JP2008150360A - 安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラム - Google Patents

安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】化合物の特定の安全性を高い精度で容易かつ的確に評価できる安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】化合物の安全性を評価する安全性評価システム1であって、安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段35と、化合物格納手段35から化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算手段31と、計算された記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出手段32と、ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析手段33とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラムに係り、特にインシリコ(In silico)手法を用いた安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラムに関する。
近年、医薬品等の化学物質を扱う分野ではリスクアセスメントを可能とするため、インシリコ手法を用いて安全性評価が行われるようになった。インシリコとは、「コンピュータ内」という意味の造語であり、インビボ(In vivo)「生体内」やインビトロ(In vitro)「試験管内」との類語である。例えば、安全性評価の為の安全性予測には、安全性予測ソフトが使用されている。従来の化学物質の安全性予測ソフトには、「DEREK」や「TOPKAT」等がある。
DEREK(Deductive Estimation of Risk from Existing Knowledge)は知識ベースにより定性的予測を行うものである。DEREKは、多くの知見から得られた特定の毒性を発現する特徴的な部分構造を定義したデータベースにより、定性的な毒性予測を行うものである。
TOPKAT(Toxicity Prediction Komputer Assisted Technology)は統計学的ベースにより線形的定量的予測を行うものである。TOPKATは、化合物の構造をフラグメントに分解し、それぞれのスコアを変数としてQSARの手法により、毒性を定量的に評価するものである。
非特許文献1には、DEREKおよびTOPKATによる感作性の予測について記載されている。
Structure-activitymodels for contact sensitization,A. Fedorowicz et al., Chem. Res. Toxicol.,18,954-969(2005)
しかしながら、従来の安全性予測ソフトは安全性の予測を行う化学物質(化合物)の特性がデータベースとかけ離れているか、又は試験方法及び評価方法がデータベースと異なると、予測の一致率が低くなるという問題があった。したがって、特殊な化合物の安全性の予測における一致率を高める為には、安全性の予測を行う化合物のデータベースを構築する必要があった。
また、予測の一致率が低くなる原因として、従来の安全性予測ソフトの多くは、記述子として化合物分子内の原子,結合,部分構造の有無や、それらの個数など、単純な情報しか用いていないことが考えられる。さらに、予測の一致率が低くなる原因として、化合物による毒性は、生体の複雑な機構により引き起こされるため、従来の構造と毒性の相関関係に用いられてきた重回帰分析等の線形解析モデルで単純に説明できないことが考えられる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、化合物の特定の安全性を高い精度で容易かつ的確に評価できる安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、記憶装置、演算処理装置を含むコンピュータによって化合物の安全性を評価する安全性評価方法であって、前記演算処理装置が、前記記憶装置上に設けられた安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算ステップと、計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出ステップと、ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明は、化合物の安全性を評価する安全性評価システムであって、安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段と、前記化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算手段と、計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出手段と、ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