JP2008139272A - 放射性同位元素を生成するシステムおよび方法 - Google Patents

放射性同位元素を生成するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】毎週交換する必要がなく、重い遮蔽物の取り扱いおよび移動も不要な、放射性同位元素を生成するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】放射線遮蔽材料から作製された、注入ポート22と排出ポート24を有した面部および容積の双方を有する反応器ハウジング4と、クロマトグラフィーカラム18であって、当該カラムの第1の端部が前記注入ポート22と液体流通するように、そして当該カラムの第2の端部が前記排出ポート24と液体流通するように前記容積内に配置されたクロマトグラフィーカラム18と、前記反応器ハウジング4の外部に設けられ、前記排出ポート24と液体流通して交換可能なフィルターモジュール60とを使って、予測可能かつ再現可能なカスタマイズされた供給量の放射性同位元素を生成するシステムおよび方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、全体として放射性同位元素を生成するシステムおよび方法に関する。一態様において、本発明は、核医学で使用するためにカスタマイズされた予測可能かつ再現可能な供給量の放射性同位元素を生成するシステムおよび方法に関する。
核医学は、疾患の診断および治療における放射性医薬品または放射性トレーサとして放射性同位元素を扱う医療分野である。放射性同位元素は、不安定な原子核を有し、安定した状態に到達するまで崩壊し、アルファ線、ベータ線、またはガンマ線を放出する化学元素の、天然または人為的に作成された同位元素(同じ原子番号を有するが質量数は異なる、2若しくはそれ以上の原子のうちの1つ)である。
医療試験では、医療機器で本体から検出できる放射性トレーサとして準安定テクネチウム99m(Tc−99m)などの放射性同位元素が使用される。ジェネレータ(発生器)により得られトレーサとして使われる他の放射性同位元素には、イットリウム90、レニウム188、ガリウム68などがある。特にTc−99mは容易に検出できるガンマ線を放出し、6時間の半減期を有する。脳、心筋、甲状腺、肺、肝臓、胆嚢、腎臓、骨格、血液、および腫瘍の撮像および機能的研究には、Tc−99mに基づく異なる種々の放射性医薬品が使用されている。Schwochau,Klaus。Technetium、Wiley−VCH(2000)(ISBN 3−527−29496−1)。科学者らは、Tc−99mなどの放射性同位元素の新しい用途を模索し続けている。例えば近年、医師らは、乳癌患者において感染したリンパ節を精確に診断する際、乳房の腫瘍周囲にTc−99mを注入し、切開前にすばやく精確に節を探せるようにする目的でTc−99mを使用した。テクネチウムジェネレータ(technetium cow)の経緯についてはBrookhaven National Laboratoryサイトを参照(http://www.bnl.gov/bnlweb/history/Tc−99m.asp)。
しばしばtechnetium cow(「テクネチウムを出す乳牛」の意)と呼ばれるTc−99mジェネレータは、崩壊するモリブデン99(「Mo−99」)からTc−99mを抽出する際使用される装置である。Mo−99は66時間の半減期を有することから、放射性医薬品を扱う薬局および病院に長距離輸送し、そこでその崩壊生成物であるTc−99mを核医学診断処置に使用することができる。ジェネレータからのTc−99m取り出し(ジェネレータの「milking」(ミルキング。「乳絞り」の意))は、通常6時間ごと、または1日2回行われる。市販のジェネレータではカラムクロマトグラフィーを使用しており、Mo−99はその内部でアルミナ上に吸着される。固定したMo−99のカラムに生理食塩水を流通させると可溶性Tc−99mが溶出するため、結果としてTc−99mを含んだ食塩水を得ることができる。
Tc−99mジェネレータの耐用期間は半減期の約6倍、すなわち約2週間であるため、今日、市販用に放射性医薬品を扱う薬局では、通常、隔週でジェネレータを交換する。そのため、一般的な臨床核医学団体では、このようなジェネレータを2週間に一度少なくとも1つ購入するか、時差式に複数発注する。鉛で内面被覆したジェネレータは重くてかさばるため、使用済みジェネレータを交換および廃棄する際は従事者に著しい労力が強いられる。また、大量の鉛、成型プラスチック容器、梱包材が、わずか一度使用されただけで2週間後には廃棄されてしまう。送料と廃棄物も末端利用者にとって現実的な問題である。さらに、従来のジェネレータシステムは販売単位ごと一定の活性種別に限定されるため、結果として予測可能性および再現性が制限され柔軟性に欠ける。また一般的なジェネレータは、19Ciより高い活性を提供しない。
したがって、毎週交換する必要がなく、従来のジェネレータには付き物であった重い遮蔽物の取り扱いおよび移動も不要な、高活性レベルのものも含め予測可能かつ再現可能なカスタマイズされた供給量の放射性同位元素を生成するシステムおよび方法を提供することが望ましい。
一態様において、本発明は、放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有した容積および表面の双方を有する反応器ハウジングと、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通するように、そして当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するように前記容積内に配置されたクロマトグラフィーカラムと、前記反応器ハウジングの外部に設けられた、前記排出ポートと液体流通しているフィルターモジュールとを有するシステムを提供する。
異なる別の態様において、本発明は、カラムと、供給ハウジングと、遮蔽されたフィルターモジュールとを有するキットを有するキットを提供する。
