JP2008156020A - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺清掃装置 Download PDF

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Abstract

【課題】帯状清掃布が寄れてしまうのを阻止して、帯状清掃布の巻き取り動作の不具合の発生を阻止しえる乗客コンベアの移動手摺清掃装置の提供。
【解決手段】上記課題は、帯状清掃布7と、この帯状清掃布7に含浸させる清掃液を格納した清掃液貯蔵タンク部と、この清掃液貯蔵タンク部内の清掃液を含浸させた帯状清掃布7を乗客コンベアの移動手摺4に押し付けるために上下動する清掃体押付手段と、この清掃体押付手段により乗客コンベアの移動手摺4に押し付けられた帯状清掃布7の部分を巻き取る巻取り軸を、少なくとも備え、清掃体押付手段の押し台10Aを上下動させて帯状清掃布7を弛ませた後に、帯状清掃布7を巻取り軸に巻き取れせる動作を複数回行わせる構成とすることにより、達成できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗客コンベアの移動手摺清掃装置に関するものである。
従来、乗客コンベアの移動手摺清掃装置としては、ボビン状装着軸にロール状に巻回した帯状清掃布に、清掃液貯蔵タンク部内の清掃液を含浸させた後、その帯状清掃布を清掃体押付手段により乗客コンベアの移動手摺に押し付け、その後、その帯状清掃布を巻取り軸に巻き取るとともに、前記ボビン状装着軸を取り外し可能に支持させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−338450号公報
しかしながら、上述した特開平10−338450号公報に記載された乗客コンベアの移動手摺清掃装置では、帯状清掃布に清掃液を効率よく含浸させるのに、清掃液貯蔵タンク部内の下部に設けたボビン状装着軸にロール状に巻いた帯状清掃布を装着することで、その帯状清掃布が清掃液貯蔵タンク部の内底部を経由して移動するようにするための機構を必要としており、そのために、嵩張ってしまうという問題があった。
そこで、図8〜図10に示すように、清掃液貯蔵タンク部30内の下部にボビン状装着軸を設けることなく、ロール状に巻回した帯状清掃布31を清掃液貯蔵タンク部30内に直接沈め込む構造とすることにより移動手摺清掃装置の嵩張りを少なくすることで、移動手摺清掃装置の省スペース化を図るようにしたものを開発した。ところが、この構造には、次のような問題点があることがわかった。
すなわち、帯状清掃布31における清掃体押付手段により乗客コンベアの移動手摺に押し付けられた部分を、その清掃体押付手段の上面位置から外方に移動させるために、帯状清掃布31を巻取り軸に巻き取る場合、換言すれば、清掃布31の使用部分(汚れた部分)を移動させて、帯状清掃布31の未使用部分(汚れていない新しい部分)を清掃体押付手段の上面位置に移動させる場合、図8〜図10に示すように、従来の清掃液貯蔵タンク部30内に直接沈め込まれたロール状に巻回した帯状清掃布31が清掃液貯蔵タンク部30の出口から引き出された際、その帯状清掃布31が左右前後及び斜めに移動してしまうことによって帯状清掃布31の幅方向の両端で巻取り抵抗の差異が発生することと、清掃体押付手段を下降させて帯状清掃布31の乗客コンベアの移動手摺への押し付け状態を解除することで巻取り軸に巻き取られるところの帯状清掃布31の長手方向の張力が増大することが相俟って、帯状清掃布31が清掃体押付手段の上面中央若しくは上面左右に寄れてしまう。そのために、上述した従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置では、帯状清掃布31の巻き取り方向の芯ずれや帯状清掃布31の皺の発生などが起因し、帯状清掃布31が巻取り軸に巻き取られなくなるという不具合が発生してしまい、移動手摺清掃装置が正常に動作しなくなってしまうことがあった。なお、図8〜図10において、符号31Aは、清掃液貯蔵タンク部30の出口から外部に引き出された帯状清掃布31の引き出し部分を示している。