、記憶装置、演算処理装置を含むコンピュータにおいて実行される化合物の安全性を評価する安全性評価プログラムであって、前記演算処理装置に、前記記憶装置上に設けられた安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算ステップと、計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出ステップと、ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析ステップとを実行させる安全性評価プログラムであることを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、化合物の特定の安全性を高い精度で容易かつ的確に評価できる安全性評価方法、安全性評価システム及び安全性評価プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では化合物の一例として化粧品素材を説明するが、如何なる化合物であってもよい。また、本実施例では安全性評価システムの一例としての安全性予測システムを説明するが、安全性予測システムに限るものではない。
図1は、安全性予測システムの一例のハードウェア構成図である。なお、図1の安全性予測システム1は、一台のコンピュータ装置により構成される例を示しているが、複数台のコンピュータ装置がネットワーク経由で接続される構成であってもよい。
安全性予測システム1は、それぞれバス29で相互に接続されている入力装置21,出力装置22,ドライブ装置23,補助記憶装置24,メモリ装置25,演算処理装置26およびインターフェース装置27で構成される。
入力装置21はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置22はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置27は、モデム,LANカードなどで構成されており、インターネットやLAN等のネットワークに接続する為に用いられる。
本発明の安全性予測プログラムは、安全性予測システム1を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。安全性予測プログラムは記録媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。安全性予測プログラムを記録した記録媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、安全性予測プログラムを記録した記録媒体28がドライブ装置23にセットされると、安全性予測プログラムは記録媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた安全性予測プログラムはインターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24はインストールされた安全性予測プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置25は、起動時に補助記憶装置24から安全性予測プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された安全性予測プログラムに従って、後述する各種処理を実現している。
図2は、安全性予測システムの一例の処理ブロック図である。図2の安全性予測システム1は、記述子計算部31,記述子抽出部32,予測モデル解析部33,リスクアセスメント処理部34,化粧品素材DB35,記述子DB36,予測モデルDB37を有する構成である。
化粧品素材DB35は、保湿剤,活性剤,油分などの化粧品素材(化合物)に関する情報のデータベースである。化粧品素材DB35は、構造が明らかでテスト結果のある素材や文献により構造が明らかな素材に関する情報(安全性保証を網羅できる全ての項目についての情報を含む)が格納されている。
記述子計算部31は化粧品素材DB35に格納されている化粧品素材について、分子軌道法から得られる記述子を計算する。分子軌道法により得られる記述子は、化合物の構造情報をより綿密に反映する。
記述子抽出部32は記述子計算部31により計算された記述子の中から特定の安全性の予測に有効かつ独立な記述子を抽出し、記述子DB36に格納する。なお、記述子抽出部32は抽出する記述子の数を絞り込み、予測モデルを一般化する。予測モデル解析部33は生体の複雑な機構を解明する手法として期待されるニューラルネットワークにより特定の安全性の予測に有効な予測モデルを解析し、予測モデルDB37に格納する。
なお、予測モデルは、記述子DB36に格納されている特定の安全性の予測に有効かつ独立な記述子と、化粧品素材DB35に格納されている化粧品素材の安全性保証を網羅できる全ての項目についての情報(値)との対応関係である。
リスクアセスメント処理部34は安全性の予測を行いたい化粧品素材について、記述子DB36に格納されている特定の安全性の予測に有効かつ独立な記述子の値を計算し、その記述子の値をキー情報として予測モデルDB37を検索することで、安全性の予測を行いたい化粧品素材の安全性保証を網羅できる全ての項目についての情報(値)を予測値として取得できる。なお、取得した予測値は、化粧品素材の安全性保証を網羅できる全ての項目についての安全性の有無、強弱を表している。