また本発明は、システムを提供する工程であって、当該システムは、放射線遮蔽材料から作製さた、注入ポートと排出ポートとを有した容積および表面の双方を有する反応器ハウジングと、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通するように、そして前記カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するように前記容積内に配置された第1のクロマトグラフィーカラムと、前記反応器ハウジングの外部に設けられた、前記排出ポートと液体流通する第1のフィルターモジュールとを有するシステムを提供する工程を有する方法も提供し、さらに、少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有する第1の供給容器であって、前記溶液の少なくとも一部が前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、第1の供給容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程も提供する。
さらに異なる別の態様において、本発明は、システムを提供する工程であって、当該システムは、放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有した容積および表面の双方を有する反応器ハウジングと、第1のクロマトグラフィーカラムであって、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通するように、そして当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するよう前記容積内に配置された第1のクロマトグラフィーカラムと、前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記排出ポートと液体流通している第1のフィルターモジュールとを有するシステムを提供する工程と、前記第1のクロマトグラフィーカラムを前記反応器ハウジングから取り外す工程とを有する方法を提供する。
さらに異なる別の態様において、本発明は、システムを提供する工程であって、当該システムは、放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有した容積および表面の双方を有する反応器ハウジングと、第1のクロマトグラフィーカラムであって、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通であるよう、そして当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するように前記容積内に配置された第1のクロマトグラフィーカラムと、前記反応器ハウジングの外部に設けられた、前記排出ポートと液体流通している第1のフィルターモジュールとを有するシステムを提供する工程と、前記第1のフィルターモジュールを取り外す工程とを有する方法を提供する。
また本発明では、方法であって、システムを提供する工程であって、当該システムは、反応器ハウジングであって、放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有した容積および表面の双方を有し、前記容積は第1の端部と、第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する壁とにより実質的に画成される反応器ハウジングと、第1のクロマトグラフィーカラムであって、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通するように、そして当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流するように前記容積内に配置された第1のクロマトグラフィーカラムと、前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記排出ポートと液体流通している第1のフィルターモジュールとを有するシステムを提供する工程と、前記反応器ハウジングの外部に、前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通している回収容器を配置する工程とを有する方法を提供する。
さらに異なる別の態様において、本発明は、方法であって、放射性同位元素の目標出力を含む顧客情報を受け取る工程と、前記親放射性同位元素の崩壊時に前記目標出力を生成する上で十分な量の親放射性同位元素の溶液を供給容器に加える工程とを有する方法を提供する。
図面を参照すると、図1では、本発明に係るジェネレータシステム2のタイプを示している。このジェネレータシステムは、鉛、タングステン、または劣化ウランなどの放射線遮蔽材料から作製された反応器ハウジング4を含みうる。この反応器ハウジング4は、図1に示すように実質的に円柱型でありうる。異なる別の実施形態において、この反応器ハウジングは実質的に直線状でありうる。この反応器ハウジング4は、第1の端部6と、第2の端部8と、前記第1の端部6と前記第2の端部8の間に延在する壁10とを含みうる。この反応器ハウジング4は、カラム18を挿入するための開口部16(当該カラムは、図5に詳しく示したカラムアセンブリ20に含まれうる)と、注入ポート22と、排出ポート24とを有した容積12および表面14の双方を有しうる。前記開口部16と、注入ポート22と、排出ポート24とは、前記ハウジング4の前記第1の端部6に配置されうる。放射線遮蔽栓26は、前記表面14内の前記開口部16内で、前記カラム18の上部に設けうる。この放射線遮蔽栓は、鉛、タングステン、または劣化ウランなどの放射線遮蔽材料から作製しうる。前記反応器ハウジング4は、この反応器ハウジング4の前記表面14上に設けられたアダプタディスク28であって、前記注入ポート22の周囲に延在しうる導入材料のリッジ部30と、前記排出ポート24の周囲に延在しうる導入材料のリッジ部32とを有するアダプタディスク28を有しうる。前記アダプタディスク28および導入材料のリッジ部30および32は、プラスチックであることが好ましい。前記排出ポート24の周囲には、放射線遮蔽材料のリッジ部34が延在しうる。
