JP2008141509A - 録画再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】録画再生装置において、視聴者が番組の内容をよりよく把握できるようにダイジェスト再生が行われるようにする。
【解決手段】記録部103は、番組の映像情報および字幕情報の記録と、記録した情報の読み出しとを行う。選択部104は、番組の選択部分を選択する。制御部105は、選択された選択部分の映像情報を記録部103に読み出させる。出力部106は、記録部103によって読み出された映像情報に基づいて、選択部分の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力する。選択部分に含まれる一の連続部分の映像の再生情報の出力が完了した際に、所定の入力がなされたとき、制御部105は、その連続部分の直後の非選択部分の字幕情報を記録部103に読み出させ、出力部106は、この字幕情報に基づいて、非選択部分の字幕を表示する映像を表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ番組等を録画し、ダイジェスト再生を行う録画再生装置に関するものである。
従来、ダイジェスト再生を行う録画再生装置がすでに商品として実用化されている。例えば、ダイジェスト再生を行う機能を備えた民生用のハードディスクレコーダがすでに発売されている。このような録画再生装置においては、ダイジェスト再生を行う番組のジャンルに応じた方法で、ダイジェスト再生を行う場面を抽出するようになっている。ジャンルには、例えば、野球、サッカー、ゴルフ、音楽がある。ダイジェストとして視聴者が見たい場面は、番組のジャンルにより異なる。一般的に、野球の番組であれば、ホームランまたは三振自体の場面が視聴者にとって重要であり、サッカーであれば、ゴールの場面自体だけではなく、ゴールに至るまでの経過の場面も重要である。
ダイジェスト再生を行う場面の抽出方法としては、映像の動きの多い場面や音声レベルが所定の閾値より大きくなる場面を検出する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−348077号公報
しかしながら、ドラマおよび映画は、番組の内容が連続的であり、各場面が重要であるかどうかは、会話の内容によって決まることが多い。したがって、特許文献1のように、映像または音声の変化に基づいてダイジェスト再生を行う場面を抽出する方法では、ドラマ、映画等のジャンルでは、スポーツ、音楽等のジャンルと比較して、視聴者が見たいと感じる場面が正確に抽出されにくい。したがって、視聴者は、ドラマや映画のストーリーを把握しながらダイジェスト再生を視聴することができない場合が多い。
本発明は、上記の点に鑑み、録画再生装置において、視聴者が番組の内容をよりよく把握できるようにダイジェスト再生が行われるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、
番組の映像情報および字幕情報の記録と、記録した情報の読み出しとを行う記録部と、
上記記録部に記録された番組のうちの選択部分を、所定のアルゴリズムにより選択する選択部と、
上記選択部によって選択された選択部分の映像情報を上記記録部に読み出させる制御部と、
上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、上記選択部分の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力する出力部とを備えた録画再生装置であって、
上記選択部分に含まれる一の連続部分の映像の再生情報の出力が完了した際に、所定の入力がなされたとき、
上記制御部は、当該一の連続部分の直後の,上記選択部によって選択されていない非選択部分の字幕情報を上記記録部に読み出させ、
上記出力部は、上記記録部によって読み出された字幕情報に基づいて、上記非選択部分の字幕を表示する映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するように構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、ダイジェスト再生される番組を視聴する視聴者は、番組の連続部分を視聴し終えた際に、所定の入力を行うことによって、その連続部分の直後の非選択部分の字幕を表示する映像の表示用情報を録画再生装置に出力させることができる。そして、この表示用情報が表示部に入力され、非選択部分の字幕を表示する映像が表示されると、視聴者は、非選択部分の字幕を視認することにより、番組の内容をよりよく把握できる。