なお、予測モデル解析部33は予測モデルDB37に格納されている予測モデルのクロスバリデーションを行うことにより、予測モデルを一般化できる。クロスバリデーションとは予測モデルの汎化性を調べるための方法の一つである。まず、クロスバリデーションではサンプルがn個の場合、n−1個のセットを用いて予測モデルの構築を行い、残った1個のセットを用いて予測モデルの評価を行う。この操作を全てのサンプルが1個ずつ評価データとして用いられるように繰り返す。
図3は本発明の安全性予測システムの全体像を示すイメージ図である。記述子計算部31は、分子軌道法を用いて「Dipole moment」,「Charge」,「Polarizability」「Heat of Formation」等の記述子を計算する。
化粧品素材DB35は、化粧品素材の安全性保証を網羅できる「感作性」,「刺激性」,「遺伝毒性」,「全身毒性」等の全ての項目についての情報を予測対象として有している。
記述子抽出部32は記述子計算部31により計算された記述子の中から特定の安全性の予測に有効かつ独立な記述子を抽出する。予測モデル解析部33は記述子抽出部32により抽出される記述子をニューラルネットワークにより学習し、特定の安全性の予測に有効な予測モデルを解析することで、予測モデルの開発を行う。
そして、リスクアセスメント処理部34は開発した予測モデルを用いることで化粧品素材のリスクアセスメントが可能となる。なお、本発明の安全性予測システム1は手法の異なるDEREK等の既存の予測モデルとの併用も可能である。
本発明による予測モデルの一例としては、感作性(Local Lymph Node Assay:以下LLNAという)予測モデル,刺激性(Human Patch Test:以下HPTという)予測モデルおよび反復投与毒性予測モデルがある。
図4は感作性および刺激性予測フローを示す説明図である。LLNA予測フローは化粧品素材を「LLNA-HI-Model」により陰性又は陽性に分け、感作性有無の予測を行う。さらに、LLNA予測フローは「LLNA-HI-Model」により陽性に分けられた化粧品素材について、「LLNA-RA-Model」により感作性強弱の予測を行う。感作性においては陰性とWeakとを区別することが非常に重要であるため、LLNA予測フローは図4の左側に示すように行う。
また、HPT予測フローは「HPT-RA-Model」により化粧品素材の刺激性強弱の予測を行う。刺激性においては陰性とWeakとを区別することがさほど重要でないため、HPT予測フローは図4の右側に示すように行う。以下の実施例では、HPT予測モデル,LLNA予測モデルおよび反復投与毒性予測モデルの開発について説明する。
なお、安全性予測システム1は下記の実施例1〜3に示すように、特定の安全性(HPT,LLNA,反復投与毒性等)の予測モデルを開発していき、化粧品素材の安全性保証を網羅する為に必要な全ての項目についての予測モデルを集めることで、化粧品素材の安全性保証を網羅できる。
−HPT予測モデルの開発−
まず、HPT予測モデルの開発の為、化粧品素材DB35を作成する。化粧品素材DB35には、例えばHPT社内試験DBに格納されている構造が明らかでHPT結果のある化粧品素材に関する情報と、HPT文献DBに格納されている文献により構造が明らかな化粧品素材に関する情報とを格納する。
図5はHPT社内試験DBに格納されている構造が明らかでHPT結果のある化粧品素材について説明する為の説明図である。図5の例では、HPT陽性率が5%未満(Class I)の100検体、HPT陽性率が5%以上20%未満(Class II)の5検体、HPT陽性率が20%以上(Class III)の15検体、合計120検体を構造が明らかでHPT結果のある化粧品素材に関する情報として化粧品素材DB35に格納している。
図6はHPT文献DBに格納されている文献により構造が明らかな化粧品素材について説明する為の説明図である。図6の例では、HPT陽性率が5%未満(Class I)の23検体、HPT陽性率が5%以上20%未満(Class II)の10検体、HPT陽性率が20%以上(Class III)の8検体、合計41検体を文献により構造が明らかな化粧品素材に関する情報として化粧品素材DB35に格納している。
次に、記述子計算部31は化粧品素材DB35に格納されている化粧品素材について分子軌道法から得られる記述子を計算する。記述子抽出部32は記述子計算部31により計算された記述子の中から独立かつ刺激性の予測に有効な記述子を抽出し、記述子DB36に格納する。
図7は独立かつ刺激性の予測に有効な記述子を抽出する上での注意点を説明する為の説明図である。記述子は説明変数である。また、定量的毒性値(HPT陽性率)は目的変数である。記述子の数が多いほどHPT予測モデルの予測性は高くなる。
しかしながら、記述子の数が多くなれば、HPT予測モデルの自由度が低くなり、HPT予測モデルは脆弱になる。HPT予測モデルが脆弱になると、テスト化合物の予測性が低くなる。HPT予測モデルの頑強性を高める為には、HPT予測モデルの予測性を下げてでも記述子の数を定量的毒性値のデータ数の例えば5%以下に絞り込む必要がある。