クロマトグラフィーカラム18は、当該カラム18の第1の端部36が前記注入ポート22と液体流通するように、そして当該カラム18の第2の端部38が前記排出ポート24と液体流通するように前記容積内12に配置しうる。一実施形態では、前記カラム18は、カラムアセンブリ20に含まれうる。そのカラムアセンブリ20は、放射線遮蔽栓開口部42と、前記反応器ハウジングの前記注入ポート22および前記排出ポート24にそれぞれ対応したアダプタプレート注入ポート44およびアダプタプレート排出ポート46と、アダプタプレートベントポート48(ベントフィルターを含み得る)と、好ましくは鉛、タングステン、または劣化ウランなどの放射線遮蔽材料から作製されたカラムハウジング50とを有するカラムアダプタプレート40を有しうる。前記カラムアセンブリ20は、前記アダプタプレート注入ポート44内に設けられた注入針部材52およびベント針部材54と、フィルターモジュール60の交換可能な滅菌針部材58での流体流通に適合した排出連結部56とを有しうる。前記注入針部材52から前記カラム18の前記第1の端部36には、注入パイプ62が延在しうる。前記ベント針部材54から安全バルブ55へは、ベントパイプ64が延在し、前記安全バルブは前記ベントポート48へ延在しうる。前記カラム18の前記第2の端部38から前記排出連結部56には、排出パイプ66が延在しうる。前記カラム18は、前記反応器ハウジング4の前記表面14の前記開口部16から、前記反応器ハウジング4の前記容積12内へと挿入しうる。あるいは、前記カラムアセンブリ20は、前記カラム18が前記反応器ハウジング4内の前記容積12内に配置されるよう、配置されうる。このカラム18は、Mo−99、Tc−99m、Y−90、Re−188、またはGa−68を含む(これに限定されるものではないが)少なくとも1つの放射性同位元素を有しうる。好適な実施形態において、このカラム18はガラスから作製される。このカラム18は、酸化アルミニウムAl2O3の形態でアルミナを含有しうる(融点約2,000℃、比重約4.0)。このカラム18は、酸化アルミニウムを含有したガラスカラムであることが好ましい。酸化アルミニウム粉末は、約20〜約200μmの粒子サイズを有することが好ましい。酸化アルミニウム粉末のほか、前記カラム18は、約20〜約100μmの粒子サイズを有したシリカゲルも含みうる。このカラム18は、ポリプロピレンフィルター膜の1若しくはそれ以上の層、不活性化した溶融石英ウール、および/または不活性化した溶融石英ウール、および/または1若しくはそれ以上のガラスフィルター膜も有しうる。前記フィルター膜は、約0.2〜約10μmであることが好ましく、ポリエーテルスルホン、漏斗ドレーンを伴ったアセタールプラスチック栓、または針部材およびフィルターアダプタを伴ったステンレス鋼チュービングを有しうる。特に、好適なフィルター膜は、0.2μmサイズのポリエーテルスルホンから作製されたものである。
供給容器68は、前記反応器ハウジング4の外部に設けられ、前記注入ポート22と液体流通する。この供給容器68は、3〜20ml(好ましくは10ml)のホウケイ酸ガラス容器でありうる。この供給容器68は、鉛、タングステン、または劣化ウランなどの放射線遮蔽材料から作製された供給ハウジング70内に含まれうる。前記供給ハウジング70は、放射線遮蔽材料から作製されており、第1の連結部74を含む第1の端部72と、第2の連結部78を含む第2の端部76と、前記第1の端部72と前記第2の端部76の間に延在する壁80とを有することが好ましい。前記第1の連結部74および前記第2の連結部78は、ネジ式でありうるか、ルアーロックを形成しうる。特定の実施形態では、供給容器68は、それぞれモリブデン酸ナトリウムMo−99または過テクネチウム酸ナトリウムTc−99mの形態のMo−99またはTc−99mを含む(これに限定されるものではないが)少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有する。このような実施形態では、供給容器68は、約1〜約50Ci(1キュリー(Ci)は37ギガベクレル(GBq)に厳密に等しく、1Bq=2.7027×10−11Ci)を有することが好ましい。他の実施形態では、供給容器68は、生理食塩水[0.9%]を有する。前記供給ハウジング70は、導入材料のリッジ部30であって、前記反応器ハウジング4の外部にありえ前記注入ポート22の周囲に延在しうる導入材料のリッジ部30に当接しうる。この供給ハウジング70は、導入材料のリッジ部30であって、前記反応器ハウジング4の外部にありえ前記注入ポート22の周囲に延在しうる導入材料のリッジ部30内に、少なくとも部分的に含まれうる。特定の実施形態では、前記アダプタディスク28上の、前記導入材料のリッジ部30の内部周囲に、アダプタ導入リッジ部81が設けられうる。食塩水容器82は、前記反応器ハウジング4外部に設けてよく、前記注入ポート22と液体流通していてもよく、また前記注入ポート22の周囲に延在する前記アダプタ導入リッジ部81に当接しうる(図4)。この食塩水容器82は、生理食塩水[0.9%]を有しうる。
本ジェネレータシステム2は、回収容器84であって、前記反応器ハウジング4の外部に設けられ、以下図2を参照して説明する前記フィルターモジュール60を介して前記排出ポート24と液体流通している回収容器84を有しうる。この回収容器84は減圧可能で、最終的に少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を回収するため使用される。この供給容器84は、10〜30mlのホウケイ酸ガラス容器でありうる。この供給容器84は、20〜30mlの滅菌減圧ホウケイ酸ガラス容器であることが好ましい。図1に示すように、回収容器84は、放射線遮蔽材料から作製された回収ハウジング86内に収容される。
