JP2008144989A - 排熱シャッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部の塵埃等の周囲環境から内蔵機器を保護する必要がある従来装置では、排気口にエアフィルタを取り付けることで塵埃等に対応しているが、このエアフィルタによって大きな圧力損失が発生し排熱効率が下がるという問題が発生する。
【解決手段】回転ブロック4の回転によって固定ベース1に接離される可動ブロック8を設け、対象装置内の温度が所定温度以上であると判定された場合に固定ベース1と可動ブロック8との間の通風路11を開き、対象装置内の温度が所定温度未満であると判定された場合に通風路11を閉じる。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象装置内の熱を外部に排出するための排熱シャッタ装置に関し、特に、排気口に対して回転ブロックの回転のみで簡単に開閉可能なシャッタを適用することで、エアフィルタを用いる場合に比べて圧力損失を少なくでき、塵埃の進入を防ぎつつ排熱効率を向上できる新規な改良に関するものである。
一般的な周知技術のため特に文献名は挙げていないが、外部の塵埃等の周囲環境から内蔵機器を保護する必要がある装置では、排気口にエアフィルタを取り付けることで塵埃等に対応している。
上記のような従来装置では、エアフィルタを用いているので、大きな圧力損失が発生し排熱効率が下がるという問題が発生する。
本発明に係る排熱シャッタ装置は、対象装置内の熱を外部に排出するための排熱シャッタ装置であって、前記対象装置の外壁に一体に設けられるか又は前記対象装置の外壁に取り付けられ、排熱空気が通過する通風孔が設けられた固定ベースと、前記通風孔に挿入されるとともに前記通風孔内で軸受けを介して前記固定ベースに回転自在に取り付けられた固定側端部及び該固定側端部と一体に設けられ前記通風孔から突出する突出側端部からなる筒状の回転ブロックと、前記回転ブロックに設けられ、前記排熱空気が通過する切欠部及び軸方向にストロークを有するカム溝と、前記固定ベースと対向して配置され、前記突出側端部が挿入される挿入凹部を有する可動ブロックと、前記可動ブロックに設けられ前記カム溝に係合される係合部材と、前記回転ブロックを回転させる駆動モータとを備え、前記回転ブロックの回転により前記可動ブロックが軸方向に移動され、前記固定ベースと前記可動ブロック間の通風路の開閉が行われる構成としたことを特徴とする。
また、前記対象装置内の温度を検出する温度センサをさらに備え、前記温度センサからの信号に基づいて前記固定ベースと前記可動ブロックとの接離が制御されることを特徴とする。
また、前記固定ベースの前記可動ブロックに対向する端部から前記回転ブロックの軸方向に突出するガイドピンをさらに備え、前記可動ブロックには、前記ガイドピンが進退自在に挿入されるガイド穴が設けられており、前記ガイドピンは、前記可動ブロックの接離方向の移動を案内するとともに、前記可動ブロックの回転を規制することを特徴とする。
本発明の排熱シャッタ装置によれば、前記回転ブロックの回転により前記可動ブロックが軸方向に移動され、前記固定ベースと前記可動ブロック間の通風路の開閉が行われるようになっているので、排気が発生しないときは通風路を閉じる(シャッタを閉じる)ことで塵埃の進入を防ぐことができるとともに、排気が発生するときは通風路を開き(シャッタを開き)、排圧によって塵埃の進入を防ぐことができる。即ち、エアフィルタを用いる場合に比べて圧力損失を少なくでき、塵埃等の進入を防ぎつつ排熱効率を向上できる。また、前記通風路を開閉するときにのみ駆動モータに電力を供給すればよく、例えばソレノイド等を用いた場合に比べて待機状態の消費電力を小さくできる。
また、前記制御信号入力手段は、前記温度センサからの信号に基づいて前記固定ベースと前記可動ブロックとの接離を制御するので、降雨時に前記シャッタを閉じたままにすることができ、降雨から内蔵機器をより確実に保護することができる。