図8は独立な記述子の抽出について説明する為の説明図である。図8ではLLNAおよびHPTデータベースの189化合物に関する物性値間の相関から、相関の高い記述子のグループと、他と相関が認められない記述子とに分けることで、他のグループ又は記述子と相関が認められない独立なグループ又は記述子を抽出する。
図9は刺激性の予測に有効な記述子の抽出について説明する為の説明図である。図9ではHPTデータベースの161検体に関する物性値とHPT陽性率(Log)との無相関の検定に基づき、無相関を棄却された記述子の中から、3次元の記述子を中心に、独立なグループ内から1つずつ、あるいは独立な記述子を刺激性の予測に有効な記述子として抽出する。
図8及び図9の例では、HPT予測において図10の記述子が抽出される。図10はHPT予測において抽出された記述子を示す図である。HPT予測では、記述子「Molecular weight」,「Polarizability α」,「Polarizability γ」,「Dipole moment」,「Ionization potential」が抽出される。なお、図10示す記述子は一例であって、例えば図9に示す独立なグループ内から他の記述子を抽出するようにしてもよい。
予測モデル解析部33は、ニューラルネットワークにより、図10に示す記述子から図11に示すHPT予測モデルを解析する。図11は刺激性の予測に有効な刺激性予測モデルを示すイメージ図である。HPT予測モデルは、図11の左側に示した刺激性の予測に有効かつ独立な記述子と、HPT陽性率との対応関係である。リスクアセスメント処理部34は刺激性の予測を行いたい化粧品素材について、図11の左側に示した記述子の値を計算し、その記述子の値をキー情報として予測モデルDB37を検索することで、HPT陽性率の予測値を取得できる。
なお、HPTの判定基準は図12に示すようになる。図12はHPTの判定基準を示す説明図である。図12の表はHPTの判定基準を表している。図12の表では、皮膚反応の程度を6段階に分け、その6段階について陰性から最強度陽性までを対応付けている。HPT陽性率は、陽性者(弱陽性以上の反応を示した被験者)数を被験者総数で割り、100を乗じて算出される。
図13は解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との対応関係を示す図である。図13は、HPT陽性率が5%未満(Class I)の123検体、HPT陽性率が5%以上20%未満(Class II)の23検体、HPT陽性率が20%以上(Class III)の15検体、合計161検体についてHPT予測を行った例である。
図13の左側は、解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との対応関係を示している。また、図13の右側は解析したHPT予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との対応関係を示している。
図14は解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率によるクラス分けと実測によるHPT実測陽性率によるクラス分けとの一致率を示す図である。図14の上側は、解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との一致率を示している。また、図14の下側は解析したHPT予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との一致率を示している。
図13及び図14に示すように、本発明によれば、実測値に近似した予測値を取得可能である良好なHPT予測モデルを得ることができる。
−LLNA予測モデルの開発−
まず、LLNAについて説明する。図15はLLNAの説明図である。LLNAはマウス耳介背部に被験物質を塗布(1回/日、3日間)後、6日目にH−メチルチミジンを静脈内注射し、5時間後にリンパ節を摘出、その放射活性からリンパ球の増殖能を測定することで感作能を評価する試験である。EC3は、媒体対象群に対する被験物質処理群のリンパ球増殖能の比(stimulation index)が3倍となる時の被験物質の処理濃度(%)である。
図16は、LLNA予測モデルを構築する上での注意点を示す図である。LLNA予測モデルは化粧品素材を「LLNA-HI-Model」により陰性又は陽性に分け、感作性有無の予測を行う。また、LLNA予測フローは「LLNA-HI-Model」により陽性に分けられた化粧品素材について、「LLNA-RA-Model」により感作性強弱(Strong,Moderate,Weak)の予測を行う。
さらに、LLNA予測モデルの開発の為、化粧品素材DB35を作成する。化粧品素材DB35には、例えばLLNA文献DBに格納されている文献により構造が明らかな化粧品素材に関する情報を格納する。
次に、記述子計算部31は化粧品素材DB35に格納されている化粧品素材について分子軌道法から得られる記述子を計算する。記述子抽出部32は記述子計算部31により計算された記述子の中から独立かつ感作性の予測に有効な記述子を抽出し、記述子DB36に格納する。独立かつ感作性の予測に有効な記述子を抽出する上での注意点は、図7を用いて前述したため、説明を省略する。