図2に示すように、フィルターモジュール60は、前記反応器ハウジング4の外部に設けてよく、前記排出ポート24と液体流通可能でありうる。このフィルターモジュール60は、前記回収容器84と前記反応器ハウジング4の間に配置された放射線遮蔽材料の挿入部材88を含みうる。このフィルターモジュール60は、0.1〜0.22μmサイズ、好ましくは0.2μmサイズで13〜25mmの滅菌フィルター膜90を保持することが好ましい。このフィルターモジュール60は、トレッド式アダプタにより前記反応器ハウジングに取り付けて、滅菌減圧済みの回収容器84にさらに結合させうる。交換可能な滅菌針部材58は、日次的な滅菌溶出手順を行えるよう、前記滅菌フィルター膜90に取り付けうる。前記フィルターモジュール60は、放射線遮蔽材料のリッジ部34に当接してよく、さらに/または前記反応器ハウジング4の外部で前記排出ポート24の周囲に延在する導入材料のリッジ部32に当接してよい。このフィルターモジュール60は、前記放射線遮蔽材料のリッジ部34内および/または導入材料の前記リッジ部32内に、少なくとも部分的に含まれうる。前記放射線遮蔽材料は、鉛、タングステン、または劣化ウランでありうる。
本ジェネレータシステムは、図3に示すようにカート92を含みうる。このカート92は、ステンレス鋼および鉛から作製されることが好ましい。そのフレームは、ステンレス鋼から作製されることが好ましい。このカート92の壁は、鉛プレートまたは鉛レンガであることが好ましい。このカート92は、放射線遮蔽材料から作製された複数の反応器ハウジング94、96、98、100、102、104、および106を保持しうる。このカート92は、複数の供給容器68、複数の減圧した回収容器84、および/または複数の食塩水容器82も有しうる。このカート92は、ピックアップおよびリリース用ロッド110であって、その第1の端部114にハンドル112を有し、その第2の端部118に、前記供給ハウジング70の前記第1の連結部74と適合した連結部116を有したピックアップおよびリリース用ロッドを有する移送ツール108を含みうる。この移送ツール108は、汎用のTバーハンドルであることが好ましい。前記カート92は、利用者が供給ハウジング70を移動させて反応器ハウジング(94、96、98、100、102、104、および106)に近接させられるよう、コンベヤーベルト120もしくは運動を促進する他の装置も含みうる。
本発明に係る放射性同位元素生成の方法は、図1および図2を参照して説明しうる。特定の実施形態において、このような方法は、前記反応器ハウジング4の外部で少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有する第1の供給容器68であって、前記溶液の少なくとも一部による前記クロマトグラフィーカラム18からの溶出に効果的な時間および条件下で前記注入ポート22と液体流通している第1の供給容器68を配置する工程を伴う。この第1の供給容器68は、前記供給ハウジング70の前記第1の端部72で前記第1の連結部74を移送ツール108と嵌合し、前記供給ハウジング70を上方に移動させることにより配置しうる。前記第1の供給ハウジング70の前記第2の端部76にある前記連結部78は、当該第1の供給ハウジング70の前記第2の端部76において、前記連結部78に適合した前記反応器ハウジング4上の連結部と嵌合しうる。前記供給容器68は、前記供給ハウジング70を上方に移動させることにより、前記反応器ハウジング4に対する前記の位置から取り外しうる。食塩水か、少なくとも1つの放射性同位元素の溶液かを有する後続の供給容器を使用すると、前記溶液の少なくとも一部により前記カラム18から溶出を行いうる。回収容器84は、前記反応器ハウジング4の外部に配置でき、前記フィルターモジュール60を介して前記排出ポート22と液体流通しうる。前記のカラム18、カラムアセンブリ20、フィルターモジュール60、フィルター膜90、滅菌針部材58、供給容器68、回収容器84、および/または食塩水容器82は、前記反応器ハウジング10からの取り外しが可能で、後続のカラム、カラムアセンブリ、フィルターモジュール、フィルター膜、滅菌針部材、供給容器、回収容器、および/または食塩水容器とそれぞれ必要に応じて交換しうる。
特定の実施形態では、本発明に係る放射性同位元素生成の方法は、放射性同位元素の目標出力を含む顧客情報を受け取ることと、前記親放射性同位元素の崩壊時に前記目標出力を生成する上で十分な量の親放射性同位元素の溶液を供給容器に加えることと、前記供給容器を前記顧客に配送することとを伴う。前記顧客のジェネレータシステムには、特定目標濃度の望ましい放射性同位元素を回収する上で効果的な種々の体積の前記親放射性同位元素を充填および再充填しうる。このジェネレータシステムは、2回より多く再充填でき、より好ましくは4回より多く再充填でき、最も好ましくは6回より多く再充填できる。受け取られる前記顧客情報には1〜50CiのTc−99m目標出力が含まれることが好ましく、また前記供給容器に加えられる前記溶液には、Mo−99崩壊により前記目標出力を生成する上で十分な量のMo−99が含まれることが好ましい。
本発明に係る放射性同位元素生成用のキットも企図されており、これは図1〜3を参照して説明しうる。このキットは、カラム18またはカラムアセンブリ20と、少なくとも1つの放射性同位元素を有した供給容器68を含む供給ハウジング70と、放射線遮蔽材料の挿入部材88を有したフィルターモジュール60と、移送ツール108と、複数の減圧回収容器84と、複数の食塩水容器82とを含みうる。このキットは、既存の反応器ハウジング4を補充することにより、その配送および処分を回避するため使うことができる。
また、本発明に係る放射性同位元素生成の例示的な工程は、図1〜7を参照して説明しうる。図5に示すように、カラムアセンブリ20は、前記反応器ハウジング4の表面14の開口部16を通じ、反応器ハウジング4の容積12内へ挿入しうる(当該反応器ハウジングは注入ポート22および排出ポート24を有する)。次に図6に示すように、前記カラム18の上方にある前記開口部16に放射線遮蔽栓26を差し込みうる。次いで図7に示すように、前記注入ポート22の周囲に延在した導入材料のリッジ部30および前記排出ポート24の周囲に延在した導入材料のリッジ部32を有するアダプタディスク28を、前記反応器ハウジング4の前記表面14上に配置しうる。次にフィルターモジュール60を、前記排出ポート24と液体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。