JP2008141886A - 地絡検出保護回路を有するpamインバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体素子にストレスをかける事無く、安全確実に地絡保護をすることができる地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置を提供する。
【解決手段】地絡検出保護回路1は、2次側平滑コンデンサ12とインバータ19との間の正側直流母線に接続された回路開閉部16と、インバータ19の電源入力部と並列に接続されインバータ19の電源入力部の電圧を分圧する分圧部18と、分圧部18の分圧電圧を整流する整流器20と、整流器20により整流された電圧を検出する電圧検出器21と、を備え、電源投入時またはモータ停止中に回路開閉部16を開路とし、電圧検出器21による検出電圧に基づいて地絡有無を判断し、地絡検出した場合は、回路開閉部16が開路した状態を保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地絡検出保護回路を有する電力変換装置に関し、特に、電源投入時やモータ停止中に地絡を検出する地絡検出保護回路を有するPAM(Pulse Amplitude Modulation)インバータ装置に関する。
従来の地絡検出回路を有する電力変換装置は、交流電源を直流に変換するコンバータと並列に接続されたメインコンデンサと直流を交流に変換しモータを制御するインバータとの間の正の電流路にトランジスタを接続し、電源投入時にトランジスタをオフして電流路を遮断し、モータからインバータのパワートランジスタ、負の電流路を経て電源に流れ込む電流の有無を調べることにより地絡を検出するものである(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来技術を示す地絡検出保護回路を有する電力変換装置の構成図である。
図4において、10は交流電源、22はモータ、52はサイリスタ、53はメインコンデンサ、54はトランジスタ、55はダイオード、56はU相上側トランジスタ、57はV相上側トランジスタ、58はW相上側トランジスタ、59はU相下側トランジスタ、60はV相下側トランジスタ、61はW相下側トランジスタ、62、63、64、65、66、67はフライホイールダイオード、68は電流検出用抵抗である。
以下、図4を用いて、従来技術の地絡検出保護回路を有する電力変換装置における地絡検出動作を説明する。
電源投入時に、トランジスタ54をオフしてメインコンデンサ53に流れる電流を阻止する。モータ22の地絡している相がU相であるか調べるには、U相下側トランジスタ59をオンして、電源へ流れこむ電流の有無を検出する。流れ込む電流が有れば地絡していることになる。同様に、V相、W相を調べ、U、V、W相のいずれも地絡していなければトランジスタ54をオンして通常の動作を行なう。
このように、従来の地絡検出保護回路を有する電力変換装置は、直流母線の正側を切り離して、インバータ部の1相をオンした際の電源側へ流れ込む電流を検出することにより地絡検出するものである。
特開平5−030793号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、従来の地絡検出保護回路を有する電力変換装置は、インバータ部の1相をオンして電源側へ流れ込む電流を検出することにより地絡検出を行っているため、瞬時的に過大な電流が流れインバータ部のトランジスタにストレスをかけてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、トランジスタやフライホイールダイオードなどの半導体素子にストレスをかける事無く、安全確実に地絡保護をすることができる地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決する為、請求項1に記載の発明は、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記直流電圧を平滑する1次側平滑コンデンサと、前記平滑した直流電圧を交流に変換しモータを駆動するインバータと、前記1次側平滑コンデンサと前記インバータ間の正側直流母線に直列接続された自己消弧可能な半導体スイッチング素子およびリアクトルと、前記自己消弧可能な半導体スイッチング素子と並列接続されたダイオードと、前記インバータの電源入力部に並列接続された2次側平滑コンデンサと、前記2次側平滑コンデンサの負側と前記2次側平滑コンデンサの正側に接続された前記リアクトルに並列接続されたフライホイールダイオードと、前記インバータの出力部における地絡を検出して保護する地絡検出保護回路と、を備えたPAMインバータ装置において、前記地絡検出保護回路は、前記2次側平滑コンデンサと前記インバータの間の正側直流母線に接続され前記正側直流母線を開閉する回路開閉部と、前記インバータの電源入力部と並列に接続され前記インバータの電源入力部の電圧を分圧する分圧部と、前記分圧部の分圧電圧を整流する