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、帯状清掃布が寄れてしまうのを阻止して、帯状清掃布の巻き取り動作の不具合の発生を阻止しえる乗客コンベアの移動手摺清掃装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、帯状清掃布と、この帯状清掃布に含浸させる清掃液を格納した清掃液貯蔵タンク部と、この清掃液貯蔵タンク部内の清掃液を含浸させた前記帯状清掃布を乗客コンベアの移動手摺に押し付けるために上下動する清掃体押付手段と、この清掃体押付手段により乗客コンベアの移動手摺に押し付けられた帯状清掃布の部分を巻き取るための巻取り軸とを、少なくとも備え、前記清掃体押付手段を上下動させて前記帯状清掃布を弛ませた後、その帯状清掃布の弛ませた部分を前記巻取り軸側に移動させる動作を複数回行わせる構成にしたことを特徴としたものである。
さらに、本発明は、前記帯状清掃布を、ロール状に芯材に巻回した構成とし、その帯状清掃布を清掃液貯蔵タンク部内に直接沈め込む構成としたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記清掃液貯蔵タンク部内に、前記帯状清掃布の芯材を案内し、かつ、保持するレールを設けたことを特徴としている。
本発明によれば、ロール状に単なる芯材に巻回した帯状清掃布を清掃液貯蔵タンク部内に直接沈め込む構成にして移動手摺清掃装置の省スペース化を図るようにした場合であっても、帯状清掃布が寄れてしまうのが阻止されて、帯状清掃布の巻き取り動作の不具合の発生を阻止できる乗客コンベアの移動手摺清掃装置が得られる。
以下、本発明に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置を装着した状態を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置の要部縦断面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置による清掃動作を説明するための模式図である。図4は、本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の上面から見た概略構造図である。図5は、本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の正面から見た概略構造図である。図6は、本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。図7は、本発明の他実施形態その2に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。図8は、従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の上面から見た概略構造図である。図9は、従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の正面から見た概略構造図である。図10は、従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。
図1に示す本発明の一実施形態に係る乗客コンベア1は、トラス構造体からなるフレーム2と、このフレーム2に組み込まれて無端状に連結された複数個の踏み段(図示せず)と、この複数個の踏み段の左右に立設された欄干3と、この欄干3の上面に沿って複数個の踏み段に移動方向と同方向に移動する移動手摺4を、少なくとも備えている。この移動手摺4を清掃する場合には、図1に示すように、移動手摺清掃装置5を乗客コンベア1の下部出入口側に位置する部分に設置する。
移動手摺清掃装置5は、図2示すように、上方部に開口6Aを有する箱状の本体ケース6と、未使用の帯状清掃布7をロール状に装着するための清掃布装着軸8と、帯状清掃布7の使用済み部分を巻き取るための巻取り軸9と、この巻取り軸9と清掃布装着軸8との間に位置するところの帯状清掃布7の未使用部分を移動手摺4の表面に押圧させる清掃体押付手段10と、移動手摺4の移動の有無及び移動方向を検知する移動手摺速度検出手段11と、この移動手摺速度検出手段11の検出部を移動手摺4に選択的に当接させる検出部昇降手段12と、帯状清掃布7の使用済み部分を巻取り軸9に巻き取るためにその巻取り軸9を回転させる巻取り駆動源部(帯状清掃布更新手段)13と、清掃効果を向上させる清掃液や艶出し剤を帯状清掃布7に含浸させるための清掃液貯蔵タンク部(清掃液供給手段)14と、帯状清掃布7の巻取り動作等を制御する制御手段部15と、帯状清掃布7の巻取り動作状態等を表示する操作表示部16とから構成されている。
