JP2008147337A - 露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 真空環境下でも効果的にレチクルチャックやウエハチャックの上のパーティクルを除去する。
【解決手段】 ウエハチャック12の上方には一対の正電極41、負電極42が平行に対向して配置され、電源43が接続されている。これらの電極41、42間を通ってパルスレーザー光がウエハチャック12を照射するようになっている。光導入窓29の外側には、レーザー光の照度を均一にするホモジナイザ44が配置され、内側にはレーザー光を集光し、パーティクルを除去するために適切なレーザー光の形状に集光するための整形光学系45が配置されている。
ウエハチャック12の表面に付着していたパーティクルは、パルスレーザー光を照射することで除去され、電極41、42による静電気力により除去パーティクルを捕集する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば極端紫外域(Extreme Ultra Violet:EUV)光を露光光として好適に用いられる露光装置に関するものである。
現在、DRAM、MPU等の半導体デバイス製造に関して、デザインルールで100nm以下の線幅を有するデバイスの実現に向けて精力的に研究開発がなされている。この世代に用いられる露光装置として、EUV光を用いたEUV露光装置が有力視されている。
一般に半導体露光装置は、レチクル(マスク)に描画された回路パターンの像を、投影光学系を用いてウエハに縮小転写している。半導体露光装置では焦点深度は極めて重要であり、焦点深度を満足させ、ウエハの面内歪を少なくするために、ウエハの平坦度を高精度に保つ必要がある。例えば、ウエハチャックの上面に異物が付着していると、ウエハの平坦度を悪化させるので、ウエハチャックの上面に異物がないように常に清浄に維持する必要がある。
従来のg線、i線、KrFレーザー光、ArFレーザー光等を光源に持つ露光装置では、ウエハチャック上のパーティクルとしては、その多くがウエハ裏面に付着して運ばれたフォトレジストの一部である。パーティクルはこのフォトレジストがチャック上に残り、固まったものであり、この他には装置が置かれている雰囲気中の浮遊塵埃の堆積等と考えられる。
EUV露光装置になると、露光環境は真空環境であるため、これらに加えて次のようなパーティクルの付着が予想される。第1に、真空排気の過程でのパーティクルの付着である。EUV露光装置は真空環境下で露光を行うため、必然的にウエハの搬入、搬出にはロードロックチャンバを介して行うことになる。このロードロックチャンバが真空排気される際に、チャンバ内に存在しているパーティクルが気流の発生により剥離し、ウエハの表裏面に付着すると想定されている。
第2に、ウエハチャックが静電チャックとなることに起因したパーティクルの付着である。真空環境で摩擦などで発生したパーティクルは、ガス分子が殆ど存在しないため、流体抵抗を受けず、静電チャックで発生する僅かの電界で容易に、チャック表面に付着すると予想される。
第3に、レチクルステージ、ロボットハンド、ゲート弁の動作等の摺動、摩擦により発生するパーティクル、光源側から僅かながら飛翔してくるデブリなどの付着である。
このような何らかの理由で発生したパーティクルには重力のみの力が作用し、パーティクルがチャンバ内壁と弾性衝突に近い衝突をすると、パーティクルはチャンバ内を跳ね回るような挙動を示すという報告もある。或いは、摩擦によって生じたパーティクルは帯電していると予測されるため、0Vに接地された部材でも、パーティクルと部材間に電気泳動効果とよばれる力が働き、付着することが考えられている。
このように、ウエハチャック上のパーティクルは、従来の露光装置で発生していたものの他に、末だ十分に解明されていない要因によって付着する可能性があり、それに対する対策は十分に検討しておく必要がある。これはレチクルを保持するレチクルチャックについても同様である。
従来の露光装置では、例えば特許文献1で開示されているように、ウエハチャックの面に直接接触して研磨するクリーニングプレートとXYステージとの相互間の反復運動により異物を除去するものが知られている。或いは、無塵布を押し付けてXYステージを移動することにより、異物を除去するものが提案されている。
特開平9−283418号公報
