い信頼性をもってタービンエンジンの性能を向上できる。
以上、ガスタービンエンジンの静翼及びタービンノズル組立体の実施形態を詳細に説明した。図示される静翼及びタービンノズル組立体は本明細書中で説明された特定の実施形態に限定されず、各静翼及び各タービンノズル組立体の構成要素は、本明細書中で説明された他の構成要素から独立して別個に利用されてもよい。
種々の特定の実施形態によって本発明を説明したが、特許請求の範囲の趣旨の範囲内で変形を伴って本発明を実施できることは当業者には認識されるであろう。
ガスタービンエンジンの一例を概略的に示した図である。 図1に示されるガスタービンエンジンで使用されてもよい周知のタービンノズル組立体の一例を示した側面図である。 図2に示されるノズル組立体と共に使用されてもよい2つの周知の静翼を示した横断面図である。 図2に示されるノズル組立体と共に使用されてもよい多重傾斜翼の一例を示した図である。 図4に示される多重傾斜翼を示した中心線横断面図である。 図4に示される多重傾斜翼の傾斜角度値の例を示したグラフである。
符号の説明
10…ガスタービンエンジン、50…タービンノズル組立体、52…静翼、53…エーロフォイル、56…内側バンド、60…加圧側側壁、62…吸引側側壁、64…前縁部、66…後縁部、122…多重傾斜翼、123…エーロフォイル、174…第1の傾斜方向転換点、176…第2の傾斜方向転換点、178…第3の傾斜方向転換点、182…先端部分、184…根元部分、220…中間点

Claims (10)

  1. 半径方向内側のバンド(56)と;
    前記内側バンドから半径方向外側へ延出する少なくとも1つの静翼(52、122)であって、根元部分(184)及び先端部分(182)を具備するエーロフォイル(53)を具備し、前記根元部分が前記内側バンドから負の傾斜を伴って延出し、前記先端部分が正の傾斜を伴って形成される静翼(52、122)と
    を具備するタービンノズル組立体(50)。
  2. 前記静翼(52、122)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)との間に規定された複数の傾斜方向転換点(174、176、178)を更に具備する請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  3. 前記静翼(52、122)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)とのほぼ中間に規定された中間点(220)と、前記根元部分と前記中間点との間に規定された複数の傾斜方向転換点(174、176、178)とを更に具備する請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  4. 前記静翼(52、122)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)とのほぼ中間に規定された中間点(220)と、前記中間点と前記先端部分との間に規定された複数の傾斜方向転換点(174、176、178)とを更に具備する請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  5. 前記静翼(52、122)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)との間に規定された少なくとも3つの傾斜方向転換点(174、176、178)を更に具備する請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  6. 前記静翼(52、122)は前記タービンノズル組立体を通って流れる空気の層流分離を減少するのを助ける請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  7. 前記静翼(52、122)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)との間に規定された少なくとも3つの傾斜方向転換点(174、176、178)を更に具備し、前記傾斜方向転換点は二次空気流れを減少するように構成される請求項1記載のタービンノズル組立体(50)。
  8. 第1の側壁(60)と、前縁部(64)及び後縁部(66)において前記第1の側壁に結合された第2の側壁(62)とを具備するエーロフォイル(53)を具備し、
    前記エーロフォイルが根元部分(184)及び先端部分(182)を更に具備し、前記第1の側壁及び前記第2の側壁の各々が前記根元部分から前記先端部分まで延出し、前記エーロフォイル根元部分が負の傾斜を伴って形成され、前記エーロフォイル先端部分が正の傾斜を伴って形成される静翼(52、122)。
  9. 前記エーロフォイル(53)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)との間に規定された複数の傾斜方向転換点(174、176、178)を更に伴って形成される請求項8記載の静翼(52、122)。
  10. 前記エーロフォイル(53)は、前記根元部分(184)と前記先端部分(182)とのほぼ中間に規定された中間点(220)と、前記根元部分と前記中間点との間に規定された複数の傾斜方向転換点(174、176、178)とを更に伴って形成される請求項8記載の静翼(52、122)。
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