JP2008141511A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置においても、当該クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示可能な字幕データを作成して情報記録媒体に記録できる記録装置を提供する。
【解決手段】映像データをDVD81に記録するDVDレコーダ100において、抽出手段(デコーダ部4、抽出プログラム104a等)は、クローズドキャプションデータが重畳された映像データからクローズドキャプションデータを抽出し、作成手段(サブピクチャエンコーダ53、作成プログラム104b等)は、抽出手段により抽出されたクローズドキャプションデータから字幕データを作成し、記録手段(DVDドライブ部8、記録プログラム104d等)は、作成手段により作成された字幕データを、DVD81における字幕データ格納領域(サブピクチャパック)に記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像データを情報記録媒体に記録する記録装置に関する。
クローズドキャプションとは、米国において、聴覚障害者向けに開発された文字放送である。現在北米等においては、テレビジョン放送の映像信号に、このクローズドキャプションデータを重畳することが義務付けられており、また、所定のサイズ以上のテレビジョン受像機には、クローズドキャプションデータのデコード機能の備え付けが義務付けられている。
クローズドキャプションデータのデコード機能が備わる装置として、例えば、特許文献1には、DVDタイトルなどのデジタル圧縮符号化されたビデオデータ列に含まれるクローズドキャプションデータを、コンピュータのディスプレイモニタ上に表示することが可能なコンピュータシステムが提案されている。
特開平11−196386号公報
一方、日本等においては、DVD(Digital Versatile Disc)等の情報記録媒体を再生する再生装置に、上記特許文献1のような、クローズドキャプションのデコード機能は通常設けられていない。
そのため、北米等のクローズドキャプションデータを含むテレビジョン放送が記録された情報記録媒体を、日本等におけるクローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置で再生する場合、クローズドキャプション専用のデコーダを別途用意する以外には、クローズドキャプションに基づく字幕を表示することが不可能であるという問題があった。
本発明の課題は、クローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置においても、当該クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示可能な字幕データを作成して情報記録媒体に記録できる記録装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、映像データを情報記録媒体に記録する記録装置において、
クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから字幕データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された前記字幕データを、前記映像データのジャンルに対応する翻訳辞書データを用いて、所定の言語に翻訳する翻訳手段と、
前記作成手段により作成された前記字幕データ及び/又は前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを前記情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録する記録手段と、を備え、
前記抽出手段は、前記情報記録媒体を再生する際における、前記クローズドキャプションデータに基づいて作成された前記字幕データに基づく字幕を出力するタイミングを抽出し、
前記記録手段は、前記作成手段により作成された前記字幕データ及び/又は前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを、前記抽出手段により抽出された前記タイミングと対応付けて、前記字幕データ格納領域に記録することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、映像データを情報記録媒体に記録する記録装置において、
クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから字幕データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された前記字幕データを、前記情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録する記録手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の記録装置において、前記抽出手段は、
前記情報記録媒体を再生する際における、前記クローズドキャプションデータに基づいて作成された前記字幕データに基づく字幕を出力するタイミングを抽出し、
前記記録手段は、
前記作成手段により作成された前記字幕データと、前記抽出手段により抽出された前記タイミングと、を対応付けて前記情報記録媒体に記録することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の記録装置において、前記作成手段は、
前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから作成された字幕データを、所定の言語に翻訳する翻訳手段を備え、
前記記録手段は、