しかしながら、従来の露光装置で用いていたクリーニング方法は、ウエハチャックとクリーニングプレートを直接接触させて、摩擦によりパーティクルを削り取ることになる。従って、ウエハチャックから除去した異物が、クリーニング部材から剥離して飛散したり、再付着を起こすという問題がある。特に、EUV露光装置では、前述のように剥離したパーティクルは真空環境下でどのような挙動をとるか明確ではないため、十分な対策が必要である。
また、ウエハチャック、レチクルチャックに異物が付着した場合に、露光装置外にそれらを搬出し、従来からの洗浄方法を用いれば、確実にクリーニング可能である。しかし、EUV露光装置は、前述したが高真空(10-5〜10-6Pa)環境で動作するため、チャックを搬出するとしても、一旦チャンバ内にガスを導入し大気開放する必要がある。そして、クリーニングが終了してから搬入し、再び高真空環境に戻すためには、チャンバの容積や真空ポンプの排気速度にもよるが、最低でも数時間はかかると予測される。従って、この時間内では、装置は全く露光が不可能になり、装置の有効稼働率は著しく低下することになる。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、真空環境下でも効果的にウエハチャックやレチクルチャック上のパーティクルを除去し得る露光装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る露光装置の技術的特徴は、レチクルに形成されたパターンを真空環境下でウエハに露光する露光装置において、前記レチクルを保持するレチクルチャックと、前記ウエハを保持するウエハチャックと、前記レチクルチャックと前記ウエハチャックの少なくとも一方の対象物にパルスレーザー光を照射するレーザー光照射ユニットとを備えたことにある。
本発明に係る露光装置によれば、装置稼働率の低下をもたらすことなく、チャックのクリーニングが可能となる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1において、1はレチクルステージ空間、2はウエハステージ空間である。レチクルステージ空間1とウエハステージ空間2との間には投影光学系空間3が設けられ、投影光学系空間3内には投影光学系4が設けられている。そして、レチクルステージ空間1、ウエハステージ空間2と投影光学系空間3とは遮断弁5、6によりそれぞれ仕切られている。
レチクルステージ空間1内には、走査方向に移動可能なレチクルステージ7、搬送ハンド8が設けられている。レチクルステージ7は電気回路パターンを形成した反射型レチクルを保持するレチクルチャック9を備えている。ウエハステージ空間2内にも、同様に6軸方向に粗動、微動が可能なウエハステージ10、搬送ハンド11が設けられている。ウエハステージ10はウエハを保持し走査方向に粗微動するウエハチャック12を備えている。なお、レチクルチャック9及びウエハチャック12は、真空環境下で用いるため、静電チャックが用いられている。
レチクルステージ空間1は、レチクルロードロックチャンバ13を介してレチクル交換室14と接続されている。レチクル交換室14には複数枚の積層されたレチクルR、搬送ハンド15が内蔵され、ロードロックチャンバ13の両側にはゲート弁16、17が設けられている。
また、ウエハステージ空間2も同様に、ウエハロードロックチャンバ18を介してウエハ交換室19と接続されている。ウエハ交換室19には複数枚のウエハW、搬送ハンド20が内蔵されている。また、ロードロックチャンバ18の両側にはゲート弁21、22が設けられている。
レチクルステージ空間1、ウエハステージ空間2、投影光学系空間3、ロードロックチャンバ13、18には、それぞれ真空排気装置23、24、25、26、27が接続されている。
レチクルステージ空間1、ウエハステージ空間2にはレーザー光導入窓28、29が設けられ、更に空間1、2の内部にはそれぞれ角度可変の反射ミラー30、31が設けられている。なお、レーザー光導入窓28、29は石英ガラスなどの入射波長に対して吸収の少ない光学材料で構成されている。
レチクルステージ空間1、ウエハステージ空間2の外側には、クリーニング用のパルスレーザー光を出力するパルスレーザー光源32が配置され、この光源32からのレーザー光の照射方向に切換ミラー33が配置されている。ミラー33からは、ミラー34、光導入窓28、反射ミラー30によるレチクルステージ空間1内の光路と、ミラー35、光導入窓29、反射ミラー31によるウエハステージ空間2内への光路とが設けられている。これらの光路は切換ミラー33により択一的に選択できるようになっている。
