JP2008155734A - パワーステアリング装置、パワーステアリング装置の製造方法、パワーステアリング装置の組立架台 - Google Patents

パワーステアリング装置、パワーステアリング装置の製造方法、パワーステアリング装置の組立架台 Download PDF

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Abstract

【課題】出力軸の軸方向の往復動を妨げるフリクションを低減可能なパワーステアリング装置を提供することである。
【解決手段】ケース1の外周にボールベアリング取付部1gの加工基準となる第一環状面1jを設け、ガイド部材5の外周にブッシュ取付部5cの加工基準となる第二環状面5dを設けたので、第一環状面1jと第二環状面5dとを利用して組立加工を行う事ができ、出力軸10、ボール螺子ナット11およびブッシュ22の各軸を簡単に一致させることができ、出力軸10の軸方向の往復動を妨げるフリクションを低減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、パワーステアリング装置、パワーステアリング装置の製造方法、パワーステアリング装置の組立架台に関する。
この種パワーステアリング装置にあっては、たとえば、ボール螺子ナットを内周側に保持する筒状のロータの一端を回転自在に軸支するボールベアリングと筒状のステータコアの双方が内周に装着される筒状のケースと、ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、上記出力軸の一端を摺動自在に軸支する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と、ロータの他端を回転自在に軸支するボールベアリングが内周に装着されるとともにピニオンギアを収容してケースの他端に連結される筒状のギアケースとを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
つまり、出力軸は、その一端がガイド部材の内周に設けたブッシュに軸支され、他端がケースに収容されているロータの内周に設けたボール螺子ナットによって軸支されて、パワーステアリング装置内で軸方向の往復動が可能なようになっている。
また、このパワーステアリング装置にあってはモータを補助トルク発生源としており、上記したモータにおけるロータは、一端がケースの内周に設けたボールベアリングで軸支され、他端がギアケースの内周に設けたボールベアリングで軸支される構成となっている。
特開2006−329354号公報(図2参照)
ところで、パワーステアリング装置にあっては、出力軸、ロータ、これらを軸支するブッシュおよびボール螺子ナットの軸芯が一致していないと、出力軸の軸方向の往復動を妨げるフリクションが大きくなる。そして、このフリクションの増加は、パワーステアリング装置のピニオンギアに連結される操舵輪の中立位置への戻りを阻害したり、車両運転者に大きな操舵力を強いたり、モータにより大きな補助トルクを発生させなくてはならないといった種々の不具合を引き起こす原因となる。
したがって、出力軸、ロータ、これらを軸支するブッシュおよびボールベアリングの軸芯を一致させることで、出力軸の軸方向の往復動に対するフリクションを低減でき、上記した種々の不具合の発生を抑制できるのであるが、従来のパワーステアリング装置では、上述のように、出力軸およびロータを軸支するブッシュおよび各ボールベアリングは、それぞれ別部品であるガイド部材、ケースおよびギアケースによって保持されており、出力軸、ロータ、これらを軸支するブッシュおよびボールベアリングの軸芯を厳密に一致させることが非常に困難であって、上記種々の不具合の発生を抑制することが出来ない虞がある。
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、出力軸の軸方向の往復動を妨げるフリクションを低減可能なパワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の製造方法、さらには、パワーステアリング装置の組立に好適な組立架台を提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段におけるパワーステアリング装置は、モータで回転駆動されるボール螺子ナットを回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着される筒状のケースと、ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材とを備えたパワーステアリング装置において、ケースの外周に設けられケースの内周に形成されるボールベアリング取付部の加工基準となる第一環状面と、ガイド部材の外周に設けられガイド部材の内周に形成されるブッシュ取付部の加工基準となる第二環状面とを備えてなる。