前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを、前記字幕データ格納領域に記録することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の記録装置において、前記翻訳手段は、
所定のジャンルに対応する翻訳辞書データを備え、
前記映像データのジャンルに対応する前記翻訳辞書データを用いて翻訳することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、抽出手段により、クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータが抽出され、作成手段により、抽出手段により抽出されたクローズドキャプションデータから字幕データが作成され、翻訳手段により、作成手段により作成された字幕データが、当該映像データのジャンルに対応する翻訳辞書データを用いて、所定の言語に翻訳され、記録手段により、作成手段により作成された字幕データ及び/又は翻訳手段により翻訳された字幕データが情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録される。そして、抽出手段により、情報記録媒体を再生する際における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕が出力されるタイミングが抽出され、記録手段により、作成手段により作成された字幕データ及び/又は翻訳手段により翻訳された字幕データが、抽出手段により抽出されたタイミングと対応付けられて、字幕データ格納領域に記録される。
したがって、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示可能な字幕データが作成されて、タイミングデータとともに情報記録媒体に記録されるため、クローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置においても、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示することが可能となるとともに、映像データのジャンルに対応した翻訳辞書データを用いて所定の言語に翻訳された字幕を、適切なタイミングで表示することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、映像データを情報記録媒体に記録する記録装置において、抽出手段により、クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータが抽出され、作成手段により、抽出手段により抽出されたクローズドキャプションデータから字幕データが作成され、記録手段により、作成手段により作成された字幕データが、前記情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録される。
したがって、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示可能な字幕データが作成されて情報記録媒体に記録されるため、クローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置においても、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、抽出手段により、情報記録媒体を再生する際における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力するタイミングが抽出され、記録手段により、作成手段により作成された字幕データと、抽出手段により抽出されたタイミングと、が対応付けられて情報記録媒体に記録される。
したがって、再生装置において、適切なタイミングで字幕を出力することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、作成手段に備わる翻訳手段により、抽出手段により抽出されたクローズドキャプションデータから作成された字幕データが、所定の言語に翻訳され、記録手段により、翻訳手段により翻訳された字幕データが、字幕データ格納領域に記録される。
したがって、再生装置において、所定の言語に翻訳された字幕を表示することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、翻訳手段に、所定のジャンルに対応する翻訳辞書データが備わり、当該翻訳手段により、映像データのジャンルに対応する翻訳辞書データが用いられて翻訳される。
したがって、再生装置において、映像データのジャンルに対応した翻訳辞書データを用いて所定の言語に翻訳された字幕を表示することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態では、記録装置として、例えば、情報記録媒体としてのDVD(Digital Versatile Disc)に対して、テレビチューナ部又はHDD(Hard Disc Drive)部から入力される映像・音声データ等のコンテンツデータを記録するDVDレコーダを例示して説明を行う。
まず、図1を参照しながら、本実施形態におけるDVDレコーダ100の全体構成について説明する。
DVDレコーダ100は、コンテンツデータとしての所定の放送チャンネルのテレビジョン放送信号を選局するテレビチューナ部1と、ハードディスクに対してテレビジョン放送信号等のコンテンツデータの読み書きを行うHDD部2と、テレビチューナ部1側又はHDD部2側に接続を切換えることにより、入力されるコンテンツデータを選択する入力選択部3と、入力選択部3を介してテレビチューナ部1又はHDD部2から入力される入力されるコンテンツデータに対して所定のデコード処理を行って所定のデータを抽出するデコーダ部4と、デコーダ部4から入力されるコンテンツデータに対して所定のエンコード処理を行うエンコーダ部5と、字幕データに対して翻訳処理を行う翻訳部6と、エンコーダ部5から入力されるデータをDVDドライブ部8に供給するデータプロセッサ7と、データプロセッサ7から入力されるデータをDVD81に記録するDVDドライブ部8と、ユーザによるキー操作を受け付けるキー操作部9と、DVDレコーダ100全体を制御する制御部10と、等を備えて構成されている。
