JP2008139781A - 音声符号化方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンプリング周波数が、テーブルに規定された範囲外のものである場合に符号化を行えない。
【解決手段】量子化テーブル保持部20は、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルTB1〜TBnを保持する。仮想ビットレート算出部60は、量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmax、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとするとき、音声データD1のサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、β=α×fp/fsにより算出する。量子化テーブル選択部30は、サンプリング周波数fsと、ビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する。量子化部40は、量子化テーブル選択部30により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声信号を圧縮、符号化する技術に関する。
近年のデジタル放送やDVD(Digital Versatile Disc)などの普及にともない、PCM(Pulse Code Modulation)形式でデジタル化された音声データ(以下、音声データともいう)を、圧縮符号化する技術が利用されている。たとえば、音声データの圧縮方式の代表的な方式として、MPEG(Moving Picture Expert Group)Audioが知られている。
MPEGによってこうした音声データの圧縮符号化を行う場合、音声データを時間領域から離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform、以下DCTと略す)を利用して周波数領域のデータに変換し、帯域をサブバンドに分割する。MPEGでは、聴覚心理モデルなどを考慮して各サブバンドごとに適切な量子化(符号化)を行うことにより、音質の劣化を抑えつつデータ量を圧縮する。
特開2002−14697号公報
音声符号化では、符号化の対象となる音声データのサンプリング周波数と、符号化後のビットレートの組み合わせに応じて、サブバンドごとのデータを量子化する際に利用するテーブルを用意する。符号化の際には、サンプリング周波数等に応じて適切なテーブルを選択し、これを利用して符号化処理を行っている。
しかしながら、この方法では、サンプリング周波数やビットレートが、テーブルに規定された範囲外のものである場合に符号化を行えないという問題があった。
本発明は状況に鑑みてなされたものであり、その目的のひとつは、テーブルが存在しないサンプリング周波数に対しても、符号化が可能な符号化技術の提供にある。
本発明のある態様によれば、サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、指定されたビットレートαの符号化データを生成する音声符号化装置が提供される。この音声符号化装置は、音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割する周波数変換部と、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを保持する量子化テーブル保持部と、音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する量子化テーブル選択部と、量子化テーブル選択部により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する量子化部と、量子化部により生成された量子化データを、所定の形式で符号化する符号化部と、量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmax、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとするとき、音声データのサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、β=α×fp/fsにより算出する仮想ビットレート算出部と、を備える。量子化テーブル選択部は、fs<fminのとき、仮想ビットレートβと周波数fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択する。
fp=fminであってもよい。
この態様によると、サンプリング周波数fsとビットレートαをともに略等倍して量子化テーブルを選択することによって、量子化テーブルに本来規定されていないサンプリング周波数fsの音声データに対しても符号化処理が可能となる。
量子化テーブル選択部は、fs<fminであって、仮想ビットレートβが、量子化テーブル保持部に規定される所定のビットレートの最小値Mより低い場合に、ビットレートの最小値Mと周波数fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択してもよい。
本発明の別の態様も、音声符号化装置に関する。この音声符号化装置は、音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割する周波数変換部と、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを保持する量子化テーブル保持部と、音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する量子化テーブル選択部と、量子化テーブル選択部により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する量子化部と、量子化部により生成された量子化データを、所定の形式で符号化する符号化部と、音声データのサンプリング周波数fsが、量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値fminより低いとき、仮想ビットレートβを、β=α×fmin/fsにより算出する仮想ビットレート算出部と、を備える。量子化テーブル選択部は、fs<fminのとき、仮想ビットレートβと最小値fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択する。