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段におけるパワーステアリング装置の製造方法は、ボール螺子ナットを内周側に保持する筒状のロータの一端側を回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着される筒状のケースと、ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と、ロータの他端側を回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着されるとともにピニオンギアを収容してケースの他端に連結される筒状のギアケースとを備えたパワーステアリング装置の製造方法であって、ケースの外周に第一環状面を設けて、この第一環状面を加工基準としてケースの内周にボールベアリング取付部を形成する工程と、ガイド部材の外周に第二環状面を設けて、この第二環状面を加工基準としてガイド部材の内周にブッシュ取付部を形成する工程と、出力軸の外周側にケース、ガイド部材およびギアケースを装着した状態でケースの第一環状面とガイド部材の第二環状面と出力軸の他端の各部を支持する組立架台に載置してケース、ガイド部材およびギアケースを締結する工程とを備えた。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段におけるパワーステアリング装置の他の製造方法は、ボール螺子ナットを収容保持する筒状のロータの一端側を回転自在に支持するボールベアリングと筒状のステータコアの双方が内周に装着される筒状のケースと、ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と、ロータの他端側を回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着されるとともにピニオンギアを収容してケースの他端に連結される筒状のギアケースとを備えたパワーステアリング装置の製造方法であって、ケースの外周に第一環状面を設けて、この第一環状面を加工基準としてケースの内周にボールベアリング取付部を形成する工程と、ガイド部材の外周に第二環状面を設けて、この第二環状面を加工基準としてガイド部材の内周にブッシュ取付部を形成する工程と、出力軸の外周側にケース、ガイド部材およびギアケースを装着した状態でケースの第一環状面とガイド部材の第二環状面と出力軸の他端の各部を支持する組立架台に載置してケース、ガイド部材およびギアケースを締結する工程とを備えたことを特徴とする。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段におけるパワーステアリング装置の組立架台は、ケースの外周に設けられた第一環状面を支持するケース支持部と、ガイド部材の外周に設けられた第二環状面を支持するガイド支持部と、出力軸の端部を支持する出力軸支持部とを備え、ケース支持部、ガイド支持部および出力軸支持部の長さがケース、ガイド部材および出力軸の軸が一致するよう設定されてなることを特徴とする。
本発明のパワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の製造方法によれば、ボール螺子ナットを支持するケースとブッシュを支持するガイド部材とが別々な部材となる場合にあっても、出力軸、ボール螺子ナットおよびブッシュの各軸を簡単に一致させることができる。
すなわち、このパワーステアリング装置では、ケースおよびガイド部材を螺子締結して一体化する組立加工が終了すると、出力軸、ボール螺子ナットおよびブッシュの各軸が一致した状態となっているので、出力軸の軸方向の往復動を妨げるフリクションを低減できる。
そして、このように出力軸の軸方向の往復動を妨げるフリクションの発生を抑制する事ができるので、パワーステアリング装置のピニオンギアに連結される操舵輪の中立位置への戻りを阻害したり、車両運転者に大きな操舵力を強いたり、モータMにより大きな補助トルクを発生させなくてはならないといった種々の不具合を引き起こす虞もない。
また、本発明の組立架台によれば、仮組み状態のパワーステアリング装置を載置させるのみで出力軸、ボール螺子ナットおよびブッシュを自動的に調芯させて出力軸、ボール螺子ナットおよびブッシュの各軸を一致させることができ、調芯作業が飛躍的に簡単となり、作業時間も短縮される。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、一実施の形態におけるパワーステアリング装置の縦断面図である。図2は、一実施の形態におけるパワーステアリング装置のA矢視断面図である。図3は、パワーステアリング装置を載置した状態における一実施の形態の組立架台の側面図である。