清掃体押付手段10は、移動手摺4の表面に対向させた押し台10Aと、この押し台10Aを上下動させる昇降機構10Bとからなり、押し台10Aを上昇させることで、移動手摺4の表面に押し台10Aの上面が押圧され、かつ、押し台10Aを下降させることで、移動手摺4の表面側から押し台10Aの上面が離れるように動作するようにしてある。制御手段部15は、巻取り駆動源部13の動作はもちろんのこと、清掃体押付手段10及び検出部昇降手段12の動作を、制御するようにしてある。
清掃液貯蔵タンク部14には、その清掃液貯蔵タンク部内の下部に帯状清掃布7の未使用部分を巻装させる回転軸14Aを設けるとともに、清掃効果を向上させる清掃液や艶出し剤が格納されている。清掃布装着軸8にロール状に巻いた帯状清掃布7は、清掃液貯蔵タンク部14内の回転軸14Aに巻装させた後、移動手摺4の表面と押し台10Aの上面との間を経由して巻取り軸9に巻装させるようにしてある。
次に、上記一実施形態に係る乗客コンベア1の移動手摺清掃装置5よる清掃手順を、図3の(A)〜図3の(G)に基づき、説明する。
まず、清掃体押付手段10の押し台10Aを上昇させて帯状清掃布7の未使用部分を移動手摺4の表面に押圧させた状態で、移動手摺4を一回転移動させることで、図3の(A)のように、移動手摺4の清掃状態となる。この清掃状態によって、帯状清掃布7の未使用部分は、その未使用部分に移動手摺4の表面の汚れが付着することで、図3の(A)に示すように、帯状清掃布7の使用済み部分7Aとなる。
次に、図3の(A)の清掃状態から移動手摺4の移動を停止させた後、清掃体押付手段10の押し台10Aを下降させることで、図3の(B)に示すように、帯状清掃布7を弛ませる状態とする。この状態で、巻取り軸9を回転させることにより、帯状清掃布7の弛んだ部分の一部を、巻取り軸9を回転させることで、巻取り軸9側に移動させることによって、図3の(c)に示す状態とする。
次に、図3の(C)に示す状態から清掃体押付手段10の押し台10Aを上昇させると同時に巻取り軸9の回転を停止させることで、図3の(D)に示すように、再び帯状清掃布7を移動手摺4の表面に押圧させた状態とする。この状態では、帯状清掃布7の使用済み部分7Aの一部と帯状清掃布7の未使用部分が移動手摺4の表面に押圧させた状態となる。
次いで、再び、清掃体押付手段10の押し台10Aを下降させることで、図3の(E)に示すように、帯状清掃布7を弛ませる状態とする。この状態で、巻取り軸9を回転させることにより、帯状清掃布7の弛んだ部分を、巻取り軸9を回転させることで、巻取り軸9側に移動させることによって、図3の(F)に示す状態となり、帯状清掃布7の使用済み部分7Aの全部が清掃体押付手段10の押し台10Aの上面から外れて巻取り軸9側に移動する。この状態では、清掃体押付手段10の押し台10Aの上面全面に、帯状清掃布7の未使用部分が位置するようになる。
次いで、図3の(F)に示す状態から清掃体押付手段10の押し台10Aを上昇させると同時に巻取り軸9の回転を停止させることで、図3の(G)に示すように、再び帯状清掃布7を移動手摺4の表面に押圧させた状態とする。この状態では、清掃体押付手段10の押し台10Aの上面全面によって、帯状清掃布7の未使用部分が移動手摺4の表面に押圧させた状態となる。この状態で、移動手摺4を一回転移動させることで、図3の(A)のように、移動手摺4の清掃を再び実施することができる。
上記一実施形態に係る乗客コンベア1の移動手摺清掃装置5によれば、図3の(A)〜図3の(G)に示す清掃手順(清掃方法)により、移動手摺4の清掃を行うことにより、帯状清掃布7の巻取り時にその帯状清掃布7の長手方向の張力を軽減でき、清掃体押付手段10の押し台10Aの上面中央若しくは上面左右に帯状清掃布7が寄ってしまうことが阻止されて、帯状清掃布7が芯ずれした状態で巻取り軸9に巻き取られることが抑制されることにより、巻取り駆動源部13を構成している巻取り歯車などに帯状清掃布7が噛み込まれることがなくなる。
