JP2008136826A

JP2008136826A - 鼻・口唇部に弁幕を付加した当てガ−ゼ及びマスク

Info

Publication number: JP2008136826A
Application number: JP2006357039A
Authority: JP
Inventors: Nao Tanaka; 奈於田中
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-12-01
Filing date: 2006-12-01
Publication date: 2008-06-19

Abstract

【課題】外出時の花粉・埃、流行性悪性インフルエンザ等、飛沫感染・空気中の浮遊飛沫核感染を防ぐ当てガーゼ及びマスクにおいて、使用時に息苦しくなく、顔が火照らず、眼鏡もくもらない当てガーゼ及びマスクを提供する。
【解決手段】鼻と口の間に通気性ある枕状円筒形の枕３を十二・三枚重ねの厚いガ−ゼの中央に縫合し、更に、枕状円筒形の枕に気密性の高い布・ビニ−ル（形状は巾の広い舌型）の弁幕４を縫合固定し、口辺を覆い、熱と呼気を口から下方へと放出するもので呼気と熱が鼻腔へ上昇しないための、鼻・口唇部に弁幕を付加した当てガ−ゼ及びマスク。
【選択図】図２

Description

本発明は外出時の花粉・埃、流行性悪性インフルエンザ等、飛沫感染・空気中の浮遊飛沫核感染を防ぐ当てガ−ゼ及びマスクに関する。

高度な完全マスク等は別として、外出時、従来のマスク着用に際しては、息苦しさ、顔が火照る、眼鏡がくもるといった難点があった。余りにも当てガ−ゼが薄すぎるもの等は空気の通りがよく使い心地はいいが、微細な物は通過し吸引する恐れも有る。

腹式呼吸法はスポ−ツする時にするくらいで、屋内での呼吸法を風邪等の流行時、外出の際もつい無意識のうちに鼻口両方で息を吸ったり吐いたりしている。最近の新聞等による情報では、咽喉や気管・食道にウイルス・細菌等が進入、粘膜に付着或は、潜り込み短時間に変異・増殖したりするという、決して遠い国のことではない憂うべき事態に危機感をもつ人も多く、予防注射、外出時にマスクを着用するしかない現状であるが、そのマスクでさえ、着用時に、息苦しい・顔が火照る・眼鏡がくもる等着用しない向きもある。

又、漢方では人体の四つの排泄物と云われる汗・大・小便・呼吸の特に呼気を汚れたものとして重視するとしていて、実に、酸素を大気中から取り入れ体内を一巡し、二酸化炭素として汚れた空気を吐き出す、その、吐き出した空気（呼気）と（熱）をマスク内に吐き、その熱い二酸化炭素混じりの呼気の一部を再びマスク内で吸い込むのは衛生的とは言えない。

上記、課題を解決する手段として、手近で、正しく着用すればこの上ない感染症からの自衛策になるもので、本件の構成として、マスク（図１−１）強化芯入り当てガ−ゼ（以後当てガ−ゼと記載・図１−２）不織布・ガ−ゼ・スポンジにて鼻と口の鼻唇溝を中心に空気通しのよいガ−ゼ又は、型崩れしない上記素材を用い、最大直径２ｃｍ、幅１０ｃｍ（＋−）１ｃｍ（枕状）の円筒形枕（図１−３）に、同じ幅１０ｃｍ下唇部までを（形状としては巾広い舌状に）気密性の高い素材による弁幕（図１−４）を鼻口唇部に当てる円筒形枕に横一文字に縫合又は接着、当てガ−ゼのほぼ中央に此れも縫合接着固定の仕様とした（予備ガ−ゼでマスク内の間隙を調節することで）ほとんどのタイプのマスクにも対応を可能に、繰り返し洗って使える鼻口唇部に弁幕を付加した当てガ−ゼ及びマスク。

空気中には、いろいろな有害・無害のウイルスや細菌・埃・花粉等が浮遊している。このようなものの中には、感染症で命に拘わるものもあり、又、外出時には自らが風邪気味の場合には、他人へ移さない為にもマスク着用は必須で、本発明の一番の効果として挙げるなら、顔も火照らず、息苦しく無く、眼鏡もくもらないこと。

顔型の個人差にも柔軟に対応するよう、清潔な本件当てガ−ゼでマスク内に間隙を作らぬようワイヤ−ブリッジが鼻梁を押え、鼻口に当てる円筒形枕にもワイヤ−ブリッジを内臓した当てガ−ゼ本体と（予備ガ−ゼ）を携帯することにより何時でも、ほとんどのタイプのマスクにも対応を可能とする。

使い捨てマスクも衛生面では、良いことではあるが、資源の浪費を考えると少なくとも二・三回位は繰り返し洗って使用することを又、本件、当てガ−ゼは数回もっと何回でも繰り返し洗濯にも耐える強さを有する

本件発明の概略図本件の当てガ−ゼ側面図従来のマスクにも本件当てガ−ゼに、ずれ落ち防止の予備ガ−ゼで調節可能とした実施態様を示す図

符号の説明

１マスク
２当てガ−ゼ
３鼻口唇部に当てるマウスブリッジ入り円筒形枕
４当てガ−ゼ鼻口唇部に気密性の高い素材で弁幕を縫合又は接着
５星マ−クは当てガ−ゼのガ−ゼと円筒形枕・円筒形枕と上部位置弁幕・円筒形枕と下部位置弁幕の各縫合部又は接着部
６予備ガ−ゼ

Claims

マスク本体と併用する当てガ−ゼにおいて（イ）マスク（図１−１）（ロ）強化芯入り当てガ−ゼ（以後当てガ−ゼと記載・図１−２）（ハ）不織布・ガ−ゼ・スポンジにて鼻と口の鼻唇溝を中心に空気通しのよいガ−ゼ他、型崩れしない上記素材を用い、最大直径２ｃｍ、幅１０ｃｍ＋−１ｃｍ（枕状）の円筒形枕（図１−３・図２−３・図３−３）（ニ）同じ幅１０ｃｍ下唇部までを４ｃｍ弱（形状としては巾広い舌状に）の気密性の高い素材による弁幕（図１−４・図２−４・図３−４）を鼻・口唇部に当てる円筒形枕に横一文字に縫合・接着（図１−５星マ−ク）を各々縫合・接着仕様とした鼻・口唇部に弁幕を付加した当てガ−ゼ及びマスク。応用範囲としては（予備ガ−ゼで調節をすることで）一部手持ちのマスクにも当てガ−ゼが対応可能であり、衛生的には繰り返し洗って使える。