図17は独立かつ有効な記述子の抽出について説明する為の説明図である。図17では感作性強弱及び感作性有無について、記述子を相関の高い記述子のグループ1〜7と、他と相関が認められない記述子とに分けることで、他のグループ又は記述子と相関が認められない独立なグループ又は記述子を抽出する。
記述子抽出部32は感作陽性を示す化合物に対して、EC3と各記述子との無相関の検定を行う。そして、無相関を棄却された記述子の中から、3次元の記述子を中心に、独立なグループ内から1つずつ、あるいは独立な記述子を感作性強弱の予測に有効な記述子として抽出する。感作性強弱の予測では記述子「COSMO Volume」,「Gamma Average(Polarizability γ)」,「SumH:水素原子の総電荷」,「Beta Average(Polarizability β)」,「Core-Core Replution」が抽出される。
Alpha Average(Polarizability α),Beta Average,Gamma Average,Alpha(X,X),Alpha(Y,Y),Alpha(Z,Z),beta(X,X,X),beta(Y,Y,Y),beta(Z,Z,Z),Gamma(X,X,X,X),Gamma(Y,Y,Y,Y),Gamma(Z,Z,Z,Z)は分極率である。なお、上述に示した記述子は一例であって、例えば図17に示す独立なグループ内から他の記述子を抽出するようにしてもよい。
また、記述子抽出部32は、感作陽性を示す化合物を0.9、感作陰性を示す化合物を0.1として、感作陰性(−)陽性(+)と各記述子との無相関の検定を行う。無相関を棄却された記述子の中から、3次元の記述子を中心に、独立なグループ内から1つずつ、あるいは独立な記述子を感作性有無の予測に有効な記述子として抽出する。感作性有無の予測では記述子「Alpha Average(Polarizability α)」,「Gamma Average(Polarizability γ)」,「Sum C:炭素原子の総電荷」,「Ionization Potential」が抽出される。なお、上述に示した記述子は一例であって、例えば図17に示す独立なグループ内から他の記述子を抽出するようにしてもよい。
予測モデル解析部33は、ニューラルネットワークにより、前述の記述子からLLNA予測モデルを解析する。LLNA予測モデルは、前述した独立かつ感作性強弱の予測に有効な記述子とEC3との対応関係、又は独立かつ感作性有無の予測に有効な記述子と感作性陰性陽性との対応関係である。
リスクアセスメント処理部34は感作性の予測を行いたい化粧品素材について、独立かつ感作性強弱の予測に有効な記述子の値を計算し、その記述子の値をキー情報として予測モデルDB37を検索することで、EC3の予測値を取得できる。
また、リスクアセスメント処理部34は感作性の予測を行いたい化粧品素材について、独立かつ感作性有無の予測に有効な記述子の値を計算し、その記述子の値をキー情報として予測モデルDB37を検索することで、感作性陰性陽性の予測値を取得できる。
図18は解析したLLNA予測モデル「LLNA-HI-Model」のLLNA予測陰性陽性と実測によるLLNA実測陰性陽性との一致率を示す図である。図18の左側は、解析したLLNA予測モデル「LLNA-HI-Model」によるLLNA予測陰性又は陽性と実測によるLLNA実測陰性又は陽性との一致率を示している。また、図18の右側は解析したLLNA予測モデル「LLNA-HI-Model」について行ったクロスバリデーションによるLLNA予測陰性又は陽性と実測によるLLNA実測陰性又は陽性との一致率を示している。
図19は解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測感作性強弱と実測によるLLNA実測感作性強弱との対応関係を示す図である。図19は、EC3が1%未満(Strong)の15検体、EC3が1%以上10%未満(Moderate)の41検体、EC3が10%以上100%未満(Weak)の47検体、合計103検体についてLLNA予測を行った例である。
図19の左側は解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測EC3と実測によるLLNA実測EC3との対応関係を示している。また、図19の右側は解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」について行ったクロスバリデーションによるLLNA予測EC3と実測によるLLNA実測EC3との対応関係を示している。
図20は、解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測EC3によるクラス分けと実測によるLLNA実測EC3によるクラス分けとの一致率を示す図である。図20の上側は、解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測EC3と実測によるLLNA実測EC3との一致率を示している。
また、図20の下側は解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」について行ったクロスバリデーションによるLLNA予測EC3と実測によるLLNA実測EC3との一致率を示している。
図19及び図20に示すように、本発明によれば、実測値に近似した予測値を取得可能である良好なLLNA予測モデルを得ることができる。