ある態様において、音声符号化装置は、本音声符号化装置から出力される符号化データに、サンプリング周波数を記述する第1データを付加する情報付加部をさらに備えてもよい。この情報付加部は、fs<fminのとき、第1データの値を、fminに修正してもよい。
この場合、復号装置において、符号化の際に行われたテーブル選択処理を意識することなく、符号化された音声データを復号することができる。
ある態様において、音声符号化装置は、本音声符号化装置から出力される符号化データに、ビットレートを記述する第2データを付加する情報付加部をさらに備えてもよい。この情報付加部は、α<Mのとき、ビットレートを記述する第2データの値を、Mに修正してもよい。
この場合、復号装置において、符号化の際に行われたテーブル選択処理を意識することなく、符号化された音声データを復号することができる。
本発明の別の態様によれば、サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する音声符号化プログラムが提供される。このプログラムは、演算処理手段を用いて、前記音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割するステップと、記憶手段に、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを記憶させるステップと、量子化テーブルの中から、音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する選択ステップと、演算手段を用いて、選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化するステップと、演算手段を用いて、音声データのサンプリング周波数fsが、規定される所定のサンプリング周波数の最小値fminより低いとき、仮想ビットレートβを、β=α×fmin/fsにより算出するステップと、を備える。選択ステップにおいて、演算手段は、f<fminのとき、仮想ビットレートβとfminの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択する。
演算手段としては、CPUやマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)が例示され、記憶手段としては、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ、レジスタ、ハードディスク装置、光ディスク装置、磁気ディスク装置などが例示される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置、プログラムおよびその記憶媒体、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、テーブルが存在しないサンプリング周波数に対しても、符号化が可能となる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る音声符号化装置100の構成を示すブロック図である。なお、図中、様々な処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、DSPその他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
音声符号化装置100は、サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データDinを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する。符号化形式としては、MPEG Audioなどが例示されるが、これに限定されるものではない。音声符号化装置100は、周波数変換部10、量子化テーブル保持部20、量子化テーブル選択部30、量子化部40、符号化部50、仮想ビットレート算出部60、ヘッダ情報修正部70を備える。
音声符号化装置100には入力データDinが入力される。この入力データDinは、音声データD1と、ヘッダ情報D2を含んでいる。音声データD1は、オーディオ信号がサンプリング周波数fsにてサンプリングされたデータであり、たとえばPCM(Pulse Code Modulation)によってデジタルデータに変換されている。音声データD1のサンプリング周波数fsの値は、ヘッダ情報D2に付加的な情報として既述される。また、音声符号化装置100には、符号化後のターゲットビットレートを指定するデータ(以下、単にビットレートαという)が入力される。
音声データD1は、周波数変換部10に入力される。周波数変換部10は、音声データを、所定の時間ごとに分割し、分割された時間領域のデータを順次、離散コサイン変換、あるいは修正離散コサイン変換などを利用して、周波数領域のデータに変換する。周波数変換部10は、周波数領域のデータを複数(以下、32個とする)のサブバンドデータSB1〜SB32に分割する。
音声符号化装置100は、ビットレートαとサンプリング周波数fsに応じて、サブバンドごとのデータSB1〜SB32を量子化する。量子化テーブル保持部20には、このための複数の量子化テーブルTB1〜TBnが保持される。量子化テーブルTB1〜TBnは、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数fsの組み合わせごとに規定される。図2は、ビットレートαおよびサンプリング周波数fsと、量子化テーブルTB1〜TBn(n=16)の関係を示す図である。量子化テーブルTBは、サブバンドのデータSB1〜SBnごとに、量子化に割り当てるビット数などを規定する。