整流器と、前記整流器により整流された電圧を検出する電圧検出器と、を備え、前記地絡検出保護回路は、電源投入時または前記モータ停止中に前記回路開閉部を開路し前記電圧検出器による検出電圧に基づいて地絡有無を判断するものであることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置において、前記地絡検出保護回路は、地絡を検出した場合は前記回路開閉部を開路状態を保持するように制御し、地絡を検出しなかった場合は前記回路開閉部を閉路するように制御するものであることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、平滑コンデンサとインバータを回路開閉部で切り離してインバータの直流母線間に発生する電圧を検出することで地絡検出するようにしているので、インバータ出力端子が配線ミスなどで地絡している場合でも、トランジスタやフライホイールダイオードなどの半導体素子にストレスをかけることなく確実に地絡保護をすることができる。
また、請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の発明による効果に加え、地絡を検出した場合は、回路開閉部が開路した状態を保持するようにしているので、安全に地絡保護をすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を示す地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置の構成図である。
図1において、1は地絡検出保護回路、10は交流電源、11は交流電圧を直流電圧に変換するコンバータである整流ダイオードブリッジ、12は直流電圧を平滑する1次側平滑コンデンサ、13はダイオード、14は自己消弧可能な半導体スイッチング素子であり、PAM制御を行なう昇圧用トランジスタ、15は昇圧用リアクトル、16は回路開閉部としての開閉器、17は2次側平滑用コンデンサ、18は分圧部でありインバータ直流母線間の分圧電圧の検出抵抗、19は平滑した直流電圧を交流に変換しモータを駆動するインバータ、20は整流器、21は電圧検出器としてのA/D変換器、22はモータ、69はフライホイールダイオードである。
本発明が、図4に示す従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、本発明は、PAMインバータ装置を構成しており、2次側平滑コンデンサ17とインバータ19との間の正側直流母線と直列に接点が接続された開閉器16と、インバータ19の電源入力部と並列に接続され、インバータ19の電源入力部の電圧を分圧する分圧部18と、分圧部18の分圧電圧を整流する整流器20と、整流器20により整流された電圧を検出する電圧検出器21と、を備えるようにしている点である。
尚、本実施例では、回路開閉部16として開閉器を用いたが、開閉器の代わりにIGBTなどの自己消弧可能な半導体スイッチング素子を用いてもよい。
図2は、本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における整流回路20の構成図である。
図2において、30はダイオード、31はコンデンサ、32は放電抵抗である。
以下、図2を用いて、本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における整流回路20の構成を説明する。
整流回路20は、半波整流するダイオード30、半波整流された信号を平滑するコンデンサ31、コンデンサ31の電荷を所定の時定数で放電する放電抵抗32からなっている。
図3は、本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における地絡検出保護動作を説明するフローチャート図である。
以下、図3を用いて本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における地絡検出保護動作を説明する。
先ず、ステップST10で、開閉器16の接点を開路した状態で電源を投入する。
次にステップST20で、A/D変換器21を用いて整流器20の出力に電圧が発生しているか診断する。
整流器20の出力に電圧が発生していなければ、地絡していない事となり、ステップST30で、開閉器16の接点を閉路して通常の運転動作を行なう。
一方、ステップST20で、電圧が発生していれば、ステップST40で、地絡を検出したと判断し、開閉器16の接点が開路した状態を保持し、異常表示や電源遮断などの保護動作を行なう。
すなわち、インバータ19の出力回路に地絡が発生していれば インバータ19の出力端子からインバータ19のフライホイールダイオードを通じ直流母線間に電圧が発生するため、発生した電圧を検出抵抗18で分圧して整流器20を通した出力電圧をA/D変換器21を用いて検出することにより、地絡を検出することができるのである。
さらに、PAMインバータ装置は、モータ22停止中2次側コンデンサ17を無充電にするため、電源投入時だけでなくモータ22停止中でも同様の手順で地絡検出が可能である。