投影光学系4は、レチクルチャック9に保持されたレチクルRに形成された回路パターンを、ウエハチャック12上に載置されたウエハWに露光転写する。投影光学系4の縮小倍率を1/β、レチクルステージ7の走査速度をVr、ウエハステージ10の走査速度をVwとするとき、露光中の両者の走査速度の間に、
Vr/Vw=β
の関係が成立するように同期制御する。ウエハステージ10は6軸方向に粗動、微動可能で、そのxy位置は図示しないレーザー光干渉計によって常にモニタされている。
搬送ハンド8はレチクルロードロックチャンバ13とレチクルステージ7との間でレチクルRを搬入、搬出する。レチクル交換室14はレチクルRを大気圧下で一時保管し、搬送ハンド15はロードロックチャンバ13との間でレチクルRを搬入、搬出する。
搬送ハンド11はウエハロードロックチャンバ18とウエハステージ10との間でウエハWを搬入、搬出する。ウエハ交換室19はウエハWを大気圧下で一時保管し、搬送ハンド20はロードロックチャンバ18との間でウエハWを搬入、搬出する。
クリーニング用のパルスレーザー光源32には、主にKrFレーザー光(λ=248nm)、YAGレーザー光(λ=266nm、他)などが用いられる。レチクルチャック9にパルスレーザー光を照射する場合は、レーザー光はミラー33、34、レーザー光導入窓28を介して、レチクルステージ空間1内に導入される。図1においては、図示しない光学系によりビームが整形され、角度可変な反射ミラー30によりレチクルチャック9の表面にレーザー光が照射される。
ウエハチャック12にレーザー光を照射する場合は、ミラー33、35、レーザー光導入窓29を介して、ウエハステージ空間2内に導入される。図1においては図示しない光学系によりビームが整形され、角度可変な反射ミラー31によりウエハチャック12の表面にレーザー光が照射される。
図2に示すように、ウエハチャック12の上方には一対の正電極41、負電極42が平行に対向して配置され、電源43が接続されている。これらの電極41、42間を通ってパルスレーザー光がウエハチャック12を照射するようになっている。
レーザー光導入窓29の外側には、レーザー光の照度を均一にするホモジナイザ44が配置され、内側にはレーザー光を集光し、パーティクルを除去するために適切なレーザー光の形状に整形するための整形光学系45が配置されている。レチクル側もウエハ側と同様に、レーザー光導入窓28の外側にはホモジナイザが、内側には整形光学系が配置されている。
これらパルスレーザー光源32、ミラー33、34、35、レーザー光導入窓28、29、反射ミラー30、31、ホモジナイザ44、整形光学系45によって、パルスレーザー光を照射可能な照射ユニットが構成される。この照射ユニットはレチクルチャック9とウエハチャック12の少なくとも一方に設けられている。
ウエハチャック12の表面に付着していたパーティクルは、パルスレーザー光を照射することで除去される。このレーザー光照射による除去原理としては、nsec単位のレーザー光を照射することによって、付着パーティクルや付着している表面にnsec単位の短時間に熱膨張が生ずる。これにより発生する加速度が、パーティクルの付着力より大きくなると、パーティクルが付着表面より離脱し、除去されるというメカニズムで説明される。全ての現象がこれで説明可能なわけではないが、第1次近似としては概ね現象を説明しているとされている。
除去した後のパーティクルの飛散、再付着防止のために、パルスレーザー光を挟み込むように、電極41、42に電源43により電圧を印加し電界を生じさせて、静電気力により除去パーティクルを捕集できるような構成を採用している。
パルスレーザー光により除去されたパーティクルは比較的急激な反応によって生じたもので、帯電粒子を多く含んでいることが多い。このことから、レーザー光によって除去されたパーティクルも、或る程度帯電している。そして、概ね非金属又は非金属酸化物の微粒子は正に帯電し、金属又は金属酸化物の微粒子は負に帯電する。
従って、本実施例のように正電極41、負電極42を持つことで、パーティクルの材質により帯電極性が異なっていても何れかの電極により捕集可能となる。仮に、パーティクルが帯電していない場合でも、電場をかけることで導体の場合は、静電誘導により表面に電荷が生じ、同様に不導体の場合も誘電分極により表面に電荷が生じ、電場による捕集は可能となる。
