JP2008146914A - 航空灯火 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源4を取り囲む下部灯体21の内壁面からなる反射部2E,2Fを設けて、光源4からの光を反射して透光部2H,2Jから灯体2の外側へ出射する。
【選択図】 図1
Description
また、航空灯火は、降雨や霧などにより十分な視界が得られない状況であっても、航空機に対して確実に位置を指示する必要があるため、十分な光量が必要とされる。この場合、十分な光量の光を出射する光源を用いればよいが、光源の大型化やコストアップ、さらには消費電力の増大といった問題が生ずる。したがって、光源からの光を灯体内で吸収せず、効率よく外部へ出射する必要がある。
また、透光部に、光源からの光を上方に出射する上部透光部を設け、上部透光部を形成する灯体の内壁面からなり、反射部からの反射光を再度反射して出射する補助反射部をさらに備えてもよい。
特に、灯体の内壁面を利用して反射部を形成したので、別途反射鏡を設ける必要がなく、反射鏡を灯体内部に収納するスペースがない場合でも、光源からの光を外部へ効率よく導くことができる。また別個の部品として反射鏡が不要なため、航空灯火全体のコストダウンを実現できる。
まず、図1〜3を参照して、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火を示す平面図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火を示す正面視断面図(II-II)である。図3は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火を示す底面視断面図(III-III)である。
本実施の形態は、光源4を取り囲む灯体2の内壁面からなり、光源4からの光を反射して透光部2H,2Jから灯体2の外側へ出射する反射部2E,2Fを備えたものである。
次に、図1〜3を参照して、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火の構成について説明する。
航空灯火10は、光源4が内部に収納配置されて、路面9に埋設された基台1に取り付けられる灯体2と、この灯体2に設けられて光源4からの光を灯体2の外側へ出射する透光部2H,2Jから構成される。
基台1の下側部には、光源4に対して電源を供給する配線8を導入するための導入口1A〜1Cが設けられている。また、基台1の上端には、開口の周縁から内側に向かって、灯体2取付用のフランジ部1Dが突設され、補強用のリブ1Eが設けられている。
下部灯体21は、全体として略円環状をなし、上部灯体22を固定するための皿部2Aと、この皿部2Aの下面から下方に向かって突設された筒部2Bとが、アルミ鋳物などにより一体に形成されている。
皿部2Aの外周部には3つの取付穴が設けられおり、環状のパッキン13を介して基台1のフランジ部1Dに設けられた取付穴と対向して基台1に載置された下部灯体21が、これら取付穴を挿通するボルト11とこれら螺合するナット12により、基台1に固定されている。
下部反射部2Eは、全体として椀型の底部が切断された環状をなしている。下部反射部2Eの下端は端子収納部2Cと接続しており、下部反射部2Eの上端は上部反射部2Fの下端と接続している。
上部反射部2Fは、全体として椀型の底部が切断された環状をなしている。上部反射部2Eの上端は上部灯体22の凹部2Gと接続している。
上部灯体22の下面外周部には、ネジ穴(図示せず)が設けられており、下部灯体21の取付穴(図示せず)と対向して、皿部2Aに環状のパッキン24を挟んで載置された上部灯体22が、この取付穴を挿通して上記ネジ穴とする螺合するネジ23により、皿部2Aの上面に固定されている。
凹部2Gは、その下端が下部灯体21の光源収納部2Dに接続しており、光源4の上部を収納する。また、凹部2Gは、その上端が上部透光部2Hと接続しており、光源4からの直接光や反射部2E,2Fからの反射光を、灯体2の外側上方へ導く。
上部透光部2Hの上端開口部には、円盤状のレンズ61が嵌着されている。このレンズ61は、ガラスなどの透明部材からなり、上部透光部2Hを覆うように環状のパッキン6Aを介して上部灯体22の上面に固着されている。
光源4は、円筒状のフィラメント4Aを有するハロゲン電球などの高輝度光源からなりソケット41に嵌合されて、光源収納部2Dおよび凹部2Gの中央部に直立した状態で支持される。ソケット41は、端子板43により取付板3から上方へ突設するよう固定されている。光源4としては、球体が透明ガラスからなる透明球のほか、球体ガラスにフロスト処理を施したフロスト球を用いてもよい。
次に、図4〜図7を参照して、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火の動作について説明する。図4は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火から出射される直接光を示す説明図である。図5は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火の上部透光部から出射される反射光を示す説明図である。図6は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火の上部透光部から出射される再反射光を示す説明図である。図7は、本発明の一実施の形態にかかる航空灯火の側部透光部から出射される反射光を示す説明図である。