また、請求項2の発明は、
請求項1の録画再生装置において、
上記出力部は、上記一の連続部分の映像の再生情報の出力が完了した際に、視聴者に上記所定の入力を促す映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するものであることを特徴とする。
請求項2の発明によると、視聴者は、所定の入力を促す映像が表示部に表示されるのを視認することにより、容易に所定の入力を行える。
また、請求項3の発明は、
請求項1の録画再生装置において、
上記記録部に字幕情報を読み出させる上記非選択部分は、当該一の連続部分の直後から当該連続部分の次の連続部分の直前までの部分であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、
番組の映像情報および字幕情報の記録と、記録した情報の読み出しとを行う記録部と、
上記記録部に記録された番組のうちの選択部分を、所定のアルゴリズムにより選択する選択部と、
上記選択部によって選択された選択部分の映像情報を上記記録部に読み出させる制御部と、
上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、上記選択部分の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力する出力部とを備えた録画再生装置であって、
上記選択部分に含まれる一の連続部分の映像の再生情報が出力されている途中に、所定の入力がなされたとき、
上記制御部は、当該一の連続部分の直前の,上記選択部によって選択されていない非選択部分の字幕情報を上記記録部に読み出させ、
上記出力部は、上記記録部によって読み出された字幕情報に基づいて、上記非選択部分の字幕を表示する映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するように構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明によると、ダイジェスト再生される番組を視聴する視聴者は、番組の連続部分を視聴している途中に、所定の入力を行うことによって、その連続部分の直前の非選択部分の字幕を表示する映像の表示用情報を録画再生装置に出力させることができる。そして、この表示用情報が表示部に入力され、非選択部分の字幕を表示する映像が表示されると、視聴者は、非選択部分の字幕を視認することにより、番組の内容をよりよく把握できる。
また、請求項5の発明は、
請求項4の録画再生装置において、
上記再生情報によって表される映像は、視聴者に上記所定の入力を促す表示を含むものであることを特徴とする。
請求項5の発明によると、視聴者は、所定の入力を促す表示を含む映像が表示部に表示されるのを視認することにより、容易に所定の入力を行える。
また、請求項6の発明は、
請求項4の録画再生装置において、
上記記録部に字幕情報を読み出させる上記非選択部分は、当該一の連続部分の前の連続部分の直後から当該連続部分の直前までの部分であることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、
請求項1および請求項4のいずれか一方の録画再生装置において、
非選択部分の字幕を表示する映像の表示用情報が出力されている間に、非選択部分の字幕のうちのいずれかを選択する入力がなされたとき、
上記制御部は、上記入力によって選択された字幕と時刻が一致する部分から、映像情報の読み出しを上記記録部に開始させ、
上記出力部は、上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力するように構成されていることを特徴とする。
請求項7の発明によると、視聴者は、録画再生装置によって非選択部分の字幕を表示する映像の表示用情報が出力されている間に、非選択部分の字幕のうちのいずれかを選択する入力を行うことによって、上記入力によって示される字幕と時刻が一致する部分から、映像の再生情報を録画再生装置に出力させることができる。そして、この再生情報が表示部に入力され、その部分の映像が表示されると、視聴者は、その映像を視認することにより、番組の内容をよりよく把握できる。
また、請求項8の発明は、
請求項1および請求項4のいずれか一方の録画再生装置において、
上記記録部は、番組の上記非選択部分について、映像情報を記録しないで、字幕情報を記録するように構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明によると、記録部によって記録されるデータの容量が低減する。