また、クリーニング時はパーティクルが投影光学系空間3に進入しないように、通常はウエハステージ空間2の遮断弁6を閉じてクリーニングを行う。また、ウエハステージ空間2の雰囲気は真空であるが、除去効果、飛散防止効果が大きい場合は、例えば10Pa以上の不活性ガスを不図示のガス供給ユニットによりウエハステージ空間2に導入するようにしても支障はない。
図3はウエハチャック12の位置と、パーティクル除去用パルスレーザー光照射位置との相対位置関係を示している。ウエハチャック12のクリーニング領域Sにおいて、ウエハチャック12が+X方向に移動する例を示している。パルスレーザー光Lはウエハステージ10の走査方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に、シート状に整形され、ウエハチャック12のクリーニング領域Sを十分に覆う長さを有している。
このように、クリーニング用パルスレーザー光LをY方向に長い、つまり一方向に伸びるシート状のビームに整形し、パルスレーザー光Lを照射しながら、ウエハステージ10をX方向に走査移動させる。これにより、クリーニング全域に常にパルスレーザー光Lの照射が可能になる。
このパルスレーザー光照射法において、本発明者が行った実験では、基板上に付着したパーティクルは、パルスレーザー光をより多く当てることでその除去率が向上する。
図4はそのグラフ図を示し、例えば粒径0.1μmのパーティクルに対し、或る特定のレーザー光照射条件で、1パルスでは10%程度の除去率しか望めない。しかし、パルス数を多くすると除去率は次第に向上し、この例では80パルス程度照射するとほぼ100%の除去率となる。
一般的に、粒子が基板に付着した際の付着力は、主に分子間力(Van der Waals力)、液架橋力、静電気力とされているが、通常の環境下では、分子間力が主なものである。実験結果は、パルスを多く当てることで、パーティクルが基板に付着している際の付着力が徐々に弱くなって除去されると考えられる。また、パルスレーザー光を照射した際の表面ダメージは、パルスエネルギの積分値ではなく、1パルス当りのエネルギ密度であるとの報告もあり、この事実は発明者が行った実験でも同様な結果が得られている。
このことは、パルスレーザー光の照射時の最大の課題である表面ダメージ問題において、ダメージを与えない低エネルギ密度の照射では、1パルス当りのパーティクル除去率は低いが、パルス数を多くすると十分な除去率を達成できることを示している。従って、実際の装置に適用した場合に、必要とされる照射パルス数Nは、付着しているパーティクル材質、パルスエネルギ密度にも依存するため、予め実験で求めておく必要がある。例えば、この例では95%以上の除去率が必要な場合は、30パルス以上照射する必要がある。
図3において、ウエハステージ10の等速時の運動速度をVs[mm/s]、パルスレーザー光Lのシートビーム厚(クリーニング対象物上での走査方向の照射幅)をW[mm]、レーザー光Lの繰り返し周波数をF[Hz]、除去に必要なパルス数をNとする。ウエハステージ10がビーム厚Wを移動するために要する時間△Tsは、次式となる。
△Ts=W/Vs ・・・(1)
この時間内に移動する照射エリアに対し、最低N回のパルス照射が必要とすると、このときのパルス時間間隔は次式となる。
△Tp=△Ts/N=W/(Vs×N) ・・・(2)
一方、パルスレーザー光源32のパルス時間間隔△τは、次式となる。
△τ=1/F ・・・(3)
必要なパルス時間間隔△Tpは光源32の時間間隔△τよりも大きくなければ、システムとして成立しないので、次式が得られる。
W/(Vs×N)>1/F ・・・(4)
∴(Vs×N)/W<F ・・・(5)
ウエハステージ10の等速時の運動速度Vs[mm/s]、パルスレーザー光Lのシートビーム厚W[mm]、レーザー光Lの繰り返し周波数F[Hz]に関し、(5)式のような簡単な関係式が成立する。例えば、Vs=100[mm/s]、F=300[Hz]、N=30とすると、(5)式からシートビーム厚Wは10[mm]以上必要となり、所望の除去率(Nパルス照射に相当)を得ることができる。
本実施例1では、パルスレーザー光Lのシートビーム幅はウエハチャック12のクリーニング領域Sを覆うだけの長さを有しているとした。しかし、パーティクル除去に必要とするエネルギ密度(mj/cm2)が得られない場合は、その長さを短くし、エネルギ密度を大きくすることも可能である。その場合には、クリーニング時のウエハステージ10の走査動作を複数回繰り返すことになる。
