JP2008143628A - Overturn prevention device of working machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、走行用のクローラーを有する作業機械が作業中に横転するのを防止する作業機械の横転防止装置に関するものである。 The present invention relates to a rollover prevention device for a work machine that prevents a work machine having a crawler for traveling from rolling over during work.
従来の技術として、クローラークレーンの左右のクローラーフレームの側面であって、かつクローラークレーン本体の重心よりも前方の位置にジャッキビームを外側方に向けて突出固定し、該ジャッキビームの先端に油圧式のジャッキを下方に向けて取り付け、該ジャッキを伸長作動させてクローラーの下面が水平になるようにその前部を地面から持ち上げ、該クローラーの前部下面と地面との間に楔形の傾斜板を挿入することにより、クローラークレーンを水平に支持するようにしたものがあった。 As a conventional technique, a jack beam is protruded and fixed to the side of the crawler frame on the left and right sides of the crawler crane and in front of the center of gravity of the crawler crane main body, and is hydraulically connected to the tip of the jack beam. The jack is extended downward and the jack is extended to lift the front part of the crawler so that the lower face of the crawler is horizontal, and a wedge-shaped inclined plate is placed between the lower face of the front part of the crawler and the ground. There was one which supported a crawler crane horizontally by inserting.
前記従来のものは、ジャッキビームの先端部及びジャッキがクローラーから常時外側方に突出するものであったため、クローラークレーンが走行する際に前記ジャッキビーム及びジャッキが障害物あるいは作業者に衝突するおそれがあり、安全性に乏しいものであった。この衝突を回避するためには、走行する都度前記ジャッキビーム及びジャッキをクローラーフレームから取り外す必要があるが、これは手数及び労力を有するものである。また、油圧式のジャッキで重量の有るクローラークレーンを支持するようにしていたので、該ジャッキは高負荷に耐える高価なジャッキを必要とするものであった。
本発明は、構造簡素にして高負荷に耐える新規な作業機械の横転防止装置を得ることを目的とする。 An object of the present invention is to obtain a novel rollover prevention device for a work machine that has a simple structure and can withstand high loads.
本発明は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、ボディの両側部にクローラーフレームを進行方向に延長させて固定し、該クローラーフレームに無端状のクローラーシューを周回可能に装着してなる下部走行体と、前記ボディの上部にブーム及び運転室を旋回可能に連結してなる上部旋回体とを有する作業機械を設け、前記クローラーフレームに支点ピンを上方かつ外側方に傾斜させて設け、該支点ピンに棒状の補助脚の一端部を回動可能に連結し、該補助脚を前記支点ピンを中心として前記クローラーフレームの長手方向と直交する下向きと該クローラーフレームの長手方向に沿う前後向きとに回動させる回動装置を設け、前記補助脚は、前記下向きに回動させた際に、その下端が地面に接近又は当接する長さとしたものである。
請求項2に係る発明は、前記クローラーフレームに、上面が外側方に向かって下り傾斜するホルダを固定し、該ホルダにその上面から直交方向上方に突出する支点ピンを設けたものである。
請求項3に係る発明は、前記回動装置として、油圧シリンダの一端をクローラーフレーム又はホルダに連結し、該油圧シリンダの他端を補助脚に連結する構成にしたものである。
The present invention is configured as follows to achieve the above object. That is, the invention according to
According to a second aspect of the present invention, a holder whose upper surface is inclined downward toward the outer side is fixed to the crawler frame, and a fulcrum pin that protrudes upward in the orthogonal direction from the upper surface is provided on the holder.
According to a third aspect of the present invention, as the rotating device, one end of a hydraulic cylinder is connected to a crawler frame or a holder, and the other end of the hydraulic cylinder is connected to an auxiliary leg.
本願の請求項1に係る発明は、回動装置を一方に作動させると、補助脚が支点ピンを中心としてクローラーフレームの長手方向と直交する下向きに回動され、該補助脚の下端がクローラーフレームから外側方に露出して地面に接近又は当接することになる。これにより、作業機械が横向きに倒れようとすると、前記補助脚が地面を突っ張り、前記横向きの倒れを阻止することになる。この場合、補助脚は棒状となっているので高い圧縮荷重に耐えることになる。また、前記回動装置を他方に作動させると、前記補助脚が支点ピンを中心としてクローラーフレームの長手方向に沿う前後向きに回動され、該補助脚がクローラーシューで囲まれた空間内に収納されることになる。これにより、作業機械の走行時に、前記補助脚が障害物あるいは作業者に接触しなくなる。
In the invention according to
請求項2に係る発明は、支点ピンをクローラーフレームと別体のホルダに取り付けたので、ホルダの上面の傾斜角度、あるいはクローラーフレームに対するホルダの取り付け角度を変更することにより、クローラーフレームに対する支点ピンの傾斜角度を容易に変更することができる。これにより、補助脚を、機種の異なる作業機械に容易に対応させて取り付けることができる。
In the invention according to
請求項3に係る発明は、小負荷で済む補助脚の回動を油圧シリンダで行なうようにしたので、回動装置を小型にすることができ、該回動装置をクローラーシューで囲まれた空間内に容易に配置することができる。 In the invention according to claim 3, since the auxiliary leg that requires a small load is rotated by the hydraulic cylinder, the rotating device can be reduced in size, and the rotating device is surrounded by a crawler shoe. Can be easily placed inside.