量子化テーブルは、ビットレートαの値に応じて、M0〜M1(kbps)、M1〜M2、M2〜M3、M3〜M4の4つの範囲に対して規定される。また、量子化テーブルは、サンプリング周波数fsの範囲ごとに応じて規定されており、f0〜f1(kHz)、f1〜f2、f2〜f3、f3〜f4の範囲ごとに規定される。ビットレートαが低い場合、上述のサブバンドのうち高周波成分を除去し、あるいは量子化に割り当てるビット数を減らすように量子化テーブルが規定され、高圧縮率が実現される。また、同一のビットレートに対しては、サンプリング周波数fsが高くなるに従い、高圧縮率が要求される。したがって、サンプリング周波数fsが高くなると、高周波のサブバンドが、除去され、あるいは低解像度で量子化される。量子化テーブルTBの個数は、周波数の分割数、ビットレートの分割数に応じて決定され、図2のように周波数を4分割、ビットレートを4分割した場合、最大で16個の量子化テーブルが用意される。いくつかの量子化テーブルは同一であってもよい。
量子化テーブル選択部30には、音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαが入力される。量子化テーブル選択部30は、サンプリング周波数fsとビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルTBを選択する。たとえば、f0≦fs<f1、M2≦α<M3の場合、量子化テーブル選択部30は量子化テーブルTB3を選択する。
量子化部40は、量子化テーブル選択部30により選択された量子化テーブルTBsにもとづき、サブバンドごとのデータSBを量子化する。サブバンドごとに量子化されたデータ(以下、量子化データSBaという)は、符号化部50に入力される。
符号化部50は、量子化部40により生成された量子化データSBaを、所定の形式で符号化する。符号化の形式としては、ハフマン符号化などが好適に利用される。
いま、量子化テーブル保持部20に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmaxとする。また、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとする。本実施の形態では、所定の周波数fpは、最小値fminに設定される。
仮想ビットレート算出部60は、音声データD1のサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、
β=α×fp/fs=α×fmin/fs
に従って算出する。
量子化テーブル選択部30は、fs<fminのとき、仮想ビットレートβとサンプリング周波数の所定値fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択する。
たとえば、f0=fmin=16kHzの場合に、fs=8kHzの音声データD1が入力されたとする。また、ターゲットとなるビットレートαが、16kbpsであったとする。この場合、仮想ビットレートβは、
β=16(kbps)×16(kHz)/8(kHz)=32kbps
となる。したがって、量子化テーブル選択部30は、fmin=16kHz、β=32kbpsに対して規定された量子化テーブルTB1を選択する。
もし、fpをfminと異なる値、たとえば24kHzとした場合、
β=16(kbps)×24(kHz)/8(kHz)=48kbps
となる。
また、量子化テーブル選択部30は、fs<fminであって、仮想ビットレートβが、量子化テーブル保持部20に規定される所定のビットレートの最小値M0より低い場合、ビットレートの最小値M0とサンプリング周波数の最小値fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブル、すなわちTB1を選択する。
量子化テーブル選択部30は、仮想ビットレートβが、量子化テーブル保持部20に規定される所定のビットレートの最大値M4より大きい場合、ビットレートの最大値M4とサンプリング周波数の最小値fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブル、すなわちTB4を選択する。
なお、上述のfpの値をいくつに設定するかについては、音質を見極めた上で決定すればよいが、fpを高く設定すると、仮想ビットレートβがテーブルに規定されるビットレートの最大値M4を超える場合が超える場合があり、このときは最大値M4に対して規定されるテーブルが使用される。
ヘッダ情報修正部70は、音声符号化装置100から出力される符号化データDoutに、サンプリング周波数fsを記述する第1データDh1を量子化データDoutのヘッダ情報もしくはメタデータとして付加する。
さらにヘッダ情報修正部70は、音声符号化装置100から出力される符号化データDoutに、ビットレートαを記述する第2データDh2をヘッダ情報、もしくはメタデータとして付加する。
ヘッダ情報修正部70は、fs<fminのとき、第1データDh1の値を、fminに修正する。また、ヘッダ情報修正部70は、α<Mのとき、第2データDh2の値を、Mに修正する。
以上のように構成された音声符号化装置100によれば、量子化テーブルの規定範囲を外れたサンプリング周波数fsの音声データD1が入力された場合であっても、サンプリング周波数が、fmin≦fp≦fmaxの範囲に収まるように正規化して、仮想ビットβを算出することにより、好適に符号化を実行することができる。
さらに、ヘッダ情報修正部70によって、符号化データDoutのヘッダ情報を修正することにより、復号側において、特別な処理を必要とせずに、もとの音声信号を等速で確実に再生することができる。
つまり、従来においては、音声データのサンプリング周波数、ビットレートが規定されたもののみが符号化可能であり、それ以外のデータに関しては符号化できず、また符号化データのフォーマットで規定されていないため、復号装置側で復号処理が行えなかった。かかる事情から、サンプリング周波数の高い音声データと、低い音声データの規格は別個に規定されており、サンプリング周波数が異なる音声データに対して同一の符号化処理を行うことは困難であった。これに対して、本実施の形態では、fs<fminなる音声データに対して、別途符号化データのフォーマットを規定することなく、fmin<fs<fmaxに対して規定された図2のテーブルを利用して符号化および復号が可能となる。
実施の形態にもとづき、本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