ここで、本実施形態のDVDレコーダ100は、例えば、アナログテレビジョン放送信号(NTSC: National Television Systems Committee)と、デジタルテレビジョン放送信号(ATSC: Advanced television Systems Committee)を受信可能であるものとする。本DVDレコーダ100のテレビチューナ部1において受信されるアナログテレビジョン放送信号には、映像データの各フィールドの垂直帰線消去期間(VBI: Vertical Blanking Interval)における第21H(第284H)の水平走査線に、クローズドキャプションデータが重畳されている。また、テレビチューナ部1において受信されるデジタルテレビジョン放送信号には、TSを構成するビデオストリームのうちのユーザデータ(user data)領域に、字幕用のクローズドキャプションデータが重畳されている。
さらに、本実施形態のDVDレコーダ100にはHDD部2が備わっており、テレビチューナ部1において受信されるクローズドキャプションデータが重畳されたアナログ/デジタルテレビジョン放送信号をハードディスクに一旦記録し、当該ハードディスクに記録されたコンテンツデータのうち所望のデータのみDVD81に記録すること等が可能である。
しかしながら、コンテンツデータを構成する映像データに重畳されたクローズドキャプションデータが、そのまま、クローズドキャプションデータとして映像データに重畳される形でDVD81等の情報記録媒体に記録されている場合、クローズドキャプション専用のデコーダを備える再生装置でなければ、当該クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示することができない。
そのため、本実施形態のDVDレコーダ100では、テレビチューナ部1から入力される又はHDD部2に一旦記憶されたコンテンツデータの映像データに重畳されたクローズドキャプションデータを、副映像データ化して、映像データとは別の副映像の字幕データとして、DVD81に記録するように構成した。そのため、本実施形態のDVDレコーダ100においてコンテンツデータが記録されたDVD81であれば、クローズドキャプションデコーダを備えない再生装置においても、当該クローズドキャプションデータに基づいて作成され、副映像として記録された字幕データに基づいて、字幕を表示させることが可能となる。
テレビチューナ部1は、例えば、デジタル放送信号及びアナログ放送信号を受信可能に構成されている。具体的には、テレビチューナ部1は、図示は省略するが、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路と、を備えており、アンテナ等により入力されたアナログ又はデジタルのテレビジョン放送信号(RF信号)と、局部発振回路から出力される局部発振信号とを混合回路により混合し、当該放送信号の周波数を選局するための制御部10からの制御出力に応じて、特定周波数帯の放送信号を受信する。そして、当該受信した放送信号に所定の処理を行うことにより、放送信号がアナログ信号である場合にはIF(Intermediate Frequency:中間周波)信号としてのコンテンツデータ、放送信号がデジタル信号である場合にはTS(トランスポートストリーム)としてのコンテンツデータに変換して、後段のデコーダ部4に出力する。
HDD部2は、例えば、ATA(AT Attachment)規格を採用しており、図示は省略するものの、装置本体に内蔵されたハードディスクと、ハードディスクに対するデータの記録或いはハードディスクに記録されたデータの読み出しを行う磁気ヘッドと、ハードディスクを回転駆動させるスピンドルモータと、磁気ヘッドをハードディスクの半径方向に移動させる送りモータと、等を備えて構成されている。当該HDD部2は、テレビチューナ部1により受信されるテレビジョン放送信号であるコンテンツデータをハードディスクに一旦記録し、その後制御部10の制御に従って、ハードディスクに記録されたコンテンツデータを再生する。HDD部2において再生されたコンテンツデータは、後段のデコーダ部4に出力されることとなる。
入力選択部3は、制御部10からの制御に応じて、テレビチューナ部1側又はHDD側に接続を切換える処理を行うことにより、入力されるコンテンツデータを選択して後段のデコーダ部4に出力する。
デコーダ部4は、分離部41、抽出部42及びA/D変換部43を備え、入力選択部3を介してテレビチューナ部1又はHDD部2から入力されるコンテンツデータに対して、所定のデコード処理を行い、コンテンツデータを構成する映像データに重畳されたクローズドキャプションデータと、DVD81を再生する際に、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を、映像データに基づく映像と同期した適切なタイミングで出力させるためのタイミングデータと、クローズドキャプションデータが重畳された映像データが含まれるコンテンツデータのジャンル情報と、を抽出する。これにより、当該デコーダ部4は抽出手段の一部を構成する。