図5はウエハチャック12にパルスレーザー光を照射するタイミングについてのフローチャート図である。先ず、ウエハ処理が開始されると(ステップS101)、露光装置内にウエハWが搬送され(ステップS102)、アライメント動作(ステップS103)の後に、レチクルRの回路パターンがウエハW上に露光される(ステップS104)。次に、ウエハWはN枚処理されたかを判断する(ステップS105)。この時点では、1枚のウエハWの露光が終了したのみなので、ウエハ番号iをインクリメントし(ステップS106)、再び一連の露光動作に移る。
以上の動作を繰り返し、N枚目のウエハ処理の後に(ステップS105)、チャッククリーニング動作に移る場合は、一旦、ウエハステージ空間2の遮断弁6を閉にする(ステップS107)。そして、ウエハステージ10は図示しないウエハステージクリーニングポートに移動する(ステップS108)。
雰囲気を真空を維持したまま、クリーニングをする場合には(ステップS109)、そのままウエハチャック12にパルスレーザー光を照射する(ステップS110)。雰囲気を10Pa以上の不活性ガスを導入する場合には(ステップS109)、不活性ガス導入弁を開(ステップS111)にする。その後に、ウエハチャック12にパルスレーザー光を照射し(ステップS110)、チャッククリーニングが完了となる(ステップS112)。
この実施例では、ウエハチャック12をクリーニングするタイミングは、予めN枚のウエハWを処理した後に行うとしたが、不定期に行うことも勿論可能である。ウエハWをウエハチャック12に吸着したときの平面度を計測することで、簡便にチャック12上へのパーティクル付着を検出できる。この手法で異常を検出した時にクリーニングを行うことができ、常にウエハチャック12を清浄な状態に保つことが可能になる。
実施例1では、ウエハチャック12をパルスレーザー光を照射しクリーニングする方法を例として具体的に説明したが、クリーニング対象をレチクルチャック9としても、全く同様である。
実施例1では、クリーニング用パルスレーザー光の照射形状はウエハステージ10の走査方向と直交する方向に長いシート状のレーザー光である。このレーザー光を照射しながら、ウエハステージ10を移動させることにより、ウエハチャック12の全面をレーザー光照射することが可能となる。
この場合に、レーザー光の照射面積は、シートビーム厚×シートビーム長(例えば10mm×300mm弱)となり、付着するパーティクルの成分によっては、照射エネルギ密度が低く、所望の除去率を達成できない場合が考えられる。
前述のようにパーティクルの付着力は、通常の真空環境下では、Van der Waals力Fvが主なものとされている。この力は、次式で表すことができる。
Fv=(A×Dp)/(12×Z2) ・・・(6)
この(6)式で、Dpはパーティクルの粒径、Zはパーティクル表面と付着平面との距離で通常0.4〜0.5nmとされている。AはHamaker定数と云われ、パーティクルの材質によって異なるが、樹脂材料では概略(4〜10)×10-20J、金属材料では(15〜50)×10-20Jとなっており、付着するパーティクルの成分によって付着力が異なる。このように、付着力の大きいパーティクルを除去するためには、ウエハチャック12にダメージを与えない程度で、照射面積を小さくして、照射エネルギ密度を高くすることが必要になる。
この実施例2は、整形光学系によりパルスレーザー光をスポット状に整形することで、照射面積を小さくした場合のクリーニング方法に関するものである。図6に示すように、除去エリア全面をクリーニングするために、パルスレーザー光をウエハチャック12に照射しながら、ウエハステージ10をY方向に移動させ、次の列を照射する場合は、それと直交する方向(X方向)にステップする必要性が生ずる。
具体的には、例えばパルスレーザー光Lが或る時刻でT1の位置にあり、矢印の方向(Y方向)にウエハステージ10が移動すると、チャック12上ではT1からT2の位置にレーザー光Lが走査される。レーザー光LがT2に達すると、ステージ10は直ちにビームサイズWだけX方向にステップしT3の位置に移動する。そして、再びステージ10がY方向に移動し、ウエハチャック12の面上をレーザー光Lが走査される。このように、レーザー光Lを照射しながら、ウエハステージ10はY方向に走査動作し、X方向にステップ動作し、それを繰り返すことで、除去領域Sを全てクリーニングすることになる。