次いで、放射性同位元素を含み、供給ハウジング70に含まれた供給容器68を、前記注入ポート22と液体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。次に回収ハウジング86内に含まれた、減圧した回収容器84を、前記フィルターモジュール60を通じて前記排出ポート24と流体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。適切な時間待ったのち(約3分間以上)、前記回収容器84および前記供給容器68は、その順に取り外しうる。次に、前記注入ポート22の周囲に延出するよう、アダプタ導入リッジ部81をアダプタディスク28の表面上に配置しうる。次いで、食塩水容器82を、前記注入ポート22と液体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。次に、回収ハウジング86内に含まれた、減圧した回収容器84を、前記フィルターモジュール60を通じて前記排出ポート24と流体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。再び適切な時間待ったのち、前記回収ハウジング86を取り外しうる。次に、回収ハウジング86内に含まれた、減圧した回収容器84を、前記フィルターモジュール60を通じて前記排出ポート24と流体流通して、前記反応器ハウジング4の外部に配置しうる。上記の例示的な工程は、後続の供給容器と、カラムと、フィルターモジュールと、回収容器とにより必要に応じて反復しうる。
以上、毎週交換する必要がなく、従来のジェネレータに伴う遮蔽物の取り扱いおよび移動も不要な、予測可能かつ再現可能なカスタマイズされた供給量の放射性同位元素を生成するシステムおよび方法について説明してきたが、本明細書で説明する実施形態例には多数の修正形態が可能であり、このような修正形態は、添付の請求項により定義された本発明の範囲を逸脱しないことが理解されるであろう。
図1は、本発明に係るジェネレータシステムの1つを示した破断側面図である。 図2は、本発明に係る遮蔽されたフィルターモジュールの1つを示した破断側面図である。 図3は、本発明に係るカートの1つの等角図である。 図4は、本発明に係るジェネレータシステムの1つを示した破断側面図である。 図5は、本発明に係る反応器ハウジングの容積内に挿入されたカラムアセンブリの斜視図である。 図6は、本発明に係る反応器ハウジングの容積内の開口部に挿入された放射線遮蔽栓の斜視図である。 図7は、本発明に係る反応器ハウジングの表面に設けられたアダプタディスクの斜視図である。

Claims (89)

  1. システムであって、
    放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有する面部および容積の双方を有する反応器ハウジングと、
    クロマトグラフィーカラムであって、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと流体連通し、当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと流体連通するものである前記容積内に配置されたクロマトグラフィーカラムと、
    前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記排出ポートと流体連通しているフィルターモジュールと
    を有するシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、前記放射線遮蔽材料は鉛、タングステン、または劣化ウランである。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、前記反応器ハウジングは実質的に直線状である。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、前記反応器ハウジングは実質的に円柱型である。
  5. 請求項1記載のシステムにおいて、前記反応器ハウジングは、第1の端部と、第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する壁とを含むものである。
  6. 請求項5記載のシステムにおいて、前記注入ポートおよび前記排出ポートは、前記第1の端部に配置されているものである。
  7. 請求項6記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記第1の端部で前記注入ポートの周囲に延在する放射線遮蔽材料のリッジ部を有するものである。
  8. 請求項6記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記第1の端部で前記排出ポートの周囲に延在する放射線遮蔽材料のリッジ部を有するものである。
  9. 請求項1記載のシステムにおいて、前記カラムは、約50〜約200μmサイズの酸化アルミニウム粒子を有するものである。
  10. 請求項1記載のシステムにおいて、前記カラムは、約20〜約100μmサイズのシリカゲル粒子を有するものである。
  11. 請求項1記載のシステムにおいて、前記カラムは、ポリプロピレンフィルター膜の1若しくはそれ以上の層、不活性化した溶融石英ウール、約0.2〜約10μmサイズでポリエーテルスルホンから作製された1若しくはそれ以上のガラスフィルター膜、または針部材およびフィルターアダプタを伴うステンレス鋼チュービングを有するものである。
  12. 請求項11記載のシステムにおいて、このシステムは、漏斗ドレーンを伴った2つのアセタールプラスチック栓をさらに有するものである。
  13. 請求項1記載のシステムにおいて、前記フィルターモジュールは、約0.1〜約0.22μmサイズの13〜25mm滅菌フィルター膜を有するものである。
  14. 請求項1記載のシステムにおいて、前記フィルターモジュールは、トレッド式アダプタにより前記反応器に取り付けられているものである。
  15. 請求項14記載のシステムにおいて、前記フィルターモジュールには針部材が取り付けられているものである。
  16. 請求項1記載のシステムにおいて、前記反応器ハウジングには前記フィルターモジュールを介して、回収ハウジングが連結されているものである。