本発明によると、録画再生装置によって、ダイジェスト再生される選択部分の前後の非選択部分の字幕が表示されるので、視聴者がダイジェスト再生によって番組の内容をよりよく把握できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《実施形態1》
本発明の実施形態1に係る録画再生装置は、図1に示すように、チューナ101、エンコーダ102、記録部103、選択部104、制御部105、および出力部106を備え、表示部107に接続されている。
チューナ101は、所望のチャンネルを選択し、映像、音声、および字幕を表す情報を出力する。
エンコーダ102は、チューナ101によって出力された映像、音声、および字幕を表す情報を、記録部103による記録が可能な記録用のフォーマットに変換して出力する。
なお、チューナ101の出力がデジタル信号であり、そのまま記録部103によって記録できるフォーマットであれば、エンコーダ102を設けずに、チューナ101の出力が記録部103に直接入力されるようにしてもよい。しかし、チューナ101の出力がアナログ信号である場合や、チューナ101による出力のビットレートと記録部103による記録のビットレートとが異なる場合には、エンコーダ102は必須である。
記録部103は、エンコーダ102によって出力された映像、音声、字幕、および所定の基準時刻からそれらが記録された時刻までの経過時間等の時刻情報等を示す番組情報を記録し、また、記録した番組情報を読み出す。
選択部104は、記録部103によって番組情報が記録される番組のうちの一部分を、ダイジェスト再生の際に再生される選択部分として、所定のアルゴリズムにより選択する。例えば、番組のうち、映像が大きく切り替わる場面、音声が所定のレベルより大きくなる場面等を検出し、それらの場面を、番組の特徴を示すダイジェストとなる選択部分として選択する。
制御部105は、選択部104の動作を制御する。また、選択部104によって選択された番組の選択部分の映像および音声を示す映像情報および音声情報を記録部103に読み出させる。また、視聴者(ユーザ)による所定の入力に応じて、番組のうち、上記選択部104によって選択されていない非選択部分の字幕を示す字幕情報を記録部103に読み出させる。制御部105による処理の詳細については後述する。
出力部106は、記録部103によって読み出された情報を再生可能なフォーマットで表す再生情報に変換して出力する。具体的には、映像情報を、表示部107の画面に表示可能な表示用のフォーマットに変換し、音声情報を、表示部107によって出力可能なフォーマットに変換する。これらの機能は、出力部106が内部に有するデコーダにより実現される。
表示部107は、出力部106によって再生用のフォーマットに変換された映像情報および音声情報を出力することにより、番組の映像を表示し、音声を出力する。これにより、視聴者は、記録部103によって録画された番組を視聴できる。表示部107は、具体的には、例えば、音声出力装置を有するディスプレイ装置で構成される。
ここで、録画された番組がダイジェスト再生される場合の各部の詳細な動作について説明する。
制御部105は、選択部104に、録画された番組の一部分を選択部分として選択させる。選択部104は、制御部105による制御に従って、例えば図2に示すように、選択部分を選択する。図2において、t0は番組の記録の開始時刻を示し、t99は番組の記録の終了時刻を示す。つまり、番組全体の時間は、t0からt99までの時間である。そして、選択部分は、t1からt2、t3からt4、およびt5からt6の部分である。t6以降にも選択部分は存在するが、この3つの部分以外については記載を省略する。
ここで、ダイジェスト再生について説明する。視聴者は番組のすべて、例えば、図2におけるt0からt99の時間の番組全体を視聴すれば、番組の全体をくまなく知ることができる。番組全体を視聴するには、実際にt0からt99までの時間が必要となるが、視聴者がこの長さの時間を確保できない場合がある。また、番組全体の時間が長いので、視聴者が番組の特徴的な部分を視聴することによって番組の全体像を知ることを望む場合もある。このような場合等に番組の一部分を選択して再生することがダイジェスト再生である。選択された番組の一部分さえ視聴すれば番組の内容が把握できるように、一部分が選択されることが必要とされる。例えば、野球の試合の番組であれば、バッターがタイムリーヒットを打って得点した場面、およびランナーが存在する場面でバッターがアウトになりチェンジになった場面等が選択される。野球の試合の番組においては、これらの場面を視聴者が視聴することで試合の全体の流れを把握することができることが多い。なお、図2の例では、t1からt2、t3からt4、およびt5からt6等の選択部分の映像と音声が、ダイジェスト再生される。