図1および図2に示すように、一実施の形態におけるパワーステアリング装置PSは、ボール螺子ナット11を内周側に保持する筒状のロータ3の一端側を回転自在に支持するボールベアリング8が内周に装着される筒状のケース1と、ボール螺子ナット11内に螺合しかつピニオンギア12に歯合するラック10bが形成される出力軸10と、上記出力軸10の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュ22が内周に装着されるとともにケース1の一端に連結される筒状のガイド部材5と、ロータ3の他端側を回転自在に支持するボールベアリング9が内周に装着されるとともにピニオンギア12を収容してケース1の他端に連結される筒状のギアケース4とを備えて構成されている。
このパワーステアリング装置PSは車両に搭載され、ケース1内に取付けられたステータ2とロータ3とで構成されるモータMが発生するトルクを運転者の操舵力に付加する補助力として利用している。
すなわち、このパワーステアリング装置PSは、モータMの発生トルクを出力軸10の図1中左右方向となる軸方向の往復動に変換するために、運動変換機構として、ロータ3の内周側に設けられて出力軸10が挿入されるボール螺子ナット11と、出力軸10の外周側に形成されてボール螺子ナット11に螺合される螺子溝10aを備えており、さらに、出力軸10の他端側となる図1中左端側にはラック10bが設けられ、このラック10bは、ピニオンギア12に歯合され、このピニオンギア12は、図示しない操舵輪にユニバーサルジョイントを介して連結されるスタブシャフト13の先端に取付けられている。
上記出力軸10の両端は、タイロッド等を介してそれぞれ車両の左輪および右輪に連結されており、出力軸10の左右方向への運動によって、左右輪の転舵が可能なようになっている。
したがって、車両運転者が操舵輪を操作すると、スタブシャフト13が回転して、出力軸10を操作する方向へ直線運動させて左右輪を転舵させることになるが、このパワーステアリング装置PSにあっては、モータMのトルクで出力軸10の直線運動させる車両運転者の操舵輪の操作力を補助する補助力を発生させて車両運転者の操舵輪操作時の負担を軽減することができる。
なお、詳しくは、上記車両運転者による操舵輪の操舵トルクをスタブシャフト13に取付けたトルクセンサ14で検知し、検知した操舵トルクに応じて予め決められた制御側に則りモータMに電流を供給して、モータMに補助力を付加するためのトルクを発生させるようにしている。
以下、パワーステアリング装置PSの各部について、詳細に説明すると、ケース1は、筒状のケース本体1aと、ケース本体1aの両端外周のそれぞれに三ずつ設けた螺子孔を備えたフランジ部1b,1cと、ケース本体1aのステータ2が収容される軸方向範囲Lで側部から開口してその内外を連通する小孔1dと、ケース本体1aの内外を連通し、かつ、モータMのステータ2の巻線2bに結線されるバスバー6を保持するコネクタ7が固定されるコネクタ孔1eと、ケース本体1aのステータ2が固定される軸方向範囲Lの一端となる図1中右端側の所定範囲bにおける内径を小径として形成した圧入部1fと、ケース本体1aの図1中右端側に設けたボールベアリング取付部たる段部1gとを備えて構成されている。
そして、この場合、上記段部1gは、ケース本体1aの外周に設けた第一環状面たる第一環状溝の底面1jを加工基準として形成されている。具体的には、加工基準となる第一環状面となる底面1jをケース本体1aの外周を切削加工することによって形成し、段部1gをケース本体1aの内周側に切削によって形成する際に、上記第一環状面となる底面1jをチャックする事で当該底面1jが加工基準となって段部1gが底面1jと同軸に形成される。第一環状面となる底面1jを加工基準としたケース本体1aの内周側の加工は、段部1gの形成のみならず、圧入部1fといった他の部位の内周全体に渡って行われる。
なお、この実施の形態の場合、第一環状面はケース本体1aの外周を切削して形成される環状溝の底面1jとされているが、ケース1をプレスしてできる面を第一環状面とするようにしてもよい。
また、ケース本体1aは、その他端側となる図1中左端側の側部に他の部位より厚肉とされる肉厚部1iを備えており、この肉厚部1iの外周は切り落とされて平面とされて、この平面からケース本体1aの肉厚を貫くコネクタ孔1eおよび小孔1dが穿設されている。
そして、小孔1dには、先端がケース本体1a内に突出するピン1hが圧入固定されている。なお、ピン1hは、ケース1の外方から打ち込まれて少なくとも後端は小孔1dからケース本体1aの外周側へ突出しないようにされている。
他方、コネクタ孔1eには、上述のように、モータMへ電流供給する外部電源から延びる図示しない電源コードの先端に設けられた端子に連結されるコネクタ7の嵌合部7aが嵌めこまれており、このコネクタ7は、ケース本体1aの外周に螺子締結等によって固定されるとともに、図1中右端に閉塞部7bを備えている。そして、閉塞部7bは、小孔1dを閉塞してシールするようになっており、この閉塞部7bによって小孔1dからケース1内への水の浸入を防止している。