この場合も前述の実施例1と同様に、有効な除去率を得るために、ステージ走査速度Vs[mm/s]、パルス繰り返し周波数F[Hz]、照射パルス数N、照射エリアW[mm]×W[mm]について次のような関係がある。
つまり、図6において、ウエハステージ10がビームサイズWを移動するために要する時間△Tsは、次式となる。
△Ts=W/Vs ・・・(7)
この時間△Ts内に移動する照射エリアに対し、最低N回のパルス照射が必要とすると、このときのパルス時間間隔△Tpは次式となる。
△Tp=△Ts/N=W/(Vs×N) ・・・(8)
一方、パルスレーザー光源32のパルス時間間隔△τは、次式となる。
△τ=1/F ・・・(9)
前述したように、パルス時間間隔△Tpは、光源32のパルス時間間隔△τよりも大きくなければ、システムとして成立しないので、次式が得られる。
W/(Vs×N)>1/F ・・・(10)
∴(Vs×N)/W<F ・・・(11)
ウエハステージ10のY軸方向の運動速度Vs[m/s]、パルスレーザー光の照射サイズW×W[m]、レーザー光の繰り返し周波数F[Hz]に関し、(11)式のような簡単な関係式が成立する。例えば、Vs=100[mm/s]、F=300[Hz]、N=30とすると、(11)式から照射サイズは10×10[mm]以上必要となり、所望の除去率(Nパルス照射に相当)が得られる。以上の例は正方形であるが、これに限るものではなく長方形、楕円、円に対しても同様の考え方が適用できる。
このように本実施例2では、有効な除去率を得るためには、照射面積を小さくしてエネルギ密度を大きくしても、このようにパルスレーザー光を走査する手段を用いることでパーティクルは除去可能になる。
実施例2でウエハチャック12をパルスレーザー光で照射しクリーニングする方法を説明した。しかし、クリーニング対象をレチクルチャック9とした場合は、レチクルステージ7は走査方向の一軸方向のみしか移動できないため、スポット状のレーザー光照射エリアの場合に、走査方向とは直交する方向にレーザー光を移動しなければならない。その際には、レーザー光を偏向ユニットを用いて走査する方法、例えばポリゴンミラーによる走査方法、或いはガルバノミラーによる走査方法などが必要になる。この場合においても、レーザー光のレチクルチャック9上での移動速度をVsとすることで、前述の説明と全く同様に成立する。
前述の実施例では、パルスレーザー光の照射部近傍に、レーザー光を挟み込むように除去したパーティクルに電界をかけて、捕集する捕集電極を設けた。実施例3では、レーザー光により除去されたパーティクルが再びウエハチャック12に付着しないように、また他の部材に飛散しないように、パーティクルに熱泳動力を作用させる。パーティクルが空間中に浮遊している状態で、そのままガスと共に真空排気ポンプで回収するようにしている。
熱泳動はガスに温度勾配を付すると、浮遊する微粒子が低温側から高温側へと向かう力(熱泳動力)を受ける現象である。従って、この熱泳動力を作用させるためには、ウエハステージ空間2にガスを導入する必要があり、クリーニング時はウエハステージ空間2と投影光学系空間3の遮断弁6を閉じて、例えば圧力が最低数10Pa程度になるまでガス供給ユニットからガスを導入する。
図7は実施例3の構成図であり、ウエハチャック12は基準温度(例えば23℃)に維持されており、ウエハチャック12に対向して、ウエハチャック12よりも低い温度に維持された輻射冷却板51、52が配置されている。冷却板51、52はウエハチャック12の大きさと同等又はそれ以上の大きさとされ、冷却板51、52にはペルチェ素子等の電子冷却手段53、54がそれぞれ接続されている。
このように、ウエハチャック12と冷却板51、52間にガス温度勾配を付することにより、除去すべきパーティクルにウエハチャック12から冷却板51、52に向かう力を作用させることが可能になる。また、冷却方法にペルチェ素子と冷却板51、52について説明したが、他の手段、例えば冷却板51、52に冷却水を流して冷却する方法を用いることもでき、効果的に冷却できる方法であれば支障はない。
このように、本実施例3はウエハチャック12をパルスレーザー光を照射してクリーニングする方法を説明したが、クリーニング対象をレチクルチャック9としても、全く同様に行うことが可能である。