もし、選択された場面が前述の野球番組における例のように番組の特徴的な部分であれば、視聴者は選択された場面を視聴することによって番組の内容を把握できる。しかし、ドラマや映画番組は、番組の内容が連続的であり、会話の内容によりその場面が特徴的かどうかが決まることが多いので、映像が大きく切り替わる場面や音声が所定のレベルより大きくなった場面が選択される場合、特徴的な部分が選択されず、視聴者は、選択された部分を視聴しただけでは番組の内容を把握できない可能性が高い。そこで、本実施形態では、選択されなかった部分の字幕を用いて視聴者が番組の流れを把握できるようにする。
選択部104による選択が完了すると、まず、制御部105は、t1からt2の場面(連続部分)の映像情報および音声情報を、記録部103に読み出させる。出力部106は、読み出された映像情報および音声情報を、再生用のフォーマットに変換して出力する。より詳しくは、t1からt2の場面の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報、およびt1からt2の場面の音声を出力用のフォーマットで表す再生情報を生成して出力する。そして、表示部107によって、t1からt2の場面の映像が表示され、t1からt2の場面の音声が出力される。これにより、視聴者は、番組のダイジェストとして選択されたt1からt2の場面を視聴できる。
次に、t2において、つまり、t1からt2の場面の再生が終了した時点で、制御部105は、図3に示すような映像を表示用のフォーマットで表す表示用情報を、出力部106に出力させる。これにより、図3に示すような映像が表示部107に静止表示される。図3は、次の選択部分を視聴するか、またはt1からt2に続く非選択部分の字幕を確認するかを選択する入力を視聴者に促す画面表示の例である。図3においては、画面111に、説明文112、113、リモコンにおけるボタンを示す第1のアイコン114、およびリモコンにおけるボタンを示す第2のアイコン115が表示されている。図3に示すような映像が静止表示されている間に、視聴者は、第1のアイコン114または第2のアイコン115によって示されるリモコンにおけるボタンを押すこと(押下すること)によって、次の選択部分を視聴するか、または非選択部分の字幕を確認するかを選択できる。
第1のアイコン114によって示されるボタンが押された場合には、制御部105は、説明文112の通り、番組のダイジェストとして選択された次の選択部分の映像情報および音声情報を、記録部103に読み出させる。つまり、記録部103にt3の部分から、読み出しを開始させる。読み出された映像情報および音声情報は、出力部106により再生用のフォーマットに変換されて出力される。そして、表示部107によって出力される。これにより、視聴者は、t2からt3の部分の映像および音声を視聴しないことになる。
一方、第2のアイコン115によって示されるボタンが押された場合には、説明文113の通り、次の選択部分の手前までの非選択部分の字幕、つまりt2からt3の部分の字幕(t1からt2の選択部分の直後からt2からt3の選択部分の直前までの字幕)が表示部107に表示される。より詳しくは、制御部105は、記録部103に、t2からt3の部分の字幕情報を読み出させる。出力部106は、読み出された字幕情報に基づいて、t2からt3の部分の字幕を表示する映像を表示用のフォーマットで表す表示用情報を生成し、出力する。これにより、t2からt3の部分の字幕を表示する映像が表示部107によって表示される。具体的には、例えば図4に示すような画面表示が表示部107のディスプレイ装置に表示される。これにより、視聴者は、t2からt3の非選択部分の字幕を確認でき、番組の内容や流れをよりよく理解できる。
次に、視聴者が、表示部107に表示された非選択部分の字幕のうちのいずれかを指定することによって、その一部の字幕に対応する場面の頭出しを行う場合の各部の動作について説明する。
ここで、図4においては、画面111に、字幕を時系列に並べた字幕一覧121、現在選択されている字幕を示すカーソル122、リモコンにおけるボタンを示す第3のアイコン123、およびリモコンにおけるボタンを示す第4のアイコン124が表示されている。視聴者は、字幕一覧121を視認することにより、字幕の内容を確認できる。また、視聴者によって、第3のアイコン123に示されるボタン(上下左右と中央のボタン)が押されることにより、字幕の一部が指定される。より詳しくは、上下のボタンへの操作によってカーソル122が上下し、選択されている字幕が切り換えられる。また、左右のボタンにより、字幕一覧121のページ送りが行われる。そして、中央の決定ボタンにより、字幕の指定(確定)が行われる。これにより、視聴者は、非選択部分の字幕のうちの任意の字幕を指定(選択)できる。以上の動作は、選択部104による選択結果に基づいて制御部105が記録部103を制御することによって実現する。