  17. 請求項1記載のシステムにおいて、前記カラムは、少なくとも1つの放射性同位元素を有するものである。
  18. 請求項17記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの放射性同位元素はモリブデン酸塩Mo−99である。
  19. 請求項17記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの放射性同位元素は過テクネチウム酸塩Tc99mである。
  20. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記注入ポートと液体流通している供給容器を有するものである。
  21. 請求項20記載のシステムにおいて、前記供給容器は、鉛、タングステン、または劣化ウランなどの放射線遮蔽材料から作製された供給ハウジング内に収容されるものである。
  22. 請求項21記載のシステムにおいて、前記供給ハウジングは、第1の連結部を含む第1の端部と、第2の連結部を含む第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する壁とを有するものである。
  23. 請求項22記載のシステムにおいて、前記第1の連結部はネジ式である。
  24. 請求項22記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    ピックアップおよびリリース用ロッドであって、その第1の端部にハンドルを有し、その第2の端部に前記第1の連結部に適合する連結部を有するものである、前記ピックアップおよびリリース用ロッドを有する移送ツールを有するものである。
  25. 請求項24記載のシステムにおいて、前記移送ツールはTバーハンドルである。
  26. 請求項20記載のシステムにおいて、前記供給容器は、少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有するものである。
  27. 請求項26記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの放射性同位元素はモリブデン酸塩Mo−99である。
  28. 請求項26記載のシステムにおいて、前記溶液はモリブデン酸ナトリウムMo−99を含有するものである。
  29. 請求項26記載のシステムにおいて、前記供給容器は、約1〜約50Ciを有するものである。
  30. 請求項20記載のシステムにおいて、前記供給容器は、生理食塩水[0.9%]を有するものである。
  31. 請求項21記載のシステムにおいて、前記供給ハウジングは、前記反応器ハウジングの外部で前記注入ポートの周囲に延在する材料のリッジ部に当接しているものである。
  32. 請求項21記載のシステムにおいて、前記供給ハウジングは、前記反応器ハウジングの外部で前記注入ポートの周囲に延在する材料のリッジ部内に、少なくとも部分的に収容されるものである。
  33. 請求項20記載のシステムにおいて、前記供給容器は、前記反応器ハウジングの外部で前記注入ポートの周囲に延在する材料のリッジ部内に、少なくとも部分的に収容されるものである。
  34. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通している回収容器を有するものである。
  35. 請求項34記載のシステムにおいて、前記回収容器は減圧されているものである。
  36. 請求項34記載のシステムにおいて、前記回収容器は、少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有するものである。
  37. 請求項36記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの放射性同位元素はテクネチウムTc99mである。
  38. 請求項36記載のシステムにおいて、前記溶液は過テクネチウム酸ナトリウムTc−99mを含有するものである。
  39. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記反応器ハウジング上に設けられたアダプタディスクを有し、このアダプタディスクは前記注入ポートの周囲に延在する材料のリッジ部と、前記排出ポートの周囲に延在する材料のリッジ部とを有するものである。
  40. 請求項39記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記注入ポートの周囲に延在する材料の前記リッジ部の内部周囲に設けられたアダプタリッジ部を有するものである。
  41. 請求項40記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記注入ポートと液体流通している食塩水容器を有するものである。
  42. 請求項41記載のシステムにおいて、前記食塩水容器は、生理食塩水[0.9%]を有するものである。
  43. 請求項34記載のシステムにおいて、前記フィルターモジュールは、前記反応器ハウジングの外部で前記排出ポートの周囲に延在する放射線遮蔽材料のリッジ部に当接しているものである。
  44. 請求項34記載のシステムにおいて、前記フィルターモジュールは、前記反応器ハウジングの外部で前記排出ポートの周囲に延在する放射線遮蔽材料のリッジ部内に、少なくとも部分的に収容されるものである。
  45. 請求項34記載のシステムにおいて、前記回収容器は、放射線遮蔽材料から作製された回収ハウジング内に収容されるものである。
  46. 請求項45記載のシステムにおいて、前記回収ハウジングは、前記反応器ハウジングの外部で前記排出ポートの周囲に延在する材料のリッジ部に当接しているものである。
  47. 請求項45記載のシステムにおいて、前記回収ハウジングは、前記反応器ハウジングの外部で前記排出ポートの周囲に延在する材料のリッジ部内に、少なくとも部分的に収容されるものである。
  48. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    それぞれ個別に反応器を有した複数の供給容器を収容するカートを有するものである。