このように、本発明に係る地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置は、2次側平滑コンデンサ17とインバータ19との間の正の直流母線を開閉器16の接点にて切り離す構成としているため、地絡発生時のインバータ19のフライホイールダイオード及び2次側平滑コンデンサ17への突入電流を阻止でき、かつインバータ19の直流母線間の電圧を検出する事で、インバータ19の半導体素子にストレスをかける事無く地絡を確実に検出し安全に保護をすることができる。
本発明を示す地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置の構成図 本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における整流回路20の構成図 本発明の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置における地絡検出保護動作を説明するフローチャート図 従来技術を示す地絡検出保護回路を有する電力変換装置の構成図
符号の説明
1 地絡検出保護回路
10 交流電源
11 整流ダイオードブリッジ
12 1次側平滑コンデンサ
13、30、55 ダイオード
14、54 トランジスタ
15 リアクトル
16 開閉器
17 2次側平滑用コンデンサ
18 検出抵抗
19 インバータ
20 整流器
21 A/D変換器
22 モータ
31 コンデンサ
32 放電抵抗
52 サイリスタ
53 メインコンデンサ
56 U相上側トランジスタ
57 V相上側トランジスタ
58 W相上側トランジスタ
59 U相下側トランジスタ
60 V相下側トランジスタ
61 W相下側トランジスタ
62、63、64、65、66、67 フライホイールダイオード
68 電流検出用抵抗
69 フライホイールダイオード

Claims (2)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ(11)と、
    前記直流電圧を平滑する1次側平滑コンデンサ(12)と、
    前記平滑した直流電圧を交流に変換しモータ(22)を駆動するインバータ(19)と、
    前記1次側平滑コンデンサ(12)と前記インバータ(19)間の正側直流母線に直列接続された自己消弧可能な半導体スイッチング素子(14)およびリアクトル(15)と、
    前記自己消弧可能な半導体スイッチング素子(14)と並列接続されたダイオード(13)と、
    前記インバータ(19)の電源入力部に並列接続された2次側平滑コンデンサ(17)と、
    前記2次側平滑コンデンサ(17)の負側と前記2次側平滑コンデンサ(17)の正側に接続された前記リアクトル(15)に並列接続されたフライホイールダイオード(69)と、
    前記インバータ(19)の出力部における地絡を検出して保護する地絡検出保護回路(1)と、を備えたPAMインバータ装置において、
    前記地絡検出保護回路(1)は、
    前記2次側平滑コンデンサ(12)と前記インバータ(19)の間の正側直流母線に接続され前記正側直流母線を開閉する回路開閉部(16)と、
    前記インバータ(19)の電源入力部と並列に接続され前記インバータ(19)の電源入力部の電圧を分圧する分圧部(18)と、
    前記分圧部(18)の分圧電圧を整流する整流器(20)と、
    前記整流器(20)により整流された電圧を検出する電圧検出器(21)と、を備え、
    前記地絡検出保護回路(1)は、電源投入時または前記モータ(22)停止中に前記回路開閉部(16)を開路し前記電圧検出器(21)による検出電圧に基づいて地絡有無を判断するものであることを特徴とする地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置。
  2. 前記地絡検出保護回路(1)は、
    地絡を検出した場合は前記回路開閉部(16)を開路状態を保持するように制御し、
    地絡を検出しなかった場合は前記回路開閉部(16)を閉路するように制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の地絡検出保護回路を有するPAMインバータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252536A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp インバータ装置及びその故障診断方法
US9553443B2 (en) 2011-12-29 2017-01-24 General Electric Company Inverter and power system with fuse protection

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