このように、小孔1dにピン1hを圧入するとともに、もともとケース1に取付ける必要があるコネクタ7に設けた閉塞部7bで小孔1dを閉塞できるようにしたので、特別に小孔1dをシールする部材を設ける必要が無く、さらに、ピン1hの設置がケース1の外方から容易に行え、製造面で有利となる。
ステータ2は、筒状のステータコア2aと、ステータコア2aのティース2cに巻回された巻線2bとを備えて構成されており、ステータコア2aの外周には、軸方向となる図1中左右方向に沿って溝2dが設けられている。
そして、ステータコア2aの外周に接着剤を塗布した後に、溝2d内にピン1hの先端を挿入しつつステータコア2aを図1中左方からケース本体1a内に挿入し、ステータコア2aの一端となる図1中右端外周をケース本体1aの圧入部1fに圧入することによってケース1に固定されて一体化される。
さらに、ステータ2の巻線2bは、ケース1に固定されるコネクタ7に保持されるバスバー6に結線されており、外部電源から巻線2bへ電流供給ができるようになっている。なお、このモータMの場合、ブラシレスモータとして構成されており、巻線2bは、具体的には、U,V,Wの各相がスター結線あるいはデルタ結線された三相巻線とされ、バスバー6もそれに対応するようコネクタ7内に3つ設けられている。
このようにステータコア2aは、ケース1に一体化されるので、温度上昇によって圧入部位の緊迫力が低下してもピン1hと溝2dとの係合によってステータコア2aのケース1に対する円周方向の回り止めとして機能し、モータMは温度上昇時にあっても問題なく大トルクを発生することが可能である。
そして、このように、ピン1hとステータコア2aの溝2dによってステータコア2aとケース1との回り止めが施されているので、温度上昇時の圧入部1fの緊迫力を従来モータ構造のそれよりも小さく設定しておく事ができ、圧入部1fの緊迫力によってステータコア2aに歪が生じてしまうような事態が防止されて、コギングトルクの発生やトルクリップルが大きくなるといった好ましくない事態を招来する事もない。
なお、ステータコア2aは、それぞれ一つのティース2cを備えて巻線2bを巻回した12個の分割コアcを環状に配置して一体化して形成されており、分割コアcの製造型を共通化のため、各分割コアcに溝2dが形成されているが、溝2dは上記ピン1hを挿入するためのものであるので、ステータコア2aに一つ設ければよい。
また、ピン1hは、ステータコア2aの溝2d内に挿入される事で、ステータコア2aの円周方向を位置決める機能をも発揮するので、製品単位でステータコア2aの円周方向位置にバラツキが生じてしまうことがなく、均一な製品の製造にも寄与する。
つづいて、ロータ3は、筒状とされて、その外周であってステータコア2aに対向する位置に磁石20が円周方向に等間隔を持って外周側にN極とS極とが交互に現れるように接着されて固定され、また、一端側となる図1中右端側が拡径されて拡径部3aが設けられ、他端側となる図1中左端側の外周にはモータMの駆動に必要とされるロータ位置センサとして機能するレゾルバロータ15が取付けられ、さらに、拡径部3aの内周にはボール螺子ナット11が圧入固定されている。
そして、ロータ3の一端に固定されているボール螺子ナット11がケース本体1aの段部1gに固定されたボールベアリング8によって保持されている。すなわち、これによってロータ3の一端側がケース1の内周に設けられたボールベアリング8によって回転自在に支持されている。また、ロータ3の他端側は、ケース1の図1中左方に連結されるギアケース4の内周に固定されたボールベアリング9によって回転自在に支持され、ロータ3は、ケース1に回転自在に収容されている。
上記したギアケース4は、図1中右端側が拡径されて拡径部4aが形成され、この拡径部4aがケース本体1aの他端開口内に嵌合され、拡径部4aの外周に設けたフランジ部4bとケース本体1aに設けたフランジ部1cを符合させてフランジ部4bを貫くボルト16をフランジ部1cの螺子孔に捻じ込んでケース1とギアケース4とが螺子締結されて一体化される。
また、このギアケース4の拡径部4aの内周側にはロータ3の外周に設けたレゾルバロータ15に対向するレゾルバステータ17が取付けられており、このレゾルバステータ17から伸びる励磁用および信号取り出し用の電線18はギアケース4の拡径部4aの肉厚を貫通するレゾルバコネクタ19に保持されてギアケース4の外方へ導出されている。なお、この電線18は、レゾルバコネクタ19に連結される端子を介して図示しないパワーステアリング装置PSの制御装置へ接続される。
さらに、このギアケース4内にはパワーステアリング装置PSの出力軸10の図1中左端が挿通され、ギアケース4には、出力軸10に形成したラック10bに歯合するピニオンギア12およびスタブシャフト13を回転自在に収容するハウジング4cが設けられている。