具体的には、デコーダ部4は、テレビチューナ部1から入力選択部3を介して入力されるコンテンツデータがアナログテレビジョン放送信号である場合、当該アナログテレビジョン放送信号を、分離部41において映像データ及び音声データに分離する。そして、図示しない同期分離回路により映像データから分離した同期信号に基づいて、クローズドキャプションを抽出するためのゲートパルスを生成し、生成したゲートパルスに基づいて、抽出部42において、映像データのVBIデータに重畳されているクローズドキャプションデータを抽出する。また、デコーダ部4は、DVD81の再生処理における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力させるタイミングを示すタイミングデータを抽出する。そして、A/D変換部43において、アナログのコンテンツデータをデジタル信号に変換した後に、映像データをエンコーダ部5におけるビデオエンコーダ(後述)51に、音声データをオーディオエンコーダ(後述)52に、抽出したクローズドキャプションデータ及びタイミングデータをサブピクチャエンコーダ(後述)53にそれぞれ出力する。なお、コンテンツデータがアナログテレビジョン放送信号である場合には、ユーザはキー操作部9においてキー操作を行い、当該コンテンツデータのジャンル情報を適宜入力することができる。ユーザにより入力されたコンテンツデータのジャンル情報は制御部10に出力され、当該ジャンル情報に基づいて後述の翻訳部6における翻訳処理が行われることとなる。
また、デコーダ部4は、テレビチューナ部1から入力選択部3を介して入力されるコンテンツデータがデジタルテレビジョン放送信号である場合、当該デジタルテレビジョン放送信号としてのTSを、分離部41において、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリーム、オーディオストリーム及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等のデータストリームに分離し、抽出部42において、ビデオストリームのユーザデータ領域からクローズドキャプションデータを抽出する。また、デコーダ部4は、DVD81の再生処理における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力させるタイミングデータを抽出する。さらに、分離したSIからEPG(Electronic Program Guide: 電子番組ガイド)情報を取得して、当該EPG情報から、コンテンツデータのジャンル情報を抽出する。そして、ビデオストリームをビデオエンコーダ51に、オーディオストリームをオーディオエンコーダ52に、抽出したクローズドキャプションデータ及びタイミングデータをサブピクチャエンコーダ53に、ジャンル情報を制御部10に、それぞれ出力する。
さらに、デコーダ部4は、HDD部2から入力選択部3を介して入力されるコンテンツデータを、分離部41において、MPEG2規格下のビデオストリーム、オーディオストリーム及びPSI/SI等のデータストリームに分離し、抽出部42において、ビデオストリームのユーザデータ領域から字幕用のクローズドキャプションデータを抽出するとともに、DVD81の再生処理における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力させるタイミングデータを抽出する。さらに、分離したSIから、EPG情報を取得して、当該EPG情報から、コンテンツデータのジャンル情報を抽出する。そして、ビデオストリームをビデオエンコーダ51に、オーディオストリームをオーディオエンコーダ52に、抽出したクローズドキャプションデータ及びタイミングデータをサブピクチャエンコーダ53に、ジャンル情報を制御部10に、それぞれ出力する。
エンコーダ部5は、例えば、ビデオエンコーダ51と、オーディオエンコーダ52と、サブピクチャエンコーダ53と、フォーマッタ54と、等を備えて構成されている。
ビデオエンコーダ51は、デコーダ部4から入力される映像データをMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)方式に従って圧縮する。具体的には、ビデオエンコーダ51は、映像データに対して、DCT(Discrete Cosine Transform)、再量子化、動き補償、可変長符号化、及び多重化等の各種処理を行うことで、情報量の圧縮を行う。そして、圧縮された映像データをパケット化し、ビデオパケットとしてフォーマッタ54に送出する。
オーディオエンコーダ52は、例えば、デコーダ部4から入力される音声データをドルビーAC3(Dolby Audio Compression 3)方式に従って圧縮する。この方式が採用されたオーディオエンコーダ52では、音声データをMDCT(Modified Discrete Cosine Transform:修正離散コサイン変換)により、一旦サンプリング期間毎に周波数成分に変換して、再量子化、ビット数割り当て等の処理を行うことで、情報量の圧縮を行う。そして、圧縮された音声データをパケット化し、オーディオパケットとしてフォーマッタ54に送出する。
サブピクチャエンコーダ53は、例えば、キャラクタジェネレータ53a、漢字ROM(Read Only Memory)53b、メモリ53c、エンコーダ53d等を備えて成り、デコーダ部4から入力されるクローズドキャプションデータを字幕データに変換し、所定のエンコード処理を行う。
具体的には、サブピクチャエンコーダ53は、デコーダ部4から入力されるテキストデータであるクローズドキャプションデータを、キャラクタジェネレータ53aと、漢字・平仮名・片仮名等の文字毎にドット情報を記憶する漢字ROM53bと、においてビットマップ(BMP)データに変換する。そして、メモリ53cにおいて1フレーム分のデータを蓄積した後に、エンコーダ53dに送出し、エンコーダ53dにおいて1ライン毎に読み出して、連続する0の個数を伝送するランレングス符号化処理を行う。さらに、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データをパケット化して、サブピクチャパケットとしてフォーマッタ54に送出する。また、サブピクチャエンコーダ53は、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データが翻訳の対象である場合には、エンコーダ53dにおける符号化処理の前に、当該字幕データを翻訳部6に供給し、当該翻訳部6において後述の翻訳処理を行われることにより所定の言語に翻訳された字幕データを、エンコーダ53dにおいて符号化する。