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明の実施例を示す作業機械の一部断面正面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2のAから見た要部拡大部図である。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a partially sectional front view of a working machine showing an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged view of a main part viewed from A of FIG.
図1において、1は作業機械であり、下部走行体2及び上部旋回体10を有する。下部走行体2は、ボディ3の左右両側にアーム4を介して前後方向(進行方向)に延びるクローラーフレーム5を固定する。前記クローラーフレーム5の前後端部に遊動輪及び駆動輪を取り付け、該遊動輪、駆動輪間に無端状のクローラーシュー6を懸回し、該クローラーシュー6により前記クローラーフレーム5を囲繞する。
In FIG. 1,
上部旋回体10は、前記ボディ3の上部に旋回台11を上下軸心を中心として旋回可能に取り付け、該旋回台11に運転室12、ブーム13、エンジン等を取り付け、ブームの先端部にバケット、あるいはウインチのワイヤによって上下動されるフック等を取り付けて所定の作業が行なえるようにする。
The
図2、図3に示すように、前記クローラーフレーム5の前後方向中間部にホルダ15、支点ピン16を介して補助脚17を回動可能に取り付ける。前記ホルダ15は前後方向に細長くして前記クローラーフレーム5の上面に溶接あるいはボルト等によって強固に固定し、上面15aが右方(外側方)に向かって下り傾斜する断面三角形状とする。本例では前記ホルダ15の前後方向の長さを約2400mmとし、前記上面15aの水平面に対する傾斜角度(α1)を約43度とする。
As shown in FIGS. 2 and 3, an
前記支点ピン16は、前記ホルダ15の前後方向中心部に、その上面15aに対して直交方向上方に突出させて固定するとともに、先端部に雄ねじを形成する。該支点ピン16に前記補助脚17を回動可能に連結する。該補助脚17は、角パイプ製の主体部17aの上端部にブラケット17bを一体的に固着し、下端部に接地パッド17cを前後方向のピン17dを介して回動可能に連結してなり、前記ブラケット17bの上下中心部を前記支点ピン16に回動可能に嵌合させ、該支点ピン16の先端部にナット17eをねじ嵌合させて抜け止めする。
The
前記補助脚17は、本例では、支点ピン16から下端までの長さL1を約823mm、支点ピン16から上部連結ピン20dまでの長さL2を約125mmとし、主体部17aは厚さT1が約75mm、幅T2が約150mmとなる角パイプ材とする。なお、前記主体部17aは円筒のパイプ材により形成してもよい。
In this example, the
20は前記補助脚17を回動させる回動装置である。該回動装置20は油圧シリンダからなり、図3に示すように、ホルダ15の上部に前後(図3において左右)方向に配置し、シリンダケース20aの後端を下部連結ピン20cによりホルダ15の前部側に回動可能に連結し、ロッド20bの頭部を上部連結ピン20dによりブラケット17bの上端部に回動可能に連結する。
前記補助脚17は、回動装置20、即ち油圧シリンダを伸長作動させると、図2、図3に示すように支点ピン16を中心として下向きに回動して下端の接地パッド17cが地面Gに接近又は当接し、前記油圧シリンダを短縮作動させると、図3の仮想線で示すように、前記支点ピン16を中心として後方向に回動させ、ホルダ15の上面15aに沿う前後向きとなる。
When the
以上説明したように、本発明は、補助脚17を、支点ピン16を中心として回動させるのみで、該補助脚17の下端部をクローラーシュー6で囲まれた空間から出没させ、該補助脚17を一方向に回動させてその下端部の接地パッド17cを前記空間から外側方に露出させると、該接地パッド17cが地面Gを突っ張って作業機械1の横転を防止し、また、前記補助脚17を他方向に回動させてクローラーシュー6で囲まれた空間内に格納せると、作業機械1の走行が安全に行なえることになる。従って本願発明は、小型かつ構造簡素になるとともに、補助脚17が常時クローラーフレーム5に取り付けられることになるので、補助脚17の着脱作業、保管場所が不要となる。なお、前記補助脚17は、左右のクローラーフレーム5にそれぞれ設けるようにしてもよく、また、一つのクローラーフレーム5に複数の補助脚17を前後方向に間隔をおいて設けるようにしてもよい。
As described above, according to the present invention, only by rotating the
1 作業機械
2 下部走行体
3 ボディ
4 アーム
5 クローラーフレーム
6 クローラーシュー
10 上部旋回体
11 旋回台
12 運転室
13 ブーム
15 ホルダ
15a 上面
16 支点ピン
17 補助脚
17a 主体部
17b ブラケット
17c 接地パッド
17d 回動ピン
17e ナット
20 回動装置
20a シリンダケース
20b ロッド
20c 下部連結ピン
20d 上部連結ピン
G 地面
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
JP2006330399A JP2008143628A (en) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | Overturn prevention device of working machine |
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2006
- 2006-12-07 JP JP2006330399A patent/JP2008143628A/en active Pending
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