  49. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    少なくとも1つの放射性同位元素の溶液をそれぞれ個別に有し、前記放射線遮蔽材料から作製された供給ハウジング内に収容された複数の供給容器を含むカートを有するものである。
  50. 請求項49記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記供給ハウジングを移動させるコンベヤーベルトを有するものである。
  51. 請求項49記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    前記供給ハウジングを移動させる移送ツールを有するものである。
  52. 請求項49記載のシステムにおいて、前記少なくとも1つの放射性同位元素はモリブデン99である。
  53. 請求項49記載のシステムにおいて、前記溶液はモリブデン酸ナトリウムMo−99を含有するものである。
  54. 請求項49記載のシステムにおいて、前記供給容器は、それぞれ個別に約1〜約50Ciを有するものである。
  55. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    複数の減圧回収容器を含むカートを有するものである。
  56. 請求項1記載のシステムにおいて、このシステムは、さらに、
    複数の食塩水容器を含むカートを有するものである。
  57. キットであって、カラムと、供給ハウジングと、放射線遮蔽材料の挿入部材を有するフィルターモジュールとを有するキット。
  58. 請求項57記載のキットにおいて、このキットは、さらに、
    移送ツールを有するものである。
  59. 請求項57記載のキットにおいて、このキットは、さらに、
    複数の減圧回収容器を有するものである。
  60. 請求項57記載のキットにおいて、このキットは、さらに、
    複数の食塩水容器を有するものである。
  61. 方法であって、
    システムを提供する工程であって、当該システムは、
    放射線遮蔽材料から作製された、注入ポートと排出ポートとを有した面部および容積の双方を有する反応器ハウジングと、
    第1のクロマトグラフィーカラムであって、当該カラムの第1の端部は前記注入ポートと液体流通し、当該カラムの第2の端部は前記排出ポートと液体流通している前記容積内に配置された第1のクロマトグラフィーカラムと、
    前記反応器ハウジングの外部に設けられ、前記排出ポートと液体流通している第1のフィルターモジュールと
    を有するシステムを提供する工程と、さらに、
    少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を収容する第1の供給容器であって、前記溶液の少なくとも一部が前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、前記反応器ハウジングの外部に第1の供給容器を配置する工程か、
    前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通するように、回収容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程か、
    前記第1のクロマトグラフィーカラムを前記反応器ハウジングから取り外す工程か、
    前記第1のフィルターモジュールを取り外す工程か
    のうちいずれかの工程と
    を有する方法。
  62. 請求項61記載の方法において、前記第1の供給容器は、放射線遮蔽材料から作製された、連結部を含む第1の端部と、連結部を含む第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する壁とを有する供給ハウジングの内部に収容されるものである。
  63. 請求項62記載の方法において、前記第1の供給容器を配置する工程は、
    前記供給ハウジングの前記第1の端部の前記連結部を、ロッドであって、その第1の端部にハンドルを有し、前記供給ハウジングの前記第1の端部の前記連結部に適合した連結部をその第2の端部に有するロッドを有した移送ツールに、嵌合させる工程と、
    前記供給ハウジングを上方に移動させる工程と
    を有するものである。
  64. 請求項63記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記供給ハウジングの前記第2の端部の前記連結部を、前記供給ハウジングの前記第2の端部の前記連結部に適合する前記反応器ハウジング上の連結部に、嵌合させる工程を有するものである。
  65. 請求項61記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジングに対して前記配置された位置から前記第1の供給容器を取り外す工程を有するものである。
  66. 請求項62記載の方法において、前記第1の供給容器は、放射線遮蔽材料から作製された、連結部を含む第1の端部と、連結部を含む第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する壁とを有する供給ハウジングの内部に収容されるものである。
  67. 請求項66記載の方法において、前記第1の供給容器を取り外す工程は、
    前記供給ハウジングの前記第1の端部の前記連結部を、ロッドであって、その第1の端部にハンドルを有し、前記供給ハウジングの前記第1の端部の前記連結部に適合した連結部をその第2の端部に有するロッドを有した移送ツールに、嵌合させる工程と、
    前記供給ハウジングを上方に移動させる工程と
    を有するものである。
  68. 請求項66記載の方法において、この方法は、さらに、
    食塩水を有する第2の供給容器であって、前記食塩水の少なくとも一部を前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、第2の供給容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  69. 請求項68記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジングに対して前記配置された位置から前記第2の供給容器を取り外す工程を有するものである。