そして、上記スタブシャフト13に取付けられたトルクセンサ14が出力する信号もまた、レゾルバステータ17が出力する信号と同様に、上記した図示しないパワーステアリング装置PSの制御装置へ入力され、当該制御装置は、これら信号に基づいてモータMを駆動してパワーステアリング装置PSで車両運転者の操舵輪の操舵を補助する補助力を制御する。
また、ケース本体1aの一端となる図1中右端には、パワーステアリング装置PSの出力軸10の一端となる右端を摺動自在に軸支するガイド部材5が取付けられており、このガイド部材5は、ケース本体1a側に設けた鍔5aと、鍔5aの外周であってフランジ部1bに符合する位置に設けたフランジ部5bとを備えている。
さらに、ガイド部材5の一端側となる図1中左端側には、内周径が小さいブッシュ取付部たる縮径部5cが形成されており、この縮径部5cの内周には筒状のブッシュ22が嵌着されている。そして、この場合、上記縮径部5cは、ガイド部材5の外周に設けた第二環状面たる環状溝の底面5dを加工基準として形成されている。具体的には、加工基準となる第二環状面となる底面5dをガイド部材5の外周を切削加工することによって形成し、縮径部5cをガイド部材5の内周側に切削によって形成する際に、上記第二環状面となる底面5dをチャックする事で当該底面5dが加工基準となって縮径部5cが底面5dと同軸に形成される。なお、この実施の形態の場合、第二環状面はガイド部材5の外周を切削して形成される環状溝の底面5dとされているが、ガイド部材5をプレスしてできる面を第二環状面とするようにしてもよい。
そして、ケース本体1aのフランジ部1bとガイド部材5のフランジ部5bとをつき合わせて、フランジ部5bを貫通するボルト21をフランジ部1bの螺子孔に捻じ込んでケース1とガイド部材5とが螺子締結されて一体化される。
つづいて、このように構成されるパワーステアリング装置PSの製造工程を説明する。
ケース1の外周に第一環状面たる底部1jを設けて、この底部1jを加工基準としてケース1の内周にボールベアリング取付部たる段部1gを形成する工程を経て、ケース1内にピン1hを上述のように装着した後、その内周にステータ2を取付ける。さらに、ボールベアリング8をボールベアリング取付部たる段部1gに嵌合する。
他方、ガイド部材5の外周には、第二環状面たる底部5dを設けて、この底部5dを加工基準としてガイド部材5の内周にブッシュ取付部たる縮径部5cを形成する工程を経て、ガイド部材5にブッシュ22を嵌合する。
そして、ギアケース4にボールベアリング9を嵌合しておき、ケース1に固定のボールベアリング8の内周にボール螺子ナット11を挿入し、ギアケース4に固定のボールベアリング9の内周にロータ3の他端側を挿入して、モータMを仮組みするとともに、出力軸10をボール螺子ナット11内に挿入して螺合させるとともに、出力軸10の一端側となる図1中右端側の外周にガイド部材5を装着して、パワーステアリング装置PSを構成する上記各部材を仮組みした状態とする。
そうしておいてから、図3に示すように、この仮組み状態のパワーステアリング装置PSを組立架台23に載置する。この組立架台23は、ベース23aと、ベース23aに立設されてケース1の外周に設けられた第一環状面たる底面1jを支持するケース支持部23bと、ベース23aに立設されてガイド部材5の外周に設けられた第二環状面たる底面5dを支持するガイド支持部23cと、同じくベース23aに立設されて出力軸10の図3中左端を支持する出力軸支持部23dとを備えて構成されており、ケース支持部23b、ガイド支持部23cおよび出力軸支持部23dの長さは、出力軸10、ブッシュ22およびボール螺子ナット11の各軸が一致するよう設定されている。そして、ケース支持部23bの図3中上端は底面1jを安定支持可能なように底面1jの外周に沿う彎曲面を備え、同様に、ガイド支持部23cも底面5dを安定支持するために彎曲面を備えている。さらに、出力軸支持部23dは、その図3中上端部に出力軸10の挿入が可能な孔23eを備えており、当該孔23eに挿入された出力軸10の全周を抱持して当該出力軸10を安定支持することができるようになっている。
ここで、出力軸10を摺動自在に支持するブッシュ22の軸は、ブッシュ22が取付けられる縮径部5cの軸に一致し、縮径部5cは底面5dを加工基準として加工されているので、これらも同軸となり、結果出力軸10は、底面5dの軸と一致する。
また、ケース1内に回転自在に収容されるボール螺子ナット11のボールベアリング8によって支持され、このボールベアリング8の軸は、ボールベアリング8が取付けられる段部1gの軸に一致し、段部1gは底面1jを加工基準として加工されているので、これらも同軸となり、結果、ボール螺子ナット11の軸も底面1jと同軸となる。