また、前記ガイドピンは、前記可動ブロックの接離方向の移動を案内するとともに、前記可動ブロックの回転を規制するので、前記シャッタの開閉をより円滑にすることができ、動作の信頼性を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による排熱シャッタ装置の断面図である。図2は、図1の回転ブロックを示す斜視図である。図3は、図2の回転ブロックの要部を示す正面図である。図において、筐体内に機械等を有する構成の対象装置(図示せず)の外壁に一体に設けられた固定ベース1には、対象装置内のダクト2に接続され排熱空気3が通過する通風孔1aが設けられており、通風孔1a内には筒状の回転ブロック4が配置されている。この回転ブロック4は、軸受け5を介して前記固定ベース1に回転自在に取り付けられた固定側端部4aと、該固定側端部4aと一体に設けられ前記通風孔1aから突出する突出側端部4bとから構成されており、該突出側端部4bの周壁には前記排熱空気3が通過する切欠部6と、回転ブロック4の軸方向にストロークを有するカム溝7とが設けられている。具体的には、前記カム溝7は、前記回転ブロック4を径方向から見たときに、回転ブロック4の周方向に対して傾斜しながら回転ブロック4の軸方向に延在する傾斜部7aと、この傾斜部7aの両端で該傾斜部7aに一体に設けられるとともに前記回転ブロック4の周方向に沿って延在する一対の規制部7bとから構成されている。
このカム溝7には、可動ブロック8に設けられたボール(係合部材)9が係合されている。可動ブロック8は、前記固定ベース1と対向して配置されており、その前記固定ベース1に対向する端部の中央には前記突出側端部4bが挿入される挿入凹部8aが設けられ、前記ボール9はこの挿入凹部8aの周壁に取り付けられている。
前記回転ブロック4には例えばギア(図示せず)等によってステップモータ等の駆動モータ10が接続されており、前記回転ブロック4はこの駆動モータ10の駆動力によって回転される。可動ブロック8は、前記回転ブロック4が回転されることによって、前記カム溝7のストローク分だけ往復移動され、前記固定ベース1と可動ブロック8との間の通風路11が開閉される(シャッタが開閉される)。尚、可動ブロック8の固定ベース1に対向する端部にはパッキン12が固定されており、可動ブロック8は、該パッキン12を介して固定ベース1に接触される。
前記固定ベース1の両側1A,1Bには、該固定ベース1の一端1b側から他端1c側へ向けてその肉厚を貫通し、かつ前記回転ブロック4の軸方向に沿って突出するガイドピン13がそれぞれ取り付けられており、前記可動ブロック8の両側8A,8Bには、各ガイドピン13が進退自在に挿入されるガイド穴14がそれぞれ設けられている。このガイドピン13は、前記可動ブロック8の固定ベース1に対する接離方向の移動を案内するとともに、前記可動ブロック8の回転を規制する。
ここで、駆動モータ10には、該駆動モータ10に動作制御のための制御信号を入力する制御信号入力手段15が接続されており、該制御信号入力手段15は、前記駆動モータ10による前記回転ブロック4の回転を制御することで、前記通風路11の開閉を制御する。具体的には、この制御信号入力手段15には、前記対象装置内の温度を検出する温度センサ16が接続されており、制御信号入力手段15は、この温度センサ16からの信号に基づいて対象装置内の温度が所定温度以上であるか否かを判定し、所定温度以上と判定した場合に通風路11を開き、所定温度未満と判定した場合に通風路11を閉じる。このため、例えば、降雨によって気温が低く対象装置内の温度が高くなりにくい場合や、太陽による内部温度上昇が少ないときには、通風路11の閉状態が維持される。また、排熱空気3が排気される時にのみ通風路11が開かれるため、該通風路11からの塵埃の進入は防がれる。尚、制御信号入力手段15は、図示していないが、プログラム等の情報を記憶するメモリ(RAM及びROM)と、該メモリの情報に基づいて演算処理する処理部(CPU)とからなるコンピュータである。また、前述の構成において、前記駆動モータ10は、温度センサ16と制御信号入力手段15とを用いて駆動する場合について述べたが、手動のマニュアルスイッチのオン/オフ操作のみでも駆動可能である。