翻訳部6は、翻訳処理部61及び翻訳辞書部62を備え、サブピクチャエンコーダ53から入力される字幕データに対して翻訳処理を行い、所定の言語に変換してフォーマッタ54に出力する。
具体的には、翻訳辞書部62は、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データを所定の言語に変換するための翻訳辞書データ62a・・・を備えている。当該翻訳辞書データ62aはコンテンツデータのジャンル毎に複数設けられており、例えば、ニュース・ドラマ・バラエティ・映画・音楽・アニメ・スポーツ・ドキュメンタリー・教養・教育・子ども向け・料理等のジャンルや、更に細かいジャンル毎に、専門用語等の訳語が記憶されている。翻訳処理部61は、デコーダ部4から入力されるコンテンツデータのジャンル情報に基づく制御部10の制御に従って、翻訳辞書部62に格納された翻訳辞書データ62aのうち、コンテンツデータのジャンル情報に対応する一又は複数の翻訳辞書データ62aを選択して翻訳処理を行う。これにより、例えば、コンテンツデータのジャンルが「子ども向け」である場合には、平易な表現や平仮名を多く用いた翻訳等が行われることとなる。
当該翻訳部6及び前述したサブピクチャエンコーダ53において、エンコード処理・翻訳処理が行われることにより、映像データに重畳されたクローズドキャプションデータに基づいて少なくとも一か国語以上の字幕データが作成されることとなり、サブピクチャエンコーダ53及び翻訳部6は、これにより作成手段を構成し、特に翻訳部6は翻訳手段を構成する。
フォーマッタ54は、ビデオエンコーダ51から入力される映像データと、オーディオエンコーダ52から入力される音声データと、サブピクチャエンコーダ53から入力される副映像化された字幕データとに対して、多重化処理を行う。さらに、多重化したコンテンツデータを、DVDドライブ部8においてDVD81に書き込み可能なファイル形式のVOBS(Video Object Set: ビデオオブジェクトセット)に変換して、データプロセッサ7に供給する。
ここで、フォーマッタ54において生成されるVOBSのデータ構造について、図2を参照しながら説明する。フォーマッタ54において生成されるVOBSは、一又は複数のVOB(Video Object: ビデオオブジェクト)から構成され、各VOBは、一又は複数のCell(セル)から構成されている。また、各Cellは、一又は複数のVOBU(Video object Unit: ビデオオブジェクトユニット)から構成されており、Cellに含まれる各VOBUは、フォーマッタ54において付加される制御用のナビゲーションパック(NV_PCK)、ビデオエンコーダ51においてパケット化された映像データが格納されるビデオパック(V_PCK)、オーディオエンコーダ52においてパケット化された音声データが格納されるオーディオパック(A_PCK)、サブピクチャエンコーダ53においてパケット化された字幕データが格納されるサブピクチャパック(SP_PCK)を備えて構成されている。
各パックデータは、パックヘッダと、映像/音声/字幕データに基づいて映像/音声/サブピクチャエンコーダ53において生成された、ヘッダを有するパケットと、から構成され、各パケットのヘッダには、識別コードや、パケット長情報、スクランブル情報、著作権情報、タイミングデータ等が格納されている。このタイミングデータは、例えば、パケットの同期再生のためのタイムスタンプであり、具体的には、パケットをデコードする時刻を示すDTS(Decoding Time Stamp)と、デコードされたパケットを再生(提示)する時間を示すPTS(Presentation Time Stamp)である。なお、タイミングデータとして、DTS及びPTSの両方が付加されるのは、DVD81の再生処理において各パケットをデコードする順序と再生する順序が異なる場合があるためである。
本DVDレコーダ100に入力されたコンテンツデータが、このようなファイル構造に変換されてDVD81に記録される場合、上述したサブピクチャパックが、字幕データが記録される字幕データ格納領域に相当する。
すなわち、サブピクチャパックは、例えば、サブピクチャヘッダと、サブピクチャパケットと、から構成され、これらのサブピクチャパケットに、サブピクチャエンコーダ53において作成された一か国以上の字幕データとしてのサブピクチャパケットが含まれている。また、各サブピクチャヘッダには、抽出部42において抽出された、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力させるタイミングデータとしてのDTS及びPTS等のタイムスタンプが格納されており、再生装置における再生処理において、DTS及びPTSに基づいて各サブピクチャパケットのデコード及び出力が行われることにより、字幕が映像と同期して表示されることとなる。
さらに、このようなVOBSがプレゼンテーション情報とされて、ナビゲーション情報(VMGI,VTSI)等とともに所定のファイル形式に格納されることとなるが、ここでの詳細な説明は省略する。
データプロセッサ7は、例えば、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)方式が採用され、CPU101からの制御出力に基づいて、コンテンツデータの入出力経路を設定し、データの入力及び出力を制御する。