実施例4においては、パルスレーザー光による除去効率を高め、また除去パーティクルの再付着、飛散を防ぐために、レーザー光と同期して、ガスジェットをウエハチャック12のレーザー光照射部に吹き付け、それを回収するようにされている。
図8は実施例4の構成図であり、ウエハチャック12のパルスレーザー光照射部の近傍にガスジェット状に噴射するガスジェット噴射ノズル61と、噴射ノズル61から噴出したガスを回収する回収ノズル62が設けられている。ガスジェット噴射ノズル61は不活性ガス供給源63に電磁弁64を介して接続されている。また、パルスレーザー光源32は電磁弁64の開閉タイミングを同期させるために、レーザー光源32、電磁弁64は同期装置65にそれぞれ接続されている。ガスジェット噴射ノズル61、不活性ガス供給源63、電磁弁64により、ガス噴射ユニットが構成されている。
ガスジェット噴射ノズル61は電磁弁64を開にすると、ウエハステージ空間2とガス供給源63の圧力比から、超音速のジェット流が噴出され、ウエハチャック12に吹き付けられる。
このような構成により、パルスレーザー光の照射と同期してガスジェットが吹き付けられることにより、ガスの流体抵抗をパーティクルが受け、更に効果的な除去が可能になる。パーティクルが表面から離脱すると同時に、ガス中にトラップされ、ガス流と共に回収ノズル62、又は真空排気系によりウエハステージ空間2の外に排出される。
このように、本実施例4はウエハチャック12にパルスレーザー光を照射し、クリーニングする方法を説明したが、クリーニング対象をレチクルチャック9とすることもできる。
次に、上述の各実施例で説明したEUV露光装置を利用した半導体デバイスの製造方法の実施例5を説明する。図9は半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ)の製造工程図である。ステップS201(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS202(マスク制作)では設計した回路パターンを形成したマスク(レチクルR)を制作する。一方、ステップS203(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(ウエハW)を製造する。ステップS204(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハとを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップS205(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップS204によって作成されたウエハを用いてチップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップS206(検査)では、ステップS205で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。このような工程を経て半導体デバイスが完成し、ステップS207で出荷される。
図10は上記ウエハプロセスの詳細な工程図を示している。ステップS301(酸化)ではウエハ(ウエハW)の表面を酸化させる。ステップS302(CVD)ではウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップS303(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS304(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップS305(レジスト処理)ではウエハにレジスト(感材)を塗布する。ステップS306(露光)では上記露光装置によってマスク(レチクル2)の回路パターンの像でウエハを露光する。ステップS307(現像)では露光したウエハを現像する。ステップS308(エッチング)では現像したレジスト以外の部分を削り取る。ステップS309(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことにより、ウエハ上に回路パターンが形成される。
本実施例の製造方法を用いれば、従来は困難であった高集積度の半導体デバイスを製造することが可能になる。