  70. 請求項69記載の方法において、この方法は、さらに、
    食塩水を有する後続の供給容器であって、前記食塩水の少なくとも一部が前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、後続の供給容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  71. 請求項69記載の方法において、この方法は、さらに、
    少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有する後続の供給容器であって、前記溶液の少なくとも一部が前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、後続の供給容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  72. 請求項69記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジングから前記第1のクロマトグラフィーカラムを取り外す工程を有するものである。
  73. 請求項72記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジング内に後続のクロマトグラフィーカラムを配置する工程を有し、これにより、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通し、また当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するようになるものである。
  74. 請求項69記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通するように、第1の回収容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  75. 請求項74記載の方法において、前記回収容器は、放射線遮蔽材料から作製された回収ハウジング内に収容されるものである。
  76. 請求項74記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジングに対して前記配置された位置から前記第1の回収容器を取り外す工程を有するものである。
  77. 請求項69記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通するように、後続の回収容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  78. 請求項61記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記第1のフィルターモジュールを取り外す工程を有するものである。
  79. 請求項78記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記排出ポートと液体流通するように、後続のフィルターモジュールを前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  80. 請求項61記載の方法において、この方法は、
    前記システムを提供する工程と、
    少なくとも1つの放射性同位元素の溶液を有する第1の供給容器であって、当該溶液の少なくとも一部が前記クロマトグラフィーカラムから溶出するのに効果的な時間および条件下で前記注入ポートと液体流通するように、前記第1の供給容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程と
    を有するものである。
  81. 請求項61記載の方法において、この方法は、
    前記システムを提供する工程と、
    前記第1のクロマトグラフィーカラムを前記反応器ハウジングから取り外す工程と
    を有するものである。
  82. 請求項61記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記反応器ハウジング内に後続のクロマトグラフィーカラムを配置する工程を有し、これにより、当該カラムの第1の端部が前記注入ポートと液体流通し、また当該カラムの第2の端部が前記排出ポートと液体流通するようになるものである。
  83. 請求項61記載の方法において、この方法は、
    前記システムを提供する工程と、
    前記第1のフィルターモジュールを取り外す工程と
    を有するものである。
  84. 請求項61記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記排出ポートと液体流通するように、後続のフィルターモジュールを前記反応器ハウジングの外部に配置する工程を有するものである。
  85. 請求項61記載の方法において、この方法は、
    前記システムを提供する工程と、
    前記フィルターモジュールを介して前記排出ポートと液体流通するように、回収容器を前記反応器ハウジングの外部に配置する工程と
    を有するものである。
  86. 方法であって、
    放射性同位元素の目標出力を含む顧客情報を受け取る工程と、
    前記親放射性同位元素の崩壊時に前記目標出力を生成する上で十分な量の親放射性同位元素の溶液を供給容器に加える工程と
    を有する方法。
  87. 請求項86記載の方法において、前記放射性同位元素はテクネチウム99mである。
  88. 請求項86記載の方法において、前記親放射性同位元素はモリブデン99である。
  89. 請求項86記載の方法において、この方法は、さらに、
    前記供給容器を前記顧客に配送する工程を有するものである。
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