視聴者によって字幕の指定が行われると、制御部105は、指定された字幕と時刻情報によって示される経過時間が一致する部分から、映像情報および音声情報を記録部103に読み出させる。例えば、指定された字幕の出力時刻が、図2のt11で示される時刻であった場合、記録部103は、t11の映像情報および音声情報から読み出し始める。出力部106は、読み出された映像情報および音声情報を、再生用のフォーマットに変換して出力する。そして、表示部107によって、t11の部分から、映像の表示と音声の出力とが行われる。このように、ダイジェストとして選択されなかった非選択部分の映像および音声が再生されるので、視聴者は、非選択部分の字幕を視認し、さらに内容をよく確認したいと考えた場合に、上述のボタン操作により、非選択部分の映像および音声を視聴できる。
また、図4の第4のアイコン124に示されるボタンが押される(押下される)ことにより、字幕の表示が終了し、次の選択部分、すなわち図2におけるt3の部分からの再生が開始される。より詳しくは、第4のアイコン124に示されるボタンが押されると、制御部105は、t3の部分から、映像情報および音声情報を記録部103に読み出させる。そして、読み出された映像情報および音声情報が、出力部106により再生用のフォーマットに変換され、表示部107によって、t3の部分から、映像の表示と音声の出力とが行われる。このように、視聴者が字幕確認後に視聴できる内容には、バリエーションがある。
t1からt3までの動作と同様の動作が、t3以降でも行われる。
本実施形態の録画再生装置によると、視聴者は、図3および図4に示すようなユーザインタフェースを利用することにより、簡単に、非選択部分の字幕を確認し、非選択部分の映像および音声を必要に応じて視聴できる。したがって、選択部104によって選択されたダイジェスト再生用の選択部分が、視聴者に番組内容を把握させるのに適したものでない場合でも、視聴者は、非選択部分の字幕を確認したり、非選択部分の映像および音声を視聴することにより、番組内容をよりよく把握できる。
《実施形態2》
実施形態1の録画再生装置においては、選択部分のうちの一連の部分(t1からt2)の再生が終了したときに、後ろに続く非選択部分(t2からt3)の字幕が表示されるようになっていた。しかし、図3の画面の表示中に第1のアイコン114に示されるボタンが押され、次の選択部分(t3)へのジャンプが行われた場合には、非選択部分(t2からt3)の内容を省略して視聴者は視聴することになる。しかし、これにより視聴者が番組の内容の特徴的な部分を視聴し逃し、番組の流れや内容を把握できなくなる可能性がある。本実施形態の録画再生装置は、このような問題を解決するものである。
本実施形態の録画再生装置は、実施形態1の録画再生装置と同様の構成であるが、制御部105は、実施形態1の制御部105の機能に加え、以下のように動作する機能を備えている。
制御部105は、ダイレクト再生中、再生中の選択部分の直前の非選択部分の字幕を確認するための入力を視聴者に促す表示を含む映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力部106に出力させる。そして、出力部106は、当該再生情報を出力する。これにより、再生中の選択部分の直前の非選択部分の字幕を確認するための入力を視聴者に促す表示が表示部107のディスプレイ装置の画面の一部に表示される。具体的には、例えば、図2におけるt12の映像および音声の再生中に、図5に示すような画面が表示部107に表示される。図5において、画面111に、説明文131、およびリモコンにおけるボタンを示す第5のアイコン132が表示されている。
第5のアイコン132によって示されるボタンが視聴者によって押された場合、再生中の選択部分の直前の非選択部分の字幕が表示部107に表示される。より詳しくは、例えば、図2のt12の部分の再生中にそのボタンが押された場合、制御部105は、記録部103に、t2からt3の部分の字幕情報(t1からt2の選択部分の直後からt2からt3の選択部分の直前までの字幕情報)を読み出させる。出力部106は、記録部103によって読み出された字幕情報に基づいて、t2からt3の部分の字幕を表示する映像を表示用のフォーマットで表す表示用情報を生成し、出力する。これにより、t2からt3の部分の字幕が表示部107によって表示される。具体的には、例えば図4に示すような画面表示が表示部107のディスプレイ装置に表示される。