具体的には、データプロセッサ7では、フォーマッタ54から入力される、DVD81に記録可能な記録形式に変換されたコンテンツデータに、誤り訂正符号(ECC: Error Correction Code)を付加する処理を行う。当該誤り訂正符号は、例えば、複数ビット単位で訂正を行うリード・ソロモン符号(RS符号)であり、16セクタのECCブロック毎に、内符号と呼ばれる行方向の誤り訂正符号と、外符号と呼ばれる列方向の誤り訂正符号とが付加される。さらに、データプロセッサ7では、8ビットずつに区切って新たに16ビット分の別の符号に置き換える8−16変調を行い、バッファメモリ7aに一旦蓄積した後に、CPU101からの制御出力に応じてDVDドライブ部8に出力する。
DVDドライブ部8は、例えば、DVDドライブ部8に対して着脱自在なDVD81と、DVD81に対するデータの記録及びDVD81に記録されたデータの読み出しを行う光ピックアップ82と、装填されたDVD81を回転させるスピンドルモータ83と、光ピックアップ82をDVD81の半径方向に移動させる送りモータ84と、等を備え、データプロセッサ7から入力されるDVD81の記録形式に変換されたコンテンツデータを、DVD81に記録する。これにより、DVDドライブ部8は記録手段を構成する。
具体的には、DVD81は、例えば、書き換え可能なDVD−RAM(Random Access Memory)であり、図示は省略するが、ディスク基盤と、レーザ光の照射による加熱で結晶構造が変化する記録材料によって形成された記録層と、レーザ光を反射するための反射層と、等が積層されている。そして、光ピックアップ82により、DVD81の反射層にレーザ光を照射して、照射光による加熱により記録層の結晶状態を変化させて結晶部・非晶質部を形成することにより、DVD81に対するデータの書き込みが行われる。
また、DVD81は、リードイン領域、データ領域、リードアウト領域に区分されており、フォーマッタ54において上述したファイル構造に変換された映像・音声・字幕データ等のコンテンツデータは、データ領域に、それぞれのパックデータを1セクタとして記録されることとなる。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)101、STC(System Time Clock)102、RAM(Random Access Memory)103、ROM(Read Only Memory)104、等を備えて構成されている。
CPU101は、DVDレコーダ100の各部から入力された入力信号及びキー操作部9における各種キーの押下操作によって入力された入力操作信号に応じて、ROM104に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することによって、DVDレコーダ100の動作全般を統括制御する。
STC102は、例えば、時刻を計時して、CPU101からの制御出力に応じて、計時した時刻データをCPU101に対して出力する。
RAM103は、CPU101によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を一時的に記憶する。
ROM104は、例えば、抽出プログラム104a、作成プログラム104b、翻訳プログラム104c、記録プログラム104d等の各種プログラムを備えて構成されている。
抽出プログラム104aは、例えば、CPU101に、クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータを抽出するとともに、DVD81を再生する際における、前記クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力するタイミングを抽出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、上述したデコーダ部4において、入力選択部3を介してテレビチューナ部1又はHDD部2から入力されるコンテンツデータに対して、所定のデコード処理を行わせ、映像データに重畳されたクローズドキャプションデータと、DVD81を再生する際における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を、映像データに基づく映像と同期した適切なタイミングで出力させるためのタイミングデータ(例えば、DTS,PTS等)と、コンテンツデータのジャンル情報とを抽出させる。さらに、CPU101は、デコーダ部4から、映像データをエンコーダ部5におけるビデオエンコーダ51に、音声データをオーディオエンコーダ52に、クローズドキャプションデータ及びタイミングデータをサブピクチャエンコーダ53に、ジャンル情報を制御部10に、それぞれ出力させる。
CPU101は、かかる抽出プログラム104aを実行することにより、デコーダ部4とともに抽出手段として機能する。
作成プログラム104bは、例えば、CPU101に、抽出プログラム104aの実行により抽出されたクローズドキャプションデータから字幕データを作成する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、サブピクチャエンコーダ53において、デコーダ部4から入力されるクローズドキャプションデータをビットマップデータに変換させた後に、ランレングス符号化処理を行わせ、パケット化を行ってサブピクチャパケットとしてフォーマッタ54に供給させる。さらに、CPU101は、フォーマッタ54においてエンコーダ部5から出力される映像・音声・字幕データをDVD81に記録可能な記録形式に変換させる際、当該サブピクチャパケットを、映像データが格納されるビデオパックとは別個のサブピクチャパックに格納させ、この記録形式によりDVD81への記録を実行させる。これにより、クローズドキャプションデータが副映像としての字幕データに変換されて、字幕データとしてDVD81に記録されることとなる。