次に、本発明の他実施形態その1を図4〜図6に基づき、かつ、本発明の他実施形態その2を図7に基づき、それぞれ説明する。
本発明の他実施形態その1の移動手摺清掃装置17の清掃液貯蔵タンク部18は、図4〜図6に示すように、ロール状に芯材19に巻回した帯状清掃布20と清掃液を直接格納できる構成にしてある。他実施形態その1の移動手摺清掃装置17は、清掃液貯蔵タンク部18及び帯状清掃布20以外の構成については一実施形態の移動手摺清掃装置5と同一としてある。
他実施形態その1の清掃液貯蔵タンク部18には、図4〜図6に示すように、清掃液貯蔵タンク部18に出口に帯状清掃布20を案内する案内棒21と案内板22が設けられている。他実施形態その1の帯状清掃布20は、帯状清掃布20のロール幅寸法が105〜115mm程度で、かつ、帯状清掃布20のロール直径寸法が最大50〜55mm程度のとき、芯材19の直径寸法を8〜20mm程度に設定してある。芯材19の長さ寸法は、帯状清掃布20のロール幅の両端からそれぞれ約3mm突出するように設定してある。清掃液貯蔵タンク部18の幅寸法は、芯材19の長さ寸法よりも、1〜5mm程度大きくなる寸法に設定してある。なお、符号20Aは、清掃液貯蔵タンク部18の出口から外部に引き出された帯状清掃布20の引き出し部分を示している。
他実施形態その1の清掃液貯蔵タンク部18によれば、清掃液貯蔵タンク部18、芯材19及び帯状清掃布20を、上記寸法関係に設定することで、ロール状に芯材19に巻回した帯状清掃布20を清掃液貯蔵タンク部18内に直接沈め込んでも、清掃液貯蔵タンク部18で、帯状清掃布20が左右前後及び斜めに移動することが抑制される。これにより、帯状清掃布20が巻取り軸9に巻き取られる際、その巻取り軸9の軸心に対して直角に帯状清掃布20が巻き取られなくなる現象の発生が抑制される。
本発明の他実施形態その1の移動手摺清掃装置17によれば、帯状清掃布20を、ロール状に芯材に巻回した構成とし、その帯状清掃布20を清掃液貯蔵タンク部18内に直接沈め込む構成として、帯状清掃布20が清掃液貯蔵タンク部20の内底部を経由して移動するようにするための機構を不要としたので、部品点数が少なくなり生産性が向上するとともに、嵩張りが抑えられて移動手摺清掃装置17の省スペース化を図ることができる。
上記他実施形態その1の移動手摺清掃装置17では、清掃体押付手段10の押し台10Aを上下動させて帯状清掃布20を弛ませ、その弛んだ帯状清掃布20の使用済み部分の一部を巻取り軸9に巻き取らせる動作を、複数回繰り返すことにより、帯状清掃布20の使用済み部分の全部を清掃体押付手段10の押し台10Aの上面から外して清掃体押付手段10の押し台10Aの上面全面に帯状清掃布20の新しい未使用部分を位置させるようにすることで、帯状清掃布20の使用済み部分の全部を一気に巻取り軸9に巻き取るようにしていないため、ロール状に芯材19に巻回した帯状清掃布20を直接格納できる構成であっても、巻取り軸9を帯状清掃布20に巻き取る場合の不具合の発生が阻止され、使い勝手の向上が図られる。
次に、本発明の他実施形態その2の移動手摺清掃装置23の清掃液貯蔵タンク部24は、図7に示す。図7において、他実施形態その1の清掃液貯蔵タンク部18を示すところの図4〜図6と同一符号は同一内容を示している。他実施形態その2の移動手摺清掃装置23は、清掃液貯蔵タンク部24内に、帯状清掃布20の芯材19を、案内し、かつ、保持するレール25を設けるようにしてものである。
本発明の他実施形態その2の移動手摺清掃装置によれば、清掃液貯蔵タンク部24内に、帯状清掃布20の芯材19を、案内し、かつ、保持するレール25を設ける構成としたため、清掃液貯蔵タンク部24内で、帯状清掃布20が左右前後及び斜めに移動することが確実に抑制される。これにより、帯状清掃布20が巻取り軸9に巻き取られる際、その巻取り軸9の軸心に対して直角に帯状清掃布20が巻き取られなくなる現象の発生が抑制される。
上記各他実施形態では、清掃体押付手段10の押し台10Aを上下動させて帯状清掃布20を弛ませる動作を、2回繰り返すようにしているが、これに限定されない。その弛ませる動作を、2回を超える複数回とするようにしてもよい。また、上記各他実施形態の移動手摺清掃装置5、17、23よる清掃手順では、移動手摺4の移動を停止させた後に清掃体押付手段10の押し台10Aを下降させるようにしているが、清掃体押付手段10の押し台10Aを下降させた後に移動手摺4の移動を停止させるようにすることも可能である。