視聴者は、表示部107に表示された非選択部分の字幕のうちの一部の字幕を指定し、その一部の字幕に対応する場面の頭出しを行うことができる。この場合の各部の動作は、実施形態1で説明したのと同様であるので説明を省略する。
このように、非選択部分が飛ばされて次の選択部分が再生されている途中に、視聴者は、その非選択部分の字幕を自由に確認できる。また、字幕の一部を選択することによってその非選択部分の任意の部分の映像および音声を視聴し、確認できる。これらにより、視聴者は、番組の流れや内容をよりよく把握でき、効率的にダイジェスト再生を視聴できる。
《実施形態2の変形例》
なお、実施形態2の録画再生装置は、ダイレクト再生中、再生中の選択部分の直前の非選択部分の字幕を確認するための入力を視聴者に促す表示を、表示部107の画面の一部に表示させるようになっていた。しかし、視聴者が非選択部分の字幕を確認するためのボタン操作をあらかじめ充分認識している場合等には、このような表示を表示部107に表示させないようにしてもよい。その場合、再生中の番組の映像が表示部107の画面全体に表示されるようにすることにより、表示に対して視聴者が感じる煩わしさを低減できる。
また、実施形態2の録画再生装置は、選択部分のうちの連続部分の再生が完了した際に所定の入力に応じてその直後の非選択部分の字幕を表示部107に表示させる機能に加え、番組の選択部分が再生されている途中に所定の入力に応じてその直前の非選択部分の字幕を表示部107に表示させる機能を有していた。しかし、この2つの機能のうち、実施形態2に記載した後者の機能だけを有するようにしてもよい。具体的には、連続部分の再生を完了しても、ダイジェスト再生を中断せずに、自動的に次の連続部分の再生動作に移行し、再生中に所定の入力がされた場合にだけ、直前の非選択部分の字幕を表示部107に表示させるようにしてもよい。
《その他の実施形態》
なお、実施形態1、2の録画再生装置において、選択部104によって選択されない非選択部分の映像情報および音声情報は、記録部103によって記録されないようにしてもよい。より詳しくは、番組全体の映像情報および音声情報が一旦記録されてから、選択部104による選択が行われた際に、非選択部分の映像情報および音声情報が消去されるようにしてもよい。あるいは、エンコーダ102から出力された番組情報が記録部103に記録される前に、選択部104による選択が行われ、番組全体のうち非選択部分の映像情報および音声情報が記録部103に記録されないようにしてもよい。非選択部分の映像情報および音声情報が記録されないようにした場合、非選択部分の映像および音声を再生することはできなくなるが、非選択部分の字幕を表示部に表示させることによって視聴者に番組の内容を把握させることはできる。
また、実施形態1の録画再生装置は、t1からt2の場面の再生情報を出力した後に、t1からt2の選択部分の直後からt2からt3の選択部分の直前までの全部の字幕の表示用情報を出力するようになっていた。しかし、t1からt2の選択部分の直後からt2からt3の選択部分の直前までの全部の字幕の表示用情報に限らず、t1からt2の選択部分の直後から、所定の行数分、または所定のデータ量分の字幕の表示用情報を出力するようにしてもよい。同様に、実施形態2の録画再生装置についても、t12の部分の再生の途中に、t1からt2の選択部分の直後からt2からt3の選択部分の直前までの全部の字幕の表示用情報に代えて、t2からt3の選択部分の直前を含む、所定の行数分、または所定のデータ量分の字幕の表示用情報が出力されるようにしてもよい。
本発明に係る録画再生装置は、ダイジェスト再生される選択部分の前後の非選択部分の字幕を表示するので、視聴者がダイジェスト再生によって番組の内容をよりよく把握できるという効果を有し、例えば、テレビ番組等を録画し、ダイジェスト再生を行う録画再生装置等として有用である。
本発明の実施形態1に係る録画再生装置の構成を示すブロック図である。 同、選択部104によって選択された選択部分の例を示す説明図である。 同、次の選択部分を視聴するか、またはt1からt2に続く非選択部分の字幕を確認するかを選択する入力を視聴者に促す画面表示の例を示す説明図である。 同、非選択部分の字幕が表示された画面表示の例を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係る録画再生装置によるダイジェスト再生中に、表示部107に表示される表示画面の例を示す説明図である。
符号の説明
101 チューナ
102 エンコーダ
103 記録部