CPU101は、かかる作成プログラム104bを実行することにより、サブピクチャエンコーダ53とともに作成手段として機能する。
翻訳プログラム104cは、例えば、CPU101に、作成プログラム104bの実行により作成された字幕データを、当該映像データのジャンル情報に基づいて、所定の言語に翻訳する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、デコーダ部4において抽出されたクローズドキャプションデータが、サブピクチャエンコーダ53において字幕データに変換されると、当該字幕データのうち、翻訳の対象とされるデータを上述した翻訳部6に出力させて所定の言語に翻訳させる。また、CPU101は、翻訳部6において、デコーダ部4において抽出されたコンテンツデータのジャンル情報に基づいて、翻訳辞書部62に格納された翻訳辞書データ62aのうちからコンテンツデータのジャンルに対応した一又は複数の翻訳辞書データ62aを選択し、選択した翻訳辞書データ62aに基づいて、翻訳処理部61に翻訳処理を実行させる。
CPU101は、かかる翻訳プログラム104cを実行することにより、翻訳部6とともに翻訳手段として機能する。
記録プログラム104dは、例えば、CPU101に、作成プログラム104bの実行により作成された字幕データ及び/又は翻訳プログラム104cの実行により翻訳された字幕データを、タイミングと対応づけて、情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU101は、フォーマッタ54において上述した処理を行うことによりDVD81に記録可能な記録形式に変換されたコンテンツデータを、DVDドライブ部8においてDVD81に記録させる。字幕データは、当該VOBSの一部に含まれるサブピクチャパックに含まれてDVD81に記録されるようになっており、当該サブピクチャパックには、抽出部42において抽出された、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕を出力させるタイミングデータ(例えば、DTS,PTS等)を格納するサブピクチャヘッダが含まれている。これにより、CPU101は、クローズドキャプションデータが副映像化されることにより作成された字幕データを、タイミングデータと対応付けて、DVD81に記録させることができる。
また、CPU101は、サブピクチャエンコーダ53においてクローズドキャプションデータが副映像化されることにより作成された字幕データを、翻訳部6において翻訳せずに又は翻訳して、DVD81に記録させることができる。例えば、CPU101は、字幕データを、翻訳部6において翻訳することなく原語(例えば、英語)のまま、記録させることができる。また、CPU101は、同じ字幕データを翻訳部6において所定の言語(例えば、日本語)に翻訳させ記録させることもできる。CPU101は、翻訳された又は翻訳されない少なくとも一か国語の字幕データを作成して記録させ、当該DVDレコーダ100で採用されたDVD81の記録形式においては、最大で32つの字幕データの記録が行われる。
CPU101は、かかる記録プログラム104dを実行することにより、DVDドライブ部8とともに記録手段として機能する。
ここで、本DVDレコーダ100において、CPU101により、上述の抽出プログラム104a、作成プログラム104b、翻訳プログラム104c、記録プログラム104dが行われることによりコンテンツデータが記録されたDVD81を、図示しない再生装置において再生する場合に行われる処理について、簡単に説明する。
DVDプレーヤ等の再生装置において行われるDVD81の再生処理では、まず、DVD81から、再生が指示されたコンテンツデータのアドレス情報に基づいて、再生対象となるセクタデータがDVD81のデータ領域から読み出される。そして、読み出されたセクタデータに対して誤り訂正処理が行われた後に、パックデータに変換され、デコーダ部4に出力される。デコーダ部4では、入力されたパックデータがパケットに分離され、ナビゲーションパケットが制御部10に、ビデオパックパケットがビデオデコーダに、オーディオパケットがオーディオデコーダに、さらに、サブピクチャパケットがサブピクチャデコーダに供給される。そして、各パケットに対応付けられて格納されたPTS・DTS等のタイムスタンプとSTC102の出力値との比較に基づくタイミングで、各パケットがデコード及び再生される。例えば、サブピクチャデコーダでは、サブピクチャパックのサブピクチャヘッダに格納された字幕を出力させるタイミングデータであるDTSの値がSTC102の出力値に一致した時にサブピクチャデコーダにおけるサブピクチャパケットのデコードが行われ、PTSの値がSTC102の出力値に一致した時に当該デコードされた字幕データの出力が行われる。
すなわち、当該再生装置では、字幕データが、映像データとは別の副映像として再生されるとともに、映像に合った適切なタイミングで再生されるため、クローズドキャプションデコード機能を備えずとも、クローズドキャプションデータに基づく字幕を適切なタイミングで表示することが可能となる。
以上説明した本実施形態におけるDVDレコーダ100によれば、CPU101による抽出プログラム104aの実行により、クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータが抽出され、CPU101による作成プログラム104bの実行により、抽出プログラム104aの実行により抽出されたクローズドキャプションデータから字幕データが作成され、CPU101による翻訳プログラム104cの実行により、作成プログラム104bの実行により作成された字幕データが、当該映像データのジャンルに対応する翻訳辞書データ62aを用いて、所定の言語に翻訳され、CPU101による記録プログラム104dの実行により、作成プログラム104bの実行により作成された字幕データ及び/又は翻訳プログラム104cの実行により翻訳された字幕データがDVD81におけるサブピクチャパック(字幕データ格納領域)に記録される。そして、CPU101による抽出プログラム104aの実行により、DVD81を再生する際における、クローズドキャプションデータに基づいて作成された字幕データに基づく字幕が出力されるタイミングが抽出され、記録プログラム104dにより、作成プログラム104bの実行により作成された字幕データ及び/又は翻訳プログラム104cの実行により翻訳された字幕データが、抽出プログラム104aの実行により抽出されたタイミングと対応付けられて、サブピクチャパック(字幕データ格納領域)に記録される。