さらに、上記各他実施形態では、移動手摺清掃装置5、17、23を乗客コンベア1の下部出入口側に位置する部分に設置しているが、乗客コンベア1の上部部出入口側に位置する部分などに設置するようにしてもよい。また、清掃液貯蔵タンク部14、18、24は、本体ケース6と一体的に形成するようにしてもよいし、本体ケース6と別体に形成してその本体ケース6に脱着可能に設けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置を装着した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置の要部縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置による清掃動作を説明するための模式図である。 本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の上面から見た概略構造図である。 本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の正面から見た概略構造図である。 本発明の他実施形態その1に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。 本発明の他実施形態その2に係る乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。 従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の上面から見た概略構造図である。 従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の正面から見た概略構造図である。 従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置に用いられる清掃液貯蔵タンク部の側面から見た概略構造図である。
1 乗客コンベア
2 フレーム
3 欄干
4 移動手摺
5 移動手摺清掃装置
6 本体ケース
6A 開口
7 帯状清掃布
7A 使用済み部分
8 清掃布装着軸
9 巻取り軸
10 清掃体押付手段
10A 押し台
10B 昇降機構
11 移動手摺速度検出手段
12 検出部昇降手段
13 巻取り駆動源部
14 清掃液貯蔵タンク部
14A 回転軸
15 制御手段部
16 操作表示部
17 移動手摺清掃装置(他実施形態その1)
18 清掃液貯蔵タンク部(他実施形態その1)
19 芯材
20 帯状清掃布(他実施形態その1)
20A 清掃液貯蔵タンク部から引き出された帯状清掃布の引き出し部分
21 案内棒
22 案内板
23 移動手摺清掃装置(他実施形態その2)
24 清掃液貯蔵タンク部(他実施形態その2)
25 レール

Claims (3)

  1. 帯状清掃布と、この帯状清掃布に含浸させる清掃液を格納した清掃液貯蔵タンク部と、この清掃液貯蔵タンク部内の清掃液を含浸させた前記帯状清掃布を乗客コンベアの移動手摺に押し付けるために上下動する清掃体押付手段と、この清掃体押付手段により乗客コンベアの移動手摺に押し付けられた帯状清掃布の部分を巻き取るための巻取り軸とを、少なくとも備え、前記清掃体押付手段を上下動させて前記帯状清掃布を弛ませた後、その帯状清掃布の弛ませた部分を前記巻取り軸側に移動させる動作を複数回行わせる構成にしたことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
  2. 前記帯状清掃布を、ロール状に芯材に巻回した構造とし、その帯状清掃布を清掃液貯蔵タンク部内に直接沈め込む構成としたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
  3. 前記清掃液貯蔵タンク部内に、前記帯状清掃布の芯材を案内し、かつ、保持するレールを設けたことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
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