ここで、例えば、駆動モータ10の代わりにソレノイドとバネとを用いて、可動ブロック8を直に直線的に駆動することもできる。しかしながら、ソレノイドを用いた場合、シャッタを閉じているときに、常にソレノイドに電力を供給する必要があり、待機状態の消費電力が大きくなる。これに対して、この実施の形態では、制御信号入力手段15はシャッタを開閉する時にのみ駆動モータ10に制御信号を入力する。すなわち、シャッタの開状態及び閉状態を継続しているときには、前記駆動モータ10に電力は供給されず、待機状態の消費電力を小さく抑えることができる。駆動モータ10に電力が供給されていないときには、駆動モータ10に無励磁トルクが発生し、この無励磁トルクによって例えば人や物が当たってシャッタが閉じられる等の意図しないシャッタの開閉を規制できる。また、シャッタが開状態及び閉状態であるときは、ボール9は前記カム溝7の規制部7bに係合されており、この規制部7bにより前記可動ブロックの接離方向の移動が規制されるので、意図しないシャッタの開閉がより確実に防止される。
なお、実施の形態1では、固定ベース1は、対象装置の外壁に一体に設けられていると説明したが、対象装置の外壁に別体として取り付けられてもよい。
また、実施の形態1では、制御信号入力手段15は、メモリ(RAM及びROM)と処理部(CPU)とからなるコンピュータであると説明したが、アナログ回路で構成してもよい。
さらに、実施の形態1では、カム溝7に係合される係合部材をボール9と説明したが、例えばピン等であってもよい。
さらにまた、実施の形態1では、制御信号入力手段15は、温度センサ16からの信号に基づいて通風路11の開閉を制御すると説明したが、前記対象装置の電源のオン及びオフの切り替えに連動して該シャッタの開閉を制御してもよい。これは、対象装置の電源がオンされたら対象装置内の温度が所定温度以上になり、対象装置の電源がオフされたら該対象装置内の温度が所定温度未満になるとの考えに基づく簡易的な制御である。
本発明の実施の形態1による排熱シャッタ装置の断面図である。 図1の回転ブロックを示す斜視図である。 図2の回転ブロックの要部を示す拡大正面図である。
符号の説明
1 固定ベース、1a 通風孔、3 排熱空気、4 回転ブロック、4a 固定側端部、4b 突出側端部、5 軸受け、6 切欠部、7 カム溝、8 可動ブロック、8a 挿入凹部、9 ボール(係合部材)、10 駆動モータ、11 通風路、12 パッキン、13 ガイドピン、14 ガイド穴、16 温度センサ。

Claims (3)

  1. 対象装置内の熱を外部に排出するための排熱シャッタ装置であって、
    前記対象装置の外壁に一体に設けられるか又は前記対象装置の外壁に取り付けられ、排熱空気(3)が通過する通風孔(1a)が設けられた固定ベース(1)と、
    前記通風孔(1a)に挿入されるとともに前記通風孔(1a)内で軸受け(5)を介して前記固定ベース(1)に回転自在に取り付けられた固定側端部(4a)及び該固定側端部(4a)と一体に設けられ前記通風孔(1a)から突出する突出側端部(4b)からなる筒状の回転ブロック(4)と、
    前記回転ブロック(4)に設けられ、前記排熱空気(3)が通過する切欠部(6)及び軸方向にストロークを有するカム溝(7)と、
    前記固定ベース(1)と対向して配置され、前記突出側端部(4b)が挿入される挿入凹部(8a)を有する可動ブロック(8)と、
    前記可動ブロック(8)に設けられ前記カム溝(7)に係合される係合部材(9)と、
    前記回転ブロック(4)を回転させる駆動モータ(10)と
    を備え、
    前記回転ブロック(4)の回転により前記可動ブロック(8)が軸方向に移動され、前記固定ベース(1)と前記可動ブロック(8)間の通風路(11)の開閉が行われる構成としたことを特徴とする排熱シャッタ装置。
  2. 前記対象装置内の温度を検出する温度センサ(16)をさらに備え、
    前記温度センサ(16)からの信号に基づいて前記固定ベース(1)と前記可動ブロック(8)との接離が制御されることを特徴とする請求項1記載の排熱シャッタ装置。
  3. 前記固定ベース(1)の前記可動ブロック(8)に対向する端部から前記回転ブロック(4)の軸方向に突出するガイドピン(13)をさらに備え、
    前記可動ブロックには、前記ガイドピン(13)が進退自在に挿入されるガイド穴(14)が設けられており、
    前記ガイドピン(13)は、前記可動ブロック(8)の接離方向の移動を案内するとともに、前記可動ブロック(8)の回転を規制することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排熱シャッタ装置。
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