したがって、出力軸10の図3中左端を出力軸支持部23dで支持し、ガイド部材5の底面5dをガイド支持部23cで支持することで、出力軸10の軸とガイド部材5における底面5dの軸とを一致させた状態に維持することができ、加えてケース1の底面1jをケース支持部23bで支持させることで、出力軸10の軸に対して底面1jの軸を一致させて、出力軸10の軸とボール螺子ナット11の軸とを一致させた状態に維持することができる。
すなわち、出力軸10の端部たる図1中左端、第一環状面たる底面1jおよび第二環状面たる底面5dを支持することで、仮組み状態のパワーステアリング装置PSにおけるケース1に取付けられたボール螺子ナット11、ガイド部材5に取付けたブッシュ22および出力軸10を自動的に調芯することができ、この場合、仮組み状態のパワーステアリング装置PSを組立架台23に載置させるのみでボール螺子ナット11、ブッシュ22および出力軸10を自動的に調芯させてボール螺子ナット11、ブッシュ22および出力軸10の各軸を一致させることができ、調芯作業が飛躍的に簡単となり、作業時間も短縮される。
このようにボール螺子ナット11、ブッシュ22および出力軸10が調芯されて各軸が一致した状態で、上記の如くボルト16,21によってケース1、ガイド部材5およびギアケース4が螺子締結されて一体化され、パワーステアリング装置PSの組立工程が終了する。なお、ギアケース4は、調芯済みのケース1に一体化されることから、ギアケース4をケース1に締結した時点でボールベアリング9の軸も調芯されて出力軸10の軸に一致する。このように、ロータ3の他端側を支持するボールベアリング9がケース1と別部材となっているギアケース4に固定されるロータ3の軸を出力軸10に一致させることができ、ボール螺子ナット11の軸と出力軸10の軸を一致させることができる。
上述したところから理解できるように、本実施の形態のパワーステアリング装置PSにあっては、第一環状面たる底面1jおよび第二環状面たる底面5dを利用して組立加工を行う事で、ボール螺子ナット11を支持するケース1とブッシュ22を支持するガイド部材5とが別々な部材となる場合にあっても、出力軸10、ボール螺子ナット11およびブッシュ22の各軸を簡単に一致させることができる。
すなわち、このパワーステアリング装置PSでは、ケース1、ガイド部材5およびギアケース4を螺子締結して一体化する組立加工が終了すると、出力軸10とブッシュ22、ボール螺子ナット11の各軸が一致した状態となっているので、出力軸10の軸方向の往復動を妨げるフリクションを低減できる。
そして、このように本実施の形態におけるパワーステアリング装置PSでは、出力軸10の軸方向の往復動を妨げるフリクションの発生を抑制する事ができるので、パワーステアリング装置PSのピニオンギア12に連結される操舵輪の中立位置への戻りを阻害したり、車両運転者に大きな操舵力を強いたり、モータMにより大きな補助トルクを発生させなくてはならないといった種々の不具合を引き起こす虞もない。
なお、上述したところでは、パワーステアリング装置PSにおけるモータMは出力軸10が挿通される中空なロータ3を備える構成とされているが、本発明は、出力軸10を摺動自在に支持するブッシュと出力軸に螺合するボール螺子ナットとが別々の部材によって保持される構成を採用するパワーステアリング装置に具現化することができる。したがって、ボール螺子ナット11に歯車機構を介して動力伝達する中実なシャフトを有するモータを備えたパワーステアリング装置にも適用可能である。
また、本実施の形態においては、ロータ位置センサの設置の容易のためギアケース4にボールベアリング9を取付けているが、ケース1の他端側となる図1中左端側の内周にボールベアリング9を取付けるようにしてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態におけるパワーステアリング装置の縦断面図である。 一実施の形態におけるパワーステアリング装置のA矢視断面図である。 パワーステアリング装置を載置した状態における一実施の形態の組立架台の側面図である。
符号の説明
1 ケース
1a ケース本体
1b,1c フランジ部
1d 小孔
1e コネクタ孔
1f 圧入部
1g ボールベアリング取付部たる段部
1h ピン
1i 肉厚部
1j 第一環状面たる底面
2 ステータ
2a ステータコア
2b 巻線
2c ティース
2d 溝
3 ロータ
3a ロータにおける拡径部
4 ギアケース
4a ギアケースにおける拡径部
4b ギアケースにおけるフランジ部
4c ハウジング
5 ガイド部材
5a ガイド部材における鍔
5b ガイド部材におけるフランジ部
5c ブッシュ取付部たる縮径部
5d 第二環状面たる底面
6 バスバー
7 コネクタ
7a 嵌合部
7b 閉塞部
8,9 ボールベアリング
10 出力軸
11 ボール螺子ナット
10a 螺子溝
10b ラック
12 ピニオンギア