実施の形態では、ft=fminの場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、fmin≦ft≦fmaxの範囲で適切に決めることができる。
本発明の実施の形態に係る音声符号化装置の構成を示すブロック図である。 ビットレートαおよびサンプリング周波数fsと、量子化テーブルの関係を示す図である。
符号の説明
100 音声符号化装置、 10 周波数変換部、 20 量子化テーブル保持部、 30 量子化テーブル選択部、 40 量子化部、 50 符号化部、 60 仮想ビットレート算出部、 70 ヘッダ情報修正部。

Claims (8)

  1. サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する音声符号化装置であって、
    前記音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割する周波数変換部と、
    所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを保持する量子化テーブル保持部と、
    前記音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する量子化テーブル選択部と、
    前記量子化テーブル選択部により選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化する量子化部と、
    前記量子化部により生成された量子化データを、所定の形式で符号化する符号化部と、
    前記量子化テーブル保持部に規定される所定のサンプリング周波数の最小値をfmin、最大値をfmax、fmin≦fp≦fmaxなる所定の周波数をfpとするとき、前記音声データのサンプリング周波数fsが最小値fminより低い場合に、仮想ビットレートβを、β=α×fp/fsにより算出する仮想ビットレート算出部と、
    を備え、
    前記量子化テーブル選択部は、fs<fminのとき、前記仮想ビットレートβと前記周波数fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とする音声符号化装置。
  2. fp=fminであることを特徴とする請求項1に記載の音声符号化装置。
  3. 前記量子化テーブル選択部は、
    fs<fminであって、前記仮想ビットレートβが、前記量子化テーブル保持部に規定される所定のビットレートの最小値Mより低い場合に、
    ビットレートの最小値Mと前記周波数fpの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の音声符号化装置。
  4. 本音声符号化装置から出力される符号化データに、サンプリング周波数を記述する第1データを付加する情報付加部をさらに備え、
    当該情報付加部は、fs<fminのとき、第1データの値を、fminに修正することを特徴とする請求項1または2に記載の音声符号化装置。
  5. 本音声符号化装置から出力される符号化データに、ビットレートを記述する第2データを付加する情報付加部をさらに備え、
    当該情報付加部は、α<Mのとき、前記ビットレートを記述する第2データの値を、Mに修正することを特徴とする請求項1または2に記載の音声符号化装置。
  6. サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する音声符号化方法であって、
    前記音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割するステップと、
    所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに予め規定された量子化テーブルの中から、前記音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択するステップと、
    選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化するステップと、
    前記音声データのサンプリング周波数fsが、規定される所定のサンプリング周波数の最小値fminより低いとき、仮想ビットレートβを、β=α×fmin/fsにより算出するステップと、
    を備え、
    前記量子化テーブルを選択するステップは、fs<fminのとき、前記仮想ビットレートβと前記fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とする音声符号化方法。
  7. fs<fminであって、前記仮想ビットレートβが、予め規定される所定のビットレートの最小値Mより低い場合に、ビットレートの最小値Mとサンプリング周波数の最小値fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とする請求項6に記載の音声符号化方法。
  8. サンプリング周波数fsでサンプリングされた音声データを符号化し、ビットレートαの符号化データを生成する音声符号化プログラムであって、
    演算処理手段を用いて、前記音声データを周波数領域に変換し、サブバンドに分割するステップと、
    記憶手段に、所定のビットレートおよび所定のサンプリング周波数の組み合わせごとに規定された量子化テーブルを記憶させるステップと、
    前記量子化テーブルの中から、前記音声データのサンプリング周波数fsと、符号化後のビットレートαの組み合わせに対応して規定された量子化テーブルを選択する選択ステップと、
    演算手段を用いて、選択された量子化テーブルにもとづき、サブバンドごとのデータを量子化するステップと、
    演算手段を用いて、前記音声データのサンプリング周波数fsが、規定される所定のサンプリング周波数の最小値fminより低いとき、仮想ビットレートβを、β=α×fmin/fsにより算出するステップと、
    を備え、
    選択ステップにおいて、演算手段は、f<fminのとき、前記仮想ビットレートβと前記fminの組み合わせに対して規定された量子化テーブルを選択することを特徴とするプログラム。
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