104 選択部
105 制御部
106 出力部
107 表示部
111 画面
112、113 説明文
114 第1のアイコン
115 第2のアイコン
121 字幕一覧
122 カーソル
123 第3のアイコン
124 第4のアイコン
131 説明文
132 第5のアイコン

Claims (8)

  1. 番組の映像情報および字幕情報の記録と、記録した情報の読み出しとを行う記録部と、
    上記記録部に記録された番組のうちの選択部分を、所定のアルゴリズムにより選択する選択部と、
    上記選択部によって選択された選択部分の映像情報を上記記録部に読み出させる制御部と、
    上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、上記選択部分の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力する出力部とを備えた録画再生装置であって、
    上記選択部分に含まれる一の連続部分の映像の再生情報の出力が完了した際に、所定の入力がなされたとき、
    上記制御部は、当該一の連続部分の直後の,上記選択部によって選択されていない非選択部分の字幕情報を上記記録部に読み出させ、
    上記出力部は、上記記録部によって読み出された字幕情報に基づいて、上記非選択部分の字幕を表示する映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するように構成されていることを特徴とする録画再生装置。
  2. 請求項1の録画再生装置において、
    上記出力部は、上記一の連続部分の映像の再生情報の出力が完了した際に、視聴者に上記所定の入力を促す映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するものであることを特徴とする録画再生装置。
  3. 請求項1の録画再生装置において、
    上記記録部に字幕情報を読み出させる上記非選択部分は、当該一の連続部分の直後から当該連続部分の次の連続部分の直前までの部分であることを特徴とする録画再生装置。
  4. 番組の映像情報および字幕情報の記録と、記録した情報の読み出しとを行う記録部と、
    上記記録部に記録された番組のうちの選択部分を、所定のアルゴリズムにより選択する選択部と、
    上記選択部によって選択された選択部分の映像情報を上記記録部に読み出させる制御部と、
    上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、上記選択部分の映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力する出力部とを備えた録画再生装置であって、
    上記選択部分に含まれる一の連続部分の映像の再生情報が出力されている途中に、所定の入力がなされたとき、
    上記制御部は、当該一の連続部分の直前の,上記選択部によって選択されていない非選択部分の字幕情報を上記記録部に読み出させ、
    上記出力部は、上記記録部によって読み出された字幕情報に基づいて、上記非選択部分の字幕を表示する映像を上記表示用のフォーマットで表す表示用情報を出力するように構成されていることを特徴とする録画再生装置。
  5. 請求項4の録画再生装置において、
    上記再生情報によって表される映像は、視聴者に上記所定の入力を促す表示を含むものであることを特徴とする録画再生装置。
  6. 請求項4の録画再生装置において、
    上記記録部に字幕情報を読み出させる上記非選択部分は、当該一の連続部分の前の連続部分の直後から当該連続部分の直前までの部分であることを特徴とする録画再生装置。
  7. 請求項1および請求項4のいずれか一方の録画再生装置において、
    非選択部分の字幕を表示する映像の表示用情報が出力されている間に、非選択部分の字幕のうちのいずれかを選択する入力がなされたとき、
    上記制御部は、上記入力によって選択された字幕と時刻が一致する部分から、映像情報の読み出しを上記記録部に開始させ、
    上記出力部は、上記記録部によって読み出された映像情報に基づいて、映像を表示用のフォーマットで表す再生情報を出力するように構成されていることを特徴とする録画再生装置。
  8. 請求項1および請求項4のいずれか一方の録画再生装置において、
    上記記録部は、番組の上記非選択部分について、映像情報を記録しないで、字幕情報を記録するように構成されていることを特徴とする録画再生装置。
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