13 スタブシャフト
14 トルクセンサ
15 レゾルバロータ
16,21 ボルト
17 レゾルバステータ
18 電線
19 レゾルバコネクタ
20 磁石
22 ブッシュ
23 組立架台
23a ベース
23b ケース支持部
23c ガイド支持部
23d 出力軸支持部
23e 出力軸支持部における孔
c 分割コア
L ケース本体のステータが固定される軸方向範囲
M モータ
PS パワーステアリング装置

Claims (5)

  1. モータで回転駆動されるボール螺子ナットを回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着される筒状のケースと、
    ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、
    上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と
    を備えたパワーステアリング装置において、
    ケースの外周に設けられケースの内周に形成されるボールベアリング取付部の加工基準となる第一環状面と、
    ガイド部材の外周に設けられガイド部材の内周に形成されるブッシュ取付部の加工基準となる第二環状面と
    を備えてなるパワーステアリング装置。
  2. モータは、ケースの内周に固定されるステータと、ボール螺子ナットを内周側に保持する筒状のロータとを備え、ケースの内周には当該ロータの一端側を回転自在に支持するボールベアリングを装着し、上記ロータの他端側を回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着されるとともにピニオンギアを収容してケースの他端に連結される筒状のギアケースを備えたことを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. モータで回転駆動されるボール螺子ナットを回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着される筒状のケースと、
    ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、
    上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と
    を備えたパワーステアリング装置の製造方法において、
    ケースの外周に第一環状面を設けて、この第一環状面を加工基準としてケースの内周にボールベアリング取付部を形成する工程と、
    ガイド部材の外周に第二環状面を設けて、この第二環状面を加工基準としてガイド部材の内周にブッシュ取付部を形成する工程と、
    出力軸の外周側にケースおよびガイド部材を装着した状態でケースの第一環状面とガイド部材の第二環状面と出力軸の他端の各部を支持する組立架台に載置してケースおよびガイド部材を締結する工程とを備えたことを特徴とするパワーステアリング装置の製造方法。
  4. ボール螺子ナットを収容保持する筒状のロータの一端側を回転自在に支持するボールベアリングと筒状のステータコアの双方が内周に装着される筒状のケースと、
    ボール螺子ナット内に螺合しかつピニオンギアに歯合するラックが形成される出力軸と、
    上記出力軸の一端を摺動自在に支持する筒状のブッシュが内周に装着されるとともにケースの一端に連結される筒状のガイド部材と、
    ロータの他端側を回転自在に支持するボールベアリングが内周に装着されるとともにピニオンギアを収容してケースの他端に連結される筒状のギアケースと
    を備えたパワーステアリング装置の製造方法において、
    ケースの外周に第一環状面を設けて、この第一環状面を加工基準としてケースの内周にボールベアリング取付部を形成する工程と、
    ガイド部材の外周に第二環状面を設けて、この第二環状面を加工基準としてガイド部材の内周にブッシュ取付部を形成する工程と、
    出力軸の外周側にケース、ガイド部材およびギアケースを装着した状態でケースの第一環状面とガイド部材の第二環状面と出力軸の他端の各部を支持する組立架台に載置してケース、ガイド部材およびギアケースを締結する工程とを備えたことを特徴とするパワーステアリング装置の製造方法。
  5. ケースの外周に設けられた第一環状面を支持するケース支持部と、ガイド部材の外周に設けられた第二環状面を支持するガイド支持部と、出力軸の端部を支持する出力軸支持部とを備え、ケース支持部、ガイド支持部および出力軸支持部の長さが出力軸、ブッシュおよびボール螺子ナットの各軸が一致するよう設定されてなることを特徴とするパワーステアリング装置の組立架台。

























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