−反復投与毒性予測モデルの開発−
まず、反復投与毒性予測モデルの開発の為、化粧品素材DB35を作成する。化粧品素材DB35には、例えばGINC(Global Information Network on Chemicals)化学物質総合データベース「http://wwwdb.mhlw.go.jp/ginc/index-j.html」から集めた構造が明らかな化合物に関する情報を格納する。
図21は化学物質総合データベースから集めた構造が明らかで28日間反復経口投与毒性試験結果のある化合物について説明する為の説明図である。図21の例では、28日間反復経口投与毒性試験の無影響量(NOEL:No Observed Effect Level)(mg/kg)が1000の雄23及び雌22検体、300以上1000未満の雄20及び雌22検体、100以上300未満の雄29及び雌35検体、30以上100未満の雄38及び雌39検体、10以上30未満の雄44及び雌44検体、10未満の雄26及び雌24検体、合計366(雄180、雌186)検体を構造が明らかで28日間反復経口投与毒性試験結果のある化合物に関する情報として化粧品素材DB35に格納している。
次に、記述子計算部31は化粧品素材DB35に格納されている化合物について分子軌道法から得られる記述子を計算する。記述子抽出部32は記述子計算部31により計算された記述子の中から独立かつ28日間反復経口投与毒性の予測に有効な記述子を抽出し、記述子DB36に格納する。独立かつ28日間反復経口投与毒性の予測に有効な記述子を抽出する上での注意点は、図7を用いて前述したため、説明を省略する。
ここでは、図22の記述子が抽出されたとする。図22は反復投与毒性予測において抽出された記述子を示す図である。反復投与毒性予測では、記述子「Sum N」,「Total Energy」,「Heat of formation」,「Ionization Potential」,「性」が抽出される。なお、図22に示す記述子は一例である。
予測モデル解析部33は、ニューラルネットワークにより、図22に示す記述子から図23に示す反復投与毒性予測モデルを解析する。図23は反復投与毒性の予測に有効な反復投与毒性予測モデルを示すイメージ図である。反復投与毒性予測モデルは、図23の左側に示した反復投与毒性の予測に有効かつ独立な記述子と、28日間反復経口投与毒性試験の無影響量(NOEL)との対応関係である。
リスクアセスメント処理部34は28日間反復経口投与毒性の予測を行いたい化合物について、図23の左側に示した記述子の値を計算し、その記述子の値をキー情報として予測モデルDB37を検索することで、NOELの予測値を取得できる。
図24は解析した反復投与毒性予測モデルのNOELと実測によるNOELとの対応関係を示す図である。図24の左側は、解析した反復投与毒性予測モデルのNOELと実測によるNOELとの対応関係を示している。また、図24の右側は解析した反復投与毒性予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるNOELと実測によるNOELとの対応関係を示している。
図25は解析した反復投与毒性予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるNOELと実測によるNOELとの一致率を示す図である。図25に示すように、解析した反復投与毒性予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるNOELは、約70%の化合物において、実測によるNOELとの開きが約3倍以内である。また、抽出した記述子と毒性との関係を一例として図26に示しておく。
図26は抽出した記述子と毒性との関係を示す図である。図26は物理化学性状,抽出した記述子及び生体の反応の関係を示している。図26には、抽出した記述子「Sum N」,「Total Energy」,「Heat of formation」,「Ionization Potential」が含まれている。
図24及び図25に示すように、本発明によれば、実測値に近似した予測値を取得可能である良好な反復投与毒性予測モデルを得ることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
安全性予測システムの一例のハードウェア構成図である。 安全性予測システムの一例の処理ブロック図である。 本発明の安全性予測システムの全体像を示すイメージ図である。 感作性および刺激性予測フローを示す説明図である。 HPT社内試験DBに格納されている構造が明らかでHPT結果のある化粧品素材について説明する為の説明図である。 HPT文献DBに格納されている文献により構造が明らかな化粧品素材について説明する為の説明図である。 独立かつ刺激性の予測に有効な記述子を抽出する上での注意点を説明する為の説明図である。 独立な記述子の抽出について説明する為の説明図である。 刺激性の予測に有効な記述子の抽出について説明する為の説明図である。 HPT予測において抽出された記述子を示す図である。 刺激性の予測に有効な刺激性予測モデルを示すイメージ図である。 HPTの判定基準を示す説明図である。 