したがって、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示可能な字幕データが作成されて、タイミングデータとともにDVD81に記録されるため、クローズドキャプションデコード機能を有さない再生装置においても、クローズドキャプションデータに基づく字幕を表示することが可能となるとともに、映像データのジャンルに対応した翻訳辞書データ62aを用いて所定の言語に翻訳された字幕を、適切なタイミングで表示することが可能となる。
なお、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本発明における記録装置及び情報記録媒体は、DVD81、DVDレコーダ100に限られることなく、ビデオテープ等に記録を行うビデオテープレコーダ等や、ハードディスクに対して記録を行うハードディスクレコーダ等であっても良い。
また、タイミングデータの抽出方法は上記実施の形態で例示したものに限られない。
また、翻訳部6に備わる翻訳辞書データ62aは、上記実施の形態で例示したものに限られず、例えば、各地方の方言による訳語を記憶する翻訳辞書データが設けられていても良い。
本発明にかかる実施形態におけるDVDレコーダの要部構成を例示するブロック図である。 本実施形態のDVDレコーダにおいて生成されるVOBSのデータ構造を例示する図である。
符号の説明
100 DVDレコーダ(記録装置)
4 デコーダ部(抽出手段)
53 サブピクチャエンコーダ(作成手段)
6 翻訳部(翻訳手段、作成手段)
62a 翻訳辞書データ
8 DVDドライブ部(記録手段)
81 DVD(情報記録媒体)
101 CPU(抽出手段、作成手段、翻訳手段、記録手段)
104a 抽出プログラム(抽出手段)
104b 作成プログラム(作成手段)
104c 翻訳プログラム(翻訳手段)
104d 記録プログラム(記録手段)

Claims (5)

  1. 映像データを情報記録媒体に記録する記録装置において、
    クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから字幕データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記字幕データを、前記映像データのジャンルに対応する翻訳辞書データを用いて、所定の言語に翻訳する翻訳手段と、
    前記作成手段により作成された前記字幕データ及び/又は前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを前記情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録する記録手段と、を備え、
    前記抽出手段は、前記情報記録媒体を再生する際における、前記クローズドキャプションデータに基づいて作成された前記字幕データに基づく字幕を出力するタイミングを抽出し、
    前記記録手段は、前記作成手段により作成された前記字幕データ及び/又は前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを、前記抽出手段により抽出された前記タイミングと対応付けて、前記字幕データ格納領域に記録することを特徴とする記録装置。
  2. 映像データを情報記録媒体に記録する記録装置において、
    クローズドキャプションデータが重畳された映像データから、当該クローズドキャプションデータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから字幕データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記字幕データを、前記情報記録媒体における字幕データ格納領域に記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  3. 前記抽出手段は、
    前記情報記録媒体を再生する際における、前記クローズドキャプションデータに基づいて作成された前記字幕データに基づく字幕を出力するタイミングを抽出し、
    前記記録手段は、
    前記作成手段により作成された前記字幕データと、前記抽出手段により抽出された前記タイミングと、を対応付けて前記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記作成手段は、
    前記抽出手段により抽出された前記クローズドキャプションデータから作成された字幕データを、所定の言語に翻訳する翻訳手段を備え、
    前記記録手段は、
    前記翻訳手段により翻訳された前記字幕データを、前記字幕データ格納領域に記録することを特徴とする請求項2又は3に記載の記録装置。
  5. 前記翻訳手段は、
    所定のジャンルに対応する翻訳辞書データを備え、
    前記映像データのジャンルに対応する前記翻訳辞書データを用いて翻訳することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の記録装置。
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