実施例の構成図である。 ウエハチャックの光学系、捕集電極の構成図である。 ウエハチャックのシートビーム照射方法である。 パーティクル除去率の照射パルス数依存性のグラフ図である。 ウエハチャッククリーニング時のフローチャート図である。 実施例2のウエハチャックのスポットビーム照射方法の説明図である。 実施例3の冷却板を設けた構成図である。 実施例4のガス噴射ノズル、回収ノズルを設けた構成図である。 半導体デバイスの製造工程図である。 図9の工程中のウエハプロセスの詳細な製造工程図である。
符号の説明
1 レチクルステージ空間
2 ウエハステージ空間
3 投影光学系空間
4 投影光学系
5、6 遮断弁
7 レチクルステージ
9 レチクルチャック
10 ウエハステージ
12 ウエハチャック
14 レチクル交換室
16、17、21、22 ゲート弁
19 ウエハ交換室
23〜27 真空排気装置
28、29 レーザー光導入窓
32 パルスレーザー光源
41、42 電極
43 電源
51、52 輻射冷却板
53、54 電子冷却手段
61 ガスジェット噴射ノズル
62 回収ノズル
63 不活性ガス供給源
64 電磁弁
65 同期装置
R レチクル
W ウエハ

Claims (10)

  1. レチクルに形成されたパターンを真空環境下でウエハに露光する露光装置において、前記レチクルを保持するレチクルチャックと、前記ウエハを保持するウエハチャックと、前記レチクルチャックと前記ウエハチャックの少なくとも一方の対象物にパルスレーザー光を照射するレーザー光照射ユニットとを備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記対象物が載置されるステージを有し、該ステージは、前記パルスレーザー光の前記対象物への照射に際し移動することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記パルスレーザー光をシート状に整形する整形光学系を有し、前記ステージは、前記パルスレーザー光の前記対象物への照射に際し、前記シート状のパルスレーザー光の伸びる方向に対して直交する方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記パルスレーザー光をスポット状に整形する整形光学系を有し、前記ステージは、前記対象物であるウエハチャックへの前記パルスレーザー光の照射に際し、前記ウエハチャックを2方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  5. 前記パルスレーザー光をスポット状に整形する整形光学系と、前記パルスレーザー光の前記レチクルチャック上での照射位置をある方向に沿って変える偏向ユニットとを有し、前記ステージは、前記対象物であるレチクルチャックへの前記パルスレーザー光の照射に際し、前記レチクルチャックを前記ある方向に対して直交する方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  6. 前記レーザー照射ユニットによりパルスレーザー光が照射される空間にガスを供給するガス供給ユニットを有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1つの請求項に記載の露光装置。
  7. 前記レーザー照射ユニットによりパルスレーザー光が照射される空間に設けられた一対の電極を有し、該一対の電極は、前記パルスレーザー光の照射に際し電場を形成することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つの請求項に記載の露光装置。
  8. 前記対象物に対して平行に配置された冷却板を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1つの請求項に記載の露光装置。
  9. 前記レーザー光照射ユニットの発光に同期して、前記対象物にガスを噴射するガス噴射ユニットを有することを特徴とする請求項1〜8の何れか1つの請求項の露光装置。
  10. 請求項1〜8の何れか1つの請求項に記載の前記露光装置を用いて、レチクルをクリーニングする工程と、クリーニングされたレチクルを用いて、パターンをウエハに転写する工程と、パターンが転写されたウエハを現像する工程とを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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