解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率と実測によるHPT実測陽性率との対応関係を示す図である。 解析したHPT予測モデルのHPT予測陽性率によるクラス分けと実測によるHPT実測陽性率によるクラス分けとの一致率を示す図である。 LLNAの説明図である。 LLNA予測モデルを構築する上での注意点を示す図である。 独立かつ有効な記述子の抽出について説明する為の説明図である。 解析したLLNA予測モデル「LLNA-HI-Model」のLLNA予測陰性陽性と実測によるLLNA実測陰性陽性との一致率を示す図である。 解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測感作性強弱と実測によるLLNA実測感作性強弱との対応関係を示す図である。 解析したLLNA予測モデル「LLNA-RA-Model」のLLNA予測EC3によるクラス分けと実測によるLLNA実測EC3によるクラス分けとの一致率を示す図である。 28日間反復経口投与毒性社内試験DBに格納されている構造が明らかで28日間反復経口投与毒性試験結果のある化合物について説明する為の説明図である。 反復投与毒性予測において抽出された記述子を示す図である。 反復投与毒性の予測に有効な反復投与毒性予測モデルを示すイメージ図である。 解析した反復投与毒性予測モデルのNOELと実測によるNOELとの対応関係を示す図である。 解析した反復投与毒性予測モデルについて行ったクロスバリデーションによるNOELと実測によるNOELとの一致率を示す図である。 抽出した記述子と毒性との関係を示す図である。
符号の説明
1 安全性予測システム
21 入力装置
22 出力装置
23 ドライブ装置
24 補助記憶装置
25 メモリ装置
26 演算処理装置
27 インターフェース装置
28 記録媒体
29 バス
31 記述子計算部
32 記述子抽出部
33 予測モデル解析部
34 リスクアセスメント処理部
35 化粧品素材DB
36 記述子DB
37 予測モデルDB

Claims (5)

  1. 記憶装置、演算処理装置を含むコンピュータによって化合物の安全性を評価する安全性評価方法であって、
    前記演算処理装置が、
    前記記憶装置上に設けられた安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算ステップと、
    計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出ステップと、
    ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析ステップと
    を有することを特徴とする安全性評価方法。
  2. 安全性の評価を行いたい化合物について、抽出された特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を計算し、その記述子をキー情報として、前記記憶装置上に設けられた特定の安全性の評価に有効な評価モデルを格納する評価モデル格納手段を検索し、前記化合物の安全性の評価予測値を取得するリスクアセスメント処理ステップと
    を有することを特徴とする請求項1記載の安全性評価方法。
  3. 前記記述子抽出ステップは、化合物に関する物性値間の相関から、相関の高い記述子のグループと、他と相関が認められない記述子とに分け、他のグループ又は記述子と相関が認められない独立なグループ又は記述子を抽出するステップと、
    化合物に関する物性値と特定の安全性の評価値との無相関の検定に基づき、無相関を棄却された記述子の中から、独立なグループ内から1つずつ、あるいは独立な記述子を特定の安全性の評価に有効な記述子として抽出するステップと
    を有することを特徴とする請求項1記載の安全性評価方法。
  4. 化合物の安全性を評価する安全性評価システムであって、
    安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段と、
    前記化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算手段と、
    計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出手段と、
    ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析手段と
    を有することを特徴とする安全性評価システム。
  5. 記憶装置、演算処理装置を含むコンピュータにおいて実行される化合物の安全性を評価する安全性評価プログラムであって、
    前記演算処理装置に、
    前記記憶装置上に設けられた安全性の明らかな複数の化合物に関する情報を格納する化合物格納手段から前記化合物に関する情報を読み出して、分子軌道法から得られる記述子を計算する記述子計算ステップと、
    計算された前記記述子の中から特定の安全性の評価に有効かつ独立な記述子を抽出する記述子抽出ステップと、
    ニューラルネットワークにより特定の安全性の評価に有効な評価モデルを解析する評価モデル解析ステップと
    を実行させる安全性評価プログラム。
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