光源4のフィラメント4Aの上端から出た光の一部は、凹部2G、上部透光部2H、およびレンズ61を介して灯体2の上方へ向けて出射される。この直接光7Aは、上下角度方向において真上方向から斜め上方まで拡がりを持つものの、真上方向θa1からフィラメント4Aの上端と上部透光部2Hの内壁上端部2Haを結ぶ角度θa2までの角度範囲θaに制限される。
したがって、光源4が透明球である場合、光源4からの直接光は、角度範囲θa,θbに制限され、θaとθbの間の角度範囲には出射されない。
光源4のフィラメント4Aの側部から出た光の一部は、光源収納部2Dを介してその内壁に形成されている上部反射部2Fで反射され、この反射光7Cは、凹部2G、上部透光部2H、およびレンズ61を介して灯体2の斜め上方へ向けて出射される。
この際、上下角度方向において、上部反射部2Fの上端部2Faと上部透光部2Hの内壁上端部2Haを結ぶ角度θc2が、フィラメント4Aの上端と上部透光部2Hの内壁上端部2Haを結ぶ角度θa2より低い角度となる位置に、上部反射部2Fが形成されている。
光源4のフィラメント4Aの側部から出た光の一部は、光源収納部2Dを介してその内壁に形成されている上部反射部2Fで反射され、その一部の反射光が凹部2Gを介して上部透光部2Hの内壁に形成されている補助反射部2Iで再反射され、この反射光7Dは、レンズ61を介して灯体2の斜め上方へ向けて出射される。
この際、上下角度方向において、上部透光部2Hの内壁下端部2Hb(補助反射部2Iの下端)と上部透光部2Hの内壁上端部2Haを結ぶ角度θd2が、フィラメント4Aの上端と上部透光部2Hの内壁上端部2Haを結ぶ角度θa2より低い角度となる位置に、補助反射部2Iが形成されている。
また、レンズ61の表面にプリズム処理やフロスト処理を施すことにより、上部透光部2Hから斜め上方へ向けて出射される光の光束を拡散させることができ、より広い範囲へ光を出射することが可能となる。
光源4のフィラメント4Aの側部から出た光の一部は、光源収納部2Dを介してその内壁に形成されている下部反射部2Eで反射された後、レンズ62および側部透光部2Jを介して灯体2の斜め上方へ向けて出射される。この際、下部反射部2Eが、フィラメント4Aとレンズ62を結ぶ後方延長線上に位置しているため、反射光7Dは、上下角度方向において直接光7Bとほぼ等しい角度θe1からθe2までの角度範囲θeで出射される。
また、従来は黒色に塗装することにより光を吸収していた下部灯体21の内壁面を利用して反射部2E,2Fを形成したので、別途反射鏡を設ける必要がなく、反射鏡を灯体内部に収納するスペースがない場合でも、光源4からの光を外部へ効率よく導くことができる。また別個の部品として反射鏡が不要なため、航空灯火全体のコストダウンを実現できる。
Claims (4)
- 光源が内部に配置されるとともに、箱状の基台に取り付けられる蓋状の灯体と、
前記灯体に設けられて前記光源からの光を前記灯体の外側へ出射する透光部と、
前記光源を取り囲む前記灯体の内壁面からなり、前記光源からの光を反射して前記透光部から前記灯体の外側へ出射する反射部と
を備えることを特徴とする航空灯火。 - 請求項1に記載の航空灯火において、
前記反射部は、上方向に拡開するよう椀状に形成された前記内壁面からなることを特徴とする航空灯火。 - 請求項1に記載の航空灯火において、
前記透光部は、前記光源からの光を上方に出射する上部透光部を有し、
前記上部透光部を形成する前記灯体の内壁面からなり、前記反射部からの反射光を再度反射して出射する補助反射部をさらに備える
ことを特徴とする航空灯火。 - 請求項1に記載の航空灯火において、
前記透光部は、前記光源からの光を上方に出射する上部透光部と、前記光源からの光を斜め上方に出射する側部透光部を有し、
前記反射部は、前記椀状に形成された前記内壁面を上下に分割して形成した、異なる凹曲面からなる上部反射部と下部反射部からなり、
前記上部反射部は前記光源からの光を前記上部透光部に対して反射し、前記下部反射部は前記光源からの光を前記側部透光部に対して反射する
ことを特徴とする航空灯火。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016195072A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | コイト電工株式会社 | 灯器 |
KR101855387B1 (ko) * | 2017-07-21 | 2018-05-04 | (주)새한기술그룹 | 항공등화용 매립등기구 설치장치 |
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JP2000228102A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-08-15 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 標識灯用ランプ、埋込型標識灯及び埋込型標識灯装置 |
JP2006261085A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-09-28 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 標識灯 |
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2006
- 2006-12-07 JP JP2006330491A patent/JP4885695B2/ja active Active
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